JP2003041405A - カップ部を有する衣類 - Google Patents
カップ部を有する衣類Info
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Abstract
固定と造形性とを高める。 【解決手段】 少なくともバスト最下端周縁より脇側に
略L形状に延在するカップ支え材を備え、該カップ支え
材の脇側上端はカップ部の脇側を完全に囲んで上端縁ま
で達し、カップ部の上縁に連続してストラップ連結位置
近傍まで延在すると共に、該カップ支え材の脇側上端外
縁は脇線ラインまで延在し、かつ、上記カップ支え材は
樹脂糸の成形材よりなり、バージスラインより内側部
分をバストの隆起に沿って起き上がる立体形状としてい
る。
Description
ていないカップ部を有する衣類であって、ノンワイヤー
とすることで肌当たりを良くし、かつ、ノンワイヤーと
しながらもバージスラインが明確となるようなバスト造
形性機能も保持するものである。
は、立体的なバスト造形機能を持たせるために、バージ
スラインに当たるカップ部下縁にワイヤーを装着し、バ
ストアップ等の補整・造形効果を高めているものが多
い。この種のワイヤー入りブラジャーは、ワイヤーによ
りバージスラインを固定して脇側に広がるように流れる
バストの肉を、内側に寄せてバストシルエットを美しく
補整、造形できるようにしている。また、店頭における
平置き展示時に、カップが膨らんだ形状、所謂カップシ
ルエットを保持できる利点がある。
るが、肌当たりがきつくなり、ワイヤー跡が肌に残った
り、着用中に違和感や強い締め付け感を感じる等の問題
がある。そのため、ワイヤー無しのノンワイヤーを求め
るユーザーも多い。
イヤーにより為されていたバストの補整や造形性の機能
が劣り、特に、カップ部と土台部とを明確に区別するワ
イヤーによるバージスラインの固定が困難となる問題が
ある。特に、バストの肉が脇側に流れることを抑止する
機能が乏しい。かつ、布の切り替えだけでは、バストの
垂れを抑止してバストを起き上がらせて前方へ膨出させ
る機能も乏しく、所謂、ブラジャーの「寄せて挙げる」
補整・造形機能が低下する問題がある。さらに、店頭に
おける平置き展示時に、カップ部が膨出する支えがない
ため、カップシルエットが崩れてしまい、展示上での問
題が生じる。
いて、良好な整形が確実にできるブラジャーとして図1
2(A)(B)(C)に示すブラジャーが提案されてい
る。このブラジャーではカップ部1のバージスラインL
の底辺に沿って、内周側にカップ保形体2がカップ布3
の裏面に重ねて縫着されていると共に、外周側にカップ
支持体4が添布(土台布)5の裏面に重ねて縫着され、
かつ、カップ支持体4は左右のカップ側の先端を連結部
4aで連結されている。上記カップ保形体2とカップ支
持体4とはシリコン樹脂等の軟質合成樹脂等の弾性体よ
り一体形成されている。なお、このブラジャーでは、図
12(C)に示すように、カップ布3の底辺の形状を保
持するために、カップ保形体2とカップ支持体4との境
界位置にワイヤー6が埋設されている。
すブラジャーでは、弾性体よりなる樹脂でカップ支持体
4よりカップ保形体2が立ち上がるように一体形成さ
れ、カップの底辺に配置されているため、バストの下垂
れを抑止して立ち上がらせる機能は保持している。しか
しながら、バストの底辺に配置されているだけであり、
バストの横広がり、即ち、脇側への肉の流れを抑制する
機能はない。特に、バストが上方に持ち上げられると、
バストが豊かな場合に、脇側への肉の流れは増加するこ
ととなる。この点に関して、カップ支持体4に左右カッ
プ側を連結する中央の連結部4aを設けることにより、
左右カップの頂部間、即ち、乳頭間の寸法を所定寸法と
することで、バストの横方向への広がりを防止してい
る。しかしながら、着用者によって乳頭間の寸法は種々
相違し、一律に所定寸法となるように矯正すると、長時
間着用時には窮屈感を生じることとなる。また、中央に
よせる矯正力が余程強くない限り、乳頭間寸法が設計寸
