JP2003038730A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003038730A
JP2003038730A JP2001231792A JP2001231792A JP2003038730A JP 2003038730 A JP2003038730 A JP 2003038730A JP 2001231792 A JP2001231792 A JP 2001231792A JP 2001231792 A JP2001231792 A JP 2001231792A JP 2003038730 A JP2003038730 A JP 2003038730A
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JP2001231792A
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Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Yoshiki Kawai
芳樹 川合
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電光装飾の趣向性を確保した状態で、製造コ
ストを抑えることが可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、基板84の側方に張り
出した透光延設部112は、基板84を覆った主透光部
111に比べて、LED83A(発光手段)からの受光
量は小さいが、透光延設部112に、マーク110(所
定の模様)を施すことで装飾性を高めてあるから、受光
量の差による装飾性への影響を抑えることができる。こ
れにより、電光装飾の趣向性を確保した状態で、透光部
材85より基板84を小さくしてLED83A(発光手
段)の数を減らすことが可能になり、製造コストを抑え
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ遊
技機やスロットマシンに代表される遊技機に関し、特
に、発光手段からの光を透過する透光部材を備えた遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機やスロットマシンに代表
される近年の遊技機では、電飾部を備えたものが多い
が、従来の遊技機に備えた電飾部は、LED等の発光手
段の前方に透光部材を配し、その透光部材に、色を付け
たり、レンズ部を形成して、発光手段からの光を様々な
光模様にする演出を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技機では、透光部材は、発光手段を実装した基板に対
応した大きさをなし、透光部材を大きくした場合には、
その分、基板も大きくしてLED等の発光手段の数を増
やしていたため、製造コストがかかるという問題が生じ
ていた。これに対し、透光部材を単に基板より大きくし
ただけの構成にすると、透光部材のうち基板の外方に張
り出した部分と、基板を覆った部分とを比較したとき
に、発光手段からの光の透光量の差が顕著に表れ、視覚
的趣向性に欠けてしまうという問題が生じていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、電光装飾の趣向性を確保した状態で、製造コストを
抑えることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1の発明に係る遊技機は、発光手段
と、発光手段を実装した基板と、発光手段からの光の出
射方向に基板を覆い、発光手段からの光を透過して拡散
又は集光又は変色させる透光部材とを備えた遊技機にお
いて、透光部材は、基板を覆い、発光手段からの光を受
ける主透光部と、主透光部から延設されて基板の外方に
張り出すと共に、主透光部より少ない光を受け、かつ、
所定の模様が施された透光延設部とを備えてなるところ
に特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の遊技機
において、所定の模様は、遊技に関わるキャラクターで
あるところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
遊技機において、所定の模様に、発光手段からの光を通
さない非透過部を含めたところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の遊技機において、所定の模様は、透光部材に
印刷を行うことで形成されたところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の遊技機において、所定の模様は、透光部材に
貼り付けたシールで構成されたところに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かに記載の遊技機において、透光部材は、内部に空間を
有した袋構造部と、袋構造部から延びた板構造部とから
なり、主透光部と透光延設部との境界部分を、袋構造部
の途中部分に配置したところに特徴を有する。
【0011】請求項7の発明に係る遊技機は、発光手段
と、発光手段を実装した基板と、発光手段からの光の出
射方向に基板を覆い、発光手段からの光を透過して拡散
又は集光又は変色させる透光部材とを備えた遊技機にお
いて、透光部材は、基板を覆い、発光手段からの光を受
