JP2003040500A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2003040500A JP2003040500A JP2001226936A JP2001226936A JP2003040500A JP 2003040500 A JP2003040500 A JP 2003040500A JP 2001226936 A JP2001226936 A JP 2001226936A JP 2001226936 A JP2001226936 A JP 2001226936A JP 2003040500 A JP2003040500 A JP 2003040500A
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- Japan
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- suction
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Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 abstract description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット方式の記録装置における記録
媒体搬送機構において、記録媒体搬送面への記録媒体の
吸着領域の幅が記録媒体の幅に応じて容易に変化する機
構を備えた記録装置を提供する。 【解決手段】 記録用液体を吐出して記録を行う記録手
段を有する印字部と、前記印字部に対向する領域に記録
媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送面に空
気の吸引により記録媒体を吸着させる吸着手段を有する
記録装置において、吸引手段からの排気を前記記録装置
内の複数の発熱体まで流通する通気管を設けたことによ
り達成される。
媒体搬送機構において、記録媒体搬送面への記録媒体の
吸着領域の幅が記録媒体の幅に応じて容易に変化する機
構を備えた記録装置を提供する。 【解決手段】 記録用液体を吐出して記録を行う記録手
段を有する印字部と、前記印字部に対向する領域に記録
媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送面に空
気の吸引により記録媒体を吸着させる吸着手段を有する
記録装置において、吸引手段からの排気を前記記録装置
内の複数の発熱体まで流通する通気管を設けたことによ
り達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発熱体の冷却手段を
有するインクジェット方式の記録装置に関するものであ
る。
有するインクジェット方式の記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェットプリンタ市場におい
て印刷速度の高速化の要求は非常に高い。印刷速度の高
速化を実現するための手段として、シリアル方式のイン
クジェットプリンタにおいてはキャリッジの高速化、す
なわち印字ヘッドのスキャン搬送高速化を図る方法があ
る。
て印刷速度の高速化の要求は非常に高い。印刷速度の高
速化を実現するための手段として、シリアル方式のイン
クジェットプリンタにおいてはキャリッジの高速化、す
なわち印字ヘッドのスキャン搬送高速化を図る方法があ
る。
【0003】しかしキャリッジの高速化には限界があ
り、さらに高速化を図るにはライン方式印字ヘッドを搭
載し、その用紙搬送速度を高速化する方法もある。いず
れの方法においてもモータの高速化、高トルク化が必須
になり、コストを抑えるために発生トルクの小さいモー
タに大電流を流して高トルク化を図る方法が従来行われ
ていた。
り、さらに高速化を図るにはライン方式印字ヘッドを搭
載し、その用紙搬送速度を高速化する方法もある。いず
れの方法においてもモータの高速化、高トルク化が必須
になり、コストを抑えるために発生トルクの小さいモー
タに大電流を流して高トルク化を図る方法が従来行われ
ていた。
【0004】ところがモータの電流アップに伴いモータ
やモータの駆動ドライバ回路の基板素子の発熱が問題に
なり、図2に示すように、それらの冷却手段12a、1
2bやダクト13a、13bを発熱部毎に設けることで
トータルとしてはむしろコストアップになることがあっ
た。
やモータの駆動ドライバ回路の基板素子の発熱が問題に
なり、図2に示すように、それらの冷却手段12a、1
2bやダクト13a、13bを発熱部毎に設けることで
トータルとしてはむしろコストアップになることがあっ
た。
【0005】一方、インクジェット方式の記録装置にお
いて、印字部1に対向した搬送面6から記録媒体2が浮
き上がり、印字部1と記録媒体2との間の間隔が所定の
間隔からずれると、記録媒体2への吐出インクの着弾位
置がずれて印刷品質が劣化する。また記録媒体2が浮き
上がり、印字部1のインク吐出口に接触すると、インク
の吐出不良を起こすことがある。したがって記録媒体2
の浮き上がりを防止することは重要であり、空気の吸引
により直接記録媒体2を搬送面6に吸着させる方法や空
気吸引とベルトを併用した方法、また静電吸着による方
法等が知られている。なかでも図2に示す空気吸引によ
り直接記録媒体2を搬送面6に吸着する方法は安価であ
るため多く用いられている。ただしその際の吸引手段と
してのブロア9の排気はそのまま装置外に排出されるも
のであった。
いて、印字部1に対向した搬送面6から記録媒体2が浮
き上がり、印字部1と記録媒体2との間の間隔が所定の
間隔からずれると、記録媒体2への吐出インクの着弾位
