JP2003032585A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びにプログラム

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JP2003032585A
JP2003032585A JP2001210289A JP2001210289A JP2003032585A JP 2003032585 A JP2003032585 A JP 2003032585A JP 2001210289 A JP2001210289 A JP 2001210289A JP 2001210289 A JP2001210289 A JP 2001210289A JP 2003032585 A JP2003032585 A JP 2003032585A
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Yukiro Arimoto
幸郎 有元
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義弘 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの回転率を向上させるようにする。 【解決手段】 ユーザは、編集用モニタ171に表示さ
れる画面を確認しながら、タッチペン172を操作し、
撮影画像を編集する。編集が終了したとき、印刷物取り
出し口181の前方へ移動することを促す画面が編集用
モニタ171に表示されるため、ユーザはそれに従って
移動する。撮影を終了し、編集待ちをしていた他のユー
ザは、編集を終えたユーザが印刷物取り出し口181の
前に移動するのに併せて、編集用モニタ171の前方の
空間に入場し、画像の編集を開始する。そして、それと
同時に、撮影待ちをしていた他のユーザは、撮影用モニ
タ141の前方の空間に入場し、撮影を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像印刷装置および
方法、印刷媒体、並びにプログラムに関し、特に、ユー
ザの回転率を向上させ、順番待ちの時間を短縮すること
ができるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの画像を撮影し、これを予
め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに印
刷して提供する画像印刷装置(例えば、プリントクラブ
(商標))が知られている。そして、この画像印刷装置
には、ユーザは、撮影した画像上に付属のペンで任意の
文字や図形などを書き込む(編集する)ことができるよ
うになされているものも存在する。
【0003】図1は、従来の画像印刷装置の構成例を示
す斜視図である。
【0004】画像印刷装置1の筐体10の面10−3に
は、左上方に硬貨投入口51が設けられており、ユーザ
は、画像印刷装置1を利用するとき、所定の金額を投入
する。また、面10−3の左右下方に設けられたスピー
カ52は、各種の音声ガイダンスなどを出力し、ユーザ
に対して、撮影方法(シール作成の進行方法)を案内す
る。
【0005】ユーザにより所定の金額が硬貨投入口51
に投入されると、筐体10の面10−1の中央に設置さ
れた撮影装置20のカメラ21は被写体の画像を取り込
み、カメラ21の近傍に設けられた取り込み画像表示部
22に表示される。
【0006】面10−3の中央上方にある、所定の角度
だけ上方を向いた面10−2に設置されたCRT(Cathode
Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などよりなる
撮影編集用モニタ41が撮影方法を案内する画面を表示
し、撮影の準備が整うと、ユーザによる面10−2に設
置された操作パネル42の操作等に基づいて、カメラ2
1は被写体を撮影する。このとき、面10−1の左右に
設置された照明装置31は、内部に発光体(フラッシ
ュ)を有しており、ユーザから撮影の開始が指示され、
カメラ21が取り込む画像を静止画像として記憶すると
き(キャプチャするとき)、そのタイミングに合わせ
て、被写体を照射する。
【0007】カメラ21で撮影され、編集する画像とし
て選択され、保存された画像は、ユーザが撮影処理を終
了した後、撮影編集用モニタ41に表示される。撮影編
集用モニタ41には、タッチパネル(図示せず)が積層
されており、ユーザは、撮影編集用モニタ41に表示さ
れている画像に対して、タッチペン43または44を操
作することにより、編集対象の画像(以下、適宜、編集
対象画像と称する)に任意の文字や図形などを書き込む
(入力する)ことができる。
【0008】ユーザにより編集された画像は、所定の
数、および大きさの複数のシールからなるシールシート
に印刷され、筐体10の面10−3に設置された印刷物
取り出し口81より排出される。
【0009】以上のように、画像印刷装置1において
は、撮影、編集、および印刷の作業が1つの空間におい
て行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像印刷装置においては、1回の利用時間が長くな
り、順番待ちをしているユーザは長時間待たなければな
らないという課題がある。
【0011】また、画像印刷装置を管理する、例えば、
ゲームセンターの側としても、ユーザの回転率が高いほ
ど収益率が向上し、好ましい。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、撮影する空間、編集する空間、および印刷
する空間をそれぞれ異なる位置に設けることにより、ユ
ーザの回転率を向上させ、順番待ちの時間を短縮できる
ようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の画像印刷装置
は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影
された被写体の画像を表示する第1の表示手段と、撮影
手段により撮影された被写体の画像のうち、編集対象画
像として選択された被写体の画像を表示する第2の表示
手段と、第2の表示手段により表示された被写体の画像
に対する編集入力を受け付ける入力受け付け手段と、入
