JP2003036908A - 表面実装用接触端子、その端子を用いたプリント基板、および携帯情報端末装置 - Google Patents

表面実装用接触端子、その端子を用いたプリント基板、および携帯情報端末装置

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JP2003036908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査用プローブや他のプリント基板との電気
的な接触が良好に行える表面実装用接触端子を提供す
る。 【解決手段】 表面実装用接触端子1を導電性を有する
平板状の端子本体11表面に金12を鍍着(金メッキ)
して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に設
けられた導通検査用の端子やプリント基板同士を電気的
に接続するための端子等の表面実装用接触端子と、その
端子が用いられたプリント基板、さらに、その端子が用
いられたプリント基板を実装した携帯情報端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の携帯情報端末装置に採用さ
れている高密度集積回路が内装された半導体デバイスと
して、BGA(ボール・グリッド・アレイ)やCSP
(チップ・サイズ・パッケージ)があるが、このデバイ
スは、その外観形状がブロック状を呈しその裏面にプリ
ント基板と接合される半球面状の接合部が行列状に複数
突設して構成されており、現在の各種電子装置において
絶対不可欠な地位を確立している。
【0003】一方、プリント基板の表面処理として、基
体上に印刷形成された銅配線の酸化を防止する一手段と
して金メッキ処理が挙げられるが、上記したBGAやC
SP等の半導体デバイスが実装されたプリント基板にお
いてもその金メッキ処理が施されている。このようなプ
リント基板を実装した電子装置として、例えば、携帯電
話等の携帯情報端末装置がある。
【0004】しかしながら、この携帯電話は、周知の通
り持ち歩きながら使用されたり、時には乱雑に扱われた
りと気軽に扱われることが多いため、誤って携帯電話を
落下させてしまうことは多くの人が経験しているものと
思われる。この場合、BGAやCSP等の半導体デバイ
スが金メッキ処理のプリント基板から離脱してしまうお
それがあり、その対応策として、この金メッキ処理に替
えて、銅配線上に酸化防止、酸化膜の破壊などの機能を
併せ持ったフラックスで一体的に被覆してしまう手段が
採用された。この方法は、旧来に多く見受けられた配線
の酸化を防止するための金メッキ処理に比して表面処理
工程が簡素であり、しかも低コストであることから極め
て有用性が高く、しかも、BGAやCSP等の半導体デ
バイスのプリント基板からの脱落を防止するものとして
も有用である。
【0005】ところで、プリント基板は、その製造工程
において良品チェックのために導通検査を行っている。
この検査は、プリント基板内の所望の位置に設けられた
良品チェック用の電極部に、該電極部に導通検査装置の
プローブ(接触子)を当接、印加させることにより良品
のチェックを行っている。
【0006】しかしながら、例えば、上記した携帯情報
端末装置などは、この導通検査用のプローブピンを接触
させる基板電極部や、組立・分解性を向上させるために
多用される接触型の端子との導通を得るための基板電極
部には、今なお電気的・化学的・機械的に安定している
金メッキを施すことが根強く求められており、その声に
答える形で所要する部分にのみ金メッキを施していた。
その状態を図10に示す。
【0007】従来のプリント基板Wは、図10に例示し
たように、基体の表裏に所望のパターンでもって形成さ
れる銅配線w1とプリント基板端部近傍にその銅配線w
1と電気的に接続される電極部w2とを同時印刷し、形
成された該銅配線w1をフラックスw3で被覆すると共
に、該電極部w2の上面を金メッキw4して構成されて
いる。このようにして構成されたプリント基板Wの電極
部w2は、その製造工程中の良品チェック時においてプ
ローブPとの当接部としたり、他のプリント基板との電
気的な接続部として機能させている。
【0008】また、このような電極部を設けたプリント
基板のほかに、例えば、実開昭59−65572号公報
と実開平3−112878号公報とに開示されたテスト
ピン(端子)がある。この両者は、その製造工程中の良
品チェック時において使用されるもので、実開昭59−
65572号公報に開示されたテストピンは、半田付け
可能な導電材料により、接続部となる軸部と該軸部の基
端に設けられ上記軸部径よりも拡径した基部とを一体的
に成形し、上記基部の基端面をプリント基板のテスト用
ラウンド部上に自立させるための着座面としたものであ
る。
【0009】また後者の実開平3−112878号公報
に開示されたプリント回路のテスト端子は、テスト端子
を平面的な足部と、それに続く起立部とによって形成
