JP5071198B2 - 信号機認識装置,信号機認識方法および信号機認識プログラム - Google Patents

信号機認識装置,信号機認識方法および信号機認識プログラム Download PDF

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Description

本発明は,画像から信号機を認識する技術に関するものであり,特に,画像の撮影環境に左右されずに,精度良く画像から信号機を認識することができる信号機認識装置,信号機認識方法および信号機認識プログラムに関するものである。
近年,安全走行のための車室外監視用のカメラが車に搭載されるようになってきており,その搭載車両台数が急速に増加している。車載カメラは,例えば,車両前方を向けて車両に搭載され,道路の白線を検出して操舵の自動制御を行ったり,前方車両を検出して衝突低減のための自動制御を行ったりなどの用途に使用される。
このような車載カメラを,交通信号機を認識する用途に使用することも考えられている。交通信号機を認識するにあたっては,信号機の点灯色に特徴があるため,信号機検出に色抽出を利用すれば,処理時間の短縮や検出率の向上に大きく寄与できる。
例えば,昼夜の区別に関わらず信号機を的確に認識するために,信号機の灯火色に着目した色抽出により,相対的に単純な形状である円形状を画像から抽出し,この円形状に対して地上高および距離を算出することにより,所定道路構造の周辺に所定の基準高さを有するように設置される信号機を認識する技術がある(例えば,特許文献1参照)。
特開2007−257303号公報
しかし,信号機の点灯色を認識するために通常の制御(オートゲイン)を行うカメラを用いると,特に夜間などの暗いときには,信号機は周囲と比較して強い光を発するので,信号の点灯部分の光量が飽和してしまい,色が認識できなくなる場合がある。
このような問題を回避するための技術として,画像内において信号機の色ではなく形状に着目して信号機を認識する技術がある。この技術の場合には,交通信号機を形状で認識することにより,信号機を検出する必要がある。しかし,夜間などの暗いときには,信号機を形状で認識することが難しくなるため,信号機の検出率が低下してしまう。
信号機は屋外に設置されているため,昼夜で撮影環境(周囲の光強度)が大きく異なる。したがって,画像からの信号機認識においては,信号点灯部の飽和を回避するとともに,撮影環境を問わずに信号機の形状を認識できるようにする必要がある。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,撮影環境に左右されずに,精度良く画像から信号機を認識することが可能となる技術を提供することを目的とする。
ゲインを抑える制御で,信号機の点灯色が飽和しないように工夫された第一の画像を取得し,信号機の青,黄,赤のいずれかの灯火面の色であり,所定以上の円形度である領域を,第一の領域として抽出する。第一の画像は,例えば,撮影された高階調画像から信号機の点灯色が飽和しない階調部分が抜き出された画像である。
また,信号機の点灯色を抽出する第一の画像とは撮影されている被写体が同じであるが,信号機の灯火面の周囲の信号機の形状が抽出できるように,撮影環境に応じてゲインが制御されて取得された第二の画像から,所定の信号機の形状を有する領域を第二の領域として抽出する。第二の画像は,例えば,撮影された高階調画像から第一の領域の所定周辺領域の平均輝度などの輝度情報が所定の範囲になるように調整された階調部分が抜き出された画像である。
抽出された第二の領域を検出された信号機の領域として,また抽出された第一の領域の色を信号機の点灯色として認識する。
従来のように,単純に同じ画像から信号機の点灯色と信号機の形状との抽出を試みるのではなく,それぞれの抽出に適した2つの画像から信号機の点灯色と信号機の形状とを抽出するので,撮影環境に左右されずに,精度良く画像から信号機を認識することが可能となる。
具体的には,信号機認識装置は,撮影画像から,所定の階調部分を抜き出した第一の画像を取得する第一の画像取得部と,第一の画像から所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する第一の領域抽出部と,撮影画像から,撮影画像における第一の領域の所定の周辺領域の輝度情報に基づいて,該輝度情報が所定の範囲になるように決定された階調部分を抜き出した第二の画像を取得する第二の画像取得部と,第二の画像から抽出された第一の領域を含む所定の形状を有する第二の領域を抽出する第二の領域抽出部と,第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,第一の領域の色を信号の点灯色として認識する信号機検出部とを備える。
