JP2003269381A - 送風機及びファンの支持機構及び空気調和機 - Google Patents

送風機及びファンの支持機構及び空気調和機

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JP2003269381A
JP2003269381A JP2002068383A JP2002068383A JP2003269381A JP 2003269381 A JP2003269381 A JP 2003269381A JP 2002068383 A JP2002068383 A JP 2002068383A JP 2002068383 A JP2002068383 A JP 2002068383A JP 2003269381 A JP2003269381 A JP 2003269381A
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fan
blower
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JP2002068383A
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Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
Kazuyuki Oishi
和之 大石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風機用電動機の回転振動を直接伝達させな
いための送風機の防振構造における製品の品質や安全性
の向上を図ること。 【解決手段】 この発明に係る送風機は、回転力を発生
する送風機用電動機と、送風機用電動機の回転力を伝達
する回転軸と、回転軸に伝達された回転力により回転し
て送風を行うファンと、ファンの回転軸に取り付けられ
る部分を構成するファンボス部と、回転軸に挿入される
内輪部材と、ファンボス部に嵌合する外輪部材と、内輪
部材と外輪部材との間に設けられる防振ゴムと、内輪部
材の防振ゴムと接する面に設けられた内輪部材の段差部
と、外輪部材の防振ゴムと接する面に設けられた外輪部
材の段差部と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送風機及びファ
ンの支持機構に関するもので、ファンの支持機構の改良
により、ファンのはずれが発生する恐れが少ない送風機
及びファンの支持機構に関するものである。尚、以下の
説明は便宜上空気調和機の送風機について行う。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特開平11−62891
号公報に開示されたターボファンの支持構造を示す図
で、(A)は部分的縦断面図、(B)は(A)のB−B
矢視図である。図に示すように、ターボファン106の
羽根車30の中央部に形成されたボス31の内周面とス
リーブ32の外周面と間に防振ゴム33が介装されてい
る。
【0003】また、ボス31の内周面には周方向に所定
の間隔を隔てて軸方向に伸びる多数の凹凸34と肩部3
8が形成されるとともに、スリーブ32には断面半月状
の貫通穴36と外周面には周方向に所定の間隔を隔てて
軸方向に伸びる多数の凹凸35が形成されている。
【0004】そして、防振ゴム33の外周面をボス31
の内周面に接着し、また、防振ゴム33の内周面をスリ
ーブ32の外周面に接着することによってボス31、防
振ゴム33及びスリーブ32が一体化されている。
【0005】次に動作について説明する。図示しないモ
ータの回転シャフト37の下部に形成された断面半月状
部37aにその下端からスリーブ32を嵌合して貫通穴
36に貫通させた後、回転シャフト37の下端部に刻設
された螺糸部にナット39を螺合して締め付けることに
よってスリーブ32は回転シャフト37に取り付けられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のターボファンの
支持構造は以上のように構成され、ボス31の内周面と
スリーブ32の外周面が防振ゴム33に接着されている
が、回転シャフト37の回転トルクが作用した場合やフ
ァンの自重等による軸方向の荷重が作用した場合、又は
空気調和機の輸送時などでの上下方向での振動による影
響で、剥がれによってターボファン106が落下して破
損する恐れがあった。
【0007】また、防振ゴム33は樹脂成形されたター
ボファン106の熱変形(膨張・収縮)による影響で変
形し、ボス31の芯がずれ回転バランスが狂い振動や異
常音が発生する恐れがあった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、送風機用電動機の回転振動を直
接伝達させないための送風機の防振構造における製品の
