JP2003033136A - プロセスチーズ - Google Patents

プロセスチーズ

Info

Publication number
JP2003033136A
JP2003033136A JP2001222692A JP2001222692A JP2003033136A JP 2003033136 A JP2003033136 A JP 2003033136A JP 2001222692 A JP2001222692 A JP 2001222692A JP 2001222692 A JP2001222692 A JP 2001222692A JP 2003033136 A JP2003033136 A JP 2003033136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potassium
sodium
cheese
salt
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001222692A
Other languages
English (en)
Inventor
Isahiro Kawasaki
功博 川崎
Miyako Tanaka
都 田中
Akira Kimura
彰 木村
Yasuhiro Toba
保宏 鳥羽
Hiroshi Kawakami
浩 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP2001222692A priority Critical patent/JP2003033136A/ja
Publication of JP2003033136A publication Critical patent/JP2003033136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 風味が良好で、ナトリウム/カリウム比
のバランスに配慮したプロセスチーズの提供。 【解決手段】 プロセスチーズの製造において、溶融塩
として使用されているナトリウム塩の一部又は全部をカ
リウム塩とし、ナトリウム含量を800mg/100g
以下、カリウム含量を100mg/100g以上に調整
することにより得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風味が良好で、ナ
トリウム/カリウム比のバランスに配慮したプロセスチ
ーズに関する。本発明のプロセスチーズは、従来のプロ
セスチーズと比べ血圧上昇が抑制されるという効果を有
するものである。
【0002】
【従来の技術】プロセスチーズは、カルシウム含量や蛋
白質含量が高く、栄養面で優れた食品である。また、カ
ルシウムの摂取不足を補うのに手軽に食せることから、
子供からお年寄りまで幅広い年齢層の間で食されてい
る。しかしながら、プロセスチーズは、製造時に溶融塩
として添加されるナトリウムや原料チーズ由来のナトリ
ウムを含有するため、ナトリウム含量が高く、ナトリウ
ム過剰摂取を心配する高血圧症患者及び高血圧気味の人
からは敬遠されがちである。また、「第6次改訂 日本
人の栄養所要量食事性摂取基準」(健康栄養情報研究会
編集 1999年)によれば、ナトリウム/カリウム比
を2以下として摂取することが適正であるとされている
が、現在の日本人の食生活においては、ナトリウムの摂
取量が過剰となっており、一方でカリウムの摂取量が不
足しているのが現状である。
【0003】通常、プロセスチーズ中には、ナトリウム
1000〜1100mg/100gが含有され、カリウ
ムは30〜70mg/100gであり、ナトリウム/カ
リウム比のバランスが悪い。そこで、原料となるナチュ
ラルチーズの製造過程における加塩工程において、塩化
ナトリウムを用いる代わりに塩化カリウムを用いたり
(E.Fitzgerald and J.Buckley,J.Dairy.Science 68,31
27-3134(1985))、プロセスチーズの製造過程で溶融塩
として塩化カリウムのようなカリウム塩を多量に添加し
てそのバランスを改善しようとする試みもなされている
(A.Reps,et,al.,Milchwissenschaft,53,690-693(199
8))。しかしながら、カリウム塩には渋味があり、味の
点で好ましくなく、また、カリウム塩を添加すること
で、ナトリウム/カリウム比のバランスは改善されてい
るとはいえナトリウムの含量は減っていないため、血圧
に対する効果は期待できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような現状におい
て、風味が良好であって、ナトリウム過剰摂取を心配す
る高血圧症患者及び高血圧気味の人でも安心して食する
ことができるナトリウム/カリウム比のバランスに配慮
したプロセスチーズが求められている。そこで本発明
は、風味が良好で、ナトリウム/カリウム比のバランス
に配慮したプロセスチーズを提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
課題に鑑み鋭意研究を重ねた結果、プロセスチーズの製
