JP2003033689A - マスキング材 - Google Patents

マスキング材

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JP2003033689A
JP2003033689A JP2001221812A JP2001221812A JP2003033689A JP 2003033689 A JP2003033689 A JP 2003033689A JP 2001221812 A JP2001221812 A JP 2001221812A JP 2001221812 A JP2001221812 A JP 2001221812A JP 2003033689 A JP2003033689 A JP 2003033689A
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styrene
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Masanori Ogawa
正則 小川
Tetsuji Unno
哲二 海野
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、物品に塗装、メッキ等の表面処理を
施す場合、表面処理が施されるべきでない箇所(被マス
キング箇所)に被着されるマスキング材であって、該マ
スキング材が複数の分割部分からなる場合に見られる被
マスキング箇所への塗料等の進入を防止することを課題
とする。 【解決手段】長形状の被マスキング箇所に被着されるマ
スキング材5であって、長手方向に複数個分割され、相
互接続される一対の分割部分6,7の一方の接続端部に
は嵌合凸部12が設けられ、他方の接続端部には嵌合凹
部13が設けられ、該嵌合凸部12を該嵌合凹部13に
嵌合することによって双方の分割部分6,7が接続され
る接続部14において、該接続部14にはカバー部材1
5が被着されているマスキング材5を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品に塗装、メッキ
等の表面処理を施す場合、表面処理が施されるべきでな
い箇所(被マスキング箇所)に被着されるマスキング材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被マスキング箇所が長形状である場合に
は、該箇所の形状に対応して、マスキング材の形状も長
尺にされる。ところで、マスキング材を熱可塑性樹脂シ
ートの真空成形によって製造すると、成形後の冷却によ
って成形されたマスキング材は収縮し、特にこの収縮は
マスキング材の長手方向で顕著である。そこでマスキン
グ材の収縮量が全体として小さくなるように、図10に
示すように分割部分(6P,7P) からなるマスキング材(5P)
が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記マスキング材の分
割部分同士が接続する接続部分の表面には塗装時に塗膜
が形成され、該塗膜がキュアーによって硬化することに
よって該接続部分が固定されるが、塗装の際に該分割部
分の接続部分に存在する隙間から塗料が被マスキング箇
所にまで入り込むおそれがある。またマスキング材は接
続部分から折れ曲がり易く、取扱いにくいという問題も
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、長形状の被マスキング箇
所に被着されるマスキング材(5) であって、長手方向に
複数個分割され、相互接続される一対の分割部分(6,7)
の一方の接続端部には嵌合凸部(12)が設けられ、他方の
接続端部には嵌合凹部(13)が設けられ、該嵌合凸部(12)
を該嵌合凹部(13)に嵌合することによって双方の分割部
分(6,7) が接続される接続部(14)において、該接続部(1
4)にはカバー部材(15)が被着されているマスキング材
(5) を提供するものである。
【0005】該嵌合凸部(12)は該分割部分(6) に形成さ
れている縦リブ(9) の表側であり、該嵌合凹部(13)は該
分割部分(7) に形成されている縦リブ(9) の裏側である
ことが望ましい。 [発明の詳細な説明]
【0006】
【作用】相互接続される一対の分割部分(6,7) からなる
接続部(14)において、該接続部(14)にカバー部材(15)を
被着する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に示す一実施
例によって説明すれば、(1) は自動車のバンパーであっ
て、該バンパー(1) の下部には横長の被マスキング箇所
である空気取入れ口(2) が設けられている。そして該空
気取入れ口(2) には横桟(3) と縦桟(4) の複数個が張設
されている。
【0008】(5) はマスキング材であって長手方向に2
分割されており、各分割部分(6,7)には該バンパー(1)
の空気取入れ口(2) の横桟(3) と縦桟(4) に嵌合する嵌
合溝(10,11) を裏側に形成した横リブ(8) と縦リブ(9)
の複数個が設けられ、更に一方の分割部分(6) の接続端
部の縦リブ(9A)の表側は嵌合凸部(12)とされ、また他方
の分割部分(7) の接続端部の縦リブ(9B)の裏側は該分割
部分(6) の嵌合凸部(12)が嵌合する嵌合凹部(13)とされ
る。
【0009】また本発明のマスキング材(5) は、上記分
割部分(6,7) の接続部(14)に取付けられるカバー部材(1
5)を有する。該カバー部材(15)の表側には取手(16)が形
成され、該カバー部材(15)の裏側上下縁部には、取付凸
部(17,17) が形成されており、該取付凸部(17,17) は該
マスキング材(5) の上下縁部の縦リブ(9,9) 間に形成さ
れる取付凹部(18,18) に嵌合される。更に、該カバー部
材(15)の取付凸部(17,17) の裏側、すなわちカバー部材
(15)の表側には取手溝(19,19) が形成されている。
【0010】分割部分(6,7) およびカバー部材(15)から
なる本発明のマスキング材(5) は、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、塩