法より広い着用者では、ブラジャーのカップの頂部から
バストの乳頭が左右脇側にずれた自然位置に戻り易く、
その場合には、バストの肉の脇側への流れが発生する。
これを阻止できる強い矯正力を持たせると、上記のよう
に窮屈感を与えることとなる。
2とカップ支持体4を配置しているだけであるため、脇
側でのバージスラインの固定が為されていない。ノンワ
イヤーブラジャーおよびワイヤー入りブラジャーのいず
れのブラジャーにおいても、バストの脇側でバージスラ
インを固定し、かつ、脇側の肉を押さえて、脇側をすっ
きりと押さえることにより、バストのシルエットを美麗
に見せることができる。しかしながら、上記図11のブ
ラジャーでは、前側中央の連結部4aの存在でバストの
横流れを抑制しようとしているが、バストの横流れを押
さえるには不十分で、この点でも補整機能が劣る問題が
ある。
で、ノンワイヤーでありながら、ワイヤーの機能である
バージスラインの明確化を図ることができ、かつ、バス
トの脇側の横流れを防止すると共に脇側の肉を押さえて
美麗なバストシルエットを与えることができ、バージス
部分の締め付け圧迫を軽減することが出来るブラジャー
等のカップ部を有する衣類を提供することを課題として
いる。
め、本発明は、バストの周縁に沿ってワイヤーを装着し
ていないカップ部を有する衣類であって、少なくともバ
スト最下端周縁より脇側に略L形状に延在するカップ支
え材を備え、該カップ支え材の脇側上端はカップ部の脇
側を完全に囲んで上端縁まで達し、カップ部の上縁に連
続してストラップ連結位置近傍まで延在すると共に、該
カップ支え材の脇側上端外縁は脇線ラインまで延在し、
かつ、上記カップ支え材は 樹脂成形材よりなり、バー
ジスラインより内側部分をバストの隆起に沿って起き上
がる立体形状としていることを特徴とするカップ部を有
する衣類を提供している。
いため、ワイヤーによる締め付け感がなく、ワイヤー跡
が付かず、かつ、ワイヤーが無い分、軽量となる。しか
も、ワイヤーを用いていないが、立体形状に成形したカ
ップ支え材によりバスト最下端位置から脇側上端にかけ
てのバージスラインを確実に固定することができる。ま
た、バージスラインより隆起するバストに沿う内側部分
ではカップ支え材を起き上がるように立体成形している
ため、バストをカップ支え材の広い面で下方から持ち上
げることができ、其の際、面的な保持であるため、ワイ
ヤーと比較して当たりがソフトで、造形性を備えながら
着用感を高めることができる。 さらに、バストの横方
向に広がって脇側へと流れる肉は、脇線ラインまで延在
する広い面積で配置したカップ支え材で抑制するため、
バストの脇側をスッキリとさせることができる。さらに
また、カップ支え材の幅広の脇側上端近傍に連結される
ストラップにより、カップ支え材が上方へ引っ張られる
ため、該カップ支え材によるバージスラインの固定と安
定を確実に図ることができる。
ップ支え材に強く作用させるために、カップ支え材をス
トラップと直接縫着することが好ましい。
もバストの下垂および脇流れが発生しやすいバージスラ
インの最下端位置より脇側上端まで配置しているが、前
部中央側へバージスラインに沿って延長させ、その先端
を前中心上端縁まで配置することが好ましい。このよう
に、バージスラインの全長に沿ってカップ支え材を配置
すると、前中心先端から脇側先端までのバージスライン
の全域をカップ支え材で固定でき、バストシルエットを
良好とすることが出来る。なお、カップ支え材は一体成
形で連続させてもよいし、分割した状態で成形して、連
続配置してもよい。
ン等の樹脂糸からなる不織布を圧縮成形した成形材から
構成しても良いし、発泡ウレタンからなる成形材より構
成してもよく、所要の硬さと弾性を有するものが好まし
い。上記成形材よりカップ支え材を形成すると、肌当た
りをソフトとでき、着用感をより優れたものとすること
ができる。かつ、成形性も良いため、精度よく所要の立
体形状に成形することができる。
ップ部も、立体成形した成形材より形成してもよい。こ
の場合、カップ部も樹脂糸からなる不織布を圧縮成形し
