JP2003037876A - 遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ - Google Patents

遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ

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JP2003037876A JP2001226672A JP2001226672A JP2003037876A JP 2003037876 A JP2003037876 A JP 2003037876A JP 2001226672 A JP2001226672 A JP 2001226672A JP 2001226672 A JP2001226672 A JP 2001226672A JP 2003037876 A JP2003037876 A JP 2003037876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続したコンピュータからの操作のみで各種デ
ータの伝送を可能とした遠隔監視制御システムのセレク
タスイッチを提供する。 【解決手段】セレクタスイッチは、端末器として機能す
る端末機能部10と、関係データを設定する機能を有し
設定した関係データを端末機能部10を通して伝送制御
装置に転送可能とする操作表示機能部20とを備える。
操作表示機能部20は、関係データを作成するために複
数個の操作スイッチを含んだ操作部26を備え、設定さ
れた関係データはデータメモリ34に格納される。さら
に、操作表示機能部20はコンピュータを接続可能なサ
ービス用インタフェース35を備え、操作表示機能部2
0を制御する主処理部21ではサービス用インタフェー
ス35を通してコンピュータから指示される指令を受け
てコンピュータとの間でデータ通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送方
式によってデータを授受することにより遠方の負荷の制
御状態を操作することができるようにした遠隔監視制御
システムに用いるセレクタスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、負荷を遠隔制御するとともに
負荷の状態を遠隔監視することを可能とした遠隔監視制
御システムとして、図26に示すように、伝送制御装置
1に、2線式の信号線Lsを介して、スイッチSのオン
オフを監視入力とする操作端末器2と負荷としての照明
負荷Lを制御する制御端末器3とを端末器として接続
し、操作端末器2でのスイッチSの操作に応じて制御端
末器3に設けたリレーを介して照明負荷Lを制御する構
成が知られている。制御端末器3としてはリレーによっ
て照明負荷Lをオンオフさせる以外に照明負荷Lを調光
制御するための調光信号を出力する調光制御用の制御端
末器3を用いることもある。調光制御用の制御端末器3
を用いる場合には、操作端末器2にも調光制御用のもの
を用いることになる。
【0003】上述した遠隔監視制御システムでは、操作
端末器2および制御端末器3にそれぞれチャンネルが設
定されており、各操作端末器2には4回路分のスイッチ
Sを設けることができ、各制御端末器3には4回路分の
照明負荷Lを接続することが可能になっている。1チャ
ンネル内での4個のスイッチSまたは4個の照明負荷L
は負荷番号によって区別され、伝送制御装置1において
はチャンネルと負荷番号との組合せをアドレスとし、ス
イッチSと負荷Lとを対応付けるためにアドレスの対応
関係を制御テーブルとして備えている。また、対応関係
を持たせる操作端末器2と制御端末器3とには同一のチ
ャンネルが設定される。以下に説明するように、伝送制
御装置1と操作端末器2および制御端末器3との間で伝
送される伝送信号には、アドレスデータと制御データと
が含まれ、チャンネルはアドレスデータに含まれるとと
もに、負荷番号の情報は制御データに含まれるのである
が、以下では説明を簡単にするために、アドレスという
用語はチャンネルと負荷番号とを組み合わせたものと
し、スイッチSと照明負荷Lとを個別に選択できる情報
をアドレスとして扱う。また、アドレスがチャンネルを
表すときには、括弧書きでアドレス(チャンネル)とい
う形で記述する。なお、請求項におけるアドレスはチャ
ンネルと負荷番号との組合せを意味する。
【0004】基本的な動作としては、操作端末器2にス
イッチSの操作による監視入力が与えられると操作端末
器2から伝送制御装置1に監視データが伝送され、伝送
制御装置1では監視データを受け取り、伝送制御装置1
では監視入力が与えられた操作端末器2と対応付けられ
ている(つまり、同一チャンネルの)制御端末器3に対
して監視データに対応する制御データを伝送し、制御端
末器3を介して照明負荷Lを制御することになる。な
お、伝送制御装置1、操作端末器2、制御端末器3はい
ずれもマイコンを主構成としている。
【0005】以下に、遠隔監視制御システムの動作を具
体的に説明する。遠隔監視制御システムが起動される
と、伝送制御装置1は、信号線Lsに対して、図27
(a)(b)のような形式の伝送信号Vsを一定時間ご
とに繰り返して送出する。伝送信号Vsは、信号送出開
始を示すスタートパルス信号SY、信号モードを示すモ
ードデータ信号MD、操作端末器2や制御端末器3を個
別に識別するためのアドレス(チャンネル)データを伝
送するアドレス(チャンネル)データ信号AD、負荷を
制御するための制御データ(負荷番号の情報を含む)を
伝送する制御データ信号CD、伝送エラーを検出するた
めのチェックサムデータ信号CS、操作端末器2や制御
端末器3からの返送信号を受信するタイムスロットであ
る信号返送期間WTよりなる複極(±24V)の時分割
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れる。
【0006】各操作端末器2および各制御端末器3で
は、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsのアドレ
ス(チャンネル)データがそれぞれに設定されているア
ドレス(チャンネル)に一致すると、伝送信号Vsから
制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返
送期間WTに同期して監視データを電流モードの信号
(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡す
ることにより送出される信号)として返送する。ここ
に、制御端末器3における監視データは照明負荷Lの動
作状態に関するデータとして用いられる。また、制御デ
ータCDおよび監視データには負荷番号に相当する情報
が含まれる。たとえば、制御データCDであれば各負荷
番号ごとに異なるビットでオンオフの情報を伝送する。
【0007】伝送制御装置1は、常時は伝送信号Vsに
含まれるアドレス(チャンネル)データをサイクリック
に変化させて操作端末器2および制御端末器3を順次ア
クセスする常時ポーリングを行う常時ポーリング手段を
備える。常時ポーリングの際には、伝送信号Vsに含ま
れるアドレス(チャンネル)データが一致した操作端末
器2または制御端末器3では、伝送信号Vsに含まれる
制御データを取り込むことになる。一方、伝送制御装置
1には、いずれかの操作端末器2から発生した図27
(c)のような割込信号Viを受信したときに割込信号
を発生した操作端末器2を検出した後、その操作端末器
2にアクセスして監視データを返送させる割込ポーリン
グ手段も設けられている。
【0008】すなわち、伝送制御装置1では、図28に
示すように、常時は常時ポーリング手段により常時ポー
リングを行っている。常時ポーリングでは、アドレス
(チャンネル)データをサイクリックに変更した伝送信
号Vsを信号線Lsに送出しており、伝送制御装置1か
ら制御端末器3をアクセスして照明負荷Lの状態監視を
行ったときに返送される状態返信の監視データを受け取
ると、制御端末器3に対応する操作端末器2に状態表示
の制御データCDを伝送してスイッチSに付設した表示
灯(図示せず)を点灯させる。このようにして、各スイ
ッチSでは照明負荷の最新の動作状態に応じた表示が可
能になる。
【0009】一方、常時ポーリングの間に、操作端末器
2から発生した割込信号Viを伝送信号Vsのスタート
パルス信号SYに同期して検出すると、割込ポーリング
手段によって伝送制御装置1からモードデータ信号MD
を割込ポーリングモードとした伝送信号Vsを送出す
る。割込信号Viを発生した操作端末器2は、割込ポー
リングモードの伝送信号Vsのアドレス(チャンネル)
データの上位ビットが一致していると、その伝送信号V
sの信号返送期間WTに同期して操作端末器2に設定さ
れているアドレス(チャンネル)データの下位ビットを
返信データとして返送する。このようにして伝送制御装
置1では割込信号Viを発生した操作端末器2のアドレ
ス(チャンネル)を獲得する。また、伝送制御装置1に
おける割込ポーリング手段では、割込信号Viを発生し
た操作端末器2から下位アドレス(チャンネル)が返送
されなければ、上位アドレス(チャンネル)を変更して
割込ポーリングモードの伝送信号Vsを再送する。
【0010】上述のようにして、割込信号Viを発生し
た操作端末器2のアドレス(チャンネル)および監視デ
ータを伝送制御装置1が獲得すると、伝送制御装置1で
は操作端末器2に対して監視データの返送を要求する伝
送信号Vsを送出し、操作端末器2は監視入力の内容に
応じた監視データを伝送制御装置1に返送する。監視デ
ータを受け取った伝送制御装置1は、伝送制御装置1内
