JP2003036457A - 入出管理システム - Google Patents

入出管理システム

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JP2003036457A
JP2003036457A JP2001223906A JP2001223906A JP2003036457A JP 2003036457 A JP2003036457 A JP 2003036457A JP 2001223906 A JP2001223906 A JP 2001223906A JP 2001223906 A JP2001223906 A JP 2001223906A JP 2003036457 A JP2003036457 A JP 2003036457A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出管理の対象となる空間への不正な侵入を
良好に防止、抑制しつつ、当該空間への人の入出状況を
正確に把握することができ、加えて、既存や既設のシス
テムにも簡易かつ安価に適用可能な入出管理システムを
提供する。 【解決手段】 入出管理システムは、対象空間SPの出
入り口近傍に設置されるカードリーダ10と、対象空間
SPの出入り口を通過する人物HMAを検出する光セン
サ20a、20bと、上記カードリーダ10により読み
取られた固有情報及び上記光センサ20a、20bから
の検出信号に基づいて、対象空間SPへの上記人物HM
Aの入場(入室)又は退場(退室)を判定する入出管理
制御盤30と、上記入出管理制御盤30からの判定結果
等に基づいて、当該対象空間SPへの入出情報等を管理
するセンター装置40と、を有して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出管理システム
に関し、特に、自由な出入りが制限される特定の施設や
部屋、領域等への人の入出状況や利用状況等を、管理セ
ンター等において集中的に把握して管理する入出管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルや研究所等の施設、オフィス
や会議室等の部屋等、自由な出入りが制限又は管理され
る空間(入出管理の対象となる空間;以下、「対象空
間」と記す)の入出状況や利用状況を、管理センター等
に設置されたセンター装置により把握して管理する入出
管理システムが知られている。
【0003】例えば、特開平9−245279号公報等
には、複数のカードリーダ、キーパッド及び電気錠毎
に、個別の入出管理制御盤が設けられ、各入出管理制御
盤が伝送インターフェースユニットを介して監視センタ
ー(管理センター)に設置されたホストコンピュータ
(センター装置)に接続された構成を有するアクセスコ
ントロールシステム(入出管理システム)が記載されて
いる。
【0004】ここで、従来技術における入出管理システ
ムについて、基本的な構成を示して簡単に説明する。図
12は、入出管理システムの簡易な構成を示す図であ
り、図13は、入出管理システムにおける動作状態を示
す概略図である。従来技術における入出管理システム
は、図12に示すように、概略、カードリーダ110等
の固有情報を入力するための端末装置と、対象空間への
出入り口の扉DRに設けられた電気錠120等の入退室
を制限する入退室制限装置と、カードリーダ110に入
力された固有情報に基づいて、IDカードCDの所有者
を識別して、電気錠120の解錠/施錠動作を制御する
入出管理制御盤200等の制御装置と、を備えて構成さ
れている。
【0005】このような構成を有する入出管理システム
において、図13(a)に示すように、例えば、特定の
人物HMが対象空間SPに入場する場合には、IDカー
ドCDをカードリーダ110に挿引して(カード操作を
行い)、IDカードCDに記憶された人物HM固有の情
報を入力することにより、入出管理制御盤200におい
て当該人物HMを識別(認証)して、入場を許可するか
否かを判断する。当該人物HMの入場を許可する場合に
は、扉DRに設けられた電気錠120を解錠制御する。
なお、入場を許可しない場合には、電気錠120の施錠
状態を継続する。
【0006】次いで、図13(b)、(c)に示すよう
に、人物HMが扉DRを開けて対象空間SPに入場した
後、再び扉DRが閉まると、入出管理制御盤200は、
当該人物HMが対象空間SPに入場したと判断して、当
該対象空間SPに関する入出情報を管理センターに設け
られたセンター装置(図示を省略)に伝送して、対象空
間SPの利用状況や人物HMの所在情報を管理する。
【0007】なお、図12、図13においては、扉DR
に電気錠120を設けて、対象空間SPへの自由な入場
又は退場を制限する構成を示したが、入出情報の収集の
みを目的として、C(対象空間)の出入り口近傍に、カ
ードリーダ等の固有情報入力用の端末装置のみを設置
し、カード操作のみで対象空間に比較的自由に入場又は
退場できるようにした構成もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の入出管理システムにおいては、次に示す
ような問題を有していた。 (1)従来の入出管理システムにおいては、カード操作
による電気錠の解錠後、扉を開閉動作したことを電気錠
により検出することのみで、当該人物が対象空間に入場
又は退場したものと判断していたため、例えば、カード
操作による電気錠の解錠後、扉を開けたものの、当該人
物が実際には対象空間に入場しなかった場合であって
も、入出管理制御盤において当該人物が対象空間に入場
したものと判断してしまい、これにより、管理センター
において対象空間の入出状況や利用状況、あるいは、特
定の人物の所在情報が正確に把握されなくなるという問
題を有していた。
【0009】(2)また、現在普及している電気錠は、
施錠/解錠信号及び扉開閉信号のみによって動作状態を
制御、感知する構造になっており、加えて、緊急時や保
守管理時等における対象空間への入場又は退場を許容す
るために、手動で解錠操作が可能な構造となっているの
で、カード操作を行うことなく、電気錠を手動で解錠操
作した場合には手動解錠と判断されて、防犯上の報知動
作(例えば、警報等)が行われないようになっている。
そのため、不正に入手した合い鍵や、近年急増している
ピッキング等によって、電気錠が解錠された場合、対象
空間への不正な侵入を有効に防止することができないと
いう問題を有していた。また、電気錠の動作制御に関し
て詳しい知識を有する第三者が、施錠/解錠信号及び扉
開閉信号を不正に操作して解錠した場合にあっても、不
正な侵入を防止することができないという問題を有して
いた。
【0010】(3)さらに、電気錠を適用した入出管理
システムにおいては、電気錠の機構が極めて精密かつ複
雑で高い取付精度が要求されるのに対して、電気錠の取
付対象となる扉の大半が、頻繁に回動して動作精度が劣
化しやすい開閉扉であるため、システム運用中の動作不