し、プリント基板の任意の位置に形成されたテスト端子
パターンにおいて、上記足部を基板に半田付けしてなる
ものが開示されている。この両者は、表現の相違こそあ
れ、要するにテストピン(端子)を略フランジ状に形成
しそのフランジ端面をプリント基板に形成されたテスト
用ラウンド部上等の所望の位置に固着するものと換言で
きる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に例示したように所要する部分にのみ金メッキを施す手
段は、その金メッキ処理工程において、その処理上、金
メッキ引出し線w5が必ず必要となり、その制約を踏ま
えての電極部w2の設置位置の設計を行うことは、プリ
ント基板のさらなる小型化を阻害し、また、金メッキさ
れた不要部分が存在することになり極めて不経済でもあ
る。
【0011】また、実開昭59−65572号公報と実
開平3−112878号公報とに開示されたテストピン
(端子)は、その形状を略フランジ状に形成し、そのフ
ランジ端面をプリント基板に形成されたテスト用ラウン
ド部上等の所望の位置に固着するもので、その特徴から
所要の高さを維持しつつ倒伏しないようにプリント基板
との固着面積を確保した技術的思想であることが自明で
あり、このようなテストピンを有したプリント基板で
は、さらなる小型化を実現することはできない。しかも
このテストピンは、そもそも、他のプリント基板との電
気的な接続部としての機能をも考慮に入れたものではな
く、技術的思想の根底を異にする。
【0012】そこで、本発明は、プリント基板の小型化
に貢献しつつ、検査用プローブや他のプリント基板との
電気的な接触が良好に行える表面実装用接触端子を提供
することを目的とする。また、他の目的とする処は、上
記目的に加え、BGAやCSP等の半導体デバイスとプ
リント基板とをプリフラックス処理を用いて両者の固着
を強固にしたプリント基板を提供し、さらには、その強
固なプリント基板が実装された携帯情報端末装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、プリント基板本体上に半田を介
して接着される表面実装用接触端子であって、導電性を
有する平板状の端子本体表面に金が鍍着されていること
を特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1において、前
記金が、前記端子本体の前記プリント基板本体との接着
面と対向する構成面表面に鍍着されていることを特徴と
する。
【0015】請求項3の発明は請求項1または2におい
て、前記端子本体の前記プリント基板本体との接着面と
対向する構成面に、導通検査用のプローブを案内する凹
部が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れかにおいて、前記端子本体の前記プリント基板本体と
の接着面に、プリント基板本体と係合する係止部が突設
されていることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記端子本体の外観形状が、略円板状を
呈していることを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項5において、前
記端子本体の周縁部に、前記構成面への半田のまわり込
みを防止する堰部が周設されていることを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項6において、前
記堰部が非導電材で構成されてなり、縦断面形状が略H
字状を呈していることを特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記端子本体が、前記端子本体の前記プ
リント基板本体との接着面と略直交する方向に弾性変形
する弾発形状を呈していることを特徴とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項1から8のいず
れか1項に記載の表面実装用接触端子と所望の電子回路
に従って形成されたプリント基板本体とが半田を介して
固着されてなり、該表面実装用接触端子を除いて金メッ
キ以外の所要の表面処理が施されていることを特徴とす
るプリント基板にある。
【0022】請求項10の発明は請求項9において、前
記プリント基板本体にBGAやCSP等の半導体デバイ
スが実装されていると共に、前記表面処理がプリフラッ
クス処理であることを特徴とする。
【0023】請求項11の発明は、請求項1から8のい
ずれか1項に記載の表面実装用接触端子と、BGAやC
SP等の半導体デバイスが実装され携帯情報端末装置と
して機能する所要の電子回路に従って形成されたプリン
ト基板本体とが、半田を介して固着され、該表面実装用
接触端子を除いてプリフラックス処理が施されたプリン
ト基板と、前記表面実装用接触端子と電気的に係合する
端子部が設けられフロントケース部とリアケース部とで
構成されたケース本体と、を備えてなり、前記プリント
