JP2003040735A - ポストフォーム化粧料 - Google Patents

ポストフォーム化粧料

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JP2003040735A JP2001226941A JP2001226941A JP2003040735A JP 2003040735 A JP2003040735 A JP 2003040735A JP 2001226941 A JP2001226941 A JP 2001226941A JP 2001226941 A JP2001226941 A JP 2001226941A JP 2003040735 A JP2003040735 A JP 2003040735A
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Masami Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形の高級アルコールによるべたつき、艶の
無さ、ゴワつきなどを改善した、ポストフォーム化粧料
などのフォーム状化粧料を提供する。 【解決手段】 ポリクォータニウム37の様なメタクリ
ル酸コリンエステル重合物及び/又はその塩をフォーム
状化粧料に含有させる。更に、かかる成分の分散性を向
上させるために、ポリエチレングリコールジカプリレー
ト/ジカプレート及びピーピージー1トリデクエス−6
(PPG−1 Trideceth−6)はメタクリル
酸コリンエステル重合物及びその塩40〜50重量部に
対して、ポリエチレングリコールジカプリレート/ジカ
プレートを分散媒として30〜50重量部、ピーピージ
ー1トリデクエス−6(PPG−1 Tridecet
h−6)を界面活性剤として5〜20重量部加えて予分
散しておくことが好ましい。この様な構成を取ることに
より、高級アルコールフリーのフォーム状化粧料が提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーム状化粧
料、更に好適には、後発泡タイプ、即ち、ポストフォー
ムタイプの化粧料に関し、更に詳細には頭髪用に好適な
ポストフォーム化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】ポストフォーム化粧料、即ち、後発泡タ
イプの化粧料はエアゾル化粧料の変形タイプの化粧料で
あり、噴出時にはクリーム・ジェル乃至は乳液状の化粧
料組成物が、噴出後、手などで擦過すると速やかに発泡
し、ムース状に変化する剤形の化粧料である。このタイ
プの化粧料は、剤形の目新しさと実際に使用するガス組
成物以外の化粧料の量が明確に判り、投与量のコントロ
ールがしやすいことから、従来フォームタイプの化粧料
が用いられていた毛髪用化粧料やパック用の化粧料の分
野で、従来のフォームタイプの化粧料に代わって使用さ
れるようになってきている。この様なポストフォーム化
粧料は、非イオン界面活性剤、セタノールなどの固形の
高級アルコール、イソペンタン等の低沸点ガスを構成要
素としており、噴出直後にはオイル成分として含まれて
いる液化低沸点ガスが噴出と同時に徐々に気化しフォー
ムを形成する仕組みになっている。しかしながら、この
様な構成によるポストフォーム化粧料においては、発泡
性が阻害されることからオイル成分の含有が難しく、従
って、シリコーンなどのオイル成分を髪通りの良さのた
めに必須成分として含有する、毛髪用の化粧料に適用す
ることは困難であった。又、固形の高級アルコールを必
須の成分とすることから、これによるべたつき、艶の無
さ、ゴワつきなども毛髪用の化粧料としてはマイナス要
因であった。即ち、かかる欠点を克服したポストフォー
ム化粧料の開発が望まれていた。
【0003】一方、メタクリル酸コリンエステル重合物
及び/又はその塩を含有することを特徴とする、ポスト
フォーム化粧料は全く知られておらず、従って、この様
なポストフォーム化粧料が、オイル成分を含有しても発
泡特性を低下させず、又、この様な成分を含有すること
により、固形の高級アルコールを必須としなくなるた
め、べたつき、艶の無さ、ゴワつきなど発現を抑制しう
ることも全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、固形の高級アルコールによる
べたつき、艶の無さ、ゴワつきなどを改善した、ポスト
フォーム化粧料などのフォーム状化粧料を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、固形の高級アルコールによるべたつき、艶の無さ、
ゴワつきなどを改善した、ポストフォーム化粧料等のフ
