JP2003042757A - 車両用測距装置 - Google Patents

車両用測距装置

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JP2003042757A
JP2003042757A JP2001231250A JP2001231250A JP2003042757A JP 2003042757 A JP2003042757 A JP 2003042757A JP 2001231250 A JP2001231250 A JP 2001231250A JP 2001231250 A JP2001231250 A JP 2001231250A JP 2003042757 A JP2003042757 A JP 2003042757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路面からの反射光を、車両からの反射光と区
別して認識することができるようにする。 【解決手段】 自車両1に搭載されたレーザレーダ3の
出射したレーザ光4は、先行車両2、路面5、スプラッ
シュ6などの検出対象物に反射し、戻ってくる。レーザ
レーダ3は、その反射したレーザ光4を受光し、その受
光量に基づいて、測定データ(距離、方向、受光量な
ど)を生成する。レーザレーダ3は、路面反射の可能性
のある特定の距離範囲に検出対象物があった場合、測定
データから求めた検出対象物の反射光の特徴量に基づい
て、その検出対象物が路面5であるか否かを判断し、路
面5であると判断した場合、路面フラグを付加し、次に
実行する先行車両2に対する先行車両認識処理の対象か
ら外す。これにより、路面5からの反射光を、車両から
の反射光と区別して認識することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用測距装置に
関し、特に、路面からの反射光を、他の車両の反射光と
区別して認識するようにした車両用測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願2001−05198
6号として、路面からの反射光を識別して、その反射光
を除去する車両用測距装置を先に提案した。先の提案に
おいては、路面からの距離、および、路面からの反射光
が不安定に変動することに基づいて、車両からの反射光
と路面からの反射光を識別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両用
測距装置の取り付け位置が低い場合、車両用測距装置
は、車両からの反射光を、路面からの反射光と同様に、
安定した反射光と認識してしまうことがあった。また、
車高の高いトラックあるいはRV車に対して比較的接近
した場合、車両の底面からの反射光を、路面からの反射
光として誤検知してしまうことがあった。
【0004】さらに、車両用測距装置が、高い反射率を
持つセンターラインを横切る場合、そのセンターライン
を車両と間違えて判断してしまうおそれがあった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、路面からの反射光を、他の車両の反射光
と区別して正確に認識できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用測距装置
は、光を出射し、出射した光の反射光を受光し、反射光
の受光量に基づいて、被検出物までの距離を演算する距
離演算手段と、距離演算手段により演算された距離が、
予め設定されている所定の範囲内にあるか否かを判定す
る範囲判定手段と、範囲判定手段により距離が所定の範
囲内にあると判定された場合、反射光の特徴量を演算す
る特徴量演算手段と、特徴量演算手段により演算された
特徴量に基づいて、被検出物が路面であるか否かを判定
する路面判定手段とを備えることを特徴とする。
【0007】距離演算手段は、例えば、図4のステップ
S21の処理を実行する図2の制御回路15により、範
囲判定手段は、図4のステップS22の処理を実行する
図2の制御回路15により、特徴量演算手段は、例え
ば、図4のステップS23の処理を実行する図2の制御
回路15により、路面判定手段は、例えば、図4のステ
ップS24,S25,S26の処理を実行する図2の制
御回路15により、それぞれ構成される。
【0008】所定の範囲は、例えば、図5の路面反射の
可能性のある特定の距離範囲d(例えば、8m乃至20
mの範囲)を意味し、この距離範囲dは、レーザレーダ
3の検出ヘッド(照射および受光を行う部分)の取り付
け高さによって一義的に定まる。
【0009】本発明の車両用測距装置においては、反射
