JP2003039155A - ダイカスト装置における排気装置および排気方法 - Google Patents

ダイカスト装置における排気装置および排気方法

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JP2003039155A JP2001230170A JP2001230170A JP2003039155A JP 2003039155 A JP2003039155 A JP 2003039155A JP 2001230170 A JP2001230170 A JP 2001230170A JP 2001230170 A JP2001230170 A JP 2001230170A JP 2003039155 A JP2003039155 A JP 2003039155A
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die casting
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mold
molds
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Masakazu Hirano
正和 平野
Koichi Kawaura
広一 川浦
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Toyota Industries Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D45/00Equipment for casting, not otherwise provided for
    • B22D45/005Evacuation of fumes, dust or waste gases during manipulations in the foundry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイカスト装置において発生するガス体を確
実に排気するのに有効な排気技術を提供。 【解決手段】 排気装置100は、ダイカスト装置を構
成する固定金型150および可動金型170、固定ダク
ト110、可動ダクト130、押込ブロワ120、吸引
ブロワ122等によって構成されている。固定ダクト1
10のエアー供給装置112は、エアー流れによってエ
アーカーテン114を形成するように構成されている。
金型150,170、ダクト110,130、エアーカ
ーテン114によって6面が囲まれた閉鎖領域を形成
し、押込ブロワ120および吸引ブロワ122を運転す
ることで、離型剤塗布工程において発生する余分な離型
剤の飛散を防止したうえで、離型剤を確実に排気するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造を行うダイカ
スト装置につき、該ダイカスト装置において発生するガ
ス体を排気する排気技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋳造品の鋳造を行うダイカスト
装置では、鋳造品を取出した後の金型に離型剤を塗布す
るスプレー装置、金型に塗布されガス化した離型剤を排
気する排気装置が設けられている。従来、例えば特開平
6−126416号公報には、この種の排気装置に関す
る技術が記載されている。この公報記載の排気装置は、
金型の上部を覆うフードと、このフードに接続された排
気ダクトを備えている。そして、排気ダクトに取付けら
れた排風機を作動させることによって、金型に塗布した
あとの離型剤を金型の上部へ向けて吸引し、排気ダクト
から排気する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の排気装置では、フードによって金型の上部のみを覆
う構成であるゆえ、たとえ排風機の吸引力を強めたとし
ても、ガス化した離型剤が金型の外部へ飛散するのを阻
止するのには限界があった。そして、離型剤が金型の外
部へ飛散すると作業環境が悪化するという問題がある。
そこで本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであ
り、その課題とするところは、ダイカスト装置において
発生するガス体を確実に排気するのに有効な排気技術を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のダイカスト装置における排気装置は、請求