化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、メ
タクリレート系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、プロピオ
ン酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、熱
可塑性ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリアミド系樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体
(ABS)、アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−
スチレン共重合体(ACS)、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン−N−フェニルマレイミド共重合体、
ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)樹脂、ポリトリメチレンテレフタレ
ート(PTT)樹脂、イソフタル酸又は1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール変性(A−PET)、ポリカーボ
ネート(PC)、ポリエステル(PE)、ポリスルホン
(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフ
ェニレンエーテル(PPE)、ポリエーテルエーテルケ
トン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリ
エーテルイミド(PEI)、メチルペンテンコポリマー
(TPX)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、セル
ロースアセテート(CA)、ポリイミド(PI)、ポリ
アリルエステル(PAE)、ポリアリレート(PA
R)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)、ポリアリルエーテル等の液晶タイ
プ、フッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)、アモ
ルファスポリマー、アミノビイマレイミド、スチレン−
ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、スチレン−
イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、スチレン−
エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、
スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体
(SEPS)、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ス
チレン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン−アクリル酸エステル共重合体、メタクリル
酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体、メタロセン
化合物を使用して重合したシンジオタクチックポリスチ
レン(SPS)、ポリアセタール(POM)、アクリル
ゴム−アクリロニトリル−スチレン共重合体(AA
S)、アクリロニトリル−エチレン/プロピレンゴム−
スチレン共重合体(AES)、メタロセンポリプロピレ
ン、メタロセンポリエチレン、メチルメタクリレート−
ブタジエン−スチレン共重合体(MBS)、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリフェニレン
スルフィド(PPS)、ポリフェニレンスルホン(PP
SU)、メチルペンテンコポリマー等のエンジニアリン
グプラスチック等の熱可塑性プラスチックを材料とし
て、真空成形、圧空成形、真空圧空成形、加圧真空成
形、プレス成形、射出成形、押出成形等のいづれの製造
方法によって製造されてもよく、例えば、本発明のマス
キング材(5) を上記熱可塑性プラスチックからなるシー
トまたはフィルムを真空成形または圧空成形によって製
造すれば、効率的に大量生産することが可能である。
【0011】また上記プラスチックには炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化
マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミ
ナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、ク
レー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊
維、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、ベンナイト、
ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニ
ウム粉、石粉、高炉スラグ、フライアッシュ、セメン
ト、ジルコニア粉等の無機充填材、木綿、麻、竹繊維、
ヤシ繊維、羊毛等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリエ
ステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテー
ト繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の有機
合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セ
ラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、リ
ンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、
でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補強材を添加して形
状保持性、寸法安定性、圧縮および引張強度等を向上せ
しめてもよく、また更に、DOP、DBP等の可塑剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、難燃剤、防炎
剤、防虫剤、防腐剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、
紫外線吸収剤、化学発泡剤またはカプセル型発泡剤のよ
うな発泡剤等が添加されてもよい。これらの成分は一種
または二種以上相互に混合して添加せられてもよい。
【0012】本発明のマスキング材(5) にとって望まし
いプラスチック材料としては、エンジニアリングプラス
チックとポリアミドおよび/またはポリスチレンとのポ
リマーアロイ、また上記ポリマーアロイに更にゴム成分
を添加したゴム変性ポリマーアロイ、上記無機充填材を
添加したポリプロピレン、メタロセン触媒によって重合
されたシンジオタクチックポリスチレン等である。
【0013】上記エンジニアリングプラスチック(以下
エンプラと略称する)としてはポリスルホン(PS
F)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレ
ンエーテル(PPE)、ポリフェニレンスルフィド(P
PS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポ
リアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PE
I)、メチルペンテンコポリマー(TPX)がある。上
記エンプラは二種以上混合されてもよい。
【0014】上記エンプラとポリアミドおよび/または
ポリスチレンのポリマーアロイとして添加されるポリア
ミドとしては、例えばポリテトラメチレンアジパミド
(ナイロン46)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナ
イロン66)、ポリピロソドン(ナイロン4)、ポリカ
プロラクタム(ナイロン6)、ポリヘプトラクタム(ナ
イロン7)、ポリカプリラクタム(ナイロン8)、ポリ
ノナノラクタム(ナイロン9)、ポリウンデカ1ラクタ
ム(ナイロン11)、ポリドデカ1ラクタム(ナイロン
12)、ポリヘキサメチレンアゼラインアミド(ナイロ
ン69)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6
10)、ポリヘキサメチレンフタルアミド(ナイロン6
iP)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド、ポリヘ
キサメチレンイソフタルアミド、ポリテトラメチレンイ
ソフタルアミド、ポリメタキシレンアジパミド、ナイロ
ンMSD6、ヘキサメチレンジアミンとn−ドデカン二
酸のポリアミド(ナイロン612)、ドデカメチレンジ
アミンとn−ドデカン二酸のポリアミド(ナイロン12
12)、ヘキサメチレンアジパミド/カプロラクタム
(ナイロン66/6)、ヘキサメチレンアジパミド/ヘ
キサメチレンイソフタルアミド(ナイロン66/6i
P)、ヘキサメチレンアジパミド/ヘキサメチレンテレ
フタルアミド(ナイロン66/6T)、トリメチルヘキ
サメチレンオキサミド/ヘキサメチレンオキサミド、
(ナイロントリメチル−62/62)、ヘキサメチレン
アジパミド/ヘキサメチレンアゼラインアミド(ナイロ
ン66/69)、ヘキサメチレンアジパミド/ヘキサメ
チレンアゼラインアミド/カプロラクタム(ナイロン6
6/69/6)、ポリ(カプロアミド/ヘキサメチレン
セバカミド)(ナイロン6/610)、ポリ(カプロア
ミド/ヘキサメチレンドデカミド)(ナイロン6/61
2)ナイロンMXD6、ポリ(カプロアミド/ヘキサメ
チレンイソフタルアミド)(ナイロン6/6I)、芳香
族ポリアミド等のポリアミドがあり、ポリスチレンとし
ては、一般用、耐衝撃用のいづれも含まれるが、耐衝撃
用ポリスチレンが望ましく、また更にスチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン
−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、
α−メチルスチレン−ブタジエン−αメチルスチレンブ
ロック共重合体(α−MeS−Bd−MeS)、α−メ
チルスチレン−イソプレン−α−メチルスチレンブロッ
ク共重合体、スチレン−水素添加ポリオレフィン−スチ
レンブロック共重合体(SEBS)等のスチレン系熱可
塑性エラストマーの一種または二種以上を添加してもよ
い。
【0015】上記マスキング材(5) の材料として、上記
熱可塑性プラスチック以外に厚紙、故紙ボード、金属、
繊維板等が使用されてもよい。
【0016】上記マスキング材(5) は分割部分(6,7) の
接続端部相互を接続して、自動車のバンパー(1) の空気
取入れ口(2) に被着される。該分割部分(6,7) の接合端
部の接続は、一方の分割部分(6) の嵌合凸部(12)を他方
の分割部分(7) の嵌合凹部(13)に摺動可能に嵌合させる
ことによって行われる。そして該分割部分(6) と該分割
部(7) とを相互に摺動させてマスキング材(5) の長さを
バンパー(1) の空気取入れ口(2) の長さに合わせた上で
該マスキング材(5) を該空気取入れ口(2) に被着する。
この場合、該マスキング材(5) の横リブ(8) および縦リ
ブ(9) の裏側の嵌合溝(10,11) に空気取入れ口(2) の横
桟(3) および縦桟(4) をそれぞれ嵌合する。
【0017】本発明のマスキング材(5) の表側には、更
にカバー部材(15)が取付けられる。該カバー部材(15)の
裏面に形成されている前記取付凸部(17,17) が該マスキ
ング材(5) の表側に形成されている取付凹部(18,18) に
嵌合することで固定される。
【0018】マスキング材(5) を空気取入れ口(2) に被
着したバンパー(1) には塗装が施される。塗装後該バン
パー(1) は塗膜キュアーのために加熱される。このよう
