JP2003031469A - パターン評価方法,位置合わせ方法、検査装置の検査方法,半導体製造工程の管理方法 - Google Patents
パターン評価方法,位置合わせ方法、検査装置の検査方法,半導体製造工程の管理方法Info
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Abstract
をひずませる原因を特定することが可能になるパターン
評価方法を提供すること。 【解決手段】試料に形成されたパターンの画像を取得す
る工程(S101)と、取得された画像から、前記パタ
ーンの輪郭を抽出し、抽出された輪郭上の複数のエッジ
点の位置座標をそれぞれ求める工程(S102)と、求
められた各エッジ点の位置座標から、最小二乗法によっ
て前記パターンを楕円に近似する工程(S103,S1
04)と、近似された楕円の中心座標、長軸の方向、長
半径、短半径、短半径と長半径との比、面積、周囲長の
うち少なくとも一つを算出する工程(S105)。
Description
対するパターン評価方法,位置合わせ方法、検査装置の
検査方法,半導体製造工程の管理方法に関する。
フィプロセスは、フォトマスク上のパターンをウェハ上
に転写するプロセスであるが、高集積度のデバイスを開
発するためには光露光装置の解像力の限界に近いごく微
小なパターンを形成せねばならない。このような場合に
露光装置のレンズに収差が存在したり光軸に傾きが生じ
ていたりすると、フォトマスクパターンに忠実なパター
ンをウェハ上に形成することができない場合がある。
内の方向によって焦点位置に差を生ぜしめるため、露光
時の焦点位置が変動するとパターンを異方的に歪ませ、
その結果パターン形成に関するプロセス余裕度を低下せ
しめる。このような収差に起因したパターンの変形を定
量化する方法が、特開平6−317414号公報に開示
されている。
化処理して各々のパターンの低部に相当する領域を抽出
し、その後面積をおよび周囲長をデジタル幾何学の方法
によって算出する。また面積と周囲長の値を比較するこ
とによってパターンの径あるいは長径−短径を逆算する
方法である。
ホールパターンのエッジはプロセスやレジスト材料に由
来するエッジラフネスが存在する。このためパターンエ
ッジは滑らかな円形または楕円形にはならない場合が多
い。そのような形状に対してこの方法を用いて求めた諸
量には、収差に起因する形状の歪みによる成分以外にエ
ッジラフネスに起因する理想的な輪郭形状からのずれの
寄与が含まれてしまうために、パターンを歪ませる原因
を特定することが困難であった。
近似した場合、さらに高次の対称性の崩れとして現れる
高次収差の効果がモデル化されていない。そのため、低
次の収差の影響しか定量化できない。
称性の次数に応じて輪郭データを以下のような斉次型の
多項式にフィットすることで可能となる。
られた係数から、その曲線の特徴量を算出することがで
きる。たとえばm=n=2ならば式(18)は楕円の方
程式、m=n=3ならば3回の回転対称性を有する図
形、などとなる。
8)へのデータ点列の当てはめが必要であり、問題にす
る収差に応じて計算式を選択する必要があった。
イズに振られやすく、SEMで取得した画像に対してこ
の方法を用いる場合には特にショットノイズの影響を大
きく受け、計測結果の誤差が大きくなることが問題であ
った。
セスやレジスト材料に由来するエッジラフネスが存在す
るため、パターンを歪ませる原因を特定することが困難
であるという問題点があった。
に、ショットノイズの影響を大きく受け、計測結果の誤
差が大きくなることが問題であった。
取り除いて、パターンをひずませる原因を特定すること
が可能になるパターン評価方法を提供することにある。
響を取り除いて、高次のパターンの対称性の崩れを容易
に定量化することができるパターン評価方法を提供する
ことにある。
目的を達成するために以下のように構成されている。
は、試料に形成されたパターンの画像を取得する工程
と、取得された画像から、前記パターンの輪郭を抽出
し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそ
れぞれ求める工程と、求められた各エッジ点の位置座標
から、最小二乗法によって前記パターンを楕円に近似す
る工程と、近似された楕円の中心座標、長軸の方向、長
半径、短半径、短半径と長半径との比、面積、周囲長の
うち少なくとも一つを算出する工程とを含むことを特徴
とする。
は、試料に形成されたパターンの画像を取得する工程
と、取得された画像から、前記パターンの輪郭を抽出
し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそ
れぞれ求める工程と、求められた各エッジ点の位置座標
からフーリエ級数を算出する工程と、算出されたフーリ
エ級数を用いて、前記パターンを近似する近似輪郭線を
生成する工程とを含むことを特徴とする。
の作用・効果を有する。
点の位置座標を複数抽出し、各エッジ点の位置座標か
ら、最小二乗法によって前記エッジ点列を楕円に近似す
ることによって、近似された楕円の中心座標、長軸の方
向、長半径、短半径、短半径と長半径との比、面積、及
び周囲長を算出することができる。その結果、パターン
が、完全に水平または垂直方向に配置していない場合、
やパターンのエッジにラフネスがある場合でも、正確な
ホールパターンの歪みの定量が可能となり、評価コスト
が減少する。
点の位置座標を複数抽出し、各エッジ点の位置座標から
フーリエ級数を算出し、算出されたフーリエ級数を用い
て、前記パターンを近似する近似輪郭線を生成すること
によって、従来定量化が困難であったパターンの対称性
の崩れを容易に定量化できるようになる。
を参照して説明する。もちろんこれら実施形態は本発明
の適用される範囲を限定するものではない。
の実施形態に係わるパターン評価装置の概略構成を示す
ブロック図である。図2には、本発明の第1の実施形態
