JP2003035297A - ファンおよびファンの回転バランスをとる方法 - Google Patents
ファンおよびファンの回転バランスをとる方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ファンのバランスを保つようにして、ファンの
騒音を低減すると共に、ファンの損傷を防止する。 【解決手段】接続部材3を取り外して、ボス部1aに対
する羽根部1bの接続位置関係を変更することによって
ファン1の回転バランスをとり再度接続部材3でボス部
1aと羽根部1bとを接続する。
騒音を低減すると共に、ファンの損傷を防止する。 【解決手段】接続部材3を取り外して、ボス部1aに対
する羽根部1bの接続位置関係を変更することによって
ファン1の回転バランスをとり再度接続部材3でボス部
1aと羽根部1bとを接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンおよびファ
ンの回転バランスをとる方法に関する。
ンの回転バランスをとる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンは、内側中心に位置するボス部と
外側の羽根部とから構成されている。油圧モータの回転
軸がボス部に取り付けられており、油圧モータが回転す
ることによりファンが回転する。ボス部には凹部が形成
されており、この凹部には油圧モータを内蔵したモータ
ボディが収容されている。このモータボディはプレート
によって支持される。一方、ラジエータのような冷却対
象物側にはファン取付用のフレームが設けられており、
このフレームにプレートが取り付けられる。こうしてラ
ジエータに対してプレートを介してファンが固定され
る。
外側の羽根部とから構成されている。油圧モータの回転
軸がボス部に取り付けられており、油圧モータが回転す
ることによりファンが回転する。ボス部には凹部が形成
されており、この凹部には油圧モータを内蔵したモータ
ボディが収容されている。このモータボディはプレート
によって支持される。一方、ラジエータのような冷却対
象物側にはファン取付用のフレームが設けられており、
このフレームにプレートが取り付けられる。こうしてラ
ジエータに対してプレートを介してファンが固定され
る。
【0003】ボス部の材料には金属などが使用され羽根
部の材料にはプラスチック、ナイロンなどの樹脂が使用
されている。
部の材料にはプラスチック、ナイロンなどの樹脂が使用
されている。
【0004】たとえばプラスチック製の羽根部を、金属
のボス部に鋳込む、あるいはリベットで止めることによ
りボス部と羽根部とは一体に形成されている。
のボス部に鋳込む、あるいはリベットで止めることによ
りボス部と羽根部とは一体に形成されている。
【0005】以上のようにボス部には、モータボディを
収容するための凹部が形成されているため必然的にボス
部は大径となる。またボス部と羽根部とは鋳造、または
リベット止めによって一体に形成されているため各部で
重量密度がばらつきやすい。
収容するための凹部が形成されているため必然的にボス
部は大径となる。またボス部と羽根部とは鋳造、または
リベット止めによって一体に形成されているため各部で
重量密度がばらつきやすい。
【0006】このためファンを回転させると回転のアン
バランスが生じやすい。
バランスが生じやすい。
【0007】そこで従来はファンの羽根部を研削した
り、羽根部に、バランス調整用の重りを装着するなどの
調整を施すことによって回転バランスをとるようにして
いる。
り、羽根部に、バランス調整用の重りを装着するなどの
調整を施すことによって回転バランスをとるようにして
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】油圧モータの駆動に応
じてファンは振動する。上述したような回転のアンバラ
ンスが生じるとファン全体の振動は大きくなる。特にフ
ァンの端部つまりモータボディの端部がプレートに取り
付けられている場合には、この振動が増幅され更に大き
くなる。このように振動が大きくなると騒音が大きくな
るという問題が生じる。またファン全体の取付バランス
が悪化し、最悪の場合は、ファンがプレートから離脱す
るという問題が生じる。
じてファンは振動する。上述したような回転のアンバラ
ンスが生じるとファン全体の振動は大きくなる。特にフ
ァンの端部つまりモータボディの端部がプレートに取り
付けられている場合には、この振動が増幅され更に大き
くなる。このように振動が大きくなると騒音が大きくな
るという問題が生じる。またファン全体の取付バランス
が悪化し、最悪の場合は、ファンがプレートから離脱す
るという問題が生じる。
