JP7268497B2 - 信号認識システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に適用され、車両の周囲の信号機の点灯状態を認識する信号認識システムに関する。
特許文献1は、信号機とその状態を検出する方法を開示している。その方法は、まず、車両に搭載されたセンサを用いて対象領域(target area)をスキャンして、対象領域に関する情報(画像)を取得する。ここで、対象領域とは、信号機が存在する典型的な領域である。続いて、その方法は、対象領域情報から信号機を検出し、その信号機の位置を検出する。更に、その方法は、検出した信号機の状態(青、黄、赤、あるいは不明)を、輝度に基づいて判定する。例えば、青の輝度が最も高い場合、検出した信号機の状態は青であると判定される。
米国特許出願公開第2013/0253754号明細書
特許文献1に開示されている方法によれば、車両に搭載されたセンサを用いることによって、対象領域に関する情報(画像)が取得される。そして、画像解析によって信号機の点灯状態が認識される。しかしながら、画像解析による点灯状態の認識精度には限界がある。
本発明の1つの目的は、車両の周囲の信号機の点灯状態の認識精度を向上させることができる技術を提供することにある。
本発明の1つの観点は、車両に適用される信号認識システムに関連する。
前記信号認識システムは、
1又は複数の記憶装置と、
1又は複数のプロセッサと
を備える。
前記1又は複数の記憶装置には、
前記車両に搭載されたカメラによって撮像され、前記車両の周囲の状況を示す画像を含むカメラ撮像情報と、
複数の灯火部分を有する信号機に関する情報であって、前記複数の灯火部分の間の相対位置関係、及び前記複数の灯火部分の各々の点灯時の外観を示す灯火パターン情報と
が格納される。
前記1又は複数のプロセッサは、
前記カメラ撮像情報に基づいて、前記車両の周囲の対象信号機を検出し、前記対象信号機の複数の検出部分の各々の外観を少なくとも示す信号検出情報を取得し、
前記信号検出情報と前記灯火パターン情報とを比較することによって前記対象信号機の点灯状態を認識する点灯状態認識処理を行い、
前記点灯状態認識処理において、前記1又は複数のプロセッサは、前記対象信号機の前記複数の検出部分の各々の前記外観と整合する前記複数の灯火部分の点灯状態を、前記対象信号機の前記点灯状態として認識する。
本発明の1つの観点によれば、信号認識システムは、カメラ撮像情報に基づいて、車両の周囲の対象信号機を検出し、信号検出情報を取得する。信号検出情報は、対象信号機の複数の検出部分の各々の外観を少なくとも示す。
信号認識システムは、対象信号機の点灯状態を認識するために、カメラ撮像情報に基づく信号検出情報だけでなく、カメラ撮像情報から独立した灯火パターン情報も用いる。灯火パターン情報は、信号機の複数の灯火部分の間の相対位置関係、及び複数の灯火部分の各々の点灯時の外観を示す。信号認識システムは、信号検出情報と灯火パターン情報とを比較する。そして、信号認識システムは、対象信号機の複数の検出部分の各々の外観と整合する複数の灯火部分の点灯状態を、対象信号機の点灯状態として認識する。
このように、カメラ撮像情報に基づく信号検出情報とカメラ撮像情報から独立した灯火パターン情報とを比較することによって、対象信号機の点灯状態が認識されるため、認識精度が向上する。更に、その比較においては、対象信号機の単一の検出部分ではなく複数の検出部分が着目される。このことも、認識精度の向上に寄与する。
本発明の実施の形態の概要を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の一例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第1の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第2の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第3の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第4の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第5の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第6の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る点灯状態認識処理の第7の例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の様々な例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の更に他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の更に他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の更に他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る灯火パターン情報の更に他の例を示す概念図である。 本発明の実施の形態における信号機地図情報の一例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態における灯火パターンデータベースの一例を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る信号認識システムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る信号認識システムによる処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る信号検出処理を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る信号認識システムの第1の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るセンサ群と運転環境情報の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る信号認識システムの第2の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第1の変形例に係る信号認識システムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第1の変形例に係る信号認識システムによる処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の第2の変形例に係る信号認識システムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第3の変形例に係る信号認識システムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第4の変形例に係る信号認識システムの機能構成例を示すブロック図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.概要
