JP2003038827A - パチンコ玉補給シュートの玉詰まり解消装置 - Google Patents

パチンコ玉補給シュートの玉詰まり解消装置

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JP2003038827A
JP2003038827A JP2001233137A JP2001233137A JP2003038827A JP 2003038827 A JP2003038827 A JP 2003038827A JP 2001233137 A JP2001233137 A JP 2001233137A JP 2001233137 A JP2001233137 A JP 2001233137A JP 2003038827 A JP2003038827 A JP 2003038827A
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Yoshimi Fujita
芳身 藤田
Akira Utsunomiya
晃 宇都宮
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給樋に設けられた補給シュートにおいて
生じる不可避的な玉詰まりを簡単に解消する装置を提供
する。 【解決手段】 玉詰まり解消装置(11)を、パチン
コ機(3)の上方領域に配された幕板(5)を開放した
ときに露出して操作可能となる操作部材(13,31)
と、補給樋(7)に設けられた補給シュート(9)に打
撃を加えるための打撃部材(21)と、操作による当該
操作部材(13,31)の運動を当該打撃部材(21)
の打撃運動に連動させるための連動構造(17,19)
と、により構成する。操作部材(13,31)の操作に
より、これと連動する打撃部材(21)が補給シュート
(9)を打撃して玉詰まりを解消させる。したがって、
特別な工具等を用いなくても簡単な操作により玉詰まり
を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ島内に
配された補給樋により補給されるパチンコ玉を、パチン
コ機に落下補給するための補給シュートに設けられた玉
詰まり解消装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び8に示すのは、複数のパチンコ
機103,...を集合してなるパチンコ島101であ
る。各パチンコ機103の上部領域には、開閉可能な幕
板105,...が設けられている。これらの幕板10
5,...の背後には、傾斜する補給樋107が設けら
れている。補給樋107上を転動するパチンコ玉は、補
給シュート109を介して各パチンコ機103に補給さ
れるようになっている。
【0003】図8に示すように、補給樋107の落下孔
107aから落下したパチンコ玉は、補給シュートの傾
斜底板109a上を転動しながらパチンコ玉通路109
bを通り、排出口109bから1個ずつ落下するように
なっている。1個ずつ落下させるのは、パチンコ玉を受
け取るパチンコ機103側でパチンコ玉が跳ねたり暴れ
たりするのを主として防止するためである。このため、
排出口109cの上部には規制片109dが設けられて
いる。すなわち、規制片109dは、排出口109bに
近づくにつれて1個のパチンコ玉しか通過できないよう
にパチンコ玉通路の109cを狭める働きを担ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パチ
ンコ玉通路109bを狭めることはパチンコ玉供給のた
めに必要である一方、狭めることにより、図8に示すパ
チンコ玉P1の上に他のパチンコ玉P2が乗り上げるこ
とにより、逆に、パチンコ玉P2の下にパチンコ玉P1
が潜り込むことにより、又は他の理由により、パチンコ
玉が詰まってしまうという玉詰まりが不可避的に生じう
る。このような玉詰まりが生じると、パチンコ機にパチ
ンコ玉を補給することができなくなり、遊技に支障が生
じてしまう。
【0005】上述した玉詰まりを解消するには、パチン
コ遊技場の従業員等が幕板を開放して補給樋107を露
出させ、ドライバー等の工具を使って補給シュートを叩
く等の作業が必要であった。しかしながら、ドライバー
等の工具よる玉詰まり解消は、あまりにも見栄えが悪
く、遊技客の遊技心に水を差しかねない。また、補給樋
107は、パチンコ玉を転動させるために傾斜している
ので、場所により幕板との相対位置が異なっている。こ
のため、場所によっては補給シュート109が見えづら
く、したがって、玉詰まりを解消させづらい場合があ
る。本発明は、上述した事態を改善するためになされた
ものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題
は、このような補給シュートの玉詰まりを、簡単に解消
できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、玉詰まりを解消しようとして幕板を開
放した従業員が、特別な工具を用いることなく、単純な
アクションによりその目的を達成できるように構成され
ている。その詳しい内容については、項を改めて説明す
る。なお、何れかの請求項における発明の説明において
行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲において他
の請求項における発明の説明にも適用されるものとす
る。
【0007】(請求項1に記載した発明の特徴)請求項
1に記載した発明に係る玉詰まり解消装置(以下、「請
求項1の解消装置」という)は、補給樋により補給され
るパチンコ玉を、パチンコ機に落下補給するための補給
シュートにおけるパチンコ玉の詰まりを解消するための
装置である。請求項1の解消装置は、パチンコ機の上方
領域に配された幕板を開放したときに、露出して操作可
能となる操作部材と、前記補給シュートに打撃を加える
ための打撃部材と、操作による当該操作部材の運動を当
該打撃部材の打撃運動に連動させるための連動構造と、
を含むことを特徴とする。操作部材は、通常は幕板背後
に隠れており、幕板開放によりそれらが露出するように
構成してある。操作部材の形状は、一方の手で幕板を開
放した従業員等が、他方の手だけで操作できるものが好
ましい。また、その操作は、押し下げでも引き上げでも
よいし、水平方向の押しでも引きでもよいし、その他の
方法でもよい。また、打撃運動は、これを操作部材の往
路運動と連動させてもよいし復路運動と連動させてもよ
い。往路と復路の両方の運動と連動させてもよい。
【0008】(請求項1に記載した発明の作用効果)請
求項1の解消装置によれば、幕板を開放して露出させた
操作部材を操作すると、その操作による運動が連動構造
を介して打撃部材に連動する。この連動により打撃部材
が補給シュートを打撃し、その衝撃により玉詰まりを解
消させる。玉詰まりを解消させようとする従業員等は、
特別な工具等を使用することなく操作部材を操作すると
いう単純なアクションにより、その目的を達成すること
ができる。このため、玉詰まりの解消作業が見栄えを損
なうことも無く、また、遊技客の遊技心に水をさす恐れ
も極めて少ない。
【0009】(請求項2に記載した発明の特徴)請求項
2に記載した発明に係る玉詰まり解消装置(以下、「請
求項2の解消装置」という)は、請求項1の解消装置の
構成を具体的にしたものであって、前記連動構造が、前
記操作部材を可動支持(運動できるように支持)するた
めの支持部材と、当該操作部材と前記打撃部材とを連結
する連結部材と、操作した当該操作部材を復帰させるた
めの復帰部材と、を含むことを特徴とする。復帰部材と
しては、たとえば、コイルバネや板バネのほか、外力を
与えると変形し、その外力を取り除くと元の形状に復帰
する性質を持つエラストマ材等を使用することができ
る。
【0010】(請求項2に記載した発明の作用効果)請
求項2の解消装置によれば、請求項1の解消装置の作用
効果に加え、次の作用効果が生じる。すなわち、支持部
材が操作部材を可動支持し、連結部材が打撃部材を操作
部材の運動と連動させる。復帰部材は、操作により移動
した操作部材を元の位置に復帰させる。
【0011】(請求項3に記載した発明の特徴)請求項
3に記載した発明に係る玉詰まり解消装置(以下、「請
求項3の解消装置」という)は、請求項1又は2の解消
装置の構成を具体的にしたものであって、前記操作部材
が、複数の幕板の何れを開放したときにおいても、当該
開放した幕板との相対位置がほぼ同じになるように構成
されていることを特徴とする。操作部材と開放した幕板
との相対位置がほぼ同じになるような構成は、たとえ
ば、玉詰まり解消装置の取付場所を変更することによ
り、操作部材の寸法や形状を調整することにより、操作
部材の形状を変化させることにより、また、連動部材の
構造や寸法を調整することにより、実現することができ
る。
【0012】(請求項3に記載した発明の作用効果)請
求項3の解消装置によれば、請求項1又は2の解消装置
の作用効果に加え、何れの幕板を開放しても、その開放
した幕板と操作部材との相対関係がほぼ同じになる。す
なわち、ある幕板を開放したときの操作部材が、他の幕
板を開放したときの操作部材の位置とほぼ同じところに
位置することになる。これにより、従業員等は、開放し
た幕板に対してどの位置に操作部材があるかを体験的に
知ることができる。よって、操作部材を探す手間が省け
て迅速な操作が可能となるとともに、存在を目で確認す
ることなく手探りによって操作が可能となる等の利点が
生じる。
【0013】
【発明の実施の形態】各図を参照しながら、本発明の実
施の形態(以下、「本実施形態」という)について説明