に係わるパターン評価方法を示すフローチャートであ
る。
2に示すフローチャートを参照しつつ評価方法を説明し
て説明する。
トに評価対象となるホールパターンが形成された半導体
ウェハ103をSEM100内のトレー(XYステー
ジ)104上に載置し、位置決めを行う。電子銃101
から放出された電子ビームは、電子光学系102によ
り、半導体ウェハ103の評価対象のパターンが含まれ
る領域を走査する。電子ビームの走査は、制御部107
の制御によって行われ、走査信号がコンピュータ108
に送られる。ウェハ103から放出された二次電子は二
次電子信号検出部105で拾われ、検出された二次電子
信号を信号増幅部106で増幅される。増幅された二次
電信号はコンピュータ108に送られる。コンピュータ
108は、二次電子信号及び走査信号から画像データを
生成し、画像データ及び二次電子信号を記憶部109に
格納すると共に、画像表示部110に表示する。なお、
図1において、符号111は、キーボードやマウス等の
入力部である。
プログラムをコンピュータ108が実行することにより
行われる。
画像データからパターンのエッジを探索して複数のエッ
ジ座標点Pi(xi,yi)(i=1,2,...,n:
nはエッジ点の総数)を得る。なお、以下では複数のエ
ッジ座標からなる群をエッジ点列と記す。そして、図3
(a)に示すように、抽出されたエッジ点列121を画
像表示部110に表示する。
の式(1)で定義される残差平方和が最小となるように
ルベンンバーグ=マルカート法による最小二乗法の解法
を用いて各係数A,B,C,D,E,Fを求める。
ルカート法により各係数を求めるに当たり、最初に係数
に対してAC−B2>0なる拘束条件を与えておき、各
係数の探索範囲を限定すると共に、前記拘束条件を満た
すように各係数の初期値を設定する。
ーグ=マルカート法による最小二乗法の解法を用いて、
式(1)から算出される残差平方和が誤差の範囲以上内
で一定とみなされるまで各係数A,B,C,D,E,F
の初期値を変えながら各係数の算出を試行し、その結果
から各係数を決定する。最後にこれらの係数によって与
えられる楕円の方程式の一般形である式(2)を得る。
程式であらわされる楕円122をエッジ点列121に重
ね合わせて、画像表示部110に表示する。
数を式(3)に示す楕円の標準形のx、yの項べきの順
に並べ、係数を比較することによって、楕円の特徴とな
る中心座標Po(xo,yo)、長半径a、短半径b、主
軸の方位角θ、を算出し、その結果を画像表示部に表示
する。
向と同じで大きさが(1−b/a)であるベクトルを歪
みベクトルと定義して、これらの値を画像表示部上に出
力する。そして、図3(c)に示すように、歪みベクト
ルを表す矢印123および楕円の中心位置124を画像
表示部に表示する(図3(c))。さらに式(4),
(5),(6)を用いて近似楕円の面積と周囲長を算出
し、画像表示部に出力する。
前記パターンのエッジ点の位置座標を複数抽出し、各エ
ッジ点の位置座標から、最小二乗法によって前記エッジ
点列を楕円に近似することによって、近似された楕円の
中心座標、長軸の方向、長半径、短半径、短半径と長半
径との比、面積、及び周囲長を算出することができる。
その結果、パターンが、完全に水平または垂直方向に配
置していない場合、やパターンのエッジにラフネスがあ
る場合でも、正確なホールパターンの歪みの定量が可能
となり、評価コストが減少する。
ーンを用いたが、これはエッチング後、あるいは任意の
工程において観察されたパターンの画像に対しても適用
することが可能である。エッジ点列の抽出としては、画
像処理によって二値、或いは三値化された結果からエッ
ジ位置を決定する方法がある。
める非線形最小自乗法の解法としてルベンンバーグ=マ
ルカート法を用いたが、本発明の適用範囲はこれに限定
されることはない。たとえば6つのパラメータの組み合
わせを逐次あるいはランダムに探索する方法をとっても
良いし、最適な組み合わせの探索アルゴリズムとしてシ
ンプレックス法や準ニュートン法、ダビドン=フレッチ
ャー=パウエル法、ブロイデン=フレッチャー=ゴルト
ファルブ=シャノ法、カークパトリックのアニーリング
法などから適時選択することが可能である。
の実施形態に係わるパターン評価方法を示すフローチャ
ートである。なお、本実施形態で用いるパターン評価装
置は、第1の実施形態の図1に示したパターン評価装置
と同様なので、その図示及び説明を省略する。
1の実施形態と同様に、パターンのSEM画像を取得す
る。そして、取得された画像から、評価対象となるフォ
トレジストパターンのエッジの座標P i(xi,yi)
(i=1,2,...,n:nはエッジ点の総数)を取
得する。以下では、全エッジ点の群をエッジ点列とす
る。
Pi(xi,yi)に対して以下の式(7)により重心PO
(xo,yo)を算出する。そして、図5(a)に示すよ
うに、その重心位置POを画像表示部110にエッジ点
列221とともに表示する。
Oをとおり、各エッジ点Piからおろした垂線の長さの自
乗和が最小となるような直線の方程式を最小自乗法で求
める。具体的には直線の傾きmを以下の式(8)のうち
掲記の自乗和を最小とする値として求める。
ら主軸の方位角θを式(11)で求める。そして、図5
(b)に示すように、画像表示部110に主軸225を
表示する。
全体を以下の変換式によって座標変換する。
軸に平行でその中心がx’y’座標の原点に一致する楕
円すなわち
件を
a,bによって規格化した距離とみなせるので、この条
件による楕円への当てはめは、重心からの距離が1に近
くなるように規格化定数を定める計算と等価である。
たことによって、第1の実施形態のような非線形最小自
乗法の解法によることなくa,bの最適解を以下の式
(15),(16)によって得ることができるようにな
る。
となる中心座標Po(xo,yo)、長半径aと短半径b
