JP2003033715A - 給液装置及び塗布方法並びにダイ接続ノズル - Google Patents

給液装置及び塗布方法並びにダイ接続ノズル

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JP2003033715A JP2001224249A JP2001224249A JP2003033715A JP 2003033715 A JP2003033715 A JP 2003033715A JP 2001224249 A JP2001224249 A JP 2001224249A JP 2001224249 A JP2001224249 A JP 2001224249A JP 2003033715 A JP2003033715 A JP 2003033715A
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和宏 沖
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニホールドの側面から塗布液を給液し、ウ
ェブに均一に塗布液を塗布する。 【解決手段】 マニホールド33には、塗布液31の給
液口33aが側面に設けられ、塗布液給液用の配管32
がノズル30を介して取り付けられている。マニホール
ド33は塗布液31を幅方向に広げ、スリット34へ塗
布液31を整流し流出させる。スリット34からは、連
続走行するウェブに塗布液31を塗布する。長さCのノ
ズル30は、配管32が接続される側の相当直径Aと給
液口33aに接続される側の相当直径Bとが、1.5≦
(B/A)≦5.0かつ0.8≦(C/B)≦8.0の
関係を有していれば、流れを乱すことなく塗布液を安定
的にマニホールド33へ供給でき、スリット34から均
一にウェブに塗布することができる。形成された塗布膜
の塗布量分布は2%以下となり、平面性が良好な製品が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続走行している
長尺帯状支持体に塗布液を塗布する塗布装置を構成する
給液装置及び塗布方法に関し、製造された製品は、写真
用フイルム、写真用印画紙、磁気記録テープ、接着テー
プ、感圧記録紙、オフセット版材、電池等に好適に用い
られる。
【0002】
【従来の技術】従来、塗布液を幅方向に広げるマニホー
ルドと、マニホールドの全幅にわたって塗布液を整流し
つつ流出させるスリットを備え、スリットから流出して
塗布液を連続走行する長尺帯状支持体(以下、ウェブと
称する)に塗布する手段としては、スライドビード塗
布、エクストルージョン塗布、カーテン塗布などがあ
る。例えば、スライドビード塗布装置の基本構成は、米
国特許明細書第2761419号公報に開示されてい
る。いずれの塗布方法においても、塗布液をウェブに均
一に塗布するためスリットのノズルから塗布液の吐出量
を幅方向で均一にする必要がある。このスリットから吐
出される塗布液を均一にする方法として、マニホールド
への給液が中央から行われる中央給液型、例えばコート
ハンガー型と呼ばれるものが一般的に多く使われてい
る。しかし、この方式は、動圧の影響が大きい場合、例
えば、送液量を増大した場合や塗布液を低粘化した場合
などの際には、塗布液の幅方向の吐出量分布に著しい不
均一を生じる場合があり、塗布において適さない場合も
ある。この場合、動圧の影響を無くすためにはマニホー
ルドの側面から給液する方式が使われている。例えば、
特開平6−335633号公報には、側面給液の場合の
吐出量を幅方向で均一にする方法が開示されている。
【0003】マニホールドに塗布液を送り込むため、塗
布液の送液管あるいはホースをマニホールドに接続する
必要がある。例えば、Liquid Film Coa
ting(1997年、S.F.Kistler、P.