な加熱によって該マスキング材(5) は特に長手方向に膨
張するが、分割部分(6,7) の接続部分の摺動によって該
膨張は吸収され、マスキング材(5) 全体の長さは実質的
に変化しない。従って、該バンパー(1) の空気取入れ口
(2) は確実にマスキング材(5) によって保護される。
【0019】また本発明のマスキング材(5) は、分割部
分(6,7) が接続される箇所(接続部(14))にカバー部材
(15)が取付けられているために、該接続部(14)に生じる
隙間がふさがれ、従って、塗装時に発生するミスト(霧
状の塗料等)の混入を防止することが出来る。
【0020】また更に、該カバー部材(15)には、取手(1
6)および取手溝(17,17) が形成されており、該取手(16)
および/または取手溝(17,17) を掴んで、マスキング材
(5)を被マスキング箇所から容易に取外すことができ
る。なお本発明のマスキング材(5) は、複数回繰り返し
て使用することができる。
【0021】図7には本発明の他の実施例が示される。
この実施例では上記実施例と同様、自動車バンパー(1)
における空気取入れ口(2) に被着されるマスキング材(5
A)であるが、該マスキング材(5) は3個の分割部分(20,
21,22)からなり、各分割部分(20,21,22)からなる2箇所
の接続部(23,24) にはそれぞれカバー部材(15A,15A)が
取付けられている。このように、本発明のマスキング材
(5A)は、適宜複数の分割部分に分割して使用されるもの
である。
【0022】図8および図9には本発明の更に他の実施
例が示される。この実施例のマスキング材(5B)は、各分
割部分(25,26) の接合端部において、それぞれ嵌合突起
(27,27,27)および嵌合凹部(28,28,28)が形成されてい
る。この嵌合突起(27,27,27)および嵌合凹部(28,28,28)
は上記実施例における嵌合凸部(12)および嵌合凹部(13)
に相当するものである。該嵌合突(27,27,27)は分割部分
(25,26) の接続の際に該嵌合凹部(28,28,28)に嵌合され
る。図8に示すように該嵌合突起(27,2,.27)の横幅が該
嵌合凹部(28,28,28)の横幅よりも狭く設定されており、
従って本実施例のマスキング材(5B)においても接続部(2
9)において長手方向の長さを摺動調節することが出来
る。このように本発明のマスキング材(5,5A,5B) は、各
分割部分(6,7,20,21,22,25,26)の接続部(14,23,24)は嵌
合凸部(12)(嵌合突起(27))および嵌合凹部(18,28) 等
によって長手方向に摺動可能な構造とされていればよ
い。
【0023】なお本発明のマスキング材(5,5A,5B) は、
上記実施例に限られるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明のマスキング材は、複数に分割さ
れた分割部分から構成されるマスキング材であるが、分
割部分の接続部にカバー部材を取付けたことによって、
該接続部からミストが混入するのを防ぎ、かつ該カバー
部材が有する取手、取手溝等を掴むことでマスキング材
の取外し等の取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図6は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】バンパーとマスキング材(分解状態)の正面図
【図2】マスキング材分割部分の接続端部およびカバー
部材を示す斜視図
【図3】マスキング材正面図
【図4】嵌合凸部および嵌合凹部の図3におけるA−A
断面図
【図5】被マスキング箇所に取り付けられたマスキング
材の図3におけるB−B断面図
【図6】カバー部材を取外した状態の図3におけるB−
B断面図図7は本発明の他の実施例を示すものである。
【図7】3個の分割部分および2個のカバー部材からな
るマスキング材図8および図9は本発明の更に他の実施
例を示すものである。
【図8】マスキング材分割部分の接続端部の説明図
【図9】分割部分相互接続状態説明図
【図10】従来例の説明図
【符号の説明】
1 バンパー 2 空気取入れ口(マスキング箇所) 3 横桟 4 縦桟 5,5A,5B マスキング材 6,7 分割部分 8 横リブ 9,9A,9B 縦リブ 10 嵌合溝 11 嵌合溝 12 嵌合凸部 13 嵌合凹部 14 接続部 15 カバー部材 16 取手 17 取付凸部 18 取付凹部 19 取手溝 20,21,22 分割部分 23,24 接続部 25,26 分割部分 27 嵌合突起 28 嵌合凹部 29 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長形状の被マスキング箇所に被着されるマ
    スキング材であって、長手方向に複数個分割され、相互
    接続される一対の分割部分の一方の接続端部には嵌合凸
    部が設けられ、他方の接続端部には嵌合凹部が設けら
    れ、該嵌合凸部を該嵌合凹部に嵌合することによって双
    方の分割部分が接続される接続部において、該接続部に
    はカバー部材が被着されていることを特徴とするマスキ
    ング材
  2. 【請求項2】該嵌合凸部は該分割部分に形成されている
    縦リブの表側であり、該嵌合凹部は該分割部分に形成さ
    れている縦リブの裏側である請求項1に記載のマスキン
    グ材
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069128A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Nagoya Oil Chem Co Ltd マスキング材
JP2007069146A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Nagoya Oil Chem Co Ltd マスキング材
JPWO2008136104A1 (ja) * 2007-04-25 2010-07-29 名古屋油化株式会社 塗装用治具のマスキング材

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