JP2003032774A - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JP2003032774A
JP2003032774A JP2001219385A JP2001219385A JP2003032774A JP 2003032774 A JP2003032774 A JP 2003032774A JP 2001219385 A JP2001219385 A JP 2001219385A JP 2001219385 A JP2001219385 A JP 2001219385A JP 2003032774 A JP2003032774 A JP 2003032774A
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speaker unit
speaker
outside
speaker system
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JP2001219385A
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Goro Tsuchiya
吾朗 土屋
Masahide Sumiyama
昌英 隅山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各種音響機器に使用されるスピーカ
システムに関するものであり、小型高耐入力スピーカシ
ステムの空気流歪の低減化を実現することが課題であっ
た。 【解決手段】 本発明のスピーカシステムは、スピーカ
ユニット内部とエンクロジャー３１外部を空間的に結合
して構成したもので、スピーカユニット内部の空気をエ
ンクロジャー外部に放出できるため、スピーカユニット
内部に加わる空気圧の調整により歪の低減化を図る構成
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種音響機器に使用
されるスピーカシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスピーカシステムについて図１２
により説明する。
【０００３】図１２は従来のスピーカシステムの断面図
を示したものである。図１２によると、まずそのスピー
カユニットの構成については、着磁されたマグネット１
を上部プレート２および下部プレート３により挟み込ん
で構成された磁気回路４の上部プレート２にフレーム６
を結合し、このフレーム６の周縁部に振動板７を接着
し、この振動板７にこれを駆動させるためのボイスコイ
ル８を結合し、このボイスコイル８をダンパー９にて中
心保持し磁気ギャップ５にはまり込むように結合し、振
動板７の前面にダストキャップ１０を接着して完成して
いた。
【０００４】次にそのスピーカシステムの構成について
は、前記にて得られたスピーカユニットをエンクロジャ
ー１１に取り付けて使用している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のスピーカシステ
ムは、省スペース指向により小型化すなわち内容積が小
さく、しかも重低音再生能力向上のため、振動板７のエ
ッジやダンパー９といった支持系を非常に柔らかい仕様
で構成しており、さらに耐入力が大きい仕様が増えてき
ているため、振動系の振幅量が非常に大きくなってきて
いる。このためエンクロジャー１１内部の空気歪が増大
し、性能劣化と音質劣化を招くという性能上の大きな問
題を抱えるものであった。
【０００６】この空気歪の発生は、小さい内容積のエン
クロジャー１１内空気、磁気回路４の一部である下部プ
レート３のセンターポール上面部とボイスコイル８のボ
ビン内周部とダストキャップ１０によって囲まれたスピ
ーカユニット内部空間の空気が、スピーカの振動板７の
大きな振幅ストロークにより発生する瞬時的な空気圧の
変化が空気抵抗すなわち機械抵抗となり互いの空気が干
渉しあうことが主な要因であった。よって、今後はこの
空気流歪の低減化を実現することが課題であった。
【０００７】本発明は、上記課題を解決するもので、空
気歪低減化による性能向上と音質向上を実現できる優れ
たスピーカシステムを提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を有する。
【０００９】本発明の請求項１に記載の発明は、磁気回
路の一部に貫通孔を設けてスピーカユニット内部とエン
クロジャー外部を空気的に結合してスピーカシステムを
構成したものである。これにより、スピーカユニット内
部の空気をエンクロジャー外部に放出できるため、スピ
ーカユニット内部に加わる空気圧の調整により歪の低減
化を図るという作用効果が得られる。また、空気圧を低
減させることで機械抵抗を減少させ音圧レベルを向上さ
せることもできる。
【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、スピー
カユニットのセンターポールに貫通孔を設けてエンクロ