品質や安全性の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る送風機
は、回転力を発生する送風機用電動機と、送風機用電動
機の回転力を伝達する回転軸と、回転軸に伝達された回
転力により回転して送風を行うファンと、ファンの回転
軸に取り付けられる部分を構成するファンボス部と、回
転軸に挿入される内輪部材と、ファンボス部に嵌合する
外輪部材と、内輪部材と外輪部材との間に設けられる防
振ゴムと、内輪部材の防振ゴムと接する面に設けられた
内輪部材の段差部と、外輪部材の防振ゴムと接する面に
設けられた外輪部材の段差部とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の段差部の形状を凸状としたことを特徴と
する。
【0011】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する内面端部に段差部を設
けたことを特徴とする。
【0012】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凸状の段差部を
設けたことを特徴とする。
【0013】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の段差部の形状を凹状としたことを特徴と
する。
【0014】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凹状の段差部を
設けたことを特徴とする。
【0015】また、この発明に係る送風機は、回転軸は
シャフト段差部を有し、内輪部材はシャフト段差部に回
転自在に挿入されることを特徴とする。
【0016】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
の反送風機用電動機側の軸方向端部に、角ワッシャーを
納める凹部を設けたことを特徴とする。
【0017】また、この発明に係る送風機は、回転軸の
反送風機用電動機側の端部は断面が半月状に形成され、
角ワッシャーの半月状の孔を回転軸の反送風機用電動機
側の端部に挿入し、角ワッシャーを内輪部材の凹部に納
め、ナットで締め付け固定したことを特徴とする。
【0018】また、この発明に係る送風機は、外輪部材
はファンボス部と接する外周面に周方向に所定の間隔で
軸方向に延びる多数の凹凸を形成していることを特徴と
する。
【0019】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
と外輪部材との間に防振ゴムを挟み接着により一体成形
したことを特徴とする。
【0020】この発明に係るファンの支持機構は、送風
機用電動機の回転軸に挿入される内輪部材と、ファンの
ファンボス部に嵌合する外輪部材と、内輪部材と外輪部
材との間に設けられる防振ゴムと、内輪部材の防振ゴム
と接する面に設けられた内輪部材の段差部と、外輪部材
の防振ゴムと接する面に設けられた外輪部材の段差部と
を備えたことを特徴とする。
【0021】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の段差部の形状を凸状とした
ことを特徴とする。
【0022】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する内面端部
に段差部を設けたことを特徴とする。
【0023】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凸
状の段差部を設けたことを特徴とする。
【0024】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の段差部の形状を凹状とした
ことを特徴とする。
【0025】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凹
状の段差部を設けたことを特徴とする。
【0026】また、この発明に係るファンの支持機構
は、回転軸はシャフト段差部を有し、内輪部材はシャフ
ト段差部に回転自在に挿入されることを特徴とする。
【0027】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材の反送風機用電動機側の軸方向端部に、角
ワッシャーを納める凹部を設けたことを特徴とする。
【0028】また、この発明に係るファンの支持機構
は、回転軸の反送風機用電動機側の端部は断面が半月状
に形成され、角ワッシャーの半月状の孔を回転軸の反送
風機用電動機側の端部に挿入し、角ワッシャーを内輪部
材の凹部に納め、ナットで締め付け固定したことを特徴
とする。
【0029】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内外輪部材はファンボス部と接する外面に周方向に
所定の間隔で軸方向に延びる多数の凹凸を形成している
ことを特徴とする。