ォーム状化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、
メタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はその塩を
含有させることにより、固形の高級アルコールを必須成
分とすることなく、ポストフォームを形成するポストフ
ォーム化粧料が得られることを見出し、発明を完成させ
るに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関する
ものである。 (1)メタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はそ
の塩を含有することを特徴とする、フォーム状化粧料。 (2)メタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はそ
の塩が塩化メタクリル酸コリンエステル重合体(ポリク
ォタニウム37)であることを特徴とする、(1)に記
載のフォーム状化粧料。 (3)更に、ポリエチレングリコールジカプリレート/
ジカプレート及びピーピージー1トリデクエス−6(P
PG−1 Trideceth−6)を含有することを
特徴とする、(1)又は(2)に記載のフォーム状化粧
料。 (4)更に、非イオン界面活性剤を含有することを特徴
とする、(1)〜(3)何れか1項に記載のフォーム状
化粧料。 (5)更に、オイル成分を含有することを特徴とする、
(1)〜(4)何れか1項に記載のフォーム状化粧料。 (6)オイル成分としてジメチコンが含まれていること
を特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載のフォ
ーム状化粧料。 (7)毛髪用であることを特徴とする、(1)〜(6)
何れか1項に記載のフォーム状化粧料。 (8)ポストフォームタイプであることを特徴とする、
(1)〜(7)何れか1項に記載のフォーム状化粧料。 以下に、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細
に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明のフォーム状化粧料
の必須の成分であるメタクリル酸コリンエステル重合物
及び/又はその塩 本発明のポストフォーム化粧料は、メタクリル酸コリン
エステル重合物及び/又はその塩を必須成分として含有
する、メタクリル酸コリンエステルはメタクリル酸のカ
ルボキシル基とコリンの水酸基をエステル結合させたも
のであり、この重合物としては、かかるメタクリル酸の
二重結合を利用して重合したものが挙げられる。重合と
してはこのもの自身を重合させたホモポリマーと、ビニ
ルアルコール、酢酸ビニル、スチレン、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル等の他の脂肪族不飽和化合
物を加えて共重合させた共重合体の何れもが使用可能で
あるが、本発明に於いてはホモポリマーが特に好まし
い。かかるメタクリル酸のコリンエステルには4級のア
ミノ基があり、この部分が塩を形成することが可能であ
り、この様なものがメタクリル酸コリンエステルの塩で
ある。かかる塩としては、例えば塩化物、臭化物、沃化
物などのハロゲン酸の塩(ハロゲン化物)、硫酸、硝
酸、リン酸などの鉱酸の塩、クエン酸、蓚酸などの有機
酸の塩などが例示でき、これらの内では塩酸の塩(塩化
物)が特に好ましい。かかる塩化メタクリル酸コリンエ
ステルポリマーはポリクォータニウム37のインキネー
ム(INCINAME)で化粧料原料、特に、ヘアセッティング
用の化粧料として知られている。このものは既に市販さ
れているものがあり、これを使用することができる。こ
れらメタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はその
塩は唯一種を含有させることもできるし、二種以上を組
み合わせて含有させることもできる。本発明のフォーム
状化粧料において、かかるポリクォータニウム37等の
メタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はその塩は
泡形成補助作用と泡維持作用を発揮する。かかる作用
は、オイル成分の有無にかかわらず発揮される。又、固
形の油脂でないため、塗布後結晶の析出により”ツヤ”
などが阻害されることがない。本発明の化粧料におい
て、かかる作用を、系の安定性に影響与えることなく発
揮するためには、メタクリル酸コリンエステル重合物及
び/又はその塩は、化粧料全量に対して、総量で0.1
〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%が特に好ま
しい。
【0007】かかるメタクリル酸コリンエステル重合物
及び/又はその塩は、系に於ける分散性を向上させるた
めに、ポリエチレングリコールジカプリレート/ジカプ
レート及びピーピージー1トリデクエス−6(PPG−
1 Trideceth−6;INCI NAME、ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレン・ドデシルアルコー
ル)中に予め分散させておくことが好ましい。従って、
これらポリエチレングリコールジカプリレート/ジカプ
レート及びピーピージー1トリデクエス−6(PPG−
1 Trideceth−6)が本発明のフォーム状化
粧料の好ましい成分と言うことができる。前記の如く、
メタクリル酸コリンエステル重合物及び/又はその塩を
均一に分散しておくためには、ポリエチレングリコール
ジカプリレート/ジカプレート及びピーピージー1トリ
デクエス−6(PPG−1 Trideceth−6)
はメタクリル酸コリンエステル重合物及びその塩40〜
50重量部に対して、ポリエチレングリコールジカプリ
レート/ジカプレートを分散媒として30〜50重量
部、ピーピージー1トリデクエス−6(PPG−1 T
rideceth−6)を界面活性剤として5〜20重
量部加えて予分散しておくことが好ましい。従って、こ
れらの成分の本発明のフォーム状化粧料に於ける好まし
い含有量は、ポリエチレングリコールジカプリレート/
ジカプレート0.2〜3重量%であり、ピーピージー1
トリデクエス−6(PPG−1 Trideceth−
6)が0.1〜2重量%である。この様な形態の市販品
も既に存在しており、これを利用することもできる。か
かる市販品の内、好ましいものは、チバスペシャルティ
ケミカルズ社の「サルケアSC96」である。このもの
は、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体48〜52
重量%、ポリエチレングリコールジカプリレート/ジカ
プレート35〜45重量%及びピーピージー1トリデク
エス−6(PPG−1 Trideceth−6)7〜
15重量%の組成となっている。このものを0.5〜5
重量%、より好ましくは1〜3重量%を含有させること
が本発明のフォーム状化粧料の好ましい形態である。
【0008】(2)本発明のフォーム状化粧料の好まし
い成分 本発明のフォーム状化粧料は、オイル成分を含有しても
その起泡性、泡維持性を損なわない特質を有する。又、
通常ジメチコンなどのシリコーンに代表されるオイル成
分は、毛髪用の化粧料に於いては、ツヤ付与、櫛通りの
改善、しっとり感の付与等の好ましい作用を有するた
め、特に好適な成分である。又、基礎化粧料に於いて
も、しっとり感、肌の滑らかさ改善、バリア機能の向上
などの優れた作用を有する為、ここに於いても好適な成
分といえる。従って、本発明のフォーム状化粧料の好適
な成分としては、かかるオイル成分を挙げることができ
る。ここでオイル成分とは、水とは任意の割ありで混合
しない成分であり、1気圧25℃の条件で液状を呈する
成分と定義され、具体的には、スクワランや流動パラフ
ィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、ア
モジメチコン、シクロメチコンなどのシリコーン類、ホ
ホバ油、オレイン酸オクチルドデシルなどのエステル
類、オリーブ油、グリセリルイソオクタネート等のトリ
グリセライド類が例示できる。これらの内では、シリコ
ーン類を含有することが特に好ましい。これらオイル成
分は唯一種を含有することもできるし、二種以上を組み
合わせて含有することもできる。これらのオイル成分
の、本発明のフォーム状化粧料における、好ましい含有
量は化粧料全量に対して、総量で0.1〜10重量%で
あり、更に好ましくは、1〜5重量%である。
【0009】(3)本発明のフォーム状化粧料 本発明のフォーム状化粧料は、エアゾール化粧料であっ
て、フォームを吐出したり(ムース化粧料)、クリーム
・ジェル乃至は乳液を吐出し、しかる後、吐出されたク
リームジェル乃至は乳液が手などの擦過により、速やか
にフォームを形成する形態のものであり、(ポストフォ
ーム化粧料)上記の必須成分を含有し、好ましい成分を
好ましく含有することを特徴とする。この内、本発明の
フォーム状化粧料に好適なのは、起泡性と泡の維持性に
制限のより多いポストフォーム化粧料である。これは、
本発明の効果により、この様な制限を広げて自由度を付
与することができるからである。本発明のフォーム状化
粧料の種類としては、肌を整えるための基礎化粧料、毛
髪を処理或いは整髪するための毛髪用化粧料などが好ま