置がずれて印刷品質が劣化する。また記録媒体2が浮き
上がり、印字部1のインク吐出口に接触すると、インク
の吐出不良を起こすことがある。したがって記録媒体2
の浮き上がりを防止することは重要であり、空気の吸引
により直接記録媒体2を搬送面6に吸着させる方法や空
気吸引とベルトを併用した方法、また静電吸着による方
法等が知られている。なかでも図2に示す空気吸引によ
り直接記録媒体2を搬送面6に吸着する方法は安価であ
るため多く用いられている。ただしその際の吸引手段と
してのブロア9の排気はそのまま装置外に排出されるも
のであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
方式の記録装置における発熱体の冷却は、発熱体毎にフ
ァンあるいはブロアといった冷却手段とその通気路を設
けており、部品点数が多く、コストが高くなっていた。
本発明の目的は発熱体冷却に要する部品点数及びコスト
を低減することができる記録装置を提供することであ
る。
方式の記録装置における発熱体の冷却は、発熱体毎にフ
ァンあるいはブロアといった冷却手段とその通気路を設
けており、部品点数が多く、コストが高くなっていた。
本発明の目的は発熱体冷却に要する部品点数及びコスト
を低減することができる記録装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、記録用
液体を吐出して記録を行う記録手段を有する印字部と、
前記印字部に対向させた状態で記録媒体を搬送する搬送
手段と、前記搬送手段の搬送面に空気の吸引により記録
媒体を吸着させる吸着手段とから成り、吸引手段からの
排気を前記記録装置内の複数の発熱体まで流通する通気
管を設けたことを特徴とする記録装置が提供される。
液体を吐出して記録を行う記録手段を有する印字部と、
前記印字部に対向させた状態で記録媒体を搬送する搬送
手段と、前記搬送手段の搬送面に空気の吸引により記録
媒体を吸着させる吸着手段とから成り、吸引手段からの
排気を前記記録装置内の複数の発熱体まで流通する通気
管を設けたことを特徴とする記録装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【0009】1はインクジェット方式を記録手段とする
印字部、2は記録媒体であり本実施形態において送り穴
付き連続記録用紙である。3a、3bは送り穴付き記録
媒体搬送用ピンを有する一対のトラクタであり、軸4に
より矢印A方向に摺動可能に保持されるとともに、矢印
A方向の任意の位置において軸4に位置固定する手段を
有する。またトラクタ3a、3bの駆動手段はモータ
5、モータ5の回転軸に軸着した図示しない駆動プー
リ、図示しないタイミングベルト、軸4に軸着した図示
しないプーリで構成され、モータ5が回転することによ
り、トラクタ3a、3bが駆動され、矢印A方向に対し
て直交する矢印B方向に記録媒体を搬送する。
印字部、2は記録媒体であり本実施形態において送り穴
付き連続記録用紙である。3a、3bは送り穴付き記録
媒体搬送用ピンを有する一対のトラクタであり、軸4に
より矢印A方向に摺動可能に保持されるとともに、矢印
A方向の任意の位置において軸4に位置固定する手段を
有する。またトラクタ3a、3bの駆動手段はモータ
5、モータ5の回転軸に軸着した図示しない駆動プー
リ、図示しないタイミングベルト、軸4に軸着した図示
しないプーリで構成され、モータ5が回転することによ
り、トラクタ3a、3bが駆動され、矢印A方向に対し
て直交する矢印B方向に記録媒体を搬送する。
【0010】6は記録媒体の搬送面であり、印字部1と
所定の距離を保って対向している。搬送面6には複数の
図示しない吸引穴が穿設され、記録媒体の吸着面を形成
している。搬送面6の下部には吸引室7が設けられてい
る。8はダクトであり吸引室7とブロア9との間を連通
している。したがってブロア9により吸引室7の空気が
吸引され、搬送面6上の記録媒体を吸着する。なお吸引
手段としてはブロア以外にファンであってもよい。10
a,10bはダクトであり、ブロア9の排気をそれぞれ
モータ5及びモータ5の駆動ドライバを搭載した基板1
1あるいはその他の記録装置内の発熱体に流通するよう
設けられている。
所定の距離を保って対向している。搬送面6には複数の
図示しない吸引穴が穿設され、記録媒体の吸着面を形成
している。搬送面6の下部には吸引室7が設けられてい
る。8はダクトであり吸引室7とブロア9との間を連通
している。したがってブロア9により吸引室7の空気が
吸引され、搬送面6上の記録媒体を吸着する。なお吸引
手段としてはブロア以外にファンであってもよい。10
a,10bはダクトであり、ブロア9の排気をそれぞれ
モータ5及びモータ5の駆動ドライバを搭載した基板1
1あるいはその他の記録装置内の発熱体に流通するよう
設けられている。
【0011】動作について説明すれば、まず記録媒体2
をトラクタ3a、3bにセットするとともにトラクタ3
a、3bの位置を固定する。次にブロア9を駆動して記
録媒体2を搬送面6に吸着させる。その際ブロア9の排
気がダクト10a,10bを介してモータ5及び基板1
1に供給され冷却が行われる。次にモータ5を所定の速
度で駆動して記録媒体2を連続的に送るとともに、印字
部1が記録媒体2に向けて記録用インクを吐出して線画
を形成する。
をトラクタ3a、3bにセットするとともにトラクタ3
a、3bの位置を固定する。次にブロア9を駆動して記
録媒体2を搬送面6に吸着させる。その際ブロア9の排
気がダクト10a,10bを介してモータ5及び基板1
1に供給され冷却が行われる。次にモータ5を所定の速
度で駆動して記録媒体2を連続的に送るとともに、印字
部1が記録媒体2に向けて記録用インクを吐出して線画
を形成する。
【0012】以上説明した本発明の実施形態において、
