JP2003040431A - 制御プログラム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送システム - Google Patents

制御プログラム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送システム

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JP2003040431A
JP2003040431A JP2001223492A JP2001223492A JP2003040431A JP 2003040431 A JP2003040431 A JP 2003040431A JP 2001223492 A JP2001223492 A JP 2001223492A JP 2001223492 A JP2001223492 A JP 2001223492A JP 2003040431 A JP2003040431 A JP 2003040431A
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Satoshi Kanbayashi
聡 神林
Satoshi Nojo
聡 野條
Masako Inoue
理子 猪上
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】網状の移送路を移動する移送車の制御方法にお
いて、制御対象が変更あるいは増設された場合でも、制
御プログラムは変更せず、パラメータのみの変更だけで
対応することができるようする。 【解決手段】ユニットコントローラのCPUの記憶部1
12のプログラム領域122には、同構造の分岐装置制
御タスク130a〜130d、同構造の着脱装置制御タ
スク132a〜132d、投入装置制御タスク136お
よび払出装置制御タスク138と、これらのタスクを選
択して実行させるタスク選択プログラム128を設定し
ておく。さらに、データ領域124には、ユニットコン
トローラに接続されている装置に関する情報が記憶され
る分岐装置パラメータテーブル140および着脱装置パ
ラメータテーブル142が設定されている。タスク選択
プログラム128は、これらのパラメータテーブルから
ユニットコントローラに接続されている装置を認識した
うえでタスクを選択して実行させる。各タスクはパラメ
ータテーブルのデータを参照しながら装置の制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御プログラム実
行方法、制御プログラムおよびワーク移送システムに関
し、特に移送路、中継路およびステーションが網状に配
置された網状移送路においてワークを移送する制御プロ
グラム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造設備を有する工場において、加工機
械を任意の位置に配置できれば、加工機械をライン状に
配置する場合に比べて敷地の利用率を高くすることがで
きる。
【0003】この場合、各加工機械の間には網状の移送
路が形成され、移送車がこの移送路を通ってワークを移
送する形態となる。
【0004】そして、移送車を移動させる制御は1台の
メインコンピュータが直接的に移送車および移送路の全
体を制御するか、または複数台のユニットコントローラ
が装置を分担して稼動させている場合がある。いずれの
場合においても、コンピュータが実行するプログラムは
接続された制御対象用に特化した専用プログラムが用意
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術のう
ち、1台のメインコンピュータで全体を制御する場合に
は、プログラム量が肥大化してしまい、メインコンピュ
ータの処理負担が大きい。また、プログラム量が肥大化
することにより、ソースコードの視認性も悪化する。
【0006】複数台のユニットコントローラで処理を分
散させる場合には、接続対象により個別にプログラムを
用意するので、ユニットコントローラの数だけプログラ
ムが存在することになり、プログラムの開発に長時間を
要する。
【0007】さらに、プログラムはソースコードの状態
で変更履歴の管理を行うことが一般的であるが、多数の
プログラムに対して履歴管理を行うことは管理業務が煩
雑になる。
【0008】また、ユニットコントローラごとに異なる
開発者がプログラミングを行った場合には、ソースコー
ド上の整合性がとれなくなり、他の開発者がソースコー
ドを見るときに混乱を招く。
【0009】またさらには、ワークの変更や移送車台数
の変更に伴って、移送路、中継路および移送車の数が増
減した場合には、その都度、制御プログラムを設定し直
さなければならなず、プログラム開発者の開発およびプ
ログラム検査の負担が大きく、移送システム全体が停止
してしまう時間も長くなる。
【0010】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、各ユニットコントローラの制御プログラ
ムの共通化を図り、制御対象が変更または増設された場
合でも、パラメータの変更だけで対応することができる
ようにした制御プログラム実行方法、制御プログラムお
よびワーク移送システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る制御プログ
