JPH06331927A - 眼鏡型ディスプレイ装置 - Google Patents

眼鏡型ディスプレイ装置

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Publication number
JPH06331927A
JPH06331927A JP12133293A JP12133293A JPH06331927A JP H06331927 A JPH06331927 A JP H06331927A JP 12133293 A JP12133293 A JP 12133293A JP 12133293 A JP12133293 A JP 12133293A JP H06331927 A JPH06331927 A JP H06331927A
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JP
Japan
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pair
backlight
reflector
display device
type display
Prior art date
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Application number
JP12133293A
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English (en)
Inventor
Miki Mizoguchi
幹 溝口
Isao Sawachika
功 澤近
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顔面に装着される眼鏡型ディスプレイ装置の
バックライトから発生する近電磁界が人体に与える影響
を未然に防止する。 【構成】 装置本体10内にバックライト30と一対の
LCDを配置する。この各LCDに映し出される映像を
一対の接眼レンズによって拡大して左右の眼球の網膜に
それぞれ投影させる。バックライト30のリフレクタ3
1と装置本体10の後キャビネットの後片部16aとの
間にシート状の導電板から成る電磁遮蔽板39を介在す
る。また、リフレクタ31自体を樹脂材に導電材を混入
したもので構成する。これにより、バックライト30の
蛍光灯34から発振する近電磁界Wがリフレクタ31と
電磁遮蔽板39で遮蔽され、身体に影響を与えることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顔面装着状態におい
てビデオ映像,テレビ映像等の映像を見ることができる
と共に、この映像を見ながら外の景色(外景)も見るこ
とができるようにした眼鏡型ディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、本出願人はLCDを用いてビデ
オ映像等を見ることができる眼鏡型のディスプレイ装置
を、特願平3−251667号等により開示している。
この類似構造を、図27,28によって簡単に説明する
と、100は眼鏡型のディスプレイ装置であり、その前
フレームとなる略筐型の装置本体101と、この装置本
体101の両側に折り畳み自在に取付けられた一対の柄
102,102とで眼鏡型になっている。装置本体10
1内の下部中央の逆V字状になった鼻当て部101a上
には、逆V字状の反射鏡103を取付けてある。この反
射鏡103の上方には蛍光管104を配置してあると共
に、該反射鏡103の両側には鼻当て部101aを跨ぐ
ように透過型の一対のカラー液晶パネル(映像表示手
段)105,105を立設してある。各カラー液晶パネ
ル105には、偏向板107を介して凸状の集光レンズ
106をカラー液晶パネル105と略一体に配置してあ
る。
【0003】また、装置本体101内の左右の眼球A,
A側には凸状の一対の接眼レンズ108,108をそれ
ぞれ配置してあると共に、該装置本体101内の一対の
集光レンズ106,106と一対の接眼レンズ108,
108との間には矩形板状の一対の反射鏡109,10
9をそれぞれ配置してある。
【0004】尚、図28中符号102aは各柄102に
取付けられたヘッドフォンである。また、装置本体10
0の前面側は不透明に形成してある。さらに、図27に
示すように、装置本体101の背面側には矩形の一対の
接眼窓部101b,101bを開口してあり、この一対
の接眼窓部101b,101bは、一対の接眼レンズ1
08,108等の防塵,防傷のために各透明窓板110
でそれぞれ閉塞してある。
【0005】そして、図28に示すように、上記眼鏡型
のディスプレイ装置100を顔面に装着し、例えば、図
示しない携帯用の小型VTRより一対のカラー液晶パネ
ル105,105に映し出された映像は、蛍光管104
により照射され、一対の集光レンズ106,106から
一対の反射鏡109,109と一対の接眼レンズ10
8,108を経て左右の眼球A,Aの各網膜aに拡大さ
れて投影される。即ち、一対のカラー液晶パネル10
5,105で作られた像は一対の反射鏡109,109
で反射され、一対の接眼レンズ108,108で拡大さ
