JP2003038905A - 脱気装置 - Google Patents

脱気装置

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JP2003038905A
JP2003038905A JP2001333354A JP2001333354A JP2003038905A JP 2003038905 A JP2003038905 A JP 2003038905A JP 2001333354 A JP2001333354 A JP 2001333354A JP 2001333354 A JP2001333354 A JP 2001333354A JP 2003038905 A JP2003038905 A JP 2003038905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な自動3方弁を用いることなく、気液分
離タンクによる脱気運転と排気運転とをできる脱気装置
を提供する。 【解決手段】 液入口41に連通する第1の通路43中に第
1の逆止弁44を設け、液入口41に対し第1の逆止弁44と
並列に接続した第2の通路45中に第2の逆止弁46を設け
る。第1の逆止弁44および第1の逆止弁44に連通した流
量調整弁47を有する第1の通路43に、液体と気体とを分
離させる密閉形の気液分離タンク48を接続する。気液分
離タンク48の液溜部51に、両方向流れ型の液循環ポンプ
55の一方の吸吐口56を連通させ、第2の逆止弁46に他方
の吸吐口57を連通させる。液循環ポンプ55の他方の吸吐
口57と液出口61とを連通する第3の通路63中に第3の逆
止弁64を設ける。気液分離タンク48の気溜部53と排気出
口65とを連通する排気用の通路66中に排気用の開閉弁67
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気液を分離させる
脱気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開2000−325703号公報に
は、気液分離タンクを有する脱気装置が示されている。
【0003】この従来の脱気装置は、図6に示されるよ
うに、液槽11の下部に、開閉弁12および自動3方弁13を
介して絞り弁14が接続され、この絞り弁14を持つ通路15
は、液体と気体とを分離させる密閉形の気液分離タンク
16の下部に接続されている。
【0004】この気液分離タンク16は、タンク内の比較
的下部に位置する液溜部16aに収容された液体Lの液面
レベルを管理するためのレベルスイッチ17と、そのタン
ク内の圧力(真空圧)を測定するための圧力計18とを備
えている。
【0005】この気液分離タンク16の液溜部16aからは
通路21が引出され、この通路21中の自動開閉弁22を介し
て液循環ポンプ23の吸込口23aが接続されている。この
液循環ポンプ23の吐出口23bは、チェック弁24、自動3
方弁25、通路26および開閉弁27を介して前記液槽11の上
部に接続されている。
【0006】また、前記自動3方弁13と前記液循環ポン
プ23の吸込口23aとの間には、液循環ポンプ23が液槽11
内の液体を気液分離タンク16を経ずに直接吸込む液体吸
込用の通路31が配設されている。
【0007】さらに、前記自動3方弁25と前記通路21と
の間には、液循環ポンプ23から吐出された液体を気液分
離タンク16に供給する液体供給用の通路32が配設されて
いる。
【0008】その上、前記気液分離タンク16の上端部と
前記通路26との間には、気液分離タンク16内に供給され
た液体を気液分離タンク16の上端部から液槽11内に戻す
ことで、気溜部16bの気体を外部へ排出する排気用の通
路33が配設され、この通路33中には自動開閉弁34が設け
られている。
【0009】そして、脱気運転時の弁状態は、図6に示
されたように、液循環ポンプ23の吸込口23aが、自動開
閉弁22、気液分離タンク16の液溜部16a、絞り弁14、自
動3方弁13および開閉弁12を経て液槽11の下部に連通
し、また、液循環ポンプ23の吐出口23bは、チェック弁2
4、自動3方弁25、通路26および開閉弁27を経て液槽11
の上部に連通している。このとき、排気用の通路33は、
自動開閉弁34により通路閉止状態にある。
【0010】これにより、脱気運転時は、液循環ポンプ
23の吸込減圧力が、自動開閉弁22および密閉形の気液分
離タンク16を介して、絞り弁14に作用するので、絞り弁
14と気液分離タンク16との間で液体中から溶存気体が気
