JP2003039137A - シリンダヘッド鋳造用ポート中子 - Google Patents

シリンダヘッド鋳造用ポート中子

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JP2003039137A
JP2003039137A JP2001228254A JP2001228254A JP2003039137A JP 2003039137 A JP2003039137 A JP 2003039137A JP 2001228254 A JP2001228254 A JP 2001228254A JP 2001228254 A JP2001228254 A JP 2001228254A JP 2003039137 A JP2003039137 A JP 2003039137A
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combustion chamber
port
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cylinder head
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Tatsuya Manabe
達也 真鍋
Hiroyuki Tanaka
宏幸 田中
Tsugio Ikeda
次男 池田
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Honda Motor Co Ltd
Ryobi Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状がシンプルで中子製造コストが低く、
ポート形状の位置精度や寸法精度が優れたシリンダヘッ
ド素材とすることが可能なシリンダヘッド鋳造用ポート
中子の提供。 【解決手段】 シリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポ
ート形状にそれぞれ合致するポート中子本体2、12
と、ポート中子本体を金型51内の所定位置に保持する
ために、ポート中子本体の燃焼室側端部と反燃焼室側端
部に設けられ金型に係合可能な燃焼室側幅木5、15と
反燃焼室側幅木6、16とを備えたポート中子である。
燃焼室側幅木の端面にはポート中子本体の直径方向全体
を横断する溝7が形成され、溝の端面は幅木の外周面に
開口する。ポート中子を塗型剤中にどぶ付けして引き上
げたとき、溝の開口から塗型剤が落下でき、余分な塗型
剤が溝中に残留しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダヘッド鋳造用ポ
ート中子、及びシリンダヘッド鋳造装置とシリンダヘッ
ド鋳造用ポート中子との組合せに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シェル中子などに代表される崩壊
性のポート中子を金型内に保持した状態で、アルミニウ
ム合金に代表される軽合金溶湯を金型内に充填し、凝固
完了後に、ポート中子を鋳込んだシリンダヘッド鋳造品
を金型から取り出し、後工程で熱処理と加振処理によっ
てポート中子を除去して、シリンダヘッド素材を得てい
た。
【0003】例えば図8に示されるように、吸気ポート
中子101や排気ポート中子111はそれらの燃焼室側
の一端に略裁頭円錐形状の突起107、117を幅木と
して設け、金型151には、幅木の形状と合致する略裁
頭円錐形状の凹部155,156を形成して幅木を係合
させて金型内に保持していた。なお、ポート中子の他端
部である反燃焼室側にも角柱状の幅木106、116を
設け、シリンダヘッド素材のシリンダブロックと当接す
る面を形成する金型部位か、シリンダヘッドの横側壁を
形成する金型部位か、若しくは他の部位を形成する金型
や入れ子型の任意の箇所に凹部157、158を形成し
て幅木を係合させている。
【0004】ポート中子の位置精度が悪いと、エンジン
に所望の馬力や点火時期が得られなかったり、ノッキン
