JPH0655731A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH0655731A JPH0655731A JP21048192A JP21048192A JPH0655731A JP H0655731 A JPH0655731 A JP H0655731A JP 21048192 A JP21048192 A JP 21048192A JP 21048192 A JP21048192 A JP 21048192A JP H0655731 A JPH0655731 A JP H0655731A
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- paper
- ink
- fan
- sheet
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- Ink Jet (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】搬送路に吸引装置が設けられたもので、用紙に
噴射されたインクの乾燥時間を短縮する。 【構成】複数の開孔が設けられた穴付ベルト14と、こ
の穴付ベルト14の開孔位置に対応してスリットが形成
され、空気を排気するための第1のファン19a及び第
2のファン19bが設けられたエア吸引箱17と、第1
のファン19a及び第2のファン19bにより排気され
た空気を穴付ベルト14のの各箇所に吹き付けるための
第1の送風路24a、第2の送風路24b及び第3の送
風路24cとを設け、第3の送風路24cにより印字済
みの用紙12に排気された空気を吹き付けるもの。
噴射されたインクの乾燥時間を短縮する。 【構成】複数の開孔が設けられた穴付ベルト14と、こ
の穴付ベルト14の開孔位置に対応してスリットが形成
され、空気を排気するための第1のファン19a及び第
2のファン19bが設けられたエア吸引箱17と、第1
のファン19a及び第2のファン19bにより排気され
た空気を穴付ベルト14のの各箇所に吹き付けるための
第1の送風路24a、第2の送風路24b及び第3の送
風路24cとを設け、第3の送風路24cにより印字済
みの用紙12に排気された空気を吹き付けるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印字ヘッドに設けら
れた複数個のノズルからインクを噴射して用紙に印字を
行うインクジェットプリンタに関する。
れた複数個のノズルからインクを噴射して用紙に印字を
行うインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にインクジェットプリンタにおいて
は、印字データに基づいて印字ヘッドに複数個のノズル
が設けられ、印字データから描画されたドットイメージ
データに基づいて、各ドットに対応するノズルにおける
インクの噴射を制御して用紙にインクを噴射して印字を
行っていた。
は、印字データに基づいて印字ヘッドに複数個のノズル
が設けられ、印字データから描画されたドットイメージ
データに基づいて、各ドットに対応するノズルにおける
インクの噴射を制御して用紙にインクを噴射して印字を
行っていた。
【0003】従来のインクジェットプリンタの概略要部
構成を図5に示す。
構成を図5に示す。
【0004】1a〜1dはその底部に複数のノズルが設
けられたラインヘッドで、第1のラインヘッド1aはイ
エローのインクが噴射されるようになっており、第2の
ラインヘッド1bはマゼンタのインクが噴射されるよう
になっており、第3のラインヘッド1cはシアンのイン
クが噴射されるようになっており、第4のラインヘッド
1dはブラックのインクが噴射されるようになってお
り、同一幅の前記各ラインヘッド1a〜1dは平行に並
べられて固定され、高速でカラー印字ができるようにな
っている。
けられたラインヘッドで、第1のラインヘッド1aはイ
エローのインクが噴射されるようになっており、第2の
ラインヘッド1bはマゼンタのインクが噴射されるよう
になっており、第3のラインヘッド1cはシアンのイン
クが噴射されるようになっており、第4のラインヘッド