【0030】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材と外輪部材との間に防振ゴムを挟み接着に
より一体成形したことを特徴とする。
【0031】この発明に係る空気調和機は、請求項1乃
至11の何れかに記載の送風機を用いたことを特徴とす
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1、2は実施の形態1を示す図で、図
1は空気調和機の断面図、図2はファンの支持機構の拡
大部分断面図である。空気調和機として、天井埋込形を
例に挙げて説明するが、この発明は天井埋込形空気調和
機に限定されるものではない。
【0033】図1において、1は空気調和機本体で、外
郭箱体2の内部に送風機3と熱交換器4を収納してい
る。5はパネルで、吸込口6と吹出口7を備えている。
8は送風機3に設けられたファン、12は同じく送風機
用電動機、15は吸込口6から吸い込まれ、熱交換器4
と熱交換した後、吹出口7から吹き出される空気であ
る。
【0034】図2において、8aはファン8のファンボ
ス部で、ファンボス部8aの内周面に外輪部材11が嵌
合する。後述する送風機用電動機12の回転軸であるシ
ャフト12aのシャフト段差部12bに内輪部材9が挿
入される。内輪部材9と外輪部材11との間に弾性を有
する防振ゴム10を挟み接着により一体成形されて、フ
ァンの支持機構を構成している。内輪部材9は防振ゴム
10と接する内面端部に凸状の段差部9aと、端部に後
述する角ワッシャー13を係止する凹部9bを形成して
いる。
【0035】また、外輪部材11は防振ゴム10の外周
と接する内面端部に凸状の段差部11aと、ファン8の
ファンボス部8aと接する外面に周方向に所定の間隔で
軸方向に延びる多数の凹凸11bを形成している。
【0036】12aは送風機用電動機12のシャフト
で、内輪部材9が挿入されるシャフト段差部12bを有
する。
【0037】13は内輪部材9の凹部9bに納まる角ワ
ッシャーで、半月状の孔が形成されている。14はファ
ン8と送風機用電動機12を螺合し締め付けて固定する
ナットである。
【0038】上記のように構成されたファン8の組込み
は、送風機用電動機12のシャフト12aのシャフト段
差部12bにファンの支持機構を、詳しくは内輪部材9
を回転自在に挿入し、断面半月状のシャフト12aの端
部に角ワッシャー13の半月状の孔を挿入するととも
に、角ワッシャー13の外郭を内輪部材9の凹部9bに
納め、ナット14にてファン8と送風機用電動機12を
螺合し締め付けて固定している。
【0039】上記のように構成された空気調和機本体1
は、ファン8の回転によりパネル5の吸込口6より空気
15が内部に流入し熱交換器4を通り吹出口7より外部
に排出される。ファン8は送風機用電動機12により駆
動されるが、ファン8と送風機用電動機12との間に防
振ゴム10を介在させることにより、送風機用電動機1
2の回転振動が直接ファン8に伝達されない。
【0040】上記ファンの支持機構に、例えばファン8
の自重等の、軸方向の荷重が作用した場合、内輪部材9
の凸状の段差部9a、及び外輪部材11の凸状の段差部
11aにより、防振ゴム10を介して内輪部材9と外輪
部材11は軸方向に結合されているので、ファン8が送
風機の支持機構から外れて破損する恐れが少ない。
【0041】上述の実施の形態によれば、ファンの支持
機構を構成する内輪部材9及び外輪部材11の防振ゴム
10と接する面の端部に、凸状の段差部9a及び11a
を設け、防振ゴム10を介して内輪部材9と外輪部材1
1を軸方向に結合することにより、ファン8が送風機の
支持機構からの外れを抑制できるので、製品の品質や安
全性の向上が図れる。
【0042】実施の形態2.図3は実施の形態2を示す
図で、ファンの支持機構の拡大部分断面図である。上記
実施の形態1の図2と異なる点は、本実施の形態の図3
では、内輪部材9の凸状の段差部9aを防振ゴム10と
接する内面端部ではなく、防振ゴム10と接する外周面
に設けたことと、外輪部材11の凸状の段差部11aを
防振ゴム10の外周と接する内面端部ではなく、防振ゴ
ム10と接する内周面に設けたことである。その他の構
成は上記実施の形態1の図2と同様であり、説明は省略
する。
【0043】上述の実施の形態によれば、ファンの支持
機構を構成する内輪部材9及び外輪部材11の防振ゴム
10と接する面に、凸状の段差部9a及び11aを設
け、防振ゴム10を介して内輪部材9と外輪部材11を
軸方向に結合することにより、ファン8が送風機の支持
機構からの外れを抑制できるので、製品の品質や安全性
の向上が図れる。
【0044】実施の形態3.図4は実施の形態3を示す
図で、送風機の支持機構の拡大部分断面図である。上記
実施の形態2の図3と異なる点は、本実施の形態の図4
では、内輪部材9の防振ゴム10と接する外周面に凸状