の制御テーブル(図示せず)に設定されているアドレス
(チャンネル)の対応関係によって操作端末器2にあら
かじめ対応付けられている制御端末器3に対する制御デ
ータを生成し、この制御データを含む伝送信号Vsを信
号線Lsに送出して制御端末器3を通して照明負荷Lを
制御する。
【0011】ここに、現状の製品ではチャンネルは64
チャンネルであって、各操作端末器2および制御端末器
3では4回路ずつのスイッチSおよび照明負荷Lが接続
可能えあるから、合計256回路のスイッチSおよび照
明負荷Lを設けることができる。
【0012】ところで、この種の遠隔監視制御システム
では、スイッチSと照明負荷Lとを一対一に対応させる
個別制御と、1つのスイッチSに複数の照明負荷Lを対
応付けて1つのスイッチSの操作で複数の照明負荷Lを
一括して制御する一括制御との制御が可能である。ま
た、制御端末器3が照明負荷Lを調光制御できるように
構成されている場合には、スイッチSの操作によって照
明負荷Lを調光制御することが可能になっている。一括
制御については、複数の照明負荷Lを同じ状態に制御す
るグループ制御と、複数の照明負荷Lを各別にあらかじ
め設定した制御状態にするパターン制御とが可能であ
る。このように、各スイッチSは、個別制御、グループ
制御、パターン制御、調光制御のいずれかの制御方法で
照明負荷Lを制御することになる。操作端末器2と制御
端末器3とについてアドレスの対応関係は、個別制御で
は一対一対応になり、グループ制御やパターン制御では
一対多対応になる。また、調光制御は個別制御の場合と
一括制御の場合とがある。
【0013】伝送制御装置1の制御テーブルは、EEP
ROMのような書換可能かつ不揮発性であるメモリによ
り構成されている。制御テーブルには、監視入力と照明
負荷Lとを対応付けるための関係データが格納されてお
り、グループ制御やパターン制御のような一括制御に関
する関係データは、関係名としてのグループ番号あるい
はパターン番号と、制御対象である複数の照明負荷Lと
の対応関係として設定される。つまり、監視入力に対応
するアドレスが関係名になり、一括制御の制御対象とな
る複数の照明負荷Lに対応するアドレスが関係名に対応
付けられるのである。ここに、グループ制御のための各
関係名(グループ番号)はG1,G2,……という形で
付与され、パターン制御のための関係名(パターン番
号)はP1,P2,……という形で付与される。したが
って、一括制御の際にはこのような関係名をスイッチS
に対応するアドレスに用いることによって、複数の照明
負荷Lを一括して制御することが可能になる。
【0014】ところで、通常の制御では1個のスイッチ
Sを1個の照明負荷Lに対応付けているものであるか
ら、複数個の照明負荷Lの制御状態を1箇所で集中的に
制御しようとすれば、複数台の操作端末器2を1箇所に
配置しなければならず、操作端末器2の設置スペースが
大きくなるという問題が生じる。たとえば、オフィス照
明では、多数の照明負荷を複数の区画にわけて配置して
いるのが普通であって、区画ごとに照明負荷の点灯・消
灯を制御するのが普通であるから、広いオフィス空間で
は多数台の操作端末器2が必要になる。
【0015】また、多数の照明負荷が配置されていると
きに、昼間は窓際に配置された照明負荷を消灯させると
いうような定型的な点灯パターンで複数の照明負荷を一
括して制御したい場合がある。このような制御を可能に
するには、1個のスイッチSに複数の照明負荷Lを対応
付ける作業が必要になる。この種の作業は、通常は一括
制御される照明負荷Lを各照明負荷Lに対応する複数の
スイッチSで選択し、このようにして選択された照明負
荷Lを1つのスイッチSに対応付けるという作業にな
る。したがって、一括して制御しようとする照明負荷L
に対応するスイッチSが離れて配置されていると、照明
負荷Lの選択作業が面倒になる。
【0016】上述のような設置スペースの問題や一括制
御の要求を満たすために、この種の遠隔監視制御システ
ムではセレクタスイッチと称する装置が提案されてい
る。セレクタスイッチはそれぞれ異なるアドレスを設定
可能な多数個のスイッチSを備え、1台で複数台の操作
端末器として機能させることが可能になっている。ま
た、各スイッチSには照明負荷Lの動作状態を表示する
表示灯が対応付けられており、照明負荷Lの動作状態も
セレクタスイッチによって知ることが可能になってい
る。
【0017】上述のように、セレクタスイッチは多数個
のスイッチSを備えているから、一括制御のための関係
データの設定も可能としてあり、セレクタスイッチに設
けたスイッチSによって決めた負荷の状態を適宜のグル
ープ番号ないしパターン番号に対応付ければ関係データ
を作成することが可能になっている。このようにして作
成した関係データは伝送制御装置1に転送されることに
よって、伝送制御装置1に制御テーブルを設定すること
ができる。
【0018】このように、セレクタスイッチを用いるこ
とによって、多数個のスイッチの操作を1箇所で行うこ
とが可能であるとともに、照明負荷Lの動作状態を集中
監視することが可能になり、しかも関係データの作成が
容易になるのである。作成された関係データの内容を確
認する手段としてはプリンタ出力用のポートを備えてお
り、プリンタを接続して所要の操作を行えばセレクタス
イッチに登録されている関係データを印刷することが可
能になっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来か
ら提供されているセレクタスイッチでは、設定した関係
データの内容を確認するにはプリンタを接続して紙に印
刷するか、あるいは照明負荷Lを実際に動作させるしか
方法がなく、関係データの編集や蓄積のためにコンピュ
ータ(主としてパーソナルコンピュータ)を利用するこ
とができないものである。すなわち、セレクタスイッチ
とコンピュータとを接続して、コンピュータとの間でデ
ータ通信を行えば、関係データをコンピュータに読み込
むとともに蓄積しておき関係データの破損時にセレクタ
スイッチに書き出すように利用したり、関係データをコ
ンピュータに読み込むとともに負荷制御のシミュレーシ
ョンをコンピュータ上で行うことにより負荷動作の問題
解析に利用したりすることができない。
【0020】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、コンピュータとの間でデータ通信を
可能とし、しかもデータ通信をコンピュータからの指令
で行うことによりコンピュータを操作するだけで手間を
かけることなくデータ通信を可能とした遠隔監視制御シ
ステムのセレクタスイッチを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれアドレスを備える複数台の端末器が信号線に接続さ
れるとともに、信号線に接続された伝送制御装置と前記
各端末器との間で時分割多重伝送方式により伝送信号が
授受され、伝送制御装置においてアドレスの対応関係を
設定した関係データを用いていずれかの端末器に設けた
スイッチの操作に呼応して他の端末器に接続した負荷を
制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1個のスイ
ッチの操作により複数個の負荷を一斉に制御する一括制
御の関係データを作成するセレクタスイッチであって、
前記信号線に接続され端末器として機能する端末機能部
と、前記関係データを設定する機能を有し設定した関係
データを端末機能部を通して伝送制御装置に転送可能と
する操作表示機能部と、端末機能部と操作表示機能部と
の間でデータを受け渡しするデュアルポートRAMとを
備え、操作表示機能部には、負荷に個別に対応付けられ
ている複数個の操作スイッチと、一括制御の対象となる
負荷の範囲を操作スイッチで指定することによって関係
データを設定する主処理部と、主処理部で設定した関係
データを格納するテーブル記憶部と、外部のコンピュー
タとの間で受信と送信との少なくとも一方のデータ通信
が可能なサービス用インタフェースとを備え、前記主処
理部ではサービス用インタフェースを通して前記コンピ
ュータから指示される指令を受けて前記コンピュータと
の間でデータ通信を行うことを特徴とする。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記サービス用インタフェースでは前記コンピュー
タからの指令によりコンピュータからのデータを受信す
る状態に移行することを特徴とする。
【0023】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記サービス用インタフェースでは前記コンピュー
タからの指令によりコンピュータにデータを送信する状
態に移行することを特徴とする。
【0024】請求項4の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記端末機能部を
通して得られた前記負荷の動作状態を、前記コンピュー
タからの指令によりサービス用インタフェースを通して
コンピュータに出力可能であることを特徴とする。
【0025】請求項5の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記テーブル記憶
部に格納された関係データを、前記コンピュータからの
指令によりサービス用インタフェースを通してコンピュ
ータに出力可能であることを特徴とする。
【0026】請求項6の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記デュアルポー
トRAMの内容を、前記コンピュータからの指令により
サービス用インタフェースを通してコンピュータに出力
可能であることを特徴とする。