具合が発生しやすいという問題も有していた。 (4)加えて、近年、ピッキングや不正侵入等の被害が
急増しており、このような犯罪を防止、抑制する観点か
ら、防犯機能を備えた入出管理システムの導入や普及が
求められているが、上述したような電気錠を備えた入出
管理システムの設置コストは極めて高価であり、簡易か
つ安価に導入することが困難であるという問題を有して
いた。ここで、電気錠を適用した入出管理システムは、
新規の設置に限らず、既存や既設の防犯設備や入出管理
システムへの適用についても、設備工事が繁雑なため、
簡易な導入が困難であった。
【0011】そこで、本発明は、このような問題に鑑
み、入出管理の対象となる空間への不正な侵入を良好に
防止、抑制しつつ、当該空間への人の入出状況を正確に
把握することができ、加えて、既存や既設のシステムに
も簡易かつ安価に適用可能な入出管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る入出管理システムは、自由な出入りが制限される特定
の空間への人の入出状況を管理する入出管理システムに
おいて、前記特定の空間に出入りする人物の固有情報を
取得する固有情報取得手段と、前記特定の空間への人の
出入りを検出する入出動作検出手段と、前記固有情報取
得手段により取得された前記固有情報と予め設定された
識別情報とを比較して、前記特定の空間に出入りする前
記人物を識別する人物識別手段と、前記人物識別手段に
よる識別結果、及び、前記入出動作検出手段からの検出
信号に基づいて、前記特定の空間への前記人物の実際の
出入りを判定する入出判定手段と、前記人物識別手段に
よる識別結果、及び、前記入出判定手段による判定結果
に基づいて生成される、前記特定の空間への前記人物の
入出状況に関する情報を収集、管理する入出情報管理手
段と、を備えていることを特徴としている。
【0013】すなわち、カードリーダや指紋照合装置等
(固有情報取得手段)により、特定の施設や部屋、領域
等の空間(対象空間)に入場又は退場する人物固有の情
報が取得され、入出管理制御盤に備えられた人物識別機
能(人物識別手段)により、当該固有情報を有する人物
が特定(識別)される。一方、赤外線遮断センサや熱線
式検出センサ等(入出動作検出手段)により、対象空間
への人の入場又は退場に係る必須の動作(例えば、特定
の領域を通過する行為等)が検出され、入出管理制御盤
に備えられた入出判定機能(入出判定手段)により、上
記固有情報を有する人物が実際に特定の領域に入場又は
退場したか否かが判定される。この入出管理制御盤によ
る人物識別処理及び入出判定処理に基づいて、対象空間
への特定の固有情報を有する人物の入場又は退場に関す
る情報が取得され、当該情報が管理センター等に設けら
れたセンター装置(入出情報管理手段)により収集、管
理される。これにより、特定の固有情報を有する人物が
対象空間に実際に入場又は退場した事実を正確に把握す
ることができるので、当該対象空間への人の入出情報
(特定の空間の利用状況)及び特定の人物の所在情報
を、より正確に管理することができる。
【0014】請求項2記載の発明に係る入出管理システ
ムは、請求項1記載の入出管理システムにおいて、前記
入出判定手段は、前記人物識別手段により前記人物が識
別された後、前記入出動作検出手段により前記特定の空
間への人の出入りが検出された場合にのみ、前記特定の
空間への前記人物の実際の出入りが行われたものと判定
することを特徴としている。
【0015】すなわち、上記入出管理システムの構成に
おいて、カードリーダ等により取得された固有情報に基
づいて人物が特定され、その後(直後に)、赤外線遮断
センサ等により対象空間への人の入場又は退場が実際に
検出されたことを条件に、特定の人物が対象空間に入場
又は退場したことが判断されるので、固有情報に基づく
人物の特定、あるいは、赤外線センサ等による入場又は
退場の検出のうち、いずれか一方のみでは、特定の人物
が実際に対象空間に入場又は退場したと判断されない。
これにより、固有情報に基づいて人物が特定されたにも
関わらず、実際に対象空間に入場又は退場しない場合等
に、当該対象空間における人の入出情報が誤って把握さ
れることを防止することができる。
【0016】請求項3記載の発明に係る入出管理システ
ムは、請求項1又は2記載の入出管理システムにおい
て、前記入出判定手段は、前記人物識別手段により前記
人物が識別されていない状態で、前記入出動作検出手段
により前記特定の空間への人の出入りが検出された場合
には、前記特定の空間への不正な出入りが行われたもの
と判定することを特徴としている。請求項4記載の発明
に係る入出管理システムは、請求項3記載の入出管理シ
ステムにおいて、前記入出管理システムは、前記入出判
定手段により前記特定の空間への不正な出入りが行われ
たものと判定した場合に、当該異常状態を報知する警報
手段を備えていることを特徴としている。
【0017】すなわち、固有情報に基づいて人物が特定
されていないにも関わらず、対象空間への人の入場又は
退場が検出された場合には、不審者や部外者等による当
該対象空間への不正な入場又は退場と判断されるので、
警報ベル等の警報手段により警報を発呼したり、管理セ
ンターに通報する等の防犯上の対応策を実行して、当該
対象空間における異常状態を報知し、不正な入場又は退
場を防止することができる。
【0018】請求項5記載の発明に係る入出管理システ
ムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の入出管理シス
テムにおいて、前記入出動作検出手段は、前記人物識別
手段により識別された前記人物の前記特定の空間への出
入りを検出する入出動作検出状態と、前記人物識別手段
により識別されていない不特定人物の前記特定の空間へ
の出入りを検出する警戒検出状態と、を有し、前記人物
識別手段により前記人物が識別された場合には、前記警
戒検出状態を解除して、前記入出動作検出状態を設定す
ることを特徴としている。
【0019】すなわち、上記入出管理システムの構成に
おいて、赤外線遮断センサや熱線式検出センサ等の入出
動作検出手段は、固有情報に基づいて特定された人物の
対象空間への入場又は退場動作を検出する入出動作検出
機能(入出動作検出状態)と、固有情報に基づいて特定
されていない人物の対象空間への不正な入場又は退場動
作を検出する警戒検出機能(警戒検出状態)とを備え、
少なくとも、固有情報に基づいて人物が特定された場合
には、警戒検出機能を解除して、当該人物の対象空間へ
の実際の入場又は退場動作を検出し、固有情報に基づい
て人物が特定されていない場合には、警戒検出機能の設
定を継続して、対象空間への不正な入場又は退場を検出
する。
【0020】これにより、固有情報に基づいて人物が特
定された状態では、当該人物の対象空間への実際の入場
又は退場動作を検出して、当該対象空間への人の入出情
報及び特定の人物の所在情報を正確に把握して管理する
ことができるとともに、固有情報に基づいて人物が特定
されていない状態では、対象空間への不審者や部外者等
