JP2015014128A - 警備信号出力装置 - Google Patents

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Hiroshi Shimamoto
博司 島本
幸宏 大田
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Abstract

【課題】利用者の使い勝手の向上を図る。【解決手段】警備信号錠2Aが扉Aに設置され、警備信号錠2Bが扉Bに設置される。警備信号錠2A,2Bは、施錠後に外側から操作することにより警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号をONする。状態検知手段3A,3Bは、扉A,Bの開閉状態及び警備信号錠2の施解錠状態を検知する。警備信号出力アダプタ4は、状態検知手段3A,3Bから閉扉・施錠を示す検知信号が入力され、かつ警備信号錠2A又は2Bの警備セット信号がONすると、警備信号出力をOFFからONに切り替え、警備システムの警備状態をセットする。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば個人住宅、集合住宅、小売店舗、商業施設などの物件において、警備会社が運営する警備システムのON/OFFを行うためのスイッチを内蔵した警備信号錠が1つの物件において外との間で出入りされる複数の扉に設置された警備信号出力装置に関するものである。
近年、空き巣などの犯罪の増加に伴い、小売店舗や商業施設だけに留まらず、個人住宅や集合住宅などの物件においても警備会社が運営する警備システムを導入するケースが多くなってきている。この種の警備システムでは、警備状態にセットされると、物件の警備領域内の様子や扉、窓の状態(開閉状態、破壊の有無状態)を監視カメラや各種センサにより検知し、これら撮像画像や検知信号を集中監視センターでモニタし、警備領域内の異常発生の有無(例えば、不審者の侵入、火災など)を監視している。
ところで、この種の警備システムに連動する錠前として、下記特許文献1に開示されるような錠前の信号取出し機構を採用した警備信号錠が知られている。警備信号錠は、扉の外側からシリンダ錠の鍵穴にキーを挿入して所定角度(例えば反時計回りに90°)回転させると施錠し、キーをさらに所定角度(反時計回りに+40°)回転させると、警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号がONするようになっている。また、警備信号錠は、警備セット信号がONにより警備システムが警備状態にセットされた状態で、扉の外側からシリンダ錠の鍵穴にキーを挿入して所定角度(施錠と逆方向の時計回りに90°)回転させると解錠し、警備セット信号がONからOFFに切り替わるようになっている。
特開2001−227215号公報
ところで、上述した警備信号錠は、通常、1つの物件において外との間で最終的に出入りされる正面玄関扉のみに設置するのが一般的であった。しかし、外との間で出入りが可能な扉を備えた物件としては、正面玄関扉以外に勝手口を備えたものや正面玄関扉を含む複数の玄関扉を備えたものがある。この場合、1箇所の正面玄関扉のみに警備信号錠を設置した構成では、警備システムを警備状態にセットするにあたって、警備信号錠が設置された正面玄関扉以外の扉の錠前を全て施錠した後、最後に正面玄関扉に設置された警備信号錠を施錠して警備セット信号をONする操作を行う必要があった。このため、警備信号錠が設置された正面玄関扉以外の扉の錠前を全て施錠した後でなければ、警備信号錠を施錠して警備セット信号をONする操作を行っても警備システムを警備状態にセットすることができなかった。しかも、外との間で出入りが可能な複数の扉を備えた物件では、警備信号錠が設置された正面玄関扉以外の扉から出入りが行われることがあるため、警備信号錠が設置された正面玄関扉以外の扉から最終的に出入りが行われた場合には、警備システムを警備状態にセットすることができず、利用者にとって不便であり、使い勝手が悪かった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、利用者にとって使い勝手の良い警備信号出力装置を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載された警備信号出力装置は、施錠後に警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号をONする警備信号錠が1つの物件において外との間で出入りが可能な複数の扉に設置され、前記警備セット信号のONにより前記警備システムを警備状態にセットする警備信号出力装置であって、