【0009】このようなことを防止するためにはプレー
トを厚くするなどして剛性を強くすることが必要となる
が、プレート製造のためのコストが上昇するうえ、プレ
ートが大型化する。
トを厚くするなどして剛性を強くすることが必要となる
が、プレート製造のためのコストが上昇するうえ、プレ
ートが大型化する。
【0010】本発明はファンのバランスを保つようにし
て、ファンの騒音を低減すると共に、ファンの損傷を防
止することを第1の解決課題とする。
て、ファンの騒音を低減すると共に、ファンの損傷を防
止することを第1の解決課題とする。
【0011】また上述したように従来のファンでは、フ
ァンの回転バランスをとるには、羽根部を研削したり、
羽根部に重りを装着するなどの煩雑な調整作業が必要と
なり、時間と工数がかかり、コストが上昇し量産性が低
いという問題が生じていた。
ァンの回転バランスをとるには、羽根部を研削したり、
羽根部に重りを装着するなどの煩雑な調整作業が必要と
なり、時間と工数がかかり、コストが上昇し量産性が低
いという問題が生じていた。
【0012】本発明はファンの回転バランスをとる作業
を容易に行えるようにし、コストの低減と量産性を高め
ることを第2の解決課題とする。
を容易に行えるようにし、コストの低減と量産性を高め
ることを第2の解決課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用、効果】第1発明
では、上記第1、第2の解決課題を達成するために、駆
動機構(2)がボス部(1a)に取り付けられ、前記ボ
ス部(1a)に羽根部(1b)を接続したファンにおい
て、前記ボス部(1a)に凹部を形成するか、または前
記ボス部(1a)と羽根部(1b)とを接続して凹部を
形成することによって、この凹部内に、前記駆動機構
(2)を収容し、前記ボス部(1a)に対する前記羽根
部(1b)の接続位置関係を変更でき、かつ取り外し自
在の接続部材(3)によって、これらボス部(1a)と
羽根部(1b)とを接続したことを特徴とする。
では、上記第1、第2の解決課題を達成するために、駆
動機構(2)がボス部(1a)に取り付けられ、前記ボ
ス部(1a)に羽根部(1b)を接続したファンにおい
て、前記ボス部(1a)に凹部を形成するか、または前
記ボス部(1a)と羽根部(1b)とを接続して凹部を
形成することによって、この凹部内に、前記駆動機構
(2)を収容し、前記ボス部(1a)に対する前記羽根
部(1b)の接続位置関係を変更でき、かつ取り外し自
在の接続部材(3)によって、これらボス部(1a)と
羽根部(1b)とを接続したことを特徴とする。
【0014】第1発明を図1、図2を参照して説明す
る。
る。
【0015】第1発明によれば、接続部材3を取り外し
て、ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を変
更することによってファン1の回転バランスをとること
ができる。回転バランスがとられたならば接続部材3に
よって再度ボス部1aと羽根部1bとを接続する。
て、ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を変
更することによってファン1の回転バランスをとること
ができる。回転バランスがとられたならば接続部材3に
よって再度ボス部1aと羽根部1bとを接続する。
【0016】第1発明によれば、ボス部1aに、駆動機
構2を収容するための凹部を形成することによってボス
部1aが大径となり回転アンバランスが生じやすい場合
でも、ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を
変更することでファン1の回転バランスをとる作業を容
易に行うことができコストが低減し量産性が高まる。ま
たこのように回転バランスをとることによってファン1
全体の振動が低減する。したがって騒音が低減する。さ
らに振動によるフレーム7からのファン1の離脱がなく
なるため、ファン1の損傷が防止される。
構2を収容するための凹部を形成することによってボス
部1aが大径となり回転アンバランスが生じやすい場合
でも、ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を
変更することでファン1の回転バランスをとる作業を容
易に行うことができコストが低減し量産性が高まる。ま
たこのように回転バランスをとることによってファン1
全体の振動が低減する。したがって騒音が低減する。さ
らに振動によるフレーム7からのファン1の離脱がなく
なるため、ファン1の損傷が防止される。
【0017】第2発明では、上記第1、第2の解決課題
を達成するために、駆動機構(2)がボス部(1a)に