光の受光量に基づいて、被検出物までの距離が演算さ
れ、演算された距離が、予め設定されている所定の範囲
内にあると判定された場合、反射光の特徴量が演算さ
れ、特徴量に基づいて、被検出物が路面であるか否かが
判定される。
【0010】これにより、測距手段の基本機能(測距動
作)のみで得られたデータ、すなわち被検出物からの反
射光の光量や距離データに基づいて、路面5からの反射
光が識別され、例えば、路面5からの反射光のデータを
排除することができ、さらに、レーザレーダ3を低い位
置に取り付けることも可能になる。
【0011】また、上下方向の視野角を広げるようにす
ることができ、これにより、先行車認識作業の性能がよ
り向上される。
【0012】特徴量演算手段は、反射光の最大の受光レ
ベル、最大の受光レベルが得られる位置までの距離、お
よび最大の受光レベルが得られる位置から、受光レベル
が実質的に減少しなくなる位置までの距離に基づいて、
特徴量を演算するようにすることができる。
【0013】特徴量は、例えば、横軸をLD11からの
距離とし、縦軸を反射光の受光量とした図6のグラフに
おいて、受光量0から、反射光の波形の頂点P(受光量
の最も高いレベル)までの高さh、レーザレーダ3か
ら、波形の頂点Pの位置(受光量の最も高いレベルの位
置)までの距離t、および、波形の頂点Pの位置(受光
量の最も高いレベルの位置)から、それより遠い位置で
あって、波形が下がりきる(受光量が実質的に減少しな
くなる(実質的に0になる、あるいは、充分小さくな
る))点Qまでの距離bにより構成される。
【0014】これにより、被検出物からの反射光の光量
や距離データに基づいて、路面5からの反射光が識別さ
れる。
【0015】特徴量演算手段により路面の特徴量が演算
された場合、被検出物が所定の範囲外から現われたもの
か否かを判定する出現位置判定手段をさらに備え、路面
判定手段は、出現位置判定手段により被検出物が所定の
範囲の外から現われたものであると判定された場合、被
検出物を路面ではないと判定するようにすることができ
る。
【0016】出現位置判定手段は、例えば、図10のス
テップS62の処理を実行する図2の制御回路15によ
り構成される。
【0017】これにより、車高の高いトラック(あるい
はRV車)である図9の先行車両21が接近した場合、
先行車両21を路面5と誤認識してしまうことが抑制さ
れる。
【0018】特徴量演算手段により路面の特徴量が演算
された場合、水平方向に隣接する2以上の方向におい
て、路面の特徴量が演算されたか否かを判定する水平方
向判定手段をさらに備えるようにすることができる。
【0019】水平方向判定手段は、例えば、図12のス
テップS81の処理を実行する図2の制御回路15によ
り構成される。
【0020】所定の範囲内において、被検出物が所定の
時間以上継続して存在するか否かを判定する時間判定手
段をさらに備えるようにすることができる。
【0021】時間判定手段は、例えば、図12のステッ
プS82の処理を実行する図2の制御回路15により構
成される。
【0022】これにより、自車両1が、図11のセンタ
ーライン31を横切った場合でも、センターライン31
を先行車両2と誤認識することが抑制される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した先行車
両認識装置の構成例を示す図である。
【0024】自車両1の前を先行車両2が走行してい
る。例えば、雨が降っている場合、先行車両2によっ
て、スプラッシュ(水滴)6が巻き上げられ飛散するこ
ともある。自車両1は、先行車両認識装置のレーザレー
ダ3を搭載しており、このレーザレーダ3により出射さ
れたレーザ光4は、被検出物としての検出対象物(例え
ば、先行車両2、路面5、スプラッシュ6)に反射し、
戻ってくる。レーザレーダ3は、その反射したレーザ光
4を受光し、その受光量に基づいて、検出対象物が何で
あるかを判断する。これにより、レーザレーダ3は、先
行車両認識を行う。
【0025】例えば、この先行車両認識装置は、前方障
害物の監視システムや追従走行制御システムの対象とな
る先行車両2を特定するために用いられる。
【0026】図2は、レーザレーダ3の構成例を示すブ
ロック図である。
【0027】レーザレーダ3は、LD(レーザダイオー
ド)11−1乃至11−5(以下、これらを個々に区別
する必要がない場合、単にLD11と称する)、投光用
回路12、PD(フォトダイオード)13、受光用回路
14、制御回路15、メモリ15Aおよび車速センサ1
6を有する。なお、この例では、LD11の数を5台と
したが、設置されるLD11の数は、任意である。
【0028】投光用回路12は、制御回路15により制