力受け付け手段により受け付けられた編集入力に基づい
て、被写体の画像を編集する編集手段と、編集手段によ
り編集された被写体の画像を所定の印刷媒体に印刷する
印刷手段と、印刷手段により被写体の画像が印刷された
印刷媒体を排出する排出手段とを備え、撮影手段により
被写体を撮影する撮影空間と、第2の表示手段により表
示される被写体の画像を編集する編集空間と、排出手段
により印刷媒体を排出する排出空間とが異なる位置に設
けられることを特徴とする。
【0014】撮影手段は、例えば、図2の撮影装置12
0により構成され、第1の表示手段は、例えば、図2の
撮影用モニタ141により構成され、第2の表示手段
は、例えば、図2の編集用モニタ171により構成さ
れ、入力受け付け手段は、例えば、図2のタッチペン1
72および図6のタッチパネル253により構成され、
編集手段は、例えば、図10のステップS45の処理を
実行する図6のCPU201により構成され、印刷手段
は、例えば、図6のプリンタ208により構成され、排
出手段は、図3の印刷物取り出し口181により構成さ
れる。また、撮影手段により被写体を撮影する撮影空
間、第2の表示手段により表示される被写体の画像を編
集する編集空間、および排出手段により印刷媒体を排出
する排出空間が異なる位置に設けられる。
【0015】ユーザは、第1の表示手段により表示され
る画面を確認ながら撮影し、編集する画像を選択する。
そして、撮影処理が終了したとき、第2の表示手段によ
り表示される画面を確認しながら、撮影した画像を編集
する(書き込みをする)。そして、印刷処理が終了した
とき、排出手段により排出されるシールシートを取得す
る。従って、ユーザには、撮影空間において撮影した
後、編集空間へ移動することが案内され、編集空間にお
いて画像が編集された後、排出空間へ移動することが案
内される。
【0016】第1の表示手段、第2の表示手段、および
排出手段は、例えば、図2または図3に示すように、筐
体10の正面、側面、および背面にそれぞれ設けられ
る。また、第1の表示手段、第2の表示手段、および排
出手段は、図12または図13に示すように、筐体10
の正面、側面前方、および側面後方にそれぞれ設け、第
2の表示手段と排出手段の間に仕切り板を設けるように
することもできる。
【0017】撮影空間、編集空間および排出空間とを異
なった位置に設けることにより、例えば、編集空間にお
いて画像の編集を終了した最初のユーザが排出空間に移
動し、印刷されたシールシートが排出されるのを待つと
ともに、撮影空間において撮影を行った次のユーザは、
編集空間に移動し、画像の編集を開始し、さらに同時
に、順番待ちをしていたその次のユーザは、撮影空間に
入場し、撮影を開始することができる。
【0018】以上のように構成することにより、順番待
ちの時間を短縮することができる。また、画像印刷装置
を管理する管理者の側からしても、ユーザの回転率が向
上するため、収益率を向上させることができる。
【0019】画像印刷装置の所定の面を基準として、第
1の表示手段は、画像印刷装置の正面に配置され、第2
の表示手段は、画像印刷装置の側面に配置され、排出手
段は、画像印刷装置の背面に配置されるようにすること
ができる。
【0020】この場合、第1の表示手段と第2の表示手
段は、例えば、図2に示すようにそれぞれ配置される。
また、排出手段は図3に示すようにそれぞれ配置され
る。
【0021】画像印刷装置の所定の面を基準として、第
1の表示手段は、画像印刷装置の正面に配置され、第2
の表示手段は、画像印刷装置の側面前方に配置され、排
出手段は、画像印刷装置の側面後方に配置され、第2の
表示手段と排出手段との間に仕切り板を有するようにす
ることができる。
【0022】この場合、第1の表示手段と第2の表示手
段は、例えば、図12に示すようにそれぞれ配置され
る。また、排出手段は図13に示すようにそれぞれ配置
される。
【0023】第1の表示手段は、撮影空間において撮影
が終了されたとき、編集空間への移動を案内する案内画
面を表示し、第2の表示手段は、編集空間において編集
が終了されたとき、排出空間への移動を案内する案内画
面を表示するようにすることができる。
【0024】例えば、編集空間への移動の案内の場合、
図9のステップS15の処理のように案内画面が第1の
表示手段に表示される。また、排出空間への移動の案内
の場合、図10のステップS50の処理のように案内画
面が第2の表示手段に表示される。
【0025】撮影空間において撮影が終了されたとき、
編集空間において編集が行われているか否かを判定する
第1の判定手段と、第1の判定手段により編集空間にお
いて編集が行われていると判定されたとき、編集空間に
おいて行われている編集が終了するまでの期間、撮影空
間において撮影を終了させたユーザに対して、所定の処
理を実行させる第1の実行手段と、編集空間において編
集が終了されたとき、印刷手段または排出手段による排
出に関する処理が行われているか否かを判定する第2の
判定手段と、判定手段により印刷手段または排出手段に
よる排出に関する処理が行われていると判定されたと
き、印刷手段または排出手段による排出に関する処理が
終了するまでの期間、編集空間において編集を終了させ
たユーザに対して、所定の処理を実行させる第2の実行
手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0026】第1の判定手段は、例えば、図9のステッ
プS14の処理を実行する図6のCPU201により構成
され、第1の実行手段は、例えば、図9のステップS2
1の処理を実行する図6のCPU201により構成され、
第2の判定手段は、例えば、図10のステップS46の
処理を実行する図6のCPU201により構成され、第2
の実行手段は、例えば、図10のステップS49の処理
を実行する図6のCPU201により構成される。
【0027】第1の判定手段により、編集空間において
他のユーザが編集処理を行っていると判定された場合、
例えば、図9のステップS16の処理に示すように処理
選択画面が表示される。ユーザは、編集空間にいる他の
ユーザが編集処理を終了させ、編集空間からいなくなる
までの期間、この処理選択画面から選択することによ
り、所定の処理を実行することができる。この所定の処
理は、例えば、撮り直しや、ゲーム(もぐら叩き)など
とされる。