泡として析出される。すなわち脱泡される。
【0011】この溶存気体の気泡は、気液分離タンク16
に入ってから下部の液溜部16aに対する上部の気溜部16b
に分離解放され、液循環ポンプ23に到達しない。このた
め、液体より析出された気泡がポンプを通過する際に生
ずるポンプ吸引能力の低下やキャビテーションの問題お
よび再溶解の問題が生じない。
【0012】一方、気液分離タンク16内の気溜部16bに
気体が溜まるにしたがって液面が下降し、多量の気体溜
まりにより液面の下降限界でレベルスイッチ17が作動す
ると、そのセンサ信号により前記二つの自動3方弁13,
25がそれぞれ自動的に切換わり、同時に自動開閉弁22が
自動的に通路閉止状態に切換わるとともに、自動開閉弁
34が自動的に通路開通状態に切換わる。
【0013】すなわち、液循環ポンプ23の吸込口23a
は、液体吸込用の通路31、自動3方弁13および開閉弁12
を経て液槽11の下部に連通し、また、液循環ポンプ23の
吐出口23bは、チェック弁24、自動3方弁25、液体供給
用の通路32を経て気液分離タンク16の下部に連通し、ま
た、気液分離タンク16の上端部は、通路開通状態に切換
わった自動開閉弁34を持つ排気用の通路33および開閉弁
27を経て液槽11の上部に連通する。
【0014】これにより、脱気時と共通の液循環ポンプ
23を用いて、液体吸込用の通路31および液体供給用の通
路32により、液槽11内の液体を気液分離タンク16に吐出
供給することで、気液分離タンク16内の液面を上昇さ
せ、その液体を排気用の通路33を経て液槽11内へ排出す
ることにより、気液分離タンク16の気溜部16b内に溜っ
た気体を押出すように排気し、密閉形の気液分離タンク
16を運転初期状態に戻すようにする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置におい
ては、2つの自動3方弁13,25と2つの自動開閉弁22,
34とを用いているが、自動3方弁13,25は高価であり、
また、自動3方弁13,25および自動開閉弁22,34は、電
気信号により作動する弁であるから、それらの数が多い
ほど故障率も高くなり、できる限り少なくすることが望
ましい。
【0016】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、高価な自動3方弁を用いることなく、気液分離装
置による脱気運転と排気運転とをできる脱気装置を提供
することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、正転により吸込口になるとともに逆転により吐出
口になる一方の吸吐口と正転により吐出口になるととも
に逆転により吸込口になる他方の吸吐口とが設けられた
両方向流れ型の液循環ポンプと、液入口から液循環ポン
プの一方の吸吐口にわたって設けられた第1の通路と、
液入口から液循環ポンプの他方の吸吐口にわたって設け
られた第2の通路と、液循環ポンプの他方の吸吐口から
液出口にわたって設けられた第3の通路と、第1の通路
中に設けられた絞り手段と、絞り手段と液循環ポンプの
一方の吸吐口との間に設けられ減圧下で液体と気体とを
分離させる気液分離装置と、第1、第2および第3の通
路中にそれぞれ設けられ液入口から液循環ポンプを経て
液出口に向かう方向の液流れのみを通す複数の逆止弁
と、気液分離装置の気溜部から気体を排出するときに開
かれる排気用の開閉弁とを具備した脱気装置であり、両
方向流れ型の液循環ポンプと複数の逆止弁との特有な組
合せによって、高価な自動3方弁を用いることなく、気
液分離装置による脱気運転と、脱気運転によって気液分
離装置内に溜まった気体を排出する排気運転とをでき
る。
【0018】請求項2に記載された発明は、液入口に連
通される第1の通路中に設けられた第1の逆止弁と、液
入口に対し第1の逆止弁と並列に接続された第2の通路
中に設けられた第2の逆止弁と、第1の逆止弁に連通さ
れた絞り手段と、第1の逆止弁および絞り手段を有する
第1の通路に接続され液体と気体とを分離させる密閉形
の気液分離タンクと、気液分離タンクの液溜部に一方の
吸吐口が連通され第2の逆止弁に他方の吸吐口が連通さ
れた両方向流れ型の液循環ポンプと、液循環ポンプの他
方の吸吐口と液出口とを連通する第3の通路中に設けら
れた第3の逆止弁と、気液分離タンクの気溜部と排気出
口とを連通する排気用の通路中に設けられた排気用の開
閉弁とを具備した脱気装置であり、両方向流れ型の液循
環ポンプと、第1、第2および第3の逆止弁との特有な