【0027】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記操作表示機能部が電源投入時に
内部回路の異常の有無を診断する自己診断機能を備える
ことを特徴とする。
【0028】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記操作表示機能部がパスワードを
設定するパスワード設定機能と、電源投入時にパスワー
ドの入力を促しパスワードが不一致であると操作を受け
付けないようにするパスワード確認機能とを備えること
を特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】本実施形態のセレクタスイッチ
は、図2および図3に示すように、盤に取付可能な取付
枠51に筐体50が取り付けられている。筐体50の前
面には、セレクタスイッチ部50aが設けられ、さらに
セレクタスイッチ部50aの右方には設定スイッチ部5
0bが設けられる。
【0030】セレクタスイッチ部50aには、液晶表示
器からなるセレクタ表示器52が表示部として縦横4個
ずつで合計16個配列され、各セレクタ表示器52の近
傍にはセレクタ表示器52の下縁に沿ってそれぞれ4個
ずつの操作スイッチKeが操作部として配列される。ま
た、セレクタスイッチ部50aの右下部には上下2個の
ページ送りスイッチKa,Kbが操作部として配置され
る。
【0031】操作スイッチKeは操作端末器2における
スイッチSに対応しており、個別制御、グループ制御、
パターン制御のいずれかのスイッチSと等価に機能す
る。操作スイッチKeを個別制御のスイッチSとして機
能させるときには、各セレクタ表示器52は1チャンネ
ルに対応し、各セレクタ表示器52に対応する各操作ス
イッチKeがそれぞれ負荷番号に対応する。つまり、操
作スイッチKeを個別制御のスイッチSとして用いると
きには、各操作スイッチKeにはアドレスが固定的に割
り付けられる。操作スイッチKeは(16×4)個設け
られているが、本実施形態におけるセレクタスイッチは
256回路の負荷に対応可能であって、(64×4)個
分のスイッチSとして用いなければならないから、ペー
ジ送りスイッチKa,Kbの操作によって1つの操作ス
イッチKeに対応するアドレスを4個選択することが可
能になっている。つまり、セレクタ表示器52にはペー
ジ送りスイッチKa,Kbにより選択されたチャンネル
が表示され、各セレクタ表示器52に対応する4個の操
作スイッチKeにはそれぞれ負荷番号が対応する。い
ま、アドレスを(チャンネル−負荷番号)の形で表す
と、たとえば最上列の左端の操作スイッチKeは、ペー
ジ送りスイッチKa,Kbを操作することによって、
(0−1)(16−1)(32−1)(48−1)の4
個のアドレスのいずれかに選択的に対応付けられる。グ
ループ制御やパターン制御の際も同様であって、各セレ
クタ表示器52にパターン番号あるいはグループ番号が
表示され、各操作スイッチKeにパターン番号あるいは
グループ番号が対応付けられる。また、各セレクタ表示
器52には各操作スイッチKeに対応する部位に、操作
スイッチKeに対応付けられた照明負荷Lのオンオフを
表示する表示領域も設けられる。
【0032】一方、設定スイッチ部50bには、液晶表
示器からなるメイン表示器53が表示部として配置さ
れ、メイン表示器53の右方には上から順にモードキー
K11、戻りキーK12、2個のカーソルキーK13,
K14、実行キーK15の5個の操作部が配列され、メ
イン表示器53の下方には左から順に個別選択キーK2
1、調光選択キーK22、パターン選択キーK23、グ
ループ選択キーK24の4個の操作部が配列され、その
下方には12個の操作部を備えたテンキー部Kdが配列
される。
【0033】本実施形態では各操作部としてメンブレン
スイッチを用いている。メンブレンスイッチは、2枚の
合成樹脂シートを対向させるとともに、一方の合成樹脂
シートにおいて各操作部となる部位をそれぞれ膨出さ
せ、膨出している部位における両合成樹脂シートの対向
面に電極を設けたスイッチである。しかして、各操作部
を押操作すれば電極が接触し、各操作部から押力を除去
すれば膨出部の復帰力によって電極が離れるものであ
る。
【0034】ところで、上述したセレクタスイッチの内
部回路は図1に示す構成を有する。すなわち、主として
信号線Lsを通して伝送制御装置1との間で伝送信号V
sを授受する機能を有した端末機能部10と、上述した
操作部からの操作入力を受けるとともに上述した表示部
の表示内容を制御する表示操作機能部20と、端末機能
部10と表示操作機能部20との間でデータを授受する
ためのデュアルポートRAM30とを備える。また、セ
レクタスイッチの電源は、筐体50の後面に設けた電源
端子Tpに接続される商用電源(AC100V)から供
給されており、商用電源はトランスTにより降圧(たと
えば、AC7V)された後、電源回路40によって直流
の定電圧(たとえば、DC5V)に変換されて内部回路
に供給される。
【0035】端末機能部10はマイクロプロセッサを内
蔵した専用の集積回路よりなる伝送処理部11を備え、
伝送処理部11は筐体50の後面に設けられて信号線L
sに接続される信号端子Tsとの間に送受信回路12を
備える。伝送処理部11は表示操作機能部20によって
デュアルポートRAM30に設定された機能データおよ
びアドレス(チャンネル)データを用いて伝送制御装置
1との間で伝送信号Vsを授受する。機能データは、個
別制御、調光制御、パターン制御、グループ制御の4種
類の制御方法を区別するデータである。さらに、デュア
ルポートRAM30に格納される機能データには、操作
後に一定時間だけ照明負荷Lを点灯させたり、操作後に
一定時間だけ遅延して照明負荷Lを消灯させたりするよ
うなタイマ動作についてのデータも含めることができ
る。また、アドレス(チャンネル)データは伝送制御装
置1との間で伝送信号Vsを授受する際のセレクタスイ
ッチのアドレスとして用いられる。つまり、セレクタス
イッチでは、表示操作機能部20から与えられる機能デ
ータおよびアドレス(チャンネル)データに基づいて各
種の操作端末器2に相当する動作が可能になっており、
デュアルポートRAM30は端末機能部10から見てア
ドレス設定部として機能することになる。端末機能部1
0の上述の動作はフラッシュメモリからなるプログラム
メモリ13に格納されたプログラムに従う。伝送処理部
11を動作させるクロック信号は発振回路14から出力
され、このクロック信号に基づいて生成されたクロック
信号CKが表示操作機能部20にも与えられる。
【0036】表示操作機能部20は、上述したメンブレ
ンスイッチからなる操作部26、セレクタ表示器52、
メイン表示器53を備える。操作部26はスイッチ入力
回路26aを介して主処理部25に接続され、セレクタ
表示器52およびメイン表示器53はそれぞれ液晶ドラ
イバ52a,53aを介して主処理部25に接続され
る。主処理部25は、マイクロコンピュータを主構成と
し、フラッシュメモリからなるプログラムメモリ23に
格納されたプログラムに従って動作する。伝送処理部1
1が使用する上述した機能データやアドレス(チャンネ
ル)データは、操作部26の操作によって主処理部21
がデュアルポートRAM30に格納される。主処理部2
5には、ブザー回路27aを介して圧電ブザーからなる
ブザー27が接続され、主処理部25を動作させるため
のクロック信号を生成する発振回路28および主処理部
25の動作異常を監視するウォッチドッグタイマ29も
設けられる。ここに、図1において太線はアドレスバ
ス、一点鎖線はデータバスを示す。
【0037】ところで、表示操作機能部20では、セレ
クタスイッチ部50aおよび設定スイッチ部50bに設
けた操作部26を操作することによって、伝送制御装置
1の制御テーブルに格納する関係データを作成すること
が可能になっている。関係データの作成手順については
後述するが、関係データの作成には主処理部25に接続
されたRAMからなる作業用メモリ33が用いられる。
また、各操作スイッチKeに割り付けたアドレス、機能
データ、作業用メモリ33を用いて作成された関係デー
タなどはフラッシュメモリからなるデータメモリ34に
保存される。つまり、データメモリ34は伝送制御装置
1の制御テーブルに格納される関係データに相当する関
係データを格納するためのテーブル記憶部として機能す
る。また、データメモリ34には各操作スイッチKeに
対応付けるアドレス、パターン番号、グループ番号も格
納される。つまり、データメモリ34はアドレス記憶部
としても機能する。
【0038】さらに、コンピュータのような外部のサー
ビスツールと主処理部25との間でデータ通信を可能と
するサービス用インタフェース35が設けられており、
本実施形態ではサービス用インタフェース35としてR
S232C規格を採用している。すなわち、主処理部2
5にはドライバ回路35aを介してコネクタ35bが接
続され、サービスツールとの間で双方向のデータ通信
(つまり送信および受信)が可能になっている。コネク
タ35bは筐体50の後面に露出する形で配置される。
【0039】ところで、本実施形態におけるセレクタス
イッチは、上述したように、サービス用インタフェース
35を備えており、適宜のプログラムを実行するパーソ
ナルコンピュータからなるサービスツールをサービス用
インタフェース35に接続することによって、セレクタ
スイッチとサービスツールとの間でデータ伝送が可能に
なっている。セレクタスイッチとサービスツールとの間
でデータの伝送を開始する指示は、基本的にはサービス
ツールから行うが、セレクタスイッチから行うことも可
能になっている。