ける主透光部と、主透光部から延設されて基板の外方に
張り出すと共に、主透光部より少ない光を受け、かつ、
所定の模様が施された透光延設部とを備えてなり、主透
光部と透光延設部とは、互いに異なる色を有したところ
に特徴を有する。
【0012】請求項8の発明に係る遊技機は、発光手段
と、発光手段を実装した基板と、発光手段からの光の出
射方向に基板を覆い、発光手段からの光を透過して拡散
又は集光又は変色させる透光部材とを備えた遊技機にお
いて、透光部材は、基板を覆い、発光手段からの光を受
ける主透光部と、主透光部から延設されて基板の外方に
張り出すと共に、主透光部より少ない光を受け、かつ、
所定の模様が施された透光延設部とを備えてなり、主透
光部と透光延設部とは、互いに異なる態様で光を拡散又
は集光させるように構成されたところに特徴を有する。
【0013】請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れ
かに記載の遊技機において、主透光部と透光延設部と
を、一体形成したところに特徴を有する。
【0014】請求項10の発明は、請求項1乃至9の何
れかに記載の遊技機において、主透光部及び透光延設部
を、所定の遊技関係部位の一部に形成したところに特徴
を有する。
【0015】請求項11の発明は、請求項1乃至10の
何れかに記載の遊技機において、遊技盤上に遊技領域を
区画する区画部材を備え、透光部材は、遊技領域内のう
ち側部近傍に配置されたところに特徴を有する。
【0016】請求項12の発明は、請求項11記載の遊
技機において、透光部材のうち少なくとも区画部材側は
区画部材に略合致した形状であるところに特徴を有す
る。
【0017】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明では、基板の外方に張り出した透光延設部は、基板
を覆った主透光部に比べて、発光手段からの受光量は少
ないが、透光延設部に、所定の模様を施すことで装飾性
を高めてあるから、受光量の差による装飾性への影響を
抑えることができる。これにより、電光装飾の趣向性を
確保した状態で、透光部材より基板を小さくして発光手
段の数を減らすことが可能になり、製造コストを抑える
ことができる。
【0018】<請求項2の発明>請求項2の発明によれ
ば、所定の模様は、遊技に関わるキャラクターであるの
で、遊技とは関係ない模様を施した場合に比べて、視覚
的趣向性の更なる向上が図られる。
【0019】<請求項3の発明>基板の外方に張り出し
た透光延設部は、基板を覆った主透光部に比べて、発光
手段からの受光量は少ないので、透光延設部の透光量
が、主透光部より小さくなる場合がある。しかしなが
ら、請求項3の発明では、透光延設部に施した所定の模
様に光を通さない非透過部を設けてあるから、透光部材
の外面だけを見ている遊技者には、透光延設部の透光量
が少ないのを目立たなくさせることができる。これによ
り、透光延設部の透光量が少ないことによる視覚的な違
和感を抑えて、視覚的趣向性を高めることができる。
【0020】<請求項4の発明>請求項4の発明によれ
ば、透光部材に印刷を行うことで、透光延設部における
所定の模様を容易に形成することができる。
【0021】<請求項5の発明>請求項5の発明によれ
ば、透光部材にシールを貼り付けることで、透光延設部
における所定の模様を容易に形成することができる。な
お、シールの種類を複数設ければ、模様の変更も容易に
行うことができる。
【0022】<請求項6の発明>請求項6の発明では、
透光部材は、袋構造部と板構造部とからなり、発光手段
からの光が、袋構造部内で拡散されて、板構造部とは異
なる装飾効果を奏する。
【0023】<請求項7の発明>請求項7の発明では、
透光延設部は、基板の外方に張り出したことで、その基
板上の発光手段からの光の透光量が、主透光部に比べて
少なくなるが、その透光延設部の色を、主透光部の色と
異ならせることで、装飾効果における透光量の差の影響
を抑えることができる。これにより、電光装飾の趣向性
を確保した状態で、透光部材より基板を小さくして発光
手段の数を減らすことが可能になり、製造コストを抑え
ることができる。
【0024】<請求項8の発明>請求項8の発明では、
透光延設部は、基板の外方に張り出したことで、その基
板上の発光手段からの光の透光量が、主透光部に比べて
少なくなるが、これら主透光部及び透光延設部が、互い
に異なる態様で光を拡散又は集光させるように構成され
ているから、装飾効果における透光量の差の影響を抑え
ることができる。これにより、電光装飾の趣向性を確保
した状態で、透光部材より基板を小さくして発光手段の
数を減らすことが可能になり、製造コストを抑えること
ができる。
【0025】<請求項9の発明>請求項9の構成によれ
ば、主透光部と透光延設部とを、一体形成したから、こ
れらを別々に形成した場合に比べて、生産性を高めるこ
とができる。
【0026】<請求項10の発明>請求項10の構成に
よれば、主透光部及び透光延設部を、所定の遊技関係部
位の一部に形成したので、遊技関係部位は、所定の遊技
に関する役割に加え、趣向性の高い視覚演出効果も奏す
ることができる。
【0027】<請求項11の発明>請求項11の発明で
は、遊技盤上に遊技領域を区画する区画部材を備え、透
光部材は、遊技領域内のうち側部近傍に配置されたの
で、遊技領域内のうち中央部では、所定の遊技を行うこ
とができる。
【0028】<請求項12の発明>請求項12の発明