外との間で出入りが可能な全ての扉の開閉状態及び外との間で出入りが可能な前記警備信号錠を含む全ての錠前の施解錠状態を検知する状態検知手段と、
外との間で出入りが可能な全ての扉が閉扉で外との間で出入りが可能な前記警備信号錠を含む全ての錠前が施錠を示す検知信号が前記状態検知手段から入力され、かつ少なくとも1つの警備信号錠の警備セット信号がONしたときに、警備信号出力をONする警備信号出力アダプタとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載された警備信号出力装置は、請求項1の警備信号出力装置において、
前記警備信号出力アダプタは、前記警備信号出力のONにより前記警備システムが警備状態にセットされた状態から複数の警備信号錠の何れかが解錠されて前記状態検知手段から解錠を示す検知信号が入力したときに、前記警備信号出力をOFFに切り替えることを特徴とする。
請求項3に記載された警備信号出力装置は、請求項1又は2の警備信号出力装置において、
前記警備信号錠は、錠前が電気錠で構成されており、
さらに、前記電気錠の施錠操作又は解錠操作時に利用者が所持するIDキーの識別情報を取得して正当性を判別し、前記識別情報を正常認証したときに前記電気錠を施錠又は解錠する操作表示器を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、1つの物件において外との間で出入りが可能な複数の扉に設置された全ての錠前が施錠状態であれば、どの警備信号錠からでも警備セット信号をONして警備システムを警備状態にセットすることができる。
また、警備システムが警備状態にセットされているときには、何れかの警備信号錠を外側から鍵を用いて解錠操作すれば、警備信号出力を「ON」から「OFF」に切り替えて警備システムの警備状態のセットを解除することができる。
本発明に係る警備信号出力装置の第1実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図1の警備信号出力装置の動作フローチャートである。 本発明に係る警備信号出力装置の第2実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 図3の警備信号出力装置の動作フローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る警備信号出力装置1は、例えば個人住宅、集合住宅、小売店舗、商業施設などの物件において、警備会社が運営する警備システムに連動する装置である。
第1実施の形態による警備信号出力装置1(1A)は、図1に示すように、警備信号錠2、状態検知手段3、警備信号出力アダプタ4を備えて概略構成される。
警備信号錠2(2A,2B)は、例えば個人住宅、集合住宅、小売店舗、商業施設などの1つの物件において、外との間で出入りが可能な複数の扉(例えば玄関扉、勝手口など)に設置され、警備会社が運営する警備システムを警備状態にON/OFF切替するスイッチを錠ケースに内蔵している。
警備信号錠2(2A,2B)は、扉A,Bの外から所定操作によって施錠後に警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号をONしている。具体的には、従来の技術でも説明したように、扉A,Bの外側からシリンダ錠の鍵穴にキーを挿入して所定角度(例えば反時計回りに90°)回転させることにより施錠し、キーをさらに所定角度(反時計回りに+40°)回転させる2段階の回転操作により警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号がONするようになっている。また、警備信号錠2(2A,2B)は、警備システムが警備状態にセットされ、すなわち警備セット信号がONの状態において、扉A,Bの外側からシリンダ錠の鍵穴にキーを挿入して所定角度(施錠と逆方向の時計回りに90°)回転させることにより解錠し、警備セット信号がONからOFFに切り替わるようになっている。すなわち、警備セット信号は、1度ONにすると、その後、警備信号錠2の扉A,Bの外側からキーによる解錠操作を行うまではON状態を保持する。
その際、警備信号錠2(2A,2B)は、例えば特許文献1に開示される錠前の信号取出し機構の構成を採用することができるが、扉A,Bの外側からキーを用いた施錠操作又は解錠操作により警備セット信号のON/OFF切替が行える構成であれば良い。
状態検知手段3(3A,3B)は、警備信号錠2(2A,2B)が設置される各扉A,Bに設けられ、扉開閉検知手段3aと施解錠検知手段3bを備えている。