ラム実行方法は、複数のユニットコントローラと、ワー
クを移送する移送装置と、複数の移送路と、前記移送路
が接続される中継路とからなるワーク移送システムにお
ける前記ユニットコントローラの制御プログラム実行方
法において、前記ユニットコントローラが有する記憶部
に記憶され、前記移送装置、前記移送路および/または
前記中継路の動作を個別に制御する機能を持つ複数のタ
スクプログラムと、前記ユニットコントローラに備えら
れたコンピュータとを用い、複数のタスクプログラムの
うち、1つ以上の前記タスクプログラムを、前記コンピ
ュータによって選択し、読み取り実行させることを特徴
とする。
【0012】この場合、前記複数のタスクプログラム
は、制御対象である前記移送装置、前記移送路または前
記中継路ごとに、それぞれ同一構造を持つようにしても
よい。
【0013】そして、前記複数のユニットコントローラ
の前記記憶部に記憶されているプログラムは、それぞれ
同一構造を持つようにしてもよい。
【0014】さらに、前記記憶部には、前記ユニットコ
ントローラに接続されている前記移送装置、前記移送路
および/または前記中継路の情報を示す接続情報が記憶
され、前記コンピュータは、前記接続情報に基づいて、
1つ以上の前記タスクプログラムを選択して読み取り、
実行させるようにしてもよい。
【0015】前記接続情報は変更および追加できるよう
にしてもよい。
【0016】このようにすることにより、制御対象が変
更または増設された場合でも、前記接続情報の変更だけ
で対応することができる。
【0017】また、本発明に係る制御プログラムは、複
数のユニットコントローラと、ワークを移送する移送装
置と、複数の移送路と、前記移送路が接続される中継路
とからなるワーク移送システムにおける前記ユニットコ
ントローラの制御プログラムにおいて、前記ユニットコ
ントローラが有する記憶部に記憶され、前記移送装置、
前記移送路および/または前記中継路の動作を個別に制
御する機能を持つ複数のタスクプログラムと、1つ以上
の前記のタスクプログラムを選択して実行させる機能を
持つメインプログラムとを有し、前記ユニットコントロ
ーラに備えられたコンピュータにより読み取り実行可能
であることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明に係るワーク移送システム
は、複数のユニットコントローラと、ワークを移送する
移送装置と、複数の移送路と、前記移送路が接続される
中継路とからなるワーク移送システムにおいて、前記ユ
ニットコントローラが有する記憶部に記憶され、前記移
送装置、前記移送路および/または前記中継路の動作を
個別に制御する機能を持つ複数のタスクプログラムと、
前記ユニットコントローラに備えられ、複数のタスクプ
ログラムタスクのうち、1つ以上の前記タスクプログラ
ムを選択して読み取り実行させるコンピュータとを有す
ることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る制御プログラ
ム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送システム
に適用した実施の形態を図1〜図13を参照しながら説
明する。
【0020】図1に示すように、本実施の形態に係るワ
ーク移送システム10は、ワーク16を移送する複数の
移送車(移送装置)18と、移送車18をワイヤ60を
介して移動させ、または途中で停止させることのできる
複数の移送路20と、移送車18からワーク16が搬入
および搬出される複数の着脱装置(ステーション)24
と、着脱装置24からワーク16を出し入れしてワーク
16を加工する加工機14と、移送路20の中継点また
は端部に設けられ、移送路20から進入してきた移送車
18を停止させ、または他の移送路20へ進行させこと
のできる分岐装置(中継路)22と、移送車18、移送
路20、着脱装置24および分岐装置22の動作を直接
制御する複数のユニットコントローラ26と、複数のユ
ニットコントローラ26を統合して全体を制御するメイ
ンコントローラ(制御部)12とを有する。
【0021】なお、以下、「搬入」とは、移送車18か
ら着脱装置24へワーク16を受け渡す作業を表すもの
とし、「搬出」とはその逆の作業を表すものと定義す
る。
【0022】図2に示すように、着脱装置24は複数存
在し、また、それぞれの着脱装置24a〜24mはワー
ク16の加工工程に応じた加工機14(図1参照)を備
えている。ワーク16は2種類のワーク16aおよび1
6b(共に図示せず)に分類され、加工機14はワーク
16a、16bに共用のものと、どちらか一方に対し専
用の加工を行うものとが混在している。
【0023】黒丸印「●」は、移送路20のワイヤ60
を駆動させるモータ68(図4参照)を示し、移送路2
0の一端側の分岐装置22に備えられており、移送路2
0には必ず1台のモータ68が対応付けられている。分
岐装置22は、接続する移送路20の組み合わせにより
モータ68が設けられているものと、設けられていない
ものがある。また、1台の分岐装置22には複数台のモ
ータ68を設置可能である。
【0024】ワーク16の加工工程は、順に4つの工程
A、B、C、Dに分類され、投入工程でワーク16は投