グの発生につながるなど、エンジン性能に大きな影響を
きたすことになる。よってポート中子を高精度で金型内
に保持する必要がある。
【0005】重力鋳造法や低圧鋳造法でシリンダヘッド
素材を成形する際には、溶湯の充填速度が遅く圧力も低
いために、従来式のポート中子保持方法でもポート中子
の位置精度や寸法精度に大きな問題が生じることはな
い。しかし、低コスト・大量生産の要請には答えられ
ず、サイクルタイムが長くなり、鋳物の寸法精度や内部
品質も十分ではなかった。
【0006】高圧ダイカスト法でシリンダヘッド素材を
成形すれば、大量生産の要求に応えられるが、溶湯の充
填速度が速く圧力も高いために、幅木部に多少でもガタ
ツキがあると、中子が保持位置からずれ、ポートの位置
精度が悪化する。また、ポート中子は、高温の溶湯に完
全に包囲された後数秒乃至数十秒遅れて温度が上昇し、
中子砂に含まれる粘結剤成分が熱分解を開始しガスを生
成する。このため成形されたシリンダヘッド素材を金型
から離型する瞬間に、ポート中子の内部に蓄積した分解
性ガスが、幅木部からシリンダヘッド素材の外部に噴出
する。このとき、粘結剤の分解によって中子砂の粘着力
が低下しており、ガスの噴出とともに中子砂もシリンダ
ヘッド素材の外部に噴出する。このとき噴出した中子砂
は、金型上に吹きこぼれ、ポート中子の幅木と係合され
る部位の近辺に付着する。
【0007】ポート中子が丸突形の幅木の場合には、前
鋳込み品から吹きこぼれた中子砂や塗型の一部は、丸突
型幅木107、117に係合する金型の丸形凹部15
5、156に付着したり、塗型自体がそのまま凹部に付
着する。これら付着物は、シリンダヘッド素材を金型か
ら取り出した後で行うエアブロー清掃等の金型清掃工程
でも完全に除去されないため、次鋳込み用ポート中子の
装着が困難となる。
【0008】一方、図9に示されるように、吸気ポート
中子201や排気ポート中子211の燃焼室側の幅木2
05、215に、丸凹部207、217が形成されてい
る場合は、金型251の係合部位255、256が丸突
形状となる。この場合に、前鋳込み品から吹きこぼれた
中子砂や塗型は、金型の丸突形状部255、256に付
着する。これら付着物は、シリンダヘッド素材を金型か
ら取り出した後で行う金型清掃工程で、容易に除去でき
るため、次鋳込み用ポート中子の装着は可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高圧ダイカス
ト法で砂中子を用いる場合には、中子内部への溶湯の侵
入(差込)を防止するための塗型が不可欠であり、塗型
の厚さも所定の厚さ、例えば0.2〜0.5mm程度必
要となる。この塗型は、溶媒中に耐火物のセラミックス
や天然の雲母等の塗型骨材が混入したスラリー中に、ポ
ート中子基体をどぶ付けし、水分を乾燥炉中で蒸発乾燥
させ、硬い皮膜とする。この乾燥工程で、ポート中子幅
木部の丸凹部207,217に余剰のスラリーが流れ込
み、不必要に厚い塗型となる。その結果、金型251と
の係合が不十分となり、ポート中子保持部(インロー
部)の位置精度が悪化し、鋳造品のポート位置精度、寸
法精度も悪化することになる。
【0010】また、湯口から流入した溶湯流によって、
ポート中子が溶湯圧力を受けるが、燃焼室側の幅木20
5,215は、最も溶湯流にさらされる場所である。し
かし、燃焼室側の幅木205、215は、ポート中子の
断面以内の領域に限られるため、金型と係合する断面積
を大きくとれない。また吸気ポートと排気ポートとが交
差する方向に向かうために、バルブ挟角の制約を受ける
ので、幅木設計の自由度が少なく、燃焼室側の幅木を長
く設計することができず、結果的に燃焼室側の幅木の容
積を大きくできず、丸突形状と丸凹部形状との係合のみ
では、溶湯圧の影響によるポート中子のずれの問題を解
決できない。
【0011】更に、ダイカスト金型を水平軸方向に金型
が開く横型とした場合には、固定金型の可動金型と対向
する分割面は垂直面であり、その垂直面にポート中子を
保持する必要がある。ここで金型にはポート中子の幅木