は、透光部材のうち少なくとも区画部材側は、区画部材
に略合致した形状であるので、透光部材を遊技領域内に
設けた場合に、区画部材付近において、遊技領域を有効
活用することが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明を
適用したパチンコ遊技機に係る第1実施形態を、図1〜
図11に基づいて説明する。本実施形態のパチンコ遊技
機は、図1に示すように、ガイドレール12で囲まれた
ほぼ円形の遊技領域を有する遊技盤11の下方に、受皿
27A,27Bを上下2段にして備える。また、受皿2
7Bの右端部には操作ノブ28が設けられ、この操作ノ
ブ28を操作することで、受皿27A内の遊技球が遊技
盤11に向けて弾き出される。
【0030】前記遊技領域には、始動入賞口14、大入
賞口15、及び、一般入賞口20,21等の種々の入賞
口が設けられている。それらのうち始動入賞口14と大
入賞口15とは、遊技領域のうち中央下寄り位置に上下
に並べて配置されており、一般入賞口20,21は、始
動入賞口14及び大入賞口15を挟んだ両側にそれぞれ
1対ずつ配置されている。前記始動入賞口14の上方に
は、液晶表示装置13が設けられ、大入賞口15の下
方、即ち、遊技領域の最下部中央には、外れ玉を回収す
るためのアウト口16が設けられている。また、液晶表
示装置13を挟んだ両側には、ランプ風車17、始動ゲ
ート18、風車19が上から順に設けられ、さらに、遊
技領域全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立し
ている。
【0031】図3に示すように、各入賞口14,15,
20,21及び始動ゲート18には、入賞球検出スイッ
チSW1〜SW5が備えられている。そして、各入賞口
14,15,20,21及び始動ゲート18に遊技球が
入ったことをこれら入賞球検出スイッチSW1〜SW5
で検出し、その検出信号に基づいてパチンコ遊技機の遊
技が制御される。また、各入賞口14,15,20,2
1に遊技球が入賞したときには、所定数の賞球が、受皿
27Aに払い出される。
【0032】液晶表示装置13は、図2に示されてお
り、遊技盤11に形成した概矩形の貫通窓(図示せず)
に嵌め込んで取り付けられ、前記貫通窓の縁部に固定さ
れた装飾枠23の奥部に、TFT−LCDモジュールを
備えてなる。
【0033】装飾枠23の上辺中央には、7セグメント
LED24が設けられている。この7セグメントLED
24は、始動ゲート18内に設けた入賞球検出スイッチ
SW1(図3参照)が遊技球の通過を検出したときに、
「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示
した後、所定の数字を確定表示する。そして、確定表示
された数字が、例えば、奇数の場合に、前記始動入賞口
14に設けた前記可動翼片14C,14Cが作動する。
【0034】液晶表示装置13には、図2に示すよう
に、3つの特別図柄13A,13B,13Cが、横並び
に表示されており、これら各特別図柄13A,13B,
13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した
複数種類のもので構成されている。そして、通常は、各
特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のも
のが停止表示されており、始動入賞口14に遊技球が入
賞したときには、各特別図柄13A,13B,13C
が、所定期間に亘って上下方向にスクロール表示されて
から、順次に停止して、所定の組み合わせ図柄が確定表
示される。このとき、例えば、全ての特別図柄13A,
13B,13Cがぞろ目になって確定表示されると、遊
技が「大当たり状態」になり、大入賞口15に備えた可
動扉15Tが開かれる。
【0035】大入賞口15は、横長に形成されて、常に
は、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、前記
「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けたソ
レノイド15S(図3参照)が駆動され、可動扉15T
が所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞
口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞
口15に多くの遊技球が入賞可能になる。
【0036】始動入賞口14は、図2に示すように、第
1及び第2の始動入賞口14A,14Bを上下に並べて
備えており、上側の第1始動入賞口14Aは、常に遊技
球が入賞可能となっているが、下側の第2始動入賞口1
4Bは、その両側に設けた可動翼片14C,14Cを立
てて、遊技球の入賞が規制されている。そして、前記7
セグメントLED24の確定表示が奇数になると、遊技
盤11の裏に設けたソレノイド14S(図3参照)が駆
動されて、可動翼片14C,14Cが所定期間に亘って
横に倒され、第2始動入賞口14Bへの入賞を許容した
状態になる。
【0037】さて、遊技領域の両側部には、ガイドレー
ル12に沿って1対の円弧状のサイドランプユニット8
0,80が設けられ、遊技領域の下端部には、1対の大
入賞口ランプユニット81,81が設けられている。そ
して、前記サイドランプユニット80,80に、本発明
が適用されている。
【0038】サイドランプユニット80は、図5の分解