【0028】また、第2の判定手段により、シールシー
トの排出に関する処理が実行中であると判定された場
合、例えば、図10のステップS47の処理に示すよう
に処理選択画面が表示される。ユーザは、排出空間にい
る他のユーザが排出手段により排出されたシールシート
を取得し、排出空間からいなくなるまでの期間、この処
理選択画面から選択することにより、所定の処理を実行
することができる。この所定の処理は、例えば、編集の
やり直しや、ゲーム(もぐら叩き)などとされる。
【0029】これにより、次の処理を行う空間で作業し
ている他のユーザがいる場合、待機しているユーザは、
退屈せずにその時間を過ごすことができる。
【0030】本発明の画像印刷装置の画像印刷方法は、
撮影空間において、被写体を撮影する撮影ステップと、
撮影ステップの処理により撮影された被写体の画像を表
示する第1の表示ステップと、撮影空間と異なる編集空
間において、撮影ステップの処理により撮影された被写
体の画像のうち、編集対象画像として選択された被写体
の画像を表示する第2の表示ステップと、第2の表示ス
テップの処理により表示された被写体の画像に対する編
集入力を受け付ける入力受け付けステップと、入力受け
付けステップの処理により受け付けられた編集入力に基
づいて、被写体の画像を編集する編集ステップと、編集
ステップの処理により編集された被写体の画像を所定の
印刷媒体に印刷する印刷ステップと、撮影空間および編
集空間と異なる排出空間において、印刷ステップの処理
により被写体の画像が印刷された印刷媒体を排出する排
出ステップとを含むことを特徴とする。
【0031】撮影ステップは、例えば、図7のステップ
S6により構成され、第1の表示ステップは、例えば、
図8のステップS7により構成され、第2の表示ステッ
プおよび入力受け付けステップは、例えば、図10のス
テップS42により構成され、編集ステップは、例え
ば、図10のステップS43により構成され、印刷ステ
ップは、例えば、図11のステップS65により構成さ
れ、排出ステップは、例えば、図11のステップS66
により構成される。
【0032】本発明の印刷媒体は、請求項6に記載の画
像印刷方法により印刷されることを特徴とする。
【0033】印刷媒体は、例えば、所定の枚数のシール
からなるシールシートとされる。このシールシートは、
それぞれが等しい大きさのシールからなるシートとする
こともできるし、様々な大きさのシールからなるシート
とすることもできる。当然、1枚の大きなシールであっ
てもよい。なお、印刷媒体は、シールシートに限定され
るものではなく、紙であってもよいし、例えば、フロッ
ピディスクや不揮発性のフラッシュメモリを有する半導
体メモリカードなどであってもよい。
【0034】本発明のプログラムは、請求項6に記載の
画像印刷方法をコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0035】本発明のプログラムは、所定の記録媒体に
記録されて、例えば、図6のドライブ220により読み
出され、画像印刷装置にインストールされる。記録媒体
は、フロッピディスクなどよりなる磁気ディスク、CD-R
OM(Compact Disk Read OnlyMemory)、DVD-ROM(Digital
Versatile Disk)などよりなる光ディスク、MD(MiniDis
k)などよりなる光磁気ディスク、または半導体メモリな
どより構成される。
【0036】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した画像印
刷装置の構成例を示す斜視図である。
【0037】図2において、画像印刷装置100の筐体
110の正面上方の面110−1には、撮影装置120
が設置されている。この撮影装置120には、CCD(Cha
rgeCoupled Device)、あるいはCMOS(Complementary M
etal Oxide Semiconductor)などよりなるカメラ12
1、および小型のLCD(Liquid Crystal Display)など
よりなる取り込み画像表示部122が配置されている。
カメラ121は、被写体の画像を取り込み、その画像
(動画像)は、取り込み画像表示部122に表示され
る。取り込み画像表示部122がカメラ121の近傍に
設けられているため、ユーザは、取り込み画像表示部1
22に表示されている自分の画像を確認しながら、視線
をほぼカメラ121に向けた状態で撮影することができ
る。
【0038】また、面110−1の左右には、照明装置
131が配置される。照明装置131は、内部に発光体
(フラッシュ)を有しており、ユーザから撮影の開始が
指示され、カメラ121が被写体を撮影するとき(キャ
プチャするとき)、そのタイミングに合わせて、被写体
を照射する。
【0039】面110−1の下方にある、所定の角度だ
け上方を向いた面110−2には、CRT(Cathode Ray Tu
be)やLCDなどよりなる撮影用モニタ141が設置されて
いる。撮影用モニタ141は、撮影方法を案内する画面
や、後述するように撮影装置120により撮影された被
写体の画像を表示する。
【0040】面110−2の右側には、操作パネル14
2が設置されている。操作パネル142は、ユーザによ
り操作される各種の操作ボタンよりなり、例えば、カメ
ラ121のズームを調整するときなどに操作される。操
作パネル142には、例えば、撮影用モニタ141に表
示される各種の選択に対して、決定するとき操作される
「○ボタン」、決定したものをキャンセルするとき操作
される「×ボタン」、撮影用モニタ141に表示される
カーソルなどを移動するとき操作される「+ボタン」、
「−ボタン」などが配置され、そのほか、撮影の開始を
指示するとき操作される「撮影スタートボタン」などが
適宜配置される。
【0041】面110−2の下方にある面110−3に
は、左上方に硬貨投入口151が設けられており、ユー
ザは、画像印刷装置100を利用するとき、所定の金額
を投入する。また、面110−3の左右下方には、スピ
ーカ152が設けられている。スピーカ152は、各種
の音声ガイダンスなどを出力し、ユーザに対して、撮影
方法(シール作成の進行方法)を案内する。
【0042】筐体110の左側面である面110−4に
は、CRTやLCDなどよりなる編集用モニタ171、タッチ