基板を挟んでフロントケース部とリアケース部とが嵌合
されると同時に該表面実装用接触端子と該端子部が電気
的に係合されることを特徴とする携帯情報端末装置にあ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施形態1)実施形態1における表面実装用接触端子
1は、図1に示すように銅やニッケルなどの導電性薄板
部材を剪断加工装置等によって略円板状に打ち抜き形成
された端子本体11と、その全面に亘って鍍着された金
12(金メッキ)とで構成され、所望のプリント基板に
半田を介して実装されるようになっている。この金メッ
キ12は、このように端子本体11の前面に亘って施さ
れても良いが、図2に示すように、プリント基板本体と
の接着面1a(図2において下面)と対向する構成面1
b(図2において上面)表面にのみ鍍着されてもよいも
ので、この場合、半田付け強度(耐曲げ性、耐衝撃性を
含む)があまり高くない、金メッキ・半田との組み合わ
せが回避され、プリント基板に表面実装用接触端子を強
固に固着できるという効果を生ずる。
【0025】(実施形態2)実施形態2における表面実
装用接触端子2は、図3に示すように、円板状に形成さ
れた端子本体21の中心部に導通検査用のプローブを案
内する凹部22が下面に向かって設けられたもので、プ
レス機などの剪断加工装置によって本体の打ち抜きと同
時に絞り加工によって形成され、金メッキが前面または
上面に施されて構成されている。この凹部22は、図3
(1)のように、凹部内周面が略垂直状に形成されたも
のや、図3(2)のように、上面に向かって漸次拡径す
るように傾斜して形成されたものが挙げられるが、導通
検査時において導通検査装置のプローブが容易に案内で
きる後者の傾斜状に形成された凹部22bが好ましい。
【0026】(実施形態3)実施形態3の表面実装用接
触端子3は、図4に示すように実施形態1で例示した円
板状の端子本体31の下面に、かつ、周縁部近傍に対向
するようにプリント基板本体と係合する1対の係止部3
2を突設して構成したもので、この場合、プリント基板
本体の所望の位置に予め取り付け孔を開設させておき、
その孔とこの係止部とを係合させることで位置決めと同
時に回り止めがされる。
【0027】(実施形態4)実施形態4の表面実装用接
触端子4は、図5に示すように、金メッキされた円板状
の端子本体41の周縁部に、上面への半田のまわり込み
を防止する非導電部材で構成された堰部(レジスト)4
2が周設されて、縦断面視略H字状に形成されている。
このレジスト42によって、半田の濡れ性の良い金メッ
キに半田が付くおそれがなくなり、常に安定した接触が
得られる効果がある。
【0028】(実施形態5)実施形態5の表面実装用接
触端子5は、図6および図7に示すように、端子本体5
1のプリント基板本体との接着面52と略直交する方向
に弾性変形する弾発形状を呈しており、その形態とし
て、図6に例示したように、略Z字状に折り曲げ形成し
た薄板の上面中央部に導通検査用のプローブを案内する
凹部53を設けて端子本体を係形成し、その端子本体の
全面または上面のみに金メッキを施して表面実装用接触
端子5を構成する。
【0029】通常プローブは、被接触体に当接させる際
にプローブが破壊されないように、先端接触子とその基
部とが伸縮可能に圧縮タイプの発条部材が内嵌された構
造になっているが、表面実装用接触端子とプローブ双方
でさらにストローク量が増大して、導通検査用のプロー
ブを凹部へ当接させた際に生じるおそれのあるプローブ
の破損を最小限に食い止めることができると共に、双方
の当接部が付勢しあうことで、より確実な導通を得るこ
とができる。
【0030】また、他の形態として図7(1)に例示し
たように略M字を横にしたような形状5aや、図7
(2)に示すように略U字を横にしたような形状5b
等、が挙げられ、端子本体のプリント基板本体との接着
面52と略直交する方向に弾性変形する弾発形状であれ
ば、その形状は特に限定されない。
【0031】(実施形態6)次に、以上説明した表面実
装用接触端子を実装したプリント基板について説明す
る。実施形態6におけるプリント基板6は、図8に示す
ように、実施形態1で例示した表面実装用接触端子1と
プリフラックス処理されたプリント基板本体61とで構
成され、基体62の表裏に所望のパターンでもって形成
される銅配線63とプリント基板端部近傍にその銅配線
63と電気的に接続される電極部64とを同時印刷し、
形成された該銅配線63をフラックス65で被覆する。
そして、該電極部64の上面に半田ペーストを印刷し金
メッキされた円板状の表面実装用接触端子1を載置し、
リフロー炉に通すことにより半田66を介して部材同士
が固着し、プリント基板上に固着された端子が形成され
る。
【0032】このように構成されたプリント基板は、そ
の製造工程において良品チェックのための導通検査に付
されるが、この検査は、該電極部に、導通検査装置のプ
ローブ(接触子)Pを当接、印加させることにより良品