ジャー外部と結合したものである。これにより、音響負
荷を均一にして効率良くスピーカユニット内部の空気を
エンクロジャー外部に放出できるため、スピーカユニッ
ト内部に加わる空気圧の調整により歪の低減化を図るこ
とができる。
【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、スピー
カユニットのセンターポールと下部プレートに及ぶ貫通
孔を設けてエンクロジャー外部と結合したものである。
これにより、小型もしくはスピーカユニットの取り付け
位置がスピーカシステムの端に位置しているスピーカシ
ステムにおいてもスピーカユニット内部の空気をエンク
ロジャー外部に放出できるため、スピーカユニット内部
に加わる空気圧の調整により歪の低減化を図ることがで
きる。
【００１２】本発明の請求項４に記載の発明は、スピー
カユニットのヨークに貫通孔を設けてエンクロジャー外
部と結合したものである。これにより、小型化と軽量化
をより追求したスピーカシステムにおいてもスピーカユ
ニット内部の空気をエンクロジャー外部に放出できるた
め、スピーカユニット内部に加わる空気圧の調整により
歪の低減化を図ることができる。
【００１３】本発明の請求項５に記載の発明は、スピー
カユニット内部とエンクロジャー外部とを音響管により
結合したものである。これにより、大型のスピーカシス
テムにおいてもスピーカユニット内部の空気をエンクロ
ジャー外部に放出できるため、スピーカユニット内部に
加わる空気圧の調整により歪の低減化を図ることができ
る。
【００１４】本発明の請求項６に記載の発明は、スピー
カユニットとエンクロジャー外部とを結合してエンクロ
ジャー外部に閉空間を設けたものである。これにより、
スピーカユニットの内部の空気をエンクロジャー外部に
放出し、さらに密閉空間によりスピーカユニット前面部
と遮蔽しているため、スピーカユニット内部に加わる空
気圧の調整とこの空気の遮蔽でスピーカユニットの直接
放射音との干渉防止による歪の低減化を図ることができ
る。
【００１５】本発明の請求項７に記載の発明は、エンク
ロジャーをバスレフ方式としたものである。これによ
り、エンクロジャーの外部にエンクロジャー内部の空気
をバスレフダクトを通して放出し、一方スピーカユニッ
ト内部の空気も別の方向へ放出できるため、エンクロジ
ャーの内部に加わる空気圧の調整とスピーカユニット内
部に加わる空気圧の調整、さらに両方の放出空気の干渉
低減により歪の低減化を図ることができる。
【００１６】請求項８に記載の発明は、エンクロジャー
をケルトン方式として構成したものである。これによ
り、スピーカユニット内部の空気をエンクロジャーの外
部に放出できるため、スピーカユニット内部に加わる空
気圧の調整により歪の低減化と応答レスポンスの向上を
図ることができる。
【００１７】方向の請求項９に記載の発明は、スピーカ
ユニットが有する貫通孔に吸音材を設けてエンクロジャ
ー外部と結合したものである。これにより、スピーカユ
ニット内部の空気をエンクロジャー外部に、その量と排
出時の空気流ノイズを調整しながら放出できるため、レ
スポンスの調整とスピーカユニット内部に加わる空気圧
の調整による歪および空気流ノイズによる歪の低減化を
図ることができる。
【００１８】本発明の請求項１０に記載の発明は、スピ
ーカユニットが結合された音響管に吸音材を設けてエン
クロジャー外部と結合したものである。これにより、ス
ピーカユニット内部の空気をエンクロジャー外部に、そ
の量と排出時のノイズを調整しながら放出できるため、
レスポンスの調整とスピーカユニット内部に加わる空気
圧の調整による歪および空気流ノイズによる歪の低減化
を図ることができる。
【００１９】本発明の請求項１１に記載の発明は、スピ
ーカユニットが結合されたエンクロジャー外部の閉空間
に吸音材を設けたものである。これにより、スピーカユ
ニット内部の空気をエンクロジャー外部の閉空間に、そ
の量と排出時のノイズを調整しながら放出できるため、
レスポンスの調整とスピーカユニット内部に加わる空気
圧の調整による歪および空気流ノイズによる歪の低減
化、空気の遮蔽によるスピーカユニットの直接放射音と
の干渉防止を図ることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】（実施の形態１）以下、実施の形
態１を用いて、本発明の特に請求項１に記載の発明につ
いて説明する。図１は、本発明の一実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。
【００２１】図１によると着磁されたマグネット２１を
上部プレート２２および貫通孔３２を有した下部プレー
ト２３により挟み込んで構成された磁気回路２４の上部
プレート２２にフレーム２６を結合し、このフレーム２
６外周部に振動板２７を結合し、この振動板２７を駆動
させるためのボイスコイル２８をその中心部に結合し、
ボイスコイル２８をダンパー２９にて中心保持し磁気ギ
ャップ２５にはまり込むように結合し、振動板２７の前
面にダストキャップ３０を接着してスピーカユニットを