ペン172、およびスピーカ173が設けられている。
【0043】カメラ121で撮影され、編集する画像と
して選択され、保存された画像は、ユーザが撮影処理を
終了した後、編集用モニタ171に表示される。編集用
モニタ171には、タッチパネル253(図6参照)が
積層されており、ユーザは、編集用モニタ171に表示
されている画像に対して、タッチペン172を操作する
ことにより、編集対象の画像(以下、適宜、編集対象画
像と称する)に任意の文字や図形などを書き込む(入力
する)ことができる。
【0044】すなわち、ユーザは、筐体110の正面
(面110−1)前方の場所(以下、適宜撮影空間と称
する)で自分自身を撮影したのち、面110−4の前方
の場所(以下、適宜編集空間と称する)へ移動して、撮
影した自分自身の画像を編集する。
【0045】編集用モニタ171は、編集対象画像とと
もに、様々な編集ツールの選択ボタンなどを表示する。
そして、編集用モニタ171は、タッチペン172で書
き込みがされたとき、その入力に応じて生成した編集済
みの画像を表示する。
【0046】タッチペン172は、編集用モニタ171
に積層されるタッチパネル253の位置検出方式(例え
ば、抵抗膜式、超音波式など)に応じて構成され、編集
に使用されないとき、図に示すように面110−4に設
置されている突起部に固定される。
【0047】スピーカ173は、編集空間にいるユーザ
に対して、編集の入力方法を説明する音声ガイダンスを
出力する。
【0048】図3は、図2に示した画像印刷装置100
を左後方上側より見た場合の斜視図であり、本発明を適
用した画像印刷装置の構成例を示す図である。
【0049】図3において、画像印刷装置100の筐体
110の左側面110−4には、図2において説明した
ように、編集用モニタ171、タッチペン172、およ
びスピーカ173が設けられている。
【0050】画像印刷装置100の筐体110の背面1
10−5には、撮影画像が印刷されたシールシートを排
出する印刷物取り出し口181が設置されている。
【0051】印刷物取り出し口181は、所定の数、お
よび大きさの複数のシールからなる、編集済みの画像が
印刷されたシールシートを排出する。
【0052】すなわち、ユーザは、編集空間で自分自身
の画像を編集したのち、面110−5の前方の場所(以
下、適宜排出空間と称する)へ移動して、編集した自分
自身の画像が印刷されたシールシートが印刷物取り出し
口181より排出されるのを待つ。
【0053】図4は、図2に示す画像印刷装置の配置例
を示す図である。
【0054】筐体110の上部には、図4に示すように
水平前方にカーテンフレーム191が取り付けられ、そ
れにカーテン192が設けられる。カーテンフレーム1
91はカーテン192を吊るすものである。カーテン1
92は撮影空間を覆うように設置され、外光を遮断し、
良好な画像を撮影するのに寄与する。
【0055】また、同様に筐体110の上部(面110
−4の上部)には、水平左方向にカーテンフレーム19
3が取り付けられ、それにカーテン194が設けられ
る。カーテンフレーム193はカーテン194を吊るす
ものである。カーテン194は編集空間に筐体110の
面110−4と対向するように設置され、編集用モニタ
171で反射する外光を遮断し、ユーザが編集用モニタ
171に表示される画像を見やすくするのに寄与する。
【0056】図5は、図3に示す画像印刷装置の配置例
を示す図であり、図4に示す画像印刷装置100を左後
方上側より見た場合の図である。
【0057】図4に示すように、撮影空間にはカーテン
フレーム191およびカーテン192が設置されてお
り、編集空間には、カーテンフレーム193およびカー
テン194が設置されているが、排出空間においては、
ユーザは画像が印刷されたシールシートが排出されるの
を待つだけなので、図5に示すようにカーテンフレーム
およびカーテンは設置されていなくてもよい。
【0058】図6は、図2に示す画像印刷装置の内部の
構成例を示すブロック図である。図2乃至図5において
説明した部分についてはその説明は省略する。
【0059】CPU(Central Processing Unit)201
は、ROM(Read Only Memory)202に記憶されている
プログラム、または、プログラム記憶部204からRAM
(Random Access Memory)203にロードしたプログラ
ムに従って画像印刷装置100の全体の動作をバス25
0を介して制御する。RAM203にはまた、CPU201が
各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適
宜記憶される。
【0060】プログラム記憶部204は、ハードディス
クやそのドライブからなり、CPU201が実行する様々
なプログラムなどを記憶する。ドライブ220は、フロ
ッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスク23
1、CD-ROM,DVDなどの光ディスク232、MDなどの光
磁気ディスク233、または半導体メモリ234などの
記録媒体に記憶されているプログラムを読み出し、バス
250を介してプログラム記憶部204などに供給す
る。例えば、ドライブ220からは、被写体の画像と合
成する新たなフレーム画像などが供給される。
【0061】撮影装置120の内部には、上述したカメ
ラ121および取り込み画像表示部122の他に、カメ
ラ制御部205が配置されている。カメラ制御部205
は、ユーザが操作パネル142を操作することにより入
力したカメラ121の調節要求に応じて、カメラ121
のズーム率、取り込む光量などを制御する。
【0062】画像記憶部206は、ユーザが撮影し、編
集する画像として選択した画像を所定の枚数だけ記憶す
る。例えば、画像記憶部206は、編集対象画像を6枚
まで記憶する。
【0063】硬貨処理部207は、硬貨投入口151か
ら投入された硬貨をカウントし、画像の作成代金として
予め設定されている所定の金額が投入されたと判定した
とき、それをCPU201に通知する。
【0064】プリンタ208は、所定の数、および大き
さに分割されたシールのシールシートを複数種類ストッ
クし、ユーザから選択されたシールシートに、編集済み
の画像を印刷する。プリンタ208により印刷されたシ
ールシートは、印刷物取り出し口181から排出され、