入装置36から工程Aに受け渡され、工程Dが終了する
と払い出し工程の払出装置38に送られる。なお、投入
装置36および払出装置38は、ワーク16を投入およ
び払い出しを行う機能とともに、着脱装置24と同様に
移送車18とワーク16の授受を行うものであり、以下
の説明では着脱装置24と同列に扱うものとする。
【0025】工程Aでは着脱装置24a〜24dを、工
程Bでは着脱装置24e〜24gを、工程Cでは着脱装
置24h〜24kを、工程Dでは着脱装置24L〜24
mを備えており、それぞれの着脱装置24a〜24mと
投入装置36および払出装置38とは網状に配置された
移送路20で結ばれている。また、投入装置36、払出
装置38および着脱装置24a〜24mは移送路20の
途中の箇所に設けられている。
【0026】ワーク16の移送経路は、例えば、投入装
置36から投入され、工程Aの着脱装置24b、工程B
の着脱装置24g、工程Cの着脱装置24k、工程Dの
着脱装置24Lで順に加工され、その後、払出装置38
から払い出しされる。
【0027】分岐装置22は複数存在し、分岐装置22
a〜22mは移送路20の中継点に設置され、そして分
岐装置22n〜22vは移送路20の端部に設置されて
いる。また、中継点から延びる移送路20は90°に交
差している必要はなく、分岐装置22iおよび22mの
ように、任意の角度に設定可能である。さらに、中継点
から延びる移送路20の数は交差する4本に限ることな
く、分岐装置22a、22m等のように、2本や3本な
ど任意の数に設置することができる。
【0028】また、着脱装置24a〜24mおよび払出
装置38を適当な数のエリアに分割し、それぞれのエリ
アに移送車18を割り当てる。それぞれの移送車18
は、割り当て分の着脱装置24または払出装置38に対
してのみワーク16の搬入を行い、ワーク16の搬出を
受ける際には前工程側のエリアにも進入し、他の移送車
18を回避するときは隣接するエリアにも進入するもの
とする。
【0029】図2では4台の移送車18a〜18dを移
送車18aエリア〜移送車18dエリアに割り当てた例
を示している。移送車18bエリアについていえば、工
程B、工程Cにまたがったエリアの着脱装置24f、2
4g、24j、24kにワーク16を搬入する作業を行
い、搬出作業に関しては、前工程である工程A、工程B
の着脱装置24a、24b、24c、24d、24e、
24f、24gから搬出を受ける作業を行う。
【0030】また、これらの移送路20と、分岐装置2
2とからなる網状路は、工程が進む方向を方向Dx、方
向Dxに垂直な方向をDyとして規定している。分岐装
置22の位置は、適当な基準点を設けて座標(x、y)
として表され、分岐装置22間の移送路20の向きは、
方向DxまたはDyで表される。さらに、分岐装置22
iと分岐装置22mを結ぶ移送路20のように斜めに設
定されたものは、傾き角度に応じた方向Dzを規定して
表される。
【0031】図3に示すように、着脱装置24は、縦長
の構造であり、両脇部に立設されたレール58にはチェ
ーン・スプロケット機構59が組み込まれている。レー
ル58から水平方向に突出した一体型上下2段構造の載
置台54、56はチェーン・スプロケット機構59によ
りレール58に沿って上下移動が可能であり、図示しな
い高さセンサにより載置台54、56の高さを検出可能
な構成になっている。チェーン・スプロケット機構59
は、ユニットコントローラ26に接続されたモータ52
により駆動され、高さセンサの出力値を参照しながら載
置台54、56の高さの調整動作が可能である。
【0032】この着脱装置24と移送車18は、上段の
載置台54との間でワーク16の積み下ろしが可能であ
るとともに、載置台54にワーク16がないときには下
段の載置台56との間でも積み下ろしが可能に構成され
ている。
【0033】具体的には、移送車18は未加工のワーク
16xを載置台54に下ろすと、一度待避する。載置台
56を加工機14の近くの高さまで降下させて、ここで
加工機14で加工した加工済みのワーク16yを載置台
56に載せると載置台54、56をさらに降下させる。
載置台54が加工機14の近くの高さに到達したところ
で停止させ、未加工のワーク16xを加工機14に受け
渡すと載置台54、56を上昇させる。そして、載置台
56が移送車18の近くの高さに到達したら、待避して
いた移送車18が再度積み込み位置まで移動し、加工済
みのワーク16yを載置台56から移送車18に積み込
む。
【0034】このようにして、着脱装置24、加工機1
4と移送車18との間で未加工のワーク16xと加工済
みのワーク16yの搬入、搬出が可能になる。
【0035】図4に示すように、分岐装置22は、分岐
装置本体70と、分岐装置本体70から斜め下方向に突
出して移送路20と接続している脚部80と、分岐装置
本体70の直下に設けられ、モータ82によって水平に
旋回する旋回部78と、旋回部78に設けられ移送車1
8を引き込みおよび送り出すローラ74と、ローラ74
を回転させるモータ72とを有する。さらに、この分岐
装置22は、移送路20のワイヤ60をプーリ62、6
4を介して駆動させるモータ68と、旋回部78の旋回
角を検出する角度センサ79(図7参照)と、移送車1
8の位置を検出する位置センサ(図示せず)等を有す
る。
【0036】分岐装置22は、モータ68によりワイヤ