斜視図に示すように、複数の部品を組み付けてなる。同
図において符合82は、固定基部であって、光を透過し
ない着色合成樹脂にて構成され、遊技盤11上に敷設し
てネジ止めされる。この固定基部82には、前記ガイド
レール12に沿って延びた長孔状の光窓89が貫通形成
されている。また、固定基部82のうち下方側の幅広部
82Wには、略円形の光窓90が貫通形成されると共
に、その光窓90の上方に連続して略矩形の通過口91
が貫通形成されている。さらに、光窓90が形成された
部分の周りには、後述する第1透光部材86を嵌め込む
ための陥没部92が形成されている。
【0039】図6に示すように、固定基部82の裏側に
は、光窓89の長手方向の両端部から支柱82Hが突出
しており、それら支柱82Hの先端に基板84がネジ止
めされている。基板84は、前記ガイドレール12に沿
って延び、かつ、下端側に幅広部84Wを備えた構造を
なす。そして、基板84は、長手方向の両端部に前記支
柱82Hを突き当てて固定されている。
【0040】基板84には、長手方向の全体に亘って、
本発明の発光手段に相当する複数のLED83A群が1
列に配置されており、これらLED83A群は、固定基
部82に形成した前記長孔状の光窓89に臨んでいる。
また、基板84の幅広部84Wには、1つのLED83
Bが配置されており、このLED83Bは、図6に示す
ように、固定基部82に形成した前記略円形の光窓90
内に突入し、前記陥没部92全体に亘って光を照射する
構成になっている。
【0041】固定基部82の表側には、複数の透光部材
85〜87がネジ止めされている。これら透光部材のう
ち図5において符合86で示した第1透光部材は、光透
過性合成樹脂で構成され、全体が所定の色(例えば、赤
色)をなしている。また、第1透光部材86には、前記
陥没部92に嵌合される平板部93が備えられ、その平
板部93の縁部には、図6に示すように、陥没部92の
奥面に向かって突条95が突出している。これにより、
平板部93が、陥没部92の奥面から浮き上がった状態
に組み付けられ、LED83Bからの光が、平板部93
全体に亘って照射される。また、平板部93のうち陥没
部92との対向面93Tには、図示しない複数の突部が
形成され、これにより、LED83Bからの光が、第1
透光部材86を透光して種々の方向に拡散される。
【0042】図5に示すように、第1透光部材86のう
ち平板部93の上端部からは、入賞口構成部94が前方
に膨出している。この入賞口構成部94は、上方に開口
した樋状をなしている。また、入賞口構成部94のうち
ガイドレール12側の側面からは、ガイドレール12と
反対側の斜め下方に向けて、案内壁96が延びている。
これにより、入賞口構成部94の下側に進入した遊技球
が、案内壁96に当接して、流下速度が落とされる。ま
た、図6に示すように、入賞口構成部94の上面の開口
には、遊技球を検出するための前記入賞球検出スイッチ
SW5が組み付けられている。さらに、その入賞球検出
スイッチSW5の前面には、光を透過しない樹脂で構成
された星形の装飾部材88が取り付けられている。
【0043】一方、上記した第1透光部材86の前側に
重ねて取り付けられた第2透光部材87は、第1透光部
材86と異なる色(例えば、オレンジ色)の光透過性合
成樹脂で構成されている。この第2透光部材87は、図
5に示すように、平板状をなすと共に、第1透光部材8
6に向けて複数の脚部87Kを突出して備える。また、
第2透光部材87には、図4に示すように、複数の突条
98が横並びに配され、これにより、第1透光部材86
を透光した光が、さらに種々の方向に拡散する。
【0044】第2透光部材87は、図6に示すように、
第1透光部材86の平板部93との間に空間96Sを開
けた状態に取り付けられている。そして、図4に示すよ
うに、この空間96Sに遊技球が位置したときには、第
1透光部材86から第2透光部材87に向かう光が、遊
技球の球面に当たって反射方向が変化するため、光の透
過具合が変化する。
【0045】より詳細には、遊技球が空間96Sに入っ
たときには、第1透光部材86に形成した案内壁96に
よって、遊技球の流下速度が落とされる。そして、第1
透光部材86で種々の方向に拡散又は集光された光が、
遊技球の球面で反射して向きを変えられ、さらに、第2
透光部材87で種々の方向に拡散又は集光される。つま
り、遊技球が空間96Sに入ると、第1透光部材86、
遊技球の球面、第2透光部材87により、3段階の光の
向きの変更が行われ、重厚な光模様が生成されて、遊技
者を楽しませることができる。しかも、第1透光部材8
6は、所定色(例えば、赤色)をなし、第2透光部材8
7は、前記所定色とは異なる色(例えば、オレンジ色)
をなすから、両透光部材86,87を透過した光は、こ
れら異なる色を合成した別の色になり、趣向性の高い視
覚演出を行うことができる。
【0046】さて、図5において符合85は、本発明を
適用した透光部材であって、例えば、赤色の光透過性合
成樹脂で構成され、前記ガイドレール12に沿って延び
た細長い形状なしている。透光部材85は、長手方向の
上側のほぼ半分が、固定基部82から突出した袋構造部
105をなし、長手方向の下側のほぼ半分が、帯状に延
びた板構造部106をなす。前記袋構造部105は、内
部に空間を有し、固定基部82側に開口を備えた構造を
なす。
【0047】前記袋構造部105と板構造部106とに
は、互いに異なる凹凸構造部が設けられている。より具
体的には、図9に示すように、袋構造部105のうち固