ユーザに提供される。
【0065】音声出力制御部251は、CPU201から
の制御に基づいてスピーカ152を制御し、撮影方法な
どを説明する各種の音声ガイダンスや、例えば、静止画
像を取り込むときのシャッター音などの効果音を出力す
る。一方、音声出力制御部254は、スピーカ173を
制御し、編集方法などを説明する各種の音声ガイダンス
や、画像に書き込むときに発生される効果音などを出力
する。このように、スピーカ152とスピーカ173に
は、必要に応じてそれぞれ異なる音が出力される。
【0066】映像入出力制御部252は、撮影処理が終
了し、ユーザが編集を開始するとき、画像記憶部206
からバス250を介して転送されてくる編集対象画像を
内蔵するメモリ(図示せず)に記憶する。そして、映像
入出力制御部252は、タッチパネル253において編
集入力がされたとき、編集対象画像上における、その入
力位置を検出し、編集対象画像に反映させて編集用モニ
タ171に表示させる。なお、図6においては、編集用
モニタ171とタッチパネル253は別の位置に示され
ているが、実際には積層して配置されている。
【0067】次に、図7乃至図9のフローチャートを参
照して、図2に示す画像印刷装置による撮影処理につい
て説明する。
【0068】最初にステップS1において、CPU201
は、プログラム記憶部204に記憶されている、撮影の
進行方法などのデモンストレーション画面(以下、デモ
画面と称する)を、撮影用モニタ141に表示させると
ともに、映像入出力制御部252を制御し、編集用モニ
タ171に表示させる。
【0069】ステップS2において、CPU201は、硬
貨処理部207からの出力に基づいて、所定の代金(シ
ールシートの作成代金)が投入されたか否かを判定し、
投入されたと判定するまでデモ画面を表示して待機す
る。一方、CPU201は、代金が投入されたと判定した
場合、ステップS3に進み、操作パネル142からの入
力を受け付け、ユーザの指示によるカメラ121の調整
などの撮影の準備を行う。このとき、CPU201は、各
種の機能や撮影方法を説明する説明画面を撮影用モニタ
141に表示させる。ユーザは、その撮影用モニタ14
1に表示された説明画面に従って、カメラ121の調整
などを行う。なお、硬貨が投入されることに応じて、取
り込み画像表示部122には、カメラ121が撮影して
いる動画像が表示される。
【0070】CPU201は、ステップS4において、ユ
ーザが撮影開始を指示するために操作する操作パネル1
42の撮影開始ボタンの受け付けを開始し、ステップS
5において、所定の時間が経過したか否か、または、ユ
ーザにより撮影開始のボタンが操作されたか否かを判定
し、所定の時間が経過した、または、ユーザにより撮影
開始ボタンが操作されたと判定するまで待機する。
【0071】所定の時間が経過した、または、ユーザに
より撮影開始ボタンが操作されたと判定した場合、CPU
201は、ステップS6に進み、撮影用モニタ141
に、カウントダウンインジケータを表示させ、撮影を行
う。このとき、カメラ121により撮影されている画像
が静止画としてRAM203に記憶される。
【0072】また、CPU201は、撮影するタイミング
となったとき、照明装置131を制御してフラッシュを
被写体に照射するとともに、その瞬間にカメラ121に
より取り込まれている画像を、静止画像として保存し、
画像記憶部206に記憶させる。
【0073】ステップS7において、CPU201は、ス
テップS6で撮影した画像の確認画面を撮影用モニタ1
41に表示させる。
【0074】そして、CPU201は、ステップS8にお
いて、ユーザが操作パネル142を操作することにより
撮影した画像を編集対象画像として保存することを指示
したか否かを判定する。指示したと判定した場合、CPU
201は、ステップS9に進み、撮影用モニタ141に
表示させた画像を画像記憶部206に保存し、ステップ
S10に進む。
【0075】一方、CPU201は、ステップS8におい
て、撮影した画像を編集対象画像として保存することを
指示していないと判定した場合、画像を保存せず、ステ
ップS10に進む。
【0076】ステップS10において、CPU201は、
ユーザに再度撮影を行うか否かを選択させる再撮影確認
画面を撮影用モニタ141に表示させる。ユーザは、操
作パネル142を操作して指定することにより再撮影を
指示するか、若しくは撮影作業の終了を指示することが
できる。
【0077】CPU201は、ステップS11において、
ユーザが再撮影を指示したか否かを判定する。再撮影を
指示していないと判定した場合、CPU201は、ステッ
プS12に進み、所定の時間が経過したか否か、また
は、撮影終了を指示したか否かを判定する。所定の時間
が経過しておらず、またユーザが撮影終了を指示してい
ないと判定した場合、CPU201は、ステップS10に
戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0078】所定の時間が経過した、または、ユーザが
撮影終了を指示したと判定した場合、CPU201は、撮
影を終了する。
【0079】また、ステップS11において、ユーザが
再撮影を指示したと判定した場合、CPU201は、ステ
ップS13に進み、残り撮影可能枚数が1枚以上あるか
否かを判定する。CPU201は、画像記憶部206に記
憶された画像の枚数をカウントし、残り撮影可能枚数が
1枚以上あると判定した場合、ステップS3に戻り、そ
れ以降の処理を繰り返す。また、残り撮影可能枚数が0
枚であると判定した場合、CPU201は、撮影を終了す
る。
【0080】ステップS14において、CPU201は、
映像入出力制御部252の動作状態を確認し、編集空間
において編集処理を行っている他のユーザがいるか否か
を判定する。CPU201は編集処理を実行していないと
判定した場合、ステップS15に進み、撮影空間にいる
ユーザを編集空間に移動させるために、案内画面を撮影
用モニタ141に表示させる。案内画面を表示させたCP
U201は、ステップS1に戻り、次のユーザに対して
それ以降の処理を繰り返す。
【0081】ステップS14において、編集空間に他の
ユーザがおり、編集処理が実行されていると判定した場
合、CPU201は、ステップS16に進み、画像の撮り
直しを行うか否か、またはゲームを行うか否かの処理選