60を駆動させてワイヤ60に着脱可能に固定される移
送車18を移動させることができる。移送車18は、移
動中はワイヤ60を咬み込んで固定するカム機構により
ワイヤ60と一体となって移動する。そして、分岐装置
22に到達すると自動的にカム機構が解除される構成に
なっており、カム機構が解除された後はローラ74によ
って旋回部78に引き込まれる。
【0037】移送車18が旋回部78の中心位置まで達
したらモータ82により向きを変えて、別の移送路20
に対して再びローラ74により移送車18を送り出す。
また、2つの移送路20が直線状に設定されて、移送車
18が分岐装置22を介して直進する場合は、旋回部7
8の旋回動作は不要であり、比較的速く移送車18を通
過させることができる。
【0038】この分岐装置22のモータ68、72、8
2および位置センサ、角度センサ79はユニットコント
ローラ26に接続されており、移送車18の位置や旋回
部78の角度が制御されている。
【0039】図5に示すように、メインコントローラ1
2は、本体30と、画面出力を行うモニタ32と、入力
装置のキーボード34等から構成される。
【0040】本体30は、モニタ32を制御するモニタ
機能部30aと、ワーク移送システム10の各種構成を
保持するパラメータ管理機能部30bと、キーボード3
4から指示およびデータを入力しパラメータ管理機能部
30bへ受け渡す数値パラメータ機能部30cと、有線
または無線のリンク40でユニットコントローラ26と
通信を行う通信機能部30gとを有する。さらに、前記
本体30は、通信機能部30gと接続されてワーク移送
システム10の状態を管理する稼動状態管理機能部30
dと、パラメータ管理機能部30b、稼動状態管理機能
部30d等と協働して移送車18の移動する経路を決定
する移送経路決定機能部30eと、移送車18の動作を
シミュレーションするシミュレーション機能部30fと
を有する。
【0041】また、前記本体30は、図示しないハード
ディスク、CPU、メモリ等を備えており、上記の各機
能部30a〜30fは、通常はソフトウェアとしてハー
ドディスクに格納されている。そして、各機能を実行す
るときはメモリにロードされた上でCPUにより実行さ
れる。
【0042】メインコントローラ12は、図6に示す手
順により、移送車18の移送経路を決定する。すなわ
ち、各移送車18の分担する移動範囲を決定して入力し
(ステップS1)、移送車18の搬出元と搬入先を決定
し(ステップS2)、移送車18の移送経路を探索する
(ステップS3)。探索して求められた経路候補を列挙
し(ステップS4)、各経路候補ごとの移送時間を算出
する(ステップS5)。
【0043】そして、実際の動作条件を考慮して移送時
間が最短の経路を選定し、さらに、決定した経路を移送
車18が移動する際に、他の移送車との競合を避けなが
ら分岐装置22を予約する(ステップS6)。
【0044】このようにして、その時点で決定可能な移
送経路を全て決定したら、次の計算条件が成立するまで
待つ(ステップS7)。次の計算条件とは、例えば各着
脱装置24からの搬入要求信号、搬出要求信号および移
送車18による移送終了もしくは分岐装置22を通過し
たという情報等が条件となり、これらの条件が発生した
ときに再度ステップS2に戻るようにすればよい。
【0045】そして、データに従い、各移送車18の動
作指示が通信機能部30gおよびリンク40を経由し、
各ユニットコントローラ26に伝えられる。各ユニット
コントローラ26は動作指示に付随するアドレスおよび
装置番号等から自身宛の動作指示であることを確認する
と、この動作指示に従い着脱装置24および分岐装置2
2を制御して移送車18を動作させることができる。
【0046】図7に示すように、ユニットコントローラ
26は、PLC(プログラムロジックコントローラ)1
00と、入出力装置の操作盤102と、モータ52、7
2、68、82等を駆動するインバータ104と、前記
位置センサ、前記高さセンサおよび角度センサ79等と
接続するリモート入出力部106と、これらのPLC1
00、操作盤102、インバータ104、リモート入出
力部106との間に接続されてデータを送信するネット
ワーク108等から構成される。
【0047】図8に示すように、PLC100は、プロ
グラムおよびデータを記憶することのできる記憶部11
2と、記憶部112に記憶されたプログラムを読み取り
実行するCPU(コンピュータ)110と、メインコン
トローラ12との間でリンク40(図7参照)を介して
データを送受信する通信制御部114と、ネットワーク
108との間でデータを送受信する入出力部118と、
プログラム読み込み部120と、これらのCPU11
0、記憶部112、通信制御部114、入出力部11
8、プログラム読み込み部120との間に接続されてデ
ータを送信する内部バス116等から構成される。
【0048】図9に示すように、記憶部112は、プロ
グラム領域122と、データ領域124とから構成され
る記憶媒体であり、プログラム読み込み部120や操作
盤102から入力したプログラムおよびデータを記憶す
ることができる。
【0049】データ領域124には、ユニットコントロ
ーラ26に接続されている分岐装置22に関する接続情
報を示す分岐装置パラメータテーブル140と、投入装
置36、払出装置38および着脱装置24に関する接続