組合せによって、高価な自動3方弁を用いることなく、
従来と同様の気液分離タンクによる脱気運転と、脱気運
転によって気液分離タンク内に溜まった気体を排出する
排気運転とをできる。
【0019】請求項3に記載された発明は、請求項2記
載の脱気装置における気液分離タンクが、タンク内の一
定レベルへの液面下降を検知するレベルスイッチを備
え、液循環ポンプは、レベルスイッチによる液面下降検
知により気液分離タンクとの接続側が吸込側から吐出側
に自動的に切換わる自動切換ポンプであり、排気用の開
閉弁は、レベルスイッチによる液面下降検知により通路
閉止状態から通路開通状態に自動的に切換わる自動開閉
弁であるとした脱気装置であり、レベルスイッチの液面
下降検知による液循環ポンプおよび排気用の開閉弁の自
動切換によって、脱気運転と排気運転との間の切換を自
動的にでき、また、自動3方弁を廃止するとともに自動
開閉弁を必要最少限としたので、自動弁の故障率を最少
限に抑えることができる。
【0020】請求項4に記載された発明は、請求項1記
載の脱気装置において、液入口に連通される第1の通路
中に設けられた液体用の開閉弁と、液体用の開閉弁に接
続された絞り手段とを具備し、気液分離装置は、絞り手
段に接続され液体中の気体を脱気させて塊状化させる脱
気タンクと、脱気タンクで塊状化された気体を液体上に
分離させる密閉形の気液分離タンクとを有し、脱気タン
クと気液分離タンクとの間の第1の通路中に第1の逆止
弁が設けられた脱気装置であり、両方向流れ型の液循環
ポンプと複数の逆止弁との特有な組合せによって、高価
な自動3方弁を用いることなく、脱気タンクおよび気液
分離タンクによる脱気効率の良い脱気運転と、この脱気
運転により気液分離タンク内に溜まった気体を排出する
排気運転とをできる。
【0021】特に、気液分離装置は、液体中の気体を脱
気させて塊状化させる脱気タンクと、脱気タンクで塊状
化された気体を液体上に分離させる気液分離タンクとを
有し、脱気タンク内で液体から脱気された気体が大きな
塊となるので、その気体の塊が液体とともに気液分離タ
ンク内に入ると、この気液分離タンク内で気体の塊は速
やかに上昇して液体上に効率良く分離するため、気液分
離タンクの径を小さくすることができるとともに、気液
分離タンク内の流速を速くすることができ、脱気効率を
向上できる。
【0022】請求項5に記載された発明は、請求項4記
載の脱気装置における脱気タンクが、タンク本体と、タ
ンク本体の内部に充填された脱気促進用の充填材とを具
備した脱気装置であり、絞り手段の絞り作用と液循環ポ
ンプの吸込力とにより減圧された脱気タンクのタンク本
体内に入った液体を充填材に接触させることにより、充
填材の表面で液体中から気体を効率良く脱気できる。
【0023】請求項6に記載された発明は、請求項4ま
たは5記載の脱気装置における気液分離タンクが、タン
ク内の一定レベルへの液面下降を検知するレベルスイッ
チを備え、液循環ポンプは、レベルスイッチによる液面
下降検知により気液分離タンクとの接続側が吸込側から
吐出側に自動的に切換わる自動切換ポンプであり、液体
用の開閉弁は、レベルスイッチによる液面下降検知によ
り通路開通状態から通路閉止状態に自動的に切換わる自
動開閉弁であり、排気用の開閉弁は、レベルスイッチに
よる液面下降検知により通路閉止状態から通路開通状態
に自動的に切換わる自動開閉弁であるとした脱気装置で
あり、レベルスイッチの液面下降検知による液循環ポン
プ、液体用の開閉弁および排気用の開閉弁の自動切換に
よって、脱気運転と排気運転との間の切換を自動的にで
き、また、自動3方弁を廃止したので、自動弁の故障率
を抑えることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1および図2
に示された一実施の形態、図3乃至図5に示された他の
実施の形態を参照しながら説明する。
【0025】先ず、図1および図2に示された一実施の
形態を説明する。
【0026】図1および図2に示されるように、液入口
41の入口弁42に連通される第1の通路43中に第1の逆止
弁44が設けられ、また、液入口41の入口弁42に対し第1
の逆止弁44と並列に接続された第2の通路45中に第2の
逆止弁46が設けられている。
【0027】第1の逆止弁44には絞り手段としての流量
調整弁47が連通され、第1の逆止弁44および流量調整弁
47を有する第1の通路43に、液体と気体とを分離させる
気液分離装置としての密閉形の気液分離タンク48の下部
が接続されている。
【0028】この気液分離タンク48の下部に位置する液