のチェックを行う。この実施形態6におけるプリント基
板は、図8に例示したように、電極部を直に金メッキ処
理する手段に比べ(図10参照)、金メッキ引き出し線
が不要であることからプリント基板の小型化が達成され
ている。
【0033】(実施形態7)次に、実施形態7は、図9
に示したように、BGAやCSP等の半導体デバイス7
1が実装され携帯情報端末装置として機能する所要の電
子回路に従って形成された携帯情報端末装置のプリント
基板7を例示している。この携帯情報端末装置は、プリ
ント基板7とフロントケース(図示せず)とリアケース
7bとを備えて構成されている。
【0034】プリント基板7は、外観形状がブロック状
を呈しその裏面にプリント基板7と接合される半球面状
の接合部71aが行列状に複数突設して構成されたBG
AやCSP等の半導体デバイス71が、半田を介してプ
リント基板本体に形成された携帯情報端末装置として機
能する回路配線72に固着され、他の配線と共にプリフ
ラックス処理73がなされてプリント基板7に強固に固
着されていると共に、実施形態1で例示した表面実装用
接触端子1が、実施形態6で例示した手法と同様の手法
でもって、プリント基板7上に端子1が固着されて構成
されている。
【0035】フロントケース(図示せず)とリアケース
7bは、プリント基板7を挟んで嵌合可能に構成されて
おり、リアケース7b内に実装されたサウンダから端子
部7cが突設されている。以上のように構成された携帯
情報端末装置は、プリント基板を挟んでフロントケース
部とリアケース部7bとが嵌合されると同時に該表面実
装用接触端子1と該端子部7cが電気的に係合されて携
帯情報端末装置として機能するようになっている。この
ように、表面実装用接触端子1は、その用途に応じて導
通検査用の当接部としたり、携帯情報端末装置を構成す
るリアケース7bに実装されたサウンダとの電気的な接
続部としても適用でき、特に後者の携帯情報端末装置の
さらなる小型化に貢献するものである。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、下
記の有利な効果を奏する。本発明によれば、表面実装用
接触端子を金メッキされた薄板状にしたから、該端子を
プリント基板に用いた際に、従来のテストピンのような
長物形状より、高さ方向において占有領域を低減し、ま
た、他の従来のようなプリント基板と一体的に設けられ
た電極部を金メッキする際に必要とされる金メッキ引出
し線が不要となるから、プリント基板の小型化に貢献し
つつ、金メッキを施すことにより検査用プローブや他の
プリント基板との電気的な接触が良好に行える表面実装
用接触端子を提供することができる。
【0037】また、導通検査用のプローブを案内する凹
部を上面に設けることで、導通検査時に導通検査装置内
にセットされたプリント基板の導通検査位置(端子上面
の横方向の座標位置)の誤差(プリント基板の外形寸法
や、端子の固着位置によって、プリント基板毎に多少誤
差が生じるおそれがある)を吸収して確実にプローブ先
端を当接することができたり、プリント基板本体との接
着面と略直交する方向に弾性変形する弾発形状を呈する
ように該端子を構成することで、プローブ単体のストロ
ークに該端子のストロークを加えて、プリント基板毎に
異なるおそれのある端子上面の高さ(縦方向の誤差)を
吸収し、互いに付勢し合うことにより電気的な接触を良
好に行うことができる。
【0038】さらに、プリント基板本体との接着面にプ
リント基板本体と係合する係止部を突設することで、端
子取付を容易にしたり、さらに上面にのみ金メッキを施
すことで、高価な金の使用を最小限にすることができ
る。
【0039】これらの表面実装用接触端子をBGAやC
SP等の半導体デバイスが実装されたプリント基板に設
けると共に、この半導体デバイスと配線をプリフラック
ス処理することにより、上記効果に加えて両者の固着を
強固にしたプリント基板を提供することができ、さらに
は、その強固なプリント基板を携帯情報端末装置に適用
することにより、小型化に貢献しつつ、該装置の落下事
故によるBGAやCSP等の半導体デバイスのプリント
基板からの剥離を防止できる極めて好適な携帯情報端末
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における表面実装用接触端子の一部
切欠した正面側斜視図と切欠部における部分拡大図であ
る。
【図2】金メッキ部分の他の形態を例示した拡大縦断面
図である。
【図3】実施形態2における表面実装用接触端子の縦断
面図である。
【図4】実施形態3における表面実装用接触端子の底面
側斜視図である。
【図5】実施形態4における表面実装用接触端子の縦断
面図である。
【図6】実施形態5における表面実装用接触端子の正面
側斜視図である。
【図7】実施形態5における表面実装用接触端子の他の
態様を例示した側面図である。
【図8】実施形態6におけるプリント基板の縦断面図で
ある。
【図9】実施形態7における携帯情報端末装置のプリン