の不正な入場又は退場動作を検出して、防犯上の対応策
を適切に実行し、不正な入場又は退場を防止することが
できる。
【0021】請求項6記載の発明に係る入出管理システ
ムは、請求項1乃至5のいずれかに記載の入出管理シス
テムにおいて、前記入出動作検出手段は、検出対象とし
て人体を直接検出するセンサ装置であることを特徴とし
ている。すなわち、対象空間への人の出入りを検出する
入出動作検出手段として、人体によるセンサビームやエ
リアの遮断を検出する赤外線遮断センサ等の光センサ
や、人体から放出される熱線を検出する熱線式検出セン
サ、人体の接触による導通抵抗や容量変化を検出するタ
ッチセンサ等の、人体を検出対象として直接検出するセ
ンサ装置を適用することにより、対象空間に入場又は退
場する人物を確実に検出することができるので、実際に
人が対象空間に入場又は退場していない場合等に、当該
対象空間における人の入出情報が誤って把握されること
を防止することができる。
【0022】請求項7記載の発明に係る入出管理システ
ムは、請求項6記載の入出管理システムにおいて、前記
入出動作検出手段は、複数段の前記センサ装置により構
成され、前記入出判定手段は、前記センサ装置の各々か
らの検出信号に基づいて、前記特定の空間への前記人物
の実際の出入りを判定することを特徴としている。すな
わち、対象空間への入場又は退場に際し、必要不可欠な
順序動作に対応して複数のセンサ装置を設け、各センサ
装置において、時系列的に上記人体を検出した場合にの
み、対象空間に人が入場又は退場したものと判定される
ので、人の動作状態(例えば、移動方向等)をより正確
に把握することができ、実際に人が対象空間に入場又は
退場していない場合等に、当該対象空間における人の入
出情報が誤って把握されることをより確実に防止するこ
とができる。
【0023】さらに、以上の各発明に係る入出管理シス
テムによれば、固有情報取得手段により取得された固有
情報に基づいて人物を特定し、その後、入出動作検出手
段により当該人物が対象空間に実際に入場又は退場した
ことを検出することにより、人物判別手段及び入出判定
手段により特定の人物が対象空間に入場又は退場したこ
とを判断するように構成されているので、電気錠の有無
に関わらず、新規、あるいは、既存又は既設の入出管理
システムに簡易かつ安価に適用して、より正確な入出情
報を把握して管理することができるとともに、より防犯
性の高い入出管理システムを構築することができる。
【0024】ここで、電気錠を併用しない構成において
は、電気錠特有の問題(例えば、電気錠に対する不正な
合い鍵やピッキング等による解錠操作や、高価な設置コ
スト、動作の不具合等)を解消して、安価かつ簡易であ
りながら、より正確な入出情報を監視することができる
入出管理システムを実現することができ、一方、電気錠
を併用した構成においては、固有情報に基づいて人物が
特定された場合にのみ、電気錠を解錠して開扉可能とす
ることにより、より防犯性の高い入出管理システムを実
現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。なお、本発明においては、
自由な出入りが制限又は管理される特定の空間を「対象
空間」と記すが、その対象を何ら限定するものではな
く、一般的なビルやホール等の建造物単体やその建造物
群、あるいは、その一部の区画された部屋や領域等を意
味するものであってもよい。
【0026】<第1の実施形態>図1は、本発明に係る
入出管理システムの第1の実施形態を示す概略構成図で
ある。図1に示すように、本実施形態に係る入出管理シ
ステムは、大別して、固有情報取得手段を構成し、対象
空間SPの出入り口近傍に設置されるカードリーダ10
と、入出動作検出手段を構成し、対象空間SPの出入り
口を通過する人物HMAを検出する光センサ20a、2
0bと、人物識別手段及び入出判定手段を構成し、上記
カードリーダ10により読み取られた固有情報及び上記
光センサ20a、20bからの検出信号に基づいて、対
象空間SPへの上記人物HMAの入場(入室)又は退場
(退室)を判定する入出管理制御盤30と、入出情報管
理手段を構成し、上記入出管理制御盤30からの判定結
果等に基づいて、当該対象空間SPへの入出情報等を管
理するセンター装置40と、を有して構成されている。
また、図1において、CDは人物HMA固有の情報が記
憶されたIDカードであり、DRは対象空間SPの出入
り口に設置された回動式やスライド式の扉である。
【0027】以下、各構成について具体的に説明する。
カードリーダ10は、扉DRの近傍に設置され、IDカ
ードCDに記憶された人物(所有者)HMAの固有情報
を読み取り、入出管理制御盤30に伝送する。ここで、
カードリーダ10による固有情報の読取(又は、入力)
方式としては、磁気ストライプ式のIDカードを挿引す
る方式やIDカードを近づけるだけの非接触式、これら
の方式に加え、暗証番号を手動入力するテンキーを備え
たテンキー併用式等、種々の方式を採用することができ
る。
【0028】また、カードリーダ10の設置位置や設置
数を適宜変更することにより、対象空間に対して種々の
入出管理の形態を採用することができる。例えば、図1
に示したように、カードリーダ10を対象空間の出入り
口の外側にのみ設置することにより、入場又は退室のい
ずれか一方のみを管理することができるほか、後述する
図4に示すように、対象空間の内外の双方にカードリー
ダ10a、10bを設置することにより、入場及び退場
の双方を管理することができる。
【0029】光センサ20a、20bは、例えば、投光
側(20a)及び受光側(20b)の各センサデバイス
からなる赤外線遮断センサであって、扉DRが設置され
る開口部(出入り口)の対向する側部の各々に設けら
れ、常時センサビームBMが出射されて検出可能状態に
設定されている。そして、対象空間への入場又は退場の
ために、人物HMAが扉開口部を通過して、投光側の光
センサ20aから出射されたセンサビームBMが遮断さ
れると、受光側の光センサ20bにおいてセンサビーム
BMが受光されないことが検出され、当該検出信号が入
出管理制御盤30に出力される。すなわち、光センサ2
0a、20bにより、扉開口部を通過する人物(人体)
が直接検出される。
【0030】なお、光センサは、対象空間への出入りの
際に人物が必然的に通過する箇所や領域を監視できる位
置に設けられていればよく、例えば、扉開口部の上部及
び下部(床部)に対向するように設置するものであって
もよい。また、光センサの形態は、図1に示したような
投光側及び受光側が個別に構成されたもののほか、投光
側及び受光側が一体的に構成されたものに反射鏡を対向
して設置するものであってもよい。さらに、赤外線ビー
ムの遮断を検出する赤外線遮断センサのほか、人体等の
生体から放出される熱線を検出する熱線式検出センサ
等、種々の方式のセンサ装置を適用することができる。
【0031】入出管理制御盤30は、カードリーダ10
から伝送されたIDカードCDの固有情報と予め設定さ
れた識別情報とを比較して、IDカードCDを所有する