溜部51には、タンク内の一定レベルへの液面下降を検知
することで、一定のタンク内気体量を検知するレベルス
イッチ52が設けられ、また、気液分離タンク48の上部に
位置する気溜部53には、タンク内の一定の減圧状態を検
知する表示器付の圧力スイッチ54が設けられている。
【0029】気液分離タンク48の液溜部51には、例えば
渦流ポンプなどの両方向流れ型の液循環ポンプ55に設け
られた一方の吸吐口56が連通され、この液循環ポンプ55
に設けられた他方の吸吐口57は、第2の通路45中に設け
られた第2の逆止弁46に連通されている。
【0030】液循環ポンプ55は、レベルスイッチ52によ
る液面下降検知により、正転から逆転に変化すること
で、この液循環ポンプ55における気液分離タンク48との
接続側の吸吐口56が、吸込側から吐出側に自動的に切換
わる自動切換ポンプである。
【0031】液循環ポンプ55の他方の吸吐口57と、液出
口61の出口弁62とを連通する第3の通路63中には、第3
の逆止弁64が設けられている。
【0032】気液分離タンク48の気溜部53と排気出口65
とを連通する排気用の通路66中には、排気用の開閉弁67
が設けられている。この排気用の開閉弁67は、レベルス
イッチ52による液面下降検知により、通路閉止状態から
通路開通状態に自動的に切換わる電磁作動式の自動開閉
弁である。
【0033】次に、この図1および図2に示された実施
形態の作用を説明する。
【0034】図1は、脱気運転の状態を示し、排気用の
開閉弁67が閉じて、排気用の通路66を遮断するととも
に、両方向流れ型の液循環ポンプ55が正転して、気液分
離タンク48側をポンプ吸込側とする。
【0035】この脱気運転では、液循環ポンプ55の吸込
減圧力が、気液分離タンク48を介して、流量調整弁47に
作用するので、液入口41の入口弁42から第1の逆止弁44
を経て流量調整弁47に吸込まれた液体中から、流量調整
弁47と気液分離タンク48との間で溶存気体が気泡として
析出される。すなわち脱泡される。
【0036】この溶存気体の気泡は、気液分離タンク48
に入ってから下部の液溜部51に対する上部の気溜部53に
分離解放され、液循環ポンプ55に到達しない。このた
め、一般的に液体より析出された気泡がポンプを通過す
る際に生ずるポンプ吸引能力の低下やキャビテーション
の問題および再溶解の問題が生じない。
【0037】液循環ポンプ55から吐出された脱泡済みの
液体は、第2の逆止弁46により遮断されるとともに、第
3の逆止弁64を経て液出口61より外部へ流出する。
【0038】一方、気液分離タンク48内に気体が溜まる
にしたがって液面が下降し、レベルスイッチ52が多量の
気体溜まりによる液面の下降限界を検知すると、それら
のスイッチ信号により、図2に示される分離タンク内の
気体を排出する排気運転に切換わる。
【0039】この図2に示された排気運転は、前記スイ
ッチ信号により、前記排気用の開閉弁67が通路閉止状態
から通路開通状態に自動的に切換わるとともに、両方向
流れ型の液循環ポンプ55が正転から逆転に自動的に切換
わって、液循環ポンプ55における気液分離タンク48との
接続側の吸吐口56が、ポンプ吸込側からポンプ吐出側に
自動的に切換わる。
【0040】このとき、液循環ポンプ55の他方の吸吐口
57は、ポンプ吐出側からポンプ吸込側に切換わるので、
液循環ポンプ55の吸込力は第2の通路45中の第2の逆止
弁46に作用し、液体は、液入口41の入口弁42から第2の
逆止弁46を経て液循環ポンプ55に吸込まれ、この液循環
ポンプ55から吐出された液体は、気液分離タンク48の下
部に供給され、気液分離タンク48内の液面を上昇させ
る。
【0041】したがって、気液分離タンク48の気溜部53
に溜まった気体は、気液分離タンク48内で上昇する液面
により押出されるようにして、通路開通状態に切換わっ
た開閉弁67を有する排気用の通路66を経て、外部に排気
される。
【0042】このように、脱気運転時と共通の液循環ポ
ンプ55を用いて、液体を気液分離タンク48に吐出供給す
ることで、密閉形の気液分離タンク48を運転初期状態に
戻すことができる。
【0043】要するに、図1および図2に示された実施
の形態は、正転により吸込口になるとともに逆転により
吐出口になる一方の吸吐口56と正転により吐出口になる
とともに逆転により吸込口になる他方の吸吐口57とが設
けられた両方向流れ型の液循環ポンプ55と、液入口41か
ら液循環ポンプ55の一方の吸吐口56にわたって設けられ