御され、制御回路15で作られた発光タイミング毎にL
D11−1乃至11−5を順番に作動させてレーザ光4
を順番に出力させる回路である。LD11−1乃至11
−5は、水平面内(路面5と平行な面内)において、そ
れぞれ異なる所定の方向にレーザ光4を出射する。
【0029】PD13は、発光タイミングに対応するサ
ンプリング周期でサンプリングされ、出射されたレーザ
光4が、被検出物としての検出対象物(例えば、先行車
両2、路面5、スプラッシュ6)に反射して戻ってきた
反射光を受光し、その光量に応じた電気信号(以下、受
光量信号と称する)を出力する。このPD13から出力
された受光量信号は、受光用回路14により増幅された
後、制御回路15に入力される。
【0030】受光量信号は、制御回路15におけるフィ
ルタ処理(例えば、複数データの平均化処理)によって
ノイズ成分が除去された後、例えば、制御回路15内の
記憶値として予め設定されたしきい値と比較され、この
しきい値を受光量信号が越えた場合に、検知された反射
光のデータとして利用される。
【0031】制御回路15は、マイクロコンピュータを
含んで構成され、装置の稼動時には、測距動作を制御す
ると共に検出対象物の判断を行う。すなわち、制御回路
15は、投光用回路12を制御するとともに、検知され
た反射光(即ち、光量がしきい値を越えた反射光)の発
光から受光までの伝達遅延時間に基づいて、検出対象物
までの距離(測定距離)を演算し、LD11−1乃至1
1−5のいずれかが発光されたのかにより、検出対象物
に対する方向を判定する。さらに、制御回路15は、受
光量信号の大きさ(レベル)により、反射光の強度を判
定するとともに、これらのデータ(距離、方向、受光
量)から、検出対象物の判別や移動状態などを判定し、
検出対象物の種別情報、位置情報あるいは大きさの情報
などを含む検出データを測定データとして出力する。車
速センサ16は、自車両1の走行速度を検出する。
【0032】なお、車両用レーダでは、車両前方の検出
対象物の情報を得るべく、車両前方だけに検出エリアが
設定されるのが通常である。また、左右方向(水平方
向)にのみスキャンする方式が一般的であるが、本発明
では、左右方向の指向角度(指向方向)の異なったLD
11−1乃至11−5を順次点灯させることにより、1
本のLDを左右方向にスキャンしたのと同様の効果を得
ている。また、例えば、図1に示されるように、出射さ
れるレーザ光4は、その上下方向の広がり(鉛直面内に
おける広がり)が拡大されている(鉛直面内で拡散する
ようになされている)。これにより、検出エリアの上下
方向の広がり(上下方向の視野角)が従来よりも拡大さ
れ、自車両1に搭載している荷物や人の変化、あるいは
路面5の状態の変化によって、レーザ光4の出射方向が
変化したとしても、先行車両2からの反射光を確実に受
光することができる構成となっている。
【0033】次に、レーザレーダ3の動作について説明
する。まず、図3のフローチャートを参照して、レーダ
としての基本動作(測距動作)について説明する。この
処理は、レーザレーダ3の稼動中において、一定の周期
で繰り返し実行される。
【0034】ステップS1において、LD11−1乃至
11−5は、制御回路15で作られた発光タイミング毎
に投光用回路12により制御されて、レーザ光4を順次
出力する。そして、このLD11−1乃至11−5から
のレーザ光4は、側面から見て、図1に示されるように
出射される。
【0035】ステップS2において、出射されたレーザ
光4が被検出物としての検出対象物(例えば、先行車両
2、路面5、スプラッシュ6)により反射されて戻って
くると、この反射光がPD13により受光され、その受
光量信号が受光用回路14を介して、制御回路15に入
力される。
【0036】ステップS3において、制御回路15は、
上述したように、レーザ光4が出射されてから、反射光
が受光されるまでの時間に基づいて、検出対象物までの
距離を演算する。また、LD11−1乃至11−5のう
ち、そのときレーザ光4を出射していたLDを特定する
ことで、方向が求められる。さらに受光量信号の大きさ
から受光量が求められる。この測定データ(距離、方
向、受光量)は、検出エリア内において、発光および反
射光の検知が行われる度に生成される。
【0037】次に、図4を参照して、制御回路15が実
行する車両判定処理について説明する。制御回路15
は、例えば、レーザレーダ3の稼動中において、図4に
示す車両判定処理を、例えば、所定の周期で繰り返し実
行する。
【0038】まず、ステップS21において、制御回路
15は、図3を参照にして上述した一連の測距動作を実
行する。図2の実施の形態の場合、LD11は5個設け
