JP2003033666A - 触媒フィルタ、および空気浄化装置 - Google Patents

触媒フィルタ、および空気浄化装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電を行う電極間に配置し易い平面形状の触
媒フィルタの提供。 【解決手段】 触媒フィルタ2は、触媒を分散させた金
属石鹸液に平面状の無機繊維体を入れて引き上げ、金属
石鹸液中の溶剤を蒸発させて触媒を繊維表面に担持させ
て製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒フィルタおよ
び空気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電プラズマによって触媒を活性化して
空気浄化(臭いや有害ガスの分解)を行う空気浄化装置
においては、放電領域の近傍に触媒フィルタを配置して
いる。平面状の触媒フィルタの場合には、その表面近傍
に放電電極を配置するのが最も良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その様な浄
化部では、浄化部の形式上、空気と触れる表面積は、電
極- 触媒フィルタの対の数に比例する。従って、空気と
触れる面積を飛躍的に大きくするのは困難である。触媒
フィルタを、ハニカムや顆粒の充填物にすると、外表面
積が向上する。しかし、放電電極を触媒フィルタの表面
近傍に配することは難しい。
【0004】一方、空気と触れ合う面積が大きく、且つ
放電電極との組み合わせが容易な触媒フィルタの形状と
しては、平面状を呈する、布や不織布等の繊維体が挙げ
られる。しかし、これら平面状の繊維体と、触媒を混ぜ
た溶液との親和性が低いので、触媒を繊維体に高密度で
付着させるのは難しい。また、これら繊維体を、無機の
多孔質物質から作成することは通常できない。
【0005】本発明の第1の目的は、無機繊維体に触媒
を高密度で担持させることができ、空気浄化効率に優れ
た触媒フィルタの提供にある。本発明の第2の目的は、
放電を行う電極間に配置し易い平面形状の触媒フィルタ
の提供にある。本発明の第3の目的は、放電を行う電極
間に配置し易い平面形状の触媒フィルタを採用した空気
浄化装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1〜7につい
て〕触媒前駆物質であるところの金属石鹸液に無機繊維
体を入れて引き上げ、付着した金属石鹸液の有機分を除
いて触媒を繊維表面に担持させる。石鹸液は、オクチル
酸やナフテン酸を有機溶媒に溶かしたものが好適であ
る。
【0007】また、触媒は、下記のものが好適である。 常温で機能する触媒(金属微粒子等)。 放電により活性化する触媒。 常温で機能する触媒(金属微粒等子)と、放電により
活性化する触媒。
【0008】なお、放電により活性化する触媒は、マン
ガン、鉄、アルミニウム、これらの酸化物、それらの混
合体、または複合酸化物であることが好ましい。更に
は、マンガン- 鉄系、マンガン- コバルト系、マンガン
- 銅系、マンガン- ニッケル系、鉄- 銀系であることが
より好ましい。無機繊維体は、ガラス繊維、セラミック
繊維、金属繊維等が好適であり、形状は、織布、編布、
不織布、フェルト状、または綿状が好適である。
【0009】金属石鹸液は、無機繊維体表面との親和性
に優れているので、触媒前駆物質である金属石鹸液が繊
維に充分に付着する。
【0010】この無機繊維体を金属石鹸液中から引き上
げ、金属石鹸液の有機分を除去することによって触媒を
繊維表面に担持させる。有機分を除去する方法は、焼
成、加熱、長時間放置がある。この触媒フィルタは、無
機繊維体に触媒を高密度で担持させることができ、空気
浄化効率に優れる。
【0011】また、金属石鹸液により無機繊維体に触媒
物質を担持することの副次的な効果として、触媒の長寿
命化が上げられる。放電下で使用する従来の脱臭触媒に
おいては、二酸化炭素まで完全酸化されない物質が、触
媒上に蓄積するので、時間経過とともに性能が低下して
いく。しかし、無機繊維体に担持した触媒においては、
ミクロ的に見て触媒が平面的に付着しているために、そ
の様な生成物が蓄積することがなく、時間経過による性
能低下が起き難い。
【0012】〔請求項8について〕空気浄化装置は、請
求項1、請求項2、請求項3、または請求項4に記載の
触媒フィルタを単体とするか、折り畳むか、或いは複数
枚積層し、空気流発生手段により発生する空気流が触媒
フィルタの内部または表面を通過する様にしたことを特
徴とする。この場合、触媒は、常温で機能する金属微粒
子を使用する。金属微粒子により、ホルムアルデヒド等
を分解することができる。
【0013】〔請求項9、10について〕空気浄化装置
は、パルスまたは交流を印加して放電を行う電極間に、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項5、請求項6、
または請求項7に記載の前記触媒フィルタを配し、空気
流発生手段により発生する空気流が触媒フィルタの内部
または表面を通過する様にした。この場合、少なくと
も、放電により活性化する触媒を使用する。なお、電極