1dはブラックのインクが噴射されるようになってお
り、同一幅の前記各ラインヘッド1a〜1dは平行に並
べられて固定され、高速でカラー印字ができるようにな
っている。
【0005】用紙2は、送りローラ3a及びこの送りロ
ーラ3aと対向配置された第1の補助ローラ3bとの間
に介挿され、前記送りローラ3aの回転により搬送路を
形成するガイド板4上に供給され、さらにこのガイド板
4の上方に設置された前記ラインヘッド1a〜1dの下
へと搬送される。
ーラ3aと対向配置された第1の補助ローラ3bとの間
に介挿され、前記送りローラ3aの回転により搬送路を
形成するガイド板4上に供給され、さらにこのガイド板
4の上方に設置された前記ラインヘッド1a〜1dの下
へと搬送される。
【0006】また、前記ラインヘッド1a〜1dの前記
用紙2の搬送元側には、この用紙2の有無を検出する透
過形光学センサの発光部5aが設けられ、その受光部5
bが、前記ガイド板4の略中央に形成された開口部に前
記発光部5aに対向配置して設置されている。
用紙2の搬送元側には、この用紙2の有無を検出する透
過形光学センサの発光部5aが設けられ、その受光部5
bが、前記ガイド板4の略中央に形成された開口部に前
記発光部5aに対向配置して設置されている。
【0007】前記ガイド板4の前記用紙2の搬送方向の
先端には、排出ローラ6aが設置され、この排出ローラ
6aに対向配置されて第2の補助ローラ6bが設置され
ている。印字済みの用紙2は、前記排出ローラ6aと前
記第2の補助ローラ6bとの間に介挿され、前記排出ロ
ーラ6aの回転によりカッター部7を介して用紙保管部
(図示せず)の上方へ排出される。前記排出ローラ6a
により排出された前記用紙2は、前記カッター部7によ
り切断されて前記用紙保管部に集積されることになる。
先端には、排出ローラ6aが設置され、この排出ローラ
6aに対向配置されて第2の補助ローラ6bが設置され
ている。印字済みの用紙2は、前記排出ローラ6aと前
記第2の補助ローラ6bとの間に介挿され、前記排出ロ
ーラ6aの回転によりカッター部7を介して用紙保管部
(図示せず)の上方へ排出される。前記排出ローラ6a
により排出された前記用紙2は、前記カッター部7によ
り切断されて前記用紙保管部に集積されることになる。
【0008】搬送モータ8は、前記送りローラ3a及び
前記排出ローラ6aと駆動源としてギア、プーリ、ベル
ト等の機構を介して接続されており、この搬送モータ8
の回転駆動により各ローラが回転するようになってい
る。
前記排出ローラ6aと駆動源としてギア、プーリ、ベル
ト等の機構を介して接続されており、この搬送モータ8
の回転駆動により各ローラが回転するようになってい
る。
【0009】さらに、前記ガイド板4の上方で、前記ラ
インヘッド1a〜1d及び前記透過形光学センサの発光
部5aの用紙搬送元側には、インク目詰り防止装置9が
設置されている。このインク目詰り防止装置9の動作時
には、図6に示すように、まず前記ラインヘッド1a〜
1d及び発光部5aが上方に引き上げられ、次に前記イ
ンク目詰り防止装置9が用紙搬送方向に沿って横にスラ
イドして、ちょうど前記ラインヘッド1a〜1dの真下
に移動するようになっている。ここでインク目詰り防止
装置9の上面に設けられた吸引装置により上方にある前
記ラインヘッド1a〜1dのノズルに付着したインクを
吸引して排除する。
インヘッド1a〜1d及び前記透過形光学センサの発光
部5aの用紙搬送元側には、インク目詰り防止装置9が
設置されている。このインク目詰り防止装置9の動作時
には、図6に示すように、まず前記ラインヘッド1a〜
1d及び発光部5aが上方に引き上げられ、次に前記イ
ンク目詰り防止装置9が用紙搬送方向に沿って横にスラ
イドして、ちょうど前記ラインヘッド1a〜1dの真下
に移動するようになっている。ここでインク目詰り防止
装置9の上面に設けられた吸引装置により上方にある前
記ラインヘッド1a〜1dのノズルに付着したインクを
吸引して排除する。
【0010】この付着したインクの吸引排除が終了する
と、再び図5に示すように、前記目詰り防止装置9、前
記ラインヘッド1a〜1d及び発光部5aは元の設置位
置に戻るようになっている。
と、再び図5に示すように、前記目詰り防止装置9、前
記ラインヘッド1a〜1d及び発光部5aは元の設置位
置に戻るようになっている。
【0011】ところでラインヘッド1a〜1dによる用
紙2の印字終了直後、用紙2に噴射されたインクはまだ
完全に乾燥されていないため、その用紙2上のインクを
乾燥させなければならなかった。
紙2の印字終了直後、用紙2に噴射されたインクはまだ
完全に乾燥されていないため、その用紙2上のインクを
乾燥させなければならなかった。
【0012】そこで印字終了した用紙2は直ちに排出ロ
ーラ6aにより排出されるのではなく、排出ローラ6a
の内側のガイド板4上において一定時間そのまま放置さ
れ、用紙2上のインクを乾燥させてから、排出ローラ6
aにより排出されていた。
ーラ6aにより排出されるのではなく、排出ローラ6a
の内側のガイド板4上において一定時間そのまま放置さ
れ、用紙2上のインクを乾燥させてから、排出ローラ6
aにより排出されていた。
【0013】一方、用紙を搬送するときに発生するジャ
ムを防止するため、搬送路に吸引装置を設け、用紙を搬
送路に吸引させて用紙の搬送を行うプリンタが知られて
いる。
ムを防止するため、搬送路に吸引装置を設け、用紙を搬
送路に吸引させて用紙の搬送を行うプリンタが知られて
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
プリンタでは、用紙2に噴射されたインクを乾燥させる
必要があるため、例えば上述したように、印字済みの用
紙を所定時間放置する等の乾燥処理を行うためのハード
ウエア構成及びソフトウエア構成が必要であるという問
題があった。また、用紙を所定時間放置する例では、そ
の乾燥させるための時間が余分にかかるため、印字処理
時間が長くなるという問題があった。
プリンタでは、用紙2に噴射されたインクを乾燥させる
必要があるため、例えば上述したように、印字済みの用
紙を所定時間放置する等の乾燥処理を行うためのハード
ウエア構成及びソフトウエア構成が必要であるという問
題があった。また、用紙を所定時間放置する例では、そ
の乾燥させるための時間が余分にかかるため、印字処理
時間が長くなるという問題があった。
【0015】そこでこの発明は、搬送路に吸引装置が設
けられたもので、用紙に噴射されたインクの乾燥時間を
短縮させることができるインクジェットプリンタを提供
することを目的とする。
けられたもので、用紙に噴射されたインクの乾燥時間を
短縮させることができるインクジェットプリンタを提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、印字ヘッド
に設けられたノズルからインクを噴射して用紙に印字を
行うインクジェットプリンタにおいて、複数の開孔が形
成され、用紙を印字ヘッドに搬送すると共に印字ヘッド
により印字した用紙を搬送するための搬送路と、この搬
送路の複数の開孔を介して用紙を吸引して搬送路に密着
させる吸引手段と、この吸引手段の排気空気を印字終了
後の用紙の印字面に送風する送風路とを設けたものであ
る。
に設けられたノズルからインクを噴射して用紙に印字を
行うインクジェットプリンタにおいて、複数の開孔が形
成され、用紙を印字ヘッドに搬送すると共に印字ヘッド
により印字した用紙を搬送するための搬送路と、この搬
送路の複数の開孔を介して用紙を吸引して搬送路に密着
させる吸引手段と、この吸引手段の排気空気を印字終了
後の用紙の印字面に送風する送風路とを設けたものであ
る。
【0017】
【作用】このような構成の本発明において、吸引手段に
より、搬送路に設けられた複数の開孔を介して用紙が吸
引され、この吸引により用紙は搬送路に密着させられ
る。
より、搬送路に設けられた複数の開孔を介して用紙が吸
引され、この吸引により用紙は搬送路に密着させられ
る。
【0018】この吸引手段の排気空気は、送風路を介し
て搬送路上の少なくとも印字終了後の用紙の印字面に送
風させられる。
て搬送路上の少なくとも印字終了後の用紙の印字面に送
風させられる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なおこの実施例は本発明をカラーインクジェ
ットプリンタに適用したもので、図1にこのカラーイン
