JP2003042867A - ベルト荷重測定用プーリ - Google Patents

ベルト荷重測定用プーリ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実機アイドラープーリを取外し、代りにベル
ト荷重測定用プーリに交換することによって、プーリレ
イアウトを変更することなくベルト荷重が測定できるベ
ルト荷重測定用プーリを提供する。 【解決手段】 外周に円筒状のベルト懸架部を有し、内
周に軸受を有する外側ユニット5と、これを内側で支承
するとともにベース台8の取付部材7に固定する内側ユ
ニット4とで構成し、外側ユニット5および内側ユニッ
ト4の側方に延設された外延設部材5cおよび内延設部
材4cの端部に形成したフランジ5aおよび4aを一体
に連結する。外延設部材5c又は内延設部材4cいずれ
か一方に薄肉部を設け、この位置に歪ゲージ10を貼付
し、これを用いてベルト荷重を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超過密スペースに配
されるベルト伝動装置のベルト荷重を測定する際にこの
測定系に何らの影響を与えることなく、且つ、簡便にベ
ルト荷重の測定を可能にする方法に係り、詳しくは自動
車用エンジンに用いられる補機駆動用ベルト伝動装置の
ベルト荷重を測定するに際し、実機エンジンのプーリレ
イアウトに何ら影響を与えることなくベルト荷重を測定
するプーリに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、自動車エンジンに用いられ
る補機駆動用ベルト伝動装置は、自動車の高級化に伴っ
て使用される補機が増加するとともに、車体の軽量化、
コンパクト化が必要とされることから、この補機をエン
ジン回りに展開するレイアウトは超過密状態になってい
る。
【0003】この補機駆動用ベルト伝動装置は図3に示
すように、エンジンクランク軸の回りにエヤコン(A/
C)、交流発電機(ACG)、パワーステアリング(P
/S)、ウォータポンプ(W/P)、オイルポンプ(O
/P)等の補機を配し、これらの補機プーリとクランク
プーリにベルトを巻き掛け、このクランクプーリを駆動
することによって各補機を運転する装置である。
【0004】また、この補機駆動用ベルト伝動装置はベ
ルト張力を介して補機に負荷を伝達するものであるか
ら、ベルト伝動装置の動特性(動力伝達性能、耐発音性
能等)、あるいはベルトの耐久性の評価に際し、ベルト
張力の測定は必須条件である。
【0005】このベルト張力を測定する方法としては、
第1にエンジン停止時の静的ベルト張力の測定であれ
ば、ベルトスパン間のベルト共振周波数を測定すること
によって所要のベルト張力を求めることができる。
【0006】第2にエンジン走行時の動的ベルト張力の
測定であれば、荷重測定機能(歪ゲージ等のセンサ)を
内蔵したベルト荷重測定用プーリをベルトスパン間に仮
配置する、あるいは新たに取付け用ベース台を設け、本
格固定する等の方法が用いられていた。
【0007】しかしながら、第1の方法では静的ベルト
張力の測定しか行えず、前述したように動的特性を適切
に評価することができない。また、第2の方法では動的
ベルト張力の測定は可能であるが、この方法では既設プ
ーリレイアウトに余分なプーリを追加することになるた
め、プーリレイアウトを実機とは異なる態様にしてい
た。この弊害は特にイナーシャが関係する動的特性の評
価に悪影響をもたらした。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで実機プーリレイ
アウトを変更することなく、ベルト荷重を測定する方法
として、図6に示すベルト荷重測定用プーリ3’が用い
られるようになった。ベルト荷重測定用プーリ3’は実
機プーリと同一の外形寸法(プーリ外径、幅)を有し、
その内側に軸受9を内蔵し、且つこの軸受9は所定の取
付部材7に嵌め合わされて然るべく取付けベース台8に
固定又は仮配置される。このとき、ベルト荷重測定用プ
ーリ3’は実機アイドラープーリのダミーとして交換組
付けられる。
【0009】図示の通り、ベルト荷重測定用プーリ3’
に巻き掛けられたベルト2によるベルト張力の合力が、
ベルト荷重(外力)となってベルト荷重測定用プーリ
3’のプーリ外径部に作用する。このベルト荷重は取付
け用ベース台8を固定支点とする片持構造の取付部材7
に曲げモーメントによる応力歪み発生させる。
【0010】この取付部材7は図示の通り、ベルト荷重
方向に90度交差する方向に薄肉部を形成されているか
らベルト荷重方向に撓み易い構造となっており、この薄
肉部には歪ゲージ10が両面に貼付されている。
【0011】この歪ゲージ10の貼付位置には曲げモー