の形状は、長方形板状、平行線状、メッシュ状、または
螺旋状であるのが好ましい。放電により触媒が活性化
し、ホルムアルデヒド、トルエン、アセトアルデヒド等
の臭い成分、およびシックハウスを引き起こす有害成分
を分解することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の第1実施例(請
求項1〜10に対応)を、図1〜図4に基づいて説明す
る。空気浄化装置の浄化装置本体1は、図2に示す様
に、触媒を担持させた触媒フィルタ2を電極3、4で挟
み込んで折り畳んでなる。そして、放電電源5が各電極
3、4間に電気接続される。
【0015】本実施例では、常温触媒(金微粒子)、お
よび放電により活性化する放電活性化触媒(マンガン-
コバルト系)の両方を触媒に用いている。常温で触媒と
して機能するものとして、金以外に、白金や酸化銅があ
る。放電により活性化する放電活性化触媒は、マンガ
ン、鉄、アルミニウム、これらの酸化物、それらの混合
体、または複合酸化物が好適である。更には、マンガン
- 鉄系、マンガン- コバルト系、マンガン- 銅系、マン
ガン- ニッケル系、鉄- 銀系がより好ましい。
【0016】触媒フィルタ2は、以下の様にして製造し
たものである。 (1)石鹸液に、触媒となるべき金属を添加して金属石
鹸液を作成する。本実施例では、石鹸液は、オクチル酸
をトルエンに溶かしたものである。石鹸液は、その他、
ナフテン酸をトルエンに溶かしたもの、オクチル酸とナ
フテン酸とをトルエンに溶かしたものでも良い。
【0017】(2)この金属石鹸液に無機繊維体を入れ
る。金属石鹸液は、無機繊維体表面との親和性に優れて
いるので、触媒前駆物質である金属石鹸液が繊維に充分
に付着する。なお、本実施例では、無機繊維体として、
直径数μmのガラス繊維を厚さ1mmの不織布に加工し
たものを使用している。なお、他にセラミック繊維、金
属繊維等も使用することができる。無機繊維体の形状
は、織布、編布、不織布、フェルト状、または綿状が好
適である。
【0018】(3)この無機繊維体(ガラス繊維製の不
織布)を、金属石鹸液中から引き上げ、ガラス繊維の融
点未満の温度で焼成し、触媒を繊維表面に担持させる。
つまり、金、白金を除く金属成分は、金属石鹸液中にお
いてイオン化し、石鹸液中の有機分と結合した状態で存
在している。
【0019】この有機分と結合した金属成分を、焼成す
ることによって金属酸化物とし、有機分を除去する。こ
の金属酸化物が放電活性化触媒として機能する。なお、
常温触媒として機能する金、白金は、焼成によっても酸
化されることなく、繊維表面に担持される。
【0020】電極3、4は、長方形状を呈するメッシュ
状であり、図2に示す様に、触媒フィルタ2を両側から
挟む様に配されている。この電極3、4間には、放電電
源5により交流の高電圧が印加される。なお、浄化装置
本体1の基本構造を図1に示す。この浄化装置本体1を
図3に示す反応器6に装着して、反応器6下方から触媒
フィルタ2中を通過する様に、100ppmのアセトア
ルデヒドまたはトルエンを流し、高電圧を印加し、反応
器6上方から出るガスを分析して除去率を測定したとこ
ろ、図4の(a)、(b)に示す結果が得られた。アセ
トアルデヒドに関しては最大60%(放電有)除去する
ことができ、トルエンに関しては約20%(放電無)或
いは約45%(放電有)除去することができた。
【0021】また、粉末タイプの従来の浄化装置本体を
図3に示す反応器6に装着して、反応器6下方から触媒
フィルタ2中を通過する様に、100ppmのアセトア
ルデヒドを流し、高電圧を印加し、反応器6上方から出
るガスを分析して除去率を測定した結果との比較を図1
0に示す。
【0022】本実施例は、以下の利点を有する。 [ア]浄化装置本体1は、ガラス繊維製の不織布に、常
温触媒と放電活性化触媒とを高密度で担持させているの
で、この浄化装置本体1を採用した空気浄化装置は、空
気浄化効率に優れる。また、触媒フィルタ2は、平面形
状であるので、両側から電極3、4を配置し易い。
【0023】[イ]放電活性化触媒以外に常温触媒も不
織布に担持させているので、この浄化装置本体1を採用
した空気浄化装置は、常温触媒だけで空気浄化ができる
汚れ環境の場合には、放電電源5を作動させない運転モ
ードで空気浄化を行うことができる。
【0024】[ウ]図10の比較結果より、浄化装置本
体7を採用した空気浄化装置は、アセトアルデヒド除去
率を、従来の粉末タイプの空気浄化装置より、長い時間
に亘って高く維持することができる。
【0025】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
2、3、4、8に対応)を、図6および図7に基づいて
説明する。図6に示す空気浄化装置の浄化装置本体7
は、触媒を担持させた触媒フィルタ71を折り畳んだも
のである。
【0026】本実施例では、常温触媒として、金微粒子
(Au1.1mg、Au1.5mg)を用いている。比
較品は、ハニカム体のみ、およびハニカム体にプラチナ
粒子(2.0mg)を担持したものを用いている。
【0027】触媒フィルタ71は、以下の様にして製造
したものである。 1)石鹸液に、金微粒子を入れ、常温で攪拌して分散さ