このように,撮影環境に左右されやすい,画像からの信号機の形状の抽出を,信号機の点灯色を抽出するための第一画像とは異なる画像であって,撮影環境に応じて取得された第二の画像から行うので,撮影環境に左右されずに,信号機の点灯色と信号機の形状との両方を抽出することが可能になる。
また,上記の信号機認識装置において,第二の領域抽出部が,第一の領域の色に基づいてテンプレートを決定し,決定されたテンプレートに基づいて第二の画像から第二の領域を抽出するようにしてもよい。信号機の形状のテンプレートを信号機の点灯色に合わせて用意しておくことにより,簡単に画像から信号機の領域を抽出することができる。
また,上記の信号機認識装置において,信号機検出部が,画像上での第二の領域の大きさに基づいて,画像を撮影したカメラから第二の領域に撮影された信号機までの距離を求めるようにしてもよい。精度良く画像から信号機を認識することができるので,カメラから信号機までの距離も,精度良く求めることができる。
信号機の点灯色と信号機の形状とのそれぞれの抽出に適した2つの画像から,信号機の点灯色と信号機の形状とを抽出することにより,撮影環境に左右されずに,信号機の点灯色と信号機の形状的特徴とをともに利用した信号機の検出を行うことが可能となり,画像からの信号機の認識を精度良く行うことが可能となる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
〔実施の形態1〕
図1は,本実施の形態1による信号機認識装置の構成例を示す図である。信号機認識装置10は,イメージセンサ20により撮像された画像から,信号機を認識する手段であり,コンピュータが備えるCPU,メモリ等のハードウェアと,ソフトウェアプログラムとにより実現される。信号機認識装置10は,色特徴画像取得部11,色特徴候補領域抽出部12,形状特徴画像取得部13,形状特徴候補領域抽出部14,信号機テンプレート情報記憶部15,信号機検出部16を備える。
イメージセンサ20は,車両に搭載され,画像を撮像する手段である。イメージセンサ20としては,例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどを用いる。イメージセンサ20は,車両の前方,後方のどちらの方向を向けて取り付けられてもよいが,本実施の形態では,車両の前方を向けて取り付けられた場合について説明する。
イメージセンサ20は,30fpsや60fpsなどで,画像を取得する。また,ここでは,シャッタースピードをフレームごとに制御できる機能を有したイメージセンサ20を用いる。例えば,奇数番目のフレームでは高速のシャッタースピードで撮影し,偶数番目のフレームでは低速のシャッタースピードで撮影するといったように,交互に高速・低速のシャッタースピードでの撮影を行う。
ここで,シャッターはメカニカルシャッターではなく,主に電子シャッターであるものとする。また,画像階調は,RGBの3色がそれぞれ8bit階調で表された画像であるものとして説明を行うが,これ以外の形式,階調でも構わない。
色特徴画像取得部11は,イメージセンサ20から,シャッタースピードsp1を用いて撮像された色特徴画像を取得する。シャッタースピードsp1は,あらかじめ定められた範囲または固定値であり,信号機の灯火面が飽和しないように,また灯火面が暗くならない範囲で設定される。レンズの絞りや,CCDの感度などもあらかじめ定められている。
なお,交通信号機の中には,LED式のものがある。LED式の信号機の場合には,灯火時でも人の目には認識できない程度の周期で点灯と消灯を繰り返すという特徴がある。そのため,点灯・消灯の周期よりも短いシャッタースピードで撮影を行うと,青,黄,赤のすべての灯火面が消灯している信号機の画像が取得される可能性がある。このような現状を回避し,信号機の灯火色を確実に捕らえるようにするには,点灯・消灯の周期よりも長いシャッタースピードで画像を取得すればよい。
しかし,シャッタースピードを長くするだけでは,信号機の灯火面をはじめ,画像全体が飽和してしまう可能性がある。NDフィルタで光量を抑えるなどの対策も可能であるが,NDフィルタを用いると後述の形状特徴画像取得部13においても光量が抑えられてしまうため,夜間などの暗いときに,信号機の形状が捕らえられなくなるという不具合がある。そのため,色特徴画像取得部11による画像取得のときにのみ,イメージセンサ20の感度を下げることにより,シャッタースピードを長くしたことによる飽和が発生しないようにするなどの工夫を行う。