クジェットプリンタの概略要部構成を示す。
説明する。なおこの実施例は本発明をカラーインクジェ
ットプリンタに適用したもので、図1にこのカラーイン
クジェットプリンタの概略要部構成を示す。
【0020】11a〜11dは、その底部に複数のノズ
ルが設けられた印字ヘッドとしてのラインヘッドで、第
1のラインヘッド11aはイエローのインクが噴射され
るようになっており、第2のラインヘッド11bはマゼ
ンタのインクが噴射されるようになっており、第3のラ
インヘッド11cはシアンのインクが噴射されるように
なっており、第4のラインヘッド11dはブラックのイ
ンクが噴射されるようになっており、同一幅の前記各ラ
インヘッド11a〜11dを平行に並べられて固定さ
れ、高速でカラー印字ができるようになっている。
ルが設けられた印字ヘッドとしてのラインヘッドで、第
1のラインヘッド11aはイエローのインクが噴射され
るようになっており、第2のラインヘッド11bはマゼ
ンタのインクが噴射されるようになっており、第3のラ
インヘッド11cはシアンのインクが噴射されるように
なっており、第4のラインヘッド11dはブラックのイ
ンクが噴射されるようになっており、同一幅の前記各ラ
インヘッド11a〜11dを平行に並べられて固定さ
れ、高速でカラー印字ができるようになっている。
【0021】用紙12は、送りローラ13a及びこの送
りローラ13aと対向配置された第1の補助ローラ13
bとの間に介挿され、前記送りローラ13aの回転によ
り搬送路としての穴付ベルト14上に供給され、さらに
この穴付ベルト14の上方に設置された前記ラインヘッ
ド11a〜11dの下へと搬送される。
りローラ13aと対向配置された第1の補助ローラ13
bとの間に介挿され、前記送りローラ13aの回転によ
り搬送路としての穴付ベルト14上に供給され、さらに
この穴付ベルト14の上方に設置された前記ラインヘッ
ド11a〜11dの下へと搬送される。
【0022】前記穴付ベルト14は、図2に示すよう
に、複数の開孔が形成されたベルト14a及び14bか
らなり、駆動ローラ15から従動ローラ16に掛け渡さ
れている。この駆動ローラ15の回転により前記穴付ベ
ルト14は前記用紙12の搬送方向に沿って駆動する。
さらにこの穴付ベルト14により囲まれた空間には、エ
ア吸引箱17が設置されている。このエア吸引箱17の
上面には、図3に示すように、前記穴付ベルト14の複
数の開孔の形成位置に対応してスリット17a、17
b、17c、17dが形成されており、その略中央には
後述する透過形光学センサの受光部のための開口部17
eが形成されている。
に、複数の開孔が形成されたベルト14a及び14bか
らなり、駆動ローラ15から従動ローラ16に掛け渡さ
れている。この駆動ローラ15の回転により前記穴付ベ
ルト14は前記用紙12の搬送方向に沿って駆動する。
さらにこの穴付ベルト14により囲まれた空間には、エ
ア吸引箱17が設置されている。このエア吸引箱17の
上面には、図3に示すように、前記穴付ベルト14の複
数の開孔の形成位置に対応してスリット17a、17
b、17c、17dが形成されており、その略中央には
後述する透過形光学センサの受光部のための開口部17
eが形成されている。
【0023】また、前記ラインヘッド11a〜11dの
前記用紙12の搬送元側には、この用紙12の有無を検
出する透過形光学センサの発光部18aが設けられ、そ
の受光部18bが、前記エア吸引箱17の開口部17e
の内部に、前記発光部18aに対向配置して設置されて
いる。また前記エア吸引箱17の前記穴付ベルト14で
囲まれていない側面には、内部空気を排気するための第
1のファン19a及び第2のファン19bが設けられて
いる。前記エア吸引箱17と前記第1のファン19a及
び前記第2のファン19bとにより、吸引手段が構成さ
れている。
前記用紙12の搬送元側には、この用紙12の有無を検
出する透過形光学センサの発光部18aが設けられ、そ
の受光部18bが、前記エア吸引箱17の開口部17e
の内部に、前記発光部18aに対向配置して設置されて
いる。また前記エア吸引箱17の前記穴付ベルト14で
囲まれていない側面には、内部空気を排気するための第
1のファン19a及び第2のファン19bが設けられて