扉開閉検知手段3aは、扉A(又は扉B)の開閉を検知するマイクロスイッチなどで構成され、扉A(又は扉B)が開いているときに、開扉状態を示す開モニタ信号を検知信号として警備信号出力アダプタ4に出力している。これに対し、扉A(又は扉B)が閉じているときには、閉扉状態を示す閉モニタ信号を検知信号として警備信号出力アダプタ4に出力している。
施解錠検知手段3bは、警備信号錠2のデッドボルトの動きを検知するマイクロスイッチなどで構成され、警備信号錠2が施錠しているときに、施錠状態を示す施錠モニタ信号を検知信号として警備信号出力アダプタ4に出力している。これに対し、警備信号錠2が解錠しているときには、解錠状態を示す解錠モニタ信号を検知信号として警備信号出力アダプタ4に出力している。
警備信号出力アダプタ4は、各扉A,B毎に設置される警備信号錠2A,2B及び状態検知手段3A,3Bとの間が有線又は無線により接続されるとともに、不図示の警備システムの操作パネルとして屋内に設置されるインターホン親機との間が有線又は無線により接続されている。
警備信号出力アダプタ4は、各扉A,B毎に設置される警備信号錠2A,2B及び状態検知手段3A,3Bからの信号に基づいて警備システムを警備状態にセットするための警備信号を出力するもので、判別手段4a、出力制御手段4b、記憶手段4cを備えている。
判別手段4aは、最新の警備信号出力が「ON」か否かの判別、最新の警備信号出力が「ON」のときに状態検知手段3からの検知信号により全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」か否かの判別、全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」のときに警備信号錠2A,2Bの何れかの警備セット信号が「ON」に変化しているか否かの判別、最新の警備信号出力が「ON」のときに警備信号錠2A,2Bの何れかが「解錠」か否かの判別を行っている。
出力制御手段4bは、判別手段4aの判別結果により、警備信号出力の「ON/OFF」を切替制御している。すなわち、出力制御手段4bは、最新の警備信号出力が「OFF」の状態で全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」であって、かつ警備信号錠2A,2Bの何れかの警備セット信号が「ON」に変化したと判別手段4aが判断したときに警備信号出力を「ON」に制御している。また、出力制御手段4bは、警備システムが警備状態にセットされているときに、警備信号錠2A,2Bの何れかが「解錠」であると判別手段4aが判断したときに警備信号出力を「OFF」に制御している。
記憶手段4cは、状態検知手段3から常時入力される検知信号により、扉A,B及び警備信号錠2A,2Bの最新の開閉状態及び施解錠状態を記憶保持している。また、記憶手段4cは、出力制御手段4bが出力している最新の警備信号出力のON/OFF状態を記憶保持している。尚、記憶手段4cは、停電時において、停電直前の扉A,Bの開閉状態、警備信号錠2A,2Bの施解錠状態、警備信号出力のON/OFF状態を記憶保持している。
ところで、本例において、1つの物件とは、個人住宅、集合住宅、小売店舗、商業施設などの建物全体、又は建物の各戸を意味している。
また、本例では、図1に示すように、1つの物件において外との間で出入りが可能な扉を扉Aと扉Bの2つとし、それぞれの扉A,Bに警備信号錠2(2A,2B)を設置した場合を例にとって説明するが、1つの物件において外との間で出入りが可能な扉が2つ以上あって、そのうちの少なくとも2つの扉に警備信号錠2が設置された構成であればよい。
さらに、1つの物件において外との間で複数の扉のどこから出入りしても警備システムを警備状態にセットするには、外との間で出入りが可能な全ての扉に警備信号錠2を設置するのが好ましい。但し、コストを抑えるため、1つの物件において外との間で出入りが可能な複数の扉のうち、出入りの頻度が多い扉を優先して少なくとも2つの扉に警備信号錠2を設置し、その他の扉には一般的な錠前を設置する構成としても良い。この場合、一般的な錠前にも錠前検知手段3を設置することにより、扉の開閉状態及び錠前の施解錠状態が検知され、その際の検知信号が警備信号出力アダプタ4に入力される。
次に、上述した第1実施の形態による警備信号出力装置1Aにおいて、警備システムを警備状態にセットする場合と警備システムの警備状態のセットを解除する場合のそれぞれにおける警備信号出力アダプタ4の動作について図2のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、1つの物件において、外との間で出入りが可能な扉が扉Aと扉Bの2つであって、扉Aに警備信号錠2Aを設置し、扉Bに警備信号錠2Bを設置した場合を例にとって説明する。