色特徴候補領域抽出部12では,信号機の灯火面の色特徴に基づいて,色特徴画像取得部11により取得された色特徴画像から,信号機の灯火面の候補領域を抽出する。
図2は,本実施の形態による色特徴候補領域抽出処理フローチャートである。処理を開始すると,まず,信号の灯火面の特定色,すなわち青,黄,赤の色を持つ領域の抽出を,それぞれ行う(ステップS10)。信号機の青,黄,赤の各色は,あらかじめ所定の色範囲に規定されている。領域を抽出する青,黄,赤の色の範囲は,信号機の各灯火色の色特徴に合わせ,あらかじめ定めておく。
例えば,RGB色空間における色の抜き出しにおいて,信号の青の領域の抽出を行う場合には,以下に示すRGBの各階調値の条件をすべて満たす画素を,色特徴画像から抜き出す。
bl < R(x,y) < Rbh
bl < G(x,y) < Gbh
bl < B(x,y) < Bbh
ここで,R(x,y),B(x,y),G(x,y)は,それぞれ色特徴画像上の各画素におけるRGBの各階調値である。また,Rbl,Gbl,Bbl,は,信号の青領域抽出時におけるRGBの各階調値の下限閾値を示し,Rbh,Gbh,Bbhは,信号の青領域抽出時におけるRGBの各階調値の上限閾値を示す。信号の黄の領域,赤の領域の抽出についても,同様に行うことができる。
なお,ここではRGB空間における信号の色領域の抽出例を説明したが,他の色空間(例えば,L* * * 色空間など)でも,RGB空間の例と同様にそれぞれの要素の範囲を定めて,信号の色領域を抽出することができる。
次に,信号の各色で抽出された各領域について,それぞれの大きさ(例えば,面積など)を算出し(ステップS11),算出された領域の大きさが所定の範囲の領域に,候補を絞り込む(ステップS12)。ここで,領域とは,色ごとに抽出された画素が連続している領域を示す。
例えば,抽出された同じ青色の領域でも,領域の大きさが大きすぎたり,小さすぎるものは,信号の青の灯火面ではない可能性がある。また,たとえ信号の青の灯火面であっても,近すぎる,または遠すぎる信号の灯火面である。ここでは,正確な信号機の認識のために,あらかじめ設定された範囲内の大きさの領域に,候補を絞り込む。
ほとんどの信号機の灯火面の大きさは,だいたい同じ大きさで作られている。イメージセンサの特性やレンズの特性により,色特徴画像上で検出された灯火面の大きさから,信号機までの距離がわかる。例えば,10m先から50m先までの信号機を認識することを目的とする場合には,10m先の信号機の灯火面が色特徴画像上に写ったときの大きさを上限とし,50m先の信号機の灯火面が色特徴画像上に写ったときの大きさを下限として,絞込みを行うことができる。
例えば,抽出された領域の面積がSである場合に,以下に示す条件を満たす領域に,候補を絞り込む。
l < S < Sh
ここで,Sl は,候補とする領域の面積の下限閾値を示し,Sh は,候補とする領域の面積の上限閾値を示す。
続いて,各領域について,領域の周囲長Lを算出し,領域の周囲長Lと領域の面積Sとを用いて,各領域の円形度を算出し(ステップS13),算出された円形度が所定値以上の領域に,候補を絞り込む(ステップS14)。円形度は,例えば,4πS/L2 によって算出される。ここでは,算出された円形度の値があらかじめ定められた閾値,例えば0.8よりも大きいときにのみ,その領域が候補領域となる。
以上の図2に示す処理により得られた候補領域を,信号機の色特徴候補領域とする。なお,以下では,信号機の青色で抽出された領域を青色特徴候補領域,信号機の黄色で抽出された領域を黄色特徴候補領域,信号機の赤色で抽出された領域を赤色特徴候補領域と呼ぶものとする。
形状特徴画像取得部13は,イメージセンサ20から,信号機の形状特徴を抽出するための形状特徴画像を取得する。このときのイメージセンサ20のシャッタースピードsp2は,例えば,抽出された色特徴候補領域の周辺の明るさの評価を行い,決定する。なお,以下では,以前に撮影された形状特徴画像における色特徴候補領域の周辺の輝度情報に基づいて,シャッタースピードsp2を決定しているが,色特徴画像における色特徴候補領域の周辺の輝度情報に基づいて,シャッタースピードsp2を決定するようにしてもよい。
図3は,本実施の形態1による形状特徴画像取得時のイメージセンサのシャッタースピードを調整する処理のフローチャートである。形状特徴画像を取得するときのイメージセンサ20のシャッタースピードsp2は,例えば図3に示すような判定方法を用いて決定する。なお,図3の中で,Iave は,前フレームにおける形状特徴画像上の色特徴候補領域の所定の周辺領域の平均輝度を示し,sp2’は,前フレーム撮像時のイメージセンサ20のシャッタースピードである。なお,ここでは輝度情報として平均輝度を例に挙げているが,これに限るものではなく,平均輝度の代わりに,輝度の最頻値や中央値を用いても構わない。