M.Schweizer著、CHAPMAN&HALL
出版)に中央給液、側面給液それぞれの場合の給液に関
する記述があるが、具体的な形状に関する記述はない。
具体的な形状を示す例として、中央給液の場合は、前記
米国特許明細書第2761419号公報に断面図が開示
されているが、側面給液の場合についての報告例はな
い。
【0004】また、通常、送液管あるいはホース、接続
ノズル、マニホールド及びスリットからなるダイは、塗
布液の幅方向の吐出量分布を均一にするためには保温し
て温度分布を無くすることが望ましいが、この接続ノズ
ル部分は形状が、複雑になるため保温しにくく、ノズル
部分で温度が変化し易いため、塗布液の幅方向の吐出量
分布に不均一を生じる原因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで、側面給液タ
イプの場合について、塗布液の送液管あるいはホースを
マニホールドに繋ぐ方法に関する数少ない例として、A
IChE,1996 SPRING NATIONAL
MEETING(1996年2月25日−29日、米
国ニューオリンズ)で、Yun−Han Changら
が発表した『Experimantal Observ
ation on Entrance Flow In
side Extrusion Dies』がある。し
かしながら、検討しているのはマニホールドとサイズの
違う直管を給液ノズルで接続する方式のいわゆる「急拡
大管流れ」のみである。これは、側面給液タイプでは、
塗布液のスリットからの幅方向の吐出分布を均一にする
ため、マニホールドや塗布液を整流しつつ流出させるス
リットの形状に比べて影響が小さいと考えられていたた
めである。しかしながら、側面給液の場合、送液管ある
いはホースの大きさ及び形状とマニホールドの大きさ及
び形状は異なる場合が大きく、通常マニホールドの方が
大きい。この場合、この接続には拡大管の形状をした接
続ノズル(以下、ノズルと称する)が必要であり、設備
スペースを効率良く使うために、曲がり管を用いる場合
が多い。そうすると、接続ノズル内での圧力損失はかな
り大きくなり、塗布液のスリットからの幅方向の吐出分
布にも影響することが分かった。これは、ノズルの曲が
り、拡大形状の影響で、ノズル内に渦が発生したり、大
きな圧力分布が発生したりするためで、塗布液のスリッ
トからの幅方向の吐出分布にも影響することが分かっ
た。
【0006】本発明の目的は、マニホールドの側面から
流れを乱すことなく安定的に塗布液を給液し、スリット
から支持体の幅方向の吐出分布を均一に保つことができ
る給液装置及びその給液装置を用いて支持体に塗布液を
塗布する塗布方法を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、マニホールドの側面
から流れを乱すことなく安定的に液を供給できるダイ接
続ノズルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の給液装置は、マ
ニホールドの側方給液口から供給された液を、マニホー
ルドに連続するスリットから流出させるダイと、このダ
イに前記液を供給する給液管とを有する給液装置におい
て、前記給液口と前記給液管との間に拡開接続手段を配
置し、この拡開接続手段は、前記給液管に接続される側
の相当直径をA、前記給液口に接続される側の相当直径
をB、拡開部分をCとしたときに、1.5≦(B/A)
≦5.0、かつ、0.8≦(C/B)≦8.0の関係を
有している。この場合において、前記給液管の相当直径
Aと前記供給口の相当直径Bの比率は小さい方が流れの
乱れが少ないが、一般にマニホールドの大きさは、前記
給液管の径に比べて大きいので、あまり前記給液管の径
を大きくすると塗布液の滞留部が発生し、逆に塗布量分
布が悪くなる。なお、相当直径とは、流体力学的相当直
径を意味し、(断面積の4倍)÷(断面の濡れ辺長)で
定義される。また、本発明において、マニホールドと
は、塗布液を支持体の幅方向に均一にした後に、前記ス
リットに塗布液を整流しつつ流出させる液溜まり器を意
味している。
【0009】前記拡開接続手段に近接位置で、前記給液
管に静止型混合器を設けることで、塗布液の温度分布を
なくし、より均一な塗布量分布を得ることができる。ま
た、前述した給液装置を用いて、連続走行する支持体に
塗布液を塗布する塗布方法も本発明に含まれる。この場
合、単層塗布でも良いし、前記マニホールド、スリッ
ト、拡開接続手段を複数備えた多層同時塗布でも良い。
【0010】本発明のダイ接続ノズルは、側面に設けた
給液口から供給された液を幅方向に広げるマニホール
ド、及びこのマニホールドからの液を整流しつつ流出さ
せるスリットを備えたダイと、このダイに給液する給液
管とを接続するダイ接続ノズルにおいて、前記給液管に
接続される側の相当直径をAとし、前記給液口に接続さ
れる側の相当直径をBとして次第に拡開するように構成
され、その拡開部分の長さをCとしたときに、1.5≦
(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/B)≦8.
