JP2003040282A - 袋体およびその開口・充填方法 - Google Patents

袋体およびその開口・充填方法

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JP2003040282A
JP2003040282A JP2001228841A JP2001228841A JP2003040282A JP 2003040282 A JP2003040282 A JP 2003040282A JP 2001228841 A JP2001228841 A JP 2001228841A JP 2001228841 A JP2001228841 A JP 2001228841A JP 2003040282 A JP2003040282 A JP 2003040282A
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partition wall
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JP2001228841A
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Akihiro Adachi
明弘 足立
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Shimizu Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中仕切により複数室に分割する袋体において、
充填工程及びシール工程を容易に機械化できる包装体を
提供するものである。 【解決手段】中仕切を突出させた袋体を用いることによ
って、突出した中仕切部分で保持したり、中仕切や外袋
を吸引などして、任意の各室を開口して各成分を充填す
ることが出来、容易かつ安価に機械化できる。また、上
部切り込みと、下部シ−ル部分あるいは下部の切り込み
との間の任意の位置に、中仕切が溶着されていることに
よって、同時に内容物を取り出すこともできるし、個別
に取り出すことも可能となる。別々の容器に収容する場
合のごとく、各成分の取り出し忘れもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、中仕切によって複
数室を設けた袋体において、中仕切を突出させた開口袋
体、および該袋体への開口・充填方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】予め混合しておくと、相互に反応した
り、影響しあって、混合物の作用、薬効、味覚等が変化
したり、劣化したりする場合には、これら2種以上の混
合成分を別々に分離した状態で保存し、用時に混合して
使用する必要がある。このような場合には、各成分を別
々の容器に保存しても良いが、使用時の便のために、中
仕切を有する包装袋が提案されている(実開昭53−3
5711、特開昭60−55948、特開平1−240
469、特開平2−311418、特開平4−3648
51、特開平6−190019など)。
【0003】これらの包装袋には、当然のことながら、
2種以上の成分を充填することになるが、その構造が複
雑になればなるほど、各成分の充填に手間取り、機械化
が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術に鑑み、鋭意検討の結果、完成したものであっ
て、中仕切により複数室に分割する袋体において、従来
技術の欠点を克服し、充填工程及びシール工程を容易に
機械化できる包装体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中仕切を突出
させた袋体を用いることを特徴とし、これを利用するこ
とで、開口・充填工程及びシ−ル工程を容易に機械化で
きる。
【0006】すなわち、本発明は、(1)中仕切により
複数室に分割する開口袋体において、中仕切を突出させ
たことを特徴とする開口袋体、(2)中仕切により複数
室に分割する開口袋体において、上部切り込みと袋体下
部シ−ル部分との間の任意の位置に、上部に突出した中
仕切が溶着されていることを特徴とした開口袋体、
(3)中仕切により複数室に分割する開口袋体におい
て、上部切り込みと下部切り込みとの間の任意の位置
に、上部に突出した中仕切が溶着されていることを特徴
とした開口袋体、(4)中仕切により複数室に分割する
開口袋体において、中仕切を突出させた開口袋体を、中
仕切を任意の方向から吸引することにより、吸引しない
側の室を開口して充填することを特徴とする開口・充填
方法、(5)中仕切により複数室に分割する開口袋体に
おいて、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切を任意
の方向から吸引することにより、吸引しない側の室を開
口して、複数室に充填後、開口部をシールすることを特
徴とする開口・充填方法、(6)中仕切により複数室に
分割する開口袋体において、中仕切を突出させた開口袋
体を、中仕切の突出部で袋体を保持しつつ、任意の室を
開口して充填することを特徴とする開口・充填方法、
(7)中仕切により複数室に分割する開口袋体におい
て、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切の突出部で
袋体を保持しつつ、複数室を同時に開口して、充填する
ことを特徴とする開口・充填方法、(8)中仕切により
複数室に分割する開口袋体において、中仕切を突出させ
た開口袋体を、中仕切の突出部で袋体を保持しつつ、任
意の室を開口して複数室に充填後、開口部をシールする
ことを特徴とする開口・充填方法、(9)中仕切により
複数室に分割する袋体において、上部切り込みと下部切
り込みとの間の任意の位置に中仕切が溶着されているこ
とを特徴とした開口袋体、である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、中仕切により複数室に
分割する開口袋体において、中仕切を突出させたことを
特徴とする開口袋体である。図1、2に示すように、中
仕切2を外袋3や他の外袋4より突出して設ける。突出
の程度は、充填工程で中仕切2を保持したり、吸引等に
より、開口することが出来る程度でよい。2個以上の中
仕切を設ける場合には、中仕切を区別して保持ないし開
口できるように、突出の程度を変えることも出来る。
【0008】図1、2は、2室の大きさの異なる例であ
るが、同じ大きさの室であっても良く、一方の室が例え
ばA−A’に対して平行に、縦にシールされたものでも
よく、中仕切が円筒形等の任意の形状であっても良い。
【0009】これらの開口袋体を構成する外袋シートや
中仕切シートは、一般的に使用されているフィルムで良
く、各室に充填する成分に応じて、適切なものを選択す
ることができる。たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン等やこれらのラ
ミネートフィルム、またはアルミ箔等とのラミネートフ
ィルムであっても良い。また、必要に応じて、アルミ蒸
着フィルムやケイ素蒸着フィルム等の防湿性やガスバリ
アー性を有する材質を選択することもできる。
【0010】このような開口袋体は、中仕切により複数
室に分割する開口袋体において、中仕切を突出させた開
口袋体を、中仕切を任意の方向から吸引することによ
り、吸引しない側の室を開口して複数室に充填する。ま
た、突出した中仕切を保持し、任意の外袋を開口し、各
成分を充填することもできる。
【0011】この際、中仕切を保持する方法は一般的な
方法で良く、また開口方法も特に限定しないが、例え
ば、吸盤やチャック等を使って開口させたり、減圧吸引
あるいは粘着作用等により開口することもできる。充填
は成分毎に行っても良いし、各成分を同時に充填するこ
とも出来る。この際、中仕切が突出していることによ
り、開口時にチャック等が外袋シートをつかみやすくな
り、また、充填時には、中仕切が壁となり、他成分の混
入を防止するという利点もある。
【0012】充填が完了したら、外袋と中仕切を接着・
溶着等してシールする。その際、突出した中仕切を切除
して、図3、4に示すようにしてもよい。なお、図3、
4は充填物を省略して記載したが、実際には、各室は充
填成分で膨らんでいる。また、切り込み7、8に続く切
取線等を入れておいても良い。
【0013】本発明は、中仕切により複数室に分割する
袋体において、上部切り込みと、下部シ−ル部分あるい
は下部の切り込みとの間の任意の位置に、中仕切が溶着
されていることも特徴とする。これにより、同時に内容
物を取り出すこともできるし、個別に取り出すことも可
能となる。例えば、図3、4において、上部切り込み7
で開封すれば、2室の内容物を同時に一度で取り出すこ
とができるし、一方、初めに下部切り込み8で開封し、
内容物を取り出した後、袋を反対にし、上部切り込み7
で開封して、もうひとつの室の内容物を取り出す、とい
うように、個別に取り出すことも可能となる。なお、図
3、4は2室の場合の例であるが、複数室の場合でも、
中仕切の溶着部6を切り込みの間で任意にずらしていく
ことにより、可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、突出した中仕切部分で保持したり、中仕切や外袋を
吸引などして、任意の各室を開口して各成分を充填する
ことが出来、容易かつ安価に機械化できる。用時には、
袋体の口部を同時に、または個別にも開封でき、各室の
収容物を同時に、または個別にも取り出すことができ
る。別々の容器に収容する場合のごとく、各成分の取り
出し忘れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口袋体の平面図である。
【図2】図1のA−A’における断面図である。
【図3】シール後の袋体(充填は省略)である。
【図4】図3のB−B’における断面図である。
【符号の説明】
1 袋体 2 中仕切シート 3 外袋シート 4 他の外袋シート 5 シール部分 6 中仕切シートのシ−ル部分 7 上部切り込み 8 下部切り込み

