JP2003032669A - 車載用画像処理カメラ装置 - Google Patents

車載用画像処理カメラ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊な光学フィルタを使用せず、認識性能の高
い車載用の画像処理カメラ装置を提供する。 【解決手段】カラーカメラ11の色信号RGBを、画像
取り込み回路12で個別に取り出し、マイコン16でそ
れらの信号の組み合せをダイナミックに変更し、最大コ
ントラストの合成画像を得る。例えば、道路に引かれた
車線マーカの認識において、黄線が混在する場合には、
車線マーカのコントラストが大きくなるように赤成分と
緑成分の画像情報から、黄色の画面(R+G)を合成
し、その合成画面に対して認識処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用の画像処理カ
メラ装置に関し、特にカラーの撮像デバイスを使用した
画像の認識性能を向上するための前処理に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に画像認識処理機能を有する
画像処理カメラを応用したシステムの開発が多くなされ
ている。例えば、図2に示すように、白線を認識する車
載用の画像処理カメラ装置は、画像処理カメラ1を車両
2のフロントガラスの内側に設置して、車両前方の路面
3を撮影する。
【0003】図3は画像処理カメラ1で撮影した路面の
画像例で、道路の境界を示す白線31、車線の中央分離
を示すセンターライン32、路面30を表示している。
33は地平線である。
【0004】車線認識装置は、この白線31、32を認
識してそれらの線分の傾きを計算することに車線に対す
る自車の向きおよび、白線31、32までの距離を測定
することにより、自車の横方向位置を検知する。この白
線認識結果を用いて、車線からの逸脱警報や、自動車線
維持システムなどが構築できる。このような装置の例
は、特開平11−242735号等に詳しい。
【0005】このような白線認識装置は、白線が明瞭に
撮像される場合には極めて安定に動作し、白線認識が行
われる。図4に白線認識の構成例を示す。画像処理装置
1は、カメラ11で撮影された映像信号を画像取込み回
路12およびマイコン16に内蔵されているダイレクト
・メモリ・アクセス回路(DMA)160により、書き
込み・読み出し可能なメモリ(RAM)14に取り込
み、読み出し専用メモリ(ROM)15に記憶されたプ
ログラムにしたがい、例えば、白線の認識がなされる。
認識結果は、通信ポート161を経由して、警報装置な
どに送り出される。
【0006】車載環境では、撮像対象の路面の明るさが
大きく変わるため、カメラ11の感度をダイナミックに
変更する必要がある。このため、マイコン16から内蔵
の通信回路162を介して、カメラ11に明るさを制御
するコマンドを送るようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、白線の認識など
に使用される撮像デバイスは白黒カメラが多く用いられ
ている。カラーデバイスが用いられる場合にも、輝度信
号のみを使用するのが通例である。言い換えれば、カラ
ー情報の特性を用いて効率的に白線などの車線マーカを
認識する例は見当たらない。
【0008】日本の道路環境においては、白線の他に黄
色線が車線マーカとして使われている。このため、白線
の認識を中心に考えると、黄色線の認識率が低下する問
題がある。この問題を、解決する方法として、例えば三
菱電機技報(Vol.74,No.9,2000年,頁
43)に開示されている技術がある。同技報によれば、
特殊な光学フィルタを使うことにより黄色線の認識率の
向上を図っている。しかしながら、光学フィルタを採用
するため、光学系が複雑になる他、認識対象物の特性に
応じて、柔軟にフィルタ特性を変更することは困難であ
る。
【0009】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点に鑑みなされたものであり、特殊な光学フィルタを使
用せず、認識対象に対して柔軟に対応でき、しかも認識
性能の高い車載用の画像処理カメラ装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、カラーの撮
像デバイスの色信号を個別に取り出し、それらの信号の
