JP2003031296A - フラットケーブル用防水コネクタ - Google Patents

フラットケーブル用防水コネクタ

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JP2003031296A
JP2003031296A JP2001215019A JP2001215019A JP2003031296A JP 2003031296 A JP2003031296 A JP 2003031296A JP 2001215019 A JP2001215019 A JP 2001215019A JP 2001215019 A JP2001215019 A JP 2001215019A JP 2003031296 A JP2003031296 A JP 2003031296A
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waterproof
flat
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JP2001215019A
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Kazue Nakamura
和重 中村
Takao Nozaki
隆男 野崎
Shigekazu Wakata
繁一 若田
清和 ▲高▼田
Kiyokazu Takada
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数も少なく、コンパクトな構造のフラ
ットケーブル用防水コネクタを提供する。 【解決手段】 上部開放状のケース本体3と、その上部
を覆って装着されるカバー体4とを備える。ケース本体
3に周方向環状に防水材26が配置された防水材配置部
11が備えられると共に、カバー体4にも対向して周方
向環状に防水材26が配置された防水材配置部22が備
えられ、環状に配置された防水材26の内側領域に、互
いに接続されるフラットケーブル1、2の露出状態とさ
れた各導体1a、2aを重合状態で位置決め保持する位
置決めボス12が備えられている。重合状態とされた各
導体1a、2aを互いに押圧する付勢バネ24が備えら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC(フレキシ
ブルプリント基板)やFFC(フレキシブルフラットケ
ーブル)等の絶縁フィルム間に導体が挟み込まれたフラ
ットケーブル相互間の電気的接続に使用されるフラット
ケーブル用防水コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車分野においては、電子化の
促進により搭載される電装部品の数も増加の傾向にあ
る。
【0003】そして、自動車のエンジンルーム内にあっ
ては、エンジン制御コンピュータ、インジェクタやイグ
ニッションコイル等のエンジン駆動制御に関連する点火
系部品、水温センサやO2センサ等の排ガス制御に関連
するエミッション系部品等のエンジン制御等に関連する
各種部品、エアバックセンサやABSスピードセンサ等
のセンサ類等、各種電装部品が多数配置されており、電
線を束ねたワイヤーハーネスでは、電線の本数が多くな
るため、配線スペースや配線経路に制約を受けるという
問題が生じた。
【0004】そこで、配線スペースや配線経路の自由度
を増大させるべく、FPC等のフラットケーブルが採用
される傾向にある。
【0005】また、自動車のエンジンルーム内にあって
は、防水性が要求されるため、このようなフラットケー
ブル間を、防水性を確保した状態で接続すべく、種々の
コネクタ構造が提案されている。例えば、特開平6−5
327号公報、特開平6−203910号公報、特開2
000−58185号公報等に開示の如くである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示のような防水コネクタの構造においては、各フ
ラットケーブルの端部にそれぞれ端子を接続した状態で
雄型と雌型の防水コネクタにそれぞれ収容し、雄型の防
水コネクタと雌型の防水コネクタとを互いに接続するこ
とにより、両フラットケーブルの各端子が互いに接続さ
れる構造とされていた。
【0007】従って、各フラットケーブル端部に接続さ
れる端子が必要とされると共に、互いに接続される雄型
と雌型の防水コネクタが必要とされ、部品点数が多く、
防水コネクタ同士の接続部分もかさばるという欠点があ
った。
【0008】そこで、本発明の課題は、部品点数も少な
く、コンパクトな構造のフラットケーブル用防水コネク
タを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、絶縁フィルム間に導体が挟み込まれた
フラットケーブル同士を互いに接続するフラットケーブ
ル用防水コネクタにおいて、上部開放状のケース本体
と、該ケース本体にその上部を覆って装着されるカバー
体とを備え、前記ケース本体の底部上面側に周方向環状
に防水材が配置された防水材配置部が備えられると共
に、前記カバー体の下面に前記防水材と対向して周方向
環状に防水材が配置された防水材配置部が備えられ、前
記環状に配置された防水材の内側領域に、互いに接続さ
れるフラットケーブルの接続部を位置決め保持する保持
手段が備えられた点にある。
【0010】また、前記ケース本体もしくは前記カバー