挿入のために多少の隙間、ガタツキがあるが、重力の作
用によって、ガタツキ分だけポート中子が下方に移動す
るおそれがあり、ポート中子の位置精度の低下を引き起
こすことになる。また、溶湯が完全に充填されたとき、
溶湯圧によって、ポート中子が変形する。すると上述し
た隙間によるずれが生じやすくなり、特に燃焼室側の幅
木の位置精度が低下する。
【0012】更に従来は、鋳造後に砂中子を除去する方
法としては、鋳物そのものを約500℃で4〜5時間加
熱し、砂中子を焼き固めるために用いられるバインダを
熱分解させ、砂同士の粘着力を失わしめて崩壊除去する
方法であり、加熱処理を長時間行うので、時間とコスト
がかかるという欠点があった。
【0013】そこで本発明は、形状がシンプルであり中
子製造コストが低く、ポート形状の位置精度や寸法精度
が優れたシリンダヘッド素材とすることが可能なシリン
ダヘッド鋳造用ポート中子及びこの中子と鋳造装置との
組合せを提供すること、金型にポート中子の材料が付着
しても、金型清掃工程中に容易に除去が可能なシリンダ
ヘッド鋳造用ポート中子を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポ
ート形状にそれぞれ合致するポート中子本体と、該ポー
ト中子本体を金型内の所定位置に保持するために、該ポ
ート中子本体の燃焼室側端部と反燃焼室側端部に設けら
れ金型に係合可能な燃焼室側幅木と反燃焼室側幅木とを
備え、該燃焼室側端部の端面には凹部が形成されて、該
金型の突部と係合可能であり、外面全体に塗型が施され
たシリンダヘッド鋳造用ポート中子において、該ポート
中子1、11、21,31、41の燃焼室側幅木5、1
5、25、35、45の該凹部は、ポート中子本体の直
径方向に延びる溝7、17、27a、27b、37、4
7によって形成され、該溝は少なくともその一端が該幅
木の外周面に開口しているシリンダヘッド鋳造用ポート
中子を提供している。
【0015】ここで該溝7、17、27a、27b、3
7、47は、該燃焼室側幅木5、15、25、35、4
5の端面の直径全体を横断して形成され、該溝の両端が
幅木の外周面に開口しているのが好ましい。
【0016】また、該ポート中子は、加振処理のみで崩
壊可能な崩壊性ポート中子であるのが好ましい。
【0017】本発明は更に、型合わせされることによ
り、シリンダヘッド形状に合致するキャビティ52,6
2を画成する固定金型51及び可動金型61と、型合わ
せにより該固定金型51と該可動金型61の少なくとも
一方に支持され該キャビティ内52,62で位置保持さ
れるシリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポート形状に
それぞれ合致するポート中子本体を有し、外面に塗型が
施されたポート中子とを備え、該ポート中子本体を金型
内の所定位置に保持するために、該ポート中子本体の燃
焼室側端部と反燃焼室側端部には、燃焼室側幅木5、1
5、25、35、45と反燃焼室側幅木6、16、26
とが設けられ、該燃焼室側端部の幅木の端面には凹部が
形成され、該固定金型又は該可動金型には該凹部と係合
可能な突部55,56が設けられ、該キャビティ内には
溶湯が所定方向Bに流れてキャビティ内に充填されて、
該シリンダヘッド素材が成形されるシリンダヘッド鋳造
装置とシリンダヘッド鋳造用ポート中子の組合せにおい
て、該ポート中子1、11、21,31、41の燃焼室
側幅木5、15、25、35、45の該凹部は、ポート
中子本体の直径方向に延びる溝7、17、27a、3
7、47によって形成され、該溝は少なくともその一端
が該幅木の外周面に開口し、該ポート中子は、該溝が該
溶湯の所定方向Bの流れと直交する方向に該金型51に
保持されるシリンダヘッド鋳造装置とシリンダヘッド鋳
造用ポート中子との組合せを提供している。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
シリンダヘッド鋳造用ポート中子について図1乃至図4
に基づき説明する。図1に示されるシリンダヘッド鋳造