最適な組み合せをダイナミックに変更することにより、
前記目的を達成するようにしたものである。
【0011】例えば、道路に引かれた車線マーカの認識
において、黄線が混在する場合には、車線マーカのコン
トラストが大きくなるように赤成分と緑成分の画像情報
から、黄色の画面を合成し、その合成画面に対して認識
処理を行う。
【0012】また、より一般的には、三原色の組み合わ
せ、すなわち、Rのみ,Gのみ、Bのみ、RとGの和、
RとBの和、BとGの和,RとGとBの和の場合につい
て、それぞれ背景(例えば路面)と認識対象(例えば車
線マーカ)とのコントラストを評価し、最大のコントラ
ストが得られる組み合わせの合成画面に対して認識処理
を行う。
【0013】本発明は車線マーカの認識に限られない。
例えば、信号機等の認識も可能である。このように、さ
まざまな環境下に適応して、コントラストの最大となる
画像を合成することにより、より良い認識結果を得るこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、一実施例による車
載用画像処理カメラ装置のブロック図を示す。本ブロッ
クは図4の従来例と基本的に同一で、同一の記号は同一
の要素である。異なる点は、カメラ部をカラー出力と
し、赤R、緑G、青Bの三原色を取り込む様にし、それ
にあわせて取り込み回路12も同じような対応を行って
いるところにある。
【0015】図5にカメラ11の詳細な回路例を示す。
CMOSによる画像センサ110、カメラの信号処理を
行うCDS/AGC回路111、映像をデジタル信号に
変換するADC112および制御回路113からなる。
CDS/AGC回路111は、外部から通信によりコマ
ンドを受けて、映像アンプのゲインを変更できる機能を
有する。ADC112はR,G,Bの三原色をAD変換
して出力する機能を有する。さらに制御回路113は外
部から通信によりコマンドを受けて、CMOSセンサ1
10を制御していわゆる電子シャッタ制御を行うことが
できる。最近このような回路すべてを1チップで構成さ
れた物が提供されはじめており、容易に回路を実現する
ことができる。
【0016】本実施例では、三原色RGBで取り込む様
にしている。しかし、輝度信号と色差信号の組み合わせ
で表現された信号形式は三原色RGBと等価変換できる
ので、この信号形式を用いてもよいことは言うまでもな
い。
【0017】図6に、マイコン16が行なう処理動作の
フローチャートを示す。マイコン16のプログラムはR
OM15に記憶されており、電源が投入されると、RO
M15に記憶されたプログラムが起動する。
【0018】まず、S10において初期化が行われる。
このステップでは、マイコンの内部のレジスタ設定、通
信回路の設定、必要に応じてRAM14の所定領域のク
リア処理が行われる。
【0019】次に、S11において、カメラ11の感度
設定が行われる。通常は、撮像結果を処理したフィード
バック処理を行うが、初期化処理の直後は、デフォルト
の感度に設定される。
【0020】図7にカメラ感度設定の詳細フローを示
す。まず、S110において、初期化S10の直後か否
かの判定を行う。初期化直後であれば、カメラ感度調整
を行うために必要な映像が取れていないので、S112
において、デフォルトの明るさを設定し、S113に移
行する。初期化直後でなければ、前回撮影した映像を使
い明るさを測定する。
【0021】図8に明るさ測定の説明図を示す。明るさ
の測定は、画面の規定領域のデータを取り込み平均的な
明るさを計算する。例えば、晴天の空を計算の対象の入
れると、必要以上に感度を落とすことになり、結果とし
て、認識対象である車線マーカ31、32と路面30を
正しく撮影できなくなる。
【0022】例えば、撮像デバイスがCCD(Char
ge Coupled Device)であれば、太陽3
4が視野に入った場合、路面30に感度を合わせると、
太陽34の明るさにより、いわゆるスミア現象が発生
し、大きな縦縞35が画面に現れ、場合によっては認識
対象物がスミアにより、隠されてしまう問題が発生す
る。しかし、本実施例ではCMOSセンサを使用してい
る。CMOSセンサはCCDとは異なり、映像信号の転
送方式が異なるため、スミア現象が発生し難くなるた
め、良好な認識結果が得られる。
【0023】再び、図7に戻り説明を継続する。S11