体のいずれか一方の前記内側領域に、各フラットケーブ
ルの露出された導体が互いに重合状態で配置されると共
に前記保持手段により位置決め保持されるケーブル受け
台部が備えられ、他方の前記内側領域に前記装着状態で
前記重合状態とされた各フラットケーブルを前記ケーブ
ル受け台部方向に押圧する付勢部材が備えられた構造と
してもよい。
【0011】さらに、前記保持手段は前記ケーブル受け
台部に突設された位置決めボスを備え、各フラットケー
ブルに形成されたボス嵌通孔を前記位置決めボスに嵌合
させることにより前記重合状態で位置決め保持される構
造としてもよい。
【0012】また、前記カバー体に係止部が備えられ、
前記カバー体の装着状態で前記係止部が係止されるロッ
ク部がケース本体に備えられると共に、前記カバー体の
装着途中で前記係止部が係止される仮組ロック部がケー
ス本体に備えられた構造としてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1に示される如く、フラットケ
ーブル1、2を重合状に挟み込む上部開放状のケース本
体3と、ケース本体3にその上部を覆って装着されるカ
バー体4とを備えている。
【0014】前記ケース本体3は、図2ないし図4にも
示される如く、絶縁樹脂等により平面視長方形状で、上
部に開口部6を有するボックス状に成形されている。
【0015】また、ケース本体3の長手方向に沿って対
向する両側壁部7には、フラットケーブル1、2が上方
より挿入状とされるべく、フラットケーブル1、2より
僅かに幅広のケーブル挿入切欠部8がそれぞれ形成され
ている。
【0016】さらに、ケース本体3における底部9上面
側の中央位置には、前記長手方向に沿って細長長方形状
のケーブル受け台部10が上方突出状に備えられてい
る。この際、ケーブル受け台部10の上面高さは、前記
側壁部7におけるケーブル挿入切欠部8の底部位置と略
同高さに構成されると共に、ケーブル受け台部10の前
記長手方向長さもケーブル挿入切欠部8の幅と略同長さ
に構成されている。
【0017】そして、ケーブル受け台部10の周囲に
は、凹溝状の防水材配置部11が周方向環状に形成され
た構造とされている。また、ケーブル受け台部10上面
の長手方向両端部には、それぞれ位置決めボス12が突
設されている。
【0018】さらに、ケース本体3における短辺側の両
側壁部13外面側には、カバー体4の装着状態で、カバ
ー体4に備えられた係止部15(図1、図5、図6、図
8参照)が抜止状に係止されるロック部16が両側部に
それぞれ突出状に備えられると共に、ロック部16より
上方で、かつ両ロック部16間の内側領域に位置して、
前記係止部15が抜止状に係止される仮組ロック部16
aがそれぞれ突出状に備えられている。また、一方の側
壁部13外面側には、幅方向中央部に上下方向の突条部
17が備えられている。
【0019】前記カバー体4は、図5ないし図8にも示
される如く、絶縁樹脂等によりケース本体3に対応する
平面視長方形状に形成され、長手方向両端部には、ケー
ス本体3の短辺側の側壁部13外面に沿って摺動される
係止壁部19がそれぞれ垂設され、各係止壁部19の下
端部両側に、前記係止部15がそれぞれ突設されてい
る。この際、係止壁部19におけるケース本体3の突条
部17に対応した位置には、突条部17が摺動案内され
る案内溝部19aが形成されている。
【0020】また、ケース本体3の両ケーブル挿入切欠
部8に対応するカバー体4の長辺側における両端縁部に
は、各ケーブル挿入切欠部8に嵌合状とされるケーブル
保持壁20がそれぞれ垂設されている。
【0021】さらに、カバー体4下面側の中央位置に
は、前記ケーブル受け台部10と対応する長手方向に沿
って細長長方形状のケーブル押さえ部21が下向き突出
状に備えられており、周囲の係止壁部19およびケーブ
ル保持壁20と、中央のケーブル押さえ部21との間
に、ケース本体3の防水材配置部11に対向する周方向
環状の防水材配置部22が形成されている。
【0022】また、ケーブル押さえ部21の下面には、
ケーブル受け台部10に突設された各位置決めボス12
に対応して嵌合凹部23がそれぞれ形成されると共に、
各位置決めボス12位置決めされたフラットケーブル
1、2の各導体1a、2a位置に対応してそれぞれ押圧
付勢用の適宜屈曲形成されたバネ片からなる付勢部材と
しての付勢バネ24が一部埋め込み状に装着されてい
る。
【0023】そして、突条部17と案内溝部19aとを
位置合わせして、ケース本体3上よりカバー体4を装着
していけば、図9に示される如く、各係止壁部19の各
係止部15と各側壁部13の各仮組ロック部16aとが
抜止状に係止した仮組状態が得られる。その後、さらに
カバー体4を押し下げて装着していけば、図10に示さ
れる如く、各係止壁部19の各係止部15と各側壁部1
3の各ロック部16とが抜止状に係止した装着状態が得
られる。
【0024】この際、各位置決めボス12は各嵌合凹部
23にそれぞれ嵌合され、各付勢バネ24はケーブル受
け台部10上面側に弾発付勢状に当接される。また、ケ
ーブル挿入切欠部8におけるケース本体3側の側壁部7
とカバー体4側のケーブル保持壁20との相互間には、
フラットケーブル1が挿通状に保持される保持間隙が形
成される。
【0025】前記フラットケーブル1、2は、並列状に
配置された複数の導体1a、2aを上下両側より絶縁フ