た成形材、あるいは、発泡ウレタンからなる成形材とす
ることが好ましいが、カップ支え材よりも柔らかくして
クッション性を持たせると共に厚くしている。このカッ
プ部はバストに被せる略半球状に立体成形しており、バ
ストのシルエット自体をカップ部で構成するため、バス
トシルエットを良好とすることができる。 上記成形材
より立体成形するカップ部とカップ支え材とは、縫着し
て結合しても良いし、カップ部とカップ支え材とを一体
成形してもよい。
部と土台布との間に介在させ、カップ支え布を介して土
台布とカップ部とを連結してもよい。あるいは、カップ
部と土台布とを縫着し、カップ部の外面あるいは内面に
上記カップ支え布を重ね、該カップ支え布を少なくとも
土台布と縫着してもよい。
う下側周縁からバスト隆起側への幅は、最も幅の狭い部
分で5mm以上とすることが好ましい。また、脇側の略
L形部分は幅広部分では10mm以上とすることが好ま
しい。上記のように広幅とすることにより、ソフトな素
材からなるカップ支え材により、面的な支持で造形性を
付与することができる。
ーに好適に用いられ、カップ形状はフルカップ、3/4
カップ、1/2カップでもよく、かつ、後開閉タイプ、
前開閉タイプのいずれにも適用できる。さらに、ブラジ
ャーに限らず、カップ付きスリップ(所謂ブラスリッ
プ)、カップ付きキャミソール、カップ付きランジェ、
カップ付きティディ等、カップ部を有する衣類に適用で
きる。
照して説明する。図1乃至図4は、本発明の第1実施形
態に係るブラジャー10を示し、左右のカップ布11を
それぞれ左右の土台布12に縫着し、これら左右の土台
布12を前中心で縫着すると共に脇側端を左右のバック
布13と縫着して、背面側中央で開閉するタイプであ
る。上記左右のカップ布11は上下カップ布11aと1
1bとを縫着して膨出させた形状としている。
の間には、バージスラインBLの全周に沿って、その前
中心点P1より最下端P2を通り脇側の上端P3にかけ
てカップ支え材15を取り付け、カップの脇側部分はカ
ップ支え材15により形成している。
織布を圧縮成形して立体形状とした成形材より形成して
おり、本実施形態ではポリエステル樹脂よりなる不織布
を200℃前後で30秒〜90秒加熱して成形してい
る。
Lを境界としてバスト形状に沿って立ち上がるバスト造
形部分15aと、支持部分15bとからなる。上記バー
ジスラインBLに沿った境界で、バスト造形部分15a
は支持部分15bより急激な傾斜角度で屈曲して立ち上
がるが、脇側では次第に傾斜角度が漸減し、脇側上端近
傍では屈曲せずに、バスト造形部分15aと支持部分1
5bとは連続した傾斜形状となっている。
形状で、前中心上端点P1から最下端位置P2の間の部
分15a−1はバージスラインBLから立ち上がる幅W
を略同一とし、該幅Wを5mm以上としている。最下端
位置P2から脇側上端にかけて略L形状ととなり、その
横部分15a−2は次第に幅広となって、縦部分のカッ
プの脇側部分15a−3へと連続し、該脇側上端はスト
ラップ16に直接縫着している。支持部分15bは、最
下端位置P2から前側では土台布12の肌側全面に重ね
合わせる部分15b−1とし、最下端位置P2から脇側
端P4に掛ける部分15b−2は土台布12の上端縁に
沿って重ね合わせる部分としている。
土台布12の肌側に配置して土台布12と縫着し、バス
ト造形部分15aの上端縁はカップ布11と縫着してい
る。なお、カップ布11とバスト造形部分15aの外面
には装飾布(図示せず)を取り付けてもよい。
バージスラインBLに沿った屈曲を形成しているため、
ノンワイヤーでありながら、バージスラインBLを明確
に固定できる。さらに、バスト造形部分15aがバージ
スラインBLより立ち上がるため、バストを下方から保
持して膨出させて造形性を与えることができる。かつ、
ワイヤーと比較して幅広い面でソフトに保持するため、
肌当たりがよく、圧迫感を与えないと共にワイヤーを用
いた場合に生じるワイヤー跡を発生させない。
え材15で形成して広い面積でソフトに押さえてバスト
を前側に寄せる機能を果たすと共に、バストの肉が横方