の段差部ではなく、凹状の段差部9cを設けたことと、
外輪部材11の防振ゴム10と接する内周面に凸状の段
差部ではなく、凹状の段差部11cを設けたことであ
る。その他の構成は上記実施の形態2の図3と同様であ
り、説明は省略する。
【0045】上述の実施の形態によれば、ファンの支持
機構を構成する内輪部材9及び外輪部材11の防振ゴム
10と接する面に、凹状の段差部9c及び11cを設
け、防振ゴム10を介して内輪部材9と外輪部材11を
軸方向に結合することにより、ファン8が送風機の支持
機構からの外れを抑制できるので、製品の品質や安全性
の向上が図れる。
【0046】
【発明の効果】この発明に係る送風機は、内輪部材及び
外輪部材の防振ゴムと接する面に段差部を設けたことに
より、ファンの外れを抑制できるので、製品の品質や安
全性の向上が図れる。
【0047】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の段差部の形状を凸状としたことにより、
段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持することができ
る。
【0048】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する内面端部に段差部を設
けたことにより、防振ゴムの端部を段差部で確実に支持
することができる。
【0049】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凸状の段差部を
設けたことにより、防振ゴムの内部において、段差部の
平面部で防振ゴムを確実に支持することができる。
【0050】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の段差部の形状を凹状としたことにより、
段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持することができ
る。
【0051】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凹状の内輪部材
の段差部を設けたことにより、防振ゴムの内部におい
て、段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持することが
できる。
【0052】また、この発明に係る送風機は、回転軸は
シャフト段差部を有し、内輪部材はシャフト段差部に回
転自在に挿入されることにより、送風機の支持部の位置
決めを行うことができる。
【0053】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
の反送風機用電動機側の軸方向端部に、角ワッシャーを
納める凹部を設けたことにより、送風機用電動機の回転
力を確実にファンに作用させることができる。
【0054】また、この発明に係る送風機は、回転軸の
反送風機用電動機側の端部は断面が半月状に形成され、
角ワッシャーの半月状の孔を回転軸の反送風機用電動機
側の端部に挿入し、角ワッシャーを内輪部材の凹部に納
め、ナットで締め付け固定したことにより、送風機用電
動機の回転力を確実にファンに作用させることができ、
送風機の支持部を確実に固定することができる。
【0055】また、この発明に係る送風機は、外輪部材
がファンボス部と接する外周面に周方向に所定の間隔で
軸方向に延びる多数の凹凸を形成しているので、送風機
用電動機の回転力を確実にファンに作用させることがで
きる。
【0056】また、この発明に係る送風機は、内輪部材
と外輪部材との間に防振ゴムを挟み接着により一体成形
したことにより、送風機の支持部の固定をより強固にす
ることができる。
【0057】この発明に係るファンの支持機構は、内輪
部材及び外輪部材の防振ゴムと接する面に段差部を設け
たことにより、ファンの外れを抑制できるので、製品の
品質や安全性の向上が図れる。
【0058】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の段差部の形状を凸状とした
ことにより、段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持す
ることができる。
【0059】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する内面端部
に段差部を設けたことにより、防振ゴムの端部を段差部
で確実に支持することができる。
【0060】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する外周面に
凸状の段差部を設けたことにより、防振ゴムの内部にお
いて、段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持すること
ができる。