ダクト8、10a、10b内部に防塵用フィルタを設け
ることで記録媒体2の紙粉やその他のゴミを記録装置内
部にまき散らすのを防ぐことができる。防塵用フィルタ
は定期的に清掃するようにする。また吸引手段の吸引量
を自在に変化させる図示していない吸引量制御手段を設
け、記録媒体2の幅または種類に応じて吸引量を調整
し、記録媒体2の幅あるいは種類に依らず所定の吸着力
を発生するよう制御してもよい。上記記録媒体2の幅ま
たは種類に応じた吸引量調整は、記録装置に設けた操作
パネルにおいて記録媒体2の幅または種類の情報を入力
すると、予め実験により導いた記録媒体2の幅または種
類と吸引手段の吸引量及び記録媒体2の吸着力との対応
関係から、自動的に前記パネル入力値に応じた吸引量に
調整してもよい。
ダクト8、10a、10b内部に防塵用フィルタを設け
ることで記録媒体2の紙粉やその他のゴミを記録装置内
部にまき散らすのを防ぐことができる。防塵用フィルタ
は定期的に清掃するようにする。また吸引手段の吸引量
を自在に変化させる図示していない吸引量制御手段を設
け、記録媒体2の幅または種類に応じて吸引量を調整
し、記録媒体2の幅あるいは種類に依らず所定の吸着力
を発生するよう制御してもよい。上記記録媒体2の幅ま
たは種類に応じた吸引量調整は、記録装置に設けた操作
パネルにおいて記録媒体2の幅または種類の情報を入力
すると、予め実験により導いた記録媒体2の幅または種
類と吸引手段の吸引量及び記録媒体2の吸着力との対応
関係から、自動的に前記パネル入力値に応じた吸引量に
調整してもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、記録媒体を空気吸引に
より搬送面に吸着させる吸着手段の排気を利用して記録
装置内の発熱体を冷却する構成にすることで、冷却に要
する部品点数及びコストを低減することができる。
より搬送面に吸着させる吸着手段の排気を利用して記録
装置内の発熱体を冷却する構成にすることで、冷却に要
する部品点数及びコストを低減することができる。
【図1】 本発明の一実施例を示す記録装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】 従来の記録装置の斜視図である。
1は印字部、2は記録媒体、3a、3bはトラクタ、5
はモータ、6は搬送面、8はダクト、9はブロア、10
a、10bはダクト、11は基板である。
はモータ、6は搬送面、8はダクト、9はブロア、10
a、10bはダクト、11は基板である。
Claims (2)
- 【請求項1】 記録用液体を吐出して記録を行う記録手
段を有する印字部と、印字部に対向させた状態で記録媒
体を搬送する搬送手段と、記録媒体の搬送面に記録媒体
を空気の吸引により吸着させる吸引手段を有し、吸引手
段から排出された空気を発熱体へ流通する通気路を設け
たことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 通気路に防塵用フィルターを設けたこと
を特徴とする請求項1記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001226936A JP2003040500A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001226936A JP2003040500A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003040500A true JP2003040500A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19059667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001226936A Pending JP2003040500A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003040500A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061590A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出装置及び画像形成装置 |
KR100910650B1 (ko) | 2007-09-05 | 2009-08-13 | 서호경 | 출력물 건조장치 |
JPWO2010106655A1 (ja) * | 2009-03-18 | 2012-09-20 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 紫外線照射ユニット |
-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001226936A patent/JP2003040500A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061590A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出装置及び画像形成装置 |
KR100910650B1 (ko) | 2007-09-05 | 2009-08-13 | 서호경 | 출력물 건조장치 |
JPWO2010106655A1 (ja) * | 2009-03-18 | 2012-09-20 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 紫外線照射ユニット |
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