との比、主軸の方位角θを算出し、その結果を画像表示
部110上に表示する。また近似曲線212を(13)
の逆変換によってもとのxy座標系の楕円に変換する。
そして、図5(c)に示すように、元の画像とともに画
像表示部に表示する(図4(c))。算出結果を第1の
実施形態の方法で算出した結果と比較したが、両結果は
十分な一致が見られた。
様に、パターンが、完全に水平または垂直方向に配置し
ていない場合、やパターンのエッジにラフネスがある場
合でも、正確なホールパターンの歪みの定量が可能とな
り、評価コストが減少する。
ンを用いたが、これもエッチング後、あるいは任意の工
程において観察されたパターンの画像に対しても適用す
ることが可能である。
ジ点列に含まれる各エッジ点から近似楕円に向かってお
ろした垂線の長さ(残差)を求めて、(長さ)2の単位
を持つ正確な残差を求める方法について説明する。
パターン評価方法を示すフローチャートである。なお、
以下に示す評価方法は、記憶部109にソフトウエア
(プログラム)として記録され、コンピュータで各工程
が実施される。
態で説明したパターン評価方法によってエッジ点列を近
似する楕円の方程式を算出する。
ら、楕円の焦点位置E1、E2の位置を算出する(図7
(a))。
の動点Siを決め、E1とSi、E2とSiをとおる直線
l1,l2の方程式を求める。
l2の傾きの値と動点Siの座標とから、∠E1SiE2の
二等分線l3の方程式を求める。この直線l3は、楕円の
焦点の性質によって、動点S iをとおる楕円の法線とな
る(図7(b))。
上にエッジ点列に属する点Piがあれば、距離PiSiを
算出する。この距離が近似楕円からの残差を与える(図
7(c))。
2〜S305の手続きを、動点Siの位置を楕円周上で
適当な間隔で移動させていくことによって、エッジ点列
に含まれる全エッジ点の残差データを取得することがで
きる。
を用いて残差の平方和、標準偏差、平均偏差、楕円の内
側と外側での残差の最大値を算出する。これらはパター
ンの楕円近似からのずれの量的表現であるから、ホール
パターンのラフネスをあらわす量として画像表示部11
0に出力する。
りで変動させながら掲記の残差を算出し、それが最小と
なるように焦点位置を調整する。この手続きによって、
楕円近似の精度が更に向上する。
装置の画像表示部に、処理結果を出力することによっ
て、さまざまなパターンの歪みの有様が評価者にはグラ
フィカルに理解できるために、計測結果やパターン形状
がどの方向にどの程度歪んでいるかを極めて容易に確認
することが可能である。
の実施形態に係わるパターン評価方法を示すフローチャ
ートである。なお、本実施形態で用いるパターン評価装
置は、第1の実施形態の図1に示したパターン評価装置
と同様なので、その図示及び説明を省略する。
トに評価対象となるホールパターンが形成された半導体
ウェハをSEMに搬入し、位置決めを行なって計測対象
のパターンが含まれる領域の二次電子信号を取得し、そ
れを画像データとして記憶装置に格納するとともに画像
表示部110に表示する。
画像データに対してパターンエッジを探索してエッジ座
標点列Pi(xi,yi)(i=1,2,...,n:n
はエッジ点の総数)を得る。また、図9(a)に示すよ
うに、得られたエッジ点列421を画像表示部110に
表示する。
点列データを以下の式(17)で定義されるフーリエ級
数列を離散的フーリエ変換の計算によって求める。この
際の数値計算は、C. T. Zahn and R. Z. Roskies: IEEE
Transactions on Computers, Vol.C-21,No.3, March
1972に記載される方法に基づいた。
輪郭の全周長、lkは輪郭のk番目のデータポイントまで
の長さ、Δφkはk番目と(k+1)番目のデータ点を結
ぶ直線と、(k-1)番目とk番目のデータ点を結ぶ直線のな
す角であり、μ0はフーリエ級数の0次の級数、an,b
n,Anはk次フーリエ級数、αkはk次の成分の位相角
である。
から算出されたフーリエ級数と位相角を記憶部109に
格納する。そして、図9(b)に示すように、画像表示
部110に、各次のフーリエ級数を棒グラフ431によ
って表示し、さらに表形式で画像表示部110に表示す
る。
の級数のうち20次より低次の級数を用いて輪郭データ
を再構築する。そして、図9(c)に示すように、再構
築された輪郭線422を画像表示部110に表示する。
に表示されたフーリエ級数のうちもっとも大きな級数が
k=2のそれであることから、対象とする図形の輪郭が
概略二回対称性をもつ図形で近似されることがわかるの
で、その主軸の方向を算出して、輪郭データの定量化を
行う。
とも距離の長い二点を探索し、その長さと方位を得ると
共に、x方向・y方向のパターン幅を算出し、これらの
値を画像表示部に表示する。さらに、近似楕円の面積と
周囲長を算出し、画像表示部110に出力する。またさ
らに、近似輪郭線の主軸方向、該主軸と該近似輪郭線と
の交点間の長さ、近似輪郭線と各エッジ点との残差平方
和、近似輪郭線で囲まれる領域の面積と全エッジ点で囲
まれる領域の面積の差分を求めても良い。
前記パターンのエッジ点の位置座標を複数抽出し、各エ
ッジ点の位置座標からフーリエ級数を算出し、算出され
たフーリエ級数を用いて、前記パターンを近似する近似
輪郭線を生成することによって、従来定量化が困難であ
った高次のパターンの対称性の崩れを容易に定量化でき
るようになる。
一対の点間の距離、該一対の点間の方位と、近似輪郭線
に囲まれる領域の面積と、近似輪郭線の長さと、近似輪
郭線の主軸方向と、該主軸と該近似輪郭線との交点間の
長さと、近似輪郭線と各エッジ点との残差平方和と、近
似輪郭線で囲まれる領域の面積と全エッジ点で囲まれる
領域の面積の差分のうち少なくとも一つを算出すること
によって、ノイズやラフネスに影響されないロバスト
(robust)な計測が可能となる。
ンを用いたが、これはエッチング後、あるいは任意の工