定基部82との対向面には、例えば、複数の異形突部1
07が形成されている。これに対し、板構造部106の
外面には、例えば、複数の突条108が横並びに形成さ
れて、板構造部106の外面全体が波形構造をなしてい
る。これらにより、袋構造部105及び板構造部106
を、透過した光は、互いに異なる光模様になり、装飾効
果が高められる。
【0048】透光部材85は、固定基部82にねじ止め
されて、光窓89を閉塞し、これにより、固定基部82
の一部が、固定基部82の光窓89を介して、基板84
を覆っている。図7及び図8には、透光部材85及び基
板84を、固定基部82(図示せず)に組み付けたとき
の配置で示してあり、透光部材85は、図における上下
方向で、基板84より長く延びている。そして、透光部
材85の上端部は、本発明に係る透光延設部112を構
成し、基板84より外方(図8における上側の外方)に
張り出し、かつ、外面に、本発明に係る「所定の模様」
としての星形のマーク110を備える。また、固定基部
82のうち基板84を覆った部分は、本発明に係る主透
光部111を構成し、本実施形態では、前記透光延設部
112と主透光部111とが一体に形成されている。
【0049】前記マーク110は、例えば、透光延設部
112の外面より突出した星形形状の隆起面に、金色の
塗料を付してなる。この塗料は、例えば、光を通さない
非透光性でかつ受けた光を反射する光沢性を有してい
る。
【0050】なお、本発明に係る「所定の模様」は、前
記マーク110の如く塗装処理したもの以外に、印刷処
理や、メッキ処理や、シールの貼付処理で形成してもよ
い。また、「所定の模様」は、透光延設部112の一部
に凹凸を設けたことだけの構成や、透光延設部112の
表面にレーザ光線を照射して印字処理したものであって
もよい。さらに、シールの貼付処理にて「所定の模様」
を形成した場合には、シールの種類を複数設けること
で、容易に模様の変更を行うことができる。
【0051】また、本実施形態の透光延設部112は、
本発明に係る「所定の模様」として、星形のマーク11
0を施した構成であるが、「所定の模様」には、マーク
を含む図柄以外に、文字、記号等であってもよい。さら
に、「所定の模様」は、遊技に関連したものであること
が好ましい。例えば、液晶表示装置13に、キャラクタ
ーとして「猿」が表示されるパチンコ遊技機において
は、図11に示すように、「猿」の顔を表したキャラク
ター110Cを、透光延設部112に施した構成として
もよい。また、キャラクター110Cは、例えば、猿の
頭部に非透過性の塗料を付し、それ以外の部分に透過性
の塗料で付した構成にしてもよい。このように、所定の
模様を、遊技に関わるキャラクター110Cにすれば、
遊技とは関係ない模様を施した場合に比べて、視覚的趣
向性の更なる向上が図られる。
【0052】ところで、本実施形態では、本発明の「遊
技関係部位」に相当する一般入賞口20は、サイドラン
プユニット80の一部に形成されており、このサイドラ
ンプユニット80に、主透光部111と透光延設部11
2とが、一体に形成された構造をなす。これにより、遊
技関係部位としての一般入賞口20は、遊技球を受け入
れるという本来の役割に加え、後に詳説するような視覚
演出効果も奏することができる。また、一般入賞口20
は、パチンコ遊技の基本となる「賞球の払い出しを伴う
入賞」に関係する部位なので、本発明に係る「遊技関係
部位」に相当するが、本実施形態の変形例として、前記
一般入賞口20以外の入賞口、即ち、一般入賞口21、
始動入賞口14、大入賞口15等に本発明を適用しても
よい。さらに、入賞口以外に、本発明に係る「遊技関係
部位」には、遊技球の流下経路を変更する部位(例え
ば、前記ランプ風車17等、図15参照)や、他の部位
を始動させるトリガとなる部位(例えば、前記始動ゲー
ト18)も含まれる。また、例えば、遊技盤における遊
技領域外に設けたランプ100(図1参照)や、パチン
コ遊技機の前面枠の縁部に備えたランプ101(図1参
照)のように遊技の演出に係る部位も、本発明に係る
「遊技関係部位」に含まれる。
【0053】図10には、本実施形態のパチンコ遊技機
の電気的な構成が示されている。同図において、50は
主制御回路であって、CPU51A、RAM51B及び
ROM51Cを合わせてパッケージしたワンチップマイ
コン51を主要部として備える。そして、ワンチップマ
イコン51が、定期パルス回路53から受けた周期的な
割り込みパルスをトリガにして、前記ROM51Cに記
憶した種々のプログラムをランし、前記した各LEDを
始め、所定の部位(例えば、液晶表示装置13、ソレノ
イド14S等)を駆動制御する。
【0054】次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の
作用・効果を説明する。本実施形態のパチンコ遊技機
は、遊技を開始する前の状態では、サイドランプユニッ
ト80、大入賞口ランプユニット81等に備えた各LE
Dが、消灯している。
【0055】操作ノブ28を操作して遊技を開始する
と、遊技球が、連続的に遊技盤11の遊技領域における
上方部分に弾き出されて、障害釘43、ランプ風車1
7,風車19等に当たって向きを変えられ、ランダムな
経路を通って遊技領域の下方に向かう。
【0056】さて、遊技盤11を流下した遊技球が始動
入賞口14に入賞すると、液晶表示装置13に表示され
た各特別図柄13A,13B,13C(図2参照)が、
所定時間に亘ってスクロール表示された後で、順次に停