ave が192以上である場合には(ステップS20),sp2=sp2’×1/2とし(ステップS21),シャッタースピードsp2を速くする。Iave が64以上である場合には(ステップS22),すなわちIave が192未満64以上である場合には,sp2=sp2’とし(ステップS23),シャッタースピードsp2を変えない。Iave が64以上でない場合には(ステップS22),すなわちIave が64未満である場合には,sp2= sp2’×2とし(ステップS24),シャッタースピードsp2を遅くする。
色特徴候補領域周辺の平均輝度をもとに,イメージセンサ20のシャッタースピードsp2を制御することにより,信号機の形状を抽出するための適切な形状特徴画像を取得することができる。
図4は,本実施の形態による平均輝度算出領域の例を説明する図である。本実施の形態では,形状特徴画像200上の,色特徴候補領域周辺の平均輝度を算出するための領域を,平均輝度算出領域210と呼ぶものとする。図4に示すように,平均輝度算出領域210は,色特徴候補領域の色と大きさとによって決定される。図4(A)は,青色特徴候補領域110に対する平均輝度算出領域210の例を示し,図4(B)は,黄色特徴候補領域120に対する平均輝度算出領域210の例を示し,図4(C)は,赤色特徴候補領域130に対する平均輝度算出領域210の例を示す。
例えば,図4(A)において,青色特徴候補領域110の面積がSであり,青色特徴候補領域の中心座標が(xb ,yb )である場合の例について説明する。青色特徴候補領域110の面積Sから,平均輝度算出領域210を算出するための基準幅wを決定する。基準幅wは,例えば,青色特徴候補領域110の直径画素数の1.5倍の画素数とする。平均輝度算出領域210を,以下の条件を満たす座標(x,y)の画素の集合とする。
b −w ≦ x ≦ xb +w×3
b −w ≦ y ≦ yb +w
ここでは,信号機の形状を横型の信号機としており,青の灯火面は信号機の一番左であるため,平均輝度算出領域210は,青色特徴候補領域110の右側が広くなっている。
信号機の形状を横型の信号機とすれば,平均輝度算出領域210のy座標範囲は,黄色特徴候補領域120の場合も,赤色特徴候補領域130の場合も青色特徴候補領域110と同じであるので,上記の青色特徴候補領域110の中心座標を置き換えるだけで求められる。平均輝度算出領域210のx座標範囲は,信号機の灯火面の青,黄,赤という配置の情報を考慮すると,黄色特徴候補領域120の場合,赤色特徴候補領域130の場合で,それぞれ以下の条件となる。
y −w×2 ≦ x ≦ xy +w×2
r −w×3 ≦ x ≦ xr +w
なお,ここでは,黄色特徴候補領域120の中心座標が(xy ,yy )であり,赤色特徴候補領域の中心座標が(xr ,yr )であるものとする。
形状特徴候補領域抽出部14は,信号機の形状特徴に基づいて,形状特徴画像取得部13により取得された形状特徴画像から,信号機の候補領域を抽出する。
図5は,本実施の形態による形状特徴候補領域抽出処理フローチャートである。図5に示す形状特徴候補領域抽出処理の例では,信号機の形状のテンプレートを用いて,マッチングを行う。テンプレートを用いた画像マッチングの手法としては,様々なものがある。例えばカラー情報でマッチングする方法もあるが,ここでは,輝度情報でマッチングする方法について説明する。
信号機テンプレート情報記憶部15には,点灯色ごとに数種類のテンプレートがあらかじめ保持されており,抽出された色特徴候補領域の色に該当するテンプレートの一種類ごとに,図5に示す形状特徴候補領域抽出処理を行う。ただし,ひとつのテンプレートで形状特徴候補領域が抽出された場合には,他のテンプレートでのマッチングは行われないものとする。
まず,色特徴候補領域抽出部12で抽出された信号機の灯火面の大きさを取得し,それをもとにテンプレートの大きさを調整する(ステップS30)。ここでは,灯火面の大きさは,色特徴候補領域の縦幅と横幅との平均値であるものとする。
図6は,テンプレートの大きさ調整の例を説明する図である。図6では,抽出された赤色特徴候補領域130をもとにテンプレートの大きさを調整する例である。図6において,テンプレート300は,信号機テンプレート情報記憶部15に保持された,赤色の灯火面用のテンプレートの1つである。テンプレート300の大きさを,赤色特徴候補領域130の大きさに合わせて調整する。