程において観察されたパターンの画像に対しても適用す
ることが可能である。
る際に単純な離散的フーリエ変換の計算を行なったが、
本発明の適用範囲はこれに限定されることはない。たと
えば抽出された輪郭データを一度、2のべき乗の数の等
間隔なデータ点に変換し、その後FFT(高速フーリエ
変換)による高速計算を行うことも可能である。
5の実施形態に係わるパターン評価方法の説明に用いる
フローチャートである。
ェハをSEMに搬入してからエッジ座標点列Pi(xi,
yi)(i=1,2,...,n:nはエッジ点の総
数)を得るまでの手順は第1の実施形態と同様に行なっ
た。
形態で説明した方法を用いて、エッジ点列のフーリエ級
数を求める。(ステップS504)求められた20次ま
でのフーリエ級数を用いて輪郭データを再構成する。そ
して、図12(a)に示すように、再構築された再構成
曲線522を画像表示部110に表示する。
(b)に示すように、再構成した輪郭データ上の点と、
対応するもとの輪郭データ上の点の間の距離を算出し、
これを各点の残差とする。
データの計算結果から、再構成曲線上の任意の点Q
(X’,Y’)における法線lQの方程式を算出する。これ
を
xi,yiが
示すように、始点P0から適当な刻みによって再構成曲
線522上の点Q1、Q2、…、Qj、…を作成する。
の点Qjにもっとも近接するエッジ点Piを探索する。
の間に式(17)の関係が成立していれば、以下を計算
する。
その値をパターンのラフネスの大きさと定義し、画像表
示部110に表示する。また、再構成曲線と元の輪郭デ
ータの差に相当する部分を画像表示部上で塗りつぶし、
平滑化された再構成曲線から輪郭データが大きく外れて
いる部分が一目で認識できるようにする。
られたフーリエ級数を主成分の評価を行った後に、フー
リエ級数から輪郭線を求める方法について説明する。
ェハをSEMに搬入してからエッジ座標点列Pi(xi,
yi)(i=1,2,...,n:nはエッジ点の総
数)を得る。
用いて、エッジ点列のフーリエ級数を求める。求められ
た20次までのフーリエ級数を用いて輪郭データを構成
する。図14(a)に示すように、構成された輪郭デー
タを、輪郭線622をとして画像表示部110に表示す
る。
エ級数と位相を記憶部109に格納する。また、図14
(b)に示すように、画像表示部110に次数別にフー
リエ級数を棒グラフ631によって表示し、さらに表形
式で画像表示部110上に表示する。
成分であることから、このパターンエッジが真円である
として1次の級数のみを用いて、パターン形状を再構成
する。そして、図14(c)に示すように、再構成曲線
623として画像表示部110に表示する。
623上の点と、対応するもとの輪郭上の点の距離を残
差として残差平方和を算出し、これが最小となるように
決定された倍率補正係数をフーリエ級数に乗じる。
が最小となる倍率補正係数を乗じた0次の項のフーリエ
級数を用いてパターン形状を近似する曲線を求める。図
14(d)に示すように、求められた曲線624として
画像表示部110に表示する。また、曲線624と輪郭
データ621の差に相当する部分を塗りつぶし、真円か
ら輪郭データが大きく外れている部分が一目で認識でき
るようにする。また、曲線(円)624の直径を算出し
て、もとのパターンの直径の測定値として画像表示部1
10上に表示するとともに、残差平方和を画像表示部1
10上に表示する。
上4回の回転対称性よりも高次の対称性を持たない輪郭
を有するパターンに対して、有効なパターン評価方法を
示す。
り、半導体ウェハをSEMに搬入してからエッジ座標点
列Pi(xi,yi)(i=1,2,...,n:nはエッ
ジ点の総数)を得る。図15(a)に示すように、得ら
れたエッジ点列721は、画像表示部110に表示され
る。このパターンは、角の丸まった概略矩形の輪郭を持
つパターンであった。
を行って、式(17)で定義されるフーリエ級数と位相
を算出する。そして、算出結果を記憶部109に格納す
ると共に、図15(b)に示すように、画像表示部11
0にフーリエ級数の各次数を棒グラフ731及び表形式
で表示する。
次、2次、4次の級数のみを用いて輪郭を再構成した再
構成曲線を生成する。再構成された輪郭上の点と、対応
するもとの輪郭上の点の距離を残差として残差平方和を
算出し、これが最小となるようにフーリエ級数に倍率補
正係数を決定する。そして、図15(c)に示すよう
に、倍率補正係数を乗じたフーリエ級数を用いて構成さ
れた再構成曲線722を画像表示部110に表示する。
次いで、図15(d)に示すように、エッジ点列721
と再構成曲線722とから、相対する辺間の距離に相当
する距離732と、再構成曲線722で囲まれる領域の
面積を算出して、基のパターンの直径の測定値として画
像表示部110上に表示するとともに、残差平方和も画
像表示部110上に表示する。また再構成曲線722と
もとのエッジ点列721の差に相当する部分を画像表示
部上で塗りつぶし、設計上でパターン輪郭が持っていた
本来の対称性から輪郭データが大きく外れている部分が
一目で認識できるようにした。
上パターン輪郭が奇数次の対称性を持たないようなパタ
ーンに対して有用な実施形態を示す。まず半導体製造に
用いられるフォトマスク(原板)をSEMに搬入してか
らエッジ座標点列Pi(xi,yi)(i=1,
2,...,n:nはエッジ点の総数)を得た。、そし
て、図16(a)に示すように、得られたエッジ点列8
21を画像表示部110に表示する。エッジ点列を得た
パターンは、4つの角にリソグラフィ工程で角が丸まる
光近接効果を補正するOPCパターンが付与されたパタ
ーンであった。
7)から算出されるフーリエ級数と位相を求め、求めら
れた結果を記憶部109に格納する。そして、図16
(b)に示すように、画像表示部110にフーリエ級数
を次数別に棒グラフ831によって表示し、さらに表形
式で表示する。
を全て無視し、偶数次のフーリエ級数のみを用いて輪郭