【0061】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の段差部の形状を凹状とした
ことにより、段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持す
ることができる。
【0062】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材又は外輪部材の防振ゴムと接する周面に凹
状の段差部を設けたことにより、防振ゴムの内部におい
て、段差部の平面部で防振ゴムを確実に支持することが
できる。
【0063】また、この発明に係るファンの支持機構
は、回転軸はシャフト段差部を有し、内輪部材はシャフ
ト段差部に回転自在に挿入されることにより、位置決め
を行うことができる。
【0064】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材の反送風機用電動機側の軸方向端部に、角
ワッシャーを納める凹部を設けたことにより、送風機用
電動機の回転力を確実にファンに作用させることができ
る。
【0065】また、この発明に係るファンの支持機構
は、回転軸の反送風機用電動機側の端部は断面が半月状
に形成され、角ワッシャーの半月状の孔を回転軸の反送
風機用電動機側の端部に挿入し、角ワッシャーを内輪部
材の凹部に納め、ナットで締め付け固定したことによ
り、送風機用電動機の回転力を確実にファンに作用させ
ることができ、送風機の支持部を確実に固定することが
できる。
【0066】また、この発明に係るファンの支持機構
は、外輪部材はファンボス部と接する外周面に周方向に
所定の間隔で軸方向に延びる多数の凹凸を形成している
ことにより、送風機用電動機の回転力を確実にファンに
作用させることができる。
【0067】また、この発明に係るファンの支持機構
は、内輪部材と外輪部材との間に防振ゴムを挟み接着に
より一体成形したことにより、固定をより強固にするこ
とができる。
【0068】この発明に係る空気調和機は、請求項1乃
至11の何れかに記載の送風機を用いたことにより、品
質や安全性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、空気調和機の断面
図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、ファンの支持機構
の拡大部分断面図である。
【図3】 実施の形態2を示す図で、ファンの支持機構
の拡大部分断面図である。
【図4】 実施の形態3を示す図で、ファンの支持機構
の拡大部分断面図である。
【図5】 従来のターボファンの支持構造を示す図で、
(A)は部分的縦断面図、(B)は(A)のB−B矢視
図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体、2 外郭箱体、3 送風機、4
熱交換器、5 パネル、6 吸込口、7 吹出口、8
ファン、8a ファンボス部、9 内輪部材、9a 凸
状の段差部、9b 凹部、9c 凹状の段差部、10
防振ゴム、11外輪部材、11a 凸状の段差部、11
b 凹凸、11c 凹状の段差部、12 送風機用電動
機、12a シャフト、12b シャフト段差部、13
角ワッシャー、14 ナット、15 空気。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB06 BB20 CC01 DD13 EE06 3L049 BB02 BB07 BC02 BC03 BD01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転力を発生する送風機用電動機と、 前記送風機用電動機の前記回転力を伝達する回転軸と、 前記回転軸に伝達された前記回転力により回転して送風
    を行うファンと、 前記ファンの前記回転軸に取り付けられる部分を構成す
    るファンボス部と、 前記回転軸に挿入される内輪部材と、 前記ファンボス部に嵌合する外輪部材と、 前記内輪部材と前記外輪部材との間に設けられる防振ゴ
    ムと、 前記内輪部材の前記防振ゴムと接する面に設けられた内
    輪部材の段差部と、 前記外輪部材の前記防振ゴムと接する面に設けられた外
    輪部材の段差部と、を備えたことを特徴とする送風機。
  2. 【請求項2】 前記内輪部材又は前記外輪部材の段差部
    の形状を凸状としたことを特徴とする請求項1に記載の
    送風機。
  3. 【請求項3】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記防
    振ゴムと接する内面端部に段差部を設けたことを特徴と
    する請求項2に記載の送風機。
  4. 【請求項4】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記防
    振ゴムと接する周面に前記凸状の段差部を設けたことを