用ポート中子は、図示せぬシリンダヘッドの吸気ポート
用中子1と排気ポート用中子11とがある。図1では吸
気ポート用中子1が固定金型51にセットされる前の状
態を示し、排気ポート用中子11が固定金型51にセッ
トされた状態を示す。
【0019】吸気ポート用中子1は、シリンダヘッドの
吸気ポート形状に合致する断面円形のポート中子本体2
と、ポート中子本体2を金型内の所定位置に保持するた
めに、ポート中子本体の燃焼室側端部3と反燃焼室側端
部4に設けられ固定金型51に係合可能な燃焼室側幅木
5と反燃焼室側幅木6とを備える。図2(A)、(B)
に示されるように、燃焼室側端部3の端面には、ポート
中子本体2の直径方向に延びる溝7が、燃焼室側幅木端
面の直径全体を横断して形成されており、溝7の両端は
幅木の外周面に開口している。溝7は、端面に向かって
溝幅が拡大するようにその側壁が角度α分(0.15度
以上、好ましくは2度以上)対称に傾斜している。
【0020】同様に排気ポート用中子11は、シリンダ
ヘッドの排気ポート形状に合致する断面円形のポート中
子本体12と、ポート中子本体12を金型内の所定位置
に保持するために、ポート中子本体の燃焼室側端部13
と反燃焼室側端部14に設けられ固定金型51に係合可
能な燃焼室側幅木15と反燃焼室側幅木16とを備え
る。燃焼室側端部13の端面には、ポート中子本体12
の直径方向に延びる溝17が、燃焼室側幅木端面の直径
全体を横断して形成されており、溝17の両端は幅木の
外周面に開口している。溝17も、端面に向かって溝幅
が拡大するようにその側壁が角度α分対称に傾斜してい
る。
【0021】反燃焼室側幅木6、16は、略直方体形状
をなし、燃焼室側幅木3、13よりも容量が大きく設定
されている。燃焼室側の幅木5、15は吸気ポートと排
気ポートとが交差する軸線方向に延びているために、容
量が大きくできず、反燃焼室側の幅木6、16によって
ある程度のポート中子の保持力を確保するためである。
【0022】ここで、ポート中子1、11は、加振する
ことにより崩壊し、外面に塗型が施された崩壊性ポート
中子であり、後述するポート中子除去工程において、成
形されたシリンダヘッド素材を加振することにより崩壊
可能である。例えば特開平1―133639号公報や、
特開昭64−48638号公報記載の材料で、中子素材
や塗型を製造するのが好ましい。またポート中子1、1
1が高圧の鋳造圧に耐え得るために、塗型の厚さを0.
3mmとする。そのために、ポート中子の造型では、膜
厚分を考慮して溝7,17の寸法を予め大きくしておく
必要がある。
【0023】シリンダヘッド鋳造装置50について図
1,図3、図4に基づき説明する。シリンダヘッド鋳造
装置50は、鋳造圧が300kgf/cm 以上の高
圧鋳造機であって横型であり、固定金型51と、固定金
型51に対して水平方向に接近離間する可動金型61を
有する。固定金型51の可動金型61と対向する面(分
割面)は垂直面であり、その垂直面にポート中子1、1
1が略水平方向に、即ちポート中子本体2,12の軸線
が略水平方向に支持される。具体的には、固定金型51
は、シリンダヘッドの外形を画成するキャビティ52が
形成され、キャビティ52には燃焼室成形部53が形成
される。キャビティ52の下側には、キャビティ52に
連通するランナー部54が形成され、溶湯はランナー部
54を介して、キャビティ内を上向きに流れることにな
る。
【0024】燃焼室成形部53には、吸気ポート中子1
の燃焼室側幅木5の溝7と係合する幅木係合突部55
と、排気ポート中子11の燃焼室側幅木15の溝17と
係合する幅木係合突部56とが設けられ、係合突部5
5,56には、略水平方向に延びるリブ状の突起55
A、56A(図4)が設けられる。リブ状突起55A、
56Aのそれぞれの対向面は、水平面に対して角度α分
(0.15度以上、好ましくは2度以上)傾斜して先端
先細り形状をなし、幅木が水平方向に移動した際の抜け
勾配となる。よって金型の分割面に対して垂直方向の軸
線に関して抜け勾配が提供される。
【0025】キャビティ52の外側には吸気ポート中子