人物HMAの特定(識別)を行うとともに、当該人物H
MAの対象空間SPへの入場又は退場が許可されている
か否かを判定する。また、光センサ20a、20bから
出力された検出信号に基づいて、扉開口部を通過して人
物HMAが実際に対象空間SPに入場又は退場したか否
かを判定する。これにより、カードリーダ10の操作に
より固有情報が読み取られ、人物HMAが特定された後
に、光センサ20a、20bから検出信号が出力された
場合には、当該人物HMAが対象空間SPに入場又は退
場したものと判断する。そして、この判定結果は、所定
の回線を介して、管理センターCENに設置されたセン
ター装置40に伝送される。
【0032】センター装置40は、入出管理制御盤30
の設置位置から離間した場所に設けられた管理センター
CEN内に設置され、上記入出管理制御盤30から伝送
された上記人物HMAに関する識別結果、及び、対象空
間SPへの人の入出状況に関する情報に基づいて、当該
対象空間SPの利用状況及び人物HMAの所在情報を把
握して管理する。ここで、入出管理制御盤30とセンタ
ー装置40間の情報の伝送(送受信)は、電気信号線や
光ケーブル等の有線によるもののほか、例えば、無線等
によるものを適用することもできる。
【0033】なお、本実施形態においては、1箇所の対
象空間SPについて入出管理等を行う場合について示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、カード
リーダ10(固有情報取得手段)と光センサ20a、2
0b(入出動作検出手段)、入出管理制御盤30(人物
識別手段、入出判定手段)からなる同様の構成が各々設
置された複数の対象空間について、単一のセンター装置
により入出情報及び特定の人物の所在情報を収集して、
一元的に管理するものであってもよいことはいうまでも
ない。
【0034】次に、上述した構成を有する入出管理シス
テムの動作について、図面を参照して説明する。ここで
は、人物HMA、HMBが対象空間SPに入場する際の
動作について説明するが、対象空間SPから退場する場
合についても同等の動作が実行される。図2は、本実施
形態に係る入出管理システムの動作状態を示す概略図で
ある。また、図3は、本実施形態に係る入出管理システ
ムにおける不正侵入を検出する場合の動作を示す概略図
である。なお、上述した入出管理システムの構成(図
1)を適宜参照しつつ説明する。
【0035】まず、図2(a)に示すように、特定の人
物HMAが所有するIDカードCDがカードリーダ10
に挿引されると、IDカードCDに記憶された人物HM
Aの固有情報が読み取られ、入出管理制御盤30に出力
される。入出管理制御盤は、カードリーダ10から固有
情報を受け取ると、該固有情報と予め設定(記憶)され
た入場許可情報(識別情報)とを比較して、人物HMA
を特定するとともに、入場が許可されている人物か否か
を判定する人物識別処理を行う。
【0036】次いで、図2(b)、(c)に示すよう
に、人物HMAが対象空間SPに入場するために、対象
空間SPの出入り口に設けられた扉DRを開けて、該扉
開口部を通過することにより、該出入り口に設けられた
投光側の光センサ20aから出射されたセンサビームB
Mが一旦遮断される。該遮断状態は受光側の光センサ2
0bにより検出されて、センサビームBMの遮断検出信
号として入出管理制御盤30に出力される。
【0037】入出管理制御盤30は、光センサ20a、
20bから遮断検出信号を受け取ると、入出判定処理を
実行して、その後、人物HMAが出入り口を通過してセ
ンサビームBMの遮断状態が復旧したときに、上記特定
された人物HMAが対象空間SPに入場したものと判断
して、該判定結果(入出状況)及び人物HMAに関する
識別結果、又は、対象空間SPと人物HMAとを関連付
けた情報を、所定の回線を介して管理センターCENに
設置されたセンター装置センター装置に伝送する。次い
で、センター装置は、入出管理制御盤30から伝送され
た人物HMAに関する識別結果、及び、対象空間SPへ
の人の入出状況に基づいて、すでに蓄積、管理されてい
る当該対象空間SPの利用状況及び人物HMAの所在に
関する情報を更新する。
【0038】一方、図3に示すように、カード操作によ
る固有情報の入力が行われていない状態や、カード操作
が行われた場合であっても、入出管理制御盤30により
入力された固有情報に基づいて人物HMBが特定されな
かった場合、若しくは、入出管理制御盤30により人物
HMBが特定された場合であっても、識別情報との比較
の結果、入場が許可されていない人物と判定された場合
において、光センサ20a、20bから遮断検出信号が
出力されたときには、入場が許可されていない不審者が
センサビームBMを遮断して対象空間SPに入場したも
の(不正な侵入)と判断して、所定の防犯上の対応策を
実行する。ここで、入出管理制御盤30は、不正な侵入
と判断した場合には、防犯上の対応策として、具体的に
は、警報ベル50等により警報を発呼したり、異常情報
を管理センターCENに通報して警備員の派遣等を促
す。
【0039】したがって、本実施形態に係る入出管理シ
ステムによれば、カード操作により入力された固有情報
に基づいて人物の特定を行った後、所定のセンサエリア
を通過(センサビームを遮断)した場合にのみ、特定の
人物が対象空間に入場又は退場したものと判断されるの
で、従来技術に示したように、単にカード操作を行って
固有情報を入力しただけの状態や、カード操作を行った
後に単に扉の開閉を行っただけの状態では、当該人物の
入場又は退場とは判断されることがないため、特定の対
象空間への人の入出状況(利用状況)及び特定の人物の
所在情報を、より正確に把握して管理することができ
る。
【0040】また、カード操作を行うことなく、あるい
は、入退場許可を得ていない人物が、対象空間への入場
又は退場のために、センサエリアを通過した場合には、
不正な侵入として判断されるので、IDカードを所有し
ない不審者が不正に取得した合い鍵やピッキング等によ
る不正な侵入や、関係者以外の人物(部外者)の入場等
を的確に検知して、迅速に防犯上の対応策を実行して、
当該対象空間への不正な入場又は退場を防止又は抑制す
ることができる。
【0041】この場合、従来技術に示したような電気錠
を扉に設けることを必須としないので、既存や既設のシ
ステムに対しても、光センサ等のセンサ装置を付加し、
入出管理制御盤における判断処理や端末機器相互の連動
処理に関する制御プログラムを一部書き換える程度の軽
微な設備工事により、比較的安価かつ簡易な構成で対象
空間への入出状況等を正確に把握して管理することがで
きるとともに、不正な侵入を良好に防止、抑制して防犯
性を向上した入出管理システムを実現することができ
る。
【0042】なお、上述した実施形態においては、光セ
ンサにより扉開口部を通過する人物を、センサビームの
遮断状態を検出することにより検知する構成を示した
が、例えば、光センサに通過検出機能に加え、警戒検出
機能を設定したものであってもよい。すなわち、光セン