止表示される。このとき、遊技球が始動入賞口14に入
賞したことを条件にして、例えば、下側のサイドランプ
ユニット81が点灯又は点滅する。
【0057】次いで、各特別図柄13A,13B,13
Cが順次に停止表示される過程において、先に停止表示
された2つの特別図柄13A,13Bが同じ図柄をなし
たリーチ状態になると、上側のサイドランプユニット8
0が点灯又は点滅し、演出が華やかになる。
【0058】詳細には、上側のサイドランプユニット8
0に備えたLED83A群は、例えば、上から下へと順
次に点灯し、これにより、このサイドランプユニット8
0の備えた透光部材85の長手方向に沿って光が走るよ
うな演出が行われる。
【0059】ここで、サイドランプユニット80に備え
た透光部材85のうち、基板84の外方に張り出した透
光延設部112は、基板84を覆った主透光部111に
比べて、発光手段としてのLED83Aからの受光量が
少ないが、透光延設部112に、所定の模様を施すこと
で装飾性を高めてあるから、受光量の差による装飾性へ
の影響を抑えることができる。
【0060】ここで、マーク110は、光を通さない非
透過性の塗料で形成されているから、透光部材85の外
面だけを見ている遊技者には、透光延設部112の透光
量が少ない理由は、非透過性の塗料が光を遮っているか
らであると認識させることができ、あたかも、透光延設
部112の奥側にLEDが有るように錯覚させることが
できる。
【0061】さらには、本実施形態では、透光部材85
は、袋構造部105と板構造部106とからなり、LE
D83Aからの光が、袋構造部105内で拡散されて、
板構造部106とは異なる装飾効果を奏する。従って、
遊技者には、透光部材85によって覆われた発光手段の
構成(LEDの配置)が、袋構造部105と板構造部1
06とを境にして異なっていると想像させることができ
る。これにより、袋構造部105の一部をなす透光延設
部112の透光量が少ないことが、見つかり難くなる。
即ち、基板84の端部が、袋構造部105の途中部分に
位置しているとは、容易に想像されない。しかも、袋構
造部105には、複数の異形突部107が設けられる一
方、板構造部106には、複数の突条108が設けられ
て、これら異形突部107と板構造部106によって生
成される光模様が異なるから、遊技者は、これら光模様
の相違に注意が喚起され、透光延設部112の透光量が
少ないことに、注意を向けないようにすることができ
る。
【0062】これらにより、本実施形態のサイドランプ
ユニット80では、透光部材85より基板84を小さく
して、LED83Aの数を減らしても、重厚な光演出を
行うことができ、製造コストの削減と、電光装飾の趣向
性を確保の両方を達成することが可能になる。しかも、
主透光部111と透光延設部112とを一体形成したか
ら、これらを別々に形成した場合に比べて、生産性を高
めることができる。また、透光部材85の形状のバリエ
ーションを増やし、それら複数種の透光部材85に取り
付けられる基板84の共通化を図れば、製造コストを更
に削減することが可能になる。
【0063】<第2実施形態>本実施形態は、前記第1
実施形態のサイドランプユニット80のうち透光部材8
5及び基板84の構成が異なり、これら両部品以外は、
基本的に第1実施形態と同じ部品からなる。以下、図1
2〜図14を参照しつつ、第1実施形態と異なる構成に
関してのみ説明を行い、共通した構成に関しては、同一
符合を付して重複説明を省略する。
【0064】本実施形態の透光部材130は、第1実施
形態と同様に、袋構造部105と板構造部106とを備
えてなり、図14に示すように、板構造部106の内面
には、その長手方向を斜めに横切る複数の内面突条12
6が、横並びにして形成されている。また、板構造部1
06の外面には、長手方向に沿って延びた複数の外面突
条127が横並びして形成されている。
【0065】一方、袋構造部105内の奥面は、きめ細
かな凹凸構造をなしている。詳細には、袋構造部105
内の奥面は、図14において、左下方から右上方に向け
て並行して延びた複数の第1稜線121と、右下方から
左上方に向けて並行して延びた複数の第2稜線122と
で、複数の升目に仕切られ、各升目内を陥没させて複数
の凹部125が形成されている。凹部125の内面は、
その開口側の4つの辺をそれぞれ底辺とした4つの三角
形を接合してなり、凹部125の奥側が先細りになって
いる。これにより、袋構造部105の奥面に照射された
光は、細かく拡散されて透過し、重厚な光模様が生成さ
れる。また、袋構造部105の内側面には、前記奥面に
直交する方向に延びた複数の周壁突条(図示せず)が横
並びに形成されている。なお、本実施形態の袋構造部1
05の外面には、前記第1実施形態のマーク110に相
当する所定の模様は設けられていない。
【0066】ところで、本実施形態の基板131は、図
12及び図13に示すように、透光部材130のうち板
構造部106によって覆われており、袋構造部105
は、基板131の外方に張り出している(図12参
照)。即ち、本実施形態では、基板131のうち袋構造
部105は、本願の請求項8の発明における透光延設部
に相当し、板構造部106が主透光部に相当する。
【0067】本実施形態の作用効果を説明すると以下の
ようである。パチンコ遊技が実施されて、サイドランプ
ユニットが駆動されると、基板131に実装されたLE
D83Aが点灯する。ここで、透光部材130のうち板