取り付けられ、前記ボス部(1a)に羽根部(1b)を
接続したファンに適用され、前記ボス部(1a)に対す
る前記羽根部(1b)の接続位置関係を変更することに
よって、前記ファンの回転バランスをとるようにしてい
る。
を達成するために、駆動機構(2)がボス部(1a)に
取り付けられ、前記ボス部(1a)に羽根部(1b)を
接続したファンに適用され、前記ボス部(1a)に対す
る前記羽根部(1b)の接続位置関係を変更することに
よって、前記ファンの回転バランスをとるようにしてい
る。
【0018】したがって第2発明では、第1発明と同様
に、ファン1の回転バランスをとる作業を容易に行うこ
とができる。また騒音が低減し、ファン1の損傷が防止
される。
に、ファン1の回転バランスをとる作業を容易に行うこ
とができる。また騒音が低減し、ファン1の損傷が防止
される。
【0019】第3発明では、第1発明において、前記ボ
ス部(1a)は、スピナとして機能する形状に形成され
ている。
ス部(1a)は、スピナとして機能する形状に形成され
ている。
【0020】第3発明によれば、図1、あるいは図6に
示すようにボス部1a、41aはスピナとして機能する
形状に形成されている。ボス部1a、41aをスピナと
して機能する形状に形成することによって羽根部1b、
41bに吸い込まれる吸引風に対する抵抗を少なくで
き、風量の効率が向上し、ファン1の騒音が低減する。
示すようにボス部1a、41aはスピナとして機能する
形状に形成されている。ボス部1a、41aをスピナと
して機能する形状に形成することによって羽根部1b、
41bに吸い込まれる吸引風に対する抵抗を少なくで
き、風量の効率が向上し、ファン1の騒音が低減する。
【0021】スピナとして機能するボス部1a、41a
は羽根部1b、41bとは別体のものとして予め用意し
ておくことができる。このためファン1が搭載される各
機種、あるいは羽根部1b、41bの各種形状に応じて
スピナの形状を異ならせた各種ボス部1a、41aを予
め用意しておくことができる。この結果、搭載機種、あ
るいは羽根部1b、41bの形状に最も適合したスピナ
形状のボス部1a、41aを選択してこれを羽根部1
b、41bに接続してファン1を構成すれば、風量の効
率が最大となるとともに、ファン1の騒音が最小とな
る。
は羽根部1b、41bとは別体のものとして予め用意し
ておくことができる。このためファン1が搭載される各
機種、あるいは羽根部1b、41bの各種形状に応じて
スピナの形状を異ならせた各種ボス部1a、41aを予
め用意しておくことができる。この結果、搭載機種、あ
るいは羽根部1b、41bの形状に最も適合したスピナ
形状のボス部1a、41aを選択してこれを羽根部1
b、41bに接続してファン1を構成すれば、風量の効
率が最大となるとともに、ファン1の騒音が最小とな
る。
【0022】第4発明では、上記第1の解決課題を達成
するために、駆動機構(2)が羽根部(1b)を有する
ボス部(1a)に取り付けられるとともに、前記駆動機
構(2)を収容するボディ(2a)が駆動機構支持部
(5)に支持されたファンにおいて、前記ボディ(2
a)のうち、前記駆動機構(2)の出力軸と直交し且つ
前記駆動機構(2)の重心を含む断面の周回部(2b)
近傍に駆動機構支持部(5)を取り付けたことを特徴と
する。
するために、駆動機構(2)が羽根部(1b)を有する
ボス部(1a)に取り付けられるとともに、前記駆動機
構(2)を収容するボディ(2a)が駆動機構支持部
(5)に支持されたファンにおいて、前記ボディ(2
a)のうち、前記駆動機構(2)の出力軸と直交し且つ
前記駆動機構(2)の重心を含む断面の周回部(2b)
近傍に駆動機構支持部(5)を取り付けたことを特徴と
する。
【0023】第4発明を図1を参照して説明する。
【0024】第4発明によれば、ファン1の駆動源は油
圧モータ2であり、この油圧モータ2を収容するモータ
ボディ2aの周回部2bにプレート5が取り付けられて
いる。この周回部2bは、油圧モータ2の重心を含み且
つ油圧モータ2の出力軸に直交する断面の周回部分に相
当する。つまりモータボディ2aのバランスが最もとれ
る周回部2bにプレート5が取り付けられている。この
ため油圧モータ2の駆動に伴うファン1全体の振動を最
小限に抑えることができる。したがって騒音が低減す
る。さらに振動によるフレーム7からのファン1の離脱
がなくなるため、ファン1の損傷が防止される。
圧モータ2であり、この油圧モータ2を収容するモータ
ボディ2aの周回部2bにプレート5が取り付けられて
いる。この周回部2bは、油圧モータ2の重心を含み且
つ油圧モータ2の出力軸に直交する断面の周回部分に相
当する。つまりモータボディ2aのバランスが最もとれ