【0040】以下では、セレクタスイッチとサービスツ
ールとの間でのデータの伝送手順について簡単に説明す
る。セレクタスイッチの基本的な使用目的は、関係デー
タを設定して伝送制御装置1に転送することであって、
関係データはデータメモリ34に格納される。関係デー
タは、伝送制御装置1からデータメモリ34に読み込
み、セレクタスイッチによって編集した後に伝送制御装
置1に転送することが可能であり、また伝送制御装置1
から関係データを取り込むのではなく、セレクタスイッ
チによって設定した関係データを伝送制御装置1に転送
することも可能である。
【0041】さらに、セレクタスイッチは伝送制御装置
1との間だけではなく、サービスツールとの間でも関係
データを転送することが可能になっている。つまり、サ
ービスツールで作成した関係データをセレクタスイッチ
に転送してデータメモリ34に格納したり、データメモ
リ34に格納されている関係データをサービスツールに
転送して、サービスツールに設けた記憶装置に関係デー
タを保存したり、データメモリ34から転送された関係
データをサービスツールにおいて編集した後にデータメ
モリ34に再度書き込むことも可能になっている。
【0042】サービスツールからセレクタスイッチに対
して関係データを転送する際の手順を図4に示す。この
場合、サービスツールからはデータ転送コマンド(指
令)CM1をセレクタスイッチに出力する。セレクタス
イッチでは、データ転送コマンドCM1を受け取ると、
セレクタスイッチの他の動作を中断して、サービスツー
ルからのデータが受信可能な状態に移行する。セレクタ
スイッチではデータの受信が可能になると肯定応答AC
Kをサービスツールに返送し、肯定応答を受け取ったサ
ービスツールでは、関係データDTを1組ずつ転送す
る。ここに、1組の関係データDTとは1個のスイッチ
の操作によって複数個の負荷を制御する際のスイッチと
負荷との1組の対応関係を意味し、スイッチはパターン
番号あるいはグループ番号によって「P2」、「G5」
などの形で表され、負荷は「2−1,2−2,3−3,
5−2」というようにアドレスで表される。つまり、1
組の関係データはパターン番号あるいはグループ番号と
アドレスとの組として表される可変長のデータになる。
サービスツールからは1組の関係データDTの末尾に終
結フラグを付加して関係データDTを転送し、セレクタ
スイッチでは終結フラグを受信すると1組の関係データ
DTを受け取ったと判断して肯定応答ACKを返送す
る。サービスツールからセレクタスイッチに転送する関
係データDTが複数組あるときには、関係データDTの
転送と肯定応答ACKとを繰り返す。サービスツールか
らセレクタスイッチに転送する関係データDTがなくな
れば、サービスツールからデータ転送完了コマンド(指
令)を伝送することによって、セレクタスイッチを元の
状態に復帰させ、セレクタスイッチでは元の状態に復帰
すれば肯定応答ACKをサービスツールに返す。ここ
に、サービスツールからセレクタスイッチへの関係デー
タDTの送信に対して肯定応答ACKが一定時間内に得
られないときには再送するなど周知の伝送手順を用い
る。
【0043】一方、セレクタスイッチからサービスツー
ルへの関係データの転送を要求する際には、図5に示す
ように、データ要求コマンド(指令)CM2をサービス
ツールからセレクタスイッチに対して送出する。データ
要求コマンドCM2には、転送を要求する関係データD
Tの組を指定するパターン番号あるいはグループ番号が
付加される。セレクタスイッチではデータ要求コマンド
CM2を受信すると、要求されたパターン番号あるいは
グループ番号に対応する1組の関係データDTをサービ
スツールに返送する。セレクタスイッチからは1組の関
係データDTの末尾に終結フラグを付加して関係データ
DTを転送し、サービスツールでは終結フラグを受信す
ると1組の関係データDTを受け取ったと判断して肯定
応答ACKを返送する。また、セレクタスイッチではサ
ービスツールからの肯定応答ACKを受信するとセレク
タスイッチに対して要求された関係データDTの伝送が
終了したことを通知する伝送終了EOTを返送する。こ
のように、セレクタスイッチからサービスツールへは関
係データDTを1組ずつ転送し、複数組の関係データを
サービスツールに取り込むときには、上述した手順を繰
り返す。なお、デュアルポートRAM30から負荷の動
作状態を一括して取り込む場合にも、サービスツールか
らセレクタスイッチに対してデータ要求コマンドCM2
と同様の指令を与える。ただし、その指令はデュアルポ
ートRAM30を対象とするコマンドになる。
【0044】ところで、セービスツールは関係データD
Tをセレクタスイッチとの間で授受するほか、セレクタ
スイッチの動作異常を発見するためにデータメモリ34
の指定されたアドレスの内容を転送させたり、負荷の動
作状態を別の場所で監視するためにデュアルポートRA
M30の指定されたアドレスの内容を転送させたりする
機能も備える。
【0045】すなわち、セレクタスイッチの開発中ある
いは実使用中においてセレクタスイッチに動作の異常が
生じたときには、データメモリ34に関係データが正し
く書き込まれているか否かを確認したり、データメモリ
34となるフラッシュメモリが正常か否かを確認したり
することが必要になることがある。このような場合に対
応するために、図6のように、サービスツールからセレ
クタスイッチに与える指令としてメモリモード要求コマ
ンドCM3が用意されている。セレクタスイッチは、メ
モリモード要求コマンドCM3を受信すると肯定応答A
CKを返送するから、サービスツールでは肯定応答AC
Kを受け取ると、データメモリ34のアドレスを指定し
てデータメモリ読出コマンドCM4をセレクタスイッチ
に伝送する。このアドレスは読出を開始する先頭アドレ
スであって、このアドレスから128バイト分のデータ
を読み出すことを意味する。このようにして、セレクタ
スイッチは指定されたアドレスのデータDTをデータメ
モリ34から読み出してサービスツールに転送し、指定
されたアドレスのデータの転送が終了すると伝送終了E
OTをサービスツールに通知する。つまり、メモリモー
ド要求コマンドCM3およびデータメモリ読出コマンド
CM4は、データ要求コマンドCM2とは転送を要求す
るデータの範囲が異なるが、ほぼ同様の動作になる。
【0046】また、デュアルポートRAM30には、伝
送処理部11と操作表示処理部25とが共有するデータ
が書き込まれるから、操作表示処理部25が伝送処理部
11を通して伝送制御装置1に伝送するデータや、伝送
処理部11が伝送制御装置1から受信したデータが書き
込まれている。つまり、デュアルポートRAM30の内
容を読み出せば伝送処理部11と操作表示処理部25と
がそれぞれデュアルポートRAM30に書き込んだ内容
が正しいか否かを確認することができ、結果的にセレク
タスイッチの動作異常を検出したり、負荷の動作状態を
確認したりすることができ、プログラムの修正などに利
用することができる。
【0047】デュアルポートRAM30の内容をサービ
スツールに転送させるには、データメモリ34の内容を
サービスツールに転送させる場合と同様に、まずメモリ
モード要求コマンドCM3をセレクタスイッチに与え、
セレクタスイッチからの肯定応答ACKを確認した後、
デュアルポートRAM30のアドレスを指定してデュア
ルポートRAM読出コマンドCM5をセレクタスイッチ
に伝送する。このアドレスは読出を開始する先頭アドレ
スであって、このアドレスから128バイト分のデータ
が読み出される。セレクタスイッチでは、デュアルポー
トRAM読出コマンドCM5を受け取ると、デュアルポ
ートRAM30から指定されたアドレスのデータDTを
読み出してサービスツールに返送する。
【0048】メモリモード要求コマンドCM3は、サー
ビスツールからセレクタスイッチに通常モード要求コマ
ンドCM6が通知されるまでは有効であって、メモリ要
求コマンドCM3がセレクタスイッチに与えられた後に
通常モード要求コマンドCM6がセレクタスイッチに与
えられるまでの間であれば、データメモリ読出コマンド
CM4とデュアルポートRAM読出コマンドCM5とは
何度でもサービスツールからセレクタスイッチに与える
ことができる。サービスツールからセレクタスイッチに
通常モード要求コマンドCM6が与えられると、セレク
タスイッチは通常の動作に復帰する。
【0049】ところで、本実施形態のセレクタスイッチ
は、電源投入直後の初期化処理時に内部回路の動作を簡
便に確認する機能を備える。フラッシュメモリからなる
プログラムメモリ13,23、データメモリ34につい
ては、製造段階において適宜のキーデータが書き込まれ
ており、初期化処理時にキーデータを正しく読み出せた
ときにはプログラムメモリ13,23、データメモリ3
4については正常とみなす。また、作業用メモリ33に
ついては、各アドレスにFFと00とのデータの書込お
よび読出を行って、書込と読出とが正しく行われたか否
かを確認する。デュアルポートRAM30の動作確認に
は、主処理部25から伝送処理部11を動作させるコマ
ンドを与えて伝送処理部11の応答を確認することによ
って、デュアルポートRAM30および伝送処理部11
の動作を確認する。さらに、液晶表示器からなるセレク
タ表示器52およびメイン表示器53については全画素
を表示(たとえば、黒)にする状態と非表示(たとえ
ば、白)にする状態とを交互に0.5秒間隔で2回繰り
返させ、ブザー27については1秒間鳴動させる。ま
た、操作部26は入力のないことを確認し、入力があれ
ば電源投入時にすでに操作部26が操作されているから
誤動作の可能性があるものとして後述する報知を行う。
【0050】上述のような初期化処理を行う間に、使用