ィルム1b、2bで挟み込んでなるFPC等からなり、
互いに接続される各フラットケーブル1、2の端部に
は、各位置決めボス12が嵌合されるボス嵌通孔1c、
2cが形成された張出部1d、2dが両側に備えられて
いる。
【0026】そして、両フラットケーブル1、2を互い
に接続する場合には、図1に示される如く、ケース本体
3の防水材配置部11およびカバー体4の防水材配置部
22にそれぞれ、ゲル状のシリコンジェルやブチレン系
パテ等からなる防水材26を若干多い目に充填配置して
おき、各フラットケーブル1、2の端部における絶縁フ
ィルム1b、2bが除去されて露出状とされた接続部と
しての導体1a、2a同士が互いに重合状態となるよう
に、ケース本体3の各位置決めボス12に両側のケーブ
ル挿入切欠部8を利用して各フラットケーブル1、2の
ボス嵌通孔1c、2cをそれぞれ嵌合させる。
【0027】この際、両フラットケーブル1、2は、両
位置決めボス12と両ボス嵌通孔1c、2cとの嵌合に
より位置決め保持され、これら位置決めボス12によっ
て位置決め保持手段が構成される。
【0028】その後、突条部17と案内溝部19aとを
位置合わせして、ケース本体3上よりカバー体4を装着
していけば、各係止壁部19の各係止部15と各側壁部
13の各仮組ロック部16aとが抜止状に係止した仮組
状態が得られ、さらにカバー体4を押し下げて組付けて
いけば、各係止壁部19の各係止部15と各側壁部13
の各ロック部16とが抜止状に係止した装着状態が得ら
れる。
【0029】この際、互いに重合状として接触されてい
る各導体1a、2aは、各付勢バネ24の弾発力により
押圧付勢状とされて互いに密着された接続状態が得られ
る。また、充填された防水材26は、流動して相互の隙
間に流入し、外部からの水分の侵入を有効に阻止する。
【0030】以上のように、本実施形態の防水コネクタ
によるフラットケーブル1、2同士の接続構造によれ
ば、両フラットケーブル1、2端部における各絶縁フィ
ルム1b、2bを除去して各導体1a、2aを露出状と
し、互いに重合状に接触させてケース本体3とカバー体
4とからなる単一の防水コネクタで挟み込んで液密状に
接続する方式であり、前記従来構造のように各フラット
ケーブルの端部にそれぞれ装着する雄型・雌型端子やそ
れらが収容される対の雄型・雌型防水コネクタが不要と
なり、部品点数も少なく、コンパクトな構造のフラット
ケーブル用防水コネクタを提供することができる。
【0031】また、相互のフラットケーブル1、2の導
体1a、2a接触部分を付勢バネ24で押圧する構造で
あり、接続安定性に優れる利点もある。
【0032】さらに、位置決めボス12にボス嵌通孔1
c、2cを嵌合させることによって、各フラットケーブ
ル1、2を所定位置で位置決め保持する構造であり、簡
単な構造によって有効に位置決め保持でき、組付け時の
位置ズレが有効に防止できる。
【0033】また、カバー体4の係止部15が係止され
る仮組ロック部16aがケース本体3に備えられている
ため、最終組付けの前に、各フラットケーブル1、2の
重合状態等の最終確認の後、ロック部16に係止部15
を係止させればよく、組付けミスも有効に防止できる。
【0034】なお、前記実施形態において、付勢部材と
して各導体1a、2a位置に対応してそれぞれ付勢バネ
24を備えた構造を示しているが、フラットケーブル
1、2の幅方向に連続する単一のバネ体により全体を押
圧付勢する構造であってもよく、実施形態の構造に何ら
限定されない。
【0035】また、位置決め保持する保持手段において
も、一対の位置決めボス12に限らず、各フラットケー
ブル1、2の位置ズレを有効に保持する構造であればよ
く、実施形態の構造に何ら限定されない。
【0036】さらに、ケース本体3とカバー体4とが別
体とされた2部品構造のものを示しているが、片側のロ
ック部16と係止部15との係止による連結構造に換え
て、ケース本体3とカバー体4の一側部をヒンジで連結
した構造とする1部品構造であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のフラットケーブ
ル用防水コネクタによれば、上部開放状のケース本体
と、該ケース本体にその上部を覆って装着されるカバー
体とを備え、ケース本体の底部上面側に周方向環状に防
水材が配置された防水材配置部が備えられると共に、カ
バー体の下面に防水材と対向して周方向環状に防水材が
配置された防水材配置部が備えられ、環状に配置された
防水材の内側領域に、互いに接続されるフラットケーブ
ルの接続部を位置決め保持する保持手段が備えられたも
のであり、部品点数も少なく、コンパクトな構造のフラ
ットケーブル用防水コネクタを提供することができる。
【0038】また、ケース本体もしくはカバー体のいず
れか一方の内側領域に、各フラットケーブルの露出され
た導体が互いに重合状態で配置されると共に保持手段に
より位置決め保持されるケーブル受け台部が備えられ、
他方の内側領域に装着状態で重合状態とされた各フラッ
トケーブルをケーブル受け台部方向に押圧する付勢部材
が備えられた構造とすれば、接続安定性に優れるという
利点がある。
【0039】さらに、保持手段はケーブル受け台部に突
設された位置決めボスを備え、各フラットケーブルに形
成されたボス嵌通孔を前記位置決めボスに嵌合させるこ
とにより重合状態で位置決め保持される構造とすれば、
簡単な構造によって有効に位置決め保持できる利点があ