図6において,テンプレート310は,赤色特徴候補領域130の大きさに合わせて調整されたテンプレートである。ここではさらに,抽出された赤色特徴候補領域130の大きさの誤差を踏まえて,テンプレート310より10%小さいテンプレート320と,テンプレート310より10%大きいテンプレート330とを用意する。
例えば,灯火面の大きさが30pixelの場合を基準とし,テンプレートはそのままの大きさのもの,10%大きくしたもの,10%小さくしたものと,3段階に用意するものとする。また,色特徴候補領域の大きさが15pixelの場合には,15/30=1/2なので,テンプレートは半分の大きさに調整したもの,55%の大きさのもの,45%の大きさのものと,3段階に用意する。
次に,形状特徴画像上のテンプレートによる探索の範囲,すなわちテンプレートを照合する範囲を決定する(ステップS31)。テンプレートを照合する範囲は,色特徴候補領域の色と大きさとによって決定する。テンプレートによる探索範囲は,例えば,図4に示す平均輝度算出領域210と同様とする。
決定された探索範囲内で,例えば縦横に3pixelずつずらしながら,テンプレートと形状特徴画像との相互相関係数を計算する(ステップS32)。算出された相互相関係数が,あらかじめ定められた閾値,例えば0.8よりも大きく,かつ最大となった領域を,信号機の形状特徴候補領域として抽出する(ステップS33)。
相互相関係数を求める方法としては,相関を表す指標が算出できればどのような方法でもよい。例えば,次式のような相互相関係数を用いる。以下の式では,形状特徴画像をf(x,y),テンプレートをg(x,y),テンプレートの面積をSとする。
Figure 0005071198
このような処理を,大きさを3段階にしたテンプレートのそれぞれについて行い,最終的に,相互相関係数が最大となる領域を信号機の形状特徴候補領域とする。なお,閾値条件を満たす相互相関係数が得られなかった場合には,そのテンプレートでは信号機が検出されなかったものと判断し,次のテンプレートによる形状特徴候補領域抽出処理に移る。
信号機検出部16は,形状特徴候補領域抽出部14により抽出された領域を信号機検出領域とする。また,色特徴候補領域抽出部12により抽出された,信号機検出領域の色を信号機の点灯色とする。さらに,自車(または,イメージセンサ20)から信号機までの距離dを求めるようにしてもよい。信号機検出領域の大きさや位置などから信号機までの距離dを求める方法としては,様々なものがある。
例えば,形状特徴候補領域が抽出されたテンプレートの大きさ調整の倍率mを用いた次式により,信号機までの距離dを求めることができる。
d=c/m
ここでcは定数であり,レンズ特性,イメージセンサの特性などによって決定される。例えば,レンズ特性,イメージセンサの特性などを考慮して,大きさを調整せずに形状特徴候補領域が抽出されたときに信号機までの距離dが20mとなるようにテンプレートの基準の大きさが決まっている場合に,定数c=20[m]とすることができる。このとき,形状特徴候補領域が抽出されたテンプレートの大きさ調整の倍率が0.5倍であれば,
d=20/0.5=40
となり,信号機までの距離d=40[m]が求められる。
得られた信号機検出領域,信号機の灯火色,信号機までの距離などの情報を,信号機検出情報として出力する。
図7は,本実施の形態1による信号機認識処理フローチャートである。ここで,本実施の形態1による一連の処理の流れを,簡単にまとめておく。
まず,イメージセンサ20から,信号機の灯火面が飽和しないように,また灯火面が暗くならない範囲に設定されたシャッタースピードsp1で撮像された画像を,色特徴画像として取得し(ステップS40),取得された色特徴画像から,所定の色および所定の形状を有する色特徴候補領域を抽出する(ステップS41)。所定の色としては,信号機の青,黄,赤の各点灯色に該当する色の範囲が指定されている。また,所定の形状は,円形度の閾値などにより定められている。
次に,イメージセンサ20から,抽出された色特徴候補領域の周辺の所定の範囲内の平均輝度に基づいて決定されたシャッタースピードsp2で撮像された画像を,形状特徴画像として取得し(ステップS42),取得された形状特徴画像から,所定の形状を有する形状特徴候補領域を抽出する(ステップS43)。所定の形状は,信号機の形状のテンプレートなどにより,指定されている。
抽出された形状特徴候補領域を信号機検出領域とし,このときの色特徴候補領域の色を信号機の色として,信号機を認識する(ステップS44)。さらに,信号機までの距離を算出するようにしてもよい。
〔実施の形態2〕
