JP2003037251A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置及び半導体装置の製造方法Info
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- JP2003037251A JP2003037251A JP2001225027A JP2001225027A JP2003037251A JP 2003037251 A JP2003037251 A JP 2003037251A JP 2001225027 A JP2001225027 A JP 2001225027A JP 2001225027 A JP2001225027 A JP 2001225027A JP 2003037251 A JP2003037251 A JP 2003037251A
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Abstract
ングする場合であっても、エッチング残りやオーバーエ
ッチングを防止する。 【解決手段】 素子分離酸化膜118を形成後、シリコ
ン窒化膜118をストッパとしてCMP処理を実行して
素子分離酸化膜118を平坦化する。その後、シリコン
窒化膜118を除去すると、素子分離酸化膜118の頂
部とポリシリコン膜106、113との間に、段差A´
が生じる。その後、ポリシリコン膜106、113上に
さらにポリシリコン膜を堆積させると、メモリセル領域
側ではポリシリコン膜の「吹き溜まり」が生じて膜が厚
くなる一方、周辺回路領域側では吹き溜まりは生じな
い。これによるトータルのゲート電極膜の厚みの差を相
殺するため、メモリセル領域におけるポリシリコン膜1
06の膜厚よりも、周辺回路領域におけるポリシリコン
膜113の膜厚を所定量だけ厚く形成しておく。
Description
方法に関し、より詳しくは、高密度にMISFET(me
tal-insulator-semiconductor field-effect transis
tor)が形成される高密度領域と、低密度にMISFE
Tが形成される低密度領域とを含む半導体装置の製造方
法に関する。
要請や製造上の理由等を考慮して、高密度に素子を形成
する領域と、低密度に素子を形成する領域とを分けるこ
とが行なわれている。例えば、半導体記憶装置では、メ
モリセル領域と周辺回路領域とを分けて配置し、前者を
後者に比べ微細に設計することが普通である。
素子を高密度に分離する有効な手段として、トレンチ型
素子分離法が知られており、例えばメモリセルトランジ
スタを高密度に配置するNAND型フラッシュメモリ装
置等の製造に広く使用されている。この素子分離構造
は、半導体基板にトレンチを形成し、このトレンチの内
部に酸化膜等の絶縁膜を埋め込んで素子を分離するもの
である。
構造を使用して、半導体記憶装置のメモリセル領域を高
密度に、周辺回路領域を低密度に製造しようとする場合
には、次に示す理由により、周辺回路領域にオーバーエ
ッチングが生じる等の問題があった。このことを、図6
乃至図8に示す従来のNAND型フラッシュメモリ装置
の製造工程をトレンチ型分離構造を利用して製造する工
程に基いて説明する。図6−8において、一番左側の図
はメモリセル形成予定領域(以下、メモリセル領域と称
す)の製造工程を示している。また、真中の図はメモリ
トランジスタへのデータの読み出しのみに使用される電
圧(1.8V程度)が印加される低電圧領域(以下、L
V領域と称す)の製造工程を示している。さらに、右の
図は、周辺回路領域のうち、メモリセルトランジスタへ
のデータの書き込み/消去動作に使用される電圧(20
V程度)が印加される高電圧領域(以下、HV領域と称
す)の製造工程を示している。
図6(a)に示すように、その半導体基板201上のメ
モリセル領域、LV領域、HV領域に、所望のウエル2
02−204を形成後、メモリセル領域には厚さ8nm
のゲート酸化膜205を、LV領域には厚さ7nmのゲ