られており、1回の測距動作でレーザ光4は、5回出射
されるので、最大5個の検出対象物が検出される。制御
回路15は、その検出された全ての検出対象物に対する
測定データを生成する。
【0039】次に、ステップ22において、制御回路1
5は、ステップS21の測距動作で生成された測定デー
タに基づいて、1つの検出対象物を選択し、その検出対
象物が、路面反射の可能性のある特定の距離範囲dに位
置するか否かを判定する。
【0040】図5に示されるように、横軸をLD11か
らの距離とし、縦軸を反射光の受光量としたグラフにお
いて、路面5からの反射に基づく反射光の波形Aは、殆
どの場合、特定の距離範囲d(例えば、8m乃至20m
の範囲)に出現する。なお、この距離範囲dは、レーザ
レーダ3の検出ヘッド(LD11とPD13によりレー
ザ光4の出射と受光を行う部分)の取り付け高さによっ
て一義的に定まる。また、先行車両2からの反射光の波
形Bは、多くの場合、波形Aよりもレベルが大きく、か
つ、その距離範囲d2は、波形Aの距離範囲d1よりも
狭くなる。
【0041】ステップS22において、特定の距離範囲
dに検出対象物が位置すると判定された場合、ステップ
S23において、制御回路15は、図6に示されるよう
に、検出対象物からの反射光の波形の形から、その特徴
量を測定する。
【0042】この例では、横軸をLD11からの距離と
し、縦軸を反射光の受光量とした図6のグラフにおい
て、受光量0から、反射光の波形の頂点P(受光量の最
も高いレベル)までの高さh、レーザレーダ3から、波
形の頂点Pの位置(受光量の最も高いレベルの位置)ま
での距離t、および、波形の頂点Pの位置(受光量の最
も高いレベルの位置)から、それより遠い位置であっ
て、波形が下がりきる(受光量が実質的に減少しなくな
る(実質的に0になる、あるいは、充分小さくなる))
点Qまでの距離bが特徴量として求められる。
【0043】ステップS24において、制御回路15
は、ステップS23において求められた測定値t,bお
よびhを予め設定されている路面判定関数f(t,b,
h)に当てはめ、この路面判定関数f(t,b,h)の
値が、予め設定されているしきい値αより大きいか否か
を判断する。
【0044】この路面判定関数f(t,b,h)は、図
7に示されるように、路面5からの反射光の波形、およ
び先行車両2からの反射光の波形の統計的解析を行うこ
とによって求められる。例えば、横軸をLD11からの
距離とし、縦軸を反射光の受光量としたグラフにおい
て、路面5からの反射光の波形A(図7A)の頂点P1
の値と距離t1が、先行車両2からの反射光の波形B
(図7B)の頂点P2の値と距離t2の値と等しい場
合、先行車両2からの反射光の波形Bの距離b2(波形
の頂点P2から、それより遠い位置であって、波形が下
がりきる点Q2までの距離b2)の値よりも、波形Aの
距離b1(波形の頂点P1から、それより遠い位置であ
って、波形が下がりきる点Q1までの距離b1)の値が
大きくなる。これは、路面5が水平に広がっており、か
つ、遠方への裾野が長くなっていることに起因してい
る。この統計的解析の結果に基づいて、路面判定関数f
(t,b,h)が導かれ、しきい値αが求められる。な
お、このしきい値αは、レーザレーダ3の取り付け高さ
によって変化させる。
【0045】ステップS24において、路面判定関数f
(t,b,h)の値がしきい値αより大きいと判定され
た場合、制御回路15は、ステップS25において、こ
の検出対象物を路面5であると認識し、その検出対象物
に路面フラグを付加する。
【0046】ステップS22において、特定の距離範囲
dに検出対象物がないと判定された場合、および、ステ
ップS24において、路面判定関数f(t,b,h)の
値がしきい値αより大きくないと判定された場合、ステ
ップS26において、制御回路15は、この検出対象物
を路面5ではないと認識し、その検出対象物の路面フラ
グをクリアする。
【0047】制御回路15は、この検出対象物に対す
る、ステップS25、あるいはステップS26の路面フ
ラグの操作が終わると、ステップS27において、ステ
ップS21で生成された全ての検出対象物の測定データ
の処理が終わったか否かを判断し、全ての検出対象物の
処理が終わってないと判断した場合、ステップS22に
戻り、次の検出対象物について、それ以降の処理を繰り
返す。
【0048】ステップS27において、全ての検出対象
物の測定データの処理が終わったと判定された場合、制
御回路15は、ステップS28において、処理の終わっ
た検出対象物のうちの路面フラグの付いていない検出対
象物(車両である可能性がある検出対象物)について、