しく例示でき、中でも毛髪用の化粧料が特に好適に例示
できる。毛髪用の化粧料としては、洗髪後に、栄養付
加、髪質改善などの後処理のために用いる、ヘアトリー
トメントやヘアムースに適用することが好ましい。本発
明の化粧料に於いては、前記の必須成分や好ましい成分
以外に、通常化粧料で使用されている成分を含有するこ
とができる。この様な成分としては、例えば、ワセリ
ン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホ
ホバ油、カルナウバワックス,牛脂、椰子油等のトリグ
リセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイ
ン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアル
コール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、ス
ルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫
酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタ
イン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム
塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチ
レン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−
ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等
を好ましく例示できる。この内、特に好ましいものは、
起泡性に寄与する、非イオン界面活性剤である。非イオ
ン界面活性剤でも、特に起泡性に寄与する、HLB12以
上の親水性非イオン界面活性剤が好ましく例示でき、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテ
ルなどが特に好ましく例示できる。これらは唯一種でも
含有させることができるし、二種以上を組み合わせて含
有させることもできる。これらの非イオン界面活性剤の
好ましい含有量は、化粧料全量に対して、総量で3〜1
0重量%であり、更に好ましくは、4〜6重量%であ
る。又、本発明のフォーム状化粧料に於いては、セタノ
ールなどの固形の高級アルコールを含有しなくとも優れ
た特性のフォームを形成するので、毛髪用の化粧料に於
いては、化粧効果上好ましくない固形の高級アルコール
は含有しないことが好ましい形態である。本発明のフォ
ーム状化粧料は、この様な必須の成分、好ましい成分及
び任意の成分を通常の方法に従って処理することにより
製造することができる。かくして得られたフォーム状化
粧料は、優れた気泡特性があるにも関わらず、優れたツ
ヤ付与性、櫛通り改善性、しっとり感付与性を発現する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明するが、本発明が、かかる実施例にのみ限
定されないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>下記に示す処方に従って、本
発明のフォーム状化粧料であるポストフォーム化粧料を
作成した。即ち、イ、ロを攪拌可溶化し、ロにイを徐々
に加えた後、攪拌冷却し、更にハを加えて一様になるま
で攪拌し、これをエアゾール缶に詰めて密閉し、フォー
ム状化粧料(ポストフォーム化粧料)を作成した。又、
比較例1としてポリクォタニウム37をセタノールに置
換したものを、対照例1としてポリクォタニウム37を
水に置換したものを作成し、専門パネラーにより、これ
らの気泡力、泡の腰の強さと髪の毛へのツヤ付与効果、
櫛通り改善効果、しなやかさ付与効果を評価した。評価
は、スコア5:非常によい、スコア4:良い、スコア
3:やや良い、スコア2:やや悪い、スコア1:悪い、
スコア0:非常に悪いの基準でスコアを付与して行っ
た。結果を表1に示す。これより、本発明のフォーム状
化粧料が優れたフォーム特性を有していることが判る。 イ グリセリン 2.5重量部 エタノール 10 重量部 トリメチルグリシン 2 重量部 水 71.9重量部 ロ 2−エチルヘキサン酸セチル 0.5重量部 ジメチコン 4 重量部 「サルケアSC96」* 2 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.1重量部 POE(50)オレイルエーテル 2 重量部 ショ糖脂肪酸エステル 2 重量部 ハ イソペンタン 3 重量部 「サルケアSC96」*内訳 塩化メタクリル酸コリンエステル重合物 1 重量部 プロピレングリコールジカプリレート/ジカプレート 0.7重量部 POPPOEトリデシルアルコール 0.3重量部