1-1.信号認識システム
図1は、本発明の実施の形態の概要を説明するための概略図である。車両1は、道路上を走行する。道路には信号機(交通信号機)が設置されている。車両1は、信号機の点灯状態(信号表示)に従って走行する。車両1の自動運転を実現するためには、車両1の周囲の信号機の点灯状態を自動的に認識することが望ましい。
信号認識システム10は、車両1に適用され、車両1の周囲の信号機の点灯状態を自動的に認識する。典型的には、信号認識システム10は、車両1に搭載されている。あるいは、信号認識システム10は、車両1の外部の外部装置に配置され、信号機の点灯状態をリモートで認識してもよい。あるいは、信号認識システム10は、車両1と外部装置とに分散的に配置されていてもよい。
信号認識システム10は、まず、カメラ撮像情報IMGを取得する。カメラ撮像情報IMGは、車両1に搭載されたカメラ(撮像装置)2によって得られる情報である。カメラ2は、車両1の周囲の状況を撮像する。典型的には、カメラ2は、車両1の前方の状況を撮像することができるように設置されている。カメラ撮像情報IMGは、カメラ2によって撮像された画像、すなわち、車両1の周囲の状況を示す画像を含んでいる。
信号認識システム10は、カメラ撮像情報IMGに基づいて、車両の周囲の信号機を検出する。カメラ2によって撮像された画像の中から信号機を検出(抽出)する画像解析手法は、周知である。カメラ撮像情報IMGに基づいて検出された信号機は、以下「対象信号機SX」と呼ばれる。対象信号機SXのうち検出された部分は、以下「検出部分」と呼ばれる。典型的には、色や形状が異なる複数の検出部分が存在する。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの検出結果を示す情報である。例えば、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの各検出部分が点灯しているか否かを示す。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの各検出部分の色を示していてもよい。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの各検出部分の形状を示していてもよい。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の間の相対位置関係を示していてもよい。
信号認識システム10は、信号検出情報DTCに基づいて、対象信号機SXの点灯状態(信号表示)を認識することができる。しかしながら、信号検出情報DTC“だけ”が用いられる場合、点灯状態の認識精度は必ずしも高くない。何故なら、信号検出情報DTCの精度自体が必ずしも高くないからである。
例えば、カメラ2の性能が低い場合、信号検出情報DTCの精度も低くなる。また、信号検出情報DTCの精度は、カメラ2の性能だけでなく、画像解析の性能によっても変わる。しかしながら、画像解析の性能には限界がある。点灯部分の様々な形状(例:丸、矢印、数字)や様々な点灯パターンを完全に識別するためには、現実的ではない数の学習が必要となる。つまり、画像解析による点灯状態の認識精度には限界がある。
このように、カメラ撮像情報IMGから得られる信号検出情報DTC“だけ”が用いられる場合、対象信号機SXの点灯状態の認識精度は必ずしも十分ではない。そこで、本実施の形態によれば、対象信号機SXの点灯状態の認識精度を向上させるために、信号検出情報DTCに加えて、カメラ撮像情報IMGから独立した「灯火パターン情報PAT」が用いられる。
1-2.灯火パターン情報
図2は、本実施の形態に係る灯火パターン情報PATの一例を説明するための概念図である。一般的に、信号機は、複数の灯火部分を有する。灯火部分とは、点灯及び消灯する部分である。灯火部分としては、電球、LED(Light Emitting Diode)、発光装置、ディスプレイ、等が例示される。以下、信号機は、N個(Nは2以上の整数)の灯火部分を有するとする。
灯火パターン情報PATは、信号機のN個の灯火部分のパターンを示す。ここでのパターンは、N個の灯火部分の間の「相対位置関係」、すなわち、N個の灯火部分の「配置」を含む。更に、パターンは、N個の灯火部分の各々が点灯したときの「外観」を含む。灯火部分の点灯時の「外観」は、少なくとも「色(青、黄、赤、等)」及び「形状(円、矢印、等)」を含む。
図2に例示される灯火パターン情報PATは、6個の灯火部分L1~L6を有する信号機に関するものである。灯火部分L1~L3は、典型的な円形信号であり、上段において水平方向に配置されている。灯火部分L4~L6は、矢印信号であり、下段において水平方向に配置されている。灯火部分L1~L3は、左から右に向かってこの順番で一列に配置されている。灯火部分L4~L6は、左から右に向かってこの順番で一列に配置されている。よって、灯火部分L1、L4は上下方向に隣接しており、灯火部分L2、L5は上下方向に隣接しており、灯火部分L3、L6は上下方向に隣接している。
灯火部分L1の点灯時の外観は、青色の円(Green Circle)である。括弧内は英訳である。灯火部分L2の点灯時の外観は、黄色の円(Yellow Circle)である。灯火部分L3の点灯時の外観は、赤色の円(Red Circle)である。灯火部分L4の点灯時の外観は、青色の左矢印(Green Left Arrow)である。灯火部分L5の点灯時の外観は、青色の上矢印(Green Up Arrow)である。灯火部分L6の点灯時の外観は、青色の右矢印(Green Right Arrow)である。尚、図中の大文字「G」、「Y」、「R」は、それぞれ、青色、黄色、赤色を意味する。これは、以下の図においても同様である。
各灯火部分の非点灯時の色は、黒色である。このことは、暗黙の想定であってもよいし、灯火パターン情報PATにおいて明示されていてもよい。
1-3.点灯状態認識処理
本実施の形態に係る信号認識システム10は、信号検出情報DTCと灯火パターン情報PATとを比較することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識する。この処理は、以下「点灯状態認識処理」と呼ばれる。以下、本実施の形態に係る点灯状態認識処理のいくつかの例を説明する。
1-3-1.第1の例
図3は、点灯状態認識処理の第1の例を説明するための概念図である。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの2つの検出部分に関する情報を含んでいる。より詳細には、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの2つの検出部分の各々の「外観」を示している。本例では、対象信号機SXの検出部分の外観は、色と形状(点灯時の点灯部分の形状)の両方を含んでいる。一方の検出部分の外観は「赤色の円」であり、他方の検出部分の外観は「青色の右矢印」である。但し、2つの検出部分の間の相対位置関係は定かではないとする。