本実施の形態2では,高階調画像はRGBの3色がそれぞれ12bit階調で表された画像であるものとし,色特徴画像と形状特徴画像はRGBの3色がそれぞれ8bit階調で表された画像であるものとして説明を行うが,これ以外の形式,階調でも構わない。
図8は,本実施の形態2による信号機認識装置の構成例を示す図である。信号機認識装置10’は,色特徴画像取得部11,色特徴候補領域抽出部12,形状特徴画像取得部13,形状特徴候補領域抽出部14,信号機テンプレート情報記憶部15,信号機検出部16,高階調画像取得部17,形状特徴画像抽出情報記憶部18を備える。
なお,信号機認識装置10’において,色特徴候補領域抽出部12,形状特徴候補領域抽出部14,信号機テンプレート情報記憶部15,信号機検出部16については,前述の実施の形態1と同様であるので,説明を省略する。
イメージセンサ20’としては,高ダイナミックセンサであるCMOSイメージセンサなど,例えば12bit階調などの高階調で表された画像を取得できるものを用いる。イメージセンサ20’は,車両の前方,後方のどちらの方向を向けて取り付けられてもよいが,本実施の形態では,車両の前方を向けて取り付けられた場合について説明する。
イメージセンサ20’は,30fpsや60fpsなどで,画像を取得する。イメージセンサ20’は高ダイナミックセンサであるため,シャッタースピードやレンズの絞り,イメージセンサ20’の感度などはあらかじめ固定で定められているものとする。
実施の形態1でも述べたが,LED式の信号機の灯火色を確実に捕らえるようにする場合には,シャッタースピードを遅くして撮影する必要がある。高ダイナミックセンサを用いても信号機の灯火色が飽和してしまうような場合には,NDフィルタを用いたり,イメージセンサ20’の感度を下げたりするなどの,信号機の灯火色が飽和しないようにするための工夫が必要である。
高階調画像取得部17は,イメージセンサ20’から,撮像された高階調画像を取得する。ここで取得される高階調画像は,前述の12bit階調の画像である。
色特徴画像取得部11は,取得された高階調画像から,あらかじめ定められた階調で8bit分を,色特徴画像として抜き出す。
図9は,高階調画像と色特徴画像/形状特徴画像との関係を説明する図である。図9において,横軸は高階調画像の輝度の階調値を示し,縦軸はその輝度値の画素の出現頻度を示す。色特徴画像としては,信号機の灯火面が飽和しないように,また灯火面が暗くならないように,あらかじめ設定された8bit階調の画像が,高階調画像から抜き出される。
形状特徴画像取得部13は,高階調画像から,信号機の形状特徴を抽出するための,8bit階調の形状特徴画像を抜き出す(図9参照)。高階調画像から形状特徴画像を抜き出す階調部分は,例えば,色特徴候補領域の周囲の平均輝度算出領域(図4参照)の平均輝度に基づいて,調整される。なお,ここでは輝度情報として平均輝度を例に挙げているが,これに限るものではなく,平均輝度の代わりに,輝度の最頻値や中央値を用いても構わない。
例えば,色特徴候補領域の周囲の平均輝度が64以上192未満となるように8bit階調の画像が抜き出されるように用意され,形状特徴画像抽出情報記憶部18に保持された形状特徴画像抽出情報を,高階調画像における色特徴候補領域の周囲の平均輝度で参照して,抜き出す階調部分を決定する。
図10は,本実施の形態による形状特徴画像抽出情報の例を示す図である。例えば,高階調画像において,色特徴候補領域の周囲の平均輝度算出領域の平均輝度が754である場合に,図10に示す形状特徴画像抽出情報180を参照し,得られた640〜895の階調部分を,形状特徴画像として高階調画像から抜き出す。具体的には,高階調画像をfDR(x,y)とすると,形状特徴画像fS (x,y)は,
・fDR(x,y)<640のとき,
S (x,y)=0
・640≦fDR(x,y)≦895のとき,
S (x,y)=fDR(x,y)−640
・895<fDR(x,y)のとき,
S (x,y)=255
と,決定することができる。
図11は,本実施の形態2による信号機認識処理フローチャートである。ここで,本実施の形態2による一連の処理の流れを,簡単にまとめておく。まず,イメージセンサ20から,高階調画像を取得する(ステップS50)。
取得された高階調画像から,信号機の灯火面が飽和しないように,また灯火面が暗くならないように,定められた階調部分の画像を,色特徴画像として取得し(ステップS51),取得された色特徴画像から,所定の色および所定の形状を有する色特徴候補領域を抽出する(ステップS52)。