メントによる応力歪みが生じるから、この歪ゲージ10
を図示しないホイートストンブリッジおよび動歪計に接
続し、歪量を測定し、この歪みをベルト荷重に換算する
ことによって最終的にベルト張力を測定することができ
る。
【0012】しかしながら、上記の従来方法には以下の
課題が残されていた。すなわち、図6で示したベルト荷
重測定用プーリ3’を図3で示すプーリレイアウトに使
用する場合に、交換対象となる実機アイドラ−プーリ6
の周囲には隣接する補機の構成部材、エンジンカバー、
あるいはエンジン本体等が超過密状態に配されているの
で、ベルト荷重測定用プーリ3’を組付けることは事実
上困難であった。
【0013】すなわち、前記ベルト荷重測定用プーリ
3’は、図6に示すように取付部材7に歪ゲージ10を
貼付するスペースが余分に必要となるため、必然的に幅
方向の長さが大きくなり、取付スペースに制限があっ
た。
【0014】このため図2で示すように実機アイドラー
プーリ6を取外して、その跡にベルト荷重測定用プーリ
3’を取付けようとしても、ベルト荷重測定用プーリ
3’の取付部材7が取付け用ベース台8に干渉し、物理
的にその取付けはできなかった。
【0015】又、図6に示すように取付部材7の向きを
180度変えて取付ける方法もあるが、この方法であっ
ても、エンジン本体11と反対側の架台12に取付け用
ベース台8を構築しなければならず、この取付け用ベー
ス台8の構築は一般に困難であり、且つ、取付部材7の
オーバーハングのため取付け自体が不安定となる欠点が
あった。
【0016】そこで本発明者は上記欠点を改善した新た
な構造を有するベルト荷重測定用プーリを発明した。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、複数のプーリにベルトを巻き掛けてなるベルト伝
動装置のベルト荷重を検出するプーリにおいて、外周に
円筒状のベルト懸架部を有し、内周に軸受を有する円筒
状の外側ユニットと、外側ユニットを内側で支承すると
ともにベース台に固定する円筒状の内側ユニットと、外
側ユニットの側方へ延設された円筒状の外延設部材と、
内側ユニットの側方へ延設された円筒状の内延設部材
と、外延設部材と内延設部材を一体に連結する接続手段
と、外延設部材又は内延設部材のいずれか一方に貼付さ
れた歪ゲージと、で構成したベルト荷重測定用プーリで
ある。
【0018】請求項2の発明は、外延設部材又は内延設
部材のいずれか一方には、薄肉部が形成され、この薄肉
部に歪ゲージが貼付されている請求項1に記載のベルト
荷重測定用プーリである。
【0019】請求項3の発明は、歪ゲージが貼付された
外延設部材又は内延設部材には、切欠き部が設けられて
いる請求項1乃至2に記載のベルト荷重測定用プーリで
ある。
【0020】請求項4の発明は、内側ユニットは、ベー
ス台に突設された取付部材と切離し可能に嵌合固定され
る請求項1乃至3に記載のベルト荷重測定用プーリであ
る。
【0021】請求項5の発明は、接続手段は、外延設部
材および内延設部材の端部に形成したフランジ部をネジ
止めする請求項1乃至4記載のベルト荷重測定用プーリで
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて詳細に説明す
る。図1は実施例に係るベルト荷重測定用プーリを示す
一部断面図であり、図2は本発明に係るアイドラ−プー
リを示す一部断面図である。図3は本発明に係るプーリ
レイアウトを示す概略図である。また、図4は実施例に
係る時系列観測波形を示すグラフ図であり、図5は実施
例に係るベルト張力のRPMトラッキング分析結果を示
すグラフ図である。図6は従来例に係るベルト荷重測定
用プーリを示す一部断面図である。
【0023】図1において、本発明に係るベルト荷重測
定用プーリ3は、軸受9を内蔵した外側ユニット5と、
この外側ユニット5を内側に支承するとともにベース台
8に固定する内側ユニット4の2つに大きく区分される
構造となっている。
【0024】外側ユニット5は、外周にベルトを巻き掛
ける円筒部と内周に軸受9を支承する円筒状のスリーブ
5cを有し、このスリーブ5cは一方の側へ延設されて
円筒状の外延接部材5bを形成する。
【0025】また、内側ユニット4は、ベース台8上に
突設した取付部材7に嵌め合わされて位置決めされるス
リーブ4cと、このスリーブ4cから一方の側へ延設さ
れて円筒状の内延設部材4bを形成する。
【0026】上記の外側ユニット5と内側ユニット4
は、円筒状の外延設部材5b、および円筒状の内延設部
材4bを連結することによって一体化する。具体的には
外延設部材5bおよび内延設部材4bの端部にフランジ
5aおよびフランジ4aを形成し、これを連結すること
によって行う。