信号認識システム10は、信号検出情報DTCと灯火パターン情報PATとを比較する。そして、信号認識システム10は、対象信号機SXの2つの検出部分の各々の外観と整合(マッチ)する灯火部分L1~L6の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。
灯火パターン情報PATによれば、灯火部分L3の点灯時の外観は「赤色の円」であり、灯火部分L6の点灯時の外観は「青色の右矢印」である。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L3、L6:点灯、L1、L2、L4、L5:非点灯」と認識される。すなわち、上下に並んだ「赤色の円形信号」と「青色の右矢印信号」が点灯していると認識される。
このように、第1の例によれば、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観を示している。それら複数の検出部分の間の相対位置関係が不明であっても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-2.第2の例
図4は、点灯状態認識処理の第2の例を説明するための概念図である。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの2つの検出部分に関する情報を含んでいる。より詳細には、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの2つの検出部分の各々の「外観」に加えて、それら2つの検出部分の間の「相対位置関係」を示している。但し、本例では、検出部分の外観は、色だけを含み、形状(点灯時の点灯部分の形状)は不明である。一方の検出部分の外観は「赤色」であり、他方の検出部分の外観は「青色」であり、それら2つの検出部分が上下に並んでいる。
信号認識システム10は、信号検出情報DTCと灯火パターン情報PATとを比較する。そして、信号認識システム10は、対象信号機SXの2つの検出部分の各々の外観及び2つの検出部分の間の相対位置関係と整合(マッチ)する灯火部分L1~L6の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。
灯火パターン情報PATによれば、灯火部分L3の点灯時の外観は「赤色」であり、灯火部分L6の点灯時の外観は「青色」であり、且つ、それら灯火部分L3、L6は上下に並んでいる。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L3、L6:点灯、L1、L2、L4、L5:非点灯」と認識される。すなわち、上下に並んだ「赤色の円形信号」と「青色の右矢印信号」が点灯していると認識される。
このように、第2の例によれば、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観(色)と、それら複数の検出部分の間の相対位置関係を示している。各検出部分の正確な形状が不明であっても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-3.第3の例
図5は、点灯状態認識処理の第3の例を説明するための概念図である。信号検出情報DTCは、上述の第2の例(図4)の場合の内容に加えて、2つの検出部分の各々の大まかな形状も示している。一方の検出部分の外観は「赤色の円」であり、他方の検出部分の外観は「青色の矢印」であり、それら2つの検出部分が上下に並んでいる。但し、矢印の方向までは分からないとする。
第2の例の場合と同様に、対象信号機SXの点灯状態は、「L3、L6:点灯、L1、L2、L4、L5:非点灯」と認識される。すなわち、上下に並んだ「赤色の円形信号」と「青色の右矢印信号」が点灯していると認識される。矢印方向が不明であっても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-4.第4の例
図6は、点灯状態認識処理の第4の例を説明するための概念図である。信号検出情報DTCは、点灯部分に関する情報だけでなく、非点灯部分に関する情報を含んでいてもよい。すなわち、対象信号機SXの複数の検出部分は、点灯部分と非点灯部分の両方を含んでいてもよい。非点灯部分の色は、黒色である。
図6に示される例では、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの4つの検出部分の各々の「外観」に加えて、それら4つの検出部分の間の「相対位置関係」を示している。本例では、検出部分の外観は、色だけを含み、形状(点灯時の点灯部分の形状)は不明である。1つの検出部分の外観は「青色」であり、他の3つの検出部分の外観は「黒色」である。更に、3つの黒色の検出部分は、青色の検出部分の右、下、及び右下のそれぞれに位置している。
灯火パターン情報PATによれば、青色の検出部分の候補としては、灯火部分L1、L4~L6の4つが存在する。但し、右、下、及び右下に他の灯火部分が存在しているのは、灯火部分L1だけである。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L1:点灯、L2~L6:非点灯」と認識される。すなわち、「青色の円形信号」だけが点灯していると認識される。
このように、第4の例によれば、黒色の非点灯部分も検出部分の一つとして利用される。その結果、対象信号機SXの点灯部分が1つだけである場合においても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-5.第5の例
図7は、点灯状態認識処理の第5の例を説明するための概念図である。上述の第4の例(図6)の場合と同様に、対象信号機SXの複数の検出部分は、点灯部分と非点灯部分の両方を含んでいる。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの6つの検出部分の各々の「外観」に加えて、それら6つの検出部分の間の「相対位置関係」を示している。本例では、検出部分の外観は、色だけを含み、形状(点灯時の点灯部分の形状)は不明である。すなわち、赤色の検出部分が右上に位置し、3つの黒色の検出部分が、赤色の検出部分の左、下、及び左下のそれぞれに位置している。また、青色の検出部分が左下に位置し、3つの黒色の検出部分が、青色の検出部分の右、上、及び右上のそれぞれに位置している。
灯火パターン情報PATによれば、青色の検出部分の候補としては、灯火部分L1、L4~L6の4つがある。但し、右、上、及び右上に他の灯火部分が存在しているのは、灯火部分L4だけである。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L3、L4:点灯、L1、L2、L5、L6:非点灯」と認識される。すなわち、「赤色の円形信号」と「青色の左矢印信号」が点灯していると認識される。