する。図1は、パチンコ島の概略構造を示す斜視図であ
る。図2は、図1に示すパチンコ島の部分拡大図であ
る。図3は、玉詰まり解消装置の分解斜視図である。図
4は、玉詰まり解消装置の正面図である。図5は、図4
に示す玉詰まり解消装置のA−A断面図である。図6
は、図5に示す玉詰まり解消装置の変形例を示す図であ
る。
【0014】(パチンコ島の概略構造)図1及び2に示
すパチンコ島1には、複数のパチンコ機3,...と、
それらの上部領域には、開閉可能な幕板5,...を設
けてある。これらの幕板5,...の背後には、傾斜す
る補給樋7を配してある。図外の上部タンクから放出さ
れたパチンコ玉は、補給樋7上を転動し補給シュート
9,...を介して各パチンコ機3に補給するようにし
てある。図1及び2に示す補給樋7は、右下がりになっ
ているが、左下がりにして異なる方向に補給できるよう
にしてもよい。符号11,11´は、補給樋7に取り付
けた玉詰まり解消装置を示している(後述)。
【0015】(補給シュートの構造)図3乃至6に示す
ように、補給シュート9は合成樹脂を一体成形したもの
であって、補給樋7に着脱自在に取り付けられるように
構成してある。補給シュート9は、補給樋7に形成した
落下孔7aから落下したパチンコ玉を受け止められるよ
うに、かつ、受け止めたパチンコ玉を傾斜底板9aの傾
斜を利用してパチンコ玉通路9b内を転動させられるよ
うに構成してある。傾斜底板9aの末端には、パチンコ
玉通路9bと連通する排出口9cを設けてあり、ここを
通過したパチンコ玉がダクト9dを介して1個ずつパチ
ンコ機3の受け皿(図示を省略)に落下するように構成
してある。なお、符号9eは、排出口9c付近における
パチンコ玉通路9b内のパチンコ玉を均してそこから先
は1個のパチンコ玉しか通過できないようにするための
規制片を示している。このように規制片9eは、パチン
コ玉通路9bを狭めるためのものであるから、従来の技
術の欄でも述べたように、この規制片9eと傾斜底板9
aとの間にパチンコ玉が不可避的に詰まりやすくなる。
この玉詰まりを解消するために設けたのが、次に述べる
玉詰まり解消装置11である。
【0016】(玉詰まり解消装置)図3乃至5を参照し
ながら、玉詰まり解消装置11について説明する。玉詰
まり解消装置11は、操作部材13と連動構造15と打
撃部材21と、から概ね構成してある。操作部材13
は、玉詰まりを解消しようとする従業員等が、直接操作
するための部材である。その構成素材は、たとえばアル
ミニウムのような金属でもよいし、合成樹脂でもよい。
本実施形態における玉詰まり解消装置11は、操作部材
13を上から掌で押し下げる方式を採用してあるので、
押し下げるときに掌を傷めることのないようにその頂部
13aに丸みを持たせてある。操作部材13の中央部に
は、フランジ13bを形成してあり、このフランジ13
bの下方部分13cには、復帰部材であるコイルバネ1
5を巻きつけてある。フランジ13bは、その下端面が
コイルバネ15の上端と当接して、コイルバネ15が抜
けないような外径寸法に形成してある。操作部材13の
下端部13dには、後述する連動構造を構成する連動部
材19を取り付けてある。操作部材13は、後述する支
持部材17により上下動可能に支持させてある。
【0017】支持部材17は、図3及び5から明らかな
ように、ほぼコの字状に形成した部材であって、補給樋
7に溶接や接着剤等の方法により、又は、着脱自在に取
り付け可能な取付部材や取付構造により固定してある。
補給シュート9の形状や強度等の事情が許すのであれ
ば、補給シュート9やこれらとは別の部材に取り付ける
ように構成してもよい。支持部材17の上下の水平板1
7a,17bには、それぞれ厚み方向に貫通する貫通孔
17ah,17bhを形成してある。貫通孔17ah
は、操作部材13のフランジ13aが当接して抜けない
内径寸法に、貫通孔17bhは、コイルバネ15の下端
が当接して抜けない内径寸法に、それぞれ形成してあ
る。すなわち、支持部材17は、押し下げによる操作部
材13の下方移動と、これにより圧縮されたコイルバネ
15の復帰による上方移動と、を許容できるように構成
してある。
【0018】図3乃至5を参照しながら、連動部材19
について説明する。連動部材19は、操作部材13の下
端部13cにピン19pにより固定したほぼコの字状の
連結片19aと、この連結片19aの下端部から側方に
突出する支持板19bと、から構成してある。支持板1
9bには、打撃部材21を上方に突出するように設けて
ある。また、その設けた位置は、玉詰まり解消装置11
を補給樋7に取り付けたときに、補給シュート9の傾斜
底部9a下面の、特に排出口9cの近傍を打撃できる位
置に設定してある。排出口9c近傍が、先の発明が解決
しようとする課題の欄で説明したように玉詰まりが生じ