【0027】このとき、このフランジ5aおよびフラン
ジ4aは図示の通り、ボルトによって取外し可能に2枚
重ねに連結される。連結された外延設部材5b又は内延
設部材4bのいずれか一方の中間部には薄肉部が形成さ
れて、その部位に歪ゲージ10が貼付される。
【0028】ここで、上記外延設部材5b又は内延設部
材4bのいずれか一方の中間部に形成された薄肉部はこ
のままでは全体として薄肉のリングを形成するが、この
ようなリング構造は変形し難い構造であるから、ゲージ
感度を低下させるとともに応力―歪み線図の直線性が歪
める欠点がある。
【0029】そこで上記外延設部材5b又は内延設部材
4bのいずれか一方に薄肉部を形成するとともに、薄肉
部に位置する円筒状部材に切欠き部を設け、略、板バネ
構造とすることによってゲージ感度を適正に維持する。
【0030】尚、本実施例では歪ゲージは内延設部材4
bに貼付していることから、この切欠き部は図3で示す
ように内延設部材4bに作用する曲げモーメントの方向
と直角に交差する方向に所定の幅Hを切欠くことによっ
て行われる。
【0031】これによって内延設部材4bは、図3の矢
印で示す曲げモーメントの方向に変形し易くなり歪ゲー
ジ感度をあげることができる。一方、切欠き部を設けた
ことによりスペースが広くなり、歪ゲージの貼付作業が
容易になる利点がある。
【0032】尚、上記ベース台8及び取付部材7には、
図2に示すように実機エンジンのエンジン本体11に設
けられたオリジナルベース台8をそのまま使用するもの
であるから、図2に示した実機アイドラ−プーリ6を、
図1に示した実施例のベルト荷重測定用プーリ3に交換
することは極めて容易である。
【0033】次にベルト荷重の測定原理を図1に基づい
て詳細に説明する。図1に示すようにベルト荷重測定プ
ーリ3には、ベルト2によるベルト荷重が図面矢印方向
に作用する。このベルト荷重による外力は、外側ユニッ
ト5の軸受9を介してスリーブ5cに伝達され、更に外
延設部材5bを経てフランジ5aに伝わる。このフラン
ジ5aと内側ユニット4のフランジ4aは、ボルトによ
って分離可能に連結されているから、上記外力は、更に
内延設部材4bを経てスリーブ4cに伝わる。このスリ
ーブ4cはエンジン本体11のベース台8にボルトによ
って固定されているので、上記外力はこのベース台8で
反力を受けてバランスする。
【0034】上述した力の伝達経路内であれば、どの部
位においてもベルト荷重の測定は可能であるが、本実施
例では軸受9を強固に支承するために外延設部材5bに
は薄肉部を設けず、内延設部材4bに薄肉部を形成し、
この薄肉部に歪ゲージ10を貼付した。
【0035】尚、外側ユニット5の外延設部材5bおよ
び内側ユニット4の内延設部材4bは共に回転しない構
造であるから、スリップリングを設ける必要はなく、内
延設部材4bに貼付された歪ゲージ10のリード線をそ
のまま、図示しないホイートストンブリッジ、動歪計に
接続することによって好適にベルト荷重を測定すること
ができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例に係るベルト荷重測定用プーリ
3、およびこれを用いて行った実験結果を詳細に説明す
る。
【0037】実験に用いたエンジンは直列4気筒100
0ccのエンジンであり、測定対象とするベルト伝動装
置は、図3に示したエンジン補機駆動用ベルト伝動装置
であった。また、実験に用いたベルトは三ツ星ベルト製
4PK1704(リブ数4、周長1704mm)のVリ
ブドベルトであった。
【0038】また、ベルト荷重測定用プーリ3の外形寸
法は実機アイドラ−プーリ6と同一寸法とし、プーリ幅
は25mm、プー外径は88mmとした。
【0039】また、軸受9には♯6008の玉軸受を用
い、内延設部材4cに形成した薄肉部の寸法は、外径3
3mm、幅10mm、肉厚1.0mmとし、ベルト荷重
方向180度対向位置2ヶ所に表裏計4枚の歪ゲージに
貼付した。切欠き部の開口幅Hは、18mmとし、外側
ユニット5のフランジ5aにネジ孔部4ヶ所を設け、内
側ユニット4のフランジ4aをボルトにより2枚重ねに
固定した。
【0040】上記の通りに組立てられたベルト荷重測定
用プーリ3を、実機エンジンのベース台8の取付部材7
にスリーブ4cを介して固定した。結果、ベルト荷重測
定用プーリ3はプーリレイアウトを何ら変更することな
く、且つ実機エンジンと干渉することなく、極めて容易
にアイドラープーリ6をベルト荷重測定用プーリ3に交
換することが可能になった。
【0041】以下、ベルト荷重測定用プーリ3を用い
て、好適に測定したベルト荷重の測定例を図4、図5に
基づいて説明する。
【0042】図4のグラフの縦軸は定常運転状態でのベ