れた虚像が明視距離の位置に来るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の眼鏡型ディスプレイ装置100では、高輝度の蛍光
管104を装置本体101の使用者の額が当たる背面に
対して近ずけて設置しているため、上記蛍光管104か
ら発生する近電磁界が使用者の身体に影響を与える虞れ
がある。
【0007】そこで、この発明は、バックライトから発
振する近電磁界を確実にシールドして人体に影響を与え
ることがないようにする眼鏡型ディスプレイ装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】装置本体内に備えられた
一対の映像表示手段の各映像を、バックライト及び一対
の接眼レンズによって拡大して左右の眼球の網膜にそれ
ぞれ投影させるようにした眼鏡型ディスプレイ装置にお
いて、上記バックライトのリフレクタと上記装置本体の
壁面との間に電磁遮蔽板を介在してある。さらに、上記
電磁遮蔽板をシート状の導電板により構成してある。
【0009】また、上記眼鏡型ディスプレイ装置におい
て、バックライトのリフレクタを、樹脂材に導電材を混
入することにより構成してある。
【0010】
【作用】バックライトの光源より発生する近電磁界は電
磁遮蔽板或は樹脂材に導電材を混入して成るバックライ
トのリフレクタにより確実に遮蔽される。これにより、
装置本体を顔面に装着使用する際に、近電磁界による身
体の影響がない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0012】図1,2において、1は眼鏡型ディスプレ
イ装置であり、頭部に装着した時に顔面の前方に位置し
て眼鏡部となる略筐型(ゴーグル型)の装置本体10
と、この装置本体10内に収納され、一対の光学視覚ユ
ニット20,20とバックライト30から成る光学視覚
装置2と、装置本体10の両側後部に設けられた一対の
ヒンジ部3,3を介して取付けられ、装置本体10を顔
面に装着させる該装置本体10の背面とで略環状に成る
頭部装着部材70とで大略構成されている。
【0013】図1〜3に示すように、装置本体10は不
透明な合成樹脂製で縦断面略コ字形の前キャビネット1
1と、この前キャビネット11の後周縁部に前周縁部が
接合ねじ止めされて中空筐型を作る不透明な合成樹脂製
で縦断面略コ字形の後キャビネット16とで構成されて
いる。前キャビネット11の前面11a下側には両側ま
で延びる半透明な覗き窓部12を設けてある。この半透
明な覗き窓部12は、前キャビネット11の前面11a
に大きく形成された開口部11bに嵌合した合成樹脂製
の透明板13と、前キャビネット11の両側片部(両側
面)11c,11cの上部に突設した一対のヒンジ部1
4,14を介して上記透明板13を覆ったり、この覆っ
た状態から略水平方向に跳ね上げ自在に取付けられた減
光手段としてのスモーク板15とで構成されている。ま
た、前キャビネット11の上片部(上面)11dの後方
中央には丸孔11eを形成してあると共に、前キャビネ
ット11の下片部(底面)11fの中央には鼻逃げ部1
1gを逆U字状に形成してある。
【0014】後キャビネット16の後片部(背面)16
aは上側半分が下側半分より突出した段部になってお
り、下側半分には左右両側まで延びる透明な接眼窓部1
7を設けてある。この透明な接眼窓部17は、図3,4
に示すように、後片部16aの下側半分に形成された幅
広の開口部16bと、この開口部16bに嵌合された合
成樹脂製の透明板18とで構成されている。また、図
4,5に示すように、後キャビネット16の両側片部
(両側面の後部)16c,16cは視線(直進方向の視
線より約33°左右外側にそれぞれ向いた視線)に沿う
ようにそれぞれ傾斜して形成されて、後側の各コーナ部
がそれぞれ切欠いた状態になっている(この切欠いた部
分を図5中符号X,Xで示す。)。さらに、図4,6に
示すように、後キャビネット16の下片部(底面)16
fは視線(直進方向の視線より下側に約17°下側に向
いた視線)に沿うように傾斜して形成されて、後側のコ
ーナ部が切欠いた状態になっている(この切欠いた部分
を図6中符号Yで示す)。これらにより、左右及び下側
の外界の視野(外視界)を最大限確保できるようになっ
ている。また、後キャビネット16の下片部16fの中
央には、鼻逃げ部16gを逆U字状に形成してあり、こ
の鼻逃げ部16gにより上記透明な接眼窓部17の中央
部は狭まっている。
【0015】図7,8に示すように、前記光学視覚装置
2の一対の光学視覚ユニット20,20は、合成樹脂製
で側面略冂字型のフレーム4の前後の下延部4a,4b
に貫通する一対のシャフト5,5に沿って左右方向に摺
動自在に支持された左眼用,右眼用で上下面側が開口し
た四角筒形の一対のユニット本体21,21と、この各
ユニット本体21内の上記一対のシャフト5,5間に対
向する位置に水平状態に嵌合保持された接眼レンズ22
と、上記各ユニット本体21の上縁が45°傾斜するよ
うに三角形状に形成された両側片部21a,21aの各
上縁間に固定された反射ミラー(上側の反射板)23
と、後述するバックライト30側に垂直に起立した状態
で支持され、各ユニット本体21の反射ミラー23に対