ト基板の縦断面図である。
【図10】金メッキ引出線が形成された従来のプリント
基板の縦断面図である。
【符号の説明】
1 表面実装用接触端子 11 端子本体 12 金メッキ 22 凹部 32 係止部 42 堰部 7 プリント基板 71 半導体デバイス 73 プリフラックス処理
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/34 501 H05K 3/34 503A 503 504B 504 507C 507 H01R 9/09 B Fターム(参考) 2G014 AA01 AB16 AC08 5E077 BB11 BB31 CC22 CC26 DD02 DD14 FF21 JJ08 JJ21 JJ27 5E319 AA03 AB05 AC02 AC16 AC17 CC33 CC61 CD06 CD15 CD21 CD26 CD55 GG01 GG09 GG15 GG20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板本体上に半田を介して接着
    される表面実装用接触端子であって、導電性を有する平
    板状の端子本体表面に金が鍍着されていることを特徴と
    する表面実装用接触端子。
  2. 【請求項2】 前記金が、前記端子本体の前記プリント
    基板本体との接着面と対向する構成面表面に鍍着されて
    いることを特徴とする請求項1記載の表面実装用接触端
    子。
  3. 【請求項3】 前記端子本体の前記プリント基板本体と
    の接着面と対向する構成面に、導通検査用のプローブを
    案内する凹部が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2記載の表面実装用接触端子。
  4. 【請求項4】 前記端子本体の前記プリント基板本体と
    の接着面に、プリント基板本体と係合する係止部が突設
    されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    1項に記載の表面実装用接触端子。
  5. 【請求項5】 前記端子本体の外観形状が、略円板状を
    呈していることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    1項に記載の表面実装用接触端子。
  6. 【請求項6】 前記端子本体の周縁部に、前記構成面へ
    の半田のまわり込みを防止する堰部が周設されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の表面実装用接触端子。
  7. 【請求項7】 前記堰部が非導電材で構成されてなり、
    縦断面形状が略H字状を呈していることを特徴とする請
    求項6記載の表面実装用接触端子。
  8. 【請求項8】 前記端子本体が、前記端子本体の前記プ
    リント基板本体との接着面と略直交する方向に弾性変形
    する弾発形状を呈していることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の表面実装用接触端子。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の
    表面実装用接触端子と所望の電子回路に従って形成され
    たプリント基板本体とが半田を介して固着されてなり、
    該表面実装用接触端子を除いて金メッキ以外の所要の表
    面処理が施されていることを特徴とするプリント基板。
  10. 【請求項10】 前記プリント基板本体にBGAやCS
    P等の半導体デバイスが実装されていると共に、前記表
    面処理がプリフラックス処理であることを特徴とする請
    求項9記載のプリント基板。
  11. 【請求項11】 請求項1から8のいずれか1項に記載
    の表面実装用接触端子と、BGAやCSP等の半導体デ
    バイスが実装され携帯情報端末装置として機能する所要
    の電子回路に従って形成されたプリント基板本体とが、
    半田を介して固着され、該表面実装用接触端子を除いて
    プリフラックス処理が施されたプリント基板と、 前記表面実装用接触端子と電気的に係合する端子部が設
    けられフロントケース部とリアケース部とで構成された
    ケース本体と、を備えてなり、 前記プリント基板を挟んでフロントケース部とリアケー
    ス部とが嵌合されると同時に該表面実装用接触端子と該
    端子部が電気的に係合されることを特徴とする携帯情報
    端末装置。
JP2001223912A 2001-07-25 2001-07-25 表面実装用接触端子、その端子を用いたプリント基板、および携帯情報端末装置 Expired - Fee Related JP4613457B2 (ja)

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