択画面を撮影用モニタ141に表示させる。
【0082】処理選択画面を表示させたCPU201は、
ステップS17において、ユーザが操作パネル142を
操作して再撮影を指示したか否かを判定する。再撮影を
指示したと判定した場合、CPU201は、ステップS1
8に進み、画像記憶部206に記憶された画像の中から
消去する画像を選択させる再撮影画像確認画面を表示さ
せる。再撮影画像確認画面を表示させたCPU201は、
ステップS19に進み、ユーザにより消去する画像が選
択されたか否かを判定し、画像が選択されたと判定する
まで、再撮影画像確認画面を表示しながら待機する。
【0083】ユーザが操作パネル142を操作して、消
去する画像を選択したと判定した場合、CPU201は、
ステップS20において、選択された画像を消去し、再
度撮影を行う。再撮影を行ったCPU201は、ステップ
S14に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0084】また、ステップS17において、ユーザが
再撮影を指示していないと判定した場合、CPU201
は、ステップS21に進み、撮影用モニタ141にゲー
ム画面を表示し、もぐらたたき等のゲームに関する処理
を行う。ゲームが終了すると、CPU201は、ステップ
S14に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0085】以上のような、再撮影やゲーム等の処理に
より、ユーザは、編集処理までの時間を退屈せずに待つ
ことができる。
【0086】図9のステップS15において、CPU20
1は、案内画面を撮影用モニタ141に表示し、撮影空
間にいるユーザを編集空間に誘導すると、編集空間に移
動したユーザに対して、編集処理を実行する。
【0087】図2に示す画像印刷装置による編集処理を
図10のフローチャートを参照して説明する。
【0088】最初にステップS41において、CPU20
1は、画像記憶部206に記憶された編集対象画像を取
得する。そしてCPU201は、ステップS42に進み、
映像入出力制御部252を介して、編集用モニタ171
に取得した編集対象画像、編集機能ボタン、編集終了ボ
タンを含む編集画面を表示させ、ユーザがタッチペン1
72を操作して行われる編集入力の受け付けを開始す
る。ユーザは、表示された画像に対してタッチペン17
2を操作することにより、画像に落書きなどの編集を行
う。
【0089】CPU201は、ステップS43において、
ユーザがタッチペン172を操作して入力した編集情報
をリアルタイムに編集対象画像に重ね合わせた編集画像
を、映像入出力制御部252を介して、編集用モニタ1
71に表示させる。これにより、ユーザは、編集した画
像を参照しながら、さらなる編集を行うことができる。
【0090】ステップS44において、CPU201は、
予め決められた所定の時間が経過したか否か、または、
ユーザがタッチペン172を操作することにより、編集
画面に表示された編集終了ボタンを操作されたか否かを
判定し、所定の時間が経過した、または、編集終了ボタ
ンが表示されたと判定するまで、編集画像を表示しなが
ら待機する。
【0091】ユーザの操作により、所定の時間が経過し
た、または、編集終了ボタンが表示されたと判定した場
合、CPU201は、ステップS45に進み、編集入力の
受け付けを終了する。
【0092】ステップS46において、CPU201は、
プリンタ208の動作状態を確認し、排出空間において
印刷物取り出し口181よりシールシートが排出される
のを待っている他のユーザがいるか否かを判定する。CP
U201は、印刷処理を実行していないと判定した場
合、ステップS50に進み、編集空間にいるユーザを排
出空間に移動させるために、案内画面を編集用モニタ1
71に表示させる。案内画面を表示させたCPU201
は、編集処理を終了する。
【0093】ステップS46において、排出空間に他の
ユーザがおり、排出処理が実行されていると判定した場
合、CPU201は、ステップS47に進み、画像編集の
やり直しを行うか否か、またはゲームを行うか否かの処
理選択画面を編集用モニタ171に表示させる。
【0094】処理選択画面を表示させたCPU201は、
ステップS48において、ユーザがタッチペン172を
操作して再編集を指示したか否かを判定する。再編集を
指示したと判定した場合、CPU201は、ステップS4
2に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0095】また、ステップS48において、ユーザが
再編集を指示していないと判定した場合、CPU201
は、ステップS49に進み、編集用モニタ171にゲー
ム画面を表示し、もぐらたたき等のゲームに関する処理
を行う。ゲームが終了すると、CPU201は、ステップ
S46に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0096】以上のような、再編集やゲーム等の処理に
より、ユーザは、印刷処理までの時間を退屈せずに待つ
ことができる。
【0097】ステップS50において、CPU201は、
案内画面を編集用モニタ171に表示し、編集空間にい
るユーザを排出空間に誘導すると、排出空間に移動した
ユーザに対して、印刷処理を実行する。
【0098】次に図2に示す画像印刷装置による印刷処
理を図11のフローチャートを参照して説明する。
【0099】最初にステップS61において、CPU20
1は、編集処理を施した、編集画像を映像入出力制御部
252より取得する。そして、ステップS62におい
て、CPU201は、プリンタ208の状態を確認し、画
像を印刷するプリンタ208が正常であるか否かを判定
する。プリンタ208が正常でない場合には、ステップ
S63に進み、CPU201は、エラーメッセージを編集
用モニタ171に表示させ、ステップS62に戻り、そ
れ以降の処理を繰り返す。
【0100】また、ステップS62において、画像を印
刷するプリンタ208が正常であると判定した場合に
は、CPU201は、ステップS64に進み、CPU201
は、プリンタ208を制御し、ステップS61で取得し
た編集画像をプリンタ208に供給し、プリンタ208
に印刷処理を実行させる。これにより、シールに被写体
の画像とこれに加えた落書きが重畳された画像が印刷さ