項1〜4に記載の通りに構成される。また、本発明のダ
イカスト装置における排気方法は、請求項5〜8に記載
の通りである。なお、各請求項に係る発明は、金型を介
して鋳造を行うダイカスト装置において、この金型を用
いて閉鎖領域の一部を形成し閉鎖領域外へのガス体の飛
散を防止したうえで、閉鎖領域のガス体を移送手段を用
いて閉鎖領域外へ移送することで、ガス体の排気を確実
に行うことができるようにした技術である。
【0005】請求項1に記載した排気装置は、ダイカス
ト装置において発生するガス体を排気する排気処理を行
う。このダイカスト装置では、第1および第2の金型に
よって形成されるキャビティ(中空部)に溶湯を射出す
ることで、このキャビティに対応した形状の鋳造品を鋳
造するようになっている。この排気装置には、閉鎖手段
と移送手段が設けられている。この閉鎖手段は、第1お
よび第2の金型の対向面内に形成される領域を閉鎖する
ことで閉鎖領域を形成するものであり、第1および第2
の金型によってその一部が構成されている。すなわち、
ダイカスト装置を構成する第1および第2の金型が本発
明の排気装置に兼用されており、両金型自体が閉鎖領域
の一部になっている。残りの閉鎖領域を形成する閉鎖手
段としては、例えば、遮へい板を用いた構成、供給エア
ーのエアー流れによって形成されるエアーカーテンを用
いた構成等がある。なお、本発明でいう「閉鎖領域」に
は、領域内外の流体の移動を完全にシールすることがで
きる空間以外に、領域内外のシールは完全ではないもの
の、領域の周囲が閉鎖手段によって遮へいされており領
域外への流体の飛散を実質的に阻止することができる空
間をも含む趣旨である。そして、閉鎖領域のガス体は移
送手段を介して閉鎖領域外へ移送される。この移送手段
としては、例えば、閉鎖領域へエアーを押込む押込ブロ
ワ、閉鎖領域内のガス体を吸引する吸引ブロワ、またこ
れらブロワを組み合わせた構成が可能である。これによ
り、ダイカスト装置において発生するガス体を閉鎖領域
内に閉鎖することができ、ガス体が閉鎖領域外へ不用意
に飛散するのを極力回避することができる。そして、閉
鎖領域内のガス体は移送手段を介して閉鎖領域外へ排気
されることとなる。従って、ダイカスト装置における作
業環境の維持を図ることができる。なお、本発明でいう
「ガス体」とは、ガス状、ミスト状、またこれらが混在
した状態のもの等を広く含むものとする。また、ダイカ
スト装置において発生するガス体に起因するものとして
は、例えば鋳造物の離型性を確保するために金型に塗布
される離型剤、金型冷却のために噴霧される冷却水等が
ある。以上のように請求項1に記載したダイカスト装置
における排気装置によれば、ダイカスト装置において発
生するガス体が閉鎖領域外へ飛散するのを防止し、この
ガス体を確実に閉鎖領域外へ排気することができる。と
りわけ、ダイカスト装置を構成する既存の第1および第
2の金型を用いて閉鎖手段を構成するため合理的であ
る。
【0006】ここで、請求項1に記載の閉鎖手段は、請
求項2に記載のように第1および第2の金型以外にエア
ー供給装置を備えているのが好ましい。このエアー供給
装置は、供給エアーのエアー流れによっていわゆるエア
ーカーテンを形成する構成となっている。すなわち、エ
アーカーテンが形成されることによって、閉鎖領域内外
が遮断されることとなる。これにより、エアーの供給を
切り換えるのみで、第1および第2の金型以外の閉鎖領
域の形成および解除を簡便に行うことができる。
【0007】また、請求項3に記載した排気装置では、
押込ブロワと吸引ブロワのうち少なくとも一方が移送手
段となる。すなわち、移送手段は、押込ブロワと吸引ブ
ロワのいずれか一方のみであってもよいし、あるいは両
方であってもよい。押込ブロワは閉鎖領域の上流に設け
られ、閉鎖領域へ向けてエアーを供給することで閉鎖領
域内のガス体を閉鎖領域外へ排気するためのエアー流れ
を形成させるものである。一方、吸引ブロワは閉鎖領域
の下流に設けられ、閉鎖領域のガス体を吸引することで
このガス体を閉鎖領域外へ排気するための流れを形成さ
せるものである。これにより、閉鎖領域のガス体を閉鎖
領域外へ確実に排気することができる。
【0008】また、請求項4に記載した排気装置では、
第1および第2の金型に向けて噴霧される離型剤に起因
するガス体を排気するようになっている。この離型剤
は、鋳造品の離型性を維持するために両金型に塗布され
るものであり、スプレー装置によって噴霧されるとその
一部は高温の金型によってガス化する。この作業は、型
開き毎に行われるため作業頻度が高いため離型剤の飛散
が問題となる。従って、ダイカスト装置においてとりわ