を再構成した再構成曲線を生成する。そして、図16
(c)に示すように、再構成曲線822を画像表示部1
10に表示する。再構成曲線を生成する際、再構成曲線
上の点と、OPCパターンを付与する前の段階の設計デ
ータの輪郭データの直線部が一致するようにフーリエ級
数に倍率補正係数を乗じた。
応する設計データ上の点の間の距離を残差として、次い
でフーリエ級数列の4次および8次の成分の位相角α4
とα8の値から、パターンの角の方位を算出し、それと
π/8ラジアンの方位をなす方向に対して重み付けした
残差平方和を算出し、これが最小となるように倍率補正
係数を決定する。
データの輪郭とをもとの画像とともに画像表示部に表示
する。また、設計データの輪郭と再構成曲線との差に相
当する部分を塗りつぶし、OPC部分の大きさを一目で
認識できるようにした。さらに塗りつぶした領域の面積
を4つの領域の個々に対して算出する。
となるパターン輪郭と検査対象パターンの輪郭の対称性
の差異を知って形状不良の判定に適用した例である。図
17は、本発明の第9の実施形態に係わるパターン評価
方法の説明に用いるフローチャートである。 (ステップS901)まず、図18(a)に示す基準と
なるパターンの輪郭データから抽出されたエッジ点列9
21を与える。このエッジ点列は既に取得されたパター
ン画像の内、不良が無いと判定されたパターンのエッジ
点列である。このエッジ点列に対してフーリエ解析を行
って、式(17)に定義されたフーリエ級数を算出し、
結果を記憶部109に蓄えると共に、棒グラフ931と
して表示する。
なるパターンが形成された複数の半導体ウェハを順次S
EMに搬入して、検査対象パターンの画像を取得する。
取得されたそれぞれのパターン画像から、エッジ点列を
取得した後、おのおののエッジ点列に対してフーリエ解
析を行って、式(17)に定義されるフーリエ級数を5
0次まで算出する。
定義されるペンローズ距離を個々のパターンに対して算
出する。
ーリエ級数列であり、以下のように定義される
(b)に示すように、各パターンのペンローズ距離をグ
ラフ表示する。
(c)に示すように、ペンローズ距離が著しく0と異な
るパターンのエッジ点列923を基準パターンのエッジ
点列921とともに画像表示部110に表示する。この
結果、ペンローズ距離が0と大きく異なるパターンの輪
郭が基準パターンと著しく異なっていることが目視で確
認でき、ペンローズ距離によって不良パターンが自動判
定されたことを確認できた。
次まで扱ったがもちろんこれは本発明の適用範囲を限定
する物ではない。またフーリエ級数列によって定義され
た空間内の距離としてペンローズ距離を採用したが、こ
れも本発明の適用を限定するものではなく、たとえばユ
ークリッド距離、マハラノビス距離等の多変量距離を採
用する事ができる。特により高次の級数を用いる際には
マハラノビス距離を採用する事が好ましい。
したパターン画像から人為的に選んでいたが、これも種
々の変更が可能であり、たとえば複数のパターン画像か
ら複数の輪郭データを取得してその加算平均を行なった
平均の輪郭データを用いても良いし、設計データの輪郭
を用いても良いし、あるいは人間が作図した輪郭データ
を用いても良い。
示に基づいて他のパターンの系列から外れたものを人為
的に選んだが、これは距離が0と有意に異なるかどうか
の有意差検定を行なって有意と判定されたものを欠陥と
定義する事によって自動判断が可能となり人為を介さず
にすむ。
第10の実施形態に係わるパターン評価方法の説明に用
いるフローチャートである。
形態と同様に、フォトマスク(原板)に形成されたパタ
ーンからエッジ点列を取得する。そして、図20(a)
に示すように、取得したエッジ点列1021を画像表示
部110に表示する。
たエッジ点列に対してフーリエ解析を行って、式(1
7)にもとづくフーリエ級数を算出する。図20(b)
に示すように、算出されたフーリエ級数を次数別に棒グ
ラフ1031として画像表示部110に表示する。
トマスクをもちいて投影露光装置を用いてウェハ上にパ
ターンを転写し、そのウェハをSEMに搬入してフォト
マスクに対応するパターンのエッジ点列を取得する。そ
して、図20(c)に示すように、取得したエッジ点列
1022を画像表示部110に表示する。
データに対してフーリエ解析を行って、式(17)に基
づくフーリエ級数を算出する。そして、図20(d)に
示すように、算出されたフーリエ級数を次数別に棒グラ
フ1032として画像表示部110に表示する。
数の差を項別に算出する。そして、図20(e)に示す
ように、算出結果1033を画像表示部に表示する。級
数の差を算出した結果、パターンの長さが転写後に短く
なったことにより2次の級数が小さくなっていること、
パターン角部が丸まったことにより4次の級数が小さく
なったこと、20〜30次の級数が増大した事からウェ
ハ上のパターンでラフネスが増大した事などをグラフィ
カルに確認する事が可能となった。
したような多変量距離の算出を組み合わせる事もでき
る。すなわち、対象とするウェハ上パターンと、マスク
パターンに上記の写像を施した輪郭との多変量距離をも
とめ、それが大きかった場合にフーリエ級数の差を算出
すれば、リソグラフィ工程によってどのような対称性が
崩れたかを知ることが出きる。
第11の実施形態に係わるパターン評価方法の説明に用
いるフローチャートである。
とパターンの角がパターン転写後にどのように変化する
かを実験により調べておき、それらをテーブルとして記
憶装置に保存しておく。
同様の手順でフォトマスクに形成されたパターンのエッ
ジ点列を取得する。得られたエッジ点列を画像表示部に
表示する。
ータから上記のテーブルにもとづいて写像変換を行な
い、あらたなエッジ点列を作成する。変換後のエッジ点
列を画像表示部に表示する。
エッジ点列に対してフーリエ解析を行って、フーリエ級
数を算出する。算出されたフーリエ級数を画像表示部に