0×Bの関係を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給液装置及び
その給液装置を用いてウェブに塗布液を塗布する塗布方
法並びにダイ接続ノズルについて図面を参照して説明す
る。しかし、図面は、本発明の代表的な実施形態のみを
示したもので、本発明は図示した形態に限定される訳で
はない。
【0012】本発明に係る給液装置を備えるビード型塗
布ダイ(以下、塗布ダイと称する)10を図1に示す。
また、塗布ダイ10の側面図を図2に示す。塗布液は、
塗布液供給装置(図示しない)から配管11とダイ接続
ノズルである拡開ノズル(以下、ノズルと称する)12
とを介して、マニホールド13の側面に設けられた供給
口13aからマニホールド13に供給される。マニホー
ルド13により、塗布液はウェブの幅方向に均一にさ
れ、スリット(スロットと称する場合もある)14に流
出される。マニホールド13は、図に示した様に幅方向
一定でも良いし、給液側から徐々に径が小さくなった
り、あるいは、途中まで一定で、その後小さくなるよう
な形状でも良い。マニホールド13の反給液側には、マ
ニホールド栓15が設置され、塗布液が流出するのを防
止している。塗布液16は、マニホールド13からスリ
ット14を通過し整流されて、スライド面17からリッ
プ先端18に向けて流れ、リップ先端18からウェブ
(図示しない)に塗布される。なお、配管11は、図2
に示したように塗布ダイ10の下方後ろの斜め方向から
ノズル12に取り付けられていることが好ましい。しか
しながら、本発明において配管11とノズル12との取
り付け位置の関係は、図示した形態に限定されない。
【0013】また、図1に示すようにスリット14に
は、塗布液が塗布される幅を規制するために、スリット
幅規制板19,20が挿入されている。このスリット規
制板19,20は塗布ダイ10に固定しても良いし、着
脱可能であっても良い。あるいは固定式のものと着脱式
のものを併用して同時に使用してもよい。スリット14
の長さは、幅方向に同一でも、特開平6−335633
号公報に記載されているように幅方向で長さを変えても
よい。長さを変える場合には、直線的に変化させる場
合、曲線的に変化させる場合の二つの方式があり、どち
らのタイプを選択してもよい。マニホールド13、マニ
ホールド栓15、スリット幅規制板19,20は、塗布
幅に応じて、それらの長さを調整すると、マニホールド
13、スリット14内に塗布液が滞留する滞留部の発生
を抑制できるために好ましい。また、スライド面17に
は、塗布幅を決めるガイド板21,22が設置されてい
る。本発明においてマニホールド13、マニホールド栓
15、スライド面17、スリット幅規制板19,20、
ガイド板21,22の材質は、金属、プラスチック、ゴ
ム、木材など公知のいずれでもよい。なお、前述した配
管11とノズル12とマニホールド13とスリット14
とから構成されるラインを、以下の説明において給液ラ
イン23と称する。
【0014】複数の層を形成したい場合には、塗布ダイ
10に前述した給液ライン23を多数設け、ウェブに同
時重層塗布を行うと塗布膜の形成を効率良く行え、生産
性の点から好ましい。しかしながら、本発明は単層塗布
にも好ましく用いることができる。図1では、塗布ダイ
10の一部を示しているため、給液ライン23,24の
2本のみが図示されている。しかしながら、本発明の塗
布ダイ10に2〜20本の給液ラインを備えることで、
2〜20層の同時重層塗布が可能になる。なお、図で
は、ビード型塗布ダイを用いて説明したが、本発明はカ
ーテン型塗布ダイなど公知のいずれの塗布ダイにも適用
が可能である。また、図1では、リップ先端18を正面
とした場合、右側面から塗布液を給液しているが、本発
明は左側面から給液してもよい。さらに、本発明に係る
給液装置を溶液製膜装置に取り付けることで、フイルム
の溶液製膜方法にも適用が可能である。
【0015】本発明に係る給液装置を構成するノズル3
0について、要部概略図を図3(a)及び要部断面図を
図3(b)に示して説明するが、本発明に係るノズル3
0の形態は図示したものに限定される訳ではない。塗布
液31は、配管32を通り、ノズル30により均一に広
がり、マニホールド33の側面の給液口33aからマニ
ホールド33に給液される。マニホールド33で、ウェ
ブの幅方向に均一に広がった塗布液31は、スリット3
4から整流されて流出する。図3(b)に示すように、
配管32の端面の相当直径とマニホールド33の給液口
33aの相当直径とは異なっており、配管32の中を流
れている塗布液を均一にマニホールド33へ供給するた
め、ノズル30は拡開型の形状から構成されている。本
発明において、ノズル30は、配管32に接続される側
の相当直径をAとし、マニホールド33の給液口33a
に接続される側の相当直径Bとし、ノズル30の拡開部
分の長さをCとした場合、1.5≦(B/A)≦5.