先行車両認識処理を実行する。すなわち、ステップS2
7までの処理で、路面が車両と誤認される恐れがなくな
ったので、次に、検出対象物が車両であるのか、あるい
はガードレール等の固定物であるのかを識別する処理が
さらに行われる。
【0049】図8のフローチャートを参照して、この先
行車両認識処理を説明する。
【0050】まず、ステップS41において、制御回路
15は、今回検出した検出対象物を、前回検出した検出
対象物と対応付けて、その検出対象物の相対速度Vrの
算出を行う。すなわち、制御回路15は、前回の検出対
象物の位置とその相対速度Vrから、今回、検出対象物
が現れると推定される位置を中心にして一定のウィンド
ウを設定する。相対速度Vrは、それがまだ未知である
段階においては、予め設定されているデフォルトの値
(実験等により求められた値)が用いられる。そして、
ステップS42において、制御回路15は、今回の検出
対象物がこのウィンドウ内に入っているか否かを判断
し、その範囲内に入ってると判断された場合、ステップ
S43において、その前回の検出対象物と今回の検出対
象物を同一検出対象物であるとして対応付け、それらの
移動距離と、前回と今回のサンプリングの時間間隔から
相対速度Vrを算出する。
【0051】次に、ステップS44において、制御回路
15は、検出対象物の相対速度Vrに基づいて、検出対
象物の停止判別を行う。すなわち、制御回路15は、そ
の検出対象物の相対速度Vrと自車両1の速度V(車速
センサ16により検出された速度)と比較することによ
り、その検出対象物が停止しているか否かを判断する。
例えば、自車両1の速度Vと相対速度Vrが逆向きでそ
の絶対値がほぼ等しい場合、その検出対象物は、停止し
ているものと判断され、ステップS45において、制御
回路15は、その検出対象物を停止物であると判定す
る。
【0052】ステップS44において、その検出対象物
が停止していないと判定された場合、ステップS46に
おいて、制御回路15は、その検出対象物を停止物では
ないと判定する。
【0053】一方、ステップS42において、検出対象
物がウィンドウ内に入っていないと判断された場合、制
御回路15は、ステップS47において、その検出対象
物が前回の検出対象物と同一の検出対象物ではないと認
識する(この検出対象物の測定データは、メモリ15A
に記憶され、次回の検出対象物の車両認識処理に使用さ
れる)。
【0054】ステップS48において、制御回路15
は、今回検出された検出対象物に対する処理が全て終了
したか否かを判断し、まだ、処理されていない検出対象
物があると判断した場合、ステップS41に戻り、それ
以降の処理を繰り返す(今回の場合、5つのLD11に
よる構成のため、最大5回繰り返される)。
【0055】ステップS48において、今回検出された
検出対象物に対する処理が全て終了したと判断された場
合、ステップS49において、制御回路15は、ステッ
プS46の処理において、停止物ではないと認識された
検出対象物について、それらが、同じ距離に位置し、か
つ、同じ相対速度Vrであるか否かを判断する。すなわ
ち、この処理は、複数のLDにより、1つの同じ検出対
象物(1つの物体)が検出された場合に対応する処理で
ある。
【0056】ステップS49において、LD11−1乃
至11−5のうち、隣接する2以上のLDの走査に基づ
いて、同じ距離に位置し、かつ、同じ相対速度Vrであ
ると判断された検出対象物は、制御回路15により、ス
テップS50において、1つの検出対象物(1つの物
体)であるとされる。
【0057】ステップS49において、停止物ではない
検出対象物が、同じ距離に位置していない、あるいは、
同じ相対速度Vrではないと判断された場合、ステップ
S50はスキップされる。
【0058】その後、ステップS51において、制御回
路15は、検出対象物を先行車両2であると認識する。
【0059】制御回路15は、ステップS51におい
て、先行車両2であると認識された検出対象物を、例え
ば、前方障害物の監視システムや追従走行制御システム
の対象とする。そして、その先行車両2に関する情報
(位置データあるいは相対速度Vrデータなど)は、前
方障害物の監視システムや追従走行制御システムの制御
装置に逐次送信され、それらのシステムの運転制御(い
ずれも図示せず)に使用される。
【0060】図9は、図1と同様に、先行車両認識装置
のレーザレーダ3を搭載している自車両1を側面から見
た図である。尚、図9において、図1における場合と対
応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は
繰り返しになるので省略する。
【0061】図9に示されるように、先行車両21は、