このように、第5の例によれば、黒色の非点灯部分も検出部分の一つとして利用される。その結果、対象信号機SXの各検出部分の正確な形状が不明であっても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-6.第6の例
図8は、点灯状態認識処理の第6の例を説明するための概念図である。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの6つの検出部分の各々の「外観」に加えて、それら6つの検出部分の間の「相対位置関係」を示している。本例では、検出部分の外観は「点灯しているか否か」を含むが、色及び形状は不明である。つまり、対象信号機SXの各検出部分が点灯しているか否かだけが判明しており、各検出部分の色及び形状は不明である。
図8に示される例では、6つの検出部分のうち右上と左下の検出部分が点灯している。右上と左下の2つの点灯部分の間には、非点灯部分が介在している。灯火パターン情報PATを参照すると、2つの点灯部分は、灯火部分L3、L4に相当することが分かる。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L3、L4:点灯、L1、L2、L5、L6:非点灯」と認識される。すなわち、「赤色の円形信号」と「青色の左矢印信号」が点灯していると認識される。
このように、第6の例によれば、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の間の相対位置関係と、各検出部分が点灯しているか否かを示している。各検出部分の色及び形状が不明であっても、灯火パターン情報PATを参照することによって、対象信号機SXの点灯状態を高精度に認識することが可能となる。
1-3-7.第7の例
図9は、点灯状態認識処理の第7の例を説明するための概念図である。本例では、信号機は、水平方向に配置された3つの灯火部分L1~L3だけを有する。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの3つの検出部分の間の相対位置関係と、各検出部分が点灯しているか否かを示している。具体的には、3つの検出部分のうち右端の検出部分が点灯しており、左端及び中央の検出部分は点灯していない。灯火パターン情報PATを参照すると、右端の点灯部分は、灯火部分L3に相当することが分かる。従って、対象信号機SXの点灯状態は、「L3:点灯、L1、L2:非点灯」と認識される。すなわち、「赤色の円形信号」が点灯していると認識される。
以上に説明されたように、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の「外観」を少なくとも示す。例えば、各検出部分の外観は、各検出部分の「色」を含む。各検出部分の外観は、更に、各検出部分の「点灯時の形状」を含んでいてもよい。信号検出情報DTCは、更に、対象信号機SXの複数の検出部分の間の「相対位置関係」を示していてもよい。相対位置関係が分かる場合、対象信号機SXの点灯状態の認識精度は更に高くなる。また、相対位置関係が分かる場合、各検出部分の外観は、各検出部分が「点灯しているか否か」を含んでいてもよい。検出部分の外観が詳細になるほど、対象信号機SXの点灯状態の認識精度は高くなる。
1-4.様々な灯火パターン情報
道路上には様々な形式の信号機が存在する。また、信号機の形式は、国によっても異なり得る。従って、灯火パターン情報PATは、信号機の形式毎にあらかじめ用意されると好適である。
図10は、灯火パターン情報PATの様々な例を示している。図10中の例[A]は、図9で示されたものと同じであり、例[D]は、図2で示されたものと同じである。例[B]は、右矢印信号だけを矢印信号として有する。例[C]は、左斜め上向き矢印信号を有する。灯火パターン情報PATにおいて、「左斜め上向き矢印」は、「上矢印あるいは左矢印」と定義されてもよい。
図11は、灯火パターン情報PATの更に他の例を示している。図11に示される例では、赤色、黄色、及び青色の円形信号が鉛直方向に配置されている。例[B]は、矢印信号を更に有する。例[C]は、黄色の矢印信号と青色の矢印信号を有する。
図12は、灯火パターン情報PATの更に他の例を示している。図12に示される例では、信号機は、「数字」を示す灯火部分を有している。図12中の例[A]では、数字を示す灯火部分が、青信号を示す灯火部分の左隣りに配置されており、その数字は、青信号表示の残り時間を意味する。例[B]では、赤信号表示の残り時間を表す数字を示す灯火部分が配置されている。
図13は、灯火パターン情報PATの更に他の例を示している。図13に示される例では、1つの信号機が、離間した2つの部分信号機から構成されている。右側の部分信号機は、ある交差点における直進用の信号機である。左側の部分信号機は、同じ交差点における左折用の信号機である。
図14は、灯火パターン情報PATの更に他の例を示す概念図である。図14に示される例では、「赤色の×形状」の灯火部分と「青色の上矢印」の灯火部分とが隣接して配置されている。例えば、「赤色の×形状」は進入禁止を意味し、「青色の上矢印」は進入許可を意味する。
複数種類の灯火パターン情報PATがある場合、対象信号機SXに関連付けられた適切な灯火パターン情報PATが選択される。あるいは、複数種類の灯火パターン情報PATのそれぞれを用いて点灯状態認識処理を行った後、最も整合性の高い認識結果を採用してもよい。灯火パターン情報PATの選択及び利用の詳細については、後述される。
1-5.まとめ及び効果
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、信号認識システム10は、カメラ撮像情報IMGに基づいて、車両1の周囲の対象信号機SXを検出し、信号検出情報DTCを取得する。信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観を少なくとも示す。
信号認識システム10は、対象信号機SXの点灯状態を認識するために、カメラ撮像情報IMGに基づく信号検出情報DTCだけでなく、カメラ撮像情報IMGから独立した灯火パターン情報PATも用いる。灯火パターン情報PATは、信号機のN個の灯火部分の間の相対位置関係、及びN個の灯火部分の各々の点灯時の外観を示す。信号認識システム10は、信号検出情報DTCと灯火パターン情報PATとを比較する。そして、信号認識システム10は、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観と整合するN個の灯火部分の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。