いる。前記エア吸引箱17と前記第1のファン19a及
び前記第2のファン19bとにより、吸引手段が構成さ
れている。
【0024】前記駆動ローラ15の前記用紙12の搬送
方向側には、排出ローラ20aが設置され、この排出ロ
ーラ20aに対向配置されて第2の補助ローラ20bが
設置されている。印字済みの用紙12は、前記排出ロー
ラ20aと前記第2の補助ローラ20bとの間に介挿さ
れ、前記排出ローラ20aの回転によりカッター部21
を介して用紙保管部(図示せず)の上方へ排出される。
前記排出ローラ20aにより排出された前記用紙12
は、前記カッター部21により切断されて前記用紙保管
部に集積されることになる。
方向側には、排出ローラ20aが設置され、この排出ロ
ーラ20aに対向配置されて第2の補助ローラ20bが
設置されている。印字済みの用紙12は、前記排出ロー
ラ20aと前記第2の補助ローラ20bとの間に介挿さ
れ、前記排出ローラ20aの回転によりカッター部21
を介して用紙保管部(図示せず)の上方へ排出される。
前記排出ローラ20aにより排出された前記用紙12
は、前記カッター部21により切断されて前記用紙保管
部に集積されることになる。
【0025】搬送モータ22は、前記送りローラ13
a、前記駆動ローラ15及び前記排出ローラ20aとギ
ア、プーリ、ベルト等の機構を介して駆動源として接続
されており、この搬送モータ22の回転駆動により各ロ
ーラが回転するようになっている。
a、前記駆動ローラ15及び前記排出ローラ20aとギ
ア、プーリ、ベルト等の機構を介して駆動源として接続
されており、この搬送モータ22の回転駆動により各ロ
ーラが回転するようになっている。
【0026】さらに、前記穴付ベルト14の上方で、前
記ラインヘッド11a〜11d及び前記透過形光学セン
サの発光部15aの用紙搬送元側には、インク目詰り防
止装置23が設置されている。
記ラインヘッド11a〜11d及び前記透過形光学セン
サの発光部15aの用紙搬送元側には、インク目詰り防
止装置23が設置されている。
【0027】前記第1のファン19aから前記第1の補
助ローラ13bと前記インク目詰り防止装置23との間
へ排気空気を送風する第1の送風路24a、前記第2の
ファン19bから前記インク目詰り防止装置23と前記
透過形光学センサの発光部15aとの間へ排気空気を送
風する第2の送風路24b及び前記第2のファン19b
から前記ラインヘッド11a〜11dと前記第2の補助
ローラ20bとの間へ排気空気を送風する第3の送風路
24cが設けられている。
助ローラ13bと前記インク目詰り防止装置23との間
へ排気空気を送風する第1の送風路24a、前記第2の
ファン19bから前記インク目詰り防止装置23と前記
透過形光学センサの発光部15aとの間へ排気空気を送
風する第2の送風路24b及び前記第2のファン19b
から前記ラインヘッド11a〜11dと前記第2の補助
ローラ20bとの間へ排気空気を送風する第3の送風路
24cが設けられている。
【0028】これらの各送風路24a〜24cの送風口
は、図2に示すように、用紙の搬送方向に対して直交し
たライン方向に伸びた長方形状に形成され、排出された
空気が前記穴付ベルト14に吹き付けられるように下向
きに設けられている。
は、図2に示すように、用紙の搬送方向に対して直交し
たライン方向に伸びた長方形状に形成され、排出された
空気が前記穴付ベルト14に吹き付けられるように下向
きに設けられている。
【0029】このような構成の本実施例においては、第
1のファン19a及び第2のファン19bが回転駆動す
るとエア吸引箱17内の空気が外部に排出され、エア吸
引箱17内の圧力が低下して、スリット17a,17
b,17c,17d及び穴付ベルト14に形成された開
孔を介して空気と共に用紙12が吸引されて、用紙12
が穴付ベルト14に吸着される。
1のファン19a及び第2のファン19bが回転駆動す
るとエア吸引箱17内の空気が外部に排出され、エア吸
引箱17内の圧力が低下して、スリット17a,17
b,17c,17d及び穴付ベルト14に形成された開
孔を介して空気と共に用紙12が吸引されて、用紙12
が穴付ベルト14に吸着される。
【0030】また、第1のファン19a及び第2のファ