次に,取得された高階調画像から,高階調画像における色特徴候補領域の周辺の所定の範囲内の平均輝度に基づいて,形状特徴画像における色特徴候補領域の周囲の平均輝度が所定の階調範囲内になるように調整された画像を,形状特徴画像として取得し(ステップS53),取得された形状特徴画像から,所定の形状を有する形状特徴候補領域を抽出する(ステップS54)。
抽出された形状特徴候補領域を信号機検出領域とし,このときの色特徴候補領域の色を信号機の色として,信号機を認識する(ステップS55)。さらに,信号機までの距離を算出するようにしてもよい。
以上,本実施の形態1,本実施の形態2について説明したが,本発明はこれらの実施の形態に限られるものではない。例えば,本実施の形態では,左から青,黄,赤の点灯色を持つ横型の信号機のみを考慮して説明を行っているが,上から赤,黄,青の点灯色を持つ縦型の信号機や,矢印つきの信号機など,他の形状の信号機も抽出できるように,平均輝度算出領域や,信号機の形状のテンプレートを設定することもできる。
また,例えば,画像から複数の信号機検出領域を検出することも可能であり,検出された複数の信号機から最も距離が近い信号機を認識するなどの処理も可能である。
以上説明した本実施の形態の特徴を列挙すると,以下の通りとなる。
(付記1)
同じ被写体が撮影されている第一の画像と第二の画像とを取得する画像取得部と,
前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する第一の領域抽出部と,
前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する第二の領域抽出部と,
前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する信号機検出部とを備える
ことを特徴とする信号機認識装置。
(付記2)
前記第二の画像は,前記第一の画像または以前に撮影された第二の画像の輝度情報に基づいて決定されたシャッタースピードで撮像された画像である
ことを特徴とする付記1に記載の信号機認識装置。
(付記3)
前記第一の画像は,所定のシャッタースピードで撮像された画像であり,
前記第二の画像は,前記第一の画像または以前に撮影された第二の画像において,前記第一の領域の所定の周辺領域の平均輝度に基づいて決定されたシャッタースピードで撮像された画像である
ことを特徴とする付記1に記載の信号機認識装置。
(付記4)
前記第一の画像と前記第二の画像とは,前記被写体について撮影された1つの画像から生成された,互いに異なる画像である
ことを特徴とする付記1に記載の信号機認識装置。
(付記5)
前記第一の画像は,前記被写体について撮影された1つの画像から,所定の階調部分が抜き出された画像であり,
前記第二の画像は,前記被写体について撮影された1つの画像における前記第一の領域の所定の周辺領域の平均輝度に基づいて,前記第二の画像における前記第一の領域の所定の周辺領域の平均輝度が所定の範囲になるように決定された階調部分が,前記被写体について撮影された1つの画像から抜き出された画像である
ことを特徴とする付記1に記載の信号機認識装置。
(付記6)
前記第二の領域抽出部は,前記第一の領域の色に基づいてテンプレートを決定し,決定されたテンプレートに基づいて,前記第二の画像から前記第二の領域を抽出する
ことを特徴とする付記1から付記5までのいずれかに記載の信号機認識装置。
(付記7)
前記信号機検出部は,画像上での前記第二の領域の大きさに基づいて,前記画像を撮影したカメラから前記第二の領域に撮影された信号機までの距離を求める
ことを特徴とする付記1から付記6までのいずれかに記載の信号機認識装置。
(付記8)
信号機認識装置が実行する信号機認識方法であって,
第一の画像を取得する過程と,
前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する過程と,
前記第一の画像と同じ被写体が撮影されている第二の画像を取得する過程と,
前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する過程と,
前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する過程とを有する
ことを特徴とする信号機認識方法。
(付記9)
コンピュータを,
同じ被写体が撮影されている第一の画像と第二の画像とを取得する画像取得部と,
前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する第一の領域抽出部と,
前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する第二の領域抽出部と,