る周回部2bにプレート5が取り付けられている。この
ため油圧モータ2の駆動に伴うファン1全体の振動を最
小限に抑えることができる。したがって騒音が低減す
る。さらに振動によるフレーム7からのファン1の離脱
がなくなるため、ファン1の損傷が防止される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るファンおよびファンの回転バランスをとる方法の実施
の形態について説明する。なお本実施形態では、ファン
として油圧で駆動される油圧駆動ファンを想定してい
る。しかし本発明としては、油圧駆動ファンに限定され
ることなく、電動ファンに対しても適用することができ
る。また、本実施形態では駆動機構として油圧で駆動さ
れる油圧モータを想定している。しかし本発明として
は、油圧モータに限定されることなく、電動モータに対
しても適用することができる。
るファンおよびファンの回転バランスをとる方法の実施
の形態について説明する。なお本実施形態では、ファン
として油圧で駆動される油圧駆動ファンを想定してい
る。しかし本発明としては、油圧駆動ファンに限定され
ることなく、電動ファンに対しても適用することができ
る。また、本実施形態では駆動機構として油圧で駆動さ
れる油圧モータを想定している。しかし本発明として
は、油圧モータに限定されることなく、電動モータに対
しても適用することができる。
【0026】図1は本発明の実施形態のファン1を側面
からみた断面図である。また図2は図1を矢視A方向か
らみたファン1の正面図である。
からみた断面図である。また図2は図1を矢視A方向か
らみたファン1の正面図である。
【0027】これら図1、図2に示すように、ファン1
は大きくは、内側の回転中心に位置するボス部1aと、
外側の羽根部1bとから構成されている。羽根部1bは
更に内側部材11bと外側部材111bとから構成され
ている。内側部材11bの材料は例えば鉄であり外側部
材111bの材料は例えばナイロンである。ボス部1a
の材料には例えば鉄が使用される。外側部材111bを
内側部材11bに鋳込む、あるいはリベットで止めるこ
とによって外側部材111bは内側部材11bと一体に
形成されている。
は大きくは、内側の回転中心に位置するボス部1aと、
外側の羽根部1bとから構成されている。羽根部1bは
更に内側部材11bと外側部材111bとから構成され
ている。内側部材11bの材料は例えば鉄であり外側部
材111bの材料は例えばナイロンである。ボス部1a
の材料には例えば鉄が使用される。外側部材111bを
内側部材11bに鋳込む、あるいはリベットで止めるこ
とによって外側部材111bは内側部材11bと一体に
形成されている。
【0028】ボス部1aと羽根部1bとは、取り外し自
在の接続部材つまり複数のボルト3、3…によって締結
されている。
在の接続部材つまり複数のボルト3、3…によって締結
されている。
【0029】すなわちボス部1aの外側の周方向に沿っ
て複数のボルト穴が形成されているとともに羽根部1b
の内側の周方向に沿って複数のボルト穴が形成されてい
る。これらボス部1aの複数のボルト穴と羽根部1bの
複数のボルト穴との組み合わせを変更することにより、
ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を変更す
ることができる。
て複数のボルト穴が形成されているとともに羽根部1b
の内側の周方向に沿って複数のボルト穴が形成されてい
る。これらボス部1aの複数のボルト穴と羽根部1bの
複数のボルト穴との組み合わせを変更することにより、
ボス部1aに対する羽根部1bの接続位置関係を変更す
ることができる。
【0030】図1に示すように、ボス部1aには側面か
らみて「く」の字状の凹部が形成されている。この凹部
に形成されたボス部1a内には、モータボディ2aが収
容されている。モータボディ2a内には、油圧モータ2
が内蔵されている。
らみて「く」の字状の凹部が形成されている。この凹部
に形成されたボス部1a内には、モータボディ2aが収
容されている。モータボディ2a内には、油圧モータ2
が内蔵されている。
【0031】油圧モータ2の回転軸は、ファン1のボス
部1aに固定されている。
部1aに固定されている。
【0032】このため油圧モータ2が回転駆動されるこ
とによりファン1が回転する。
とによりファン1が回転する。
【0033】モータボディ2aはプレート5に支持され
ており、このプレート5がラジエータなどに設けられた
フレーム7に取り付けられている。モータボディ2aの
周回部2bとプレート5は複数のボルト6で締結されて
いる。この周回部2bは、油圧モータ2の重心を含み且
つ油圧モータ2の出力軸に直交する断面の周回部分に相