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させたことを特徴とする開口袋
    体。
  2. 【請求項2】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、上部切り込みと袋体下部シ−ル部分との間の
    任意の位置に、上部に突出した中仕切が溶着されている
    ことを特徴とした開口袋体。
  3. 【請求項3】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、上部切り込みと下部切り込みとの間の任意の
    位置に、上部に突出した中仕切が溶着されていることを
    特徴とした開口袋体。
  4. 【請求項4】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切を任
    意の方向から吸引することにより、吸引しない側の室を
    開口して充填することを特徴とする開口・充填方法。
  5. 【請求項5】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切を任
    意の方向から吸引することにより、吸引しない側の室を
    開口して、複数室に充填後、開口部をシールすることを
    特徴とする開口・充填方法。
  6. 【請求項6】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切の突
    出部で袋体を保持しつつ、任意の室を開口して充填する
    ことを特徴とする開口・充填方法。
  7. 【請求項7】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切の突
    出部で袋体を保持しつつ、複数室を同時に開口して、充
    填することを特徴とする開口・充填方法。
  8. 【請求項8】 中仕切により複数室に分割する開口袋体
    において、中仕切を突出させた開口袋体を、中仕切の突
    出部で袋体を保持しつつ、任意の室を開口して複数室に
    充填後、開口部をシールすることを特徴とする開口・充
    填方法。
  9. 【請求項9】 中仕切により複数室に分割する袋体にお
    いて、上部切り込みと下部切り込みとの間の任意の位置
    に中仕切が溶着されていることを特徴とした開口袋体。
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