た第1の通路43と、液入口41から液循環ポンプ55の他方
の吸吐口57にわたって設けられた第2の通路45と、液循
環ポンプ55の他方の吸吐口57から液出口61にわたって設
けられた第3の通路63と、第1の通路43中に設けられた
流量調整弁47と、流量調整弁47と液循環ポンプ55の一方
の吸吐口56との間に設けられ減圧下で液体と気体とを分
離させる気液分離装置としての気液分離タンク48と、第
1、第2および第3の通路43,45,63中にそれぞれ設け
られ液入口41から液循環ポンプ55を経て液出口61に向か
う方向の液流れのみを通す複数の逆止弁44,46,64と、
気液分離タンク48の気溜部53から気体を排出するときに
開かれる排気用の開閉弁67とを具備した脱気装置であ
り、両方向流れ型の液循環ポンプ55と複数の逆止弁44,
46,64との特有な組合せによって、高価な自動3方弁を
用いることなく、気液分離タンク48による脱気運転と、
脱気運転によって気液分離タンク48内に溜まった気体を
排出する排気運転とをできる。
【0044】次に、図3乃至図5は、本発明の他の実施
の形態を示す。なお、図1および図2に示された実施の
形態と同様の部分には同一符号を付すとともに、その説
明を省略する場合もある。
【0045】図3および図4に示されるように、両方向
流れ型の液循環ポンプ55に、正転により吸込口になると
ともに逆転により吐出口になる一方の吸吐口56と、正転
により吐出口になるとともに逆転により吸込口になる他
方の吸吐口57とが設けられ、液入口41から液循環ポンプ
55の一方の吸吐口56にわたって第1の通路43が設けら
れ、液入口41から液循環ポンプ55の他方の吸吐口57にわ
たって第2の通路45が設けられ、液循環ポンプ55の他方
の吸吐口57から液出口61にわたって第3の通路63が設け
られている。
【0046】液入口41に連通される第1の通路43中に液
体用の開閉弁49が設けられ、この液体用の開閉弁49に絞
り手段としての流量調整弁47が接続されている。この流
量調整弁47と液循環ポンプ55の一方の吸吐口56との間
に、減圧下で液体と気体とを分離させる気液分離装置48
が設けられている。
【0047】この気液分離装置48は、流量調整弁47に接
続され液体中の気体を脱気させて塊状化させる脱気タン
ク48aと、脱気タンク48aで塊状化された気体を液体上に
分離させる密閉形の気液分離タンク48bとを有し、脱気
タンク48aと気液分離タンク48bとの間の第1の通路43中
に第1の逆止弁44が設けられている。
【0048】第1、第2および第3の通路43,45,63中
に、液入口41から液循環ポンプ55を経て液出口61に向か
う方向の液流れのみを通す複数の逆止弁44,46,64がそ
れぞれ設けられ、排気用の通路66中に、気液分離装置48
の気溜部53から気体を排出するときに開かれる排気用の
開閉弁67が設けられている。
【0049】気液分離タンク48bは、タンク内の一定レ
ベルへの液面下降を検知するレベルスイッチ52を備え、
液循環ポンプ55は、レベルスイッチ52による液面下降検
知により逆転して気液分離タンク48bとの接続側が吸込
側から吐出側に自動的に切換わる渦流ポンプなどの自動
切換ポンプであり、排気用の開閉弁67は、レベルスイッ
チ52による液面下降検知により通路閉止状態から通路開
通状態に自動的に切換わる電磁作動式の自動開閉弁であ
る点は、図1および図2に示された実施の形態と同様で
ある。
【0050】これらに加えて、液体用の開閉弁49は、レ
ベルスイッチ52による液面下降検知により通路開通状態
から通路閉止状態に自動的に切換わる電磁作動式の自動
開閉弁である。
【0051】図5(a)に示されるように、脱気タンク
48aは、タンク本体71と、タンク本体71の内部に充填さ
れた脱気促進用の充填材72とを具備したものである。こ
の充填材72は、ステンレス鋼、チタン、ニッケルなどの
金属により製作された線構造の不規則充填物である。
【0052】そして、流量調整弁47の絞り作用と液循環
ポンプ55の吸込力とによって気液分離タンク48bととも
に脱気タンク48aが減圧されるので、この減圧下で、図
5(b)に示されるように脱気タンク48aのタンク本体7
1内に入った液体73を充填材72に接触させることによ
り、充填材72の表面で液体73中から気体74を効率良く脱
気できる。
【0053】なお、脱気タンク48a内で液体73から脱気
された気体74は大きな塊となるので、気液分離タンク48
b内で液体上に速やかに分離するため、気液分離タンク4
8bの径を小さくすることができる。