当する。つまりモータボディ2aのバランスが最もとれ
る周回部2bにプレート5が取り付けられている。この
ため油圧モータ2の駆動に伴うファン1全体の振動を最
小限に抑えることができる。したがって騒音が低減す
る。さらに振動によるフレーム7からのファン1の離脱
がなくなるため、ファン1の損傷が防止される。
ており、このプレート5がラジエータなどに設けられた
フレーム7に取り付けられている。モータボディ2aの
周回部2bとプレート5は複数のボルト6で締結されて
いる。この周回部2bは、油圧モータ2の重心を含み且
つ油圧モータ2の出力軸に直交する断面の周回部分に相
当する。つまりモータボディ2aのバランスが最もとれ
る周回部2bにプレート5が取り付けられている。この
ため油圧モータ2の駆動に伴うファン1全体の振動を最
小限に抑えることができる。したがって騒音が低減す
る。さらに振動によるフレーム7からのファン1の離脱
がなくなるため、ファン1の損傷が防止される。
【0034】本実施形態によればモータボディ2aを、
ファン1のボス部1a内に収容するようにしているの
で、ファン1とモータボディ2aとを合計した長さを短
くすることができる。
ファン1のボス部1a内に収容するようにしているの
で、ファン1とモータボディ2aとを合計した長さを短
くすることができる。
【0035】図1を用いて従来の装置構成と比較する。
従来の構成によれば、ファン1のボス部1aに凹部は形
成されていない。このため図1に破線で示すようにファ
ン1と、モータボディ2a′とを合計した油圧モータ2
の回転軸方向Xの長さは長大なものとなる。
従来の構成によれば、ファン1のボス部1aに凹部は形
成されていない。このため図1に破線で示すようにファ
ン1と、モータボディ2a′とを合計した油圧モータ2
の回転軸方向Xの長さは長大なものとなる。
【0036】これに対して本実施形態によれば、ファン
1のボス部1a内に、モータボディ2aを収容している
ため、ファン1と、モータボディ2aとを合計した油圧
モータ2の回転軸方向Xの長さが、従来のものよりΔX
だけ短くなる。
1のボス部1a内に、モータボディ2aを収容している
ため、ファン1と、モータボディ2aとを合計した油圧
モータ2の回転軸方向Xの長さが、従来のものよりΔX
だけ短くなる。
【0037】このように本実施形態によれば、小さな設
置スペースに、ファン1と油圧モータ2などの駆動機構
を、場積をとることなく設置することができる。
置スペースに、ファン1と油圧モータ2などの駆動機構
を、場積をとることなく設置することができる。
【0038】次にファン1の回転バランスをとる作業の
手順について図2を参照して説明する。
手順について図2を参照して説明する。
【0039】図2において、例えばボス部1aのD部分
の重量が、これに回転軸回りに180゜相対するG部分
の重量よりも大きいものとする。また羽根部1bのB部
分の重量が同じく180゜相対する羽根部1bのF部分
の重量よりも大きいものとする。
の重量が、これに回転軸回りに180゜相対するG部分
の重量よりも大きいものとする。また羽根部1bのB部
分の重量が同じく180゜相対する羽根部1bのF部分
の重量よりも大きいものとする。
【0040】この接続位置関係でファン1を回転させる
と、ボス部1aのD部分の重量がボス部1aのG部分の
重量よりも大きく、しかも羽根部1bについてもD部分
と同じ方向のB部分がF部分よりも重いため、ファン1
全体で不釣り合い力が生じる。
と、ボス部1aのD部分の重量がボス部1aのG部分の
重量よりも大きく、しかも羽根部1bについてもD部分
と同じ方向のB部分がF部分よりも重いため、ファン1
全体で不釣り合い力が生じる。
【0041】そこでボルト3が取り外されボス部1aと
羽根部1bの接続位置関係を、回転軸回りに180°変
更してボス部1aのD部分を、位置Eに位置させる。
羽根部1bの接続位置関係を、回転軸回りに180°変
更してボス部1aのD部分を、位置Eに位置させる。
【0042】この位置関係で再びボス部1aと羽根部1
bとを、ボルト3で締結する。この場合、再度接続位置
関係を容易に変更できるように、仮締めしておくことが
望ましい。
bとを、ボルト3で締結する。この場合、再度接続位置
関係を容易に変更できるように、仮締めしておくことが
望ましい。
【0043】つぎにファン1の回転アンバランス量が計
測される。この計測値が規定値以内であれば仮締めした
ボルト3を規定のトルクで締め付ける。なお計測したア
ンバランス量が規定値を超えている場合には仮締めした
ボルト3を取り外し、再度ボス部1aと羽根部1bとの
接続位置関係を変更してボルト3を仮締めし同じ手順を
繰り返す。
測される。この計測値が規定値以内であれば仮締めした
