JP2003042399A - ガス供給設備 - Google Patents

ガス供給設備

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JP2003042399A
JP2003042399A JP2001228656A JP2001228656A JP2003042399A JP 2003042399 A JP2003042399 A JP 2003042399A JP 2001228656 A JP2001228656 A JP 2001228656A JP 2001228656 A JP2001228656 A JP 2001228656A JP 2003042399 A JP2003042399 A JP 2003042399A
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Kenji Shigeta
賢二 重田
Tomoaki Hoshi
朝秋 星
Yoshio Ishihara
良夫 石原
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス漏洩検知器の数を最小限とし、生産効率
の低下を防ぎ、しかもガス供給配管の施工を容易にする
ことができるガス供給設備を提供する。 【解決手段】 ガス容器31、32からガス消費設備3
9にガスを供給するガス供給設備であって、ガス容器3
1、32を収納するガスキャビネット33、34とガス
消費設備39とを、少なくとも1本のガス供給配管3
5、36を収納した空洞状ダクト37により接続したガ
ス供給設備。ガスキャビネット33、34またはガス消
費設備39に、ガスを系外に導出する吸引口42を少な
くとも1つ付設し、吸引口42の近傍にガス漏洩検知器
43を備える。空洞状ダクト37は、耐熱難燃性素材の
配管または金属製の配管であり、かつ直管部、屈曲部お
よび伸縮部のうち少なくとも1つで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置や
液晶製造装置などのガス消費設備にガスを供給するガス
供給設備に関し、詳しくは、半導体集積回路製造工程、
液晶パネル製造工程、太陽電池製造工程などにおいて使
用する金属水素化物系ガス、金属ハロゲン化物系ガス、
有機金属系ガス等を上記ガス消費設備に供給することが
できるガス供給設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体プロセスガスとしては、モノシラ
ン(SiH4)、アルシン(AsH3)、ホスフィン(P
3)、六フッ化硫黄(SF6)、三フッ化窒素(N
3)、四フッ化メタン[フロン−14(CF4)]、六
フッ化エタン[フロン−116(C26)]、メタン
(CH4)、フッ化水素(HF)、塩化水素(HC
l)、臭化水素(HBr)、三フッ化塩素(Cl
3)、アンモニア(NH3)、亜酸化窒素(N2O)、
ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、水素(H2)、
酸素(O2)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(C
O)などが使用されている。これらの半導体プロセスガ
スは、一般に活性度が高い。また、半導体プロセスガス
の多くは、可燃性、支燃性、毒性、窒息性などの性質を
有する。このため、半導体プロセスガスを取り扱う場合
には、安全性に対して十分な留意が必要である。
【0003】図2は、従来のガス供給設備を示す概略構
成図である。このガス供給設備では、半導体製造装置な
どの複数のガス消費設備1、…と、半導体プロセスガス
を供給するガスキャビネット2、3とが、ガス供給配管
19、20、分配ボックス4、5およびプロセスガス供
給配管21、22を介して接続されている。ガスキャビ
ネット2、3には、それぞれ異なるガスが充填された容
器がそれぞれ収納されている。このガス供給設備では、
これらガス容器内のガスが、ガス供給配管19、20を
経て、分配ボックス4、5で分配され、プロセスガス供
給配管21、22を通して複数のガス消費設備1、…に
供給されるようになっている。
【0004】このガス供給設備では、ガスキャビネット
2、3が、吸引口14、15を有する排出管を介して排