このように、カメラ撮像情報IMGに基づく信号検出情報DTCとカメラ撮像情報IMGから独立した灯火パターン情報PATとを比較することによって、対象信号機SXの点灯状態が認識されるため、認識精度が向上する。更に、その比較においては、対象信号機SXの単一の検出部分ではなく複数の検出部分が着目される。このことも、認識精度の向上に寄与する。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観と、それら複数の検出部分の間の相対位置関係を示していてもよい。この場合、信号認識システム10は、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観及び複数の検出部分の間の相対位置関係と整合するN個の灯火部分の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。これにより、認識精度が更に向上する。
以下、本実施の形態に係る信号認識システム10について更に詳しく説明する。
2.信号認識システムの機能構成例
2-1.信号機地図情報
図15は、本実施の形態における信号機地図情報SG_MAPの一例を説明するための概念図である。信号機地図情報SG_MAPは、信号機に関する地図情報である。より詳細には、信号機地図情報SG_MAPは、信号機(SG1、SG2、SG3・・・)毎に、その位置[X,Y,Z]と向きHを示している。ここで、位置[X,Y,Z]とは、絶対位置であり、絶対座標系(緯度、経度、高度)において定義される。向きHも、絶対座標系において定義される。このような信号機地図情報SG_MAPは、あらかじめ作成される。
2-2.灯火パターンデータベース
図16は、本実施の形態における灯火パターンデータベースPAT_DBの一例を説明するための概念図である。灯火パターンデータベースPAT_DBは、信号機(SG1、SG2、SG3・・・)毎に、用いるべき灯火パターン情報PAT(PAT1、PAT2、PAT3)を示している。より詳細には、灯火パターンデータベースPAT_DBは、信号機(SG1、SG2、SG3・・・)の位置[X,Y,Z]と灯火パターン情報PAT(PAT1、PAT2、PAT3)とを関連付けて示している。信号機の位置[X,Y,Z]及び向きHと灯火パターン情報PATとが関連付けられもよい。このような灯火パターンデータベースPAT_DBは、あらかじめ作成される。
信号機地図情報SG_MAPと灯火パターンデータベースPAT_DBとは、一体化されてもよい。つまり、信号機地図情報SG_MAPは、信号機(SG1、SG2、SG3・・・)毎に、位置[X,Y,Z]、向きH、及び用いるべき灯火パターン情報PAT(PAT1、PAT2、PAT3)を示してもよい。
2-3.機能構成及び処理フロー
図17は、本実施の形態に係る信号認識システム10の機能構成例を示すブロック図である。信号認識システム10は、信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40を備えている。図18は、本実施の形態に係る信号認識システム10による処理を示すフローチャートである。図17及び図18を参照して、本実施の形態に係る信号認識システム10による処理を説明する。
2-3-1.ステップS10
車両1に搭載されたカメラ2は、車両1の周囲の状況を撮像する。カメラ撮像情報IMGは、カメラ2によって撮像された画像、すなわち、車両1の周囲の状況を示す画像を含んでいる。信号検出部20は、カメラ撮像情報IMGを取得する。
2-3-2.ステップS20
信号検出部20は、カメラ撮像情報IMGに基づいて、車両1の周囲の信号機を検出する「信号検出処理」を行う。
まず、信号検出部20は、カメラ撮像情報IMGで示される画像の中の「着目領域ROI」を設定する(ステップS21)。図19に示されるように、着目領域ROIとは、画像の中で信号機が存在すると想定される領域である。着目領域ROIを設定するために、位置情報POSと上述の信号機地図情報SG_MAP(図15参照)が用いられる。
位置情報POSは、絶対座標系における車両1あるいはカメラ2の位置及び向きを示す。車両1に固定された車両座標系におけるカメラ2の設置位置及び設置方向は既知である。よって、絶対座標系における車両1の位置及び向きから、絶対座標系におけるカメラ2の位置及び向きを算出することができる。
カメラ2の位置及び向きに基づいて、カメラ2によって撮像されていると想定される信号機を信号機地図情報SG_MAPの中から抽出することができる。つまり、信号検出部20は、位置情報POSと信号機地図情報SG_MAPに基づいて、カメラ2によって撮像されていると想定される信号機を特定する。そして、信号検出部20は、カメラ2と特定された信号機との間の相対位置関係に基づいて、特定された信号機が存在する画像領域を着目領域ROIとして設定する。1つの画像に複数の着目領域ROIが存在する場合もある。
着目領域ROIの設定後、信号検出部20は、着目領域ROIの中から信号機を検出する。画像の中から信号機を検出(抽出)する画像解析手法は、周知である(例えば、特許文献1参照)。着目領域ROIをあらかじめ設定することによって、信号検出処理の計算量が大幅に削減される。
この信号検出処理によって検出された信号機が、点灯状態を認識する対象である「対象信号機SX」である。信号検出部20は、対象信号機SXの検出結果を示す信号検出情報DTCを取得する。
図3~図9で説明されたように、信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の「外観」を少なくとも示す。例えば、各検出部分の外観は、各検出部分の「色」を含む。各検出部分の外観は、更に、各検出部分の「点灯時の形状」を含んでいてもよい。信号検出情報DTCは、更に、対象信号機SXの複数の検出部分の間の「相対位置関係」を示していてもよい。相対位置関係が分かる場合、各検出部分の外観は、各検出部分が「点灯しているか否か」を含んでいてもよい。
2-3-3.ステップS30
パターン選択部30は、用いる灯火パターン情報PATを選択する「灯火パターン選択処理」を行う。本実施の形態では、パターン選択部30は、灯火パターンデータベースPAT_DB(図16)の中から、用いる灯火パターン情報PATを選択する(ステップS31)。
より詳細には、灯火パターンデータベースPAT_DBと上述の位置情報POSが用いられる。パターン選択部30は、カメラ2の位置及び向きに基づいて、カメラ2によって撮像されていると想定される信号機を灯火パターンデータベースPAT_DBの中から特定する。特定された信号機は、対象信号機SXに相当する。そして、パターン選択部30は、特定された信号機(対象信号機SX)の位置に関連付けられた灯火パターン情報PATを、灯火パターンデータベースから取得(選択)する。
2-3-4.ステップS40