1の反燃焼室側幅木6と係合する幅木係合凹部57と、
排気ポート中子11の反燃焼室側幅木16と係合する幅
木係合凹部58が形成されている。また、キャビティ5
2内には、同一円周上に配置された図示せぬウォーター
ジャケット用砂中子の複数の幅木を挿入させるための複
数の幅木挿入穴59が形成されている。
【0026】可動金型61は、固定金型51のキャビテ
ィ52と共にシリンダヘッドの外形を画成するキャビテ
ィ52が形成され、キャビティ52の外側には、水平方
向に摺動可能な一対のスライド中子63、64と、鉛直
方向に摺動可能なスライド中子65が備えられている。
【0027】次にシリンダヘッドの鋳造工程について説
明する。造型したポート中子1に塗型を施す際には、塗
型骨材を溶媒に溶かし込んだスラリー中に、図2(c)
の矢印A方向に示されるように、溝7が鉛直方向となる
ようにどぶ付けする。この方向では、ポート中子1をス
ラリーから引き出したときに溝7内のスラリーSは重力
により溝の最下端開口端部から容易に流れ落ちることが
でき、溝7内にスラリーが過剰に溜まってそのまま乾燥
することがなく、溝7の壁面や底面も所望の塗型膜厚に
成形できる。排気ポート中子11についても同様であ
る。従って、特に高圧鋳造に耐え得るように比較的厚い
塗型を施す場合に、溝内の塗型膜厚を他の部位と同じに
することができる。
【0028】図示せぬウォータージャケット用砂中子の
複数の幅木を幅木挿入穴59に挿入した後又は挿入と同
時に、塗型の施されたポート中子1,11を固定金型5
1にセットする。即ちポート中子1,11の燃焼室側幅
木5.15の溝7,17が係合突部55,56のリブ状
の突起55A、56Aにそれぞれ係合し、反燃焼室側幅
木6,16が幅木係合凹部57、58とそれぞれ係合す
る。このとき、溝7,17内の塗型の膜厚は所望の膜厚
となっているので、溝7,17とリブ状の突起55A、
56Aとはそれぞれ良好に係合でき、ポート中子1,1
1は正規の位置に保持される。なお、ポート中子1,1
1が固定金型51にセットされた状態では、ポート中子
1,11の軸線は略水平方向に延びている。
【0029】次に可動金型61のスライド中子63,6
4,65を所定位置まで摺動移動させ、移動完了後に可
動金型61を固定金型51方向に水平移動して型合わせ
がなされる。そしてアルミニウム合金等の溶湯が図示せ
ぬ湯口からランナー部54を通じて金型キャビティ5
2、62内に高圧(300kgf/cm以上)で射出
充填され、シリンダヘッド素材が鋳造される。
【0030】ランナー部54はキャビティ52、62の
下端部で接続されているので、溶湯は図2(A)や図4
で示される矢印B方向(鉛直方向上方)に流れる。ここ
で燃焼室側の幅木部5、15は溶湯流による影響を受け
やすい位置にあり、また、吸気ポートと排気ポートとが
互いに近づきつつある位置にあるので、寸法上の制約を
受けるのであるが、溝7,17がリブ状の突起55A、
56Aにより略水平方向に延びて固定金型51にセット
されているので、溶湯流Bは溝7,17に対して略直角
に当たることになり、ポート中子1,11が溶湯流によ
ってずれることを有効に防止することができる。また、
溝7,17は、幅木5,15の端面の直径方向に位置し
ているので、直径方向に位置していない場合と比較し
て、溝の周囲の強度を、ひいては、中子の保持耐力を最
大限にすることができる。
【0031】溶湯の温度が低下して凝固が完了した後
に、可動金型61を固定金型51から離間させ、シリン
ダヘッド素材を固定金型から分離させる。このときリブ
状突起55A、56Aには、抜け勾配が形成されている
ので、シリンダヘッド素材中に鋳ぐるまれているポート
中子1,11の燃焼室側幅木5,15の溝7,17は、
容易にリブ状突起55A、56Aから離間することがで
きる。
【0032】次にスライド中子63,64、65を後退
摺動させて、シリンダヘッド素材を可動金型61から分
離させる。分離後、固定金型51や可動金型61に離型
剤を塗布し、エアーブローして清掃する。係合突部5
5,56特にリブ状の突起55A、56Aには、塗型や