向する位置に位置して該各ユニット本体21と共に左右
方向に移動する枠状のLCDホルダー24と、このLC
Dホルダー24に保持された映像表示手段としての透過
型のカラー液晶パネル(以下LCDと略称する)25
と、上記一対のシャフト5,5の両端を保持する左右一
対のホルダー6,7の各下延部6a,7a間と上記フレ
ーム4の前側の下延部4aの先端にそれぞれ嵌合,係止
されて接眼レンズ22に対して45°傾くように保持さ
れた幅広のハーフミラー(下側の反射板)26とでそれ
ぞれ構成されている。
【0016】一対の光学視覚ユニット20,20の各ユ
ニット本体21は合成樹脂により上下面側がそれぞれ開
口していると共に、その両側片部21a,21aが三角
形状に一体突出形成された四角筒状に形成してある。図
7,11に示すように、この各ユニット本体21の前面
の中央及び背面の両側には上記一対のシャフト5,5に
挿通される保持部21b,21c,21cを一体突出成
形してあり、一対のシャフト5,5の右側のホルダー7
側に回動自在に支持された眼幅調整つまみ8の回動操作
によりカム機構40及びリンク機構50を介してフレー
ム4に対して互いに近接,離反する左右方向に同時に往
復移動するようになっている。
【0017】図3,8及び図15〜17に示すように、
バックライト30は、垂直に起立した各LCD25に対
向する起立した前面の湾曲面を鏡面仕上げすると共に、
前面の下縁中央より前方に水平に延びてフレーム4上を
摺動するスライド板32を一体突出成形させたリフレク
タ31と、このリフレクタ31の前面中央の凹部31a
に取付けられる矩形長尺の基板33と、この基板33に
取付けられる1本の長尺の蛍光灯34と、上記スライド
板32上に載置されて蛍光灯34等に電源を供給する図
1に示す電源ユニット35と、上記リフレクタ31の
上,下面に一体突出した各突出部31b,31cに貫通
して左右に延びる一対のシャフト36,36とで大略構
成されている。
【0018】図15,16に示すように、バックライト
30と一対のLCD25,25の間には、シート状の透
明電極板より成る電磁遮蔽板37を介在してある。この
シート状の透明電極板としては、ポリエステルフィルム
の表面に酸化インジウムスズ(ITO)を蒸着した透明
導電性フィルムを利用したり、或は、拡散板にITOや
金等を蒸着させて導電処理したもの等を利用する。これ
により、高圧駆動高周波光源である蛍光灯34より発生
する高圧,高周波ノイズZを遮蔽してリフレクタ31か
らの光束をロスなく各LCD25側に透過させるように
なっている。また、リフレクタ31は、熱可塑性樹脂材
に銅等の導電材を混入することにより構成してある。こ
れにより、図17に示すように、蛍光灯34より発生す
る近電磁界Wをリフレクタ31によりシールドできるよ
うになっている。また、リフレクタ31と装置本体10
の後キャビネット16の後片部(壁面)16aとの間に
はシート状の導電板より成る電磁遮蔽板39を介在して
ある。尚、図15,16中符号38aはアース線であ
り、図17中符号38bはアース線、38cはねじであ
る。
【0019】バックライト30の一対のシャフト36,
36には各LCD25を保持している一対のLCDホル
ダー24,24をスライド板32に対して互いに近接,
離反する左右方向に往復移動自在に支持してある。即
ち、各LCDホルダー24の背面の上下部には、図3に
示すように、各シャフト36に貫通する突出部24a,
24bを一体突出形成してある。また、図8に示すよう
に、スライド板32の中央には3つの長溝孔32a,3
2b,32cを形成してある。この前,後の長溝孔32
a,32cがフレーム4の上面に突出した一対のピン4
c,4cに挿入されてスライド板32がフレーム4上を
前後方向に摺動するようになっている。これにより、フ
レーム4の小孔4dに回動自在に支持された視度調整つ
まみ9の回動操作により、カム機構60を介してバック
ライト30及び一対のLCDホルダー24,24は一対
のユニット本体21,21の各反射ミラー23側に対し
て互いに近接,離反する前後方向に往復移動するように
なっていると共に、一対のLCDホルダー24,24は
一対のユニット本体21,21と一緒にフレーム4に対
して互いに近接,離反する左右方向に往復移動するよう
になっている。
【0020】図11に示すように、カム機構40は、眼
幅調整つまみ8と、この眼幅調整つまみ8に嵌合され、
右側のホルダー7に止めリング42等を介して回動自在
に支持された円筒カム41と、頭部43aを上記円筒カ
ム41内に摺動自在に支持すると共に基端部43bを右
眼用のユニット本体21に固定したロッド43とで構成
されている。円筒カム41には斜めのカム溝孔41aを
穿設してある。また、ロッド43の頭部43aには上記
カム溝孔41aに沿って移動するカムフロアとしてのカ
ムピン44を植設してあり、眼幅調整つまみ8の回動操
作によりロッド43の頭部43aが円筒カム41内を左
右方向に移動するようになっている。これにより、上記
右眼用のユニット本体21は一対のシャフト5,5に沿
って左右方向に往復移動するようになっている。尚、図
23に示すように、眼幅調整つまみ8は装置本体10の
右側面より外に露出している。