ボルト3を規定のトルクで締め付ける。なお計測したア
ンバランス量が規定値を超えている場合には仮締めした
ボルト3を取り外し、再度ボス部1aと羽根部1bとの
接続位置関係を変更してボルト3を仮締めし同じ手順を
繰り返す。
【0044】以上のようにしてボス部1aに生じる不釣
り合い力と羽根部1bに生じる不釣り合い力とが互いに
打ち消されることによってファン1の回転バランスをと
ることができる。
り合い力と羽根部1bに生じる不釣り合い力とが互いに
打ち消されることによってファン1の回転バランスをと
ることができる。
【0045】以上のように、本実施形態によれば、ボル
ト3を取り外し、ボス部1aに対する羽根部1bの接続
位置関係を変更して再度ボルト3を取り付けるという容
易な作業で、ファン1の回転バランスをとることが可能
となる。このためファン1の回転バランスをとる作業に
要する時間と工数を小さくできファン1を製造するコス
トが低減しファン1の量産性を高めることができる。
ト3を取り外し、ボス部1aに対する羽根部1bの接続
位置関係を変更して再度ボルト3を取り付けるという容
易な作業で、ファン1の回転バランスをとることが可能
となる。このためファン1の回転バランスをとる作業に
要する時間と工数を小さくできファン1を製造するコス
トが低減しファン1の量産性を高めることができる。
【0046】なお上述した実施形態では、ボス部1aに
凹部を形成しているが、ボス部1aと羽根部1bとを接
続することで凹部を形成してもよい。
凹部を形成しているが、ボス部1aと羽根部1bとを接
続することで凹部を形成してもよい。
【0047】図3はボス部20aと羽根部20bとを接
続することで凹部が形成されるファン1の構造を示して
いる。
続することで凹部が形成されるファン1の構造を示して
いる。
【0048】図3に示すようにボス部20aと羽根部2
0bはボルト3によって締結されることで、側面からみ
て逆「コ」の字状の凹部が形成される。
0bはボルト3によって締結されることで、側面からみ
て逆「コ」の字状の凹部が形成される。
【0049】この凹部が形成されたボス部20aおよび
羽根部20b内には、モータボディ2aが収容される。
羽根部20b内には、モータボディ2aが収容される。
【0050】また上述した実施形態では、ボス部1aと
羽根部1bとの接続位置関係を、複数のボルト3取り外
し再度取り付けることで変更しているが、図4に示すよ
うに1つのナット40を緩め再度締め付けることで変更
してもよい。
羽根部1bとの接続位置関係を、複数のボルト3取り外
し再度取り付けることで変更しているが、図4に示すよ
うに1つのナット40を緩め再度締め付けることで変更
してもよい。
【0051】すなわち図4に示すようにボス部31の外
周にはネジ部31aが形成されている。そしてこのネジ
部31aに螺合する大径のナット40が用意される。ま
たボス部31と羽根部1bとの間には緩み止め部材3
0、例えばバネワッシャが介在されている。
周にはネジ部31aが形成されている。そしてこのネジ
部31aに螺合する大径のナット40が用意される。ま
たボス部31と羽根部1bとの間には緩み止め部材3
0、例えばバネワッシャが介在されている。
【0052】ナット40を締め付けることでボス部31
が羽根部1bに固定される。ナット40を緩めることで
ボス部31に対して羽根部1bが自由に回転軸回りに回
転できボス部31に対する羽根部1bの接続位置関係を
変更することができる。
が羽根部1bに固定される。ナット40を緩めることで
ボス部31に対して羽根部1bが自由に回転軸回りに回
転できボス部31に対する羽根部1bの接続位置関係を
変更することができる。
【0053】また図5に示すように2つのナット40
a、40bを緩め再度締め付けることでボス部31と羽
根部1bとの接続位置関係を変更してもよい。
a、40bを緩め再度締め付けることでボス部31と羽
根部1bとの接続位置関係を変更してもよい。
【0054】すなわち図5に示すようにボス部31の外
周にはネジ部31aが形成されている。そしてこのネジ
部31aに螺合する大径のナット40a、40bが用意
される。ナット40a、40bは羽根部1bの下面、上
面それぞれに設けられてダブルナットとして機能する。
周にはネジ部31aが形成されている。そしてこのネジ
部31aに螺合する大径のナット40a、40bが用意
される。ナット40a、40bは羽根部1bの下面、上
面それぞれに設けられてダブルナットとして機能する。
【0055】ナット40a、40bを締め付けることで
ボス部31が羽根部1bに固定される。ナット40a、
40bを緩めることでボス部31に対して羽根部1bが
自由に回転軸回りに回転できボス部31に対する羽根部