サに対象空間への出入り口である扉開口部の近傍に警戒
エリアを設定して、不審な行動をとる人物を常時監視し
て、カード操作を行うことなく、扉を開閉したり、こじ
開けたり、鍵を手動解錠するような行為を検出する。一
方、カード操作により人物が特定され、かつ、該人物が
対象空間への入退場が許可されている場合には、上記警
戒検出機能(警戒エリアの設定)を解除して、対象空間
への上記人物の入場又は退場のみを検出する。これによ
り、不審者や部外者等が扉開口部を通過して対象空間に
実際に入場又は退場する前に、不審者や部外者等の動作
を的確に把握することができ、事前に警報等により警告
を発したり、注意を促すことができるとともに、入退場
が許可された人物の対象空間への入出状況を正確に把握
することができる。
【0043】また、本実施形態においては、対象空間の
出入り口に開閉式の扉を備えた構成において、図1で
は、出入り口の外側(図中、扉DRの手前側)に光セン
サ20a、20bを設置した例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、出入り口の内側(図中、
扉DRの奥側)に設置するものであってもよい。この場
合、扉DRの開閉により光センサ20aから出射される
センサビームBMを遮断して誤検出されない箇所に光セ
ンサを設置することが望ましい。例えば、図1に示した
構成と同様に、開閉式の扉DRの回動方向とは逆側にな
るように光センサを設ける構成や、扉開口端の側部では
なく、上部等に光センサを設置する構成、あるいは、ス
ライド式の扉を採用した構成等により、本発明に係る入
出管理システムを良好に適用することができる。
【0044】なお、図1の構成の場合は、対象空間の内
側から退場すると、カードリーダ10にカードを通さず
に通過することになるため、このままの構成では、警報
を発することになる。よって、図1においては、出入り
口を対象空間への入場のみを許可する一方通行とする必
要がある。ここで、双方向の通行(入場及び退場)に対
応した構成を実現するためには、次の図4に示す実施形
態に係る構成を適用するか、あるいは、光センサ20
a、20bを対象空間の内側にも設けて、内外いずれの
光センサを先に遮断するかを監視することにより、対象
空間への入場又は退場を判断し、警報、非警報を制御す
るようにした構成を適用することができる。もしくは、
扉の開放を検出できるようにして、対象空間の内側から
扉が開放された場合には、退場と判断して警報を行わな
いようにした構成を適用することもできる。
【0045】次に、本実施形態に係る入出管理システム
の変形例について、図面を参照して説明する。図4は、
第1の実施形態に係る入出管理システムの変形例を示す
概略図である。上述した実施形態においては、対象空間
SPへの出入り口(扉DR)近傍の外側又は内側にのみ
カードリーダ10を設けて、入場、又は、退場のいずれ
か一方向の人物HMAの移動を把握(検出)して管理す
る構成について説明したが、本変更例は、対象空間SP
への入場及び退場の双方向の人物HMAの移動を監視し
て管理する構成を有している。
【0046】本変更例に係る入出管理システムは、具体
的には、図4に示すように、対象空間SPの出入り口近
傍の外側と内側の双方に、入場用のカードリーダ10a
と退場用のカードリーダ10bを設け、これらのカード
リーダ10a、10bにより読み取られた固有情報が単
一の入出管理制御盤30に入力される構成を有してい
る。
【0047】このような構成を有する入出管理システム
において、対象空間SPに入場する場合には、上述した
実施形態に示した場合と同様に、人物HMAが対象空間
SPの外側に設けられたカードリーダ10aにカード操
作を行って固有別情報を入力した後、出入り口(扉D
R)を通過して光センサ20a、20bのセンサビーム
BMを一旦遮断し、その後復旧することにより、人物H
MAが対象空間SPに入場したことを判別して、管理セ
ンターに設置されたセンター装置において該判定結果等
に基づいて、対象空間SPへの人の入出状況(利用状
況)及び人物HMAの所在に関する情報を更新して管理
する。
【0048】一方、当該対象空間から退場する場合にお
いても同様に、対象空間SPの内側に設けられたカード
リーダ10btにカード操作を行って固有別情報を入力
した後、出入り口を通過することにより、人物HMAが
対象空間SPから退場したことを判別して、センター装
置において所定の情報を更新して管理する。これによ
り、電気錠の有無に限らず、出入り口を有する対象空間
への人物の入出状況を正確に把握して管理することがで
きる。この場合、対象空間への人の入出状況(利用状
況)や特定の人物の所在等をより詳細に把握することが
できるので、入出管理制御盤からの判定結果等により該
対象空間が無人になった場合には、当該対象空間に設置
された防犯センサ等を警戒状態に設定したり、無人の対
象空間に入場が許可されている人物が入場する場合に
は、防犯センサに設定された警戒状態を解除する等の連
動制御を適用して、より高度な防犯機能や入出管理機能
を備えた入出管理システムを実現することができる。
【0049】<第2の実施形態>次に、本発明に係る入
出管理システムの第2の実施形態について、図面を参照
して説明する。図5は、本発明に係る入出管理システム
の第2の実施形態を示す概略図であり、 図6は、本実
施形態に係る入出管理システムの動作状態を示す概略図
である。また、図7は、本実施形態に係る入出管理シス
テムにおける不正侵入を検出する場合の動作を示す概略
図である。ここで、上述した第1の実施形態と同等の構
成については、同一の符号を付して、その説明を簡略化
又は省略する。
【0050】上述した実施形態においては、対象空間と
して開閉式の扉等を備えた出入り口を有する施設や部屋
等に、本発明に係る入出管理システムを適用した場合に
ついて説明したが、本実施形態は、対象空間として出入
り口等の明確に空間を区画する構造を有していない場合
に、当該対象空間への入場、又は、退場を監視して管理
する構成を有している。
【0051】本実施形態に係る入出管理システムは、図
5に示すように、大別して、入出管理の対象となる空間
(対象空間)SPと、それ以外の空間(非対象空間)S
PXとを区画する領域の近傍に設置されるカードリーダ
10と、対象空間SPへの出入りに際し、人物HMAが
必然的に通過する領域にセンサエリアARを設定し、人
体から放出される熱線を検出する熱線式検出センサ(以
下、単に「センサ」と記す)20cと、上記カードリー
ダ10により読み取られた固有情報に基づいて、対象空
間SPに出入りする人物HMAの特定(識別)を行うと
ともに、センサ20cからの出力される熱線の検出信号
に基づいて、対象空間SPへの人物HMAの出入りを判
定する入出管理制御盤30と、入出管理制御盤30から
の判定結果等に基づいて、対象空間SPへの人の入出状
況(利用状況)及び人物HMAの所在に関する情報を把
握して管理するセンター装置40と、を有して構成され
ている。
【0052】このような構成を有する入出管理システム