表示すると共に、記憶部109に記憶させる。
トマスクに形成されたパターンを転写されたウェハをS
EMで観察して画像を取得し、画像からエッジ点列を取
得する。取得されたエッジ点列を画像表示部に表示す
る。
たエッジ点列に対してフーリエ解析を行って、フーリエ
級数を算出する。算出されたフーリエ級数を画像表示部
に表示すると共に、記憶部109に記憶させる。
得られたフーリエ級数とウェハ上のパターンから得られ
たフーリエ級数に対して、次数別に差を算出する。そし
て、算出結果を画像表示部に表示する。
を実験によりあらかじめ取得しておいたが、たとえばマ
スクパターンから直接光学像をモニタする検査装置をも
ちいて取得した光学像データをもちいて、直接写像後の
輪郭を取得する事も可能である。
第12の実施形態に係わるパターン評価方法の説明に用
いるフローチャートである。
形態と同様の手順で抽出したフォトマスクパターンのエ
ッジ点列の座標を得る。
列の座標を用いて、投影光学系に収差が存在しないとい
うモデルにもとづく光リソグラフィシミュレーションを
行ない、光学像にもとづく輪郭を作成する。
ーションによって作成した輪郭に対してフーリエ解析を
行って、フーリエ級数を算出する。
ェハをSEMで観察し、第10の実施形態と同様にウェ
ハ上のパターンのエッジ点列の位置座標を得る。
列の位置座標に対してフーリエ解析を行って、フーリエ
級数を算出する。
数列に対して、各次数におけるフーリエ級数の差を級数
の差を算出する。算出結果を画像表示部110に表示す
ると共に、記憶部109に保存する。
次の成分であった。このことから、転写後のパターンは
レジストプロセスの影響で長さが短くなっていること、
及び露光装置に3θとよばれる高次収差が存在している
ことが判明した。
行なう代わりにレジスト中の潜像シミュレーションを行
い、潜像に基づいて輪郭を作成しても良い。潜像から輪
郭を作製することによって、光学シミュレーションから
正確に分からない、ショートニングの効果がより高精度
に評価できるようになる。
装置の検査レシピを作成する際に位置決めの基準となる
テンプレートをフーリエ記述子によって作成する方法に
ついて説明する。
た。
わるパターン評価方法の説明に用いるフローチャートで
ある。
検査対象パターンが形成されたウェハを搬入し、位置決
めの際の基準画像とするためのパターン(基準パター
ン)の画像を取得する。図24(a)に、取得された基
準パターンの例を示す。
ーンの画像からエッジ点列の位置座標を取得し、取得さ
れた位置座標に対してフーリエ解析を行って、式(1
7)で定義されるフーリエ級数を求める。
リエ級数の10次の項までを用いて輪郭データを生成す
る。図24(b)に示すように、生成された輪郭線は、
画像表示部110に表示されると共に、画像データとし
て記憶部109に格納される。
なるパターンのある概略位置に移動し、その位置におい
てSEM画像を取得する。図24(c)に、取得された
検査対象パターンの例を示す。
パターンの画像に二次元Sobelフィルタ処理を施
し、さらに二値化処理を施す。図24(d)に、二値化
処理された画像データの例を示す。
理された画像(図24(d))と輪郭データ(図24
(b))との二次元相関係数が最大となる相対位置を検
索し、位置決めを行う(図24(e))。
画像が、パターン形成プロセスによって変形していて
も、正規の形状にもとづく輪郭情報に基づいた基準輪郭
を作成する事ができるため、パターン検出のエラーが激
減する。
第14の実施形態に係わるパターン評価方法の説明に用
いるフローチャートである。
その輪郭形状が真円との差異が極めて小さいことが確認
されているパターンが形成されたウェハをSEMに搬入
する。そして、SEMで上記パターンの画像を取得し、
その輪郭を抽出する。図26(a)に、取得されたパタ
ーン画像1421を画像表示部110に表示した例を示
す。
らエッジ点列の位置座標を取得し、取得されたエッジ点
列に対してフーリエ解析を行って、フーリエ級数を算出
する。算出されたフーリエ級数は、図26(b)に示す
ように、エッジ点列1422と共に、棒グラフ1431
として画像表示部110に表示する。
ターンの級数列とSEMで取得されたエッジ点列の級数
列とを比較する。比較の結果、2次の項が大きい結果と
なった。
果、2次の項が大きかったので、SEMの電子光学系の
非点収差を調整する。非点収差の調整後、再度、パター
ンの画像を取得したところ、図26(c)に示すよう
に、パターン1423の形状はほぼ真円に近かった。ま
た、再度取得されたパターン画像の輪郭からフーリエ級
数を算出した結果、ほぼ真円の輪郭と同様の級数列とな
っていた。
ンを用いたが、本発明はこれに限定されず、使用者は画
像調整に都合の良い任意の形状によって同様の実施を行
なう事ができる。
無い露光装置で転写した場合にはウェハ上に真円が転写
されるようなパターンを搭載したマスクを用いて、実際
の露光装置でウェハ上にパターン転写を行う。
SEMで観察して、画像データを取得する。図27
(a)に、画像表示部110に表示されたパターンの画
像1521の例を示す。なお、このSEM観察を行う前
に、第14の実施形態で説明した方法を用いてSEMの
電子光学系の調整を行っておくことが好ましい。
を抽出し、抽出されたエッジ点列に対してフーリエ解析
を行って、式(17)にもとづく10次までのフーリエ
級数を算出する。図27(b)に示すように、画像表示
部に抽出されたエッジ点列1522と共に、算出された
フーリエ級数を係数毎に棒グラフ1531を表示する。
したため、露光装置のレンズ調整を行なう。調整後、再
度パターン露光を行なってSEM画像を取得したとこ
ろ、図27(c)に示すように、パターン1523の形
状は、ほぼ真円に近かった。また、再度取得されたパタ
ーン画像の輪郭からフーリエ級数を算出した結果、級数
列はほぼ真円であることを示す値となっていた (第16の実施形態)製造ラインでホールパターンのS