者はセレクタ表示器52およびメイン表示器53の動作
を目視して確認するとともに、ブザー27の鳴動を確認
することでセレクタ表示器52、メイン表示器53、ブ
ザー27の異常の有無を確認する。また、他に異常があ
るときには、メイン表示器53に以下の表示を行って使
用者に報知する。つまり、プログラムメモリ13,2
3、データメモリ34の異常に対しては「F ER」、
作業用メモリ33の異常に対しては「RAM ER」、
操作部26の異常に対しては「SW ER」、伝送処理
部11(またはデュアルポートRAM30)の異常に対
しては「F2 ER」などの表示を行う。このように本
実施形態では、電源投入時に各部の異常の有無を診断す
る自己診断機能を有しており、電源投入時の表示内容に
よって、設備導入時に電源を投入した時点でセレクタス
イッチに異常があればすぐに知ることができ、実使用前
にセレクタスイッチの異常を検出して実使用時の異常動
作を未然に防止することができる。
【0051】さらに、本実施形態では、電源投入時にパ
スワードを設定することができ、パスワードの設定によ
ってセレクタスイッチが不用意に操作させるのを防止す
ることができるようにしてある。つまり、セレクタスイ
ッチを使用するために電源を投入するたびにパスワード
を要求することによって、不用意に操作されることが防
止されている。
【0052】パスワードの設定には、セレクタスイッチ
の電源が投入された状態でモードキーK11を3秒間連
続して押操作する。この操作によってメイン表示器53
には「パスワード」と表示され、テンキー部Kdによる
数字4桁のパスワードの設定が可能になる。パスワード
の入力後に実行キーK15を押操作すれば、再度確認の
ために「もう一度パスワード」と表示され、同じ数字を
パスワードとして入力する。パスワードの入力後に電源
を切ると、次に電源を投入したときに「パスワードを入
力してください」と表示されるから、パスワードを入力
することによって通常の使用が可能になる。また、パス
ワードを解除するには、パスワードが設定されている状
態でモードキーK11を3秒間連続して押操作すると、
メイン表示器53に「キャンセルしますか」と表示さ
れ、この状態で実行キーK15を押操作すればパスワー
ドが解除される。また、この状態で戻るキーK12を押
操作すれば元の常態に戻り、元のパスワードが継続して
使用される。
【0053】このようにパスワードの設定を可能とした
ことによって、パスワードの設定方法や解除方法を知ら
ない第三者がセレクタスイッチをいたずらしたり誤操作
したりする可能性を低減することができる。
【0054】次に、本実施形態に示したセレクタスイッ
チの操作方法について簡単に説明する。なお、以下の説
明は設定スイッチ部50bの基本的な操作に関する部分
であり、すべての操作を説明するものではない。
【0055】電源が投入された状態であって操作部26
を操作しない状態が所定時間(たとえば10分間)継続
していれば、メイン表示器53には何も表示されない。
この状態から操作部26が操作されるか、あるいは電源
投入直後であればメイン表示器53には図7に示す画面
a1が表示される。メイン表示器53の上辺には「通
常」「P・G」「特別」の3種類の選択肢が表記されて
おり、モードキーK11の押操作毎にメイン表示器53
に表示される三角形状のマーカが移動するとともに図7
に示す3枚の画面a1,b1,c1が順次表示される。
いずれかの画面a1,b1,c1が表示された状態で実
行キーK15を押操作すると、マーカにより選択されて
いる機能が選択される。「通常」は操作部26の操作に
よって負荷を制御するとともに、負荷の状態をセレクタ
表示部52に表示する機能を意味し、「P・G」はパタ
ーン制御ないしグループ制御の関係データを作成する機
能を意味し、「特別」はその他の付属機能を意味する。
【0056】「通常」が選択された状態では、メイン表
示器53に「個別」「調光」「パターン」「グループ」
の文字列が表示され、カーソルキーK13,K14を操
作すると、図8の画面a1〜a4のように、いずれかの
文字列が反転表示される状態になる。この状態で、セレ
クタスイッチ部50aのいずれかの操作部26を操作す
ると、各操作スイッチKeに対応付けた照明負荷Lが制
御される。ここに、「個別」「調光」「グループ」では
調光制御が可能であって、「個別」を選択した状態で実
行キーK15を押操作すれば、図9に示す画面a11に
移行し、この状態から操作スイッチKeを操作するか、
「個別」「調光」「グループ」の文字列が反転表示され
ている画面a11,a12,a14で操作スイッチKe
を操作した後に実行キーK15を押操作すれば、画面a
12が表示されて、調光レベルの設定が可能になる。画
面a12ではカーソルキーK13,K14の押操作によ
って画面a13,a14のように調光レベルが選択可能
になる。適宜の調光レベルを設定した状態で操作スイッ
チKeを操作すれば、その調光レベルが照明負荷に反映
される。なお、戻るキーK12は、押操作されるとメイ
ン表示器53の表示内容を1つ上の階層の画面に戻す。
【0057】「P・G」が選択された状態では、図10
に示すように、カーソルキーK13,K14の操作によ
って「P・G編集」「P・G入力」「P・G出力」のい
ずれかの文字列が反転表示された画面b1〜b3が表示
される。
【0058】本実施形態に説明したセレクタスイッチの
重要な機能は関係データを作成することであり、「P・
G編集」を選択すれば関係データを作成することができ
る。いま、画面b1において実行キーK15が押操作さ
れると、図11に示す画面b11に移行し、パターン番
号またはグループ番号を入力することが可能になる。こ
こでパターン選択キーK23を押操作しすると画面b1
2に移行し、引き続きテンキー部Kdを押操作して画面
b13,b14のようにパターン番号(ここではP1
2)を入力することができる。図11に示すように、画
面b13においてパターン番号が入力されると、「フェ
ードXX」「オールクリアー」「オールON」「オール
OFF」「個別選択」の文字列が表示され、「オールク
リアー」「オールON」「オールOFF」「個別選択」
についてはカーソルキーK13,K14によって選択可
能になる。ここに、「フェードXX」のXXには「な
し」「3秒」「6秒」「1分」のいずれかの文字列が入
る。
【0059】「オールクリアー」は、画面b13に示さ
れているパターン番号に対応する関係データを消去する
ことを意味し、「オールクリアー」の文字列が反転表示
された状態で実行キーK15を押操作すると、画面b1
5のように「全アドレスをオールクリアーします」と表
示されるから、実行キーK15により処理の実行を選択
するか、戻るキーK12により処理の不実行を選択すれ
ば、対応する動作の後に前画面b14に戻る。同様に、
「オールON」「オールOFF」は、それぞれ全アドレ
スの負荷をオンにする設定とオフにする設定とを意味
し、これらについても画面b15への移行が可能であ
る。また、「個別選択」はパターン制御の対象となる負
荷を操作スイッチKeによって個別に選択することを意
味する。ここに、パターン制御の関係データを設定する
際に、「オールクリアー」「オールON」「オールOF
F」のいずれかの処理後に、「個別選択」を行うと作業
時間を大幅に短縮できる場合がある。
【0060】画面b14において実行キーK15を操作
したときには画面b16に移行して「フェード」の選択
が可能になり、カーソルキーK13,K14の操作によ
って「なし」「3秒」「6秒」「1分」のいずれかを選
択することができる。つまり、パターン番号により指定
されたパターン制御について、フェードなしであればオ
ンオフが瞬時に行われ、フェード時間が指定されている
ときにはその時間でフェードインとフェードアウトとが
行われる。
【0061】ところで、画面b14(画面b13,b1
6も可能)において操作スイッチKeを押操作すると、
指定されたパターン番号に対応付ける負荷のアドレスを
設定することができる。ここに、操作スイッチKeの押
操作毎に、画面b17に移行してタイマ制御の内容を設
定することができ、また画面b17はカーソルキーK1
3,K14によって画面b20と切換可能であり、画面
b20からは調光制御の内容を設定することができる。
【0062】いま、画面b14の表示状態においてアド
レス(15−4)に対応する操作スイッチKeを押操作
したとすれば、画面b17に移行してアドレス(15−
4)の負荷についてタイマ制御の設定が可能になる。タ
イマ制御の指定をする場合には、画面b17において実
行キーK15を押操作すれば、画面b18,b19に移
行するから、カーソルキーK15によって「タイマーク
リアー」「一時点灯30秒」「一時点灯1分」「一時点
灯5分」「一時点灯60分」「一時点灯120分」「遅
れ消灯30秒」「遅れ消灯1分」「遅れ消灯5分」の選
択が可能になる。タイマ制御について所望の内容を選択
し、実行キーK15を押操作すれば画面b17に移行す
る。なお、「タイマークリアー」はタイマ制御の解除を
意味し、「一時点灯」はスイッチのオン操作から指定さ
れた時間だけ照明負荷Lが点灯することを意味し、「遅
れ消灯」はスイッチのオフ操作から指定された時間だけ
遅れて照明負荷Lが消灯することを意味する。
【0063】一方、画面b14から画面20に移行させ
た状態で実行キーK15を押操作すれば、画面b21,
b22に移行して調光制御の内容設定が可能になる。画
面21,b22においてはカーソルキーK13,K14
によって調光レベルが選択可能であり、適宜の調光レベ
ルを選択した後に実行キーK15を押操作すれば、調光
レベルが設定されて画面b20に戻る。また、後述する
ように伝送制御装置1には複数品種があり、旧品種では