ルト張力(Kgf/4リブ)を示し横軸は時間軸を示
す。また、グラフ図中のパルス波形はクランク軸の回転
周期を示し、1パルスはクランク軸1回転に同期してい
る。
【0043】図5のグラフはエンジンを加減速走行させ
たときのベルト荷重データを用いてベルト張力変動のR
PMトラッキング分析を行った結果を示す。
【0044】以上の通り、本発明に係るベルト荷重測定
用プーリ3を用いることによって、実機アイドラ−プー
リ6の外形寸法を変更することなく、又、プーリレイア
ウトに一切影響を与えることなく実機と同一条件でベル
ト荷重を測定することを可能にした。
【0045】しかも、本発明に係るベルト荷重測定用プ
ーリ3は内側ユニット4と外側ユニット5が容易に分離
できること、また、内延設部材4bには切欠き部が設け
られていることから歪ゲージ10の貼付作業、プーリの
交換作業を極めて容易にすると共に歪ゲージ10のゲー
ジ感度を改善する効果がある。
【0046】尚、上記ベルト荷重測定用プーリ3は自動
車エンジンに使用される補機駆動ベルト装置に限られる
ことはなく、要はスペースの制約のある超過密スペース
においてベルト荷重を実機状態のままで測定しなければ
ならないケースに好適に用いられるものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、これによってエンジ
ンで代表される超過密なプーリレイアウトを有する補機
駆動用ベルト伝動装置であっても、プーリレイアウト
(すなわち、測定系)に影響を与えることなくベルト荷
重を測定できる顕著な効果がある。
【0048】請求項2の発明は、これによって歪ゲージ
の貼付作業を容易にし、且つ、歪ゲージの歪感度を改善
する効果がある。
【0049】請求項3の発明は、これによって歪ゲージ
の感度を改善する効果がある。
【0050】請求項4の発明は、これによってベルト荷
重測定用プーリを容易に実機プーリと交換することがで
きる。
【0051】請求項5の発明は、これによってベルト荷
重測定用プーリを容易に組立てることが可能になるとと
もに歪ゲージの貼付作業を容易にし、且つ部品をモデュ
ール化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るベルト荷重測定用プーリを示す一
部断面図である。
【図2】本発明に係るアイドラ−プーリを示す一部断面
図である。
【図3】本発明に係るプーリレイアウトを示す概略図で
ある。
【図4】実施例に係る時系列観測波形を示すグラフ図で
ある。
【図5】実施例に係るベルト張力のRPMトラッキング
分析結果を示すグラフ図である。
【図6】従来例に係るベルト荷重測定用プーリの一部断
面図である。
【符号の説明】
1 ベルト伝動装置 2 ベルト 3、3’ ベルト荷重測定用プーリ 4 内側ユニット 4a フランジ 4b 内延設部材 4c スリーブ 5 外側ユニット 5a フランジ 5b 外延設部材 5c スリーブ 6 アイドラ−プーリ 7 取付部材 8 ベース台 9 軸受 10 歪ゲージ 11 エンジン本体 12 架台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプーリにベルトを巻き掛けてなる
    ベルト伝動装置のベルト荷重を検出するプーリにおい
    て、 外周に円筒状のベルト懸架部を有し、内周に軸受を有す
    る円筒状の外側ユニットと、 外側ユニットを内側で支承するとともにベース台に固定
    する円筒状の内側ユニットと、 外側ユニットの側方へ延設された円筒状の外延設部材
    と、 内側ユニットの側方へ延設された円筒状の内延設部材
    と、 外延設部材と内延設部材を一体に連結する接続手段と、 外延設部材又は内延設部材のいずれか一方に貼付された
    歪ゲージと、からなることを特徴とするベルト荷重測定
    用プーリ。
  2. 【請求項2】 外延設部材又は内延設部材のいずれか一
    方には、薄肉部が形成され、この薄肉部に歪ゲージが貼
    付されている請求項1に記載のベルト荷重測定用プー
    リ。
  3. 【請求項3】 歪ゲージが貼付された外延設部材又は内
    延設部材には、切欠き部が設けられている請求項1乃至
    2に記載のベルト荷重測定用プーリ。
  4. 【請求項4】 内側ユニットは、ベース台に突設された
    取付部材と切離し可能に嵌合固定される請求項1乃至3に
    記載のベルト荷重測定用プーリ。
  5. 【請求項5】 接続手段は、外延設部材および内延設部
    材の端部に形成したフランジ部をネジ止めする請求項1
    乃至4記載のベルト荷重測定用プーリ。
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