EM測長を従来の技術によって行なう際に、同時に画像
データを処理してフーリエ級数を取得する。測長の機会
のたびに、フーリエ級数を取得し、継続的に推移データ
として取得する。図28にフーリエ級数の各次数の変位
を示す。図28(a)は1次の級数の推移データ、図2
8(b)は2次の級数の推移データ、図28(c)は3
次の級数の推移データ、図28(d)は4次の級数の推
移データを示している。なお、図28の横軸の単位は日
数である。
次の級数が有る期日を境に増大していることがわかった
ので、露光装置のライン稼動を一時停止し、露光装置の
レンズ調整をおこなった。この手順は第15の実施形態
と同様におこなった。
再開し、上記の推移データを再び取得する。2次以上の
級数列は安定して低い値におさえられていることがわか
った。
るものではない。例えば、パターン画像を表示する画像
表示部および、画像データと、パターンエッジを抽出す
るプログラムと、そのエッジ座標データと、プログラム
と、算出された諸量のデータと、算出された諸量のうち
の少なくとも一つを画像表示部に表示するかまたは任意
の出力装置に出力するプログラムとを格納した記憶装置
は、必ずしも計測装置本体の一部である必要が無い。す
なわちこれらの装置構成部分の少なくともひとつが外部
サーバーやスタンドアロンのコンピュータなどに搭載さ
れていても良く、SEMからパターン画像データをそれ
ら外部サーバーやスタンドアロンのコンピュータなどに
出力し、画像表示および結果表示、諸量の算出および記
憶をSEM本体以外の装置によっておこなうことも本発
明の請求範囲に含まれる。
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
得された画像から前記パターンのエッジ点の位置座標を
複数抽出し、各エッジ点の位置座標から、最小二乗法に
よって前記エッジ点列を楕円に近似することによって、
近似された楕円の中心座標、長軸の方向、長半径、短半
径、短半径と長半径との比、面積、及び周囲長を算出す
ることができる。その結果、パターンが、完全に水平ま
たは垂直方向に配置していない場合、やパターンのエッ
ジにラフネスがある場合でも、正確なホールパターンの
歪みの定量が可能となり、評価コストが減少する。
取得された画像から前記パターンのエッジ点の位置座標
を複数抽出し、各エッジ点の位置座標からフーリエ級数
を算出し、算出されたフーリエ級数を用いて、前記パタ
ーンを近似する近似輪郭線を生成することによって、従
来定量化が困難であったパターンの対称性の崩れを容易
に定量化できるようになる。
略構成を示すブロック図。
すフローチャート。
評価装置の画像表示部に表示される画像を示す図。
すフローチャート。
れる画像を示す図。
すフローチャート。
明に用いる図。
すフローチャート。
れる画像を示す図。
説明に用いる図。
説明に用いるフローチャート。
される画像を示す図。
説明に用いる図。
される画像を示す図。
される画像を示す図。
される画像を示す図。
説明に用いるフローチャート。
される画像を示す図。
の説明に用いるフローチャート。
示される画像を示す図。
の説明に用いるフローチャート。
の説明に用いるフローチャート。
の説明に用いるフローチャート。
示される画像を示す図。
の説明に用いるフローチャート。
示される画像を示す図。
示される画像を示す図。
各次数の変位を示す図。
Claims (20)
- 【請求項1】試料に形成されたパターンの画像を取得す
る工程と、 取得された画像から、前記パターンの輪郭を抽出し、抽
出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそれぞれ
求める工程と、 求められた各エッジ点の位置座標から、最小二乗法によ
って前記パターンを楕円に近似する工程と、 近似された楕円の中心座標、長軸の方向、長半径、短半
径、短半径と長半径との比、面積、周囲長のうち少なく
とも一つを算出する工程とを含むことを特徴とするパタ
ーン評価方法。 - 【請求項2】前記パターンの楕円への近似は、 求められた全エッジ点の重心位置座標を求める工程と、
該各エッジ点と該重心位置座標から規格化された距離が
1に近くなるように規格化定数を算出する工程と、 算出された規格化定数から楕円の長半径及び短半径を少
なくとも算出する工程をと含むことを特徴とする請求項
1に記載のパターン評価方法。 - 【請求項3】前記パターンを楕円に近似した後、 各エッジ点から該楕円におろした各垂線の長さをそれぞ
れ算出する工程と、 求められた垂線の長さの二乗和を算出する工程とが行わ
れることを特徴とする、請求項1に記載のパターン評価
方法。 - 【請求項4】前記垂線の長さの二乗和が最小となるよう
に近似楕円の重心・長短軸および主軸方向を調整するこ
とを特徴とする請求項3に記載のパターン評価方法。 - 【請求項5】試料に形成されたパターンの画像を取得す
る工程と、 取得された画像から、前記パターンの輪郭を抽出し、抽
出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそれぞれ
求める工程と、 求められた各エッジ点の位置座標からフーリエ級数を算
出する工程と、 算出されたフーリエ級数を用いて、前記パターンを近似
する近似輪郭線を生成する工程とを含むことを特徴とす
るパターン評価方法。 - 【請求項6】前記近似輪郭線から、該近似輪郭線に含ま
れる少なくとも一対の点間の距離、該一対の点間の方位
と、近似輪郭線に囲まれる領域の面積と、近似輪郭線の
長さと、近似輪郭線の主軸方向と、該主軸と該近似輪郭
線との交点間の長さと、近似輪郭線と各エッジ点との残
差平方和と、近似輪郭線で囲まれる領域の面積と全エッ
ジ点で囲まれる領域の面積の差分のうち少なくとも一つ
を算出することを特徴とする請求項5に記載のパターン
評価方法。 - 【請求項7】前記近似輪郭線は、フーリエ級数の2次よ