前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する信号機検出部として,
機能させるための信号機認識プログラム。
本実施の形態1による信号機認識装置の構成例を示す図である。 本実施の形態による色特徴候補領域抽出処理フローチャートである。 本実施の形態1による形状特徴画像取得時のイメージセンサのシャッタースピードを調整する処理のフローチャートである。 本実施の形態による平均輝度算出領域の例を説明する図である。 本実施の形態による形状特徴候補領域抽出処理フローチャートである。 テンプレートの大きさ調整の例を説明する図である。 本実施の形態1による信号機認識処理フローチャートである。 本実施の形態2による信号機認識装置の構成例を示す図である。 高階調画像と色特徴画像/形状特徴画像との関係を説明する図である。 本実施の形態による形状特徴画像抽出情報の例を示す図である。 本実施の形態2による信号機認識処理フローチャートである。
符号の説明
10,10’ 信号機認識装置
11 色特徴画像取得部
12 色特徴候補領域抽出部
13 形状特徴画像取得部
14 形状特徴候補領域抽出部
15 信号機テンプレート情報記憶部
16 信号機検出部
17 高階調画像取得部
18 形状特徴画像抽出情報記憶部
20,20’ イメージセンサ

Claims (5)

  1. 撮影画像から,所定の階調部分を抜き出した第一の画像を取得する第一の画像取得部と,
    前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する第一の領域抽出部と,
    前記撮影画像から,前記撮影画像における前記第一の領域の所定の周辺領域の輝度情報に基づいて,該輝度情報が所定の範囲になるように決定された階調部分を抜き出した第二の画像を取得する第二の画像取得部と,
    前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する第二の領域抽出部と,
    前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する信号機検出部とを備える
    ことを特徴とする信号機認識装置。
  2. 前記第二の領域抽出部は,前記第一の領域の色に基づいてテンプレートを決定し,決定されたテンプレートに基づいて,前記第二の画像から前記第二の領域を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号機認識装置。
  3. 前記信号機検出部は,画像上での前記第二の領域の大きさに基づいて,前記画像を撮影したカメラから前記第二の領域に撮影された信号機までの距離を求める
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の信号機認識装置。
  4. 信号機認識装置が実行する信号機認識方法であって,
    撮影画像から,所定の階調部分を抜き出した第一の画像を取得する過程と,
    前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する過程と,
    前記撮影画像から,前記撮影画像における前記第一の領域の所定の周辺領域の輝度情報に基づいて,該輝度情報が所定の範囲になるように決定された階調部分を抜き出した第二の画像を取得する過程と,
    前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する過程と,
    前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する過程とを有する
    ことを特徴とする信号機認識方法。
  5. コンピュータを,
    撮影画像から,所定の階調部分を抜き出した第一の画像を取得する第一の画像取得部と,
    前記第一の画像から,所定の色および形状を有する第一の領域を抽出する第一の領域抽出部と,
    前記撮影画像から,前記撮影画像における前記第一の領域の所定の周辺領域の輝度情報に基づいて,該輝度情報が所定の範囲になるように決定された階調部分を抜き出した第二の画像を取得する第二の画像取得部と,
    前記第二の画像から,前記抽出された第一の領域を含む,所定の形状を有する第二の領域を抽出する第二の領域抽出部と,
    前記第二の領域を検出された信号機の領域として認識し,前記第一の領域の色を信号の点灯色として認識する信号機検出部として,
    機能させるための信号機認識プログラム。
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