トラックであり、車高が高い。したがって、先行車両2
1が路面反射の可能性のある距離範囲dに入った場合、
レーダレーザ3が先行車両21の底面21Aからの反射
光を捉えてしまい、底面21Aからの反射光の波形が、
路面5からの波形のように観察されてしまうことがあ
る。これを防止するため、制御回路15に、図4のステ
ップS24乃至ステップS26の処理に代えて、図10
のフローチャートに示される車両接近処理を実行させる
ことができる。
【0062】ステップS61において、制御回路15
は、図4で上述した路面判定関数f(t,b,h)を用
い、検出対象物の波形は、路面5の波形であるか否かを
判断する。この処理は、図4のステップS24に対応す
る処理である。
【0063】ステップS61において、検出対象物の波
形が路面5の波形であると判定された場合、ステップS
62において、制御回路15は、その検出対象物が路面
反射の可能性のある距離範囲dの外から現れたものか否
かを判断する。すなわち、制御回路15は、その検出対
象物が距離範囲dの外で新規に現われ、距離範囲d内に
入ってきたか否かを判断する。
【0064】ステップS62において、距離範囲dの外
から現れたものではないと判定された場合、ステップS
63において、制御回路15は、検出対象物を路面5と
認識し、その検出対象物に、路面フラグを付加する。こ
のステップS63の処理は、図4のステップS25の処
理に対応する処理である。
【0065】ステップS62において、その検出対象物
が路面反射の可能性のある距離範囲dの外から現れたも
のであると判定された場合、ステップS63の処理は、
スキップされる。すなわち、この検出対象物は先行車両
21の底面21Aであり、距離範囲dの外で新規に現わ
れ(距離範囲dの外で既に先行車両21と認知されてい
る)、それが距離範囲d内に入ってきたものと判断さ
れ、路面フラグは付加されない。
【0066】一方、ステップS61において、検出対象
物の波形が路面5の波形ではないと判定された場合、ス
テップS64において、制御回路15は検出対象物を路
面5ではないと認識し、その検出対象物に付加されてい
た路面フラグをクリアし、処理を終了する。この処理
は、図4のステップS26の処理に対応する。
【0067】以上の処理の終了後、図4のステップS2
7の判定処理が実行される。
【0068】以上のように、この車両接近処理におい
て、例えば、一度路面5であると認識され、路面フラグ
が付加された検出対象物は全て路面5と認識される(ス
テップS62のNo)。さらに、例えば、一度路面5で
はないと認識され、路面フラグの付加されていない検出
対象物は、特定の距離範囲d内において、路面5の波形
をしていたとしても、新規に現われたものではない(既
に、一度路面5ではないと認識されている)ので、路面
フラグは付加されず、路面5と誤認識されることを防止
できる(ステップS62のYes)。
【0069】図11は、先行車両認識装置のレーザレー
ダ3を搭載している自車両1を上から見た図である。
尚、図11において、図1における場合と対応する部分
には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しに
なるので省略する。
【0070】図11において、いま、自車両1は、右
折、左折、車線変更などの理由により、道路のセンター
ライン31を横切っている際中である。センターライン
31は、路面5よりも高い反射率を持つことが多く、制
御回路15により先行車両2として判断されてしまうこ
とがある。これを防止するため、制御回路15に、図1
0のステップS64の処理に代えて、図12のフローチ
ャートに示される、センターライン対策処理を実行させ
ることができる。
【0071】すなわち、この処理は、図10のステップ
S61において、検出対象物からの反射光の波形が路面
5の波形ではないと判断された場合に実行される。
【0072】ステップS81において、制御回路15
は、図10のステップS61において判断された検出対
象物を検出したビーム(LD11−1乃至LD11−5
のうちの1つ)に隣接するビームによる検出において
も、検出対象物からの反射光の波形が非路面の波形であ
るか否かを判断する。
【0073】ステップS81において、隣接するビーム
による検出において、検出対象物の波形が非路面の波形
ではないと判定された場合(検出対象物からの反射光の
波形が路面5の波形であると判定された場合)、ステッ
プS82において、制御回路15は、その検出対象物
は、路面反射の可能性のある特定の距離範囲dにおい
て、0.5秒以上継続的に存在しているか否かを判断す
る。
【0074】ステップS82おいて、その検出対象物