0、かつ、0.8≦(C/B)≦8.0の範囲であるこ
とが、塗布液を配管32からマニホールド33へ乱れる
ことなく安定的に送り込むために好ましい。
【0016】なお、図3では、配管32とノズル30と
マニホールド33とが別部材から構成されているものを
示したが、本発明は図示した形態に限定されない。例え
ば、配管32のマニホールド33接続側が、拡開状にな
っており配管32を直接マニホールド33に接続しても
良い。または、マニホールド33の配管32接続面側
が、先細り状になっており、直接配管32に接続する構
成であっても良い。さらには、拡開状の配管32と先細
り状のマニホールド33とを接続しても良い。すなわ
ち、これらの場合は、配管32とマニホールド33との
接続に特別な部材を設けず、配管32またはマニホール
ド33の少なくとも一方が拡開接続手段としての機能を
備えていれば良い。また、図では、配管32とノズル3
0とが、金属などから作製される剛体状のものを示した
が、本発明においては、それらのものに限定されない。
例えば、プラスチック、ゴムなどのポリマーから作製さ
れ、フレキシブルに形状が変化するものであっても良
い。なお、この際にも、前述したようにノズル30は、
配管32に接続される側の相当直径をAとし、マニホー
ルド33の給液口33aに接続される側の相当直径Bと
し、ノズル30の拡開部分の長さをCとした場合、1.
5≦(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/B)≦
8.0の範囲にされている。
【0017】図3では、マニホールド33が略円筒状の
形態を示した。そして、図3(b)に示したように配管
32とノズル30とマニホールド33との接続位置関係
が、それぞれの中心が中心線35上に一直線であるもの
を示したが、本発明はこの形態に限定されない。なお、
以下の説明において給液ラインを構成する部材が、図1
または図3と同様の構成であるものについては、説明は
省略する。本発明に係るノズルから構成された給液ライ
ン40の一実施形態を図4(a)に示す。また、図4
(b)には、その給液ライン40の断面の概略図を示
す。図4(b)に示すように、マニホールド41の断面
における底辺41bとノズル42の底辺42bとが一直
線で接続されていると、配管43からマニホールド41
へ塗布液が乱れることなく、最も安定的に送り出すこと
ができる。また、このような形状のノズル42をマニホ
ールド41に接続すると、洗浄する際にブラシの移動が
容易になり、マニホールド41とノズル42との洗浄が
容易になる利点もある。さらに、図4(b)に示した4
c−4c線の断面図を図4(c)に示す。図から明らか
なようにマニホールド41の給液口41aの断面は、略
縦長の楕円形状に形成されており、本発明はこのような
形状のマニホールド41を用いることで、塗布液を安定
的に供給できる。
【0018】本発明に係るノズルから構成された給液ラ
イン45の他の実施形態を図5(a)に示す。また、図
5(b)には、その給液ライン45の断面図を示す。図
5(b)に示すように、マニホールド46の縦断面にお
いて、その底辺46bとノズル47の底辺47bとが一
直線で接続されていると、配管48からマニホールド4
6へ塗布液が乱れることなく、最も安定的に送り出すこ
とができ、前述したようにマニホールド46とノズル4
7との洗浄が容易になる。また、ノズル47と配管48
との接続は、緩やかな曲線に沿って接続されていると、
塗布液が乱れることなく、安定的にマニホールド46に
送り出すことができる。しかしながら、本発明は図示し
た給液ラインの形態に限定されず、例えばノズル47と
配管48との接続は、必ずしも緩やかな曲線に沿って取
り付けられている必要はない。さらに、図5(b)に示
す5c−5c線の断面図を図5(c)に示す。図には、
マニホールド46の給液口46aの断面の上方には曲率
半径が大の円弧、左右には直線、下方には曲率半径が小
の円弧から形成されたものを示した。しかしながら、本
発明は図示した形態に限定されず、マニホールドの断面
の上方と下方との曲率半径が、同一の円弧から形成され
ていても良いし、下方の曲率半径が大のものから形成さ
れていても良い。さらに、断面の左右は、直線である必
要はなく、曲線により構成されていても良い。さらに、
その他公知のいずれの形状のマニホールドへ配管を接続
する際にも、本発明を適用することは可能である。
【0019】本発明に係るノズルから構成された給液ラ
イン50の他の実施形態を図6(a)に示す。また、図
6(b)には、その給液ライン50の断面図を示す。図
6(b)に示すように、本発明はマニホールド51の縦
断面において、その底辺51bとノズル52の底辺52
bとが、一直線に接続されていなくても適用するでき
る。また、図6(b)に示す6c−6c線の断面図を図