気ダクト13に接続されている。ガス分配ボックス4、
5は、吸引口16、17を有する排出管を介して排気ダ
クト12に接続されている。ガス消費設備1は、吸引口
18を有する排出管を介して排気ダクト11に接続され
ている。
【0005】さらに、ガスキャビネット2、3の吸引口
14、15の近傍には、ガスの漏洩を検知するガス漏洩
検知器9、10がそれぞれ設置されている。ガス分配ボ
ックス4、5の吸引口16、17の近傍には、ガス漏洩
検知器7、8がそれぞれ設置され、ガス消費設備1の吸
引口18の近傍には、ガス漏洩検知器6が設置されてい
る。このガス供給設備は、これら何れかの検知器でガス
の漏洩が検知されると、漏洩したガスが吸引口を通して
吸引され、排気ダクトから緊急除害装置(図示略)に送
られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス供給設備に
あっては、ガス漏洩検知器が、ガスキャビネット、ガス
分配ボックス、ガス消費設備の数と同数必要であり、設
備コストがかさむ問題があった。さらに、ガス供給配管
からのガスの漏洩を検知するためには、ガス供給設備が
設けられているクリーンルーム内の雰囲気ガス中の漏洩
ガスを検知しなければならない。そのためには、クリー
ンルーム内に検知器を設けなければならず、設備コスト
が増大する問題があった。
【0007】また、従来のガス供給設備にあっては、通
常、ガス漏洩検知器が作動すると、ガス消費設備へのガ
スの供給が停止し、ガス消費設備の操業が停止するシス
テムとなっている。したがって、このガス供給設備で
は、ガスキャビネット、ガス分配ボックスおよびガス消
費設備のいずれかに設置されているガス漏洩検知器が誤
作動すると、ガスキャビネットまたはガス分配ボックス
の供給元弁が閉止され、これらの後段に接続されている
ガス消費設備の稼動率に影響を及ぼし、生産効率の低下
を招くことがあった。
【0008】さらに、一般に、ガス消費設備では、複数
種類のガスを並行して使用するために、ガス分配ボック
スからガス消費設備への配管が複数必要である。しかし
ながら、ガス消費設備では、配管を付設可能な空間が限
られているため、その配管の設計および施工には手間が
かかり、多大な労力を要していた。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、ガス漏洩検知器の数を最小限とし、生産効率の低下
を防ぎ、しかもガス供給配管の施工を容易にすることが
できるガス供給設備を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ガス容器を
収納するガスキャビネットと、ガス消費設備とを、ガス
供給配管を収納した空洞状ダクトにより接続したガス供
給設備によって解決することができる。本発明のガス供
給設備では、ガスキャビネットまたはガス消費設備に、
ガスを系外に導出する導出口と、ガス漏洩検知器を設け
ることができる。空洞状ダクトは、耐熱難燃性素材また
は金属製の配管とするのが好ましい。空洞状ダクトは、
直管部、屈曲部および伸縮部のうち1つまたはこれらの
組み合わせにより構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のガス供給設備の一例を示す概略構成図
である。この例のガス供給設備は、ガス容器31、32
を収納したガスキャビネット33、34と、ガス容器3
1、32に接続されたガス供給配管35、36と、これ
らガス供給配管35、36を収納する空洞状ダクト37
と、ガス供給配管35、36が接続されたガス消費設備
39とを備えている。
【0012】ガス容器31、32は、ステンレス鋼、ク
ロム−モリブデン鋼、炭素鋼、マンガン鋼、アルミニウ
ム合金、アルミニウムライニング強化プラスチックなど
の材料からなるものが好適である。ガス容器31、32
の大きさは、例えば、外径300〜1200mm、長さ
1.5〜12mであり、ガス消費設備39の規模に応じ
て適宜設定されて設計され、クリーンルームなどに設置
されるのに適した大きさになっている。
【0013】ガスキャビネット33、34は、ガス容器
31、32を収納可能な大きさとされている。半導体プ
ロセスガスは、有害なガスが多いことから、ガスキャビ
ネット33、34は、密閉可能とするのが好ましい。
【0014】ガス供給配管35、36は、SUS31