構造部106は、LED83Aを覆っているから、強い
強度の光を受け、その光が板構造部106に設けた内面
突条126及び外面突条127で拡散又は集光して、趣
向性が高くかつ光強度が大きな光模様が生成される。
【0068】一方、袋構造部105は、基板131より
外方に張り出しているから、LED83Aから受ける光
量は小さくなるが、袋構造部105内の奥面が、板構造
部106よりきめ細かな凹凸構造をなすから、板構造部
106とは、趣が異なった重厚な光模様が生成される。
また、袋構造部105の内側面を通過した光は、周壁突
条(図示せず)によって拡散されて、シンプルな光模様
になる。即ち、本実施形態によれば、袋構造部105と
板構造部106とが、互いに異なる態様で光を拡散又は
集光させるから、光模様のバリエーションに富んだ装飾
を行うことができ、袋構造部105を透過する光量が、
板構造部106に比べて少ないことを補うことができ
る。これにより、電光装飾の趣向性を確保した状態で、
基板を透光部材より小さくして、発光手段(LED83
A)の数を減らし、製造コストを抑えることができる。
【0069】なお、上記実施形態では、袋構造部105
と板構造部106とが、互いに異なる態様で光を拡散又
は集光させる構成であったが、例えば、袋構造部105
と板構造部106との色を異ならせた構成にしてもよ
い。このような構成にしても、袋構造部105と板構造
部106とが、互いに異なる色彩をなして、光模様のバ
リエーションに富んだ装飾を行うことができ、袋構造部
105を透過する光量が、板構造部106に比べて少な
いことを補うことができる。
【0070】より具体的には、基板131を覆う板構造
部106側を濃い色にし、基板131より張り出した袋
構造部105側を淡い色にした構成でもよい。このよう
にすれば、淡い色の袋構造部105側の受光量が小さく
ても、袋構造部105は板構造部106より光を透過し
易くなるから、袋構造部105と板構造部106との透
光量の均一化を図ることができる。また、それとは逆
に、基板131を覆う板構造部106側を淡い色にし、
基板131より張り出した袋構造部105側を濃い色に
した構成としてもよい。このようにすれば、遊技者に
は、袋構造部105の透光量が少ない理由は、袋構造部
105が濃い色であるからと認識させることができ、発
光手段の数を減らしたことを悟らせずに済む。
【0071】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0072】(1)前記第1及び第2の実施形態におい
ては、パチンコ遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例
示したが、本発明はこれに限られず、遊技機であれば、
スロットマシン等に適用してもよい。
【0073】(2)前記第1実施形態では、所定の模様
としてのマーク110は、透光部材85のうち基板84
より外方に張り出した透光延設部112に形成されてい
たが、所定の模様は、透光部材85のうち基板84を覆
った部分と基板84より外方に張り出した部分とに連続
した構成にしてもよい。
【0074】(3)前記第1及び第2の実施形態の透光
部材85,130は、複数の凹凸部分を備えた構造であ
ったが、例えば、1つの湾曲面を有した凸レンズ構造や
凹レンズ構造としてもよい。
【0075】(4)また、主透光部と透光延設部とで、
異なる態様で光を拡散又は集光させる構成としては、例
えば、主透光部と透光延設部の光の透光率を異なせた構
成にしてもよい。より具体的には、主透光部と透光延設
部の厚さを異ならせたり、主透光部と透光延設部の何れ
か一方の内部に、非透光性の添加物を散在させたりする
ことによって、光の透光率を異ならせた構成にしてもよ
い。
【0076】(5)前記第1及び第2の実施形態の透光
部材85,130は、透過性合成樹脂で構成されていた
が、透光部材を、硝子等で構成してもよい。
【0077】(6)また、発光手段としては、LEDに
限られるものではなく、例えば、エレクトロミネッセン
ス(EL)等であってもよい。
【0078】(7)図15に示すように、「遊技関係部
位」としてのランプ風車140に、本発明を適用しても
よい。これを同図に基づいて説明すると、ランプ風車1
40のうち遊技盤11に固定したベース部141は、光
透過性の部材で構成され、かつ、遊技盤11に形成した
貫通孔144を介して、LED143(発光手段)を備
えた基板145と対向している。そして、このベース部
141には、基板145より外方に張り出した透光延設
部142が形成され、その透光延設部142には、所定
の模様146が施されている。このような構成にして
も、前記第1実施形態と同様に、電光装飾の趣向性を確
保した状態で、透光部材としてのベース部141より基
板145を小さくして、発光手段(LED143)の数
を減らすことが可能になり、製造コストを抑えることが
できる。
【0079】(8)前記第1実施形態の透光延設部11
2は、基板84より上側の外方に張り出した構成であっ
たが、透光延設部は、基板に対して左右又は下側の外方
に張り出した構成であってもよい。また、透光延設部
は、必ずしも基板と平行でなくてもよく、透光延設部が
基板より斜め外方に張り出した構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機の
正面図
【図2】その遊技盤の正面図
【図3】その遊技盤の背面図
【図4】サイドランプユニットの斜視図
【図5】サイドランプユニットの分解斜視図