造において溶融塩として使用されているナトリウム塩の
一部又は全部をカリウム塩とし、ナトリウム含量を80
0mg/100g以下、カリウム含量を100mg/1
00g以上として、プロセスチーズ中のナトリウム/カ
リウム比のバランスを配慮することで、風味が良好で、
従来のプロセスチーズと比べ血圧上昇が抑制されること
を見出し本発明をなすに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のプロセスチーズは、ナト
リウムを800mg/100g以下及びカリウムを10
0mg/100g以上含有するものである。本発明のプ
ロセスチーズの製造方法は、原料チーズに溶融塩として
カリウム塩、カリウム塩及びナトリウム塩、又はカリウ
ムとナトリウムの混合塩を添加し、水分及びpHを調整
しながら、ケトル乳化釜、2軸スクリューを持つクッカ
ー、サーモシリンダー等の乳化釜を用い、80〜90℃
にて加熱乳化を行い、得られた乳化物を適当な大きさの
モールドに充填、又はカルトン、アルミ箔、スライスチ
ーズ用のフィルムに充填、包装、冷却することにより製
造することができる。原料チーズとしては、通常プロセ
スチーズの製造に用いられるナチュラルチーズであれば
いずれのナチュラルチーズを用いてもよく、例えば、ゴ
ーダチーズ、チェダーチーズ、エグモントチーズ、カマ
ンベールチーズ、ブルーチーズ、エメンタールチーズ、
エダムチーズ、パルメザンチーズ、クリームチーズ等を
挙げることができ、これらナチュラルチーズを1種以上
組み合わせて用いてもよい。また、ナチュラルチーズ製
造時の加塩工程において食塩添加量を少なくしたナチュ
ラルチーズ等、予め低塩化されたナチュラルチーズを用
いてもよい。
【0007】溶融塩としてのカリウム塩は、例えばオル
ソリン酸カリウム、ピロリン酸カリウム、又はトリポリ
リン酸カリウム、テトラポリリン酸カリウム、ヘキサメ
タリン酸カリウム、ポリリン酸カリウム等の縮合リン酸
カリウム等を挙げることができ、これらカリウム塩を1
種以上組み合わせて用いてもよい。このうち、プロセス
チーズの組織及び風味をより良好にするには、縮合リン
酸カリウムを用いることが好ましく、またプロセスチー
ズに良好な糸曵き性や剥離性といった機能性を発現させ
るには、クエン酸カリウムを用いることが好ましい。ま
た、カリウム塩とともに、オルソリン酸ナトリウム、ピ
ロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テト
ラポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム、ポリリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酒石
酸ナトリウム、アジピン酸ナトリウム等、通常プロセス
チーズの製造に用いられているナトリウム塩を添加して
もよく、またリン酸1カリウム2ナトリウム、リン酸1
ナトリウム2カリウム、リン酸水素カリウムナトリウ
ム、クエン酸2ナトリウム1カリウム、クエン酸1ナト
リウム2カリウム、クエン酸カリウムナトリウム等のカ
リウムとナトリウムの混合塩を用いてもよい。本発明に
おいて、カリウム塩はプロセスチーズ中のカリウム含量
が100mg/100g以上、800mg/100g以
下となるように添加することが好ましく、800mg/
100gを超えると、カリウム塩独特の苦味が生じるた
め好ましくない。また、ナトリウム塩はプロセスチーズ
中のナトリウム含量が800mg/100g以下となる
ように添加することが好ましい。このようにプロセスチ
ーズ中のナトリウム及びカリウムの含量を調整してナト
リウム/カリウム比のバランスに配慮することにより、
風味が良好で、従来のプロセスチーズに比べて、血圧上
昇が抑制されるプロセスチーズを得ることができる。
【0008】
【実施例】実施例1 チェダーチーズ(ニュージーランドディリープロダクツ
社製:ナトリウム含量780mg/100g、カリウム
含量 85mg/100g)500gとゴーダチーズ
(ボンラックフーズ社製:ナトリウム含量780mg/
100g 、カリウム含量75mg/100g)600
gをそれぞれ粉砕した後、混合し、ケトル乳化釜(ニチ
ラク機械社製)に投入した。これに溶融塩として、オル
ソリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、オルソリ
ン酸カリウム、ピロリン酸カリウム(いずれも和光純薬
工業社製)のうち2種以上を表1に記載の通りに添加
し、さらに水17.1g(目標水分45%)を加え、ケ
トル乳化釜のジャケットに2kg/cm2の蒸気を吹き
込みながら、120rpmの回転速度でチーズを混練し
た。品温が90℃に達した時点で蒸気の吹き込みを止
め、この時点で乳化を終了させた。この乳化物を予め筒
状に成形したポリエチレンテレフタレート製のフィルム
に充填して薄く引き延ばし、このフィルムで包装された
乳化物を厚さ2mmで一辺が80mmの正方形状に成形
し、5℃まで冷却してスライスチーズ4種(試料1〜4)
を製造した。各試料の溶融塩の添加量(g)、溶融塩中
のナトリウム及びカリウムの含量(g)、プロセスチー