【0012】
【表1】
【0013】<実施例2>実施例1と同様に、実施例1
のフォーム状化粧料のポリクォタニウム37の量を変え
て、その影響を検討した。評価は1と同様に行った。結
果を表2に示す。メタクリル酸コリンエステル重合物及
び/又はその塩は、化粧料全量に対して、総量で0.1
〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%が特に好ま
しいことがこれより判る。 イ グリセリン 2.5重量部 エタノール 10 重量部 トリメチルグリシン 2 重量部 水 71.9重量部 ロ 2−エチルヘキサン酸セチル 0.5重量部 ジメチコン** 「サルケアSC96」** セタノール** POE(60)硬化ヒマシ油 0.1重量部 POE(50)オレイルエーテル 2 重量部 ショ糖脂肪酸エステル 2 重量部 ハ イソペンタン 3 重量部 **詳細は表2に記す。
【0014】
【表2】
【0015】<実施例5>次に示す処方に従って、本発
明のフォーム状化粧料(ムース化粧料)であるパック化
粧料を作成した。即ち、イ、ロを攪拌可溶化し、ロにイ
を徐々に加えた後、攪拌冷却し、更にハを加えて一様に
なるまで攪拌し、これをエアゾール缶に詰めて密閉し、
フォーム状化粧料(ムース化粧料)を作成した。即ち、
イ、ロを攪拌可溶化し、ロにイを徐々に加えた後、攪拌
冷却し、更にハを加えて一様になるまで攪拌し、これを
エアゾール缶に詰めて密閉し、フォーム状化粧料(ムー
ス化粧料)を作成した。このものも優れた泡特性を有し
ていた。 イ グリセリン 2.5重量部 エタノール 10 重量部 トリメチルグリシン 2 重量部 水 71.9重量部 ロ 2−エチルヘキサン酸セチル 0.5重量部 ジメチコン 4 重量部 「サルケアSC96」*** 2 重量部 POE(60)硬化ヒマシ油 0.1重量部 POE(50)オレイルエーテル 2 重量部 ショ糖脂肪酸エステル 2 重量部 ハ イソブタン 2 重量部 プロパン 1 重量部 「サルケアSC96」***内訳 塩化メタクリル酸コリンエステル重合物 1 重量部 プロピレングリコールジカプリレート/ジカプレート 0.7重量部 POPPOEトリデシルアルコール 0.3重量部
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、固形の高級アルコール
によるべたつき、艶の無さ、ゴワつきなどを改善した、
ポストフォーム化粧料などのフォーム状化粧料を提供す
ることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタクリル酸コリンエステル重合物及び
    /又はその塩を含有することを特徴とする、フォーム状
    化粧料。
  2. 【請求項2】 メタクリル酸コリンエステル重合物及び
    /又はその塩が塩化メタクリル酸コリンエステル重合体
    (ポリクォタニウム37)であることを特徴とする、請
    求項1に記載のエアゾール化粧料。
  3. 【請求項3】 更に、ポリエチレングリコールジカプリ
    レート/ジカプレート及びピーピージー1トリデクエス
    −6(PPG−1 Trideceth−6)を含有す
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフォーム
    状化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、非イオン界面活性剤を含有するこ
    とを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載のフォ
    ーム状化粧料。
  5. 【請求項5】 更に、オイル成分を含有することを特徴
    とする、請求項1〜4何れか1項に記載のフォーム状化
    粧料。
  6. 【請求項6】 オイル成分としてジメチコンが含まれて
    いることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載
    のフォーム状化粧料。
  7. 【請求項7】 毛髪用であることを特徴とする、請求項
    1〜6何れか1項に記載のフォーム状化粧料。
  8. 【請求項8】 ポストフォームタイプであることを特徴
    とする請求項1〜7何れか1項に記載のフォーム状化粧
    料。
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