やすいからである。打撃により玉詰まりを解消できるの
であれば、傾斜底部9aの他の部分や、これ以外の箇所
を直接又は間接に打撃するように構成してもよい。な
お、本実施形態の連動部材19は、一枚の鉄板を屈曲さ
せることにより形成してあるが、複数の部材を互いに連
結させることにより構成することもできる。また、打撃
部材21を構成する素材に何ら限定はないが、本実施形
態の補給シュート9を合成樹脂製としたことから、これ
を破損させるおそれの少ないエラストマ材により構成し
た。打撃部材21は、必要に応じて複数個設けてもよ
い。
【0019】(本実施形態の作用効果)図1乃至5に基
づいて、本実施形態の作用効果について説明する。遊技
客から玉詰まりの通報を受けた従業員は、幕板5(図1
及び2参照)を一方の手で開放して操作部材13を露出
させ、その頂部13aを他方の手の掌で押し下げる。こ
のアクションは、フランジ17aを介してコイルバネ1
5を圧縮させるとともに、連動部材19を下方移動させ
る。この移動により支持板19bに設けてある打撃部材
21が、図5の想像線で示す位置から実線で示す位置に
下方移動する。ここで、従業員が操作部材13から手を
放すと、コイルバネ15の復帰力により操作部材13が
上方移動し、これと連動して打撃部材21を上昇させ
る。上昇した打撃部材21は、その勢いにより補給シュ
ート9の傾斜底部9aを打撃する。この打撃の衝撃によ
り、補給シュート9内の玉詰まりが解消される。一度の
アクションで玉詰まりが解消できなければ、このアクシ
ョンを繰返して行えば解消することができる。解消した
ところで、幕板5を閉鎖して解消作業を終了する。
【0020】以上のとおり、玉詰まりを解消させようと
する従業員等は、特別な工具等を使用することなく操作
部材を操作するという単純なアクションにより、その目
的を達成することができる。このため、玉詰まりの解消
作業が見栄えを損なうことも無く、また、遊技客の遊技
心に水をさす恐れも極めて少ない。
【0021】(本実施形態の変形例)図6に基づいて、
本実施形態の変形例(以下、適宜「本変形例」という)
について説明する。本変形例と本実施形態とは、操作部
材と連動部材の構造が異なっている。なお、以下の説明
においては、両者が異なる部材についてだけ説明を行
い、両者に共通する部材については重複を避けるために
説明を省略する。さらに、両者共通する部材について
は、本実施例で使用した符号と同じ符号を図5において
も使用した。
【0022】図6に示す玉詰まり解消装置11´には、
本実施形態の操作部材13の代わりに可動部材25を設
けてある。可動部材25は、操作部材13の頂部13a
を取り除いた形状に形成してあり、その頂部25aに遠
隔操作用の操作ワイヤ27の一端を固定してある。ここ
で操作ワイヤとは、合成樹脂等により構成したフレキシ
ブルチューブの中に、このチューブ内を長さ方向にスラ
イドするフレキシブルワイヤのことをいい、このフレキ
シブルワイヤのスライドにより駆動元の動作を他端に伝
えられるように構成した部材である。操作部材31は、
幕板を支持する枠体等に固定されたほぼコの字状の固定
部材33により上下動可能に支持させてある。固定部材
33の上下の水平板33a,33bには、それぞれ厚み
方向に貫通する貫通孔33ah,33bhを形成してあ
る。貫通孔33ahは、操作部材31の中央部に形成し
たフランジ31aが当接して抜けない内径寸法に、貫通
孔33bhは、操作部材31の下部にまきつけたコイル
バネ35の下端が当接して抜けない内径寸法に、それぞ
れ形成してある。また、操作部材31の下端には、貫通
孔33bhの内径より大きな外径寸法の抜け止め用のフ
ランジ31bを形成してある。
【0023】このように固定部材33は、本実施形態の
支持部材17とほぼ同様な構造に構成してあり、押し下
げによる操作部材31(フランジ31a)の下方移動
と、この下方移動により圧縮されたコイルバネ35の復
帰による上方移動と、を許容できるように構成してあ
る。また、フランジ31bの下端面には、操作ワイヤ2
7の他端を固定してあり、これにより、操作部材31
(フランジ31b)と可動部材25とが操作ワイヤ27
経由で連動するように構成してある。
【0024】ここで、従業員等が操作部材31を押し下
げると、このアクションは、フランジ31aを介してコ
イルバネ35を圧縮させるとともに、操作ワイヤ27を
介して可動部材25を下方移動させる。この下方移動に
より、本実施形態における操作部材13の下方移動と同
じ状態が形成され、従業員等が操作部材31から手を放
すことによりコイルバネ35,15の復帰力により打撃
部材21が補給シュート9を打撃する。このように本変
形例においては、操作部材31と打撃部材21とを連動
させる連動構造に操作ワイヤ27等の上記部材を含ませ
た点と、これらの部材を含ませたことにより操作部材3
