JP2003031291A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003031291A
JP2003031291A JP2001212293A JP2001212293A JP2003031291A JP 2003031291 A JP2003031291 A JP 2003031291A JP 2001212293 A JP2001212293 A JP 2001212293A JP 2001212293 A JP2001212293 A JP 2001212293A JP 2003031291 A JP2003031291 A JP 2003031291A
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Japan
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locking
retainer
terminal fitting
lance
locking portion
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JP2001212293A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Makino
浩貴 牧野
Masahide Toio
昌秀 樋尾
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティ間のピッチを小さく抑える。 【解決手段】 雌ハウジングの底面から差し込まれるリ
テーナ30に、弾性係止部であるランス40が設けられ
る。ランス40は、2本のアーム部41,44の突き合
わせ部に係止突部42を設けた両持ち状に形成され、キ
ャビティの横幅方向に撓み変形可能とされる。アーム部
41の根元部47が固定係止部となる。リテーナ30が
仮係止位置に保持された状態で雌側端子金具がキャビテ
ィ内に挿入され、スタビライザとの係合によりランス4
0を撓み変形させつつ押し込まれて、正規位置まで押し
込まれると、ランス40が復元変形して係止突部42の
係止面42Aがスタビライザの後面に一次係止する。こ
の状態からリテーナ30が本係止位置に押し込まれる
と、根元部47(固定係止部)が、雌側端子金具の接続
部の後縁に嵌まって二重係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リテーナを備えた
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リテーナ付きのコネクタの一例と
して、米国特許第5,044,991号に開示されたも
のが知られている。このものは、図15及び図16に示
すように、端子金具1が挿入されるキャビティ2を横方
向複数並べて設けたコネクタハウジング3と、キャビテ
ィ2の並び方向に沿って挿入されるリテーナ4とを備え
ており、このリテーナ4には、撓み変形可能な弾性係止
部5と、固定係止部6とが交互に並んで設けられてい
る。そして、リテーナ4が図15(A)に示すように、
まず仮係止位置に保持されると、弾性係止部5がキャビ
ティ2に臨み、キャビティ2へ端子金具1が挿入される
と弾性係止部5が撓み変形しつつその挿入が許容され、
正規位置まで挿入されると弾性係止部5が復元変形して
端子金具1に抜け止め状態に係止する。続いてリテーナ
4が、同図の矢線X方向に押し込まれて、同図(B)に
示す本係止位置に押し込まれると、固定係止部6が代わ
ってキャビティ2に臨み、この固定係止部6が正規挿入
された端子金具1に抜け止め状態に係止するようになっ
ている。このものは、通常キャビティ2内に設けられる
弾性係止部5をリテーナ4側に持たせていることから、
キャビティ2内の構造が簡略にできる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のは、対をなす弾性係止部5と固定係止部6とがキャビ
ティ2の幅方向に並んで設けられているため、それだけ
隣り合うキャビティ2間のピッチも大きく取る必要があ
り、コネクタハウジングの小型化を図る上での妨げとな
っていた。本発明は上記のような事情に基づいて完成さ
れたものであって、その目的は、キャビティ間のピッチ
を小さく抑えるところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、端子金具が挿入さ
れるキャビティを複数並べて設けたコネクタハウジング
には、このコネクタハウジングに対して抜き差しされて
仮係止位置とそれより奥の本係止位置との二箇所で保持
可能なリテーナが具備されたコネクタであって、前記リ
テーナには、前記仮係止位置において前記キャビティへ
の前記端子金具の挿入を撓み変形しつつ許容するととも
に、正規挿入された端子金具に復元変形して抜け止め係
止する弾性係止部と、前記本係止位置で前記正規挿入さ
れた端子金具に抜け止め係止する固定係止部とが設けら
れ、かつこの固定係止部は、前記弾性係止部のほぼ幅内
において、前記端子金具の挿入方向に沿って並んで設け
られている構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記固定係止部が前記弾性係止部における撓