調光レベルを7段階に設定するが、新品種では調光レベ
ルを128段階に設定可能になっている。画面b21,
b22は旧品種に対応する調光レベルの設定であって、
新品種の調光レベルに対応させるためには画面b21,
b22において実行キーK15を長時間(3秒以上)押
し続ける。このような操作によって、画面b23,b2
4に移行し、このとき調光レベルが旧品種の値から新品
種の値に自動的に変換される。
【0064】画面b17,b20では戻るキーK12を
押操作することにより、上の階層である画面b14に戻
る。また、画面b21〜b24では実行キーK15を押
操作することにより、選択中の調光レベルが設定された
後に画面b20に戻る。
【0065】上述の説明はパターン制御の設定に関する
ものであるが、グループ制御の設定には図12に示すよ
うに、画面b11においてグループ選択キーK24を押
操作した後にテンキー部Kdによりグループ番号を入力
する。図示例では、グループ選択キーK24の押操作に
より画面b31に移行し、テンキー部Kdにより「1」
「6」を順次入力することによって画面b32,b33
に移行した状態を示している。グループ番号が指定され
ると、画面b32,b33のように「オールグループ」
「オール除外」「個別選択」の文字列が表示され、これ
らの文字列をカーソルキーK13,K14によって選択
することが可能になる。「オールグループ」は指定した
グループ番号にすべての負荷が対応付けられるように設
定する機能であり、「オール除外」指定したグループ番
号にどの負荷も対応しないように設定する機能である。
「オールグループ」「オール除外」の文字列が反転表示
されている状態では実行キーK15を押操作すれば、画
面b34のように「全アドレスをオールグループしま
す」あるいは「全アドレスをオール除外します」のメッ
セージが表示され、この状態で実行キーK15を押操作
すれば処理が実行され、戻るキーK12を押操作すれば
処理を行わずに画面b33(または画面b32)に戻
る。
【0066】「個別選択」はグループ番号に対応付ける
負荷を操作スイッチKeによって1つずつ選択すること
を意味する。したがって、「オールグループ」「オール
除外」の処理後に「個別選択」を行うようにすれば、グ
ループ制御の関係データを短時間で設定できる場合があ
る。
【0067】ところで、画面b32,b33の表示状態
において操作スイッチKeを押操作すれば、画面b3
5,b36に移行してグループ制御におけるタイマ制御
の内容を設定することが可能になる。ここに、グループ
制御では個々の照明負荷Lごとにタイマ制御の内容を変
えることができないから、操作スイッチKeによりグル
ープ番号に属するすべての照明負荷Lをまとめて指定す
ればよい。設定可能なタイマ制御の内容はパターン制御
の場合と同様であって、内容の選択にはカーソルキーK
13,K14を用いる。
【0068】上述のようにして画面b2において「P・
G編集」を選択して関係データを設定した後には、関係
データはデータメモリ34に格納される。主処理部21
はデータメモリ34に格納された関係データを伝送制御
装置1に転送(出力)するほか、伝送制御装置1から取
得(入力)してデータメモリ34に格納する機能も備え
る。
【0069】まず、伝送制御装置1から関係データを読
み込む操作について説明する。この場合には、図13に
示すように、画面b2において「P・G入力」を反転表
示させた状態で実行キーK15を押操作する。この操作
によって画面b41に移行し、カーソルキーK13,K
14によって、画面b41〜b44に示すように、「ア
ドレス範囲」「全パターン」「全グループ」「全デー
タ」の選択が可能になる。「アドレス範囲」は指定した
パターン番号ないしグループ番号の範囲の関係データを
伝送制御装置1から取り込むことを意味し、「全パター
ン」ではすべてのパターン番号の関係データを伝送制御
装置1から取り込み、「全グループ」ではすべてのグル
ープ番号の関係データを伝送制御装置1から取り込む。
また、「全データ」は伝送制御装置1に設定されている
すべての関係データを読み込むことを意味する。
【0070】図14に示すように、画面b41のように
「アドレス範囲」が反転表示されている状態で実行キー
K15を押操作すると、画面b51に移行してパターン
番号あるいはグループ番号の入力が可能になる。グルー
プ番号に対する処理はパターン番号に対する処理と読替
可能であるから、以下ではパターン番号に対する処理の
み説明する。いま、画面b52〜b54に示すように、
パターン選択キーK23の押操作に引き続きテンキー部
Kdからパターン番号を入力する。このパターン番号は
伝送制御装置1から読み込もうとする範囲の先頭のパタ
ーン番号を意味する。ここで実行キーK15を押操作す
ると、画面b55のように伝送制御装置1から読み込も
うとするパターン番号の範囲の末尾とが等しく設定され
るから、この画面b55において実行キーK15を押操
作すれば、画面b60のように先に入力された1つのパ
ターン番号に対応する関係データを読み込むことができ
る。関係データを読み込んでいる間には、どのパターン
番号の関係データを読み込んでいるかが表示され、関係
データの読み込みが終了すれば画面b61のように「入
力完了」と表示される。この状態で戻るキーK12を押
操作すれば画面b1に移行する。
【0071】一方、読み込もうとする範囲の末尾のパタ
ーン番号を指定するときには、画面b55においてパタ
ーン選択キーK23およびテンキー部Kdによって末尾
のパターン番号を入力する(画面b56〜b58)。ま
た、末尾のパターン番号を入力した後にカーソルキーK
13によって画面b59のように先頭のパターン番号の
再入力を選択することも可能である。このようにして先
頭のパターン番号と末尾のパターン番号との入力が終了
した後に実行キーK15を押操作すれば、画面b62に
移行し、以後は画面b62〜b64に示すように、指定
した範囲のパターン番号に対応する関係データが順次読
み込まれる。ここで、読み込み中の関係データに対応す
るパターン番号が順次表示され、指定したすべての関係
データが読み込まれると「入力完了」と表示される。ま
た、関係データの読み込み途中で中止しようとするとき
には、戻るキーK12を押操作すれば、読み込み中のパ
ターン番号の関係データの読み込みが終了した時点で、
そのパターン番号と合わせて「完了」と表示され、関係
データの読み込みが終了する。「入力完了」「完了」と
表示された状態では戻るキーK12の押操作によって画
面b1に移行する。
【0072】「全パターン」「全グループ」「全デー
タ」については、いずれを選択してもほぼ同様の表示に
なるから、「全パターン」についてのみ説明する。図1
5に示すように、画面b42のように「全パターン」が
反転表示された状態で実行キーK15が押操作される
と、画面b71に移行してすべてのパターン番号の関係
データを読み出してよいかどうかが確認される。画面b
71において実行キーK15を押操作すれば関係データ
の読み込みが開始され、戻るキーK12が押操作される
と画面42に移行する。「全パターン」が実行される
と、画面b72〜b75のように各パターン番号の関係
データが順次読み込まれ、各パターン番号の関係データ
を読み込むごとにパターン番号と合わせて「入力中」と
表示され、すべての関係データの読み込みが終了すれ
ば、「入力完了」と表示される。また、関係データの読
み込み中に戻るキーK12を押操作すれば、読み込み中
のパターン番号の関係データの読み込みが終了した時点
で画面b76のように「入力完了」と表示される。「入
力完了」「完了」と表示されている状態では戻るキーK
12の押操作によって画面b1に移行する。
【0073】モードキーK11によって「特別」を選択
したときには、図16に示すように、「初期設定」と
「補助機能」とを選択可能な画面c1がメイン表示器5
3に表示され、「初期設定」が反転表示された状態で実
行キーK15を押操作すると画面c11に移行して「伝
送ユニット」「操作音」「タイマー設定」が選択可能に
なり、画面c2のように「補助機能」が反転表示された
状態で実行キーK15を押操作すると画面c40に移行
して「端末登録P・G」「空き端末」「空きP・G」
「PCカード」「プリンタ」「メンテナンス」が選択可
能になる。画面c1,c2はカーソルキーK13,K1
4により選択可能である。
【0074】画面c11に移行した後は、図17に示す
ように、カーソルキーK13,K14によって画面c1
1,c21,c31を選択することができる。画面c1
1において実行キーK15が押操作されると、画面c1
2に移行して「伝送ユニット」の品種を選択することが
できる。ここに「伝送ユニット」とは伝送制御装置1を
意味し、図示例では画面c12〜14をカーソルキーK
13,K14で選択することにより3種類の伝送制御装
置1から選択可能になっている。このように伝送制御装
置1の種類を選択可能としているのは、伝送制御装置1
の製品ごとに調光レベルの設定段数や関係データの転送
手順などの仕様が異なるからである。しかして、画面c
12〜c14のいずれかにおいて実行キーK15を押操
作すれば、画面c15に移行する。画面c15では既登
録の伝送制御装置1に対応するデータ(たとえば、調光
レベルなど)を選択した伝送制御装置1のデータに対応
するように変換するか、あるいは選択した伝送制御装置
1を除く伝送制御装置1に対応するデータを消去するか
を指定することが可能になる。「変換」か「消去」かは
画面c15においてカーソルキーK15により選択した
後、実行キーK15を押操作することで決定する。
【0075】また、画面c21において実行キーK15
を押操作すれば、図18のように画面c22に移行して
操作部26の操作時にブザー27を鳴動させるか否かを