【0021】図11,12に示すように、リンク機構5
0は、フレーム4の下面において支軸52を介して回動
自在に支持された回動レバー51と、この回動レバー5
1の下面側の両端に突設した一対のピン53,53と、
一対のユニット本体21,21のフレーム4に対向する
各一方の側片部21a,21aにそれぞれ一体突出形成
されて上記一対のピン53,53に枢支された一対のア
ーム54,54とで構成されている。この各アーム54
の先端側には長溝孔54aを形成してあり、回動レバー
51の各ピン53を遊挿してある。これにより、右眼用
のユニット本体21がフレーム4に近づく方向に移動す
ると左眼用のユニット本体21もフレーム4に近づく方
向に移動すると共に、右眼用のユニット本体21がフレ
ーム4から離れる方向に移動すると左眼用のユニット本
体21もフレーム4から離れる方向に移動するようにな
っている。
【0022】図8,12に示すように、カム機構60
は、先端がフレーム4の小孔4dに回転自在に支持され
た棒状の軸61と円板状の偏心カム板62を備えた視度
調整つまみ9と、この視度調整つまみ9の偏心カム板6
2が摺動するU字形のカム溝32dを形成したスライド
板32と、基部63aを各ユニット本体21の背面のフ
レーム4側に一体突出形成されたピン部21dに回動自
在に支持させた平面L字形の一対のカムアーム63,6
3と、この各カムアーム63の先端に一体突出形成され
たカムピン部63bを遊嵌する平面ハ字形に形成された
一対のカム溝孔4e,4eを有したフレーム4とで構成
されている。尚、図1,2に示すように、視度調整つま
み9は装置本体10の丸孔11eより外に露出してい
る。
【0023】各カムアーム63の基部63aの上部に
は、平面U字状の斜めに突出した凹部63cを一体突出
形成してある。この各凹部63cに各LCDホルダー2
4のスライド板32側のコーナ部に一体突出形成したピ
ン部24cを遊嵌してある。これにより、スライド板3
2がフレーム4上の前後方向に移動することにより、一
対の接眼レンズ22,22の視度調整が行われると共
に、上記前後方向の移動に伴って一対のLCDホルダー
24,24が近接,離反する方向に微小移動して輻輳
(角)調整も連動して行われるようになっている。即
ち、図25に示す視度,輻輳調整の原理説明図のよう
に、一対の接眼レンズ22,22のレンズ主平面Hと2
つのレンズ光軸C,Cの中央の線COと、一対のLCD
25,25の中央部の点を結ぶV字型の各線上OP,O
Pを、一対のLCD25,25が一対の接眼レンズ2
2,22に対して平行移動することにより輻輳,視度調
整が連動して行われる。この際、眼幅が変化すると各L
CD25の動作線OPの傾きも変化し、この変化を起こ
す為に各ユニット本体21のピン部21dに回転自在に
支持されている各カムアーム63を眼幅変動に同期させ
て傾けなければならない。このため、各カムアーム63
のカムピン部63bがフレーム4の各カム溝孔4fに沿
って移動することにより上記動作線OPが図13(c)
に示すように原点Oを常に通るように傾くようになって
いる。
【0024】図1,2に示すように、頭部装着部材70
は、装置本体10に一対のヒンジ部3,3を介して折り
畳み自在に支持された一対の第1柄部71,71と、こ
の一対の第1柄部71,71の各後端中央部に各先端部
72a,72aがピン枢支されると共に各基端部72
b,72b同士を図24に示す係合孔部72cとT字形
のボス部72dにより係脱自在に取付けられた一対の第
2柄部72,72と、上記一対の第1柄部71,71の
相対向する内面71a,71aの後部側に3本づつ設け
られたピン73から成る一対の係止部に係脱自在に取付
けられた額パッド80とで構成されている。
【0025】図1,2に示すように、一対の第1柄部7
1内の後側には左,右耳用の各ヘッドフォン74のコー
ドを巻き取る各ヘッドフォン収納機構75を収納してあ
る。また、一方の第1柄部71内にはLCD駆動回路等
を実装したシステム基板76を収納してあると共に、他
方の第1柄部71内には電源ユニット77を収納してあ
る。さらに、他方の第1柄部71の後上端部には、例え
ば携帯用ビデオプレーヤやTVチューナ等に接続される
接続コード78を連結してある。
【0026】図18〜20に示すように、額パッド80
は、中央部と両側部の3つの硬質樹脂等の剛製の芯部材
81,82,82と、これら各芯部材81,82,82
を覆う柔軟樹脂製等の袋状のカバー83と、上記両側部
の各芯部材82,82の端側に縫合或はビス止めにより
突出するように設けられ、上記一対の第1柄部71,7
1の各係止部73に係脱自在に取付けられる一対のフッ
ク84,84とで構成してある。
【0027】図18に示すように、額パッド80の裏面
側のカバー83の各芯部材81,82,82の間には一
対の凹部83a,83aを形成してあり、この各凹部8
3aを中心にして両側部の各芯部材82,82側が中央
部の芯部材81側に折り曲げ自在になっている。また、
図20に示すように、各芯部材81,82に通気性用の
小孔81a,82aを複数形成してある。
【0028】さらに、図21,22に示すように、各フ
ック84は金属板により側面略く字形にそれぞれ形成し
てあり、額パッド80が額の上部側(例えば図22に示