中子砂が付着している場合があるが、突部への付着であ
るため完全に除去清掃でき、次回の鋳造のためのポート
中子の挿入を正確に行うことができる。
【0033】次にシリンダヘッド素材を加振すると、吸
気ポート中子1と排気ポート中子11とが加振によって
崩壊し、シリンダヘッド素材から除去され、中空形状の
吸気ポートと排気ポート付きのシリンダヘッド素材が得
られる。
【0034】本発明の第2の実施の形態によるシリンダ
ヘッド鋳造用ポート中子について図5に基づき説明す
る。なお以下の実施の形態では便宜上吸気用ポート中子
として説明するが、排気ポート中子についても同様であ
る。第2の実施の形態では、ポート中子21の燃焼室側
幅木25の端面には、第1の実施の形態の溝7に対応す
る第1溝27aに加えて、第1溝27aに直交する第2
溝27bが形成されている。第2溝27bの断面形状
も、幅木の端面方向に向かって溝幅が徐々に拡大する形
状をなす。固定金型には、第1溝27a、第2溝27b
の形状に倣った図示せぬリブ状の突起が直交して設けら
れる。反燃焼室側幅木26については、第1の実施の形
態の反燃焼室側幅木6と同様である。
【0035】かかる構成は、金型キャビティ内の溶湯流
の方向が不特定な場合に有効であり、第1溝27aと第
2溝27bとによる2重の位置決めによって、ポート中
子21の保持が一層安定する。
【0036】図6は、本発明の第3の実施の形態による
シリンダヘッド鋳造用ポート中子31を示す。この実施
の形態では、燃焼室側幅木35の端面に形成される溝3
7の向きは溶湯流Bに対して直交して延びている点で上
述した実施の形態と同様であるが、溝幅が、溝の一端か
ら他端に向かって徐々に対称に変化している点で、第1
の実施の形態の溝と相違する。かかる構成によれば、ポ
ート中子31が図の右方向に付勢されやすい場合に、そ
のようなポート中子の移動を防止することができる。
【0037】図7は、本発明の第4の実施の形態による
シリンダヘッド鋳造用ポート中子41を示す。この実施
の形態では、燃焼室側幅木45の端面に形成される溝4
7は端面中心部で溝幅が最大となり、溝の両端部で溝幅
が最小となる。かかる構成によれば、ポート中子41が
図の左右方向に付勢されやすい場合に、そのようなポー
ト中子の移動を有効に防止することができる。
【0038】本発明によるシリンダヘッド鋳造用ポート
中子は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範
囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例
えば、上述した実施の形態では、燃焼室側幅木における
溝は、燃焼室側幅木の端面の直径全体を横断して形成さ
れており、溝の両端が幅木の外周面に開口しているが、
鋳造条件等に応じて、溝を直径方向全体に横断させず、
例えば、半径分だけ横断させ、溝の一端のみを幅木の外
周面に開口させてもよい。その場合に、スラリへのどぶ
付けの際には、溝の開口端が最下位置(図2(C)参
照)となるように溝を形成すれば、余分なスラリーは溝
の開口端から落下できる。
【0039】また上述した実施の形態では、加振処理の
みで崩壊可能な崩壊性ポート中子を使用しているが、こ
のような材料に限定されない。また、崩壊性ポート中子
を用いた場合に、加振処理による中子の除去を一層容易
にするために、加振処理に先立って、中子砂のバインダ
が熱分解する温度域まで、シリンダヘッド素材を加熱し
てもよい。
【0040】また、上述した実施の形態では、単気筒の
エンジンに関するものであるが、本発明は多気筒のエン
ジンにも適用可能であり、また、1気筒当たり吸気弁と
排気弁の合計数が3個以上のエンジンにも適用可能であ
る。
【0041】また、図7に示される第4の実施の形態の
変更例として、溝の長手方向中央部の溝幅が最小で、両
端の溝幅が最大となる形状としてもよい。更に、溝の深
さを一定ではなく、深さを変化させてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載のシリンダヘッド鋳造用ポ