【0054】これに対して、脱気タンク48aを設けない
で気液分離タンク48bのみを用いる場合は、減圧下の気
液分離タンク48b内で発生する気体は微細な気泡であ
り、液体上に分離する気体の分離速度も遅いが、減圧下
の気液分離タンク48b内で発生した気体が上昇して液体
上に分離する速度よりタンク内で移動する液体の流速を
遅くして気液を完全に分離する必要があるので、気液分
離タンク48bのタンク径を大きくして、タンク内液体の
流速を遅くせざるを得ない。
【0055】次に、この図3乃至図5に示された実施形
態の作用を説明する。
【0056】図3は、脱気運転の状態を示し、液体用の
開閉弁49が開いて第1の通路43を連通させ、排気用の開
閉弁67が閉じて排気用の通路66を遮断するとともに、両
方向流れ型の液循環ポンプ55が正転して、気液分離タン
ク48b側をポンプ吸込側とする。
【0057】この脱気運転では、液体の流量を絞る流量
調整弁47と液体を吸込む液循環ポンプ55との間に位置す
る脱気タンク48aおよび気液分離タンク48bに吸込減圧力
が作用するので、液入口41の入口弁42から開閉弁49およ
び流量調整弁47を経て脱気タンク48aに吸込まれた液体
中から溶存気体が気泡として析出(すなわち脱泡)され
る。
【0058】すなわち、減圧下の脱気タンク48a内に入
った液体73を充填材72に接触させることにより、充填材
72の表面で液体73中から気体74を効率良く脱気できる。
この脱気タンク48a内で液体73から脱気された気体74は
大きな塊すなわち気泡として析出される。
【0059】この気泡は、液体中に混在したまま、第1
の逆止弁44を経て気液分離タンク48bに入ると、下部の
液溜部51に対する上部の気溜部53に分離解放され、液循
環ポンプ55に到達しない。このため、一般的に液体より
析出された気泡がポンプを通過する際に生ずるポンプ吸
引能力の低下やキャビテーションの問題および再溶解の
問題が生じない。
【0060】液循環ポンプ55から吐出された脱泡済みの
液体は、第2の逆止弁46により遮断されるとともに、第
3の逆止弁64を経て液出口61より外部へ流出する。
【0061】一方、気液分離タンク48b内に気体が溜ま
るにしたがって液面が下降し、レベルスイッチ52が多量
の気体溜まりによる液面の下降限界を検知すると、その
スイッチ信号により、図4に示される気液分離タンク48
b内の気体を排出する排気運転に切換わる。
【0062】この図4に示された排気運転は、前記レベ
ルスイッチ52からの液面下降検知信号により、液体用の
開閉弁49が、通路開通状態から通路閉止状態に自動的に
切換わり、排気用の開閉弁67が通路閉止状態から通路開
通状態に自動的に切換わるとともに、両方向流れ型の液
循環ポンプ55が正転から逆転に自動的に切換わって、液
循環ポンプ55における気液分離タンク48bとの接続側の
吸吐口56が、ポンプ吸込側からポンプ吐出側に自動的に
切換わる。
【0063】このとき、液循環ポンプ55の他方の吸吐口
57は、ポンプ吐出側からポンプ吸込側に切換わるので、
液循環ポンプ55の吸込力は第2の通路45中の第2の逆止
弁46に作用し、液体は、液入口41の入口弁42から第2の
逆止弁46を経て液循環ポンプ55に吸込まれ、この液循環
ポンプ55から吐出された液体は、気液分離タンク48bの
下部に供給され、気液分離タンク48b内の液面を上昇さ
せる。
【0064】したがって、気液分離タンク48bの気溜部5
3に溜まった気体は、気液分離タンク48b内で上昇する液
面により押出されるようにして、通路開通状態に切換わ
った開閉弁67を有する排気用の通路66を経て、外部に排
気される。
【0065】この排気運転時は、液循環ポンプ55の吸込
圧は、開閉弁49により脱気タンク48aに及ばないととも
に、液循環ポンプ55の吐出圧は、第1の逆止弁44により
脱気タンク48aに及ばない。
【0066】そして、脱気運転時と共通の液循環ポンプ
55を用いて、液体を気液分離タンク48b内に吐出供給す
ることで、密閉形の気液分離タンク48bを運転初期状態
に戻すことができる。
【0067】このように、両方向流れ型の液循環ポンプ
55と複数の逆止弁44,46,64との特有な組合せによっ
て、高価な自動3方弁を用いることなく、脱気タンク48
aおよび気液分離タンク48bによる脱気効率の良い脱気運
転と、この脱気運転により気液分離タンク48b内に溜ま
った気体を排出する排気運転とをできる。
【0068】特に、気液分離装置48は、液体中の気体を
脱気させて塊状化させる脱気タンク48aと、脱気タンク4