情報を示す着脱装置パラメータテーブル142が設けら
れている。
【0050】プログラム領域122には、分岐装置22
に対して制御をそれぞれ個別に行う機能を持つ分岐装置
制御タスク130a〜130dと、着脱装置24に対し
て制御をそれぞれ個別に行う着脱装置制御タスク132
a〜123dと、投入装置36の制御を行う投入装置制
御タスク136と、払出装置38の制御を行う払出装置
制御タスク138と、これらの分岐装置制御タスク13
0a〜130d、着脱装置制御タスク132a〜132
d、投入装置制御タスク136および払出装置制御タス
ク138を選択して実行する機能を持つタスク選択プロ
グラム(メインプログラム)128を有する。
【0051】分岐装置制御タスク130a〜130d
は、それぞれ同構造のプログラムであり、それぞれが分
岐装置22を制御するので、4台の分岐装置22を制御
することが可能である。着脱装置制御タスク132a〜
132dに関してもそれぞれ同構造のプログラムである
ことから、4台の着脱装置24を制御することが可能で
ある。なお、分岐装置制御タスク130a〜130dお
よび着脱装置制御タスク132a〜132dは、4つに
限ることなく、プログラム領域122の容量により、さ
らに多くのタスクを用意するようにしてもよい。
【0052】図10Aの例に示すように、分岐装置パラ
メータテーブル140は、4つの行からなり、「装置名
称」の欄には接続されている分岐装置22の番号が記録
されている。また、接続されている分岐装置22が3台
以下である場合には、「−」が記録される。
【0053】各行は、「接続先方向」の欄と「接続先方
向駆動源」の欄に分かれ、それぞれが、方向Dx、D
y、Dzの±方向(+Dx、+Dy、+Dz、−Dx、
−Dy、−Dz方向)について個別の欄および接続先増
設用の予備の欄を持つ。
【0054】「接続先方向」の欄には、各接続先の分岐
装置22の番号が記録されており、例えば、「22d」
であればその方向には分岐装置22dが接続されている
場合であり、「−」は接続がないことを示す。
【0055】図10Bの例に示すように、着脱装置パラ
メータテーブル142は、4つの行からなり、「装置名
称」の欄には接続されている着脱装置24、投入装置3
6および払出装置38の番号が記録されている。また、
接続されている装置が3台以下の場合には、「−」が記
録される。さらに「装置の種類」の欄にはその接続され
ている装置の種類が記録される。
【0056】図10Aおよび図10Bに示す分岐装置パ
ラメータテーブル140および着脱装置パラメータテー
ブル142の例から、これらのテーブルを有するユニッ
トコントローラ26に、分岐装置22a〜22d、着脱
装置24a、24bおよび投入装置36が接続されてい
ることが分かる。
【0057】また、分岐装置パラメータテーブル140
および着脱装置パラメータテーブル142は、それぞれ
4行に限ることなく、ユニットコントローラ26の能力
に応じてより多くの行を用意するようにしてもよい。
【0058】さらにまた、分岐装置パラメータテーブル
140は、網状移送路の全ての分岐装置22に関するデ
ータを記憶しておくようにして、各ユニットコントロー
ラ26およびCPU110は、その中から自身に接続さ
れている接続装置の情報だけを読み取るようにしてもよ
い。着脱装置パラメータテーブル142も同様に、全て
の着脱装置24の情報を記憶しておくようにしてもよ
い。
【0059】分岐装置パラメータテーブル140および
着脱装置パラメータテーブル142は、ユニットコント
ローラ26の内部ではなく、メインコントローラ12側
に一括して設けるようにして、リンク40を経由して各
ユニットコントローラ26に配信するようにしてもよ
い。
【0060】このように構成されるワーク移送システム
10の動作および制御プログラムの実行方法について図
11および図12を参照しながら説明する。
【0061】ワーク移送システム10の移送動作に先立
ち、予め、各ユニットコントローラ26に接続されてい
る分岐装置22、着脱装置24、投入装置36および払
出装置38の接続情報をプログラム書き込み部120ま
たは操作盤102から入力しておく。CPU110は入
力された接続情報を読み込み、そして記憶部112の分
岐装置パラメータテーブル140および着脱装置パラメ
ータテーブル142に記録する。
【0062】また、CPU110は、タスク選択プログ
ラム128、分岐装置制御タスク130a〜130d、
着脱装置制御タスク132a〜132d、投入装置制御
タスク136および払出装置制御タスク138をプログ
ラム実行用の図示しないメモリにロード(読み取り)し
ておく。
【0063】そして、ワーク移送システム10の移送動
作が開始されると、まず、ステップS101において、
CPU110はタスク選択プログラム128を実行し、
分岐装置パラメータテーブル140および着脱装置パラ
メータテーブル142からユニットコントローラ26に
接続されている装置に関する接続情報を読み取る。
【0064】次に、ステップS102において、CPU
110は通信制御部114を経由してメインコントロー
ラ12が送信する動作指示を受信し記憶する。動作指示
がある場合は、その指示に従い、また、この時点で動作
指示がない場合はそれ以前に受信した動作指示に従って
次のステップS103〜S118の処理を行う。