ート中子によれば、ポート中子の燃焼室側幅木の凹部
が、ポート中子本体の直径方向に延びる溝によって形成
され、この溝の少なくとも一端が幅木の外周面に開口し
ているので、ポート中子本体に塗型を施す際に、塗型剤
が溝の少なくとも一端からしたたり落ちることができ、
塗型剤が溝内に過剰に溜まることがない。よって、溝と
金型の突部との係合が正確になし得、ポート中子の金型
内の位置を精度よく維持することができる。特に高圧鋳
造のためには、塗型を厚く施す必要があるが、その場合
にも溝内に塗型剤が過剰に溜まることが防止できる。そ
して高圧鋳造に使用可能であるので、シリンダヘッドを
低コストで大量生産できる。
【0043】また溝は、ポート中子本体の直径方向に延
びているため、溝が直径からはずれた位置に形成されて
いる場合と比較して、燃焼室側幅木部の機械的強度を最
大限に維持でき、ポート中子が金型に保持された状態で
は、燃焼室側幅木の溝部での保持耐力を最大限に発揮で
きる。
【0044】更に、燃焼室側幅木に溝を形成するだけな
ので、ポート中子自体の造型が簡単であるばかりか、鋳
造装置の金型も簡単な構成で幅木と係合可能であるの
で、金型自体も特殊な構造が不要である。
【0045】更に、金型側が突部となって溝と係合する
ので、突部に付着した塗型剤や中子砂は、製品取り出し
後の金型清掃工程で簡単に除去でき、次回の鋳造の際の
ポート中子との係合を良好に行える。
【0046】請求項2記載のシリンダヘッド鋳造用ポー
ト中子によれば、溝は燃焼室側幅木端面の直径全体を横
断して形成されているので、幅木の断面積を最大限に生
かして溝長が確保でき、インロー部の係合面積を高める
ことができる。また溝の両端が幅木の外周面に開口して
いるので、塗型剤が溝内に溜まる傾向をより一層排除す
ることができる。
【0047】請求項3記載のシリンダヘッド鋳造用ポー
ト中子によれば、加振処理のみで崩壊可能な崩壊性ポー
ト中子であるので、中子砂を崩壊除去する時間とコスト
を低減可能である。
【0048】請求項4記載のシリンダヘッド鋳造装置と
シリンダヘッド鋳造用ポート中子の組合せによれば、請
求項1の効果に加えて、溝はキャビティ内の溶湯の所定
方向の流れと直交する方向に金型に保持されるので、溶
湯流による燃焼室側幅木部のずれを抑制でき、鋳造中で
あってもポート中子の位置精度を維持することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるシリンダヘッ
ド鋳造用吸気ポート中子と排気ポート中子が金型に装着
される状態を示す概略図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による吸気ポート中
子を示す図であり、(A)は図1の矢印IIaから見た
燃焼室側幅木を示す図、(B)は図2(A)の矢印II
bから見た燃焼室側幅木を示す図。(C)は塗型を施す
ためのどぶ付けの方向を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるポート中子を
装着する横型のシリンダへッド鋳造装置の型開きの状態
を示す概略図。
【図4】図3に示される鋳造装置の固定金型におけるキ
ャビティ内の燃焼室成形部を示す正面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態による吸気ポート中
子を示す図であり、(A)は平面図、(B)は図5
(A)の矢印Vbから見た燃焼室側幅木を示す図、
(C)は図5(B)の矢印Vcから見た燃焼室側幅木を
示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態による吸気ポート中
子の燃焼室側幅木を示す図であり、(A)は図5(B)
と同様な方向の図、(B)は、図6(A)の矢印VIb
から見た図。
【図7】本発明の第4の実施の形態による吸気ポート中
子の燃焼室側幅木を示す図であり、(A)は図5(B)
と同様な方向の図、(B)は、図7(A)の矢印VII
bから見た図。