点灯状態認識部40は、対象信号機SXの灯火状態を認識する「点灯状態認識処理」を行う。より詳細には、点灯状態認識部40は、信号検出情報DTCと灯火パターン情報PATとを比較することによって、対象信号機SXの灯火状態を認識する(図3~図9参照)。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観を少なくとも示している。灯火パターン情報PATは、信号機のN個の灯火部分の間の相対位置関係、及びN個の灯火部分の各々の点灯時の外観を示している。点灯状態認識部40は、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観と整合するN個の灯火部分の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。
信号検出情報DTCは、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観と、それら複数の検出部分の間の相対位置関係を示していてもよい。この場合、点灯状態認識部40は、対象信号機SXの複数の検出部分の各々の外観及び複数の検出部分の間の相対位置関係と整合するN個の灯火部分の点灯状態を、対象信号機SXの点灯状態として認識する。
2-3-5.ステップS50
点灯状態認識部40は、点灯状態認識処理の結果を示す認識結果情報RESを生成する。認識結果情報RESは、車両1の自動運転制御等に利用される。
3.信号認識システムの具体的な構成例
以下、本実施の形態に係る信号認識システム10の具体的な構成例について説明する。
3-1.第1の構成例
図20は、本実施の形態に係る信号認識システム10の第1の構成例を示すブロック図である。第1の構成例では、信号認識システム10は、車両1に搭載された車載装置100によって実現される。
車載装置100は、センサ群110、通信装置120、走行装置130、及び制御装置140を備えている。
センサ群110は、車両1の運転環境を示す運転環境情報ENVを取得する。
図21は、センサ群110と運転環境情報ENVの例を示すブロック図である。センサ群110は、位置センサ111、周辺状況センサ112、及び車両状態センサ113を含んでいる。運転環境情報ENVは、位置情報POS、周辺状況情報SIT、及び車両状態情報STAを含んでいる。
位置センサ111は、車両1の位置及び向きを検出する。例えば、位置センサ111は、車両1の位置及び向きを検出するGPS(Global Positioning System)センサを含んでいる。位置情報POSは、絶対座標系における車両1あるいはカメラ2の位置及び向きを示す。車両1に固定された車両座標系におけるカメラ2の設置位置及び設置方向は既知である。よって、絶対座標系における車両1の位置及び向きから、絶対座標系におけるカメラ2の位置及び向きを算出することができる。
周辺状況センサ112は、車両1の周囲の状況を検出する。周辺状況センサ112は、カメラ2を含む。カメラ2は、車両1の周囲の状況を撮像する。典型的には、カメラ2は、車両1の前方の状況を撮像することができるように設置されている。周辺状況センサ112は、更に、ライダー(LIDAR: Laser Imaging Detection and Ranging)やレーダを含んでいてもよい。周辺状況情報SITは、周辺状況センサ112による検出結果から得られる情報である。この周辺状況情報SITは、カメラ撮像情報IMGを含んでいる。カメラ撮像情報IMGは、カメラ2によって撮像された画像、すなわち、車両1の周囲の状況を示す画像を含んでいる。
車両状態センサ113は、車両1の状態を検出する。車両1の状態は、車両1の速度(車速)、加速度、舵角、ヨーレート、等を含む。更に、車両1の状態は、車両1のドライバによる運転操作も含む。運転操作は、アクセル操作、ブレーキ操作、及び操舵操作を含む。車両状態情報STAは、車両状態センサ113によって検出された車両1の状態を示す。
通信装置120は、車両1の外部と通信を行う。例えば、通信装置120は、車両1の外部の外部装置と、通信ネットワークを介して通信を行う。
走行装置130は、操舵装置、駆動装置、制動装置を含んでいる。操舵装置は、車両1の車輪を転舵する。例えば、操舵装置は、パワーステアリング(EPS: Electric Power Steering)装置を含んでいる。駆動装置は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置としては、電動機やエンジンが例示される。制動装置は、制動力を発生させる。
制御装置140は、車載装置100を制御する。制御装置140は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。制御装置140は、プロセッサ150及び記憶装置160を備えている。プロセッサ150が記憶装置160に格納された制御プログラムを実行することにより、各種処理が実現される。
制御装置140(プロセッサ150)は、各種情報を取得する情報取得処理を行う。各種情報は、記憶装置160に格納される。
例えば、制御装置140(プロセッサ150)は、センサ群110から運転環境情報ENVを取得し、その運転環境情報ENVを記憶装置160に格納する。
また、制御装置140(プロセッサ150)は、地図データベースMAP_DBから必要な地図情報MAPを取得し、その地図情報MAPを記憶装置160に格納する。地図情報MAPは、一般的な道路地図やナビゲーション地図の他、上述の信号機地図情報SG_MAP(図15参照)も含んでいる。地図データベースMAP_DBは、記憶装置300に格納されている。記憶装置300は、車載装置100の一部であってもよいし、車両1の外部に設置されていてもよい。地図データベースMAP_DBが車両1の外部に存在する場合、制御装置140は、通信装置120を通して地図データベースMAP_DBにアクセスし、必要な地図情報MAPを取得する。
また、制御装置140(プロセッサ150)は、灯火パターンデータベースPAT_DBから必要な灯火パターン情報PATを取得し、その灯火パターン情報PATを記憶装置160に格納する。灯火パターンデータベースPAT_DBは、記憶装置400に格納されている。記憶装置400は、車載装置100の一部であってもよいし、車両1の外部に設置されていてもよい。灯火パターンデータベースPAT_DBが車両1の外部に存在する場合、制御装置140は、通信装置120を通して灯火パターンデータベースPAT_DBにアクセスし、必要な灯火パターン情報PATを取得する。
図17で示された信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40は、プロセッサ150の機能ブロックである。信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40は、プロセッサ150が記憶装置160に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
プロセッサ150は、運転環境情報ENV及び信号機地図情報SG_MAPに基づいて、信号検出処理(ステップS20)を実行し、信号検出情報DTCを取得する。信号検出情報DTCは、記憶装置160に格納される。また、プロセッサ150は、運転環境情報ENV及び灯火パターンデータベースPAT_DBに基づいて、灯火パターン選択処理(ステップS30)を実行し、灯火パターン情報PATを取得する。灯火パターン情報PATは、記憶装置160に格納される。更に、プロセッサ150は、信号検出情報DTC及び灯火パターン情報PATに基づいて、点灯状態認識処理(ステップS40)を実行し、認識結果情報RESを生成する(ステップS50)。認識結果情報RESは、記憶装置160に格納される。