3においては、測定した明るさに基づき、シャッタ速度
を計算する。S114においては、AGCのゲイン値を
決定する。S115においては、上記で求めたシャッタ
速度値およびAGC値をカメラ11に通信により送信す
る。
【0024】なお、カメラ感度設定の方法は、いわゆる
電子シャッタの速度と映像信号の増幅器のゲイン調整を
組み合わせて行われるが、この内容については周知の技
術で対応可能である。
【0025】次に、図6に戻って説明を継続する。S1
2においては、映像データの取り込みが行われる。これ
は、画面1枚分の映像データを赤(R)緑(G)青
(B)の各色毎にSRAM14に取り込む動作である。
【0026】S13においては、取り込まれた赤(R)
緑(G)の各色毎のデータを対応するピクセル毎に加算
を行い、SRAM14の所定の領域に記憶する。しかる
後に、路面30と車線マーカ31、32との間のコント
ラストを算出する。詳細は後述する。S14において
は、同様に赤(R)緑(G)青(B)の和を求め、同様
に路面30と車線マーカ31、32との間のコントラス
トを算出する。
【0027】S13、S14の処理は、図9に示すよう
に、計算すれば効率的である。すなわち、メモリに記憶
されたRとGの加算を行いメモリの記憶する(R+
G)。さらにR+Gに対して、Bのデータを加算して同
様にSRAM14に記憶する。
【0028】次に、S13とS14におけるコントラス
トの評価の方法について説明する。図10は車両から道
路を見た画像を示す。ここでは、説明のため路肩側の車
線マーカ31の色を白、センターライン32を黄として
ある。この画像イメージはそのまま各色毎にメモリに取
り込まれており、上述したように、R+GとR+G+B
のそれぞれについても同様な形で、メモリ上に計算され
て記憶されている。
【0029】ここで、コントラストを評価する検査ライ
ンをメモリ上に設ける。これは、夜間走行時に、車のヘ
ッドランプにより照らされた場合に対応するものであ
り、横方向で明るさがあまり変化しないように考慮した
ものである。
【0030】図11に、上記検査ラインを横軸にして輝
度変化をとった例を示す。実線は、R+G+Bの輝度値
であり、破線はR+Gの輝度値である。A部は図10の
A部で白線31に相当する輝度であり、B部は同様にセ
ンターライン32に相当する輝度である。
【0031】R+G+Bの場合は白線部分(A部)で輝
度が高く、Wrgbの値を取っている。また黄線部(B
部)では輝度が多少低下するため、少し低い輝度値Yr
gbを取る。白線、黄線以外の路面部では、黒が主体の
ため、輝度値が低く、平均的な値Brgbを取る。
【0032】一方、R+Gによる輝度値分布は破線のよ
うになる。すなわち、白線部(A部)では、青成分を除
去している分、Wrgbより少し低いWrgの輝度値を
取る。一方、黄線部(B部)では、もともと黄色が主体
のため、Yrgbに対して検出輝度値の落ち込みは少な
く、Yrgの値を取る。同様に路面部分はBrgbより
も低い輝度値Brgの値を取る。
【0033】車線マーカ部(A,B部)とそれ以外の路
面部との輝度値の比がコントラストとなる。この特性か
ら判断すると、白線部においてはR+G+BとR+Gの
コントラストはあまり変化しない。一方、黄線部におい
ては、R+Gのコントラストが最大となる。すなわち、
図11のごとき特性を有する場合には、R+Gの方がコ
ントラストを高く取れるため、認識しやすいということ
になる。
【0034】図6に戻り説明を継続する。S15では上
述したように、コントラスト特性の比較を行う。S16
においては、S15でより大きいコントラストが得られ
る合成画像に対して、認識を行う。S17においては、
上位システムに認識結果を通信にて送信する。なお、白
線認識の手段は、たとえば、特開平6−333192号
などに記載されているように、映像から画像微分等の手
段を用いて、白線部分の候補点を複数求め、直線近似な
どの手段により、白線部分を推定することで実現でき
る。
【0035】一般に昼間の場合には、図11に示したよ
うな特性が得られるが、夜間になると明るさが低下する
ため、必ずしも、R+Gが高いコントラストが得られる
保証はない。そのような場合に、S15において、各組
み合わせの中から評価することにより、より高いコント
ラストの合成画像を使うことができる。これによれば、
固定の光学フィルタを使う方式に比べて柔軟性が高くな