ート酸化膜206を、HV領域には厚さ35nmのゲー
ト酸化膜207をそれぞれ形成する。このように、各領
域間でゲート酸化膜の厚さを異ならせているのは、それ
ぞれの領域への印加電圧の差に対応させる必要があるた
めである。
ン膜208及び、シリコン窒化膜209を堆積する(図
6(b))。次に、素子分離領域を形成するためのトレ
ンチを形成するため、レジストパターン211を形成
し、これをマスクとしてシリコン窒化膜209、ポリシ
リコン膜208及び半導体基板201をエッチング加工
する。これにより、素子分離領域を形成するためのトレ
ンチ212が形成される(図2−(c))。次にレジス
トパターン211を剥離した後、素子分離用酸化膜21
3を堆積させる(図7(a))。その後、周知のCMP
技術を用いて酸化膜を平坦化処理する。これにより、ト
レンチ形成部のみに酸化膜213が埋め込まれる。な
お、このCMP処理の際にシリコン窒化膜209はスト
ッパの役割を成し、残存することになる。
割を成したシリコン窒化膜209をエッチング除去する
(図7(b))。すると、図7(b)に示すように、段
差A(酸化膜213とポリシリコン膜208の高さの
差)が生じる。次に、図7(c)に示すように、シリコ
ン窒化膜209により露出したポリシリコン膜208上
にポリシリコン膜214を、メモリセル領域、LV領
域、HV領域と全体に亘って、例えば40nm程度堆積
させる。
域)では、上述の段差Aの影響により、ポリシリコン膜
214の表面は、図7(c)の真中の図、右側の図に示
すように、素子形成予定領域において低く、素子分離酸
化膜213の頂部で段差Aの分高くなるような、形状と
なる。一方、メモリセル領域では、高密度にメモリセル
トランジスタが配置される(すなわち、素子分離酸化膜
213間の間隔が狭い)ため、図7(c)の左側の図に
示すように、ポリシリコン膜214が素子形成予定領域
に吹き溜まる。これにより、メモリセル領域の素子形成
予定領域においては、ポリシリコン膜214の厚さが所
望の厚さ(40nm)よりも厚くなってしまい、その結
果、周辺回路領域よりも厚い(例えば80nm)ポリシ
リコン膜が形成されてしまうこととなる。
ト電極を形成するためポリシリコン膜214を素子分離
酸化膜213上でエッチング加工した後、第2のゲート
絶縁膜としてのONO膜215を形成する。その後、制
御ゲートとして利用するためのポリシリコン膜216を
形成させ、その上にWSi膜217を形成させる。こう
して、ゲート電極を構成する膜208、214、21
5,216、217の堆積が完了したが、メモリセル領
域の堆積膜の厚さは、周辺回路領域の堆積膜の厚さより
も前述のポリシリコン膜214の「吹き溜まり」の分だ
け厚くなっている。このことが要因となり、次に示すオ
ーバーエッチング等の問題が生ずる。
る。なお、図8の左側の図はメモリセル領域を示してい
るが、図6及び7における左側の図の紙面垂直方向の断
面図、すなわちビット線方向の断面図を示している。図
8(a)に示すように、この堆積膜上にゲート電極形成
用のレジストパターン218を形成した後、この堆積膜
をエッチングしてゲート電極を形成する。
の違いのため、メモリセル領域のゲート電極をエッチン
グ残りの生じないようにエッチングすると、周辺回路領
域においてオーバーエッチングが生じる。HV領域では
ゲート酸化膜207が厚く形成されている(35nm)
ため、オーバーエッチングは生じないが、LV領域では
ゲート酸化膜が薄い(5nm)ため、下地層でp−we
ll204がダメージを受けることになってしまう。こ
れにより、LV領域のトランジスタにおいて、続いて実
施される拡散層形成工程でゲートオフセット等が発生し
てトランジスタ特性を著しく低下させるという問題が生
じていた。
ので、素子分離酸化膜と下地層との間の段差が生じた場
合であっても、周辺回路領域におけるオーバーエッチン
グを防止し、周辺回路の性能の低下を防止することので