6、SUS316LおよびSUS304などのステンレ
ス鋼で形成されたものが好ましい。ガス供給配管35、
36としては、汎用の外径6.35mmのものを用いる
ことができる。なお、ガス供給配管35、36の径を小
さく、例えば外径5mm以下とすれば、曲げ加工がより
容易になるため、配管の施工時間を短縮することが可能
となる。また、配管内面積が小さくなり、配管内面から
脱離してガス中に混入する配管構成材料からなる不純物
量を低減することができ、より高純度のガスを使用でき
るようになる。
【0015】空洞状ダクト37は、両端がそれぞれガス
キャビネット33、34とガス消費設備39とに気密に
取り付けられて、ガスキャビネット33、34とガス消
費設備39とを接続するようになっている。空洞状ダク
ト37は、難燃ポリプロピレン、難燃ポリスチレン、難
燃ABS、難燃ポリアミド、難燃PBT、難燃ポリカー
ボネートなどの耐熱難燃性の樹脂、または、SUS30
4、SUS316、SUS329、SUS405、SU
S444、鉄などの金属で形成するのが好ましい。空洞
状ダクト37の外径および長さは、これに収納されるガ
ス供給配管35、36の形状、寸法、数などに応じて適
宜設定される。
【0016】空洞状ダクト37は、直管部、屈曲部およ
び伸縮部のうち1つまたはこれらの組み合わせにより構
成するのが好ましい。直管部とは円筒形の直管状配管で
ある。屈曲部はL字管状の配管である。伸縮部は、例え
ば蛇腹状に形成されて長さ方向に伸縮自在とされた配管
である。伸縮部は径方向に伸縮自在とすることもでき
る。これら直管部、屈曲部、伸縮部は、互いに着脱自在
に構成するのが好ましい。空洞状ダクト37を、このよ
うな構成とした場合には、直管部を耐熱難燃性の樹脂や
金属などで形成し、屈曲部を耐熱難燃性の樹脂や金属な
どで形成し、伸縮部を耐熱難燃性の樹脂や金属などの材
料で形成するのが好ましい。図1に例示したガス供給設
備では、空洞状ダクト37は長さ方向に伸縮可能な伸縮
部からなるものである。
【0017】ガス消費設備39は、筐体38内に設けら
れている。ガス消費設備39の内部には、ガス供給配管
35、36から供給される複数種類の半導体プロセスガ
スを混合・希釈するガス供給部(図示略)を設けること
ができる。ガス消費設備39は、排出管40を介して排
気ダクト41に接続されている。
【0018】ガス消費設備39の上部には、ガスを系外
に導出する導出口である吸引口42が設けられ、ガス供
給設備39内のガスを、吸引口42を通して、排出管4
0に導くことができるようになっている。排出管40内
には、吸引口42の近傍に、ガス漏洩検知器43が設け
られている。ガス漏洩検知器43は、ガス容器31、3
2に充填されているガスを検知できるようになってい
る。なお、この例のガス供給設備では、ガス消費設備3
9の上部に吸引口42が設けられているが、吸引口42
は、ガス消費設備39の下部に設けられていてもよい
し、ガスキャビネット33、34に設けられていてもよ
い。
【0019】このガス供給設備では、ガス漏洩検知器4
3が、ガス容器31、32またはガス消費設備39から
漏洩したガスを検知すると、この漏洩ガスが、吸引口4
2を通して吸引され、排気管40を通して排気ダクト4
1に排出され、緊急除害装置(図示略)に送られる。
【0020】この例のガス供給設備では、ガスキャビネ
ット33、34とガス消費設備39とが、空洞状ダクト
37によって接続されているので、これらガスキャビネ
ット33、34とガス消費設備39との内部が連通し、
1つの空間を形成している。このため、ガスキャビネッ
ト33、34またはガス消費設備39に、1つの吸引口
42と、1つのガス漏洩検知器43を設けることによっ
て、ガス漏洩箇所にかかわらず、漏洩ガスを確実に検知
し、排出することが可能となる。したがって、図2に示
した従来のガス供給設備のように、ガスキャビネットお
よびガス消費設備のそれぞれにガス漏洩検知器を設ける
必要がなく、ガス漏洩検知器の設置数を最小限とし、設
備コスト低減を図ることができる。
【0021】また、この例のガス供給設備では、ガスキ
ャビネット33、34が、ガス消費設備39以外のガス
消費設備に接続されていないため、ガスキャビネット3
3、34とガス消費設備39との間を最短距離で配管施
工できるようになる。このため、ガス供給配管の内面積