選択することが可能になる。つまり、画面c22におい
てカーソルキーK13,K14を用いて操作音の「あ
り」「なし」を選択し、実行キーK15により選択内容
を確定する。
【0076】画面c31において実行キーK15を押操
作すれば、図19のように画面c32に移行してタイマ
制御の設定が可能になる。画面c32〜c34はカーソ
ルキーK13,K14または個別選択キーK21、調光
選択キーK22、グループ選択キーK24により選択可
能であり、それぞれ個別制御、調光制御、グループ制御
においてタイマ制御を付加するか否かを選択する。画面
c32〜c34のうちのいずれかが表示された状態で所
望の操作スイッチKeを押操作すれば、画面c35に移
行して操作スイッチKeに対応するアドレスにタイマ制
御を付与することができる。タイマ制御の内容は画面c
35、c36において設定可能であって、これらの画面
c35,c36はカーソルキーK13,K14で選択す
ることができる。画面c35では図11に示した画面b
18と同様にタイマ制御の無効を選択することができ、
画面c36では図11に示した画面b19と同様にタイ
マ制御の内容を設定することができる。
【0077】ところで、「補助機能」の設定のために画
面c2から画面c40に移行させるとカーソルキーK1
3,K14により「端末登録P・G」「空き端末」「空
きP・G」「PCカード」「プリンタ」「メンテナン
ス」が選択可能になる。「端末登録P・G」は指定した
負荷がパターン制御またはグループ制御で用いられてい
るときにパターン番号またはグループ番号を表示させる
機能であり、「空き端末」「空きP・G」は、それぞれ
未使用のアドレスを表示させる機能、未使用のパターン
番号またはグループ番号を表示させる機能を意味する。
「PCカード」は図示しないメモリカードに対する関係
データの保存または読込を意味し、「プリンタ」は図示
しないプリンタポートに接続されるプリンタへの印刷の
指示を意味する。「メンテナンス」は伝送制御装置1や
セレクタスイッチのプログラムのバージョンの表示、ま
たはセレクタスイッチの動作状態の表示を行う。
【0078】図20に示すように画面c40で「端末登
録P・G」が反転表示された状態で実行キーK15を押
操作すると画面c41に移行し、画面c41からは個別
選択キーK21の押操作により画面c42に移行し、調
光選択キーK22の押操作により画面c43に移行す
る。調光選択キーK22を押操作した場合の操作手順は
個別選択キーK21を押操作した場合の操作手順とほぼ
同様であるから、調光選択キーK22を押操作した場合
については説明を省略する。
【0079】個別選択キーK21を押操作した場合の画
面c42ではテンキー部Kdによって所望のアドレスを
入力する(画面c43〜c46)。画面c46において
実行キーK15を押操作すれば画面c47に移行する。
画面c47では画面c46で選択されたアドレスが属す
るパターン番号の抽出を指示することができ、画面c4
6で選択されたアドレスが属するグループ番号の抽出を
指示する場合には画面c48を選択する。画面c47と
画面c48とはカーソルキーK13,K14を用いて選
択する。画面c47または画面c48が表示された状態
で実行キーK15を押操作すれば、選択したアドレスが
属するパターン番号またはグループ番号が一覧表示され
る。つまり、この処理では関係データを検索することに
よってアドレスに対応するパターン番号またはグループ
番号を抽出する。
【0080】また、図21のように画面c51が表示さ
れた状態で実行キーK15を押操作すれば画面c52に
移行するから、実行キーK15の押操作により端末器の
アドレスのうち未使用であるアドレスが抽出され、未使
用のアドレスがあれば画面c52において表示される。
この処理は常時ポーリング時において伝送制御装置1か
ら操作端末器に伝送される伝送信号の有無を監視し、伝
送信号の得られないアドレスを未使用とみなして表示す
るのである。
【0081】同様にして図22のように画面c61にお
いて実行キーK15を押操作すれば、画面c62に移行
するから、さらに実行キーK15を押操作して画面c6
3に移行させる。画面c63では未使用のパターン番号
の抽出が可能であり、未使用のグループ番号を抽出する
ときには画面c63からカーソルキーK13を用いて画
面c64に移行させる。画面c64から画面c63に戻
るときにはカーソルキーK14を用いる。画面c63ま
たは画面c64が表示された状態で、実行キーK15を
押操作すれば、未使用のパターン番号または未使用のグ
ループ番号が関係データから抽出されて表示される。
【0082】図23に示すように、画面c71が表示さ
れた状態で実行キーK15が押操作されると、画面c7
2に移行して「ファイル出力」「データ保存」「データ
読込」の選択が可能になる。「ファイル出力」が反転表
示された状態で実行キーK15を押操作すれば画面c7
3に移行する。メモリカードにはデータメモリ34に格
納されたすべての関係データを1つのファイルとして保
存可能であり、画面c73ではメモリカードの1つのフ
ァイルがすでに使用されているか否かが表示される。い
ま、メモリカードが4ファイルを備えるとすれば、カー
ソルキーK13,K14によってメモリカードのファイ
ルを順次選択して登録の有無を表示することができる。
既登録のファイルが選択された状態で実行キーK15を
押操作すれば、画面c74のように、そのファイルに上
書きするか否かの確認が行われ、上書きする場合には実
行キーK15を押操作すればデータメモリ34からメモ
リカードにすべての関係データが書き出される。こうし
て、メモリカードへのプログラムの書き込みが終了すれ
ば、画面c75のように「保存完了」と表示される。ま
た、画面c76のように未登録のファイルを選択して実
行キーK15を押操作すれば、上書きの確認を行わずに
関係データをメモリカードに書き出して画面c75に移
行する。
【0083】画面c77のように「データ保存」が反転
表示された状態で実行キーK15を押操作すれば、デー
タメモリ34に格納された関係データのうち1つのパタ
ーン番号あるいは1つのグループ番号に対応する関係デ
ータを1組ずつメモリカードに保存することができ、画
面c82のように「データ読込」が反転表示された状態
で実行キーK15を押操作すれば、メモリカードに格納
された関係データを1組ずつデータメモリ34に読み込
むことができる。「データ保存」の操作は画面c78〜
c81のように「ファイル出力」と同様であり、メモリ
カードのうち空いている領域に関係データを書き込む
か、既登録の領域に上書きするかを選択すればよい。ま
た、「データ読込」では画面c83,c85によってど
の関係データを読み込むかを選択し、実行キーK15を
押操作すれば、画面c84に移行して関係データを読み
込んだ後に「読込完了」と表示される。
【0084】図24に画面c91として示すように「プ
リンタ」が反転表示した状態で実行キーK15を押操作
すれば、図14に示した画面c41と同様に「アドレス
範囲」「全パターン」「全グループ」「全データ」を選
択する画面c92が表示され、「アドレス範囲」では所
要のアドレスを入力すれば画面c93に移行するから、
実行キーK15の押操作によってプリンタへの印刷が開
始され、プリンタへの出力が完了すれば画面c94にお
いて「出力完了」と表示される。「アドレス範囲」以外
の他の選択肢を選択した場合もほぼ同様の処理になる。
【0085】図25のように画面c95が表示された状
態で実行キーK15を押操作すれば「メンテナンス」が
選択され画面c96に移行する。この画面c96では
「システム状態」が選択されているから実行キーK15
を押操作すれば、画面c99に移行しセレクタスイッチ
の動作状態に応じて「通常→設定」または「設定→通
常」の指示が可能になる。また、画面c96と画面c9
7とはカーソルキーK13,K14によって選択可能で
あり、画面c97では「バージョン」が選択されている
から実行キーK15の押操作によって、伝送制御装置1
およびセレクタスイッチを動作させるプログラムのバー
ジョン情報を表示する画面c98に移行させることがで
きる。画面c98において上段(図示例では「V1.0
6」)が伝送制御装置1のプログラムのバージョン、下
段(図示例では「V1.00」)がセレクタスイッチの
バージョンを表す。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスを
備える複数台の端末器が信号線に接続されるとともに、
信号線に接続された伝送制御装置と前記各端末器との間
で時分割多重伝送方式により伝送信号が授受され、伝送
制御装置においてアドレスの対応関係を設定した関係デ
ータを用いていずれかの端末器に設けたスイッチの操作
に呼応して他の端末器に接続した負荷を制御する遠隔監
視制御システムに用いられ、1個のスイッチの操作によ
り複数個の負荷を一斉に制御する一括制御の関係データ
を作成するセレクタスイッチであって、前記信号線に接
続され端末器として機能する端末機能部と、前記関係デ
ータを設定する機能を有し設定した関係データを端末機
能部を通して伝送制御装置に転送可能とする操作表示機
能部と、端末機能部と操作表示機能部との間でデータを
受け渡しするデュアルポートRAMとを備え、操作表示
機能部には、負荷に個別に対応付けられている複数個の
操作スイッチと、一括制御の対象となる負荷の範囲を操
作スイッチで指定することによって関係データを設定す
る主処理部と、主処理部で設定した関係データを格納す
るテーブル記憶部と、外部のコンピュータとの間で受信
と送信との少なくとも一方のデータ通信が可能なサービ
ス用インタフェースとを備え、前記主処理部ではサービ