向に広がって脇へと流れるのを確実に抑制でき、脇側を
スッキリとさせることができる。
5を直接に縫着してストラップ16により上方へと引き
上げているため、カップ支え材15の他端の前側中心位
置からストラップ16と縫着する脇側上端までの全周を
バージスラインBLから位置ずれすることなく、固定す
ることができる。
プ支え材15’をカップ布11の外側表面に配置し、該
カップ支え材のバスト造形部分15a’にはバージスラ
インの最下端位置近傍で略V形状の切り込み部15b’
を設けている。該切り込み部15b’の奥端はバージス
ラインBLの達している。上記のようにカップ支え材1
5’を外側表面に配置した場合に、上記切り込み部15
b’を設けるとデザイン性を高めることができる。
では、カップ支え材15’は、カップ11の最下端位置
P2から脇側上端位置P3まで配置して、略L字形状と
している。即ち、バストの下垂は最下端点P2から脇側
にかけて発生しやすいため、最下端点から脇側にかけて
カップ支え材15’を配置しても、言い換えると、最下
端点から前中心点の間はカップ支え材を配置しなくと
も、バストのバージスラインBLの固定とバストの肉の
脇流れを防止して、バストの造形性を高めることができ
る。
は前中心よりストラップと連結する脇側上端までを1枚
の連続したカップ支え材15で形成しているが、バージ
スラインBLに沿った下側周縁と脇側部分とを別体とし
て形成して、これを連続的に配置して取り付けてもよ
い。また、カップ支え材15を土台布12と縫着してい
る部分では、その上端縁をカップ布11と縫着せずに遊
離させておいてもよい。
では、左右カップ18を発泡ウレタンより成形している
点と、前中央開閉タイプとしている点が第1実施形態と
相違する点である。左右カップ18と土台布12との間
にカップ支え材15を配置しており、該カップ支え材1
5は発泡ウレタンよりなるカップ18よりは薄いが柔軟
性を持たせず、バージスラインBLよりバスト側はカッ
プ18に重ね合わせて、バストを下方より持ち上げると
共に脇側への肉流れを押さえている点は第1実施形態と
同様である。
では、カップ部分20とカップ支え材部分21とを発泡
ウレタンにより一体成形した部材22を設けている。カ
ップ部分20は略半球状に膨出させると共に乳頭を囲む
部分20aは発泡ウレタンを圧縮せずに弾力性を持たせ
て肌当たりを良くしている。この部分20aの外周部分
発泡ウレタンを圧縮して成形して、クッション性を無く
すと共に薄くしている。
らバージスラインBLにかける部分20bは、カップ支
え材部分21のバスト造形部分21aを兼ねている。バ
ージスラインBLを境界としてカップ支え材部分21の
支持部分21bへと連続し、該支持部分21bは土台布
12の肌側全面に重ねる部分と脇側部分とからなる。脇
側部分の上端にはストラップ16を直接連結している。
プ部分20も立体成形した成形材で形成しているため、
バスト形状をカップ部分20とカップ支え材部分21の
バスト造形部分21とで補整できる。かつ、従来の補整
ブラジャーでは肌当たりがきついが、このブラジャーは
肌当たりを柔らかくしながら、バスト全体を補整するこ
とができる。
し、カップ材30の部分は第1実施形態と同一形状のブ
ラジャーとしている。また、カップ付きティディの場合
も同様に、カップ材を第1実施形態と同一形状のブラジ
ャーから構成してもよい。
プ付きキャミソールを示し、ベア天竺からなるキャミソ
ールのバスト部分の肌側に、第4実施形態と同様な、カ
ップ部分40aとカップ支え部分40bとを発泡ウレタ
ンで一体成形したカップ材40を取り付けている。ま
た、カップ部材40のカップ支え部材40bの脇側上端
にストラップ41を連結し、その他端を背面側のトップ
42の上端に連結している。さらに、カップ支え材40
bの脇側に連結した背面布43を背面側の内面に縫着し
ている。
プ付きランジュを示し、ベア天竺(伸縮ニット)からな
るランジュ51のバスト部分の肌側に、第3実施形態と
同様な、カップ部分50aは発泡ウレタンの成形材から
なり、カップ支え材50bは不織布を圧縮成形した成形