れることになる。
【0101】ステップS65において、CPU201は、
プリンタ208により印刷されたシールを印刷物取り出
し口181から排出させる。シールを排出させたCPU2
01は印刷処理を終了する。
【0102】以上において、撮影処理、編集処理、およ
び印刷処理は、それぞれ独立に平行して行われる。その
結果、撮影空間におけるユーザの撮影処理、編集空間に
おけるユーザの編集処理、および排出空間における印刷
処理が独立に行われ、効率的にユーザを回転させること
が可能となる。
【0103】図12は、本発明を適用した画像印刷装置
の他の構成例を示す斜視図である。図2に対応する部分
については、同一の符号を付してある。
【0104】図2の例においては、編集用モニタ171
が筐体110の面110−4(左側面側)に、印刷物取
り出し口181が面110−5(背面側)にそれぞれ設
置されるとしたが、この例においては、画像印刷装置3
00の筐体310の左側面には仕切り板321が設置さ
れ、左側面は、仕切り板321より正面側の面310−
4Aと、仕切り板321より背面側の面310−4Bと
に分割されている。そして、編集用モニタ171は、筐
体310の面310−4Aに設置され、印刷物取り出し
口181は面310−4Bに設置されている。また、そ
れに伴って、タッチペン172およびスピーカ173も
筐体310の面310−4Aに設置されている。これに
より、面310−4Aの前方が編集空間となり、面31
0−4Bの前方が排出空間となる。
【0105】図13は、図12に示す画像印刷装置を左
後方上側より見た場合の斜視図であり、図3に対応する
部分については、同一の符号を付してある。
【0106】図3の例においては、印刷物取り出し口1
81は、筐体110の背面110−5に設置されていた
が、図13に示すように、印刷物取り出し口181は、
筐体310の面310−4Bに設置されており、背面3
10−5には設置されていない。また、筐体310の左
側面は、仕切り板321により、面310−4Aと面3
10−4Bに分割されている。
【0107】図14は、図12に示す画像印刷装置の配
置例を示す斜視図である。
【0108】図4の例においては、筐体110の上部
(面110−4の上部)に、水平左方向にカーテンフレ
ーム193が設置され、カーテン194は編集空間に筐
体110の面110−4と対向するように設置されてい
るが、図14に示すように、カーテンフレーム393は
面310−4Aの上部に水平左方向に設置され、カーテ
ン394は、筐体310の面310−4Aと対向するよ
うに設置されている。
【0109】図15は、図13に示す画像印刷装置の配
置例を示す斜視図であり、図14に示す画像印刷装置を
左後方上側より見た場合の図である。
【0110】図5の例においては、面110−4の前方
の編集空間には、カーテンフレーム193およびカーテ
ン194が設置されているが、図15に示すように、画
像印刷装置300における編集空間は、面310−4A
の前方であり、カーテンフレーム393およびカーテン
394は、この面310−4Aの前方の編集空間に設置
される。また、排出空間である面310−4Bの前方に
は、カーテンフレームおよびカーテンは設置されなくて
も良い。
【0111】以上のように画像印刷装置を構成しても、
撮影処理、編集処理、および印刷処理は、それぞれ独立
に平行して行うことができるので、その結果、撮影空間
におけるユーザの撮影処理、編集空間におけるユーザの
編集処理、および排出空間における印刷処理が独立に行
われ、効率的にユーザを回転させることが可能となる。
【0112】また以上において、印刷媒体はシールシー
トとして説明したが、シールシートに限られるものでは
なく、例えば、所定のサイズの紙や、ポスター用の紙な
どに印刷するようにしてもよい。また、撮影した画像デ
ータを、ユーザが自ら用意したフロッピディスクなどの
記録媒体に記録させることができるようにしてもよい。
【0113】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0114】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
の回転率を向上させ、順番待ちの時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像印刷装置の構成例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用した画像印刷装置の構成例を示す
斜視図である。
【図3】本発明を適用した画像印刷装置の構成例を他の
角度より示す斜視図である。
【図4】図2に示す画像印刷装置の配置例を示す斜視図
である。
【図5】図3に示す画像印刷装置の配置例を示す斜視図
である。
【図6】図2に示す画像印刷装置の内部の構成例を示す
ブロック図である。
【図7】図2に示す画像印刷装置による撮影処理につい
て説明するフローチャートである。
【図8】図2に示す画像印刷装置による撮影処理につい
て説明する、図7に続くフローチャートである。
【図9】図2に示す画像印刷装置による撮影処理につい
て説明する、図8に続くフローチャートである。
【図10】図2に示す画像印刷装置による編集処理につ
いて説明するフローチャートである。
【図11】図2に示す画像印刷装置による印刷処理につ
いて説明するフローチャートである。
【図12】本発明を適用した画像印刷装置の他の構成例
を示す斜視図である。
【図13】本発明を適用した画像印刷装置の他の構成例
を他の角度より示す斜視図である。
【図14】図12に示す画像印刷装置の配置例を示す斜
視図である。
【図15】図13に示す画像印刷装置の配置例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