【図8】(A)は従来のシリンダヘッド鋳造用吸気ポー
ト中子と排気ポート中子が、金型に装着された状態を示
す概略図、(B)は図8(A)の矢印VIIIbから見
た吸気ポート中子を示す図。
【図9】(A)は他の従来のシリンダヘッド鋳造用吸気
ポート中子と排気ポート中子が、金型に装着された状態
を示す概略図、(B)は図9(A)の矢印IXbから見
た吸気ポート中子を示す図。
【符号の説明】 1、21、31、41 吸気ポート中子 11 排気ポート中子 5、15、25、35、45燃焼室側幅木 6、16、26 反燃焼室側幅木 7、17、27a、27b、37、47 溝 51 固定金型 61 可動金型 52、62 キャビティ 55、56 幅木係合突部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 17/22 B22D 17/22 H (72)発明者 田中 宏幸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 池田 次男 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 4E093 QA02 QB05 QD02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポ
    ート形状にそれぞれ合致するポート中子本体と、該ポー
    ト中子本体を金型内の所定位置に保持するために、該ポ
    ート中子本体の燃焼室側端部と反燃焼室側端部に設けら
    れ金型に係合可能な燃焼室側幅木と反燃焼室側幅木とを
    備え、該燃焼室側端部の端面には凹部が形成されて、該
    金型の突部と係合可能であり、外面全体に塗型が施され
    たシリンダヘッド鋳造用ポート中子において、 該ポート中子の燃焼室側幅木の該凹部は、ポート中子本
    体の直径方向に延びる溝によって形成され、該溝は少な
    くともその一端が該幅木の外周面に開口していることを
    特徴とするシリンダヘッド鋳造用ポート中子。
  2. 【請求項2】 該溝は、該燃焼室側幅木の端面の直径全
    体を横断して形成され、該溝の両端が幅木の外周面に開
    口していることを特徴とする請求項1記載のシリンダヘ
    ッド鋳造用ポート中子。
  3. 【請求項3】 該ポート中子は、加振処理のみで崩壊可
    能な崩壊性ポート中子であることを特徴とする請求項1
    乃至2のいずれか1記載のシリンダヘッド鋳造用ポート
    中子。
  4. 【請求項4】 型合わせされることにより、シリンダヘ
    ッド形状に合致するキャビティを画成する固定金型及び
    可動金型と、型合わせにより該固定金型と該可動金型の
    少なくとも一方に支持され該キャビティ内で位置保持さ
    れるシリンダヘッドの吸気ポート及び排気ポート形状に
    それぞれ合致するポート中子本体を有し、外面に塗型が
    施されたポート中子とを備え、 該ポート中子本体を金型内の所定位置に保持するため
    に、該ポート中子本体の燃焼室側端部と反燃焼室側端部
    には、燃焼室側幅木と反燃焼室側幅木とが設けられ、該
    燃焼室側端部の幅木の端面には凹部が形成され、該固定
    金型又は該可動金型には該凹部と係合可能な突部が設け
    られ、該キャビティ内には溶湯が所定方向に流れてキャ
    ビティ内に充填されて該シリンダヘッド素材が成形され
    るシリンダヘッド鋳造装置とシリンダヘッド鋳造用ポー
    ト中子の組合せにおいて、 該ポート中子の燃焼室側幅木の該凹部は、ポート中子本
    体の直径方向に延びる溝によって形成され、該溝は少な
    くともその一端が該幅木の外周面に開口し、 該ポート中子は、該溝が該溶湯の所定方向の流れと直交
    する方向に該金型に保持されることを特徴とするシリン
    ダヘッド鋳造装置とシリンダヘッド鋳造用ポート中子と
    の組合せ。
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