プロセッサ150は、認識結果情報RESに基づいて、車両1の自動運転制御を行う。自動運転制御は、操舵制御、加速制御、及び減速制御のうち少なくとも1つを含む。プロセッサ150は、走行装置130(操舵装置、駆動装置、制動装置)を適宜作動させて、操舵制御、加速制御、及び減速制御のうち必要な車両制御を行う。
3-2.第2の構成例
図22は、本実施の形態に係る信号認識システム10の第2の構成例を示すブロック図である。第2の構成例では、信号認識システム10は、車両1の外部の外部装置200によって実現される。外部装置200は、例えば、管理サーバである。
外部装置200は、通信装置220及び制御装置240を備えている。
通信装置220は、外部装置200の外部と通信を行う。例えば、通信装置220は、車載装置100(図20参照)と、通信ネットワークを介して通信を行う。
制御装置240は、外部装置200を制御する。制御装置240は、プロセッサ250及び記憶装置260を備えている。プロセッサ250が記憶装置260に格納された制御プログラムを実行することにより、各種処理が実現される。
制御装置240(プロセッサ250)は、各種情報を取得する情報取得処理を行う。各種情報は、記憶装置260に格納される。
例えば、制御装置240(プロセッサ250)は、通信装置220を通して、車載装置100から運転環境情報ENVを取得する。運転環境情報ENVは、記憶装置260に格納される。
また、制御装置240(プロセッサ250)は、地図データベースMAP_DBから必要な地図情報MAPを取得し、その地図情報MAPを記憶装置260に格納する。地図データベースMAP_DBは、記憶装置300に格納されている。記憶装置300は、外部装置200の一部であってもよいし、外部装置200の外部に設置されていてもよい。地図データベースMAP_DBが外部装置200の外部に存在する場合、制御装置240は、通信装置220を通して地図データベースMAP_DBにアクセスし、必要な地図情報MAPを取得する。
また、制御装置240(プロセッサ250)は、灯火パターンデータベースPAT_DBから必要な灯火パターン情報PATを取得し、その灯火パターン情報PATを記憶装置260に格納する。灯火パターンデータベースPAT_DBは、記憶装置400に格納されている。記憶装置400は、外部装置200の一部であってもよいし、外部装置200の外部に設置されていてもよい。灯火パターンデータベースPAT_DBが外部装置200の外部に存在する場合、制御装置240は、通信装置220を通して灯火パターンデータベースPAT_DBにアクセスし、必要な灯火パターン情報PATを取得する。
図17で示された信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40は、プロセッサ250の機能ブロックである。信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40は、プロセッサ250が記憶装置260に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
プロセッサ250は、運転環境情報ENV及び信号機地図情報SG_MAPに基づいて、信号検出処理(ステップS20)を実行し、信号検出情報DTCを取得する。信号検出情報DTCは、記憶装置260に格納される。また、プロセッサ250は、運転環境情報ENV及び灯火パターンデータベースPAT_DBに基づいて、灯火パターン選択処理(ステップS30)を実行し、灯火パターン情報PATを取得する。灯火パターン情報PATは、記憶装置260に格納される。更に、プロセッサ250は、信号検出情報DTC及び灯火パターン情報PATに基づいて、点灯状態認識処理(ステップS40)を実行し、認識結果情報RESを生成する(ステップS50)。認識結果情報RESは、記憶装置260に格納される。
プロセッサ250は、通信装置220を介して、認識結果情報RESを車載装置100に提供してもよい。車載装置100のプロセッサ150は、認識結果情報RESに基づいて、車両1の自動運転制御を行う。
3-3.第3の構成例
信号認識システム10の機能(すなわち、信号検出部20、パターン選択部30、及び点灯状態認識部40)は、車載装置100のプロセッサ150と外部装置200のプロセッサ250とに分散されていてもよい。処理に必要な情報は、車載装置100の記憶装置160、外部装置200の記憶装置260、記憶装置300、記憶装置400に分散されていてもよい。必要な情報は、通信により、車載装置100と外部装置200とで共有される。
上述の第1~第3の構成例は、次のようにまとめることもできる。すなわち、信号認識システム10は、1つのプロセッサ(プロセッサ150あるいはプロセッサ250)、あるいは、複数のプロセッサ(プロセッサ150及びプロセッサ250)を備えている。また、信号認識システム10は、1又は複数の記憶装置(記憶装置160、260、300、400)を備えている。信号認識システム10による処理に必要な情報は、1又は複数の記憶装置に格納される。1又は複数のプロセッサは、1又は複数の記憶装置にアクセスして必要な情報を取得し、取得した情報に基づいて上述の処理を実行する。
4.変形例
次に、変形例を説明する。既出の説明(図15~図22)と重複する説明は適宜省略する。
4-1.第1の変形例
図23は、第1の変形例に係る信号認識システム10の機能構成例を示すブロック図である。第1の変形例では、灯火パターンデータベースPAT_DBが省略される。その代わり、複数種類の灯火パターン情報PAT(PAT1、PAT2・・・)が、所定の記憶装置(記憶装置160あるいは記憶装置260)にあらかじめ格納される。
図24は、第1の変形例に係る信号認識システム10による処理を示すフローチャートである。ステップS30において、パターン選択部30は、複数種類の灯火パターン情報PATを順番に選択する(ステップS32)。
点灯状態認識部40は、選択された灯火パターン情報PATを用いて点灯状態認識処理(ステップS40)を行う。認識結果情報RESは、“仮の認識結果情報”として所定の記憶装置に格納される。全ての灯火パターン情報PATが用いられるまで(ステップS45;No)、ステップS30とステップS40が繰り返し実行される。全ての灯火パターン情報PATについて点灯状態認識処理が完了すると(ステップS45;Yes)、処理はステップS50に進む。
ステップS50において、点灯状態認識部40は、複数種類の仮の認識結果情報の中から最も整合性の高いものを最終的な認識結果情報RESとして採用する。