1bの接続位置関係を変更することができる。
ボス部31が羽根部1bに固定される。ナット40a、
40bを緩めることでボス部31に対して羽根部1bが
自由に回転軸回りに回転できボス部31に対する羽根部
1bの接続位置関係を変更することができる。
【0056】図6はボス部41aに、側面からみて釣鐘
状の凹部を形成したファン1の構造を示している。
状の凹部を形成したファン1の構造を示している。
【0057】すなわちボス部41aと羽根部41bと
は、プレート42を介して接続されている。プレート4
2の材料にはたとえば鉄が使用される。羽根部41bの
材料には例えばプラスチックが使用される。羽根部41
bはプレート42に鋳込むことによって羽根部41bは
プレート42と一体に形成されている。ボス部41aと
プレート42とがボルト3によって締結されることでボ
ス部41aと羽根部41bが接続される。
は、プレート42を介して接続されている。プレート4
2の材料にはたとえば鉄が使用される。羽根部41bの
材料には例えばプラスチックが使用される。羽根部41
bはプレート42に鋳込むことによって羽根部41bは
プレート42と一体に形成されている。ボス部41aと
プレート42とがボルト3によって締結されることでボ
ス部41aと羽根部41bが接続される。
【0058】本実施形態によれば、図1、あるいは図6
に示すようにボス部1a、41aはスピナとして機能す
る形状に形成されている。ボス部1a、41aをスピナ
として機能する形状に形成することによって羽根部1
b、41bに吸い込まれる吸引風に対する抵抗を少なく
でき、風量の効率が向上し、ファン1の騒音が低減す
る。
に示すようにボス部1a、41aはスピナとして機能す
る形状に形成されている。ボス部1a、41aをスピナ
として機能する形状に形成することによって羽根部1
b、41bに吸い込まれる吸引風に対する抵抗を少なく
でき、風量の効率が向上し、ファン1の騒音が低減す
る。
【0059】スピナとして機能するボス部1a、41a
は羽根部1b、41bとは別体のものとして予め用意し
ておくことができる。このためファン1が搭載される各
機種、あるいは羽根部1b、41bの各種形状に応じて
スピナの形状を異ならせた各種ボス部1a、41aを予
め用意しておくことができる。この結果、搭載機種、あ
るいは羽根部1b、41bの形状に最も適合したスピナ
形状のボス部1a、41aを選択してこれを羽根部1
b、41bに接続してファン1を構成すれば、風量の効
率が最大となるとともに、ファン1の騒音が最小とな
る。
は羽根部1b、41bとは別体のものとして予め用意し
ておくことができる。このためファン1が搭載される各
機種、あるいは羽根部1b、41bの各種形状に応じて
スピナの形状を異ならせた各種ボス部1a、41aを予
め用意しておくことができる。この結果、搭載機種、あ
るいは羽根部1b、41bの形状に最も適合したスピナ
形状のボス部1a、41aを選択してこれを羽根部1
b、41bに接続してファン1を構成すれば、風量の効
率が最大となるとともに、ファン1の騒音が最小とな
る。
【図1】図1は本発明の実施形態のファンを側面からみ
た断面図である。
た断面図である。
【図2】図2は図1の矢視Aから見たファンの正面図で
ある。
ある。
【図3】図3はファンの他の構成例を示す図である。
【図4】図4はファンの他の構成例を示す図である。
【図5】図5はファンの他の構成例を示す図である。
【図6】図6はファンの他の構成例を示す図である。
1…ファン
1a…ボス部
1b…羽根部
2…油圧モータ
2a…モータボディ
2b…周回部
3…ボルト
5…プレート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H033 AA02 BB02 BB08 CC01 DD02
DD12 DD28 EE06
3H035 CC03 CC07
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動機構(2)がボス部(1a)に取
り付けられ、前記ボス部(1a)に羽根部(1b)を接
続したファンにおいて、 前記ボス部(1a)に凹部を形成するか、または前記ボ
ス部(1a)と羽根部(1b)とを接続して凹部を形成
することによって、この凹部内に、前記駆動機構(2)
を収容し、 前記ボス部(1a)に対する前記羽根部(1b)の接続
位置関係を変更でき、かつ取り外し自在の接続部材
(3)によって、これらボス部(1a)と羽根部(1
b)とを接続したことを特徴とするファン。 - 【請求項2】 駆動機構(2)がボス部(1a)に取
り付けられ、前記ボス部(1a)に羽根部(1b)を接
続したファンに適用され、 前記ボス部(1a)に対する前記羽根部(1b)の接続