6(c)に示す。図に示されているように、マニホール
ド51の給液口51aは、略横長楕円形状から形成され
ており、本発明はこのような形状のマニホールドにも適
用できる。
【0020】さらに、図7に示す給液ライン60を構成
するマニホールド61は、その断面が曲線と直線とから
形成されている。このような形状のマニホールド61を
本発明に係るノズル62により配管63と接続する場合
に、図5に示したノズル47の形状と異なり、マニホー
ルド61とノズル62との底辺が一直線になるようにノ
ズル62が形成されている必要はなく、配管63からマ
ニホールド61に拡開形状に構成されていれば良い。
【0021】図8に示す給液ライン64は、略円筒状の
マニホールド65と配管66との中心線が平行になるよ
うに配置されているが、それらの円筒の中心線は同一直
線状に無く、段違いに配置されている。この場合には、
ノズル67の断面形状を台形状になるように構成し、マ
ニホールド65と配管66とを接続することにより、塗
布液は乱れることなく安定的に配管66からマニホール
ド65に供給できる。
【0022】さらに、図9に示した給液ライン70は、
図6と同じ構成でマニホールド71とノズル72とが接
続している。しかしながら配管73のノズル72への取
り付け位置が図6と異なり、下方向から取り付けられて
いる。しかしながら、本発明において、配管のノズルへ
の取り付け位置は、図示した形態に限定されない。ま
た、図10に示す給液ライン74では、マニホールド7
5の下方向からノズル76が取り付けられ、配管77
は、ノズル76の下方向から取り付けられている。本発
明は、図示して説明した多数の実施形態に限定されず、
配管からマニホールドに拡開状のノズルが形成されてい
れば良い。この場合、配管とマニホールドとは段違いに
配置されていても良いし、配管のノズルへの取り付け位
置も適当な位置から接続することができる。さらに、ノ
ズルが接続されるマニホールドの断面形状は、特に限定
されない。
【0023】図11には、給液ライン80を構成するノ
ズル81と配管82とを示した。本発明において、塗布
液の温度分布を無くすために取り付けられる静止型混合
器83を配管82の内部に設置することで、ウェブに塗
布液を塗布した際に、より塗布分布の均一化を図ること
ができる。また、図12に示すように給液ライン84に
別部品として静止型混合器85を連続して設置してもよ
い。なお、静止型混合器は、スタティックミキサー(登
録商標)とも呼ばれ、例えば「液体混合技術」N.Ha
rnby他著、高橋幸司訳(日刊工業新聞社)などに、
その詳細な記載がある。また、本発明に用いられる静止
型混合器は、図11及び図12に示した形状によらな
い。例えば、混合性能が同様に期待でき、給液ライン8
0,84を構成する配管82,86内に設置可能であれ
ば、単純に管路を絞るオリフィスタイプのものでもよ
い。
【0024】本発明に用いられる「塗布液」とは、その
用途に応じて種々の液組成物が含まれる。例えば、写真
感光材料におけるような、感光乳剤層、下塗層、保護
層、バック層等の塗布液を用いることができる。また、
磁気記録材料におけるような磁性層、下塗層、潤滑層、
保護層、バック層等の塗布液を用いることもできる。さ
らに、感圧紙・感熱紙等の情報記録紙におけるようなマ
イクロカプセルを主成分とする層、樹脂層、マット層等
の塗布液をも用いることができる。なお、本発明に用い
られる塗布液は、前述したものに限定される訳ではな
い。
【0025】本発明に用いられるウェブとしては、紙、
プラスチックフィルム、金属、レジンコーテド紙、合成
紙等が挙げられる。プラスチックフィルムの材質は、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
が挙げられる。また、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン等のビニル重合体も挙げられる。さら
に、6、6−ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド
や、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、
6−ナフタレート等のポリエステルや、セルローストリ
アセテート、セルロースダイアセテート等のセルロース
アセテート等も挙げられる。さらには、ポリカーボネー
ト等も挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
レジンコーテッド紙に用いる樹脂としては、ポリエチレ
ンを始めとするポリオレフィンが代表的であるが、必ず
しもこれに限定されない。又、金属ウェブとしては例え
ばアルミニウムウェブがあるが、これに限定される訳で
はない。
【0026】