において、図6(a)に示すように、人物HMAがカー
ドリーダ10にIDカードCDを挿引して、人物HMA
の固有情報を入力すると、入出管理制御盤30により該
固有情報と予め設定された入退場許可情報とが比較され
て、人物HMAを特定するとともに、入退場が許可され
ている人物か否かを判定する人物識別処理が実行され
る。
【0053】次いで、図6(b)、(c)に示すよう
に、人物HMAが対象空間SPに入場するために、対象
空間SPと非対象空間SPXとを区画する領域(センサ
エリアAR)を通過することによりセンサ20cにおい
て熱線が検出されると、入出管理制御盤30により入出
判定処理が実行されて、その後の人物HMAの通過によ
るセンサ20cの復旧により、上記特定された人物HM
Aが対象空間SPに入場したものと判断され、該判定結
果等に基づいて、センター装置40にすでに蓄積、管理
されている当該対象空間SPの利用状況及び人物HMA
の所在に関する情報が更新される。
【0054】一方、本実施形態に係る入出管理システム
において、図7に示すように、カード操作による固有情
報の入力が行われていない状態や人物HMBが特定され
ていない状態で、センサ20cから熱線の検出信号のみ
が出力されたときには、不審者や部外者がセンサエリア
ARを通過して対象空間SPに入場(侵入)したものと
判断して、警報ベル50等により警報を発呼したり、異
常情報を管理センターCENに通報して警備員の派遣等
を促す等の防犯上の対応策が実行される。
【0055】したがって、本実施形態に係る入出管理シ
ステムによれば、固有情報に基づく人物の特定後、所定
のセンサエリアを通過した場合にのみ、特定の人物が対
象空間に入場又は退場したものと判断されるので、単に
カード操作により固有情報を入力しただけの状態では、
当該人物の入場又は退場とは判断されることがないた
め、特定の対象空間への人の入出状況(利用状況)及び
特定の人物の所在情報を、より正確に把握して管理する
ことができる。また、カード操作を行うことなく、セン
サエリアを通過した場合等には、不正な侵入として判断
されるので、IDカードを所有しない不審者による不正
な侵入や、関係者以外の人物(部外者)の入場等を的確
に検知して、迅速に防犯上の対応策を実行することがで
きる。
【0056】特に、この場合、既存や既設のシステムに
対しても、熱線式検出センサ等のパッシブセンサを天井
面や壁面等の、対象空間と非対象空間を区画する領域を
良好に見通せる位置に設置するのみで、対象空間に入場
又は退場する人物を的確に監視することができるので、
比較的安価かつ簡易な構成により、正確な入出管理を行
うことができるとともに、防犯機能をより向上させるこ
とができる。
【0057】なお、本実施形態においても、センサ20
cに人物の通過検出機能に加え、警戒検出機能を設定す
るように構成してもよい。すなわち、例えば、図5に示
した構成において、センサエリアARの外方領域に警戒
エリアを設定して、カード操作を行うことなく、対象空
間SPの近傍で不審な行動をとる人物を常時監視する。
一方、カード操作により人物が特定され、かつ、該人物
が対象空間への入退場が許可されている場合には、警戒
エリアの設定を解除して、対象空間への上記人物の入場
又は退場のみを検出する。これにより、不審者や部外者
等が対象空間に実際に入場又は退場する前に、警報等に
より警告を発したり、注意を促すことができるととも
に、入退場が許可された人物の対象空間への入出状況を
正確に把握することができる。
【0058】次に、本実施形態に係る入出管理システム
の変形例について、図面を参照して説明する。図8は、
第2の実施形態に係る入出管理システムの変形例を示す
概略図である。上述した実施形態においては、対象空間
SPを区画する領域の外側又は内側にのみカードリーダ
10を設けて、入場、又は、退場のいずれか一方向の人
物HMAの移動を把握して管理する構成について説明し
たが、本変更例は、図8に示すように、図4に示した構
成と同様に、対象空間SPを区画する領域の外側と内側
の双方に、入場用のカードリーダ10aと退場用のカー
ドリーダ10bを設け、当該対象空間SPに入場又は退
場する場合には、区画領域(センサエリアARの設定領
域と略同等)に対して手前側に設けられたカードリーダ
10a又は10bにより固有情報を入力した後、センサ
エリアARを通過してセンサ20cにより検出されるこ
とにより、当該人物が対象空間に入場又は退場したこと
を判別して、センター装置40において対象空間SPへ
の人の入出状況(利用状況)及び人物HMAの所在に関
する情報を更新して管理する。
【0059】これにより、特定の出入り口(扉開口部
等)を有する対象空間に限らず、比較的広い空間や通路
等に本変更例に係る構成を適用することにより、任意の
領域や空間を入出管理の対象に設定して、人の入出状況
や特定の人物の所在に関する情報を良好に管理すること
ができるとともに、防犯性に優れた入出管理システムを
実現することができる。
【0060】<第3の実施形態>次に、本発明に係る入
出管理システムの第3の実施形態について、図面を参照
して説明する。図9は、本発明に係る入出管理システム
の第3の実施形態を示す概略図である。ここで、上述し
た各実施形態と同等の構成については、同一の符号を付
して、その説明を簡略化又は省略する。
【0061】本実施形態係る入出管理システムは、図9
に示すように、上述した第1の実施形態に示した構成
(カードリーダ10、光センサ20a、20b、入出管
理制御盤30、センター装置40)に加え、対象空間S
Pの出入り口に設けられた扉DRに電気錠60が取り付
けられた構成を有している。ここで、電気錠60は、カ
ードリーダ10に入力された固有情報に対する識別処理
の結果に応じて、入出管理制御盤30から出力される制
御信号に基づいて、施錠又は解錠動作するとともに、扉
DRの開閉状態を検出する信号を入出管理制御盤30に
出力する。
【0062】このような構成を有する入出管理システム
において、人物HMAがカード操作を行って固有情報を
入力すると、入出管理制御盤30により該固有情報と予
め設定された入退場許可情報とが比較されて、人物HM
Aを特定するとともに、入退場が許可されている人物か
否かを判定する人物識別処理が実行される。ここで、人
物識別処理により人物HMAが特定され、かつ、対象空
間SPへの入退場が許可されている場合には、扉DRに
取り付けられた電気錠60が解錠制御される。
【0063】次いで、人物HMAが対象空間SPに入場
するために、扉DRを開いて扉開口部を通過することに
より、電気錠60から扉開状態を示す検出信号、光セン
サ20a、20bにおけるセンサビームBMの遮断検出
信号、さらに、電気錠60から扉閉状態を示す検出信号
が入出管理制御盤30に順次出力されると、入出管理制
御盤30により入出判定処理が実行されて、上記特定さ
れた人物HMAが対象空間SPに入場したものと判断さ
れ、該判定結果等に基づいて、センター装置40にすで
に蓄積、管理されている当該対象空間SPの利用状況及