・警備システムを警備状態にセットする場合の動作
警備信号出力アダプタ4は、記憶手段4cに記憶された最新の警備信号出力のON/OFF状態を示す情報から警備信号出力が「ON」か否かを判別する(ST1)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号出力が「ON」ではないと判断すると(ST1−No)、状態検知手段3からの検知信号により全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」か否かを判別する(ST2)。警備信号出力アダプタ4は、全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」であると判断すると(ST2−Yes)、全ての警備信号錠2A,2Bのうち何れかの警備信号錠2A又は2Bの警備セット信号が「ON」に変化したか否かを判別する(ST3)。警備信号出力アダプタ4は、何れかの警備信号錠2A又は2Bの警備セット信号が「ON」に変化したと判断すると(ST3−Yes)、警備信号出力を「OFF」から「ON」に切り替えて出力する(ST4)。これにより、警備システムのインターホン親機は、警備信号出力アダプタ4からの警備信号出力が「OFF」から「ON」に切り替わるタイミングにより、警備システムを警備状態にセットする。尚、警備信号出力アダプタ4は、全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」ではないと判断したとき(ST2−No)、全ての警備信号錠2A,2Bの警備セット信号が「OFF」のまま変化していないと判断したとき(ST3−No)にはST1の処理に戻る。
・警備システムの警備状態のセットを解除する場合の動作
警備信号出力アダプタ4は、記憶手段4cに記憶された最新の警備信号出力のON/OFF状態を示す情報から警備信号出力が「ON」か否かを判別する(ST1)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号出力が「ON」であると判断すると(ST1−Yes)、状態検知手段3からの検知信号により警備信号錠2A又は2Bの何れかが「解錠」か否かを判別する(ST5)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号錠2A又は2Bの何れかが「解錠」であると判断すると(ST5−Yes)、警備信号出力を「ON」から「OFF」に切り替えて出力する(ST6)。これにより、警備システムのインターホン親機は、警備信号出力アダプタ4からの警備信号出力が「ON」から「OFF」に切り替わるタイミングにより、警備システムの警備状態のセットを解除する。その後、ST1の処理に戻る。
次に、第2実施の形態による警備信号出力装置1Bの構成について図3を参照しながら説明する。尚、第1実施の形態による警備信号出力装置1Aと同一の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略している。
第2実施の形態による警備信号出力装置1Bは、図3に示すように、IDキー5を用い、警備信号錠2、状態検知手段3、警備信号出力アダプタ4に加え、警備セット信号をON/OFFするための構成として警備信号錠2が操作表示器6を備えている。
IDキー5は、警備信号錠2の施錠/解錠が許可された利用者が所持するもので、例えばICキー、ICタグ、非接触型ICカード(FeliCa(登録商標))などの携帯媒体で構成され、警備信号錠2の施錠/解錠に必要不可欠な識別情報(例えば暗証番号、警備信号錠2を特定する製造番号などの情報)が予め記憶されている。
また、第2実施の形態における警備信号錠2は、錠前が電気錠で構成されており、例えば個人住宅、集合住宅、小売店舗、商業施設などの1つの物件において、外との間で出入りが可能な複数の扉(例えば玄関扉、勝手口など)に設置される。図3の例では、第1実施の形態と同様に、1つの物件において外との間で出入りが可能な扉を扉Aと扉Bの2つとし、それぞれの扉A,Bに警備信号錠2(2A,2B)を設置している。
操作表示器6(6A,6B)は、施錠/解錠を指示する上下操作ボタンからなる操作手段と、施錠/解錠の誘導表示や状態表示を行う表示手段と、利用者が所持するIDキー5の識別情報を非接触無線通信により取得するリーダからなる受信手段と、受信手段が取得したIDキー5の識別情報の正当性を判別して電気錠を施錠/解錠制御する制御手段とを備えている。具体的には、例えば特開2008−014082号公報に開示される受信器によって構成することができる。