み変形の支点側の部分によって構成されているところに
特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1または請求
項2に記載のものにおいて、前記弾性係止部が両持ち状
の撓み変形可能に形成されているところに特徴を有す
る。請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載のものにおいて、前記弾性係止部が、前記キ
ャビティの並び方向に沿って撓み変形可能となっている
ところに特徴を有する。請求項5の発明は、請求項1な
いし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記弾
性係止部は、前記リテーナが前記本係止位置に移行した
状態でも前記端子金具に係止可能となっているところに
特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>弾性係止部
と固定係止部とが端子金具の挿入方向に並んでいて、キ
ャビティの幅方向について寸法を取らないから、その分
隣り合うキャビティ間のピッチを小さく抑えることがで
き、もってキャビティが並んだ方向についてコネクタハ
ウジングの小型化を図ることができる。 <請求項2の発明>固定係止部を弾性係止部の一部で賄
うことにより、リテーナ自身のさらなる小型化を図るこ
とができる。
【0007】<請求項3の発明>弾性係止部の弾発力が
増強されてより大きな係止力を得ることができる。 <請求項4の発明>弾性係止部がいわゆる横方向に撓み
変形することから、縦方向に撓み空間を設けることが不
要にでき、リテーナすなわちコネクタハウジングの低背
化に寄与できる。 <請求項5の発明>リテーナが本係止位置に至った場合
は、弾性係止部と固定係止部とで二重係止されることに
なって、強固な係止力を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図14に基づいて説明する。この実施形態では、
雌側のコネクタを例示している。このコネクタは大まか
には、図1に示すように、雌側のコネクタハウジング2
0(以下、雌ハウジングという)と、これに収容される
複数の雌側端子金具10と、これらの雌側端子金具10
を抜け止め状態に係止するためのリテーナ30とから構
成されている。雌ハウジング20は、図12に示すよう
に、相手の雄側のコネクタハウジング60(以下、雄ハ
ウジングという)と嵌合されるようになっている。
【0009】雌側端子金具10は、図2及び図3にも示
すように、その先端側に角筒状をなす接続部11が形成
され、内部に相手の雄側端子金具61(図12参照)の
タブ62と接触する接触片12が収容されており、後端
側に設けられたバレル13をかしめることで、電線Wの
端末に圧着されている。また、接続部11における正面
から見た右側面の直後の位置には、逆挿入防止等に機能
するスタビライザ15が設けられている。このスタビラ
イザ15は二重に折り重ねられ、接続部11の下面より
も所定寸法下方に突出して形成されている。
【0010】雌ハウジング20は合成樹脂製であって、
図4にも示すように、扁平なブロック状に形成されてい
る。雌ハウジング20内には、前後方向を向いたキャビ
ティ21が、複数個ずつ上下二段に分かれて形成されて
いる。各キャビティ21内には、上記した雌側端子金具
10が後方(図1の右側)から挿入可能とされ、キャビ
ティ21の後端側の底面にはスタビライザ15を摺動案
内する前後方向のガイド溝(図示せず)が形成されてい
るとともに、キャビティ21の前面壁には、雄ハウジン
グ60に装着された雄側端子金具61のタブ62を挿入
可能とする端子挿入口23が開口されている。また、雌
ハウジング20の上面には、雄ハウジング60との間を
正規の嵌合状態にロックするためのロックアーム25が
設けられている。
【0011】雌ハウジング20には、リテーナ30が装
着可能とされている。そのため雌ハウジング20の底面
には、その長さ方向のほぼ中央部にリテーナ挿入口26
が形成されている。このリテーナ挿入口26は、下段の
キャビティ21を貫通して上段のキャビティ21に達す
るように、ほぼ全幅にわたって形成されている。リテー
ナ30は合成樹脂製であって、全体としては図4にも示
すように、雌ハウジング20をほぼ全幅にわたって横切
る本体部31の両端に、左右一対の側板32を設けた形
状となっている。本体部31は、雌ハウジング20にお
ける左右のキャビティ21間の壁と対応するようにして
仕切壁34が配され、それらの仕切壁34を、底壁35
並びに後端側に配された上下の連結壁36で繋いで一体
化したような形状に形成され、仕切壁34の間に係止部
形成室37が構成されている。
【0012】リテーナ30における各係止部形成室37
には、上下2個ずつのランス40(本発明の弾性係止部
に相当する)が形成されている。下側のランス40は、
底壁35よりも所定寸法上方位置に、また上側のランス
40は仕切壁34の上端にそれぞれ形成され、上下のラ
ンス40のピッチは、雌ハウジング20における上下の
キャビティ21のピッチと同じである。ランス40は詳