ン19bの回転駆動によりエア吸引箱17から排出され
た空気は、第1の送風路24a、第2の送風路24b及
び第3の送風路24cを介して、穴付ベルト14及びそ
の穴付ベルト14上に吸着された用紙12に上方から吹
き付けるようになっている。
ン19bの回転駆動によりエア吸引箱17から排出され
た空気は、第1の送風路24a、第2の送風路24b及
び第3の送風路24cを介して、穴付ベルト14及びそ
の穴付ベルト14上に吸着された用紙12に上方から吹
き付けるようになっている。
【0031】ここでラインヘッド11a〜11dと第2
の補助ローラ20bとの間への排気空気を送風する第3
の送風路24cからの排気空気は、ラインヘッド11a
〜11dにより印字された用紙12の印字面へ吹き付け
られ、用紙12の印字面に印字されたインクの乾燥が促
進される。
の補助ローラ20bとの間への排気空気を送風する第3
の送風路24cからの排気空気は、ラインヘッド11a
〜11dにより印字された用紙12の印字面へ吹き付け
られ、用紙12の印字面に印字されたインクの乾燥が促
進される。
【0032】このように本実施例によれば、複数の開孔
が設けられた穴付ベルト14と、この穴付ベルト14の
開孔位置に対応してスリット17a〜17dが形成さ
れ、空気を排気するための第1のファン19a及び第2
のファン19bが設けられたエア吸引箱17と、第1の
ファン19a及び第2のファン19bにより排気された
空気を穴付ベルト14の各箇所に吹き付けるための第1
の送風路24a、第2の送風路24b及び第3の送風路
24cとを設け、第3の送風路24cにより印字済みの
用紙12の印字面に排気された空気を吹き付けることに
より、第3の送風路24cを設けるという簡易的なハー
ドウエア構成で、用紙12上に噴射されたインクの乾燥
時間を短縮させることができる。
が設けられた穴付ベルト14と、この穴付ベルト14の
開孔位置に対応してスリット17a〜17dが形成さ
れ、空気を排気するための第1のファン19a及び第2
のファン19bが設けられたエア吸引箱17と、第1の
ファン19a及び第2のファン19bにより排気された
空気を穴付ベルト14の各箇所に吹き付けるための第1
の送風路24a、第2の送風路24b及び第3の送風路
24cとを設け、第3の送風路24cにより印字済みの
用紙12の印字面に排気された空気を吹き付けることに
より、第3の送風路24cを設けるという簡易的なハー
ドウエア構成で、用紙12上に噴射されたインクの乾燥
時間を短縮させることができる。
【0033】さらに、エア吸引箱17のスリット17a
〜17d及び穴付ベルト14の複数の開孔を介して用紙
12を穴付ベルト14に吸着させることにより、ジャム
の防止を行うことができ、さらに、第1の送風路24
a、第2の送風路24b及び第3の送風路24cによ
り、穴付ベルト14上に搬送される用紙12に排気空気
を上方から吹き付けるため、より確実に用紙12を穴付
ベルト14に吸着させることができる。すなわち、より
確実にジャムを防止することができる。
〜17d及び穴付ベルト14の複数の開孔を介して用紙
12を穴付ベルト14に吸着させることにより、ジャム
の防止を行うことができ、さらに、第1の送風路24
a、第2の送風路24b及び第3の送風路24cによ
り、穴付ベルト14上に搬送される用紙12に排気空気
を上方から吹き付けるため、より確実に用紙12を穴付
ベルト14に吸着させることができる。すなわち、より
確実にジャムを防止することができる。
【0034】また、本発明の他の実施例を図4に示す。
この実施例においては前述の実施例において印字済みの
用紙12に空気を送風する第3の送風路24cに代え
て、ヒータ31aを内部に備えた加熱送風路31を設け
たものである。従ってその他の構成は全く前述の実施例
と同じなので、ここでは同じ部材には同符号を付して説
明は省略する。
この実施例においては前述の実施例において印字済みの
用紙12に空気を送風する第3の送風路24cに代え
て、ヒータ31aを内部に備えた加熱送風路31を設け
たものである。従ってその他の構成は全く前述の実施例
と同じなので、ここでは同じ部材には同符号を付して説
明は省略する。
【0035】このような構成の本実施例においては、第