せる。本実施例では、石鹸液は、ナフテン酸をトルエン
に溶かしたものである。石鹸液は、その他、オクチル酸
をトルエンに溶かしたもの、オクチル酸とナフテン酸と
をトルエンに溶かしたものでも良い。
【0028】2)この金属石鹸液に無機繊維体を入れ
る。金属石鹸液は、無機繊維体表面との親和性に優れて
いるので、石鹸液中に分散した金微粒子が繊維の隙間に
入り込む。なお、本実施例では、無機繊維体として、直
径数μmのガラス繊維を厚さ1mmの不織布に加工した
ものを使用している。なお、他にセラミック繊維、金属
繊維等も使用することができる。無機繊維体の形状は、
織布、編布、不織布、フェルト状、または綿状が好適で
ある。
【0029】3)この無機繊維体(ガラス繊維製の不織
布)を引き上げると、金微粒子が繊維の隙間に入った状
態になり、触媒が無機繊維体に付着する。 4)引き上げた無機繊維体(ガラス繊維製の不織布)
を、ガラス繊維の融点未満の温度で焼成し、金微粒子
(触媒)を繊維表面に担持させる。
【0030】この浄化装置本体7および比較品を図6に
示す、1ppmのホルムアルデヒドで満たしたガラス製
の密閉容器(1.4リットル)内に入れて、濃度変化を
測定したところ、図7に示す結果が得られた。
【0031】金微粒子(Au1.5mg)を用いたもの
は、約40分で0.1ppm以下にホルムアルデヒドを
除去することができた。
【0032】本実施例は、以下の利点を有する。 [ウ]浄化装置本体7は、ガラス繊維製の不織布に、常
温触媒を高密度で担持させているので、この浄化装置本
体7を採用した空気浄化装置は、常温触媒だけで空気浄
化ができる汚れ環境下で高効率で空気浄化が行える。ま
た、触媒フィルタ71は、平面形状であるので、安価で
あり、且つ取り扱いが簡単である。
【0033】本発明は、上記実施例以外につぎの実施態
様を含む。 a.第1実施例の浄化装置本体1は、図5に示す様に、
電極3、4間に触媒フィルタ2を挟み込んで積層する構
成に変更しても良い。こうすれば、触媒フィルタ2を折
り畳む手間が省ける。
【0034】b.放電電源5は、交流の高電圧以外に、
高圧パルスを発生する装置であっても良い。
【0035】c.下記に示す実験結果により、図8のA
型の範囲内の酸化物触媒を用いれば、放電下における酸
化物触媒の活性化レベルを高くすることができる(請求
項6、7に対応)。
【0036】触媒の作動原理は、図9に示す様に、放電
によって発生した活性酸素やオゾンを対象ガス分子と結
合させるものであると考えられる。従って、浄化装置下
流でのオゾン濃度とガス除去率とを比較することで、物
質ごとの活性レベルが把握できる。即ち、無触媒時の放
電で生じたオゾンが触媒を追加することで低減され、且
つ、図9に示す原理によって触媒が対象ガスを除去する
ものであると言える。
【0037】マンガンや鉄を含むものは、必ず上記の性
質を持ち、それとの複合物としては、銅、コバルト、
銀、およびアルミニウムが好適である。また、ガンマア
ルミナも活性物質として好適である。これらの添加触媒
量を増加させれば、図9のグラフ上の位置を更に、右上
方向に移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気浄化装置の浄化
装置本体の基本構造を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る空気浄化装置の浄化
装置本体の説明図である。
【図3】この浄化装置本体を反応器内に装着した状態を
示す説明図である。
【図4】反応器を用いて調べた、アセトアルデヒドの除
去率を示すグラフ(a)、およびトルエンの除去率を示
すグラフ(b)である。
【図5】浄化装置本体の他の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る空気浄化装置の浄化
装置本体をホルムアルデヒドで満たしたガラス製の密閉
容器内に入れた状態を示す説明図である。
【図7】密閉容器を用いて調べた、ホルムアルデヒドの
濃度変化を示すグラフである。
【図8】触媒毎の、オゾン低減率とガス除去率との関係
を示すグラフである。
【図9】放電下での触媒の作動を示す説明図である。
【図10】本発明の第1実施例に係る空気浄化装置の浄
化装置本体と、粉末タイプの従来の浄化装置本体とを反
応器に装着した場合の、アセトアルデヒド除去率と酢酸
生成率との経時変化を示すグラフである。
【符号の説明】 2、71 触媒フィルタ 3、4 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 39/14 B01D 39/14 B 53/86 B01J 19/08 C B01J 19/08 23/52 A 23/52 B01D 53/36 H 23/889 B01J 23/84 311A (72)発明者 松井 数馬 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 ▲徳▼島 一雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 小林 哲彦 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人 産業技術総合研究所 関西センタ ー内 (72)発明者 上田 厚 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人 産業技術総合研究所 関西センタ ー内 (72)発明者 山田 裕介 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人 産業技術総合研究所 関西センタ ー内 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA09 BB02 BB04 BB05 CC01 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM02 MM03 MM07 NN01 NN02 NN14 QQ11 4D019 AA01 BA02 BA04 BA05 BB02 BB03 BC07 BC10 CB04 4D048 AA19 AA21 AA22 AB03 AC07 BA10X BA28X BA34X BA35Y BA37X BA37Y BA38Y BA39X BA41Y BA42X BB04 BB08 CC40 CC61 CC63 EA03 4G069 AA03 AA08 BA01A BA13A BA13B BA14A BA14B BA17 BA22C BB02B BB04A BB06A BB06B BC16A BC16C BC31A BC31C BC32A BC33B BC62A BC62B BC62C BC66A BC66B BC66C BC67A BC67C BC68A BC68C BE08C CA10 CA17 EA09 EB02 EB11 EE06 FA02 FB14 FB35 FC02 4G075 AA03 AA37 BA01 BA05 BD01 BD14 BD26 CA15 CA54 DA02 EC21 EE12 EE36 FA16 FB02 FB04 FB06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒前駆物質であるところの金属石鹸液
    に無機繊維体を入れて引き上げ、 付着した金属石鹸液の有機分を除いて触媒を繊維表面に
    担持させることを特徴とする触媒フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記無機繊維体は、ガラス繊維、セラミ
    ック繊維、または金属繊維の何れかであり、 形状は、織布、編布、不織布、フェルト状、または綿状
    であることを特徴とする請求項1記載の触媒フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記金属石鹸液は、オクチル酸やナフテ
    ン酸を有機溶媒に溶かしたものであることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の触媒フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記触媒は、常温で機能する触媒である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    の触媒フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記触媒は、放電により活性化する触媒
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    に記載の触媒フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記放電により活性化する触媒は、マン
    ガン、鉄、アルミニウム、これらの酸化物、それらの混
    合体、または複合酸化物であることを特徴とする請求項
    5に記載の触媒フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記放電により活性化する触媒は、マン
    ガン- 鉄系、マンガン- コバルト系、マンガン- 銅系、
    マンガン- ニッケル系、鉄- 銀系であることを特徴とす
    る請求項5に記載の触媒フィルタ。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、または
    請求項4に記載の前記触媒フィルタを単体とするか、折
    り畳むか、或いは複数枚積層し、空気流発生手段により
    発生する空気流が触媒フィルタの内部または表面を通過
    する様にしたことを特徴とする空気浄化装置。
  9. 【請求項9】 パルスまたは交流を印加して放電を行う
    電極間に、請求項1、請求項2、請求項3、請求項5、
    請求項6、または請求項7に記載の前記触媒フィルタを
    配し、空気流発生手段により発生する空気流が触媒フィ
    ルタの内部または表面を通過する様にしたことを特徴と
    する空気浄化装置。
  10. 【請求項10】 電極の形状は、長方形板状、平行線
    状、メッシュ状、または螺旋状であることを特徴とする
    請求項9に記載の空気浄化装置。
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