ズ中のナトリウム及びカリウム含量(mg/チーズ10
0g)を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】試験例1 実施例1で得られた試料1〜4について血圧上昇抑制効
果試験及び官能評価を行った。 (1)血圧上昇抑制効果試験 実施例1で調製した試料1〜4を含む飼料を自然発症性
高血圧ラット(SHR)に自由摂取させ、血圧の変化を
みた。4週齢のSHR(日本チャールス・リバー社)を
28匹購入し、2週間予備飼育した後、最高血圧(収縮
期血圧、以下「SBP」と略す)を測定し、この平均値
および体重が群間でほぼ等しくなるように7匹ずつ4群
に分けた。飼育はステンレス製の5連ケージで行い、飼
育室の温度は23±2℃に保ち、昼夜は12時間の明暗
サイクル(明期:8時00分〜20時00分、暗期:20
時00分〜8時00分)とした。
【0011】試験飼料は、市販粉末飼料MF(オリエン
タル酵母社製)に、15%のレベルで実施例1で得られ
た試料1〜4の凍結乾燥物を添加したものを用いた。試
料1〜4を添加した試料を与えた群をそれぞれ順に試験
区1〜4とした。試験期間は10週間とし、その間、各
飼料およびイオン交換水を自由に摂取させた。尚、試験
期間中SHRが摂取した飼料の量は、いずれの試験区も
1匹当たり1日約18gであり、試験終了時まで体重に
有意な差は認められなかった。試験期間におけるSBP
の測定は、2週間に1度、非観血式自動血圧測定装置B
P−98A(Softron社製)を用いて測定し、1
匹につき6回測定した値の平均値を求めた。血圧測定結
果を表2に示す。尚、結果については各群7匹のSBP
の平均値と標準偏差とを求め、従来品と同等のミネラル
含有量である試料1を添加した試験区1と、試料2〜4
を添加した試験区2〜4との間に有意差が認められるか
否かをスチューデンツ−T法で検定した。結果を表2に
示す。
【0012】
【表2】
【0013】表2から明らかなように、試験区1のSB
Pは経時的に血圧上昇を示し、また試験区2は試験区1
と同様に血圧が上昇した。一方、試験区3、4は、摂食
6週目(12週齢)以降で試験区1に比べ有意に低値を
示し(p<0.05)、本発明品に相当する試料3、4
は従来品に相当する試料1に比べ、血圧上昇が抑制され
ていた。
【0014】(2)官能評価 各試料10g(10℃)を10名のパネラーに食しても
らい、風味について、5点:大変好ましい、4点:好ま
しい、3点:どちらともいえない、2点:好ましくな
い、1点:全く好ましくないの5段階で評価し、その平
均点(小数点第2位四捨五入)で示した。結果を表3に
示す。
【0015】
【表3】 表3より、試料1〜4は風味が好ましいものであった。
【0016】実施例2 低塩分チェダーチーズ(マレーゴールバン社製:ナトリ
ウム含量500mg/100g、カリウム含量85mg
/100g)500gとゴーダチーズ(ボンラックフー
ズ社製:ナトリウム含量780mg/100g、カリウ
ム含量 75mg/100g)500gをそれぞれ粉砕
した後、混合し、ステファン乳化釜(ニチラク機械社
製)に投入した。溶融塩として JohaS9及びJo
haS9K(いずれもBKジューリニン社製)を表4に
記載の通りに添加し、さらに重曹(田辺製薬社製)1g
と水17.1g(目標水分45%)を加え、ステファン
乳化釜のジャケットに2kg/cm2の蒸気を吹き込み
ながら、750rpmの回転速度でチーズを混練した。
品温が90℃に達した時点で蒸気の吹き込みを止め、こ
の時点で乳化を終了させた。乳化物を55mm×45m
m×185mmのカルトンに充填し、5℃まで冷却して
カルトン入りチーズ5種(試料5〜9)を製造した。各
試料の溶融塩の添加量(g)、溶融塩中のナトリウム及
びカリウムの含量(g)、プロセスチーズ中のナトリウ
ム及びカリウム含量(mg/チーズ100g)を表4に
示す。
【0017】
【表4】
【0018】試験例2 実施例2で得られた試料5〜9について血圧上昇抑制効
果試験及び官能評価を試験例1と同様の方法で行った。
なお、血圧上昇抑制効果試験においては、溶融塩として
ナトリウム塩のみを用いた通常のプロセスチーズである
試料5を添加したものを試験区1とし、試料6〜9を添
加したものをそれぞれ試験区2〜5とした。
【0019】結果を表5、6に示す。
【0020】
【表5】
【0021】表5から明らかなように、試験区1のSB
Pは経時的に血圧上昇を示し、また試験区2は試験区1
と同様に血圧が上昇した。一方、試験区3、4、5は、
摂食6週目(12週齢)以降で試験区1に比べ有意に低
値を示し(p<0.05)、本発明品に相当する試料
7、8、9は従来品に相当する試料5に比べ、血圧上昇
が抑制されていた。
【0022】
【表6】
【0023】表6より、試料5〜8は風味が好ましいも
のであったが、カリウム含量が800mg/チーズ10
0g以上であった試料9は、風味が好ましくないもので
あった。
【0024】実施例3 ゴーダチーズ(雪印乳業社製:ナトリウム含量550m
g/100g、カリウム含量75mg/100g)50
0gとチェダーチーズ(ニュージーランドディリープロ
ダクツ社製:ナトリウム含量780mg/100g、カ