【図6】サイドランプユニットの側断面図
【図7】サイドランプユニットの透光部材と基板の側面
【図8】それら透光部材と基板の平面図
【図9】透光部材の部分斜視図
【図10】パチンコ遊技機の電気的な構成を示したブロ
ック図
【図11】変形例としての透光部材と基板の平面図
【図12】第2実施形態のサイドランプユニットの透光
部材と基板の側面図
【図13】その透光部材と基板の平面図
【図14】透光部材の部分斜視図
【図15】ランプ風車及び遊技盤を示した側断面図
【符号の説明】
20…一般入賞口(遊技関係部位) 80…サイドランプユニット 84,131,145…基板 85,130…透光部材 110…マーク 110C…キャラクター 111…主透光部 112,142…透光延設部 140…ランプ風車(遊技関係部位) 141…ベース部(透光部材)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段と、前記発光手段を実装した基
    板と、前記発光手段からの光の出射方向に前記基板を覆
    い、前記発光手段からの光を透過して拡散又は集光又は
    変色させる透光部材とを備えた遊技機において、 前記透光部材は、前記基板を覆い、前記発光手段からの
    光を受ける主透光部と、前記主透光部から延設されて前
    記基板の外方に張り出すと共に、前記主透光部より少な
    い光を受け、かつ、所定の模様が施された透光延設部と
    を備えてなることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記所定の模様は、遊技に関わるキャラ
    クターであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記所定の模様に、前記発光手段からの
    光を通さない非透過部を含めたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記所定の模様は、前記透光部材に印刷
    を行うことで形成されたことを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記所定の模様は、前記透光部材に貼り
    付けたシールで構成されたことを特徴とする請求項1乃
    至3の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記透光部材は、内部に空間を有した袋
    構造部と、前記袋構造部から延びた板構造部とからな
    り、 前記主透光部と前記透光延設部との境界部分を、前記袋
    構造部の途中部分に配置したことを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 発光手段と、前記発光手段を実装した基
    板と、前記発光手段からの光の出射方向に前記基板を覆
    い、前記発光手段からの光を透過して拡散又は集光又は
    変色させる透光部材とを備えた遊技機において、 前記透光部材は、前記基板を覆い、前記発光手段からの
    光を受ける主透光部と、前記主透光部から延設されて前
    記基板の外方に張り出すと共に、前記主透光部より少な
    い光を受け、かつ、所定の模様が施された透光延設部と
    を備えてなり、 前記主透光部と前記透光延設部とは、互いに異なる色を
    有したことを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 発光手段と、前記発光手段を実装した基
    板と、前記発光手段からの光の出射方向に前記基板を覆
    い、前記発光手段からの光を透過して拡散又は集光又は
    変色させる透光部材とを備えた遊技機において、 前記透光部材は、前記基板を覆い、前記発光手段からの
    光を受ける主透光部と、前記主透光部から延設されて前
    記基板の外方に張り出すと共に、前記主透光部より少な
    い光を受け、かつ、所定の模様が施された透光延設部と
    を備えてなり、前記主透光部と前記透光延設部とは、互
    いに異なる態様で光を拡散又は集光させるように構成さ
    れたことを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】 前記主透光部と前記透光延設部とを、一
    体形成したことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに
    記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記主透光部及び前記透光延設部を、
    所定の遊技関係部位の一部に形成したことを特徴とする
    請求項1乃至9の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 遊技盤上に遊技領域を区画する区画部
    材を備え、前記透光部材は、前記遊技領域内のうち側部
    近傍に配置されたことを特徴とする請求項1乃至10の
    何れかに記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 前記透光部材のうち少なくとも前記区
    画部材側は、前記区画部材に略合致した形状であること
    を特徴とする請求項11記載の遊技機。
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