け作業環境上問題となる離型剤の飛散を防止し、余分な
離型剤を確実に系外へ排気するのに有効である。
【0009】請求項5に記載した排気方法によれば、ダ
イカスト装置において発生するガス体が閉鎖領域外へ飛
散するのを防止し、このガス体を閉鎖領域外へ確実に排
気することができる。とりわけ、ダイカスト装置を構成
する既存の第1および第2の金型を用いて閉鎖領域を形
成するため合理的である。
【0010】また、請求項6に記載した排気方法によれ
ば、供給エアーのエアー流れによっていわゆるエアーカ
ーテンを形成するため、エアーの供給を切り換えるのみ
で、第1および第2の金型以外の閉鎖領域の形成および
解除を簡便に行うことができる。
【0011】また、請求項7に記載した排気方法によれ
ば、閉鎖領域のガス体の押込操作および吸引操作のう
ち、少なくとも一方を行うため、閉鎖領域のガス体を閉
鎖領域外へ確実に排気することができる。
【0012】また、請求項8に記載した排気方法によれ
ば、ダイカスト装置においてとりわけ作業環境上問題と
なる離型剤の飛散を防止し、余分な離型剤を確実に系外
へ排気するのに有効である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態は、ダイ
カスト装置において金型に塗布した後の離型剤を排気す
る技術に本発明を適用したものである。ここで、図1は
本実施の形態の排気装置100の構成を示す斜視図であ
る。なお、図1では排気装置100の各構成部材を判り
易くするためにこれらを離した状態で表示している。
【0014】図1に示すように、排気装置100は、固
定金型150、可動金型170、固定ダクト110、可
動ダクト130、固定ダクト110の上流(図中側方)
に取付けられた押込ブロワ120、可動ダクト130の
下流(図中上方)に取付けられた吸引ブロワ122等を
備えている。固定金型150および可動金型170は、
ダイカスト装置を構成するものであり、対向面151,
171を互いに当接させた型締め状態で空間152,1
72によって形成されるキャビティ(中空部)に溶湯が
射出される。可動金型170は、固定金型150に対
し、図中の矢印10あるいは20方向へ移動可能になっ
ている。これら固定金型150、可動金型170が本発
明における第1および第2の金型に対応している。
【0015】固定ダクト110は、ダクト本体111の
上流部に導入口116を有し、押込ブロワ120から供
給されたエアーは導入口116から空間部115へ導入
される。固定ダクト110には、2箇所にエアー供給装
置112が設けられている。このエアー供給装置112
には複数の供給孔112aが設けられ、供給配管113
から供給された所定量のエアーは供給孔112aから上
方へ向けて噴出されるようになっている。このエアー流
れによって、固定ダクト110の両側面に図中の二点鎖
線で示すようなエアー噴出領域、いわゆるエアーカーテ
ン114が形成される。
【0016】可動ダクト130は、ダクト本体131の
下流部に排出口136を有し、吸引ブロワ122によっ
て吸引されたガスは排出口136から排出される。可動
ダクト130は、固定ダクト110に対し図中の矢印3
0あるいは40方向へ移動可能になっている。可動ダク
ト130には、固定ダクト110のエアー供給装置11
2と対向する位置にエアー回収装置132が設けられて
いる。エアー供給装置112から供給され、エアーカー
テン114を形成したあとのエアーは、エアー回収装置
132で回収され、排出配管133から排出される。更
に可動ダクト130には、スプレー装置140が取付け
られている。スプレー装置140は、本管141に供給
された離型剤を本管141の先端に取付けられたスプレ
ーノズル142から各金型の対向面151,171へ向
けて噴霧するように構成されている。
【0017】次に、上記構成の排気装置100を用いた
離型剤の排気方法について、図2を参照しながら説明す
る。ここで、図2は運転時における排気装置100を模
式的に示す図である。排気装置100は、金型から鋳造
品を取出した後に行う離型剤塗布工程において運転され
る。排気装置100を運転するにあたり、まず固定金型
150、可動金型170、固定ダクト110、可動ダク
ト130を相対的に移動させ、これらを図2に示すよう
な位置に配置する。この状態では、固定金型150、可
動金型170、固定ダクト110、可動ダクト130の
対向面によって計4面が遮へいされた領域が形成され
る。更に、エアー供給装置112からエアーを供給し、
エアー供給装置112とエアー回収装置132との間に