る。また、本実施例では、演算処理が少なくてすむの
で、演算処理が多少遅くても目的の機能を実現できると
いう特徴も有している。
【0036】以上は、車線マーカが白線と黄線の場合を
前提に説明したが、車線マーカがその背景である路面の
色、あるいは光線の当たり具合、例えば、夕日、朝日で
は光線のスペクトルが変わるため、より柔軟な対応が必
要になる。
【0037】図12に車線マーカと路面の三原色による
各輝度を示す。図10の赤(R)の出力値で説明する
と、W1rは車線マーカ31の検出輝度値であり、W2
rは車線マーカ32の検出輝度値である。Brは路面3
0の検出輝度値である。緑(G)および、青(B)につ
いても同様に、W1g,W2g,Bg,W1b、W2
b,Bbでそれぞれの輝度値を表している。
【0038】以前にも説明したように、車線マーカの認
識を最善にするためには、一方の車線マーカのみではな
く、両方の車線マーカのコントラストが最大になるよう
にする必要がある。そのための方法について説明する。
【0039】図13は、図12に示した三原色の値を組
み合わせた値を示したものである。例えば、画面R+B
は、赤(R)と青(B)の情報を用いて画面を合成した
場合であり、Sとして、W1r、W2r,W1b,W2
bを加算する。一方、背景となる路面に対しては、Nと
してBrとBbを加算する。コントラストとしては、S
をNで除した値(S/N)になる。その他の組み合わせ
についても同様となるため詳細は省略する。最善の組み
合わせは、図中のS/Nの列から最大の値を取る組み合
わせを選択すればよい。以上のアルゴリズムについて
は、図1におけるマイコン16の演算処理により実現さ
れる。
【0040】次に、本発明の他の実施例として、信号機
の認識に応用した例を示す。図14は図1のカメラ11
が撮像した映像である。信号機36が道路の傍らに設置
されている。信号機36のランプ色を認識するために
は、赤、黄、緑の中から輝度が高いランプを特定すればよ
い。なお、日本においては、信号機のランプは左から
緑、黄、赤の順番に並んでいるので、必ずしも色そのもの
を認識しなくても、輝度だけで点灯色の推定が可能な場
合がある。
【0041】信号機の認識の場合、上述した路面上に書
かれた白線とは異なり、信号機そのものの設置されてい
る場所が一定とならない。このため、カメラで見た画面
上では、信号機の位置が不特定になり、認識上の効率が
悪くなるきらいがある。これを改善するためには、信号
機の存在エリアを何らかの手段で限定し、認識エリア3
7を設ければよい。
【0042】図15に信号機の設置場所の情報を入手す
る一例を示す。信号機の設置場所の情報はナビゲーショ
ン装置などから獲得できる。すなわち、車載のナビゲー
ション装置4から信号機の位置(例えば交差点の中心か
らの方位、東西南北の二次元の距離)、信号機の高さ、
形状(横形、縦形)および交差点からの自車位置の情報
を、画像処理カメラ1に取り込んで、信号機の位置を推
定することで、認識エリア37の獲得が可能となる。認
識エリア37が獲得できれば、三原色の組合せを変えて
加算を行なった結果に対し、ランプ36とエリア部(背
景)のコントラストの比が最大となる画像を合成し、認
識処理すればよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、特殊な光学フィルタを
使用せず、しかも外界の条件に合わせて、コントラスト
の大きくなる画像を選択して合成し、その結果に対して
認識処理を行わせることができるので、認識性能のより
よい画像処理カメラ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像処理カメラ装置の
構成図。
【図2】車載の画像処理カメラ装置の視覚を示す説明
図。
【図3】画像処理カメラ装置により撮影された車両前方
の映像を示す説明図。
【図4】従来の画像処理カメラの構成図。
【図5】カラーカメラの詳細構成を示すブロック図。
【図6】本発明の一実施例による画像処理カメラ装置の
処理を示すフローチャート。
【図7】カメラの感度調整を説明するフローチャート。
【図8】カメラの感度調整のための明るさを検査する領
域を示す説明図。
【図9】三原色による画像の合成を行なう構成図。
【図10】輝度値をサンプルする映像画面上の検査ライ
ンを示す説明図。
【図11】検査ライン上において、RGBおよびRGの