り低次の項を用いて合成されることを特徴とする請求項
5に記載のパターン評価方法。 - 【請求項8】前記近似輪郭線は、フーリエ級数の5次よ
り低次の項を用いて合成されることを特徴とする請求項
5に記載のパターン評価方法。 - 【請求項9】前記近似輪郭線は、フーリエ級数の偶数次
の項のみを用いて合成される事を特徴とする請求項5に
記載のパターン評価方法。 - 【請求項10】2種類以上のパターンの輪郭からそれぞ
れフーリエ級数及び近似輪郭線を求め、求められたフー
リエ級数から少なくとも二つ以上の係数を選択し、選択
された係数が空間座標となるように定義された空間にお
ける、二つ以上の近似輪郭線に対応するフーリエ係数の
間の距離を算出する事を特徴とする請求項5に記載のパ
ターン評価方法。 - 【請求項11】前記パターンに対応する原パターンが形
成された原板から、該原パターンの画像を取得する工程
と、 取得された原パターン画像から、前記原パターンの輪郭
を抽出し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座
標をそれぞれ求める工程と、 求められたエッジ点の位置座標からフーリエ級数を算出
する工程とを更に含み、 前記パターンから求められたフーリエ級数と前記原パタ
ーンから求められたフーリエ級数との差を次数毎に算出
する事を特徴とする請求項5に記載のパターン評価方
法。 - 【請求項12】前記パターンに対応する原パターンが形
成された原板から、該原パターンの画像を取得する工程
と、 取得された原パターン画像から、前記原パターンの輪郭
を抽出する工程と、 前記原パターンから抽出された輪郭に対して写像変換を
施して新たな基準輪郭を算出する工程と、 前記基準輪郭からフーリエ級数を算出する工程とを更に
含み、 前記パターンから求められたフーリエ級数と前記基準輪
郭から求められたフーリエ級数との差を次数毎に算出す
る事を特徴とする請求項5に記載のパターン評価方法。 - 【請求項13】前記基準輪郭は、前記原パターンから抽
出された輪郭に基づいて原パターンの転写シミュレーシ
ョンを行なって算出される事を特徴とする請求項12に
記載のパターン評価方法。 - 【請求項14】前記基準輪郭は、前記原板を用いて取得
された転写システムの潜像データから算出される事を特
徴とする請求項12に記載のパターン評価方法。 - 【請求項15】パターンに対応する原パターンが形成さ
れた原板の設計データから得られる該原パターンの輪
郭,前記原パターンの画像から抽出された該原パターン
の輪郭,前記原パターンから抽出された輪郭に基づいて
原パターンの転写シミュレーションから算出された輪
郭,或いは前記原板を用いて取得された転写システムの
潜像データから算出された輪郭を取得する工程と、 取得された輪郭からフーリエ級数の一部とパターンの代
表位置を算出する工程と、 求められたフーリエ級数から輪郭線を算出する工程と、 前記原パターンが転写された転写パターンを具備する試
料を画像取得手段を具備する検査装置に搬入する工程
と、 前記輪郭線と前記画像取得手段で得られた該転写パター
ンの画像とを比較して、前記試料の位置合わせを行う工
程とを含む事を特徴とする位置合わせ方法。 - 【請求項16】基準パターンを具備する試料を画像取得
手段を具備する検査装置に搬入する工程と、 前記画像取得手段で前記基準パターンの画像を取得する
工程と、 取得された画像から、前記基準パターンの輪郭を抽出
し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそ
れぞれ求める工程と、 求められた各エッジ点の位置座標からフーリエ級数を算
出する工程と、 算出されたフーリエ級数に基づいて前記検査装置の診断
を行なうことを特徴とする検査装置の検査方法。 - 【請求項17】露光装置により試料上に転写されたパタ
ーンの画像を取得する工程と、 取得された画像から、前記基準パターンの輪郭を抽出
し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそ
れぞれ求める工程と、 求められた各エッジ点の位置座標からフーリエ級数を算
出する工程と、 算出されたフーリエ級数に基づいて、フーリエ級数の次
数に対応付けられた半導体露光装置の調整パラメータに
対する補正値を算出する手段と、 算出された補正値に基づいて前記露光装置の補正を行う
工程とを含むことを特徴とする半導体製造工程の管理方
法。 - 【請求項18】露光装置により試料上に転写されたパタ
ーンの画像を取得する工程と、 取得された画像から、前記基準パターンの輪郭を抽出
し、抽出された輪郭上の複数のエッジ点の位置座標をそ
れぞれ求める工程と、 求められた各エッジ点の位置座標からフーリエ級数を算
出する工程と、 前記フーリエ級数を定められた時間間隔で算出し、その
推移から前記露光装置の診断を行う工程とを含むことを
特徴とする半導体製造工程の管理方法。 - 【請求項19】コンピュータに、 試料に形成されたパターンの画像データから、前記パタ
ーンの輪郭を抽出し、抽出された輪郭上の複数のエッジ
点の位置座標をそれぞれ求める機能と、 求められた各エッジ点の位置座標から、最小二乗法によ
って前記パターンを楕円に近似する機能と、 近似された楕円の中心座標、長軸の方向、長半径、短半
径、短半径と長半径との比、面積、周囲長のうち少なく
とも一つを算出する機能とを実現させるためのプログラ
ム。 - 【請求項20】コンピュータに、 試料に形成されたパターンの画像データから、前記パタ
ーンの輪郭を抽出し、抽出された輪郭上の複数のエッジ
点の位置座標をそれぞれ求める機能と、 求められた各エッジ点の位置座標からフーリエ級数を算
出する機能と、 算出されたフーリエ級数を用いて、前記パターンを近似
する近似輪郭線を生成する機能とを実現させるためのプ
ログラム。
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