ス用インタフェースを通して前記コンピュータから指示
される指令を受けて前記コンピュータとの間でデータ通
信を行うものであり、サービス用インタフェースを備え
るとともにコンピュータからの指令によってデータ通信
を行うから、コンピュータとの間でデータ通信を行う際
にセレクタスイッチ側では操作が不要であって、コンピ
ュータとの間でデータ通信を行う際に操作が容易であ
る。また、サービス用インタフェースを設けてコンピュ
ータとの間でデータ通信を可能とすることにより、セレ
クタスイッチのみでは実現できない機能をコンピュータ
に補助させることによって機能を拡張することが可能に
なる。
【0087】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記サービス用インタフェースでは前記コンピュー
タからの指令によりコンピュータからのデータを受信す
る状態に移行するものであり、セレクタスイッチで用い
るデータをコンピュータにより作成してセレクタスイッ
チに引き渡すことができる。
【0088】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記サービス用インタフェースでは前記コンピュー
タからの指令によりコンピュータにデータを送信する状
態に移行するものであり、セレクタスイッチの内部で発
生するデータをコンピュータに引き渡すことによってデ
ータの解析・修正・保存などが可能になる。
【0089】請求項4の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記端末機能部を
通して得られた前記負荷の動作状態を、前記コンピュー
タからの指令によりサービス用インタフェースを通して
コンピュータに出力可能としたものであり、コンピュー
タによって負荷の動作状態を監視することができる。そ
の結果、コンピュータ間のデータ通信によって遠方のコ
ンピュータで負荷の動作状態を監視することも可能にな
る。
【0090】請求項5の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記テーブル記憶
部に格納された関係データを、前記コンピュータからの
指令によりサービス用インタフェースを通してコンピュ
ータに出力可能としたものであり、関係データの保存や
修正をコンピュータで行うことができ、コンピュータで
適切なプログラムを動作させれば作業効率を高めること
が可能になる。
【0091】請求項6の発明は、請求項1または請求項
3の発明において、前記主処理部では前記デュアルポー
トRAMの内容を、前記コンピュータからの指令により
サービス用インタフェースを通してコンピュータに出力
可能としたものであり、端末機能部と操作表示機能部と
の間で授受されるデータをコンピュータで解析すること
が可能になるから、セレクタスイッチの異常やプログラ
ムの不備などを発見しやすくなる。
【0092】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記操作表示機能部が電源投入時に
内部回路の異常の有無を診断する自己診断機能を備える
ものであり、自己診断機能によって動作不良時における
異常の原因をつきとめやすくなる。
【0093】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記操作表示機能部がパスワードを
設定するパスワード設定機能と、電源投入時にパスワー
ドの入力を促しパスワードが不一致であると操作を受け
付けないようにするパスワード確認機能とを備えるもの
であり、パスワードを知らない第三者による操作を制限
することができ、いたずらや誤操作を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】同上の動作説明図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】遠隔監視制御システムを示す概略構成図であ
る。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 伝送制御装置 2 操作端末器 3 制御端末器 10 端末機能部 20 操作表示機能部 21 主処理部 30 デュアルポートRAM 33 作業用メモリ 34 データメモリ 35 サービス用インタフェース Ke 操作スイッチ L 照明負荷 S スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒瀬川 伸二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA21 AA37 AA60 CA01 CB04 CB05 CE06 CE07 CE09 CF14 CG06 CG15 CG43 CG44 CH21 CJ00 CJ01 CJ02 CJ05 CJ11 CJ19 5K048 AA04 BA07 CA03 DA02 DA05 DC04 EA11 EB02 EB12 FB05 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に接続されるとともに、信号線に接続された
    伝送制御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方
    式により伝送信号が授受され、伝送制御装置においてア
    ドレスの対応関係を設定した関係データを用いていずれ
    かの端末器に設けたスイッチの操作に呼応して他の端末
    器に接続した負荷を制御する遠隔監視制御システムに用
    いられ、1個のスイッチの操作により複数個の負荷を一
    斉に制御する一括制御の関係データを作成するセレクタ
    スイッチであって、前記信号線に接続され端末器として
    機能する端末機能部と、前記関係データを設定する機能
    を有し設定した関係データを端末機能部を通して伝送制
    御装置に転送可能とする操作表示機能部と、端末機能部
    と操作表示機能部との間でデータを受け渡しするデュア
    ルポートRAMとを備え、操作表示機能部には、負荷に
    個別に対応付けられている複数個の操作スイッチと、一
    括制御の対象となる負荷の範囲を操作スイッチで指定す
    ることによって関係データを設定する主処理部と、主処
    理部で設定した関係データを格納するテーブル記憶部
    と、外部のコンピュータとの間で受信と送信との少なく
    とも一方のデータ通信が可能なサービス用インタフェー
    スとを備え、前記主処理部ではサービス用インタフェー
    スを通して前記コンピュータから指示される指令を受け
    て前記コンピュータとの間でデータ通信を行うことを特
    徴とする遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記サービス用インタフェースでは前記
    コンピュータからの指令によりコンピュータからのデー
    タを受信する状態に移行することを特徴とする請求項1
    記載の遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記サービス用インタフェースでは前記
    コンピュータからの指令によりコンピュータにデータを
    送信する状態に移行することを特徴とする請求項1記載
    の遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記主処理部では前記端末機能部を通し
    て得られた前記負荷の動作状態を、前記コンピュータか
    らの指令によりサービス用インタフェースを通してコン
    ピュータに出力可能であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の遠隔監視制御システムのセレクタス
    イッチ。
  5. 【請求項5】 前記主処理部では前記テーブル記憶部に
    格納された関係データを、前記コンピュータからの指令
    によりサービス用インタフェースを通してコンピュータ
    に出力可能であることを特徴とする請求項1または請求
    項3記載の遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記主処理部では前記デュアルポートR
    AMの内容を、前記コンピュータからの指令によりサー
    ビス用インタフェースを通してコンピュータに出力可能
    であることを特徴とする請求項1または請求項3記載の
    遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記操作表示機能部が電源投入時に内部
    回路の異常の有無を診断する自己診断機能を備えること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    記載の遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
  8. 【請求項8】 前記操作表示機能部がパスワードを設定
    するパスワード設定機能と、電源投入時にパスワードの
    入力を促しパスワードが不一致であると操作を受け付け
    ないようにするパスワード確認機能とを備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載
    の遠隔監視制御システムのセレクタスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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