び人物HMAの所在に関する情報が更新される。ここ
で、扉閉状態を示す検出信号が入出管理制御盤30に出
力され、入出管理制御盤30により人物HMAが対象空
間SPに入場したものと判断された場合には、電気錠6
0が施錠制御される。
【0064】一方、本実施形態に係る入出管理システム
において、カード操作による固有情報の入力が行われて
いない状態や人物が特定されていない状態では、電気錠
60の施錠状態が保持されるので、扉DRを開けること
がことができず、対象空間SPへの入場が阻止される。
仮に、不正に入手した合い鍵やピッキング等により電気
錠60が不正に手動解錠され、不審者が対象空間SPに
入場しようとした場合には、不審者が扉開口部を通過し
て光センサ20a、20bにおけるセンサビームBMを
遮断することにより、不審者が対象空間SPに入場(侵
入)したものと判断されて、所定の防犯上の対応策が実
行される。
【0065】したがって、本実施形態に係る入出管理シ
ステムによれば、固有情報に基づいて人物が特定(識
別)された場合にのみ、電気錠が解錠されて扉の開閉が
可能となり、その後、扉開口部を通過してセンサビーム
を遮断した場合のみ、特定の人物が対象空間に入場又は
退場したものと判断されるので、不正な侵入をより確実
に防止して、防犯性をさらに高めた入出管理システムを
実現することができる。また、本実施形態においては、
扉の内側からは扉を自由に開けられるようにしておき、
退場者が扉を開けた後に、センサビームを遮断した場合
には、退場とみなして警報を行わないようにすることも
できる。これにより、簡単な構成で入退場の判断を行う
ことができる。
【0066】<第4の実施形態>次に、本発明に係る入
出管理システムの第4の実施形態について、図面を参照
して説明する。図10は、本発明に係る入出管理システ
ムの第4の実施形態を示す概略図であり、図11は、本
実施形態に係る入出管理システムの動作状態を示す概略
図である。ここで、上述した各実施形態と同等の構成に
ついては、同一の符号を付して、その説明を簡略化又は
省略する。
【0067】上述した各実施形態においては、所定の箇
所や領域に設けられた単一のセンサにおけるセンサビー
ムの遮断を検出することにより、あるいは、人体から放
出される熱線を検出することにより、人が対象空間に実
際に入場又は退場したか否かを判断する構成について説
明したが、本実施形態に係る入出管理システムは、対象
空間の出入り口近傍、あるいは、対象空間を区画する領
域に、複数のセンサを備え、各センサからの検出信号を
順次検出することにより、人の移動方向を確定して対象
空間への入場又は退場を判断する構成を有している。
【0068】本実施形態係る入出管理システムは、図1
0に示すように、上述した第2の実施形態に示した構成
において、対象空間を区画する領域を監視するようにセ
ンサエリアが設定されるセンサ装置として、例えば、対
象空間SPへの出入りに際し、人物HMAが必然的に通
過する方向に、複数(ここでは、2つ)のセンサエリア
AR1、AR2が所定の間隔で設定されるように、複数
のセンサ(ここでは、熱線式検出センサ)20c、20
dが設置された構成を有している。ここで、センサ20
c、20dの設置間隔は、各センサ20c、20dによ
り設定されるセンサエリアAR1、AR2が相互に重な
ることがなく、かつ、各センサ20c、20dが同一人
物から放出される熱線を同時に検出することがない程度
離間して設定されていることが望ましい。
【0069】このような構成を有する入出管理システム
において、図11(a)に示すように、人物HMAがカ
ード操作を行って固有情報を入力すると、入出管理制御
盤30により該固有情報と予め設定された入退場許可情
報とが比較されて、人物HMAを特定するとともに、入
退場が許可されている人物か否かを判定する人物識別処
理が実行される。
【0070】次いで、図11(b)、(c)に示すよう
に、人物HMAが対象空間SPに入場するために、対象
空間SPを区画する領域(センサエリアAR1,AR2
の設定領域)を通過することによりセンサ20c、20
dにおいて熱線が順次検出される(ここでは、センサ2
0c→センサ20dの順で検出)と、入出管理制御盤3
0により入出判定処理が実行されて、上記特定された人
物HMAが対象空間SPの外部から内部方向に移動して
対象空間SPに入場したものと判断され、該判定結果等
に基づいて、センター装置40にすでに蓄積、管理され
ている当該対象空間SPの利用状況及び人物HMAの所
在に関する情報が更新される。
【0071】これにより、本実施形態に係る入出管理シ
ステムにおいて、カード操作を行って固有情報に基づい
て人物が特定された後に、一旦対象空間SPを区画する
領域に入ったにも関わらず、途中で引き返して対象空間
SPへの入場を断念した場合には、センサ20c、20
dにおいて熱線が順次(センサ20c→センサ20dの
順)検出されないので、特定の人物HMAの進行方向が
確定されない。したがって、対象空間SPに入場したと
誤って判断されることがなくなって、特定の対象空間へ
の人の入出状況(利用状況)及び特定の人物の所在情報
を、より正確に把握して管理することができる。
【0072】なお、上述した各実施形態は、本発明に係
る入出管理システムのごく簡単な適用例を示したものに
すぎず、本発明はこれに限定されるものではない。した
がって、少なくともカードリーダ等の固有情報取得手
段、センサ装置等の入出動作検出手段、並びに、入出管
理制御盤等の人物識別手段及び入出判定手段を備えるこ
とにより、対象空間へ出入りする人物の特定と、該対象
空間への実際の入出状況を把握することができるもので
あれば、入出管理システムに適用される固有情報取得手
段や入出動作検出手段の種類や個数を任意に設定するも
のであってもよいし、対象空間の用途や機密性、顧客の
要望等に応じて、より複雑かつ高度な入出管理機能や防
犯機能等を具備するものであってもよい。
【0073】また、上述した各本実施形態においては、
対象空間に入場又は退場する人物の固有情報を取得する
ための固有情報取得手段として、カードリーダのみを示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、指紋
照合装置や網膜の血管(毛細血管)を判定する装置等の
各種の個人認証装置を単独で、あるいは、相互に併用し
て適用したものであってもよい。
【0074】また、上述した各本実施形態においては、
対象空間への人物の入場又は退場を検出するための入出
動作検出手段として、赤外線遮断センサや熱線式検出セ
ンサを適用した例のみを示したが、対象空間に入場又は
退場する人物を直接検出して、その動作状態(動作方
向)を的確に把握することができるものであれば、他の
センサ装置を適用するものであってもよい。例えば、開
閉扉の内側及び外側の双方に設けられたドアノブや開閉
レバー等の各々に個別のタッチセンサを備えたものであ
ってもよい。この場合、扉の開閉に際し、例えば、外側
のドアノブに人物が接触して扉が開き、また、内側のド
アノブに接触して扉が閉まる(又は、その逆)ことによ