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
め、本出願の第1の発明に係る半導体装置に製造方法
は、高密度にMISFETが形成される高密度領域と、
低密度にMISFETが形成される低密度領域とを含む
半導体装置の製造方法において、半導体基板上にゲート
絶縁膜を形成する工程と、前記高密度領域に形成された
前記ゲート絶縁膜上に第1のゲート電極膜を形成する工
程と、前記低密度領域に形成された前記ゲート絶縁膜上
に前記第1のゲート電極膜よりも厚い第2のゲート電極
膜を形成する工程と、前記第1のゲート電極膜及び前記
第2のゲート電極膜の上にストッパ膜を形成する工程
と、前記第1及び第2のゲート電極膜及び前記半導体基
板をエッチングして形成されるトレンチを形成し、この
トレンチに素子形成領域の間を電気的に分離する素子分
離絶縁膜を形成する工程と、前記ストッパ膜を除去する
工程と、前記第1のゲート電極膜及び前記第2のゲート
電極膜上に更に第3のゲート電極膜を形成する工程と、
前記第1、第2及び第3のゲート電極膜を同時にパター
ニングしてゲート電極を形成する工程とを備えたことを
特徴とする。この第1の発明によれば、低密度領域に
は、高密度領域に形成される第1のゲート電極膜よりも
膜厚の厚い第2のゲート電極膜が形成される。このた
め、素子分離絶縁膜を形成しストッパ膜を除去した後に
所定の段差が生じたことにより、高密度領域において前
記第1のゲート電極膜上に堆積させた堆積膜が吹き溜ま
りを起こしたとしても、高密度領域における堆積膜と低
密度領域における堆積膜の厚さを略同一に保つことが可
能となる。
に形成される前記MISFETは前記ゲート絶縁膜をト
ンネル絶縁膜とする不揮発性メモリトランジスタであ
り、前記低密度領域に形成されるMISFETは、ゲー
ト絶縁膜が前記トンネル絶縁膜よりも厚い高電圧トラン
ジスタと、ゲート絶縁膜が前記トンネル絶縁膜よりも薄
い低電圧トランジスタとを含むようにすることができ
る。また、前記第3のゲート電極膜は、下部ポリシリコ
ン膜と、絶縁膜と、上部ポリシリコン膜とからなり、前
記第1のゲート電極膜と前記下部ポリシリコン膜とで前
記不揮発性メモリトランジスタの浮遊ゲートが形成さ
れ、前記上部ポリシリコン膜により前記不揮発性メモリ
トランジスタの制御ゲートが形成されるようにすること
ができる。また、この第1の発明において、前記ストッ
パ膜を利用して平坦化処理を実行する工程を更に備え、
前記ストッパ膜を除去する工程により前記素子分離絶縁
膜の上面を半導体基板から突出した状態にさせるのが好
ましい。さらに、前記第1のゲート電極膜と前記第2の
ゲート電極膜との間の厚さの差は、前記ストッパ膜を除
去する工程で除去されるストッパ膜の厚さと略等しくさ
れているのが好適である。
装置は、高密度にMISFETが形成される高密度領域
と、低密度にMISFETが形成される低密度領域とを
含む半導体装置において、前記各領域に形成されるゲー
ト絶縁膜と、前記高密度領域に形成された前記ゲート絶
縁膜上に形成される第1のゲート電極膜と、前記低密度
領域に形成された前記ゲート絶縁膜上に形成される前記
第1のゲート電極膜よりも厚い膜厚を備えた第2のゲー
ト電極膜と、前記第1のゲート電極膜及び前記第2のゲ
ート電極膜の上に形成される第3のゲート電極膜とを備
え、前記第1のゲート電極膜の厚さと該第1のゲート電
極膜上に形成される前記第3のゲート電極膜の厚さの合
計は、前記第2のゲート電極膜の厚さと前記第2のゲー
ト電極膜上に形成される前記第3のゲート電極膜の厚さ
の合計と略等しくされていることを特徴とする。
に形成された前記ゲート絶縁膜の膜厚が、前記低密度領
域に形成された前記ゲート絶縁膜の膜厚よりも大きくさ
れているのが好適である。また、前記第1及び第2のゲ
ート電極膜及び前記半導体基板をエッチングして形成さ
れるトレンチに埋め込まれることにより形成される素子
分離絶縁膜を更に備え、前記第3のゲート電極膜は、前
記素子分離絶縁膜の形成後に前記第1及び第2のゲート