8aで塊状化された気体を液体上に分離させる気液分離タ
ンク48bとを有し、脱気タンク48a内で液体から脱気され
た気体が大きな塊となるので、その気体の塊が液体とと
もに気液分離タンク48b内に入ると、この気液分離タン
ク48b内で気体の塊は速やかに上昇して液体上に効率良
く分離するため、脱気タンク48aがない場合よりも、気
液分離タンク48bの径を小さくすることができるととも
に、気液分離タンク48b内の流速を速くすることがで
き、脱気効率を向上できる。
【0069】また、レベルスイッチ52の液面下降検知に
よる液循環ポンプ55、液体用の開閉弁49および排気用の
開閉弁67の自動切換によって、脱気運転と排気運転との
間の切換を自動的にでき、また、自動3方弁を廃止した
ので、自動弁の故障率を抑えることができる。
【0070】以上のように、一実施の形態および他の実
施の形態は、両方向流れ型の液循環ポンプと複数の逆止
弁との特有な組合せによって、高価な自動3方弁を用い
ることなく、気液分離装置による脱気運転と、脱気運転
によって気液分離装置内に溜まった気体を排出する排気
運転とをできる。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、両方向流
れ型の液循環ポンプと複数の逆止弁との特有な組合せに
よって、高価な自動3方弁を用いることなく、気液分離
装置による脱気運転と、脱気運転によって気液分離装置
内に溜まった気体を排出する排気運転とをできる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、両方向流れ
型の液循環ポンプと、第1、第2および第3の逆止弁と
の特有な組合せによって、高価な自動3方弁を用いるこ
となく、従来と同様の気液分離タンクによる脱気運転
と、脱気運転によって気液分離タンク内に溜まった気体
を排出する排気運転とをできる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、レベルスイ
ッチの液面下降検知による液循環ポンプおよび排気用の
開閉弁の自動切換によって、脱気運転と排気運転との間
の切換を自動的にでき、また、自動3方弁を廃止すると
ともに自動開閉弁を必要最少限としたので、自動弁の故
障率を最少限に抑えることができる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、両方向流れ
型の液循環ポンプと複数の逆止弁との特有な組合せによ
って、高価な自動3方弁を用いることなく、脱気タンク
および気液分離タンクによる脱気効率の良い脱気運転
と、この脱気運転により気液分離タンク内に溜まった気
体を排出する排気運転とをできる。
【0075】特に、気液分離装置は、液体中の気体を脱
気させて塊状化させる脱気タンクと、脱気タンクで塊状
化された気体を液体上に分離させる気液分離タンクとを
有し、脱気タンク内で液体から脱気された気体が大きな
塊となるので、その気体の塊が液体とともに気液分離タ
ンク内に入ると、この気液分離タンク内で気体の塊は速
やかに上昇して液体上に効率良く分離するため、気液分
離タンクの径を小さくすることができるとともに、気液
分離タンク内の流速を速くすることができ、脱気効率を
向上できる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、絞り手段の
絞り作用と液循環ポンプの吸込力とにより減圧された脱
気タンクのタンク本体内に入った液体を充填材に接触さ
せることにより、充填材の表面で液体中から気体を効率
良く脱気できる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、レベルスイ
ッチの液面下降検知による液循環ポンプ、液体用の開閉
弁および排気用の開閉弁の自動切換によって、脱気運転
と排気運転との間の切換を自動的にでき、また、自動3
方弁を廃止したので、自動弁の故障率を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱気装置の一実施の形態を示す配
管図である。
【図2】同上脱気装置を排気運転に切換えたときの配管
図である。
【図3】本発明に係る脱気装置の他の実施の形態を示す
配管図である。
【図4】同上脱気装置を排気運転に切換えたときの配管
図である。
【図5】(a)は同上脱気装置における脱気タンクの断
面図、(b)はその脱気タンクに充填された充填材の作
用説明図である。
【図6】従来の脱気装置を示す配管図である。