り、人物の動作方向を確定することができ、対象空間へ
の人の入出状況を正確に把握することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る入出管理システムよれば、
固有情報取得手段により取得された固有情報に基づいて
人物を特定し、その後、入出動作検出手段により当該人
物が特定の空間に実際に入場又は退場したことを検出す
ることにより、人物判別手段及び入出判定手段により特
定の人物が特定の空間に入場又は退場したことを判断す
るように構成されているので、特定の固有情報を有する
人物が特定の空間に実際に入場又は退場した事実を正確
に把握して、当該特定の空間への人の入出情報及び特定
の人物の所在情報を、より正確に管理することができ
る。
【0076】したがって、固有情報に基づいて人物が特
定されたにも関わらず、実際に特定の空間に入場又は退
場しない場合等にあっては、当該特定の空間における人
の入出情報が誤って把握されることを防止することがで
きるとともに、固有情報に基づいて人物が特定されてい
ないにも関わらず、特定の空間への人の入場又は退場が
検出された場合には、不審者や部外者等による当該特定
の空間への不正な入場又は退場と判断して、防犯上の対
応策を実行し、不正な入場又は退場を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入出管理システムの第1の実施形
態を示す概略構成図である。
【図2】第1の実施形態に係る入出管理システムの動作
状態を示す概略図である。
【図3】第1の実施形態に係る入出管理システムにおけ
る不正侵入を検出する場合の動作を示す概略図である。
【図4】第1の実施形態に係る入出管理システムの変形
例を示す概略図である。
【図5】本発明に係る入出管理システムの第2の実施形
態を示す概略図である。
【図6】第2の本実施形態に係る入出管理システムの動
作状態を示す概略図である。
【図7】第2の実施形態に係る入出管理システムにおけ
る不正侵入を検出する場合の動作を示す概略図である。
【図8】第2の実施形態に係る入出管理システムの変形
例を示す概略図である。
【図9】本発明に係る入出管理システムの第3の実施形
態を示す概略図である。
【図10】本発明に係る入出管理システムの第4の実施
形態を示す概略図である。
【図11】第4の実施形態に係る入出管理システムの動
作状態を示す概略図である。
【図12】従来技術における入出管理システムの簡易な
構成を示す図である。
【図13】従来技術における入出管理システムの動作状
態を示す概略図である。
【符号の説明】
10、10a〜10c カードリーダ 20、20a、20b 光センサ(赤外線遮断セン
サ) 20c、20d センサ(熱線式検出センサ) 30 入出管理制御盤 40 センター装置 50 警報ベル 60 電気錠 DR 扉 BM センサビーム CEN 管理センター CD IDカード SP 対象空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA03 BB05 BB08 BB09 BB15 BB29 DD08 DD09 EE02 FF06 FF28 FF35 FF44 3E038 AA01 AA11 BB03 BB04 BB06 BB07 CA02 CA06 CA07 CC01 EA02 FA02 FA03 GA02 HA05 HA06 JA03 JB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由な出入りが制限される特定の空間へ
    の人の入出状況を管理する入出管理システムにおいて、 前記特定の空間に出入りする人物の固有情報を取得する
    固有情報取得手段と、 前記特定の空間への人の出入りを検出する入出動作検出
    手段と、 前記固有情報取得手段により取得された前記固有情報と
    予め設定された識別情報とを比較して、前記特定の空間
    に出入りする前記人物を識別する人物識別手段と、 前記人物識別手段による識別結果、及び、前記入出動作
    検出手段からの検出信号に基づいて、前記特定の空間へ
    の前記人物の実際の出入りを判定する入出判定手段と、 前記人物識別手段による識別結果、及び、前記入出判定
    手段による判定結果に基づいて生成される、前記特定の
    空間への前記人物の入出状況に関する情報を収集、管理
    する入出情報管理手段と、を備えていることを特徴とす
    る入出管理システム。
  2. 【請求項2】 前記入出判定手段は、前記人物識別手段
    により前記人物が識別された後、前記入出動作検出手段
    により前記特定の空間への人の出入りが検出された場合
    にのみ、前記特定の空間への前記人物の実際の出入りが
    行われたものと判定することを特徴とする請求項1記載
    の入出管理システム。
  3. 【請求項3】 前記入出判定手段は、前記人物識別手段
    により前記人物が識別されていない状態で、前記入出動
    作検出手段により前記特定の空間への人の出入りが検出
    された場合には、前記特定の空間への不正な出入りが行
    われたものと判定することを特徴とする請求項1又は2
    記載の入出管理システム。
  4. 【請求項4】 前記入出管理システムは、前記入出判定
    手段により前記特定の空間への不正な出入りが行われた
    ものと判定した場合に、当該異常状態を報知する警報手
    段を備えていることを特徴とする請求項3記載の入出管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記入出動作検出手段は、前記人物識別
    手段により識別された前記人物の前記特定の空間への出
    入りを検出する入出動作検出状態と、前記人物識別手段
    により識別されていない不特定人物の前記特定の空間へ
    の出入りを検出する警戒検出状態と、を有し、 前記人物識別手段により前記人物が識別された場合に
    は、前記警戒検出状態を解除して、前記入出動作検出状
    態を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の入出管理システム。
  6. 【請求項6】 前記入出動作検出手段は、検出対象とし
    て人体を直接検出するセンサ装置であることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の入出管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記入出動作検出手段は、複数段の前記
    センサ装置により構成され、 前記入出判定手段は、前記センサ装置の各々からの検出
    信号に基づいて、前記特定の空間への前記人物の実際の
    出入りを判定することを特徴とする請求項6記載の入出
    管理システム。
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