電極膜上に形成されるのが好ましい。
をゲート先造り法を用いたNAND型フラッシュメモリ
装置に適用した場合を例にとって説明する。図1乃至図
5は、本発明の第1の実施の形態に係るNANDフラッ
シュメモリ装置の製造工程を示したものである。なお、
従来技術の説明(図6乃至8)と同様に、左からメモリ
セル領域の製造工程、周辺回路領域(LV領域)の製造
工程、周辺回路領域(HV領域)の製造工程を示してい
る。
体基板101上に、N−Well102、P−Well
103、104を周知のイオン注入技術と拡散技術を用
いて形成する。その後、ゲート酸化膜105を800
℃、Dry雰囲気で厚さ8nmに形成する。その後、図
1(b)に示すように、周知の減圧CVD法により厚さ
40nmのポリシリコン膜106を堆積する。次に、厚
さ40nmのシリコン窒化膜107をそれぞれ堆積した
後、メモリセル領域にレジストパターン109を形成す
る。次に、図1(c)に示すように、このレジストパタ
ーン109をマスクとして、LV、HV両領域にあるシ
リコン窒化膜107及び、ポリシリコン膜106及びゲ
ート酸化膜105をエッチング除去する。
℃、BOX雰囲気で周辺領域に厚さ32nmの酸化膜1
10を形成する。次に、図2(b)に示すように、メモ
リセル領域及びHV領域にレジストパターン111を形
成した後、レジストパターン111をマスクにLV系領
域に形成されている酸化膜110をエッチング除去す
る。
パターン111を除去した後,800℃、Dry雰囲気
で酸化する事で、LV系領域に厚さ5nmのゲート酸化膜
112を形成する。これと同時に、HV領域では酸化膜
110が酸化工程により成長し、膜厚が32nmから35
nmに増加する。
ル領域、LV領域及びHV領域に、ポリシリコン膜11
3を周知の減圧CVD法で形成する。この時、前記ポリ
シリコン膜113の膜厚は、ポリシリコン膜106の膜
厚(40nm)よりも40nmだけ厚い80nmに設定
している。さらに、シリコン窒化膜114を厚さ40n
m堆積させる。
域、LV領域にレジストパターン116を形成し、この
レジストパターン116をマスクに、メモリセル領域に
有るシリコン窒化膜114及び、ポリシリコン膜113
をエッチング除去する。次に、図4(a)に示すよう
に、素子分離酸化膜を形成するためのトレンチを造るた
めのレジストパターン116´を形成し、レジストパタ
ーン116´をマスクにして、シリコン窒化膜107、
ポリシリコン膜106、ゲート酸化膜105、半導体基
板101をエッチングしてトレンチ117を形成する。
同時に、レジストパターン116側も同様にしてシリコ
ン窒化膜114、ポリシリコン膜113、ゲート酸化膜
112(110)及び半導体基板101をエッチングし
て、トレンチ117を形成する。
パターン116、116´を剥離した後、素子分離酸化
膜118を膜厚300nm堆積し、周知のCMP技術を
用いて素子分離酸化膜118を平坦化処理する。これに
より,トレンチ117に素子分離酸化膜118が埋め込
まれる。この際、素子分離酸化膜118の間にあるシリ
コン窒化膜107、114は、CMP処理の際にストッ
パの役割を成す為、残存することになる。
割を成すシリコン窒化膜107、114をエッチング除
去すると、従来技術(図7(b))における中の段差A
と同様に段差A´が生じている事が分かる(図4
(c))。この際の段差A´は、シリコン窒化膜117
の膜厚程度の40nm以下に成っている。
コン膜106、113上に、更にポリシリコン膜119
を厚さ40nmに堆積する。この際、高密度にトランジ
スタを配置するメモリセル領域においては、隣り合う素
子分離酸化膜118間にポリシリコン膜119が吹き溜
まる一方、低密度にトランジスタを配置する周辺回路領
域においては、隣合う素子分離酸化膜118間の距離が
長いため、このような吹き溜まりは生じない。このた
め、メモリセル領域の素子形成領域では、この吹き溜ま
りによりポリシリコン膜が119所望の値(40nm)
よりも、段差A´の分だけ厚くなる(例えば80nm程