1を打撃部材21から離れた場所で操作できる点に特徴
がある。
【0025】(操作部材と幕板との相対位置)次に、図
1及び2に戻り、操作部材13,31と幕板5,..と
の相対位置について説明する。図1及び2に一点鎖線L
で示すように、本実施形態における操作部材13,31
の頂部は、それらがほぼ同じ高さとなるように構成する
ことが好ましい。玉詰まり解消装置11,...を取り
付けた補給樋7は、同図に示すように傾斜しているた
め、これに合わせて操作部材13,..の形状(長さ)
を変化させたことによる。すなわち、図1及び2におい
て、補給樋7が左上がりに傾斜しているため、操作部材
13の長さをその左に位置する操作部材13の長さより
短く構成してある。
【0026】他方、図1及び2の左端には、図6に示す
玉詰まり解消装置11´を取り付けてある。これは、補
給樋7の傾斜により、同図の左端における補給樋7は他
のものと比べて高い位置にくるので、そこに玉詰まり解
消装置11を取り付けると、その操作部材13は操作し
づらいほど高いところに位置してしまうからである。こ
のため、同図の左端の箇所においては、玉詰まり解消装
置11´の固定部材33を支持アングル1aに固定し、
その位置に操作部材31が位置するように構成した。な
お、図示は省略するが、補給樋7の右端の幕板5を開放
したときに、補給樋7の位置が低すぎるのであれば、上
記した玉詰まり解消装置11´を用いて、その高さを調
整することが好ましい。
【0027】以上により、操作部材13,31が、複数
の幕板5,,,,の何れを開放したときにおいても、当
該開放した幕板5との相対位置をほぼ同じにすることが
できる。これにより、従業員等は、開放した幕板5に対
してどの位置に操作部材13,31があるかを体験的に
知ることができるようになる。よって、操作部材13,
31を探す手間が省けて迅速な操作が可能となるととも
に、存在を目で確認することなく手探りによって操作が
可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、補給樋に設けられた補
給シュートにおいて不可避的に生じる玉詰まりを単純な
アクションによって解消することができる。このため、
玉詰まりの解消作業が見栄えを損なうことも無く、ま
た、遊技客の遊技心に水をさす恐れも極めて少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ島の概略構造を示す斜視図である。
【図2】 図1に示すパチンコ島の部分拡大図である。
【図3】 玉詰まり解消装置の分解斜視図である。
【図4】 玉詰まり解消装置の正面図である。
【図5】 図3に示す玉詰まり解消装置のA−A断面図
である。
【図6】 図4に示す玉詰まり解消装置の変形例を示す
図である。
【図7】 従来のパチンコ島の概略構造を示す斜視図で
ある。
【図8】 従来の補給シュートの正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島 21 打撃部
材 3 パチンコ機 25 可動部
材 5 幕板 27 操作ワ
イヤ 7 補給樋 31 操作部
材 9 補給シュート 33 固定部
材 11 玉詰まり解消装置 11´ 玉詰まり解消装置 13 操作部材 15 コイルバネ(復帰部材) 17 支持部材 19 連動構造(連動部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給樋により補給されるパチンコ玉を、
    パチンコ機に落下補給するための補給シュートにおける
    パチンコ玉詰まりを解消するための玉詰まり解消装置で
    あって、 前記玉詰まり解消装置が、前記パチンコ機の上方領域に
    配された幕板を開放したときに露出して操作可能となる
    操作部材と、前記補給シュートに打撃を加えるための打
    撃部材と、操作による当該操作部材の運動を当該打撃部
    材の打撃運動に連動させるための連動構造と、を含むこ
    とを特徴とする玉詰まり解消装置。
  2. 【請求項2】 前記連動構造が、前記操作部材を可動支
    持するための支持部材と、当該操作部材と前記打撃部材
    とを連結する連結部材と、操作した当該操作部材を復帰
    させるための復帰部材と、を含むことを特徴とする請求
    項1に記載した玉詰まり解消装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材が、複数の幕板の何れを開
    放したときにおいても、当該開放した幕板との相対位置
    がほぼ同じになるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載した玉詰まり解消装置。
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