    特徴とする請求項2に記載の送風機。
  5. 【請求項5】 前記内輪部材又は前記外輪部材の段差部
    の形状を凹状としたことを特徴とする請求項1に記載の
    送風機。
  6. 【請求項6】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記防
    振ゴムと接する周面に前記凹状の段差部を設けたことを
    特徴とする請求項5に記載の送風機。
  7. 【請求項7】 前記回転軸はシャフト段差部を有し、前
    記内輪部材は前記シャフト段差部に回転自在に挿入され
    ることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  8. 【請求項8】 前記内輪部材の反送風機用電動機側の軸
    方向端部に、角ワッシャーを納める凹部を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の送風機。
  9. 【請求項9】 前記回転軸の反送風機用電動機側の端部
    は断面が半月状に形成され、前記角ワッシャーの半月状
    の孔を前記回転軸の反送風機用電動機側の端部に挿入
    し、前記角ワッシャーを前記内輪部材の凹部に納め、ナ
    ットで締め付け固定したことを特徴とする請求項8に記
    載の送風機。
  10. 【請求項10】 前記外輪部材は前記ファンボス部と接
    する外周面に周方向に所定の間隔で軸方向に延びる多数
    の凹凸を形成していることを特徴とする請求項1に記載
    の送風機。
  11. 【請求項11】 前記内輪部材と前記外輪部材との間に
    前記防振ゴムを挟み接着により一体成形したことを特徴
    とする請求項1に記載の送風機。
  12. 【請求項12】 送風機用電動機の回転軸に挿入される
    内輪部材と、 ファンのファンボス部に嵌合する外輪部材と、 前記内輪部材と前記外輪部材との間に設けられる防振ゴ
    ムと、 前記内輪部材の前記防振ゴムと接する面に設けられた内
    輪部材の段差部と、 前記外輪部材の前記防振ゴムと接する面に設けられた外
    輪部材の段差部と、を備えたことを特徴とするファンの
    支持機構。
  13. 【請求項13】 前記内輪部材又は前記外輪部材の段差
    部の形状を凸状としたことを特徴とする請求項12に記
    載のファンの支持機構。
  14. 【請求項14】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記
    防振ゴムと接する内面端部に段差部を設けたことを特徴
    とする請求項13に記載のファンの支持機構。
  15. 【請求項15】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記
    防振ゴムと接する周面に前記凸状の段差部を設けたこと
    を特徴とする請求項13に記載のファンの支持機構。
  16. 【請求項16】 前記内輪部材又は前記外輪部材の段差
    部の形状を凹状としたことを特徴とする請求項12に記
    載のファンの支持機構。
  17. 【請求項17】 前記内輪部材又は前記外輪部材の前記
    防振ゴムと接する周面に前記凹状の段差部を設けたこと
    を特徴とする請求項16に記載のファンの支持機構。
  18. 【請求項18】 前記回転軸はシャフト段差部を有し、
    前記内輪部材は前記シャフト段差部に回転自在に挿入さ
    れることを特徴とする請求項12に記載のファンの支持
    機構。
  19. 【請求項19】 前記内輪部材の反送風機用電動機側の
    軸方向端部に、角ワッシャーを納める凹部を設けたこと
    を特徴とする請求項12に記載のファンの支持機構。
  20. 【請求項20】 前記回転軸の反送風機用電動機側の端
    部は断面が半月状に形成され、前記角ワッシャーの半月
    状の孔を前記回転軸の反送風機用電動機側の端部に挿入
    し、前記角ワッシャーを前記内輪部材の凹部に納め、ナ
    ットで締め付け固定したことを特徴とする請求項19に
    記載のファンの支持機構。
  21. 【請求項21】 前記内外輪部材は前記ファンボス部と
    接する外面に周方向に所定の間隔で軸方向に延びる多数
    の凹凸を形成していることを特徴とする請求項12に記
    載のファンの支持機構。
  22. 【請求項22】 前記内輪部材と前記外輪部材との間に
    前記防振ゴムを挟み接着により一体成形したことを特徴
    とする請求項12に記載のファンの支持機構。
  23. 【請求項23】 請求項1乃至11の何れかに記載の送
    風機を用いたことを特徴とする空気調和機。
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