完成している。
【００２２】このスピーカユニットをエンクロジャー３
１に取り付けて、その下部プレート２３の貫通孔３２を
エンクロジャー３１の背面部に設けられた貫通孔３３と
結合してスピーカユニット内部とエンクロジャー３１の
外部を空気的に結合してスピーカシステムとして完成し
ている。
【００２３】この構成により、スピーカユニット内部の
空気をエンクロジャー３１の外部に放出できるため、ス
ピーカユニット内部に加わる空気圧の調整により歪の低
減化を図ることができる。また、このスピーカユニット
内部空気の外部への放出量を調整することで、スピーカ
システムとして機械抵抗の低減による音圧レベル向上
等、低域特性を制御することができる。さらには二次的
な効果として、空気の流通を良くできることからボイス
コイル２８の温度上昇を低減させることができ、耐入力
の向上も図ることができる。
【００２４】（実施の形態２）以下、実施の形態２を用
いて、本発明の特に請求項２に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００２５】図２は、本発明の別の実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。実施の形態１
との相違点は磁気回路２４の貫通孔３２を下部プレート
２３のセンターポールに設けている点である。この構成
により、スピーカユニット内部の空気を音響負荷の偏り
なしに均等に効率良くエンクロジャー３１の外部に放出
できるため、スピーカユニット内部に加わる空気圧の調
整により歪の低減化を図ることができる。
【００２６】（実施の形態３）以下、実施の形態３を用
いて、本発明の特に請求項３に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００２７】図３は、本発明の別の実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。実施の形態１
との相違点は磁気回路２４の貫通孔３２を下部プレート
２３のセンターポール部からプレート部を経て外部に設
けている点である。この構成により、スピーカシステム
のエンクロジャー３１の厚み方向の寸法が厚くてもスピ
ーカユニットの取り付け位置をエンクロジャー３１の端
に設定することで、スピーカユニット内部の空気をエン
クロジャー３１の外部に放出できるため、スピーカユニ
ット内部に加わる空気圧の調整により歪の低減化を図る
ことができる。
【００２８】（実施の形態４）以下、実施の形態４を用
いて、本発明の特に請求項４に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００２９】図４は、本発明の別の実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。実施の形態１
との相違点は磁気回路２４の形態が内磁型の磁気回路
で、そのヨーク３４に貫通孔３２を設けて外部と結合し
ている点である。この構成により、小型、軽量化に有利
な内磁型の磁気回路を使用したスピーカユニットであっ
てもそのヨーク３４に貫通孔３２を設けて外部と結合す
ることで、スピーカユニット内部の空気をエンクロジャ
ー外部に放出できるため、スピーカユニット内部に加わ
る空気圧の調整により歪の低減化を図ることができる。
【００３０】（実施の形態５）以下、実施の形態５を用
いて、本発明の特に請求項５に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００３１】図５は、本発明の一実施の形態のスピーカ
システムの断面図を示したものである。実施の形態１と
の相違点は磁気回路２４の下部プレート２３の貫通孔３
２とエンクロジャー３１の外部とを音響管３５により結
合して構成している点である。この構成により、エンク
ロジャー３１の厚み等のサイズやスピーカユニットの取
り付け位置に制約されることなく実現でき、スピーカユ
ニットの磁気回路２４に設けた貫通孔３２とエンクロジ
ャー３１の外部とを音響管３５により結合してスピーカ
ユニット内部の空気をエンクロジャー３１の外部に放出
できるため、スピーカユニット内部に加わる空気圧の調
整により歪の低減化を図ることができる。なお、この音
響管３５は当例のように下部プレート２３の背面に限ら
ず、磁気回路２４の他の位置に設けても良い。
【００３２】（実施の形態６）以下、実施の形態６を用
いて、本発明の特に請求項６に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００３３】図６は、本発明の一実施の形態のスピーカ
システムの断面図を示したものである。実施の形態１と
の相違点はスピーカユニット内部の空気をエンクロジャ
ー３１の外部に放出した後に閉空間３６を設けている点
である。この構成により、閉空間３６によりスピーカユ
ニット前面部と遮蔽しているため、スピーカユニット内
部に加わる空気圧の調整とこの空気の遮蔽でスピーカユ
ニットの直接放射音との干渉防止による歪の低減化を図