は、0.5秒以上継続的に存在していないと判断された
場合、ステップS83において、制御回路15は、その
検出対象物は路面5であると認識し、路面フラグを付加
し、処理を終了する。
【0075】ステップS81において、隣接するビーム
による検出でも非路面の波形である(路面5の波形では
ない)と判定された場合、あるいは、ステップS82に
おいて、その検出対象物は、路面反射の可能性のある特
定の距離範囲dにおいて、0.5秒以上継続的に存在し
ていると判定された場合、制御回路15は、ステップS
84において、その検出対象物に付加されている路面フ
ラグをクリアし、処理を終了する。このステップS84
の処理は、図10のステップS64の処理に対応する処
理である。
【0076】この処理の終了後、図4のステップS27
の判定処理が実行される。
【0077】上記説明のステップS81において、隣接
するビームによる検出を判定したのは、先行車両2から
の反射光であれば、殆どの場合、そのことは5本のビー
ムのうち2,3本以上で非路面として検出されるのに対
して、センターライン31は縦に長く、横に短いため
(幅が狭い)、1本のビームで非路面と検出されたとし
ても、隣接する2ビーム以上で非路面として検知される
ことがないからである。
【0078】さらに、上記説明のステップS82におい
て、0.5秒としたのは、先行車両2からの反射光であ
れば、非路面としての検出状態は0.5秒を越える長時
間にわたって継続するのに対して、自車両1が、センタ
ーライン31を横切るのは、一瞬の極めて短い時間であ
り、センターライン31が非路面として検出されたとし
ても、その検出時間は極めて短い(0.5秒以下)から
である。もちろん、判断の時間は、0.5秒以外の時間
でもよい。
【0079】なお、本発明は、上記実施の形態に限ら
ず、各種の態様および変形があり得る。例えば、図9に
示されるように、自車両1の路面反射の可能性のある距
離範囲dに、底面21Aが検知され得る車高の高い先行
車両21が割り込みを行った場合にも、LD11−1乃
至11−5のビーム同士のさらに複雑な変化を見ること
により、先行車両21であると判断するようにしてもよ
い。
【0080】以上のように、レーザレーダ3の基本機能
(測距動作)のみで路面5からの反射光が識別され、例
えば、路面5からの反射光のデータを排除することがで
きる。また、上下方向の視野角を広げ、路面5からの反
射光を受光するようにしても、路面5を先行車と誤認識
してしまうような誤作動が抑制されるため、視野角を狭
くする必要がなくなる。
【0081】これにより、レーザレーダ3を自車両1の
低い位置に取り付けることが可能になり、乗車定員の増
減、積載量の有無によって車両が傾斜したり、路面5の
凹凸による車両の姿勢変動に起因して先行車を見失って
しまう可能性を低減できる。
【0082】これにより、今まで必要であった先行車両
認識装置の上下方向の光軸調整作業が不要になるか、あ
るいは、簡易な調整作業ですむようになり、作業が軽減
される。
【0083】また、先行車両2の跳ね上げるスプラッシ
ュ6は、路面5と同じように観察されるが、スプラッシ
ュ6が、先行車両2と誤認識されることも抑制される。
【0084】さらに、車高の高いトラックあるいはRV
車である先行車両21が接近した場合、先行車両21を
路面5と誤認識してしまうことが抑制される。また、自
車両1が、センターライン31を横切った場合でも、セ
ンターライン31を先行車両2と誤認識することが抑制
される。
【0085】本実施の形態において、レーザレーダ3の
有する制御回路15が、路面判定を行うようにしている
が、レーザレーダ3の外部に設けられた制御ユニット
(他のシステムの制御ユニットでもよい)のマイクロコ
ンピュータにより路面判定を行なわせるようにしてもよ
い。
【0086】また、レーザ光4を用いたが、この他、通
常の光(あるいは、濡れた路面5や水滴などに対する挙
動に置いて、光と均等な波動)を利用してもよい。
【0087】
【発明の効果】以上の如く、本発明の車両用測距装置に
よれば、反射光の受光量に基づいて、被検出物までの距
離を演算し、演算した距離を、予め設定されている所定
の範囲内にあると判定した場合、反射光の特徴量を演算
し、特徴量に基づいて、被検出物が路面であるか否かを
判定するようにしたので、路面からの反射光を、車両の
反射光と区別して正確に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した先行車両認識装置の構成例を
示す図である。
【図2】図1のレーザレーダ3の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1のレーザレーダ3の測距動作処理を説明す