を小さくし、配管内面からガス中に混入する配管構成材
料からなる不純物量を低減することができ、より高純度
のガスを使用できるようになる。
【0022】また、ガスキャビネット33、34が、ガ
ス消費設備39以外のガス消費設備に接続されていない
ため、仮にガスが漏洩して、ガスキャビネット33、3
4からガス消費設備39へのガス供給が停止しても、他
のガス消費設備が操業に支障を来すことがなく、生産効
率の低下を最小限に抑えることができる。
【0023】また、複数のガス消費設備に対する配管が
必要なくなるため、ガス供給配管の施工を容易とするこ
とができる。
【0024】また、空洞状ダクト37を、半導体プロセ
スガスが透過しにくい耐熱難燃性素材または金属製の配
管とすることによって、空洞状ダクト37からの半導体
プロセスガスの漏洩を確実に防ぐことができる。また耐
熱難燃性素材、金属はいずれも燃焼しにくいため、火災
を未然に防ぐことができる。
【0025】また空洞状ダクト37を、直管部、屈曲部
および伸縮部のうち1つまたはこれらの組み合わせによ
り構成する場合には、これらを容易にガス供給配管の形
状に応じた形状とすることができる。したがって、空洞
状ダクト37の施工を容易とすることができる。
【0026】さらに、本発明のガス供給設備にあって
は、ガスキャビネット33、34が、1つのガス消費設
備39にのみ接続されているため、ガス消費設備が増設
される場合には、ガス消費設備の数に応じてガスキャビ
ネット等も増設される。したがって、ガス消費設備を増
設する際に、操業中の他のガス供給設備を停止する必要
がないから、半導体製造装置などにおける生産効率が低
下することがない。また、将来のガス消費設備の増設を
見込んで、あらかじめガス供給設備を付設する必要がな
くなるから、初期投資を低減することができる。
【0027】また、上記の空洞状ダクト37の屈曲部
を、長さ方向に2分割以上に分割可能とすれば、これら
を適宜組み合わせることによって、ガス供給配管35、
36の曲部の形状(曲げ半径6D以上)に応じた形状の
空洞状ダクト37を簡単に構成することができる。な
お、曲げ半径6D以上とは、配管の曲部が、配管の径の
6倍以上の直径となる(すなわち曲げ半径が配管径の3
倍以上となる)ことをいう。したがって、ガス供給配管
35、36を空洞状ダクト37内に収納する際に、空洞
状ダクト37を付設する作業を容易にすることができ
る。さらに、上記の空洞状ダクト37の伸縮部を、長さ
方向および径方向に伸縮可能とすれば、ガス供給配管3
5、36の形状、寸法、数などに応じて空洞状ダクト3
7を変形させることが可能となり、空洞状ダクト37を
付設する作業を容易にすることができる。
【0028】なお、ガス消費設備39内部は、仕切りに
よって、上記ガス供給部と、ガスを半導体などに接触さ
せるガス反応部とに分割し、これらのそれぞれに吸引口
およびガス漏洩検知器を設けることもできる。この場合
には、それぞれの吸引口において、ガスをサンプリング
すれば、ガス消費設備39内の漏洩箇所あるいは、同様
にガスキャビネットの漏洩部位の特定も可能となる。こ
の場合、ガス漏洩検知器は1台であっても、複数の採取
ポートを有していればよく、必ずしも複数台の検知器を
必要としない。
【0029】以下、具体的な実施例を示して本発明の効
果を明らかにする。図1に示したガス供給設備におい
て、ハロゲン系ガスを、ガス容器31、32から1つの
ガス消費設備39に供給するように、外径6.35mm
の316Lステンレス鋼配管35、36を配管施工し
た。また、比較のために、図2に示した従来のガス供給
設備において、ハロゲン系ガスを、ガス容器から複数の
ガス消費設備1、…に供給するように配管施工した。こ
の実施例のガス供給設備によれば、配管材料と施工工事
費用の合計が、従来のガス供給設備のそれと比較して、
約1/5になった。また、この実施例のガス供給設備の
設計に要した費用が、従来のガス供給設備のそれと比較
して、1/10程度に低減された。したがって、この実
施例のガス供給設備によれば、配管施工に関わる全体費
用は、従来のガス供給設備のそれに対して、18%程度
に抑えることができた。また、この実施例のガス供給設
備の施工に要した期間は2日であり、従来のガス供給設
備の施工に要する期間の半分であった。また、この実施
例のガス供給設備において、外径3.2mmの316L