【実施例】以下に、本実施形態で説明した塗布ダイを用
いてウェブに塗布液を塗布した際の塗布幅方向における
吐出量分布を測定した結果について説明するが、本発明
は、これら実施例に限定される訳ではない。実施例、比
較例ともに図1に示す側面給液タイプのスライドビード
型塗布ダイを用いて、各実験を行った。なお、説明は、
実施例1において詳細に説明し、その他の実施例及び比
較例では同じ条件については、説明を省略した。
【0027】各実験における評価は、乾燥後の塗布膜の
厚みを30個所測定し、その厚みの変動幅を塗布量分布
とした。製品の良否の判定は、塗布量分布が2%以下の
ものを均一であるとした。なお、各実験における、(断
面Bでの相当直径)/(断面Aでの相当直径)と(長さ
C)/(断面Bでの相当直径)とは、まとめて後に表1
に示す。また、塗布量分布と判定結果もまとめて表1に
示す。判定結果については、表1中で、均一なものは○
とし、不均一なものは×とした。
【0028】[実験1] (実施例1)図1の塗布ダイ10を用いてウェブに7層
同時塗布を行った。ノズル12には(断面Bでの相当直
径)/(断面Aでの相当直径)が1.5かつ、(長さ
C)/(断面Bでの相当直径)が0.8のものを用い
て、配管11とマニホールド13の給液口13aとを接
続した。ウェブは厚み220μm、幅18cmのポリエ
チレン被覆紙を用いた。塗布液16は、10%のアルカ
リ処理ゼラチン水溶液を用い、界面活性剤としてジ−2
−エチルヘキシル−α−スルホコハク酸ナトリウム塩
を、増粘剤としてポリスチレンスルホン酸塩を塗布液の
粘度が50mPa・sとなるように添加した。塗布液流
量は1層当り0.6ml/(cm・s)、塗布速度は2
00m/minで実験をおこなった。結果については、
表1に示した。
【0029】(実施例2ないし実施例9)それぞれの実
験においてノズルの形状は、表1に示したものを用い、
実施例2ないし実施例9の各実験を行った。なお、ノズ
ル形状以外の他の実験条件は、実施例1と同じ条件で行
った。
【0030】(比較例1ないし比較例8)それぞれの実
験においてノズルの形状は、表1に示したものを用い、
比較例1ないし比較例8の各実験を行った。なお、ノズ
ル形状以外の他の実験条件は、実施例1と同じ条件で行
った。
【0031】
【表1】
【0032】表1から、ノズルが0.8≦(C/B)≦
8.0、かつ、1.5≦(B/A)≦5.0のものを用
いれば、塗布量分布が2%以下になり、平面性が良好な
製品が得られることが分かった。
【0033】なお、本発明に係る給液装置を具備した塗
布ダイを用いて、15層同時塗布を行ったところ、塗布
量分布が2%以下の製品が得られ、本発明は公知の多層
塗布方法のいずれについても適用が可能であることが分
かった。
【0034】[実験2] (実施例10および実施例11)また実施例1、2の実
験条件に、さらにノズル内に静止混合機を設置し、実験
を行った。後に示す表2から分かるように、塗布量分布
がそれぞれ0.3%改善し、より均一性が向上した。
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の給液装置によれ
ば、マニホールドの側方給液口から供給された液を、マ
ニホールドに連続するスリットから流出させるダイと、
このダイに前記液を供給する給液管とを有する給液装置
において、前記給液口と前記給液管との間に拡開接続手
段を配置し、この拡開接続手段は、前記給液管に接続さ
れる側の相当直径をA、前記給液口に接続される側の相
当直径をB、拡開部分をCとしたときに、 1.5≦(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/
B)≦8.0、 の関係を有するから、マニホールドの側面から流れを乱
すことなく安定的に塗布液を供給でき、スリットから支
持体の幅方向の吐出分布を均一に保つことができる。
【0037】また、本発明のダイ接続ノズルによれば、
側面に設けた給液口から供給された液を幅方向に広げる
マニホールド、及びこのマニホールドからの液を整流し
つつ流出させるスリットを備えたダイと、このダイに給
液する給液管とを接続するダイ接続ノズルにおいて、前
記給液管に接続される側の相当直径をAとし、前記給液
口に接続される側の相当直径をBとして次第に拡開する
ように構成され、その拡開部分の長さをCとしたとき
に、 1.5≦(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/
B)≦8.0×B、 の関係を有するから、マニホールドの側面から流れを乱
すことなく安定的に液を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給液装置を具備した塗布ダイの概
略図である。
【図2】図1に示した塗布ダイの側面図である。