【0065】ステップS103において、接続装置1が
存在しているか否かを確認する。つまり、分岐装置パラ
メータテーブル140の「接続装置番号」が1である行
の「装置名称」の欄を確認し、分岐装置22の識別番号
が記録されていれば次のステップS104を実行し、
「−」が記録されていればステップS105へ移る。
【0066】ステップS104において、タスク選択プ
ログラム128は、接続装置1の制御として分岐装置制
御タスク130aを実行する。分岐装置制御タスク13
0aは、メインコントローラ12から受信した動作指
示、角度センサ79、位置センサおよび分岐装置パラメ
ータテーブル140の接続情報に基づいて分岐装置22
の制御を行う。
【0067】図10Aに示す分岐装置パラメータテーブ
ル140の例では、接続装置番号1には分岐装置22a
が割り当てられていることから、分岐装置22aが有す
る+Dx方向および+Dy方向のワイヤ駆動用のモータ
68と、旋回用のモータ82と、ローラ74用のモータ
72をそれぞれインバータ104により駆動制御する。
【0068】そして、ステップS105、S107およ
びS109においては、ステップS103と同様に、接
続装置番号2、3および4が存在するか否かを確認す
る。存在する場合は、ステップS106、S108およ
びS110において分岐装置制御タスク130b、13
0c、130dを実行して、対応する分岐装置22の制
御を行う。そして、存在しない場合は処理を省略する。
【0069】次に、図12のステップS111におい
て、接続装置5が存在しているか否かを確認する。つま
り、着脱装置パラメータテーブル142の「接続装置番
号」が5である行の「装置名称」の欄を確認し、着脱装
置24、投入装置36または払出装置38の識別番号が
記録されていれば次のステップS112を実行し、
「−」が記録されていればステップS113へ移る。
【0070】ステップS112において、「装置名称」
の欄が、「投入装置」である場合は投入装置制御タスク
136を、「払出装置」である場合は払出装置制御タス
ク138を、「着脱装置」である場合は着脱装置制御タ
スク132aを実行する。このうち、例えば、着脱装置
制御タスク132aは、メインコントローラ12から受
信した動作指示、前記高さセンサ等の情報に基づいて着
脱装置24の制御を行う。
【0071】図10Bに示す着脱装置パラメータテーブ
ル142の例では、接続装置番号5には着脱装置24a
が割り当てられていることから、着脱装置24aが有す
るモータ52をインバータ104を介して駆動制御す
る。
【0072】また、投入装置制御タスク136および払
出装置制御タスク138についても、投入装置36およ
び払出装置38の構造が着脱装置24とほぼ同様である
ので、着脱装置制御タスク132a〜132dと同様に
メインコントローラ12からの動作指示やセンサの情報
に基づいてモータの制御を行う。
【0073】さらに、ステップS113、S115およ
びS117においては、ステップS111と同様に、接
続装置番号6、7および8が存在するか否かを確認す
る。存在する場合は、ステップS114、S116およ
びS118において着脱装置制御タスク132b、13
2c、132d、投入装置制御タスク136または払出
装置制御タスク138を実行して対応する着脱装置2
4、投入装置36または払出装置38の制御を行う。そ
して、存在しない場合は処理を省略する。
【0074】なお、ステップS104、S106、S1
08、S110、S112、S114、S116、S1
18における分岐装置制御タスク130a〜130d、
着脱装置制御タスク132a〜132d、投入装置制御
タスク136および払出装置制御タスク138の実行
は、時分割処理により短時間に分割して実行される。従
って、いずれか1つの処理で長時間CPU110の動作
を占有してしまうことがなく、見かけ上複数の装置に対
する制御が並行して実施される。
【0075】次にステップS119において、接続され
ている分岐装置22、着脱装置24、投入装置36およ
び払出装置38の状態に関する情報を必要に応じてメイ
ンコントローラ12へ送信する。この情報としては、例
えば、ある着脱装置24がワーク16の加工および搬出
を終了した状態で、次のワーク16の搬入を要求する信
号や、ある分岐装置22を移送車18が通過し、別の移
送車18を通過させることが可能な状態になったことを
知らせる情報などがある。
【0076】そして、ステップS119が終了したらス
テップS102に戻り、処理を続行する。
【0077】このステップS101〜S119の処理
が、各ユニットコントローラ26ごとに実行され、しか
も、ワーク移送システム10全体としても全ての装置が
並列的に制御されるので、移送車18の移動制御は、い
ずれかのユニットコントローラ26において独占的に制
御されるのではなく、移送車18と分岐装置22や移送
路20の位置関係等により、複数のユニットコントロー
ラ26が分担しながら行うこととなる。
【0078】タスク選択プログラム128は、ラダープ
ログラムで構成されているものであり、図13に示すよ
うに、その主要部は各タスクを選択し実行するだけの処
理なので簡潔な表記が可能である。
【0079】このように、本実施の形態に係る制御プロ
グラム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送シス