例えば、対象信号機SXの複数の検出部分の間の「相対位置関係」が灯火パターン情報PATで示される「相対位置関係」と整合する場合、第1スコアが付与される。また、対象信号機SXの検出部分の「外観」が灯火パターン情報PATで示される「外観」と整合する場合、第2スコアが付与される。外観が整合する検出部分の個数が多いほど、第2スコアは高くなる。また、色だけでなく形状も整合すると、第2スコアは更に高くなる。そして、第1スコアと第2スコアの和が最も高い仮の認識結果情報が、最終的な認識結果情報RESとして採用される。
4-2.第2の変形例
図25は、第2の変形例に係る信号認識システム10の機能構成例を示すブロック図である。第2の変形例では、信号機地図情報SG_MAPが省略される。
信号検出処理(ステップS20)において、信号検出部20は、着目領域ROIを設定することなく、車両1の周囲の信号機を検出する。探索範囲は広がるが、周知の画像解析手法により、画像の中から信号機を検出(抽出)することができる。
4-3.第3の変形例
図26は、第3の変形例に係る信号認識システム10の機能構成例を示すブロック図である。第3の変形例では、灯火パターンデータベースPAT_DB及び信号機地図情報SG_MAPが省略される。すなわち、第3の変形例は、第1の変形例と第2の変形例の組み合わせである。
4-4.第4の変形例
図27は、第4の変形例に係る信号認識システム10の機能構成例を示すブロック図である。点灯ルール情報RULが、所定の記憶装置(記憶装置160あるいは記憶装置260)にあらかじめ格納される。点灯ルール情報RULは、信号機の点灯状態に関するルールを示す。例えば、日本の信号機の場合、「円形の灯火部分が必ず1つ点灯する」というルールが存在する。
点灯状態認識部40は、点灯状態認識処理(ステップS40)を行う。認識結果情報RESは、“仮の認識結果情報”として所定の記憶装置に格納される。そして、点灯状態認識部40は、仮の認識結果情報が点灯ルール情報RULで示されるルールと整合するか否かチェックする。
円形の灯火部分が1つだけ点灯している場合、仮の認識結果情報は有効である。この場合、点灯状態認識部40は、その仮の認識結果情報を最終的な認識結果情報RESとして採用する。
一方、円形の灯火部分が全く点灯してない場合、あるいは、2以上の円形の灯火部分が点灯している場合、仮の認識結果情報は無効である。この場合、点灯状態認識部40は、仮の認識結果情報を破棄し、前回の有効な認識結果情報RESを維持する。
第4の変形例によれば、対象信号機SXの点灯状態の誤認識が抑制される。例えば、対象信号機SXの疑似点灯に起因する誤認識が抑制される。
5.その他
5-1.シェード
信号機の灯火部分の上部にシェードが付設されている場合がある。灯火パターン情報PATは、灯火部分の属性情報として「シェードの有無」を含んでいてもよい。
例えば、青色の円形の灯火部分(青信号)にシェードが付設されているとする。円形の灯火部分が全く検出されていない場合、点灯状態認識部40は、青色の円形の灯火部分が実は点灯しているとみなして、点灯状態認識処理(ステップS40)を行う。
5-2.点滅信号
信号機の灯火部分が点滅する場合がある。灯火パターン情報PATは、灯火部分の属性情報として「点滅」を含んでいてもよい。
例えば、黄色の円形の灯火部分(黄信号)が点滅する場合を考える。灯火パターン情報PATは、黄色の円形の灯火部分の属性情報として「点滅」を示す。対象信号機SXの検出部分が点滅している場合、点灯状態認識部40は、当該検出部分は黄色の円形の灯火部分に相当すると判定する。
1 車両
2 カメラ
10 信号認識システム
20 信号検出部
30 パターン選択部
40 点灯状態認識部
100 車載装置
110 センサ群
120 通信装置
130 走行装置
140 制御装置
150 プロセッサ
160 記憶装置
200 外部装置
220 通信装置
240 制御装置
250 プロセッサ
260 記憶装置
300 記憶装置
400 記憶装置
DTC 信号検出情報
IMG カメラ撮像情報
MAP 地図情報
PAT 灯火パターン情報
POS 位置情報
RES 認識結果情報
RUL 点灯ルール情報
SIT 周辺状況情報
STA 車両状態情報
MAP_DB 地図データベース
PAT_DB 灯火パターンデータベース
SG_MAP 信号機地図情報

Claims (4)

  1. 車両に適用される信号認識システムであって、
    1又は複数の記憶装置と、
    1又は複数のプロセッサと
    を備え、
    前記1又は複数の記憶装置には、
    前記車両に搭載されたカメラによって撮像され、前記車両の周囲の状況を示す画像を含むカメラ撮像情報と、
    点灯及び消灯する灯火部分を複数有する信号機に関する情報であって、前記複数の灯火部分の間の相対位置関係、及び前記複数の灯火部分の各々の点灯時の外観を示す灯火パターン情報と
    が格納され、
    前記1又は複数のプロセッサは、記カメラ撮像情報に基づいて、前記車両の周囲の対象信号機を検出し、検出された前記対象信号機のうち外観が異なる複数の検出部分に関する信号検出情報を取得し、
    前記信号検出情報は、前記複数の検出部分の各々の前記外観、及び前記複数の検出部分の間の相対位置関係を示し、
    前記対象信号機の前記複数の検出部分の各々の前記外観は、点灯しているか否かを含み、
    前記1又は複数のプロセッサは、更に、前記信号検出情報と前記灯火パターン情報とを比較することによって前記対象信号機の点灯状態を認識する点灯状態認識処理を行い、
    前記点灯状態認識処理において、前記1又は複数のプロセッサは、前記対象信号機の前記複数の検出部分の各々の前記外観及び前記複数の検出部分の間の前記相対位置関係と整合する前記複数の灯火部分の点灯状態を、前記対象信号機の前記点灯状態として認識する
    信号認識システム。
  2. 請求項1記載の信号認識システムであって、
    前記複数の灯火部分の各々の点灯時の前記外観は、色を含み、
    前記対象信号機の前記複数の検出部分の各々の前記外観は、色を含む
    信号認識システム。
  3. 請求項に記載の信号認識システムであって、
    前記複数の灯火部分の各々の点灯時の前記外観は、更に、形状を含み、
    前記対象信号機の前記複数の検出部分の各々の前記外観は、更に、点灯時の形状を含む
    信号認識システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の信号認識システムであって、
    灯火パターンデータベースは、絶対座標系における前記信号機の位置と前記灯火パターン情報とを関連付けて示し、
    位置情報は、前記絶対座標系における前記車両あるいは前記カメラの位置及び向きを示し、
    前記1又は複数のプロセッサは、前記灯火パターンデータベースと前記位置情報に基づいて、前記カメラによって撮像されていると想定される前記信号機を前記対象信号機として特定し、前記対象信号機の位置に関連付けられた前記灯火パターン情報を前記灯火パターンデータベースから選択する
    信号認識システム。
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