【符号の説明】 41 液入口 43 第1の通路 44 第1の逆止弁 45 第2の通路 46 第2の逆止弁 47 絞り手段としての流量調整弁 48 気液分離装置としての気液分離タンク 48 気液分離装置 48a 脱気タンク 48b 気液分離タンク 49 液体用の開閉弁 51 液溜部 52 レベルスイッチ 53 気溜部 55 両方向流れ型の液循環ポンプ 56 一方の吸吐口 57 他方の吸吐口 61 液出口 63 第3の通路 64 第3の逆止弁 65 排気出口 66 排気用の通路 67 排気用の開閉弁 71 タンク本体 72 充填材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転により吸込口になるとともに逆転に
    より吐出口になる一方の吸吐口と正転により吐出口にな
    るとともに逆転により吸込口になる他方の吸吐口とが設
    けられた両方向流れ型の液循環ポンプと、 液入口から液循環ポンプの一方の吸吐口にわたって設け
    られた第1の通路と、 液入口から液循環ポンプの他方の吸吐口にわたって設け
    られた第2の通路と、 液循環ポンプの他方の吸吐口から液出口にわたって設け
    られた第3の通路と、 第1の通路中に設けられた絞り手段と、 絞り手段と液循環ポンプの一方の吸吐口との間に設けら
    れ減圧下で液体と気体とを分離させる気液分離装置と、 第1、第2および第3の通路中にそれぞれ設けられ液入
    口から液循環ポンプを経て液出口に向かう方向の液流れ
    のみを通す複数の逆止弁と、 気液分離装置の気溜部から気体を排出するときに開かれ
    る排気用の開閉弁とを具備したことを特徴とする脱気装
    置。
  2. 【請求項2】 液入口に連通される第1の通路中に設け
    られた第1の逆止弁と、 液入口に対し第1の逆止弁と並列に接続された第2の通
    路中に設けられた第2の逆止弁と、 第1の逆止弁に連通された絞り手段と、 第1の逆止弁および絞り手段を有する第1の通路に接続
    され液体と気体とを分離させる密閉形の気液分離タンク
    と、 気液分離タンクの液溜部に一方の吸吐口が連通され第2
    の逆止弁に他方の吸吐口が連通された両方向流れ型の液
    循環ポンプと、 液循環ポンプの他方の吸吐口と液出口とを連通する第3
    の通路中に設けられた第3の逆止弁と、 気液分離タンクの気溜部と排気出口とを連通する排気用
    の通路中に設けられた排気用の開閉弁とを具備したこと
    を特徴とする脱気装置。
  3. 【請求項3】 気液分離タンクは、タンク内の一定レベ
    ルへの液面下降を検知するレベルスイッチを備え、 液循環ポンプは、レベルスイッチによる液面下降検知に
    より気液分離タンクとの接続側が吸込側から吐出側に自
    動的に切換わる自動切換ポンプであり、 排気用の開閉弁は、レベルスイッチによる液面下降検知
    により通路閉止状態から通路開通状態に自動的に切換わ
    る自動開閉弁であることを特徴とする請求項2記載の脱
    気装置。
  4. 【請求項4】 液入口に連通される第1の通路中に設け
    られた液体用の開閉弁と、 液体用の開閉弁に接続された絞り手段とを具備し、 気液分離装置は、 絞り手段に接続され液体中の気体を脱気させて塊状化さ
    せる脱気タンクと、 脱気タンクで塊状化された気体を液体上に分離させる密
    閉形の気液分離タンクとを有し、 脱気タンクと気液分離タンクとの間の第1の通路中に第
    1の逆止弁が設けられたことを特徴とする請求項1記載
    の脱気装置。
  5. 【請求項5】 脱気タンクは、 タンク本体と、 タンク本体の内部に充填された脱気促進用の充填材とを
    具備したことを特徴とする請求項4記載の脱気装置。
  6. 【請求項6】 気液分離タンクは、タンク内の一定レベ
    ルへの液面下降を検知するレベルスイッチを備え、 液循環ポンプは、レベルスイッチによる液面下降検知に
    より気液分離タンクとの接続側が吸込側から吐出側に自
    動的に切換わる自動切換ポンプであり、 液体用の開閉弁は、レベルスイッチによる液面下降検知
    により通路開通状態から通路閉止状態に自動的に切換わ
    る自動開閉弁であり、 排気用の開閉弁は、レベルスイッチによる液面下降検知
    により通路閉止状態から通路開通状態に自動的に切換わ
    る自動開閉弁であることを特徴とする請求項4または5
    記載の脱気装置。
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