テム10においては、ユニットコントローラ26が有す
る記憶部112には、着脱装置24および分岐装置22
の動作を個別に制御する機能を持つ複数の分岐装置制御
タスク130a〜130d、着脱装置制御タスク132
a〜132dと、投入装置36、払出装置38を制御す
る投入装置制御タスク136、払出装置制御タスク13
8を有し、1つ以上のタスクプログラムを選択して読み
取り実行させるので、所謂プログラムのオブジェクト指
向に従ったプログラム形態になり、プログラム設計、ソ
ースコード開発、履歴管理、他プログラムへの再利用の
各段階においてミスの発生が少なく、しかも利用しやす
い。
【0080】また、分岐装置制御タスク130a〜13
0dおよび着脱装置制御タスク132a〜132dは、
制御対象である分岐装置22、着脱装置24ごとに、そ
れぞれ同一構造であり、さらにユニットコントローラ2
6が記憶部に記憶しているプログラムは、タスク選択プ
ログラム128を含めて全て同一構造にすることができ
るので、プログラム開発が容易になり、開発期間を短縮
することができる。
【0081】記憶部112の分岐装置パラメータテーブ
ル140および着脱装置パラメータテーブル142に
は、ユニットコントローラ26に接続されている分岐装
置22、着脱装置24等の情報を示す接続情報が記憶さ
れ、この接続情報に基づいて、1つ以上のタスクプログ
ラムを選択して読み取り実行させる形態としているの
で、プログラム部分の共通化が可能になる。
【0082】さらに、CPU110や記憶部112の能
力や容量により、分岐装置制御タスクおよび着脱装置制
御タスクを多く用意し、分岐装置パラメータテーブル1
40および着脱装置パラメータテーブル142の領域を
大きく設定しておくことで、分岐装置22、移送路2
0、着脱装置24を増設したり、設定変更することが容
易である。より多くの装置を増設する場合において、ユ
ニットコントローラ26を新たに設定するときも、その
プログラム部分を共通にすることが可能である。
【0083】また、各ユニットコントローラ26に分担
させる装置類は、その装置の配置や工程の順番等に無関
係に選択することができるので、システム設定上の自由
度が大きい。
【0084】そして、上述の実施の形態における網状移
送路は種々の異なる構成であっても適用可能であり、例
えば投入装置36および払出装置38を複数台設置する
ようにしてもよい。移送路20は直線でなくても、その
両端部点を結ぶ直線で置き換えればよい。
【0085】また、例えば網状移送路は、2次元状のも
のに限らず立体倉庫等にも適用可能である。
【0086】移送車18については、分岐装置22が有
するモータ68の動力を受ける他走式のものに限らず、
移送路20が動力を持っていてもよいし、床面を移動す
る自走式および自立式等のものであってもよい。これら
の場合は、ユニットコントローラ26は、分岐装置22
に代えて移送路20や移送車18を制御するタスクを持
つようにすればよい。
【0087】さらに、この発明に係る制御プログラム実
行方法、制御プログラムおよびワーク移送システムは、
上述の実施の形態例に限らず、この発明の要旨を逸脱す
ることなく、種々の構成を採り得ることはもちろんであ
る。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る制御
プログラム実行方法、制御プログラムおよびワーク移送
システムによれば、各ユニットコントローラの制御プロ
グラムを共通にすることができ、制御対象が変更あるい
は増設された場合でも、パラメータを変更するだけで対
応することができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るワーク移送システムを示す
斜視図である。
【図2】本実施の形態における網状移送路を示す説明図
である。
【図3】着脱装置、移送車を示す斜視図である。
【図4】分岐装置を示す説明図である。
【図5】本実施の形態に係るワーク移送システムの機能
ブロック図である。
【図6】メインコントローラが移送車の移送経路を決定
する手順を示すフローチャートである。
【図7】ユニットコントローラ内部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】PLC内部の構成を示すブロック図である。
【図9】記憶部の内容を示す説明図である。
【図10】図10Aは分岐装置パラメータテーブルの内
容を示す説明図であり、図10Bは着脱装置パラメータ
テーブルの内容を示す説明図である。
【図11】本実施の形態に係る制御プログラムの実行手
順を示すフローチャート(その1)である。
【図12】本実施の形態に係る制御プログラムの実行手
順を示すフローチャート(その2)である。
【図13】メインプログラムの主要部の内容を示すラダ
ーチャートプログラムである。
【符号の説明】
10…ワーク移送システム 12…メインコ
ントローラ 14…加工機 16、16a、16b、16x、16y…ワーク 18、18a〜18d…移送車 20…移送路 22、22a〜22v…分岐装置 24、24a〜
24m…着脱装置 26…ユニットコントローラ 30…本体 30a…モニタ機能部 30b…パラメ
ータ管理機能部 30c…数値パラメータ設定機能部 30d…稼動状
態管理機能部 30e…移送経路決定機能部 30f…シミュ