すように水平方向より上方に15°上がった位置)に当
たるようになっている。この各フック84はバネ性を有
しており、先端部84aを逆U字形に折り曲げ形成して
ある。また、各フック84の中途部には舌片状の係合片
部84bをその先端側が上記先端部84aに近接するよ
うに切欠,折り曲げ形成してある。
【0029】以上実施例の眼鏡型ディスプレイ装置1に
よれば、装置本体10を顔面の前方に装着する場合に
は、頭部装着部材70を介して装着する。この頭部装着
部材70の装置本体10の背面16a側には、中央部と
両側部に3つの剛製の芯部材81,82,82を備えて
カバー83で覆った額パッド80を取付けてあるため、
頭部への装着性がより良くなっている。また、この額パ
ッド80は、側面略くの字型に曲がった一対のフック8
4,84を介して頭部装着部材70の一対の第1柄部7
1,71の各内面71aに取付けられた3つのピン73
から成る各係止部に係止されているため、図22に示す
ように、使用者の額の上部(水平方向から例えば15°
上方)に面接触して装置本体10及び頭部装着部材70
の重量を分散させることができ、装着の負担を軽減させ
ることができる。これにより、装置本体10及び頭部装
着部材70の装着の不快感は少なく、長時間装着しても
耳等が痛くならず、長時間の装着使用に耐えることがで
きる。さらに、額パッド80の各芯部材81,82,8
2には通気性用の小孔81a,82aを複数形成してあ
るので、通気性がよくてムレることがなく、長時間の使
用でも心地良い装着が可能である。
【0030】また、図21(b)に1点鎖線で示すよう
に、各フック84の係合片部84bを切欠側に簡単に弾
性変形させることができるので、上記各第1柄部71に
取付けられた各係止部のいずれかのピン73に簡単に係
脱することができる。これにより、額パッド80の着脱
を容易に行うことができ、額パッド80の取付け位置を
使用者の頭部に合わせて変えることができる。さらに、
眼鏡型ディスプレイ装置1を使用しない場合には、図2
3に示すように、上記額パッド80の各芯部材81,8
2,82の境目であるカバー83の一対の凹部83a,
83aを中心に額パッド80を折り畳むことができる。
これにより、頭部装着部材70の一対の第2柄部72,
72側の係止状態を解除して頭部装着部材70全体を折
り畳んでコンパクトにまとめることができ、収納時等に
場所をとらない。
【0031】このようにして、装置本体10を頭部装着
部材70により顔面の前方に装着した後で、装置本体1
0の後キャビネット16の透明な接眼窓部17を覗き、
装置本体10の右側に突出した眼幅調整つまみ8を前後
方向に回動操作することにより、一対の光学視覚ユニッ
ト20,20の各接眼レンズ22を左右の眼球A,Aに
合わせる。即ち、上記眼幅調整つまみ8を回動操作する
と、図11に示すように、カム機構40の円筒カム41
が回動する。この円筒カム41の回動により該円筒カム
41の斜めのカム溝孔41aに沿って移動するカムピン
44を介してロッド43が左右方向に移動する。このロ
ッド43がホルダー7から右側のユニット本体21側に
突出する方向に移動すると、リンク機構50を介して左
右一対のユニット本体21,21が一対のシャフト5,
5に沿ってフレーム4に互いに近づく方向に移動すると
共に、ロッド43がホルダー7から後退する左右方向に
移動すると、リンク機構50を介して左右一対のユニッ
ト本体21,21が一対のシャフト5,5に沿ってフレ
ーム4から互いに離れる左右方向に移動する。
【0032】このようにして眼幅調整つまみ8を回動操
作することにより、使用者の左右の眼球A,Aの位置に
一対の光学視覚ユニット20,20の各ユニット本体2
1の位置、即ち各眼鏡レンズ22の位置を確実に合わせ
ることができる。この時に、各ユニット本体21のピン
部21dに回動自在に支持された各カムアーム63によ
り、図7の矢印に示すように、バックライト30の一対
のシャフト36,36に沿って左右方向に移動する一対
のLCDホルダー24,24が一対のユニット本体2
1,21と一緒に左右方向に移動して一対のLCD2
5,25の位置も左右の眼球A,Aの位置に確実に合わ
せられる。また、一対のユニット本体21,21が一対
のシャフト5,5に沿って左右方向に移動する時に、図
13(c)に示すように、各カムアーム63のカムピン
部63bがフレーム4の斜めに形成された各カム溝孔4
eに沿って移動する。これにより、各カムアーム63が
各ユニット本体21のピン部21dを中心に回転(揺
動)して各接眼レンズ22の位置に適合した傾きにな
り、一対のLCDホルダー24,24に保持された各L
CD25の虚像の輻輳も調整される。
【0033】さらに、一対の光学視覚ユニット20,2
0の視度調整を行う場合には、視度調整つまみ9を正逆
方向に回動操作する。この視度調整つまみ9の回動操作
により、視度調整つまみ9の軸61の先端側に固定され
た偏心カム板62がバックライト30のスライド板32
に形成されたカム溝32d内を偏心移動する。即ち、図
14(a)に示す状態から、視度調整つまみ9を反時計
方向に回転させると、図14(b),(c)に示すよう
に、スライド板32がフレーム4上を後方(図中前方)
に移動して一対のLCDホルダー24,24がバックラ
イト30と共に一対のユニット本体21,21から離れ
る。また、図14(c)に示す状態から視度調整つまみ
9を時計方向に回転させると、スライド板32がフレー
ム4上を前方(図中後方)に移動して一対のLCDホル
ダー24,24が一対のユニット本体21,21に近づ
く。このようにして、上記バックライト30のスライド
板32をフレーム4上の前後方向に移動させ、一対のL
CDホルダー24,24に保持された各LCD25と一
対のユニット本体21,21の各接眼レンズ22との間
の距離を変化させることにより虚像位置の調節(視度調
整)が行われる。
【0034】この視度調整の際に、各LCD25の前後
の位置はバックライト30のスライド板32の位置で決
定されるが、各LCD25の左右の位置は各LCDホル
ダー24のピン部24cが入った各カムアーム63の凹
部63cで拘束されている。この各カムアーム63は、
一対のユニット本体21,21の眼幅調整の後は各ユニ
ット本体21のピン部21dを中心に回転することなく
停止しているので、スライド板32がフレーム4上を前
後方向に移動させると、図14(a)〜(c)に示すよ
うに、各カムアーム63の凹部63cに拘束されている
各LCDホルダー24のピン部24cが上記各カムアー
ム63の斜めに突出形成された凹部63c内をスライド
する。この各凹部63cの傾斜面によって一対のLCD
ホルダー24,24が一対のユニット本体21,21に
近接,離反する際に、該一対のLCDホルダー24,2
4は図25に示すV字型の各線上OP,OPに沿った方
向に平行移動して各LCD25の虚像の輻輳を調整す
る。
【0035】このように、一対の光学視覚ユニット2
0,20の眼幅調整を、眼幅調整つまみ8とカム機構4
0及びリンク機構50から成る簡単な構成の眼幅調整機
構により、一対の光学視覚ユニット20,20を左右方
向に同時に近接,離反させて容易且つ確実に行うことが
できる。また、一対の光学視覚ユニット20,20の視
度調整を、視度調整つまみ9とカム機構60から成る簡
単な構成の視度調整機構により容易且つ確実に行うこと
ができる。しかも、上記簡単な構成の各機構、即ち、眼
幅調整つまみ8で一対の接眼レンズ22,22の間隔を
使用者の左右の眼球A,Aの間隔に合わせた後、視度調
整つまみ9を回すことで、左右の一対のLCD25,2
5が図25に示すV字型の各線上OP,OPに沿った方
向に平行移動させて左右一対のLCD25,25による
眼幅,輻輳調節を一致させたままの状態で、視度,輻輳
調節を可変させる機構が実現できる。
【0036】次に、頭部装着装置70の一対の第1柄部
71,71の各後端側から出ている一対のヘッドフォン
74,74を一対のヘッドフォン収納機構75,75よ
り引き出して外耳に挿入して、携帯用ビデオプレーヤ等
より一対の光学視覚ユニット20,20の各LCD25
の表示部25aに映像を映し出すと、図16に示すよう
に、バックライト30の1本の蛍光灯34から発した光
がリフレクタ31によって反射され平行光として各LC
D25の表示部25aを照射する。この照射された光の
透過光を各反射ミラー23によって各接眼レンズ22に
反射透過させ、各接眼レンズ22にて透過光として見え
る映像をハーフミラー26で左右の眼球A,Aに反射さ
せてその各網膜aで拡大して見ることができると共に、
各ヘッドフォン74により映像の音声を聞くことができ
る。
【0037】このように、上記バックライト30をリフ
レクタ31と1本の蛍光灯34等から構成し、この1本
の蛍光灯34によりリフレクタ31を介して一対の光学
視覚ユニット20,20の各LCD25の表示部25a
に光を照射するようにしたので、一対のLCD25,2
5に映し出された映像の左右の色温度,輝度の差をなく
して、左右同じ色温度や輝度の画像を見ることができ
る。
【0038】また、図15,16に示すように、バック
ライト30のリフレクタ31と透過型の各LCD25と
の間にシート状の透明電極板より成る電磁遮蔽板37を
介在したことにより、各LCD25への透過光のロスを
最少限に抑えて高輝度の光源(高圧駆動高周波光源)と
しての蛍光灯34等から発生する高圧又は高周波ノイズ
Zを遮蔽することができる。これにより、上記高圧又は
高周波ノイズZによる各LCD25への悪影響を確実に
防止することができ、該各LCD25に常に鮮明な映像
を映し出すことができる。さらに、上記透過光のロスを
最少限に抑えることができるため、消費電力を最少限の
アップで済ませることができる。さらにまた、上記電磁
遮蔽板37を、拡散板に導電処理を施したものを使用す
れば、上記透過光に拡散効果を出すことができる。
【0039】さらに、上記バックライト30の蛍光灯3
4が近電磁界Wの発生部(発振源)となるが、バックラ
イト30のリフレクタ31を、樹脂材に導電材を混入す
ることにより構成したものを使用したので、図17に示
すように、上記蛍光灯34より発生する近電磁界Wをリ
フレクタ31にてシールドすることができ、電磁界の人
体に与える影響を未然に防止することができる。また、
リフレクタ31自体が導電材料で構成されているので、
このリフレクタ31にアース線38bを金属等のねじ3
8cにより止める箇所を設けることによりアースを自在
に取ることができる。さらに、リフレクタ31自体が導
体なので、蛍光灯34等の冷陰極管,熱陰極管の点灯を
スムーズに開始させるために必要な近接導体の代替とな
り、蛍光灯34を効率良く点灯起動させるための近接導
体が不要となり、低コスト化を図ることができる。さら
にまた、上記リフレクタ31と装置本体10の後キャビ
ネット16の後片部16aとの間にシート状の導電板よ
り成る電磁遮蔽板39を介在したので、この電磁遮蔽板
39でリフレクタ31より漏れた近電磁界Wを確実に遮
蔽することができ、電磁界の人体に与える影響を未然に
防止することができる。
【0040】図3に示すように、筐型の装置本体10内
に、上から順にバックライト30及び一対のLCD2
5,25と、一対の上側の反射ミラー23,23と、一
対の接眼レンズ22,22と、下側の反射板としてのハ
ーフミラー26とをそれぞれ配設したので、上記一対の
LCD25,25の各映像を所謂縦屈折によりハーフミ
ラー26を介して各眼球Aの網膜aに投射させることが
できる。これにより、一対の光学視覚ユニット20,2
0の左右方向の長さを可及的に短くして全体をよりコン
パクトにまとめることができ、装置本体10の小型,軽
量化をより一段と図ることができる。
【0041】また、図1,4に示すように、装置本体1
0の後キャビネット16の後片部の下側に鼻逃げ部16
gを挟んで左右両側まで延びる長尺の透明な接眼窓部1
7を設けたので、ハーフミラー26を通して見える映像
近辺の後キャビネット16の見える量を減らして眼前の
ぼやけを減少させ、映像の品位を向上させて違和感を無
くすことができる。さらに、装置本体10の前キャビネ
ット11の前面11a側には半透明な覗き窓部12を設
けてあるので、後キャビネット16の透明な接眼窓部1
7より映像を見ながらハーフミラー26等と後キャビネ
ット16の隙間から外部の景色を見ることができる。こ
れにより、後キャビネット16の透明な接眼窓部17を
長尺に形成したのと相俟って、外界の視野(外視界)量
を増大させることができる。
【0042】さらに、図5,6に示すように、装置本体
10の両側面の後部である後キャビネット16の両側片
部16c,16c及び下片部16fを視線に沿うように
それぞれ傾斜させて各コーナ部X,X及びYをそれぞれ
切欠いたので、後キャビネット16がさえぎる外視界量
を最小として外視界を最大限確保することができる。こ
れにより、後キャビネット16の所謂ケラレによるぼけ
等の妨害を減少させることができ、ハーフミラー16に
映し出される映像に集中することができる。
【0043】図26は他の実施例の眼鏡型ディスプレイ
装置を示す。この眼鏡型ディスプレイ装置の筐型の装置
本体10′内に、前記実施例と同様に、上から順にバッ
クライト30及び一対のLCD25,25と一対の上側
の反射ミラー23,23と一対の接眼レンズ22,22
と下側の反射板26とをそれぞれ配置してあり、この下
側の反射板26に映った各映像を左右の眼球A,Aの各
網膜aにそれぞれ投影させるようになっている。また、
上記筐型の装置本体10′の底面側には矩形の開口部1
9を設けてある。この装置本体10′の前面側の下部に
は上記下側の反射板26をヒンジ27を介して前後方向
に揺動自在に設けて上記開口部19を開閉自在に構成し
てある。この下側の反射板26はハーフミラー或は全反
射ミラーにより構成してある。尚、他の構成は前記実施
例と同様であるので、同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0044】これにより、上記一対のLCD25,25
の各映像を所謂縦屈折によりハーフミラー26を介して
各眼球Aの網膜aに投射させることができると共に、一
対の光学視覚ユニット20,20の左右方向の長さを可
及的に短くして全体をコンパクトにまとめることができ
て装置本体10′の小型,軽量化を一段と図ることがで
きる。また、未使用時には、図26の点線で示すよう
に、下側の反射板26を装置本体10′の底面側に形成
された開口部19を閉塞するようにヒンジ27を介して
回すことができるので、装置本体10′の高さを可及的
に短くすることができ、この点からも装置本体10′を
よりコンパクトにして全体の小型,軽量化をより一段と
図ることができる。また、未使用時に下側の反射板26
を装置本体10′の開口部19に収納することができ、
一対の接眼レンズ22,22の防傷,防塵を図ることが
できる。
【0045】尚、前記実施例によれば、装置本体の前キ
ャビネットの前面に外部光を減光する手段として開閉式
のスモーク板を設けたが、減光手段はスモーク板に限ら
れずに、偏光ビームスプリッタと偏光フィルタから成る
液晶シャッタ(液晶板)等でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、装置
本体内に備えられた一対の映像表示手段の各映像を、バ
ックライト及び一対の接眼レンズによって拡大して左右
の眼球の網膜にそれぞれ投影させるようにした眼鏡型デ
ィスプレイ装置において、上記バックライトのリフレク
タと上記装置本体の壁面との間に電磁遮蔽板を介在した
ことにより、上記バックライトの光源より発生する近電