【図3】本発明に係るダイ接続ノズルの形態を説明する
ための図である。
【図4】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
一実施形態を示した図である。
【図5】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
他の実施形態を示した図である。
【図6】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
他の実施形態を示した図である。
【図7】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
他の実施形態を示した図である。
【図8】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
他の実施形態を示した図である。
【図9】本発明に係る給液装置を構成する給液ラインの
他の実施形態を示した図である。
【図10】本発明に係る給液装置を構成する給液ライン
の他の実施形態を示した図である。
【図11】本発明に係る給液装置を構成する給液ライン
に静止型混合器を設けた実施形態を示した図である。
【図12】本発明に係る給液装置を構成する給液ライン
に静止型混合器を設けた他の実施形態を示した図であ
る。
【符号の説明】
10 塗布ダイ 11 配管 12 ノズル 13 マニホールド 13a 給液口 14 スリット 16 塗布液 17 スライド面 18 リップ先端 19,20 スリット幅規制板 21,22 ガイド板 83,85 静止型混合器 A 配管に接続される側の相当直径 B マニホールドの給液口に接続される側の相当直径 C ノズル拡開部分の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 薫博 東京都港区西麻布2−26−30 富士写真フ イルム株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AB03 EA04 4D075 AC02 AC84 AC93 BB16X CA48 DA04 DB07 DB18 DB33 DB36 DB40 DB48 DB53 DC27 EA07 4F041 AA12 AB02 BA05 BA11 BA34 BA42 CA02 CA16 4F042 AA22 CB02 CB11 CB19 CB27 5D112 CC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニホールドの側方給液口から供給され
    た液を、マニホールドに連続するスリットから流出させ
    るダイと、 このダイに前記液を供給する給液管とを有する給液装置
    において、 前記給液口と前記給液管との間に拡開接続手段を配置
    し、 この拡開接続手段は、前記給液管に接続される側の相当
    直径をA、前記給液口に接続される側の相当直径をB、
    拡開部分をCとしたときに、 1.5≦(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/
    B)≦8.0、 の関係を有することを特徴とする給液装置。
  2. 【請求項2】 前記拡開接続手段に近接位置で、前記給
    液管に静止型混合器を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の給液装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の給液装置を用
    いて、連続走行する支持体に塗布液を塗布することを特
    徴とする塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記マニホールド、スリット、拡開接続
    手段を複数備え、多層同時塗布することを特徴とする請
    求項3に記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 側面に設けた給液口から供給された液を
    幅方向に広げるマニホールド、及びこのマニホールドか
    らの液を整流しつつ流出させるスリットを備えたダイ
    と、 このダイに給液する給液管とを接続するダイ接続ノズル
    において、 前記給液管に接続される側の相当直径をAとし、前記給
    液口に接続される側の相当直径をBとして次第に拡開す
    るように構成され、その拡開部分の長さをCとしたとき
    に、 1.5≦(B/A)≦5.0、かつ、0.8≦(C/
    B)≦8.0×B、 の関係を有することを特徴とするダイ接続ノズル。
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