リウム含量85mg/100g)500gをそれぞれ粉
砕した後、混合して、ケトル乳化釜(ニチラク機械社
製)に投入した。溶融塩としてクエン酸ナトリウム及び
クエン酸カリウム(いずれも和光純薬工業社製)を表7
に記載の通り添加し、さらに水17.1g(目標水分4
5%)を加え、ケトル乳化釜のジャケットに2kg/c
2の蒸気を吹き込みながら、100rpmの回転速度
でチーズを混練した。品温が85℃に達した時点で蒸気
の吹き込みを止め、この時点で乳化を終了させた。この
乳化物を予め筒状に成形したポリエチレンテレフタレー
ト製のフィルムに充填して薄く引き延ばし、フィルムで
包装されたチーズを厚さが2mmで一辺が80mmの正
方形状に成形し、5℃まで冷却してスライスチーズ3種
(試料10〜12)を製造した。各試料の溶融塩の添加
量(g)、溶融塩中のナトリウム及びカリウムの含量
(g)、プロセスチーズ中のナトリウム及びカリウム含
量(mg/チーズ100g)を表7に示す。
【0025】
【表7】
【0026】試験例3 実施例3で得られた試料10〜12について血圧上昇抑
制効果試験及び官能評価を試験例1と同様の方法で行っ
た。なお、血圧上昇抑制効果試験においては、溶融塩と
してナトリウム塩のみを用いた通常のプロセスチーズで
ある試料10を添加したものを試験区1とし、試料1
1、12を添加したものをそれぞれ試験区2、3とし
た。
【0027】結果を表8、9に示す。
【0028】
【表8】
【0029】表8から明らかなように、試験区1のSB
Pは経時的に血圧上昇を示した。一方、試験区2及び試
験区3は、摂食6週目(12週齢)以降で試験区1に比
べ有意に低値を示し(p<0.05)、本発明品に相当
する試料11、12は従来品に相当する試料10に比
べ、血圧上昇が抑制されていた。
【0030】
【表9】
【0031】表9より、試料10〜12は風味が好まし
いものであった。
【0032】さらに、試料10〜12について糸曵き性
の評価を行った。評価は、各試料20gをシャーレに採
取し、これを約90℃で1分間加熱溶融した。次に、こ
のチーズを10cm/sの速度で引っ張り上げ、この時
のチーズの糸の長さを測定した。この試験を5回繰り返
し、糸の長さの平均を求めた(小数点第1位四捨五
入)。なお、糸の長さの平均が30cm以上であると
き、糸曳き性が良好であるとした。
【0033】結果を表10に示す。
【0034】
【表10】
【0035】表10より明らかなように、ナトリウム/
カリウム比を変えてもチーズの重要な特性の一つである
糸曵き性に影響を与えなかった。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、風味が良好で、ナトリ
ウム/カリウム比のバランスに配慮したプロセスチーズ
を提供することができる。従来のプロセスチーズは、ナ
トリウム含量が高いため、血圧を気にする人には敬遠さ
れていたが、本発明のプロセスチーズは、ナトリウム含
量が低減され、かつナトリウム/カリウム比のバランス
を配慮しているため、従来のプロセスチーズに比べて血
圧上昇が抑制され、血圧を気にする人でも手軽に食する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 浩 埼玉県川越市藤間204−5 Fターム(参考) 4B001 AC46 EC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナトリウム含量が800mg/100g以
    下、カリウム含量が100mg/100g以上であるこ
    とを特徴とするプロセスチーズ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプロセスチーズの製造にお
    いて、カリウム塩、カリウム塩及びナトリウム塩、又は
    カリウムとナトリウムの混合塩からなる溶融塩を用いる
    ことを特徴とするプロセスチーズの製造方法。
  3. 【請求項3】カリウム塩がオルソリン酸カリウム、ピロ
    リン酸カリウム、縮合リン酸カリウム、クエン酸カリウ
    ムから選ばれる1種以上である請求項2記載の製造方
    法。
JP2001222692A 2001-07-24 2001-07-24 プロセスチーズ Pending JP2003033136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001222692A JP2003033136A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 プロセスチーズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001222692A JP2003033136A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 プロセスチーズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003033136A true JP2003033136A (ja) 2003-02-04