ることができる。
【００３４】（実施の形態７）以下、実施の形態７を用
いて、本発明の特に請求項７に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００３５】図７は、本発明の一実施の形態のスピーカ
システムの断面図を示したものである。実施の形態１と
の相違点はスピーカシステムがバスレフ方式となってい
る点である。この構成により、バスレフダクト３７から
放出された空気はスピーカユニット内部から放出された
空気を含んでいないため、スピーカユニットの直接放射
音との干渉防止による歪の低減化を図ることができる。
【００３６】（実施の形態８）以下、実施の形態８を用
いて、本発明の特に請求項８に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００３７】図８は、本発明の一実施の形態のスピーカ
システムの断面図を示したものである。実施の形態１と
の相違点はスピーカシステムがケルトン方式となってい
る点である。この構成により、スピーカユニット内部の
空気をエンクロジャー外部に放出できるため、スピーカ
ユニット内部に加わる空気圧の調整により歪の低減化と
応答レスポンスの向上を図ることができる。
【００３８】（実施の形態９）以下、実施の形態９を用
いて、本発明の特に請求項９に記載の発明について説明
する。なお、実施の形態１との相違点についてのみ説明
し、同様の内容についてはその説明を簡略化する。
【００３９】図９は、本発明の一実施の形態のスピーカ
システムの断面図を示したものである。実施の形態１と
の相違点はスピーカユニットが有する磁気回路２４の貫
通孔３２に吸音材３８を設けている点である。この構成
により、スピーカユニット内部の空気をエンクロジャー
３１の外部に、その量と排出時の空気流ノイズを調整し
ながら放出できるため、レスポンスの調整とスピーカユ
ニット内部に加わる空気圧の調整による歪および空気流
ノイズによる歪の低減化を図り、さらに低域特性の制御
も実施することができる。
【００４０】（実施の形態１０）以下、実施の形態１０
を用いて、本発明の特に請求項１０に記載の発明につい
て説明する。なお、実施の形態１との相違点についての
み説明し、同様の内容についてはその説明を簡略化す
る。
【００４１】図１０は、本発明の一実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。実施の形態１
との相違点はスピーカユニットが結合された音響管３５
に吸音材３８を設けている点である。この構成により、
スピーカユニット内部の空気をエンクロジャー３１の外
部に、その量と排出時の空気流ノイズを調整しながら放
出できるため、レスポンスの調整とスピーカユニット内
部に加わる空気圧の調整による歪および空気流ノイズに
よる歪の低減化を図り、さらに低域特性の制御も実施す
ることができる。
【００４２】（実施の形態１１）以下、実施の形態１１
を用いて、本発明の特に請求項１１に記載の発明につい
て説明する。なお、実施の形態１との相違点についての
み説明し、同様の内容についてはその説明を簡略化す
る。
【００４３】図１１は、本発明の一実施の形態のスピー
カシステムの断面図を示したものである。実施の形態１
との相違点はスピーカユニットが結合されたエンクロジ
ャー３１の外部の閉空間３６に吸音材３８を設けている
点である。この構成により、スピーカユニット内部の空
気をエンクロジャー３１の外部の閉空間３６に、その量
と排出時の空気流ノイズを調整しながら放出できるた
め、レスポンスの調整とスピーカユニット内部に加わる
空気圧の調整による歪および空気流ノイズによる歪の低
減化、空気の遮蔽によるスピーカユニットの直接放射音
との干渉防止を図ることができる。
【００４４】
【発明の効果】以上のように、本発明のスピーカシステ
ムは、スピーカユニット内部の空気をエンクロジャー外
部に放出できるため、スピーカユニット内部に加わる空
気圧の調整により歪の低減化を図ることができる。ま
た、このスピーカユニット内部空気の外部への放出量を
調整することで、スピーカシステムとしての音圧レベル
向上、低域特性の制御を実現することができる。
【００４５】よって本発明は、歪の低減化と音圧レベル
向上、低域特性の制御による性能向上を実現できる優れ
たスピーカを提供することができ、その工業的価値は非
常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態におけるスピーカシステ
ムの断面図
【図２】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図３】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図４】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図５】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図６】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図７】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図８】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図９】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシス
テムの断面図
【図１０】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシ
ステムの断面図
【図１１】本発明の別の実施の形態におけるスピーカシ
ステムの断面図
【図１２】従来のスピーカシステムの断面図
【符号の説明】
２１ マグネット ２２ 上部プレート ２３ 下部プレート ２４ 磁気回路 ２５ 磁気ギャップ ２６ フレーム ２７ 振動板 ２８ ボイスコイル ２９ ダンパー ３０ ダストキャップ ３１ エンクロジャー ３２ 磁気回路貫通孔 ３３ エンクロジャー貫通孔 ３４ ヨーク ３５ 音響管 ３６ 閉空間 ３７ バスレフダクト ３８ 吸音材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 磁気回路に結合されたフレームと、この
    フレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に
    結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギ
    ャップに配置されたボイスコイルと、このボイスコイル
    を覆うように前記振動板に結合されたダストキャップか
    らなり、前記磁気回路の一部と前記ボイスコイル内周部
    と前記ダストキャップとで囲まれた内部空間を有するス
    ピーカユニットを、エンクロジャーに取り付けたスピー
    カシステムであって、前記磁気回路の一部に設けられた
    貫通孔とエンクロジャーの貫通孔により、スピーカユニ
    ットの内部空間とエンクロジャー外部とを空間的に結合
    したスピーカシステム。
  2. 【請求項２】 スピーカユニットのセンターポールに貫
    通孔を設けてエンクロジャー外部と結合してなる請求項
    １記載のスピーカシステム。
  3. 【請求項３】 スピーカユニットのセンターポールと下
    部プレートに及ぶ貫通孔を設けてエンクロジャー外部と
    結合してなる請求項１記載のスピーカシステム。
  4. 【請求項４】 スピーカユニットのヨークに貫通孔を設
    けてエンクロジャー外部と結合してなる請求項１記載の
    スピーカシステム。
  5. 【請求項５】 スピーカユニットとエンクロジャー外部
    とを音響管により結合してなる請求項１または請求項２
    または請求項３または請求項４記載のスピーカシステ
    ム。
  6. 【請求項６】 スピーカユニットとエンクロジャー外部
    とを結合してエンクロジャー外部に閉空間を設けてなる
    請求項１または請求項２または請求項３または請求項４
    または請求項５記載のスピーカシステム。
  7. 【請求項７】 エンクロジャーをバスレフ方式として構
    成した請求項１または請求項２または請求項３または請
    求項４または請求項５または請求項６記載のスピーカシ
    ステム。
  8. 【請求項８】 エンクロジャーをケルトン方式として構
    成した請求項１または請求項２または請求項３または請
    求項４または請求項５または請求項６記載のスピーカシ
    ステム。
  9. 【請求項９】 スピーカユニットが有する貫通孔に吸音
    材を設けてなる請求項１または請求項２または請求項３
    または請求項４記載のスピーカシステム。
  10. 【請求項１０】 スピーカユニットが結合された音響管
    に吸音材を設けてなる請求項５記載のスピーカシステ
    ム。
  11. 【請求項１１】 スピーカユニットのエンクロジャー外
    部の閉空間に吸音材を設けてなる請求項６記載のスピー
    カシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267580A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Panasonic Corp スピーカ装置
JP2017184149A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社Ｓｕｂａｒｕ スピーカー装置
JP2021100245A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 ジーピー アコースティックス インターナショナル リミテッド ラウドスピーカ

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