JP2002191154A - モータ - Google Patents

モータ

Info

Publication number
JP2002191154A
JP2002191154A JP2000384946A JP2000384946A JP2002191154A JP 2002191154 A JP2002191154 A JP 2002191154A JP 2000384946 A JP2000384946 A JP 2000384946A JP 2000384946 A JP2000384946 A JP 2000384946A JP 2002191154 A JP2002191154 A JP 2002191154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handwheel
hand wheel
rings
motor
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000384946A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Chiyokawa
篤志 千代川
Masao Okiyokota
政雄 沖横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd, Nippon Otis Elevator Co filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2000384946A priority Critical patent/JP2002191154A/ja
Publication of JP2002191154A publication Critical patent/JP2002191154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エレベータモータのハンドホィールが強制振
動させられて騒音が生じるのを防止する。 【解決手段】 モータの出力軸にのハンドホィール7を
取り付けたものである。ハンドホィール7は、アルミニ
ウムの鋳物からなるハンドホィール本体8にリング(お
もり)9を複数枚取り付けたものである。リング9は薄
い鉄板をリング状に形成し、円周方向へ90°毎に取付
孔を形成したものである。そして、夫々の取付孔に挿入
したボルト11をハンドホィール本体8に螺合すること
により、3枚のリング9がハンドホィール本体8の片側
に取り付けられている。また、ハンドホィール7が共振
するのを防止するため、ボルト11を取り外してリング
9の枚数を増減し、固有振動数を調整して共振を防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに関し、ハ
ンドホィールが振動して騒音を発生するのを防止したも
のである。
【0002】
【従来の技術】エレベータには、カゴを昇降させるため
にモータが用いられる。このモータには、非常時に手動
でモータの出力軸が回せるようにハンドホィールが設け
られている。このモータの近傍の構造を図6に示す。図
中、1はモータ、2は出力軸、3はハンドホィール、4
はエンコーダ、5はドラムの軸に結合するためのフラン
ジ部である。
【0003】ハンドホィール3は、図7に示すようにア
ルミ鋳物によって形成されている。これは、近年のモー
タはインバータ駆動されることが多く、その際にインバ
ータ許容電流を大きくしないように、ハンドホィール3
の慣性力をできるだけ小さく抑えるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、モータに
は、モータの「振動」や、インバータ制御による「発
振」や、カゴの「振動」が外部振動として作用し、アル
ミ鋳物からなるハンドホィールは軽量であって他の部品
に比べて弾性率が小さいことから最も振動しやすい部品
となっており、機械系の「固有振動数」と振動の「周波
数」とが一致して共振が生じたときや、外部振動が非常
に大きい場合などには、ハンドホィールが強制的に振動
させられて騒音を発生する。
【0005】そこで本発明は、斯かる課題を解決したモ
ータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係るモータの構成は、出力軸にハンドホ
ィールを設けたモータにおいて、前記ハンドホィール
は、ハンドホィール本体と、当該ハンドホィール本体に
着脱自在に取り付けた複数のおもりとで構成したことを
特徴とし、請求項2に係るモータの構成は、請求項1に
おいて、前記おもりはリング板状に形成したことを特徴
とし、請求項3に係るモータの構成は、請求項2におい
て、前記ハンドホィール本体に対するリング板状の前記
おもりの位置決めを行うインローを、前記ハンドホィー
ル本体に形成したことを特徴とし、請求項4に係るモー
タの構成は、請求項3において、前記おもりどうしの間
にゴムを介在させたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるモータの実施
の形態を説明する。
【0008】(a)実施の形態1 まず、実施の形態1を図1に基づいて説明する。
【0009】このモータは、モータの出力軸に図1のハ
ンドホィール7を取り付けたものである。ハンドホィー
ル7は、アルミニウムの鋳物からなるハンドホィール本
体8にリング(おもり)9を複数枚取り付けたものであ
る。リング9は図3に示すように薄い鉄板をリング状に
形成し、円周方向へ90°毎に取付孔10を形成したも
のである。そして、夫々の取付孔10に挿入したボルト
11をハンドホィール本体8に螺合することにより、3
枚のリング9がハンドホィール本体8の片側に取り付け
られている。
【0010】斯かるハンドホィール7を取り付けたモー
タでは、ハンドホィール7が強制振動を受けた場合に
は、リング9どうしの間で生じる摩擦により振動エネル
ギーが吸収され、リング9どうしが一体でなくてリング
どうしの間に隙間があるので振動が吸収され振動の伝播
が遮断される等により、振動が抑制され、振動が低減さ
れる。
【0011】また、ハンドホィール7が共振するのを防
止するため、ボルト11を取り外してリング9の枚数を
増減し、固有振動数を調整して共振を防止することがで
きる。
【0012】(b)実施の形態2 次に、実施の形態2を図2に基づいて説明する。この実
施の形態はリング9どうしの間に、防振ゴムからなるリ
ング12を介在させたものである。
【0013】斯かるハンドホィール7を用いたモータで
は、防振ゴムを用いるので、実施の形態1に比べ騒音が
一段と低減される。
【0014】その他の構成、作用は実施の形態1と同じ
なので説明を省略する。
【0015】(c)実施の形態3 次に、実施の形態3を図4に示す。この実施の形態3
は、リング9とハンドホィール本体8との軸心が一致す
るように、ハンドホィール本体8に対してリング9の位
置決めが行われるようにしたものである。
【0016】図のように、ハンドホィール本体8に加工
面であるインロー13,14が形成されている。インロ
ー13はリング9の外径寸法と対応する値の内径寸法に
設定され、インロー14はハンドホィール本体8の軸心
と直角な面となるように形成される。
【0017】斯かるハンドホィール7を有するモータで
は、夫々のリング9をインロー13に沿わせてハンドホ
ィール本体8に取り付けるだけで夫々のリング9の軸心
がハンドホィール本体8の軸心と一致する。このため、
ハンドホィール7の回転バランスの調整を行わなくても
自動的に回転バランスがとれる。
【0018】(d)実施の形態4 最後に、実施の形態4を図5に示す。この実施の形態も
図2の場合と同様に、防振ゴムからなるリング12を介
在させたものである。
【0019】騒音が一段と低減されること以外は図4の
場合と同じなのでその他の説明を省略する。
【0020】実施の形態1〜4におけるモータの騒音を
測定したところ、以下のような結果を得た。
【0021】
【表1】
【0022】実施の形態1,3では鉄板からなるリング
を6枚用いたものであり、実施の形態2,4では鉄板か
らなるリングを3枚と防振ゴムからなるリングを3枚用
いたものである。枚数については、図面に表示されてい
る枚数とは異なる。
【0023】なお、実施の形態3,4ではリング9,1
2の外周部がはいり込むインローを設けたが、内周部が
はいり込むインローを設けるようにしてもよい。また、
ハンドホィール本体やおもりの材質はアルミニウムや鉄
に限定されるものではなく、種々の材料を用いることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜4に係るモータによれば、ハンドホィール本体に複数
枚のリングを取り付けてハンドホィールを構成したの
で、摩擦による振動エネルギーの吸収と隙間存在による
振動伝播の遮断が生じ、ハンドホィールが強制振動を受
けた際の振動が抑えられる。また、リングの枚数を増減
することにより固有振動数が調整され、他の方向からハ
ンドホィールの騒音が低減されるという効果がある。
【0025】また、ハンドホィール本体にインローを形
成したので、リングを取り付けたときの回転バランスが
自動的にとれ、リングの枚数を増減して固有振動数を調
整する作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータの実施の形態1におけるハ
ンドホィールの断面図。
【図2】本発明によるモータの実施の形態2におけるハ
ンドホィールの断面図。
【図3】本発明によるモータの実施の形態1〜4に用い
るリングの斜視図。
【図4】本発明によるモータの実施の形態3におけるハ
ンドホィールの断面図。
【図5】本発明によるモータの実施の形態4におけるハ
ンドホィールの断面図。
【図6】エレベータ用モータの構成図。
【図7】従来のモータに用いるハンドホィールに係り、
(a)は断面図、(b)は正面図。
【符号の説明】
7…ハンドホィール 8…ハンドホィール本体 9…リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖横田 政雄 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 5H607 AA04 BB01 CC01 DD03 EE40 5H615 BB01 BB14 PP02 PP06 PP08 PP12 PP18 SS10 SS20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸にハンドホィールを設けたモータ
    において、 前記ハンドホィールは、ハンドホィール本体と、当該ハ
    ンドホィール本体に着脱自在に取り付けた複数のおもり
    とで構成したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記おもりはリング板状に形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記ハンドホィール本体に対するリング
    板状の前記おもりの位置決めを行うインローを、前記ハ
    ンドホィール本体に形成したことを特徴とする請求項2
    に記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記おもりどうしの間にゴムを介在させ
    たことを特徴とする請求項3に記載のモータ。
JP2000384946A 2000-12-19 2000-12-19 モータ Pending JP2002191154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384946A JP2002191154A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384946A JP2002191154A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002191154A true JP2002191154A (ja) 2002-07-05