材からなるカップ材50を取り付けている。カップ支え
材50bの脇側上端に連結したストラップ52はトップ
内面に縫着している。
によれば、ワイヤーを用いる代わりに、不織布や発泡ウ
レタン等を圧縮して立体的に成形したカップ支え材を用
いているため、ワイヤー機能のバージスラインの固定と
造形性をノンワイヤーのカップ部に付与することができ
る。よって、ワイヤーを用いた場合に生じていた締め付
け感や無くすと共にワイヤー跡を発生させず、かつ、ワ
イヤーを無くす分だけ軽量化を図ることができる。
が、カップ支え材の立ち上げたバスト造形部分では、広
い幅で面状にバストを下方から保持するため、バストの
造形性を高めることができる。さらにまた、脇側部分で
は広い面積で脇側を押さえるため、バストの肉の横に広
がり脇側へ流れるのを抑制でき、脇側をスッキリとさせ
ることができ、バストシルエットを良好に保つことがで
きる。
直接に連結できるため、ストラップによる上方への引っ
張りによりバスト造形部分と支持部分の境界のバージス
ラインを位置ずれすることなく固定でき、かつ、境界部
分で角度をつけて屈曲させているため、ノンワイヤーで
ありながら、バージスラインをくっきりとすることがで
き、この点からもバストの造形性を高めることができ
る。
一体に成形すると、カップ部分の全体を肌当たり良く、
補整することもできる。
せているため、販売時において陳列台に平置きした場合
にも、ノンワイヤーのブラジャーで発生していたカップ
部が膨出しない欠点を無くすことができる。
斜視図である。
ある。
る。
図、(B)はカップ部分とカップ支え材部分とを一体成
形した部材を示す図面、(C)は(B)の側面図であ
る。
斜視図、(B)は背面図である。
斜視図、(B)は背面図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 バストの周縁に沿ってワイヤーを装着し
ていないカップ部を有する衣類であって、 少なくともバスト最下端周縁より脇側に略L形状に延在
するカップ支え材を備え、該カップ支え材の脇側上端は
カップ部の脇側を完全に囲んで上端縁まで達し、カップ
部の上縁に連続してストラップ連結位置近傍まで延在す
ると共に、該カップ支え材の脇側上端外縁は脇線ライン
まで延在し、かつ、 上記カップ支え材は樹脂成形材よりなり、バージスライ
ンより内側部分をバストの隆起に沿って起き上がる立体
形状としていることを特徴とするカップ部を有する衣
類。 - 【請求項2】 上記カップ支え材はバージスラインに沿
って、脇側上端縁から最下端周縁を通り、前中心上端縁
まで延在する請求項1に記載のカップ部を有する衣類。 - 【請求項3】 上記カップ支え材は樹脂糸からなる不織
布を圧縮成形した成形材、あるいは、発泡ウレタンから
なる成形材よりなる請求項1または請求項2に記載のカ
ップ部を有する衣類。 - 【請求項4】 上記カップ支え材はストラップと直接縫
着している請求項1乃至請求項3のいずれか1項の記載
のノンワイヤーブラジャー。 - 【請求項5】 バストを覆うカップ部を立体成形した成
形材より形成し、該カップ部の成形材は樹脂糸からなる
不織布を圧縮成形した成形材、あるいは、発泡ウレタン
からなる成形材よりなる請求項1乃至請求項4のいずれ
か1項に記載のカップ部を有する衣類。 - 【請求項6】 上記カップ部と上記カップ支え材とを縫
着あるいは一体成形している請求項5に記載のノンワイ
ヤーブラジャー。 - 【請求項7】 上記カップ部と土台布との間に上記カッ
プ支え材を介在させ、カップ支え布を介して土台布とカ
ップ部とを連結している請求項1乃至請求項5のいずれ
か1項の記載のノンワイヤーブラジャー。 - 【請求項8】 上記カップ部と土台布とを縫着し、カッ
プ部の外面あるいは内面に上記カップ支え布を重ね、該
カップ支え布を少なくとも土台布と縫着している請求項
1乃至請求項5のいずれか1項に記載のノンワイヤーブ
ラジャー。
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