エアーカーテン114を形成することで、金型の対向面
内の領域の計6面を閉鎖した閉鎖領域190が形成され
ることとなる。これら固定金型150、可動金型17
0、固定ダクト110、可動ダクト130、エアーカー
テン114によって、閉鎖領域を形成する本発明の閉鎖
手段が構成されている。
【0018】閉鎖領域190が形成された状態で、次
に、押込ブロワ120の運転(押込操作)および吸引ブ
ロワ122の運転(吸引操作)を開始する。この押込ブ
ロワ120、吸引ブロワ122が本発明における移送手
段に対応している。これにより、押込ブロワ120およ
び吸引ブロワ122を介して、閉鎖領域190に図2中
の白抜き矢印で示すような下方から上方へのエアー流れ
が形成される。
【0019】次に、離型剤塗布工程においてスプレー装
置140を作動させ、スプレーノズル142から金型1
50,170の対向面151,171へ向けて離型剤を
噴霧する。これにより、対向面151,171に離型剤
が塗布され、次回の鋳造時における鋳造品の離型性を維
持することができる。このとき噴霧された離型剤は、例
えば鋳造品を取出した後の金型150,170の余熱に
よってガス化し、あるいはミスト状のまま上記エアー流
れによって、可動ダクト130を介して系外へ排気され
る。閉鎖領域190へ向けて離型剤を噴霧するため、金
型150,170の外部へ離型剤が洩れにくい。なお、
このときの閉鎖領域190の圧力は、押込ブロワ120
および吸引ブロワ122の運転バランスによって負圧に
調節されるのが好ましい。これにより、スプレー装置1
40によって金型へ噴霧されたあとの離型剤が、金型1
50,170やダクト110,130隙間から閉鎖領域
190外へ飛散するのを確実に防止することができる。
【0020】排気装置100の運転終了後は、可動ダク
ト130を固定ダクト110に対して上昇させたのち、
引き続き型締め操作を行う。この型締め操作では、固定
金型150と可動金型170とを互いに当接させて型締
めすることで、キャビティ(中空部)へ溶湯を射出する
準備を行う。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、ダイ
カスト装置の離型剤塗布工程において発生する離型剤の
飛散を防止し、この離型剤を確実に系外へ排気すること
ができる。とりわけ、ダイカスト装置を構成する既存の
固定金型150および可動金型170を用いて閉鎖領域
190を形成するため合理的である。また、本実施の形
態によれば、エアー供給装置112によるエアーカーテ
ン114を用いて閉鎖領域190を構成するため、エア
ーの供給を切り換えるのみで固定金型150および可動
金型170以外の閉鎖領域の形成および解除を簡便に行
うことができる。また、本実施の形態によれば、押込ブ
ロワ120および吸引ブロワ122の両方を用いるた
め、閉鎖領域190の離型剤をより確実に排気すること
ができる。また、本実施の形態によれば、ダイカスト装
置においてとりわけ作業環境上問題となる離型剤の飛散
を防止し、余分な離型剤を確実に系外へ排気するのに有
効である。
【0022】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。
例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施す
ることもできる。
【0023】(A)上記実施の形態では、閉鎖領域19
0の一部を形成するのにエアー供給装置112からのエ
アー流れによるエアーカーテン114を用いる場合につ
いて記載したが、エアーカーテン114にかわる閉鎖手
段を用いることもできる。例えば、可動ダクト30の両
端に固定ダクト側へ延びる遮へい板を設け、この遮へい
板によって閉鎖領域190の一部を形成してもよい。
【0024】(B)また、上記実施の形態では、金型1
50,170に塗布したあとの離型剤を排気する場合に
ついて記載したが、離型剤以外の排気に本発明を適用す
ることもできる。例えば、水を噴霧することで金型15
0,170の冷却を行う際に発生する水蒸気の排気に本
発明を適用することができる。
【0025】(C)また、上記実施の形態では、エアー
供給装置112によって形成されるエアー流れと、閉鎖
領域190に形成されるガス体の流れが同じ方向である
場合について記載したが、これらの流れの関係が逆であ
ってもよい。
【0026】(D)また、上記実施の形態では、固定ダ
クト110の側方に取り付けた押込ブロワ120と、可
動ダクト130の上方に取り付けた吸引ブロワ122と
によって、排気装置100の下方から上方へ向けてエア