度)。その一方、周辺回路領域の素子形成領域では吹き
溜まりが生じないためにポリシリコン膜119の値は略
所望の値通り(40nm)となる。
ルトランジスタを構成する周知の浮遊ゲート電極パター
ンの形状にポリシリコン膜119をエッチング加工した
後、セルトランジスタの第2のゲート絶縁膜となる厚さ
20nmのONO膜120を堆積する。その五、厚さ4
0nmのポリシリコン膜121及び厚さ30nmのWS
i膜122を周知の減圧CVD法で形成する。これによ
り、ゲート電極を形成する堆積膜の堆積が完了する。図
5(c)(d)は、この堆積膜をパターニングしてゲー
ト電極を形成する工程を示すものである。なお、右側の
図は、図5(b)以前と異なり、ビット線方向の断面図
を示している。
には、まずゲート電極パターンの形状にレジストパター
ン123を形成する(図5(c))。次に、図5(d)
に示すように、前記レジストパターン123をマスクに
WSi膜122、ポリシリコン膜121及びONO膜1
20及び、ポリシリコン膜119及びポリシリコン膜1
06、113をエッチング加工する事で、所望のゲート
電極配線パターンにエッチング加工する。
のポリシリコン膜106とこの上に積層した厚さ40n
mのポリシリコン膜119は、同一種類の材料の為、当
然、同一のエッチング加工工程で加工される。一方、こ
れと同時に、周辺部の厚さ80nmのポリシリコン膜1
13と前記ポリシリコン膜113上に積層した厚さ40
nmのポリシリコン膜119についても同一のエッチン
グ加工工程で加工される。
り」により、素子形成予定領域におけるポリシリコン膜
119の厚さが、周辺回路領域(LV、HV領域)より
も段差A´の分だけ厚くなっている。しかし、本実施の
形態では、この厚膜の差の分を見込んで、周辺回路領域
にのみ40nm厚いポリシリコン膜113が形成させて
いる。このため、メモリセル領域の素子形成予定領域に
おけるポリシリコン膜106、119の膜厚の合計は、
周辺回路領域の素子形成予定領域におけるポリシリコン
膜113、119の膜厚の合計は略等しく制御されてい
る事になる。この為、下地膜厚の違いから生じたゲート
電極エッチング加工時のエッチング残渣や、周辺領域
(特にLV領域)に生じるオーバーエッチングによるい
わゆる基板掘れといったものが生じない。
たら、次にゲート電極パターンにエッチング加工された
WSi膜122をマスクとして、セルフアラインで拡散
層123を形成する。以後、周知の方法でパッシベーシ
ョン膜、コンタクトホール、Al配線パターン等を形成
して、NAND型フラッシュメモリ装置を完成させるこ
とができる。
ート電極加工の際、下地膜を各領域毎に略同一の膜厚に
制御することで、メモリセル領域と周辺回路領域のゲー
ト電極を同時にエッチング加工しても、エッチング残り
やオーバーエッチングが生じないという効果が得られ
る。また、周辺回路領域におけるオーバーエッチングが
原因で生じたトランジスタ特性の劣化が防止されトラン
ジスタの特性を安定化させることができる。
工程のうち、各領域に異なる膜厚のゲート酸化膜を形成
する工程を示す図である。
体装置の製造工程のうち、各領域に異なる膜厚のゲート
酸化膜を形成する工程を示す図である。
ポリシリコン膜106よりも膜厚の厚いポリシリコン膜
113を周辺回路領域に形成する工程を示す図である。
子形成予定領域を素子分離酸化膜118で分離する工程
を示す図である。
ーニングする工程を示す図である。
造工程を示す図である。
トパターン 117・・・・・・トレンチ 118・・・・・・素子分離酸化膜 120・・・・・・ONO膜 122・・・・・・WSi膜 124・・・・・・拡散層
Claims (8)
- 【請求項1】 高密度にMISFETが形成される高密
度領域と、低密度にMISFETが形成される低密度領
域とを含む半導体装置の製造方法において、 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記高密度領域に形成された前記ゲート絶縁膜上に第1