るフローチャートである。
【図4】図1のレーザレーダ3の車両判定処理を説明す
るフローチャートである。
【図5】路面反射の可能性のある特定の距離範囲を説明
する図である。
【図6】検出対象物の測定データの特徴量を説明する図
である。
【図7】検出対象物からの反射光の波形を説明する図で
ある。
【図8】図4のステップS28の車両認識処理を説明す
るフローチャートである。
【図9】先行車両の底面からの反射光が検出される状態
を示す図である。
【図10】図1のレーザレーダ3の車両接近処理を説明
するフローチャートである。
【図11】車両がセンターラインを横切る状態を示す図
である。
【図12】図1のレーザレーダ3のセンターライン対策
処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 自車両 2 先行車両 3 レーザレーダ 4 レーザ光 5 路面 11−1乃至11−5 LD 12 投光用回路 13 PD 15 制御回路 21 先行車両 31 センターライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA20 AA31 AA53 AA56 BB05 BB15 CC11 CC14 CC40 DD04 DD11 FF12 FF32 FF42 FF61 FF64 GG06 GG14 HH14 JJ01 JJ18 LL65 MM12 QQ08 QQ21 QQ23 QQ25 QQ29 QQ33 QQ34 QQ36 QQ41 RR06 2F112 AD01 AD03 BA07 CA05 CA12 DA02 FA08 FA09 FA32 FA33 FA41 FA45 5J084 AA05 AA15 AB01 AB16 AC02 AD01 AD03 BA04 BA06 BA48 CA23 CA26 CA31 DA01 DA08 EA07 EA22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を出射し、出射した光の反射光を受光
    し、前記反射光の受光量に基づいて、被検出物までの距
    離を演算する距離演算手段と、 前記距離演算手段により演算された距離が、予め設定さ
    れている所定の範囲内にあるか否かを判定する範囲判定
    手段と、 前記範囲判定手段により前記距離が所定の範囲内にある
    と判定された場合、前記反射光の特徴量を演算する特徴
    量演算手段と、 前記特徴量演算手段により演算された前記特徴量に基づ
    いて、前記被検出物が路面であるか否かを判定する路面
    判定手段とを備えることを特徴とする車両用測距装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴量演算手段は、前記反射光の最
    大の受光レベル、前記最大の受光レベルが得られる位置
    までの距離、および前記最大の受光レベルが得られる位
    置から、受光レベルが実質的に減少しなくなる位置まで
    の距離に基づいて、前記特徴量を演算することを特徴と
    する請求項1に記載の車両用測距装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴量演算手段により前記路面の特
    徴量が演算された場合、前記被検出物が前記所定の範囲
    外から現われたものか否かを判定する出現位置判定手段
    をさらに備え、 前記路面判定手段は、前記出現位置判定手段により前記
    被検出物が前記所定の範囲の外から現われたものである
    と判定された場合、前記被検出物を前記路面ではないと
    判定することを特徴とする請求項1または2に記載の車
    両用測距装置。
  4. 【請求項4】 前記特徴量演算手段により前記路面の特
    徴量が演算された場合、水平方向に隣接する2以上の方
    向において、前記路面の特徴量が演算されたか否かを判
    定する水平方向判定手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1,2または3に記載の車両用測距装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の範囲内において、前記被検出
    物が所定の時間以上継続して存在するか否かを判定する
    時間判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の車両用測距装置。
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