Family

ID=18852303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384946A Pending JP2002191154A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002191154A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102832736A (zh) * 2012-09-25 2012-12-19 南京埃斯顿自动控制技术有限公司 一种带惯量盘的伺服电机转子装置
KR101370705B1 (ko) 2011-10-05 2014-03-06 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 스크류 압축기
KR101376023B1 (ko) 2011-10-05 2014-03-19 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 스크류 압축기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101370705B1 (ko) 2011-10-05 2014-03-06 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 스크류 압축기
KR101376023B1 (ko) 2011-10-05 2014-03-19 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 스크류 압축기
CN102832736A (zh) * 2012-09-25 2012-12-19 南京埃斯顿自动控制技术有限公司 一种带惯量盘的伺服电机转子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5051647A (en) Ultrasonic motor
JP4549049B2 (ja) エンジン発電機
JP2002191154A (ja) モータ
JP4567929B2 (ja) 回転電機の固定子およびそれを用いた回転電機
JP5583233B2 (ja) 振動体支持架台
JPS6027723A (ja) 電動ラジエ−タフアンの車体支持構造
JPS5837371A (ja) エンジンのクランクシヤフトプ−リ
JPH04262076A (ja) 横置型回転圧縮機の支持装置
JPH10110532A (ja) コンクリ−トバイブレ−タ
JPS59209053A (ja) 車両用交流発電機
JPS6332347Y2 (ja)
JP3381021B2 (ja) 送風ファン
JP2003035297A (ja) ファンおよびファンの回転バランスをとる方法
JPH0717792Y2 (ja) エンジンを用いた携帯機械における防振装置
JP2897259B2 (ja) 超音波モータ
JPH1028366A (ja) ブラシレスdcモータの固定子固定構造
JPH07251271A (ja) コンプレッサを備えたプラズマ切断機
JPH0448127Y2 (ja)
JPH02257992A (ja) 洗濯機の駆動装置
JPH0723642Y2 (ja) クランクシャフトの縦振動吸収ダンパ
JPH0730134Y2 (ja) 振動アクチュエータ
FI105805B (fi) Hissin nostokoneisto
JPH0340771A (ja) 超音波モータ
JPS5926029Y2 (ja) 棒形振動機
JP2003278879A (ja) ドライブプレートの締結構造