位置関係を変更することによって、 前記ファンの回転バランスをとる方法。 - 【請求項3】 前記ボス部(1a)は、 スピナとして機能する形状に形成されていることを特徴
とする請求項1記載のファン。 - 【請求項4】 駆動機構(2)が羽根部(1b)を有
するボス部(1a)に取り付けられるとともに、前記駆
動機構(2)を収容するボディ(2a)が駆動機構支持
部(5)に支持されたファンにおいて、 前記ボディ(2a)のうち、前記駆動機構(2)の出力
軸と直交し且つ前記駆動機構(2)の重心を含む断面の
周回部(2b)近傍に駆動機構支持部(5)を取り付け
たことを特徴とするファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002140394A JP2003035297A (ja) | 2001-05-15 | 2002-05-15 | ファンおよびファンの回転バランスをとる方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144932 | 2001-05-15 | ||
JP2001-144932 | 2001-05-15 | ||
JP2002140394A JP2003035297A (ja) | 2001-05-15 | 2002-05-15 | ファンおよびファンの回転バランスをとる方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003035297A true JP2003035297A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=26615114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002140394A Pending JP2003035297A (ja) | 2001-05-15 | 2002-05-15 | ファンおよびファンの回転バランスをとる方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003035297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174505A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Komatsu Ltd | 油圧ポンプ・モータ及びファン駆動装置 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002140394A patent/JP2003035297A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174505A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Komatsu Ltd | 油圧ポンプ・モータ及びファン駆動装置 |
WO2009096118A1 (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Komatsu Ltd. | 油圧ポンプ・モータ及びファン駆動装置 |
US20100287926A1 (en) * | 2008-01-28 | 2010-11-18 | Komatsu Ltd. | Hydraulic pump/motor and fan driving device |
KR101268745B1 (ko) * | 2008-01-28 | 2013-05-29 | 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 | 유압 펌프·모터 및 팬 구동 장치 |
US8677884B2 (en) | 2008-01-28 | 2014-03-25 | Komatsu Ltd. | Hydraulic pump/motor and fan driving device |
DE112008003624B4 (de) * | 2008-01-28 | 2015-11-12 | Komatsu Ltd. | Hydraulische Maschine und Lüfterantriebsvorrichtung |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050118 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080401 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |