JP2003043172A - タイマ付きシートクリップ - Google Patents

タイマ付きシートクリップ

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JP2003043172A
JP2003043172A JP2001227136A JP2001227136A JP2003043172A JP 2003043172 A JP2003043172 A JP 2003043172A JP 2001227136 A JP2001227136 A JP 2001227136A JP 2001227136 A JP2001227136 A JP 2001227136A JP 2003043172 A JP2003043172 A JP 2003043172A
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JP
Japan
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time
seat
turned
clip
sheet
Prior art date
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JP2001227136A
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English (en)
Inventor
Katsuya Nemoto
克也 根本
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Higashi Nihon Medicom Co Ltd
Original Assignee
Higashi Nihon Medicom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに記載された仕事の指示内容を受処理
すべき目標時間を容易に知ることができる。 【解決手段】 シート2を挟持可能なスリット20が形
成されているとともに、スイッチ11を入れると通電し
て点灯する複数の表示灯12と、スイッチ11を入れて
から所定の時間が経過する毎に表示灯12を一つずつ消
灯または点灯させるタイマ回路とが、電池に接続されて
内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば医療機関や
薬局において処理される処方箋や、飲食店や各種販売業
で用いられる注文票のように、仕事の処理内容を記載し
たシートを挟持するシートクリップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】医療機関および薬局において処理される
処方箋や、飲食店等で用いられる注文票のように、発注
者である顧客をその場に待たせた状態で処理すべき仕事
の指示内容を記載したシートが受け付けられると、通
常、その仕事の作業担当者または受付担当者は、シート
に受付番号を付与し、仕事の種類や内容毎に、シートを
受付順に重ねたり並べたりして、どの作業担当者が見て
も受付順がわかるように配置する。
【0003】そして、これらの処方箋や注文票等のシー
トを受けて作業する作業担当者は、受付順に、シートに
記載された指示内容に応じ、発注者である顧客等の要求
に沿って処理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法においては、顧客の待ち時間や順番の公平さ
は、受付および処理作業のそれぞれの仕事を行う担当者
の注意力や職場の慣習等に委ねられているため、仕事を
処理する側の店舗や担当者によって、顧客の待ち時間に
大きなばらつきが出ることがあった。
【0005】即ち、処方箋や注文票等のシートを処理す
る担当者の個人的資質や組織の円滑な運営の有無等によ
って、意志の疎通に差が生じ、顧客の待ち時間や順番に
極端な不公平が生じる場合があり、受注業務を行う業者
と顧客との間や、業者内の担当者間でトラブルが生じる
ことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、シー
トを挟持可能なスリットが形成されているとともに、ス
イッチを入れると通電して点灯する複数の表示灯と、ス
イッチを入れてから所定の時間が経過する毎に表示灯を
一つずつ消灯または点灯させるタイマ回路とが、内蔵さ
れた電池に接続されているシートクリップとし、シート
を挟持したシートクリップの表示灯が消灯または点灯す
る推移を確認することによって、処理すべき仕事の目標
時間を容易に知ることができるようにした。
【0007】また、上記のシートクリップと同様の構成
を有するクリップ本体に、シートを収納する透明のホル
ダを挟持させておけば、シートをホルダに収納したまま
でシートの内容を読んで処理作業を行うことができ、処
理作業中のシートの汚れや破損を防止することができ
る。
【0008】表示灯には、発光ダイオードを用いると、
小型且つ省電力であり、それぞれの表示灯に、発光色の
異なる二種類の発光ダイオードを用いて、所定の経過時
間毎に、一つずつの表示灯について、一方の色が消える
と同時に他方の色を点灯させて、経過時間および目標時
間の残余分を色で分けて表示することによって、処理す
べき仕事の残余時間が一見して視認できる。
【0009】また、所定の時間が経過するとアラーム装
置が作動するようにすると、目標時間が経過したことを
知らせるとともに、処理し忘れてシートが放置されたま
まになるのを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一例を示すも
のである。
【0012】シートクリップ1は、長方形の板状を呈す
る金属または合成樹脂製のクリップ本体10からなり、
上方および片側の側方が開放されたスリット20が形成
されていて、シート2をそのスリット20に挟み込む
と、シート2が挟持されるようになっている。
【0013】クリップ本体10には、アルカリボタン電
池等の小型電池14が内蔵されており、スイッチ11を
入れることによって通電して作動するタイマ回路(図示
省略)、表示灯12およびアラーム装置が接続されてい
る。タイマ回路は、一定の時間が経過する毎に所定の表
示灯12を点灯または消灯させるとともに、所定の時間
が経過するとアラーム装置が作動して、警告灯13の点
滅および警告音が発せられるように制御するものであ
る。
【0014】クリップ本体10の表面には、複数の表示
灯12a,12b,12c,12d,12eが並列配置
されている。それらの表示灯12には、小型で消費電力
が小さいことから、発光ダイオードが用いられ、一個所
の表示灯12a,12b,12c,12d,12eに対
して、例えば赤色および緑色等、それぞれ二種類の色の
発光ダイオードが取り付けられている。
【0015】それぞれの色の発光ダイオードは、例えば
赤色が経過時間を、緑色が残余時間を表示するように設
定され、所定の経過時間、例えば1分毎に、端の表示灯
12aから順にひとつずつ、緑色の発光ダイオードが消
えると同時に赤色の発光ダイオードが点灯するように、
タイマ回路によって制御され、経過時間と残余時間とを
色で区別して視認することができるようにされている。
従って、緑色に発光している表示灯12の数を数えるこ
とによって、その仕事の目標とする処理時間の残余時間
を、一目で知ることができる。
【0016】そして、例えば、注文を受けてから仕事を
処理すべき目標時間が5分の場合に用いられるシートク
リップ1には、図1のように、5個の表示灯12a,1
2b,12c,12d,12eを並列配置させる。表示
灯12の数は、業種や個々の仕事の内容に対応して適宜
設定される目標時間に適応して設定され、処理業務を行
う業者では、必要に応じて、短時間で処理する仕事に用
いる短時間用および長時間を要する仕事に用いる長時間
用等、表示灯12の数が異なる複数種類のシートクリッ
プ1を予め用意しておくことにより、多様な目標時間の
管理を行うことができる。
【0017】図2は、本発明の異なる実施の形態を示
し、クリップ本体10に合成樹脂製の透明なホルダ15
が挟持されたものである。
【0018】このシートクリップ1aは、図1に示した
前記のクリップ本体10と同様の構成を有するクリップ
本体10のスリット20にホルダ15を挟持させたもの
であり、処方箋や注文票等のシート2をホルダ15に収
納して使用される。こうして、シート2をホルダ15に
収納した状態で各種処理業務を行うことにより、シート
2の汚れや破損等を防ぐことができる。
【0019】以下、図2に示したシートクリップ1aの
使用方法について説明する。
【0020】医療機関や薬局で取り扱われる処方箋や、
飲食店の注文票等のように、発注された後、速やかに処
理すべき仕事の指示内容を記載したシート2が、発注者
である顧客から業務の受注担当者に提出されると、受注
担当者は、シート2をシートクリップ1aのホルダ15
に収納する。このとき、シートクリップ1aは、シート
2に記載された仕事を処理する目標時間に合わせたもの
が選択される。即ち、シートクリップ1aが、タイマ回
路によって、例えば1分毎に1つずつの表示灯12につ
いて、目標時間を示す緑色の発光ダイオードを消して経
過時間を示す赤色の発光ダイオードを点灯させるように
設定されていて、シート2に記載された仕事に対する顧
客の待ち時間の目標を最大5分とする場合には、5個の
表示灯12a,12b,12c,12d,12eが設け
られたシートクリップ1aを使用して、処理時間の管理
を行う。尚、1個の表示灯12a,12b,12c,1
2d,12eが示す時間の長さおよび表示灯12の数
は、それぞれの業種や規模、仕事の内容等によって、自
由に設定される。
【0021】そして、受注担当者は、シート2をホルダ
15に収納すると同時に、クリップ本体10のスイッチ
11をONにする。
【0022】スイッチ11を入れると、表示灯12が全
て緑色に点灯し、1分経過する毎に、端の表示灯12a
から順に赤色に変わるので、緑色の点灯数が作業の残余
時間として視認される。
【0023】そこで、処理業務の担当者は、受注後に並
べられたシートクリップ1aの中から、表示灯12の色
を確認し、残余時間を示す緑色に点灯している表示灯1
2の数が最も少ないシートクリップ1aを選んで、その
シートクリップ1aのホルダ15に収納されたシート2
の指示内容に従って処理業務を行う。
【0024】処理作業の目標時間が経過すると、クリッ
プ本体10の全ての表示灯12が赤色に点灯されるとと
もに、アラーム装置が作動して、警告灯13の点滅や電
子ブザー音等の警告音などによって警告が発せられる。
それまでに処理業務が終了したり、アラーム装置を止め
る場合には、スイッチ11をOFFにすると、表示灯1
2やアラーム装置の作動が停止する。
【0025】このようにして、処理業務の担当者は、複
数のシートクリップ1aの中から、表示灯12に点灯し
ている色を確認することによって、処理すべき仕事の優
先順位を一目で確認することができるので、処理する順
番を間違えたり、処理忘れ等を防いで、顧客の待ち時間
や順番に極端な不公平が生じないようにすることができ
る。
【0026】また、本発明においては、シートクリップ
1,1aが電池で稼働するうえ、小型軽量であるため
に、指示内容を記載したシート2をシートクリップ1,
1aに挟持させたままで自由に持ち運ぶことができるの
で、処理業務の担当者が、手元でシート2を見ながら正
確に処理業務を行うことができる。
【0027】更に、アラーム装置によって警告灯13の
点滅や警告音等で目標時間が過ぎたことを知らせるの
で、シートクリップ1,1aが放置されたまま忘れられ
る心配もない。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、それぞれのシートにつ
いて、一目で受注後の経過時間を視認することができる
ので、顧客の待ち時間や順番に極端な不公平が生じるの
を防ぐことができる。
【0029】また、本発明のシートクリップは小型且つ
軽量であることに加えて、電池で稼働するために持ち運
び自在なので、仕事の指示内容を記載したシートを、シ
ートクリップに挟んだままで持ち運んで、処理業務担当
者が、手元で指示内容を確認しながら作業を進めること
ができる。
【0030】更に、クリップ本体に透明のホルダを挟持
させておけば、シートをホルダに収納したままでシート
の内容を見ることによって、処理作業中のシートの汚れ
や破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の異なる実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1a シートクリップ、2 シート、10 クリッ
プ本体、11 スイッチ、12 表示灯、13 警告
灯、15 ホルダ、20 スリット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを挟持可能なスリットが形成され
    ているとともに、スイッチを入れると通電して点灯する
    複数の表示灯と、前記スイッチを入れてから所定の時間
    が経過する毎に前記表示灯を一つずつ消灯または点灯さ
    せるタイマ回路とが、電池に接続されて内蔵されている
    ことを特徴とするタイマ付きシートクリップ。
  2. 【請求項2】 スイッチを入れると通電して点灯する複
    数の表示灯と、前記スイッチを入れてから所定の時間が
    経過する毎に前記表示灯を一つずつ消灯または点灯させ
    るタイマ回路とが、電池に接続されて内蔵されているク
    リップ本体に、シートを収納する透明のホルダが挟持さ
    れていることを特徴とするタイマ付きシートクリップ。
  3. 【請求項3】 前記表示灯に発光ダイオードが用いられ
    ている請求項1または2記載のタイマ付きシートクリッ
    プ。
  4. 【請求項4】 それぞれの表示灯に、発光色の異なる二
    種類の発光ダイオードが用いられ、所定の経過時間毎
    に、一つずつの前記表示灯について、一方の色が消える
    と同時に他方の色が点灯する請求項3記載のタイマ付き
    シートクリップ。
  5. 【請求項5】 スイッチを入れてから所定の時間が経過
    するとアラーム装置が作動する請求項1,2,3または
    4記載のタイマ付きシートクリップ。
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