磁界を上記電磁遮蔽板により確実にシールドすることが
でき、装置本体を顔面に装着使用する際に電磁界が人体
に与える影響を未然に防ぐことができる。
【0047】また、請求項3記載の発明によれば、上記
バックライトのリフレクタを、樹脂材に導電材を混入す
ることにより構成したことにより、上記バックライトの
光源より発生する近電磁界をバックライトのリフレクタ
自体で遮蔽することができ、装置本体を顔面に装着使用
する際に電磁界が人体に与える影響を未然に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す眼鏡型ディスプレイ装
置の分解斜視図。
【図2】上記眼鏡型ディスプレイ装置の斜視図。
【図3】上記眼鏡型ディスプレイ装置の装置本体の縦断
面図。
【図4】上記眼鏡型ディスプレイ装置の装置本体の後キ
ャビネット側の背面図。
【図5】上記装置本体の外観形状を示す横断面説明図。
【図6】上記装置本体の外観形状を示す縦断面説明図。
【図7】上記眼鏡型ディスプレイ装置に用いられる光学
視覚装置の斜視図。
【図8】上記光学視覚装置の分解斜視図。
【図9】上記光学視覚装置の背面図。
【図10】上記光学視覚装置の一対のユニット本体側の
平面図。
【図11】上記一対のユニット本体側の要部の拡大平面
図。
【図12】上記一対のユニット本体側の要部の分解斜視
図。
【図13】(a)は上記一対のユニット本体側の平面
図、(b)は一対のユニット本体と視度調整つまみの関
係を示す平面図、(c)は一対のユニット本体と輻輳調
整の関係を示す平面図。
【図14】(a),(b),(c)は上記光学視覚装置
の視度及び輻輳調整を順を追って示す平面図。
【図15】上記光学視覚装置のバックライトの分解斜視
図。
【図16】上記バックライトの要部の説明図。
【図17】上記バックライトのリフレクタ近傍の断面
図。
【図18】上記眼鏡型ディスプレイ装置に用いられる額
パッドの横断面図。
【図19】上記額パッドの正面図。
【図20】上記額パッドの一部を破断して示す正面図。
【図21】(a)は上記額パッドのフックを示す拡大斜
視図、(b)はフックのロック及びロック解除状態を示
す断面図。
【図22】上記額パッドと頭部の装着状態を示す説明
図。
【図23】上記眼鏡型ディスプレイ装置を折り畳んだ状
態を示す平面図。
【図24】上記眼鏡型ディスプレイ装置に用いられる頭
部装着部材の係脱部分を示す説明図。
【図25】上記眼鏡型ディスプレイ装置の視度,輻輳調
整の原理説明図。
【図26】他の実施例の眼鏡型ディスプレイ装置の装置
本体の縦断面図。
【図27】従来の眼鏡型ディスプレイ装置の概略構成
図。
【図28】従来の眼鏡型ディスプレイ装置の使用状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
1…眼鏡型ディスプレイ装置 10…装置本体 16a…後片部(壁面) 22,22…一対の接眼レンズ 25,25…一対のLCD(一対の映像表示手段) 30…バックライト 31…リフレクタ 39…電磁遮蔽板 A…眼球 a…網膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に備えられた一対の映像表示
    手段の各映像を、バックライト及び一対の接眼レンズに
    よって拡大して左右の眼球の網膜にそれぞれ投影させる
    ようにした眼鏡型ディスプレイ装置において、 上記バックライトのリフレクタと上記装置本体の壁面と
    の間に電磁遮蔽板を介在したことを特徴とする眼鏡型デ
    ィスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の眼鏡型ディスプレイ装置
    において、上記電磁遮蔽板をシート状の導電板により構
    成したことを特徴とする眼鏡型ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 装置本体内に備えられた一対の映像表示
    手段の各映像を、バックライト及び一対の接眼レンズに
    よって拡大して左右の眼球の網膜にそれぞれ投影させる
    ようにした眼鏡型ディスプレイ装置において、 上記バックライトのリフレクタを、樹脂材に導電材を混
    入することにより構成したことを特徴とする眼鏡型ディ
    スプレイ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09281433A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Olympus Optical Co Ltd 頭部装着型映像表示装置
WO2015186313A1 (en) * 2014-06-05 2015-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus and image display system
JP2020526107A (ja) * 2017-09-14 2020-08-27 アップル インコーポレイテッドApple Inc. ヘッドマウントディスプレイ用の顔面シール

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