ステンレス鋼配管35、36を配管施工した場合、配管
材料および施工工事費用がさらに低減され、配管施工に
関わる全体費用は、従来のガス供給設備のそれに対し
て、15%程度に抑えることができた。さらに、この実
施例のガス供給設備にあっては、ガス漏洩検知器の設置
台数が、従来のガス供給設備のそれと比較して、1/3
となった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス供給
設備では、ガスキャビネットとガス消費設備とが、空洞
状ダクトよって接続されているので、これらガスキャビ
ネットとガス消費設備との内部が連通し、1つの空間を
形成する。このため、最小限の数の導出口とガス漏洩検
知器によって、漏洩ガスを確実に検知し、排出すること
が可能となる。したがって、ガス漏洩検知器の設置数を
最小限とし、設備コスト低減を図ることができる。ま
た、ガスキャビネットが、1つのガス消費設備にのみ接
続されているため、仮にガスが漏洩して、ガスキャビネ
ットからこのガス消費設備へのガス供給が停止しても、
他のガス消費設備が操業に支障を来すことがなく、生産
効率の低下を最小限に抑えることができる。また、複数
のガス消費設備に対する配管が必要なくなるため、ガス
供給配管の施工を容易とすることができる。
【0031】また、空洞状ダクトを、半導体プロセスガ
スが透過しにくい耐熱難燃性素材または金属製の配管と
することによって、空洞状ダクトからのガス漏洩を確実
に防ぐとともに、火災を未然に防ぐことができる。
【0032】また空洞状ダクトを、直管部、屈曲部およ
び伸縮部のうち1つまたはこれらの組み合わせにより構
成する場合には、これらを容易にガス供給配管の形状に
応じた形状とすることができる。したがって、空洞状ダ
クトの施工を容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のガス供給設備の一例を示す概略構成
図である。
【図2】 従来のガス供給設備を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
31,32・・・ガス容器、33,34・・・ガスキャビネッ
ト、35,36・・・ガス供給配管、37・・・空洞状ダク
ト、38・・・筐体、39・・・ガス消費設備、40・・・排気
管、41・・・排気ダクト、42・・・吸引口(導出口)、4
3・・・ガス漏洩検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 良夫 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 Fターム(参考) 3J071 AA02 BB11 CC01 DD30 EE37 FF11 4K030 AA02 AA06 AA11 EA03 KA39 KA46 LA15 LA16 5F045 BB08 BB10 BB20 EC07 EC08 EE01 EE02 EE11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス容器内のガスを、ガス供給配管を通
    してガス消費設備に供給するガス供給設備であって、 ガス容器を収納するガスキャビネットと、ガス消費設備
    とを、ガス供給配管を収納した空洞状ダクトにより接続
    したことを特徴とするガス供給設備。
  2. 【請求項2】 前記ガスキャビネットまたはガス消費設
    備に、ガスを系外に導出する導出口と、ガス漏洩検知器
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のガス供給設
    備。
  3. 【請求項3】 前記空洞状ダクトは、耐熱難燃性素材ま
    たは金属製の配管であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のガス供給設備。
  4. 【請求項4】 前記空洞状ダクトは、直管部、屈曲部お
    よび伸縮部のうち1つまたはこれらの組み合わせにより
    構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちい
    ずれか1項記載のガス供給設備。
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