Family

ID=19056133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001222692A Pending JP2003033136A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 プロセスチーズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003033136A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032642A1 (ja) * 2002-10-09 2004-04-22 Meiji Dairies Corporation プロセスチーズ類及びプロセスチーズ類の製造方法
JP2007254449A (ja) * 2006-02-22 2007-10-04 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 脂質改善剤
JP2008263890A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Meiji Milk Prod Co Ltd 低ナトリウムプロセスチーズの保存性改良法
CN101822292B (zh) * 2009-03-03 2013-01-30 光明乳业股份有限公司 一种再制干酪及其制备方法
RU2746779C2 (ru) * 2013-06-10 2021-04-20 Валио Лтд Сыр и способ его производства

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004032642A1 (ja) * 2002-10-09 2004-04-22 Meiji Dairies Corporation プロセスチーズ類及びプロセスチーズ類の製造方法
JP2007254449A (ja) * 2006-02-22 2007-10-04 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 脂質改善剤
JP2008263890A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Meiji Milk Prod Co Ltd 低ナトリウムプロセスチーズの保存性改良法
CN101822292B (zh) * 2009-03-03 2013-01-30 光明乳业股份有限公司 一种再制干酪及其制备方法
RU2746779C2 (ru) * 2013-06-10 2021-04-20 Валио Лтд Сыр и способ его производства

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006254742A (ja) チーズ類及び/又はチーズ様食品
JP2003033136A (ja) プロセスチーズ
JP5830425B2 (ja) 常温流通可能なプロセスチーズの製造方法、それを用いたプロセスチーズ類の製造方法、および流通方法
JP4483723B2 (ja) チーズ様食品及びその製造方法
WO1990015541A1 (fr) Fromages hyposodes et leur procede d'obtention
JP5594480B2 (ja) 低脂肪プロセスチーズおよびその製造方法
JP2004502439A (ja) ハードチーズをベースとするクリーム状食品調製物
JP2009291133A (ja) チーズ食品
WO2016043311A1 (ja) 包餡型ナチュラルチーズおよびその製造方法
JP2020162423A (ja) プロセスチーズ類の製造方法
HU221776B1 (hu) Eljárás utóhőkezelt túrókészítmények előállítására
WO2004032642A1 (ja) プロセスチーズ類及びプロセスチーズ類の製造方法
EP0813818B1 (en) Processed cheese snack
JP6677990B2 (ja) 風味が良い包餡型ナチュラルチーズおよびその製造方法
JP7336910B2 (ja) 難消化性デキストリン含有液状チーズ食品
JP7390796B2 (ja) チーズ含有食品及び該チーズ含有食品の製造方法
JP6246466B2 (ja) プロセスチーズ類の製造方法
JP2019050738A (ja) チーズケーキ様食品およびその製造方法
JP2009112222A (ja) 青カビ系ナチュラルチーズとその製造方法
JP2010105916A (ja) プロセスチーズ類及び齲蝕予防方法
JP2010004823A (ja) プロセスチーズ類及びその製造方法
JP2023144834A (ja) プロセスチーズ類
JP6933468B2 (ja) プロセスチーズ類の製造方法
JP6684628B2 (ja) チーズ類の製造方法
JP2873826B2 (ja) 柔軟性に富む薄型加工チーズ類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091028

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091105

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091211

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110706