信号による合成車線マーカと路面の輝度値を示す説明
図。
【図12】RGB三原色における車線マーカと路面の輝
度値を示す説明図。
【図13】RGB三原色による合成画面でのコントラス
トの計算方法を示す説明図。
【図14】信号機の認識エリアを示す説明図。
【図15】ナビゲーション装置の伝達情報を使って信号
機の認識エリアを求める概念図。
【符号の説明】
1…画像処理カメラ装置、2…車両、3…道路、4…ナ
ビゲーション装置、11…カメラ、12…画像取り込み
回路、14…RAM、15…ROM、16…マイコン、
30…路面、31,32…車線マーカ、36…信号機、
37…認識エリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA11 DA04 EA09 EA16 GA02 5B057 AA16 BA11 CA01 CA08 CA16 CB01 CB08 CB16 CE03 CE16 CH01 CH11 CH14 DA08 DA17 DB06 DB09 DC22 DC25 5C054 AA01 CA04 CC02 CH01 EA01 EE06 FC08 HA30 5C065 AA07 BB48 CC01 DD15 GG21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーの撮像デバイスが車両に搭載さ
    れ、車両の外を撮影し、得られた映像に対して認識処理
    を行う車載用の画像処理カメラ装置において、 前記撮像デバイスの色信号を個別に取り出し、それらの
    信号の最適な組み合せをダイナミックに変更することに
    より、最大コントラストとなる組み合わせの合成画像を
    得て、認識処理することを特徴とする車載用画像処理カ
    メラ装置。
  2. 【請求項2】 カラーの撮像デバイスが車両に搭載さ
    れ、車両の外を撮影し、得られた映像の認識対象物に対
    して認識処理計算を行う車載用の画像処理カメラ装置に
    おいて、 前記撮像デバイスにより得られるカラー信号の三原色を
    それぞれ独立して取り込み、前記カラー信号の組み合わ
    せを変えて加算を行い、その結果に対して認識対象物と
    背景のコントラストを計算し、最大のコントラストが得
    られる組み合わせの合成画像に対して、前記認識処理計
    算を行うことを特徴とする車載用画像処理カメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 車載のナビゲーション装置から、認識対象物の存在する
    場所、自車の位置情報および進行方向を入力し、認識対
    象物の存在するエリアをあらかじめ限定することを特徴
    とする車載用画像処理カメラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記認識対象は車線マーカであり、前記合成画面が、前
    記撮像デバイスの赤と緑の出力信号を加算した画像であ
    ることを特徴とする車載用画像処理カメラ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、3または4において、 撮像デバイスのカラー信号を一旦メモリに取り込んだ
    後、各色の画像情報を加算することにより、前記合成画
    像を得ることを特徴とする車載用画像処理カメラ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2、3または4において、 前記認識対象物のコントラストを評価する場合に、撮像
    画面に対して車のヘッドランプの照射範囲内で水平方向
    に検査ラインを設け、この検査ライン上で、コントラス
    トの評価を行うことを特徴とする車載用画像処理カメラ
    装置。
  7. 【請求項7】 カラーの撮像デバイスが車両に搭載さ
    れ、車両の外を撮影し、得られた映像の認識対象に対し
    て認識処理計算を行う車載用の画像処理カメラ装置にお
    いて、 前記撮像デバイスとして、CMOSセンサを使用し、前
    記映像から空部分を除いた撮像画像領域の明るさに対し
    て、前記CMOSセンサの感度調整を行うことを特徴と
    する車載用画像処理カメラ装置。
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