ー流れを形成させる場合について記載したが、押込ブロ
ワ120と吸引ブロワ122とを逆に配置してもよい。
この場合、排気装置100の上方から下方へ向けてエア
ー流れが形成される。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ダイカスト装置において発生するガス体を確実に排気す
るのに有効な排気技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の排気装置100の構成を示す斜
視図である。
【図2】運転時における排気装置100を模式的に示す
図である。
【符号の説明】
100…排気装置 110…固定ダクト 112…エアー供給装置 114…エアーカーテン 120…押込ブロワ 122…吸引ブロワ 130…可動ダクト 140…スプレー装置 150…固定金型 151,171…対向面 170…可動金型 190…閉鎖領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の金型を介して鋳造を行
    うダイカスト装置につき、該ダイカスト装置において発
    生するガス体を排気する排気装置であって、 互いに開かれた前記第1および第2の金型の対向面内に
    形成される領域を閉鎖領域とする閉鎖手段と、前記閉鎖
    領域のガス体を閉鎖領域外へ移送する移送手段とを備
    え、 前記第1および第2の金型が前記閉鎖手段の一部を構成
    することを特徴とするダイカスト装置における排気装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイカスト装置におけ
    る排気装置であって、 前記閉鎖手段は、前記第1および第2の金型以外にエア
    ー供給装置を有し、 該エアー供給装置から供給されるエアー流れによって前
    記閉鎖領域の一部が形成されることを特徴とするダイカ
    スト装置における排気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のダイカスト装
    置における排気装置であって、 前記移送手段は、前記閉鎖領域へエアーを押込む押込ブ
    ロワと、前記閉鎖領域のガス体を吸引する吸引ブロワの
    うち、少なくとも一方を備えていることを特徴とするダ
    イカスト装置における排気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のダイカ
    スト装置における排気装置であって、 前記第1および第2の金型に向けて噴霧される離型剤に
    起因するガス体の排気を行うことを特徴とするダイカス
    ト装置における排気装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2の金型を介して所定の鋳
    造物を製造するダイカスト装置につき、該ダイカスト装
    置において発生するガス体を排気する排気方法であっ
    て、 互いに開かれた前記第1および第2の金型の対向面内に
    形成される領域を該第1および第2の金型を用いて閉鎖
    領域とし、該閉鎖領域のガス体を閉鎖領域外へ移送する
    ことでガス体の排気を行うことを特徴とするダイカスト
    装置における排気方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のダイカスト装置におけ
    る排気方法であって、 前記閉鎖領域のうち前記第1および第2の金型以外の領
    域を、エアー流れによって形成することを特徴とするダ
    イカスト装置における排気方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のダイカスト装
    置における排気方法であって、 前記閉鎖領域へエアーを押込む押込操作と、前記閉鎖領
    域のガス体を吸引する吸引操作のうち、少なくとも一方
    の操作を行うことで、該閉鎖領域のガス体を閉鎖領域外
    へ移送することを特徴とするダイカスト装置における排
    気方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載のダイカ
    スト装置における排気方法であって、 前記第1および第2の金型に向けて噴霧される離型剤に
    起因するガス体の排気を行うことを特徴とするダイカス
    ト装置における排気方法。
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