100 画像印刷装置 120 撮影装置 121 カメラ 141 撮影用モニタ 142 操作パネル 152 スピーカ 171 編集用モニタ 172 タッチペン 173 スピーカ 181 印刷物取り出し口 201 CPU 202 ROM 203 RAM 208 プリンタ 251 音声出力制御部 252 映像入出力制御部 254 音声出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 5/91 H J Fターム(参考) 2C061 AS11 HK15 HK19 HX10 2C087 AB01 BA03 BB10 BC14 BD07 CB06 CB16 5C052 AA12 AB04 DD02 DD04 EE02 EE03 FA02 FA03 FB01 FB05 FC06 FD09 5C053 FA04 FA07 FA08 JA16 LA03 5C054 AA05 CA04 CC03 CD01 CE04 CE16 CH02 FA01 FB03 FE02 HA15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像を表示
    する第1の表示手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像のう
    ち、編集対象画像として選択された前記被写体の画像を
    表示する第2の表示手段と、 前記第2の表示手段により表示された前記被写体の画像
    に対する編集入力を受け付ける入力受け付け手段と、 前記入力受け付け手段により受け付けられた前記編集入
    力に基づいて、前記被写体の画像を編集する編集手段
    と、 前記編集手段により編集された前記被写体の画像を所定
    の印刷媒体に印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により前記被写体の画像が印刷された前記
    印刷媒体を排出する排出手段とを備え、 前記撮影手段により前記被写体を撮影する撮影空間、前
    記第2の表示手段により表示される前記被写体の画像を
    編集する編集空間、および、前記排出手段により前記印
    刷媒体を排出する排出空間が異なる位置に設けられるこ
    とを特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記画像印刷装置の所定の面を基準とし
    て、 前記第1の表示手段は、前記画像印刷装置の正面に配置
    され、 前記第2の表示手段は、前記画像印刷装置の側面に配置
    され、 前記排出手段は、前記画像印刷装置の背面に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記画像印刷装置の所定の面を基準とし
    て、 前記第1の表示手段は、前記画像印刷装置の正面に配置
    され、 前記第2の表示手段は、前記画像印刷装置の側面前方に
    配置され、 前記排出手段は、前記画像印刷装置の側面後方に配置さ
    れ、 前記第2の表示手段と前記排出手段との間に仕切り板を
    有することを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の表示手段は、前記撮影空間に
    おいて撮影が終了されたとき、前記編集空間への移動を
    案内する案内画面を表示し、 前記第2の表示手段は、前記編集空間において編集が終
    了されたとき、前記排出空間への移動を案内する案内画
    面を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の画像印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影空間において撮影が終了された
    とき、前記編集空間において編集が行われているか否か
    を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により前記編集空間において編集が
    行われていると判定されたとき、前記編集空間において
    行われている編集が終了するまでの期間、前記撮影空間
    において撮影を終了させたユーザに対して、所定の処理
    を実行させる第1の実行手段と、 前記編集空間において編集が終了されたとき、前記印刷
    手段または前記排出手段による排出に関する処理が行わ
    れているか否かを判定する第2の判定手段と、 前記判定手段により前記印刷手段または前記排出手段に
    よる排出に関する処理が行われていると判定されたと
    き、前記印刷手段または前記排出手段による排出に関す
    る処理が終了するまでの期間、前記編集空間において編
    集を終了させたユーザに対して、所定の処理を実行させ
    る第2の実行手段とをさらに備えることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の画像印刷装置。
  6. 【請求項6】 撮影空間において、被写体を撮影する撮
    影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    画像を表示する第1の表示ステップと、 前記撮影空間と異なる編集空間において、前記撮影ステ
    ップの処理により撮影された前記被写体の画像のうち、
    編集対象画像として選択された前記被写体の画像を表示
    する第2の表示ステップと、 前記第2の表示ステップの処理により表示された前記被
    写体の画像に対する編集入力を受け付ける入力受け付け
    ステップと、 前記入力受け付けステップの処理により受け付けられた
    前記編集入力に基づいて、前記被写体の画像を編集する
    編集ステップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記被写体の
    画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷ステップと、 前記撮影空間および前記編集空間と異なる排出空間にお
    いて、前記印刷ステップの処理により前記被写体の画像
    が印刷された前記印刷媒体を排出する排出ステップとを
    含むことを特徴とする画像印刷方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像印刷方法により印
    刷されたことを特徴とする印刷媒体。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の画像印刷方法をコンピ
    ュータに実行させるプログラム。
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