レーション機能部 30g…通信機能部 32…モニタ 34…キーボード 36…投入装置 38…払出装置 60…ワイヤ 100…PLC 110…CPU 112…記憶部 128…タスク
選択プログラム 130a〜130d…分岐装置制御タスク 132a〜132d…着脱装置制御タスク 136…投入装置制御タスク 138…払出装
置制御タスク 140…分岐装置パラメータテーブル 142…着脱装
置パラメータテーブル
フロントページの続き (72)発明者 猪上 理子 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3F022 LL12 MM08 NN02 NN08 NN31 NN42 PP06 3F027 AA06 AA10 CA01 DA12 DA15 EA01 FA01 FA02 5B098 GA04 GC01 5H220 AA04 AA08 BB05 BB12 CC08 CC09 CX01 CX04 DD04 EE06 HH01 HH04 JJ02 JJ12 JJ16 JJ26 JJ42 JJ59

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のユニットコントローラと、ワークを
    移送する移送装置と、複数の移送路と、前記移送路が接
    続される中継路とからなるワーク移送システムにおける
    前記ユニットコントローラの制御プログラム実行方法に
    おいて、 前記ユニットコントローラが有する記憶部に記憶され、
    前記移送装置、前記移送路および/または前記中継路の
    動作を個別に制御する機能を持つ複数のタスクプログラ
    ムと、 前記ユニットコントローラに備えられたコンピュータと
    を用い、 複数のタスクプログラムのうち、1つ以上の前記タスク
    プログラムを、前記コンピュータによって選択し、読み
    取り実行させることを特徴とする制御プログラム実行方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の制御プログラム実行方法に
    おいて、 前記複数のタスクプログラムは、制御対象である前記移
    送装置、前記移送路または前記中継路ごとに、それぞれ
    同一構造を持つことを特徴とする制御プログラム実行方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の制御プログラム実行方法にお
    いて、前記複数のユニットコントローラの前記記憶部に
    記憶されているプログラムは、それぞれ同一構造を持つ
    ことを特徴とする制御プログラム実行方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御
    プログラム実行方法において、 前記記憶部には、前記ユニットコントローラに接続され
    ている前記移送装置、前記移送路および/または前記中
    継路の情報を示す接続情報が記憶され、 前記コンピュータは、前記接続情報に基づいて、1つ以
    上の前記タスクプログラムを選択して読み取り、実行さ
    せることを特徴とする制御プログラム実行方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の制御プログラム実行方法に
    おいて、 前記接続情報は変更および追加可能であることを特徴と
    する制御プログラム実行方法。
  6. 【請求項6】複数のユニットコントローラと、ワークを
    移送する移送装置と、複数の移送路と、前記移送路が接
    続される中継路とからなるワーク移送システムにおける
    前記ユニットコントローラの制御プログラムにおいて、 前記ユニットコントローラが有する記憶部に記憶され、
    前記移送装置、前記移送路および/または前記中継路の
    動作を個別に制御する機能を持つ複数のタスクプログラ
    ムと、 1つ以上の前記のタスクプログラムを選択して実行させ
    る機能を持つメインプログラムとを有し、 前記ユニットコントローラに備えられたコンピュータに
    より読み取り実行可能であることを特徴とする制御プロ
    グラム。
  7. 【請求項7】複数のユニットコントローラと、ワークを
    移送する移送装置と、複数の移送路と、前記移送路が接
    続される中継路とからなるワーク移送システムにおい
    て、 前記ユニットコントローラが有する記憶部に記憶され、
    前記移送装置、前記移送路および/または前記中継路の
    動作を個別に制御する機能を持つ複数のタスクプログラ
    ムと、 前記ユニットコントローラに備えられ、複数のタスクプ
    ログラムタスクのうち、1つ以上の前記タスクプログラ
    ムを選択して読み取り実行させるコンピュータとを有す
    ることを特徴とするワーク移送システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143713A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Trumpf Sachsen Gmbh ワークを加工するための機械装置

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