2のファン19bから排気された空気は、加熱送風路3
1内を通ると共に加熱送風路31内に設けられたヒータ
31aにより加熱されて、この加熱送風路31の送風口
から、穴付ベルト14及び穴付ベルト14上を搬送され
る印字済み用紙12に吹き付けられる。従って用紙12
上に印字されたインクの乾燥がより一層促進される。
2のファン19bから排気された空気は、加熱送風路3
1内を通ると共に加熱送風路31内に設けられたヒータ
31aにより加熱されて、この加熱送風路31の送風口
から、穴付ベルト14及び穴付ベルト14上を搬送され
る印字済み用紙12に吹き付けられる。従って用紙12
上に印字されたインクの乾燥がより一層促進される。
【0036】このように本実施例によれば、上述した実
施例と同様な効果が得られると共に、さらに、用紙上に
噴射されたインクの乾燥時間をより一層短縮させること
ができるという効果が得られる。
施例と同様な効果が得られると共に、さらに、用紙上に
噴射されたインクの乾燥時間をより一層短縮させること
ができるという効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
搬送路に吸引装置が設けられたもので、用紙に噴射され
たインクを乾燥させる時間を短縮させることができるイ
ンクジェットプリンタを提供できる。
搬送路に吸引装置が設けられたもので、用紙に噴射され
たインクを乾燥させる時間を短縮させることができるイ
ンクジェットプリンタを提供できる。
【図1】この発明の一実施例の概略要部構成を示す図。
【図2】同実施例の概略構成を示す斜視図。
【図3】同実施例のエア吸引箱を示す斜視図。
【図4】この発明の他の実施例を示す概略要部構成を示
す図。
す図。
【図5】従来例の概略要部構成を示す図。
【図6】従来例のインク目詰り防止装置の動作を説明す
るための図。
るための図。
14…穴付ベルト、17…エア吸引箱、19a…第1の
ファン
ファン
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッドに設けられたノズルからイン
クを噴射して用紙に印字を行うインクジェットプリンタ
において、複数の開孔が形成され、前記用紙を前記印字
ヘッドに搬送すると共に前記印字ヘッドにより印字した
用紙を搬送するための搬送路と、この搬送路の複数の開
孔を介して前記用紙を吸引して前記搬送路に密着させる
吸引手段と、この吸引手段の排気空気を印字終了後の用
紙の印字面に送風する送風路とを設けたことを特徴とす
るインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21048192A JPH0655731A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21048192A JPH0655731A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655731A true JPH0655731A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16590065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21048192A Pending JPH0655731A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655731A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10880448B2 (en) | 2019-03-22 | 2020-12-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image reading device and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21048192A patent/JPH0655731A/ja active Pending
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