操作表示器6(6A,6B)は、上下操作ボタンの一方の操作ボタンの押下により、施錠が指示されたときに、利用者が所持するIDキー5の識別情報を受信手段が非接触無線通信により取得し、取得した識別情報の正当性を制御手段が判別して正常認証したときに電気錠を施錠制御している。これに対し、操作表示器6(6A,6B)は、電気錠が施錠状態において、利用者が所持するIDキー5が翳されたとき、又は利用者がIDキー5を携帯して上下操作ボタンの一方の操作ボタンを押して解錠が指示されたときに、IDキー5の識別情報を受信手段が非接触無線通信により取得し、取得した識別情報の正当性を制御手段が判別して正常認証したときに電気錠を解錠制御している。
操作表示器6(6A,6B)は、上下操作ボタンの所定操作により、施錠後に警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号をONしている。具体的に警備セット信号をONする方法としては、上下操作ボタンの一方の操作ボタンを押し続けて施錠を指示し、一方の操作ボタンを押したまま利用者がIDキー5をかざす方法、利用者がIDキー5を携帯して上下操作ボタンの一方の操作ボタンを押し続けて施錠を指示する方法とがある。
警備信号出力アダプタ4は、警備システムの警備状態がセットされていない状態(警備信号出力「OFF」の状態)で、何れかの警備信号錠2A又は2Bが「閉扉・施錠」で警備セット信号が「ON」であると判断し、残りの警備信号錠が「閉扉・施錠」ではないと判別手段4aが判断すると、その残りの警備信号錠が「閉扉・解錠」であれば出力制御手段4cにより自動的に施錠制御している。また、警備信号出力アダプタ4は、警備システムの警備状態がセットされている状態(警備信号出力「ON」の状態)で、何れかの警備信号錠2A又は2BがIDキー5を使用して解錠操作されると、警備システムの警備状態のセットを解除している。
尚、警備信号錠2は、上述した第1実施の形態と同様に、1つの物件において外との間で出入りが可能な扉が2つ以上あって、そのうちの少なくとも2つの扉に警備信号錠2が設置された構成であればよい。また、図3の例では、警備信号錠2(2A,2B)が操作表示器6(6A,6B)を含む構成としているが、それぞれを1対1に別体に構成しても良い。
次に、上述した第2実施の形態による警備信号出力装置1Bにおいて、警備システムを警備状態にセットする場合と警備システムの警備状態のセットを解除する場合のそれぞれにおける警備信号出力アダプタ4の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。
・警備システムを警備状態にセットする場合の動作
警備信号出力アダプタ4は、記憶手段4cに記憶された最新の警備信号出力のON/OFF状態を示す情報から警備信号出力が「ON」か否かを判別する(ST11)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号出力が「ON」ではないと判断すると(ST11−No)、状態検知手段3からの検知信号により何れかの警備信号錠2A又は2Bが「閉扉・施錠」で警備セット信号が「ON」に変化したか否かを判別する(ST12)。警備信号出力アダプタ4は、何れかの警備信号錠2A又は2Bが「閉扉・施錠」で警備セット信号が「ON」に変化したと判断すると(ST12−Yes)、残りの警備信号錠が「閉扉・施錠」か否かを判別する(ST13)。警備信号出力アダプタ4は、残りの警備信号錠が「閉扉・施錠」ではないと判断すると(ST13−No)、その警備信号錠が「閉扉・解錠」であれば、自動的に施錠制御し(ST14)、ST11の処理に戻る。これに対し、警備信号出力アダプタ4は、残りの警備信号錠、すなわち全ての警備信号錠2A,2Bが「閉扉・施錠」であると判断すると(ST13−Yes)、警備信号出力を「OFF」から「ON」に切り替えて出力する(ST15)。これにより、警備システムのインターホン親機は、警備信号出力アダプタ4からの警備信号出力が「OFF」から「ON」に切り替わるタイミングにより、警備システムを警備状態にセットする。尚、警備信号出力アダプタ4は、何れかの警備信号錠2A又は2Bが「閉扉・施錠」で警備セット信号が「ON」のまま変化していないと判断したとき(ST12−No)にはST11の処理に戻る。
・警備システムの警備状態のセットを解除する場合の動作
警備信号出力アダプタ4は、記憶手段4cに記憶された最新の警備信号出力のON/OFF状態を示す情報から警備信号出力が「ON」か否かを判別する(ST11)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号出力が「ON」であると判断すると(ST11−Yes)、状態検知手段3からの検知信号により警備信号錠2A又は2Bの何れかが「解錠」か否かを判別する(ST16)。警備信号出力アダプタ4は、警備信号錠2A又は2Bの何れかが「解錠」であると判断すると(ST16−Yes)、警備信号出力を「ON」から「OFF」に切り替えて出力する(ST17)。これにより、警備システムのインターホン親機は、警備信号出力アダプタ4からの警備信号出力が「ON」から「OFF」に切り替わるタイミングにより、警備システムの警備状態のセットを解除する。その後、ST11の処理に戻る。
このように、本例の警備信号出力装置1は、1つの物件において外との間で出入りが可能な複数の扉に設置された全ての錠前が施錠状態であれば、扉に設置されたどの警備信号錠2からでも警備セット信号をONして警備システムを警備状態にセットすることができる。
また、警備システムが警備状態にセットされているときには、何れかの警備信号錠2を扉A,Bの外側から解錠操作すれば、警備信号出力を「ON」から「OFF」に切り替えて警備システムの警備状態のセットを解除することができる。これにより、利用者にとって使い勝手の良い警備信号出力装置1を提供することができる。
ところで、上述した実施の形態では、1つの扉A(又は扉B)に1つの警備信号錠2が設置されたものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば1つの扉に主錠と副錠の2つの錠が設置された、所謂1ドア2ロックシステムにも本発明に係る警備信号出力装置1を適用することができる。その際、主錠を警備信号錠2、副錠を一般的な錠前で構成したり、主錠と副錠の両方を警備信号錠2で構成することができる。この場合においても、扉A,Bの外側からの施錠操作により全ての錠前が施錠状態となり、かつ何れかの警備信号錠2の警備セット信号が「ON」しているときに警備信号出力アダプタ4の警備信号出力が「ON」し、警備システムが警備状態にセットされる。また、警備システムが警備状態にセットされているときに、扉A,Bの外側からの解錠操作により何れかの警備信号錠2が解錠状態になると、警備信号出力アダプタ4の警備信号出力が「ON」から「OFF」に切り替わり、警備システムの警備状態のセットが解除される。
以上、本発明に係る警備信号出力装置1の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1(1A,1B) 警備信号出力装置
2(2A,2B) 警備信号錠
3(3A,3B) 状態検知手段
3a 扉開閉状態検知手段
3b 施解錠状態検知手段
4 警備信号出力アダプタ
4a 判別手段
4b 出力制御手段
4c 記憶手段
5 IDキー
6(6A,6B) 操作表示器

Claims (3)

  1. 施錠後に警備システムを警備状態にセットするための警備セット信号をONする警備信号錠が1つの物件において外との間で出入りが可能な複数の扉に設置され、前記警備セット信号のONにより前記警備システムを警備状態にセットする警備信号出力装置であって、
    外との間で出入りが可能な全ての扉の開閉状態及び外との間で出入りが可能な前記警備信号錠を含む全ての錠前の施解錠状態を検知する状態検知手段と、
    外との間で出入りが可能な全ての扉が閉扉で外との間で出入りが可能な前記警備信号錠を含む全ての錠前が施錠を示す検知信号が前記状態検知手段から入力され、かつ少なくとも1つの警備信号錠の警備セット信号がONしたときに、警備信号出力をONする警備信号出力アダプタとを備えたことを特徴とする警備信号出力装置。
  2. 前記警備信号出力アダプタは、前記警備信号出力のONにより前記警備システムが警備状態にセットされた状態から複数の警備信号錠の何れかが解錠されて前記状態検知手段から解錠を示す検知信号が入力したときに、前記警備信号出力をOFFに切り替えることを特徴とする請求項1記載の警備信号出力装置。
  3. 前記警備信号錠は、錠前が電気錠で構成されており、
    さらに、前記電気錠の施錠操作又は解錠操作時に利用者が所持するIDキーの識別情報を取得して正当性を判別し、前記識別情報を正常認証したときに前記電気錠を施錠又は解錠する操作表示器を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の警備信号出力装置。
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