る。
【0040】また、カバー体に係止部が備えられ、カバ
ー体の装着状態で係止部が係止されるロック部がケース
本体に備えられると共に、カバー体の装着途中で係止部
が係止される仮組ロック部がケース本体に備えられた構
造とすれば、組付け状態の確認が行え、組付けミスが有
効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】ケース本体の平面図である。
【図3】同半部断面正面図である。
【図4】同半部断面左側面図である。
【図5】カバー体の底面図である。
【図6】同VI−VI線矢視図である。
【図7】カバー体の平面図である。
【図8】同VIII−VIII線断面説明図である。
【図9】仮組状態の正面図である。
【図10】装着状態の正面図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 1a 導体 1b 絶縁フィルム 1c ボス嵌通孔 2 フラットケーブル 2a 導体 2b 絶縁フィルム 2c ボス嵌通孔 3 ケース本体 4 カバー体 6 開口部 8 ケーブル挿入切欠部 9 底部 10 ケーブル受け台部 11 防水材配置部 12 位置決めボス 15 係止部 16 ロック部 16a 仮組ロック部 22 防水材配置部 23 嵌合凹部 24 付勢バネ 26 防水材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和重 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 野崎 隆男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 若田 繁一 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 ▲高▼田 清和 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA13 AA18 BB06 BB23 BB29 CC05 GG02 GG09 HH25 5E087 HH04 LL02 LL12 QQ04 RR12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁フィルム間に導体が挟み込まれたフ
    ラットケーブル同士を互いに接続するフラットケーブル
    用防水コネクタにおいて、 上部開放状のケース本体と、該ケース本体にその上部を
    覆って装着されるカバー体とを備え、 前記ケース本体の底部上面側に周方向環状に防水材が配
    置された防水材配置部が備えられると共に、前記カバー
    体の下面に前記防水材と対向して周方向環状に防水材が
    配置された防水材配置部が備えられ、前記環状に配置さ
    れた防水材の内側領域に、互いに接続されるフラットケ
    ーブルの接続部を位置決め保持する保持手段が備えられ
    たことを特徴とするフラットケーブル用防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体もしくは前記カバー体の
    いずれか一方の前記内側領域に、各フラットケーブルの
    露出された導体が互いに重合状態で配置されると共に前
    記保持手段により位置決め保持されるケーブル受け台部
    が備えられ、他方の前記内側領域に前記装着状態で前記
    重合状態とされた各フラットケーブルを前記ケーブル受
    け台部方向に押圧する付勢部材が備えられたことを特徴
    とする請求項1記載のフラットケーブル用防水コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は前記ケーブル受け台部に
    突設された位置決めボスを備え、各フラットケーブルに
    形成されたボス嵌通孔を前記位置決めボスに嵌合させる
    ことにより前記重合状態で位置決め保持されることを特
    徴とする請求項2記載のフラットケーブル用防水コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記カバー体に係止部が備えられ、前記
    カバー体の装着状態で前記係止部が係止されるロック部
    がケース本体に備えられると共に、前記カバー体の装着
    途中で前記係止部が係止される仮組ロック部がケース本
    体に備えられたことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のフラットケーブル用防水コネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166087A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Jst Mfg Co Ltd Fpc接続用コネクタ
JP2010003443A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Yazaki Corp フレキシブル集約配線の端末接続具及びその組み付け方法
KR20180065531A (ko) * 2016-12-08 2018-06-18 성백명 센서 연결용 커넥터

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