のゲート電極膜を形成する工程と、 前記低密度領域に形成された前記ゲート絶縁膜上に前記
第1のゲート電極膜よりも厚い第2のゲート電極膜を形
成する工程と、 前記第1のゲート電極膜及び前記第2のゲート電極膜の
上にストッパ膜を形成する工程と、 前記第1及び第2のゲート電極膜及び前記半導体基板を
エッチングして形成されるトレンチを形成し、このトレ
ンチに素子形成領域の間を電気的に分離する素子分離絶
縁膜を形成する工程と、 前記ストッパ膜を除去する工程と、 前記第1のゲート電極膜及び前記第2のゲート電極膜上
に更に第3のゲート電極膜を形成する工程と、 前記第1、第2及び第3のゲート電極膜を同時にパター
ニングしてゲート電極を形成する工程とを備えたことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記高密度領域に形成される前記MIS
FETは前記ゲート絶縁膜をトンネル絶縁膜とする不揮
発性メモリトランジスタであり、前記低密度領域に形成
されるMISFETは、ゲート絶縁膜が前記トンネル絶
縁膜よりも厚い高電圧トランジスタと、ゲート絶縁膜が
前記トンネル絶縁膜よりも薄い低電圧トランジスタとを
含む請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記第3のゲート電極膜は、下部ポリシ
リコン膜と、絶縁膜と、上部ポリシリコン膜とからな
り、前記第1のゲート電極膜と前記下部ポリシリコン膜
とで前記不揮発性メモリトランジスタの浮遊ゲートが形
成され、前記上部ポリシリコン膜により前記不揮発性メ
モリトランジスタの制御ゲートが形成される請求項2に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記ストッパ膜を利用して平坦化処理を
実行する工程を更に備え、前記ストッパ膜を除去する工
程により前記素子分離絶縁膜の上面を半導体基板から突
出した状態にさせる請求項1乃至3のいずれか一項に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1のゲート電極膜と前記第2のゲ
ート電極膜との間の厚さの差は、前記ストッパ膜を除去
する工程で除去されるストッパ膜の厚さと略等しくされ
ている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項6】 高密度にMISFETが形成される高密
度領域と、低密度にMISFETが形成される低密度領
域とを含む半導体装置において、 前記各領域に形成されるゲート絶縁膜と、 前記高密度領域に形成された前記ゲート絶縁膜上に形成
される第1のゲート電極膜と、前記低密度領域に形成さ
れた前記ゲート絶縁膜上に形成される前記第1のゲート
電極膜よりも厚い膜厚を備えた第2のゲート電極膜と、 前記第1のゲート電極膜及び前記第2のゲート電極膜の
上に形成される第3のゲート電極膜とを備え、前記第1
のゲート電極膜の厚さと該第1のゲート電極膜上に形成
される前記第3のゲート電極膜の厚さの合計は、前記第
2のゲート電極膜の厚さと前記第2のゲート電極膜上に
形成される前記第3のゲート電極膜の厚さの合計と略等
しくされていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 前記高密度領域に形成された前記ゲート
絶縁膜の膜厚が、前記低密度領域に形成された前記ゲー
ト絶縁膜の膜厚よりも大きくされている請求項6に記載
の半導体装置。 - 【請求項8】 前記第1及び第2のゲート電極膜及び前
記半導体基板をエッチングして形成されるトレンチに埋
め込まれることにより形成される素子分離絶縁膜を更に
備え、 前記第3のゲート電極膜は、前記素子分離絶縁膜の形成
後に前記第1及び第2のゲート電極膜上に形成される請
求項6又は7に記載の半導体装置。
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