細には、図5及び図6にも示すように、係止部形成室3
7の左側面の前縁から幅方向の中央部まで突出したの
ち、後方に向けて直角曲げされて奥行き方向の中央部ま
で延出したアーム部41を有し、そのアーム部41の先
端における正面から見た右側の面に、係止突部42が突
設されている。係止突部42の前面は直角に切り立った
係止面42Aであり、逆に後面はテーパ状のガイド面4
2Bとされている。
【0013】また、上記した連結壁36からは、アーム
部41の一段下面において、補助アーム部44が前方に
向けて延出され、その頭部45が係止突部42の下面に
重なって形成されている。補助アーム部44の頭部45
は、前後両側が斜面となった山形に形成され、後側が同
じくガイド面45Bとなっている一方、前側の傾斜面
は、後記するようにランス40を強制的に撓み変形させ
る場合の解除面45Aとなっている。すなわちランス4
0は、アーム部41と補助アーム部44とで両持ち状と
され、これらを撓み変形させつつ係止突部42が図6の
左右方向に移動可能となっている。なお、ランス40の
うち、アーム部41の撓み変形の支点部分となる仕切壁
34から突設された根元部47が、本発明の固定係止部
に相当する。
【0014】リテーナ30の両側板32の上部には、図
1に示すように、前後一対の仮保持アーム50と本保持
アーム51とが、互いに背中合わせの姿勢で撓み変形可
能に形成されている。一方、雌ハウジング20の底面の
左右両端部には、上記の側板32が挿入可能な挿入溝5
3が切られており、その後側の側縁には、仮保持アーム
50が係止可能な仮ロック突部54が、前側の側縁の少
し高い位置には、本保持アーム51が係止可能な本ロッ
ク突部55がそれぞれ形成されている。
【0015】リテーナ30がリテーナ挿入口26に差し
込まれて、仮保持アーム50が仮ロック突部54に係止
されたところが仮係止位置であって、この仮係止位置で
は、図7に示すように、各ランス40が対応するキャビ
ティ21の底面よりも下方に退避しているものの、雌側
端子金具10のスタビライザ15の進入域には突入する
設定となっている。一方、本保持アーム51が本ロック
突部55に係止されたところが本係止位置であって、こ
の本係止位置では、図10に示すように、その下端が雌
ハウジング20の外底面と面一に収まるとともに、各ラ
ンス40が対応するキャビティ21の底部内に突入する
設定となっている。
【0016】なお図4に示すように、雌ハウジング20
の嵌合面には、上段の各キャビティ21の正面から見た
右下の位置ごとに、治具挿入口57が奥方に延びて形成
されており、リテーナ30が仮係止位置にある場合に、
上側のランス40の解除面45Aが治具挿入口57と整
合して前方に開口されるようになっている。また、リテ
ーナ30の各係止部形成室37の底壁35における正面
から見た右端の位置には、下側のランス40の解除面4
5Aに開口する治具挿入口58が斜め姿勢で切り欠き形
成されており(図5参照)、リテーナ30が仮係止位置
にある場合に、その下端が雌ハウジング20の外底面か
ら突出することに伴い、治具挿入口58が前方に開口さ
れるようになっている。
【0017】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。まずリテーナ30が、雌ハ
ウジング20の底面に開口されたリテーナ挿入口26に
差し込まれる。リテーナ30は、仮保持アーム50が仮
ロック突部54に係止されたところで、図7に示すよう
に、仮係止位置に一旦保持される。このとき上記したよ
うに、各ランス40は対応するキャビティ21の底面の
下方に退避しているものの、雌側端子金具10のスタビ
ライザ15の進入域には突入している。
【0018】この状態から、雌側端子金具10が対応す
るキャビティ21内に後方から挿入される。雌側端子金
具10は、スタビライザ15を底面のガイド溝に沿わせ
つつ真直に挿入され、図8の下側に示すように、途中で
スタビライザ15がランス40における係止突部42の
ガイド面42Bと係合して、ランス40を撓み変形させ
つつ押し込まれる。雌側端子金具10が前面壁に突き当
たる正規位置まで押し込まれると、同図の上側並びに図
9に示すように、ランス40が復元変形しつつ、係止突
部42の係止面42Aがスタビライザ15の後面に係止
する。これにより、雌側端子金具10は抜け止め状態に
一次係止される。
【0019】すべての雌側端子金具10の挿入が完了し
たら、リテーナ30をさらに上方に向けて押し込む。リ
テーナ30は、本保持アーム51が本ロック突部55に
係止されたところで本係止位置に保持される。この本係
止位置では、図10に示すように、ランス40が対応す
るキャビティ21の底部内に進入し、図11に示すよう
に、アーム部41の根元部47(固定係止部)が、雌側
端子金具10の接続部11における底面の後縁に係止す
る。また、ランス40の係止突部42はスタビライザ1
5の付け根側に係止した状態を維持する。これにより雌
側端子金具10は、抜け止め状態に二重係止される。
【0020】上記のようにリテーナ30が本係止位置に
保持されたら、雌ハウジング20が相手の雄ハウジング
60のフード部63内に嵌合され、両ハウジング20,
60が正規に嵌合されると、図12に示すように、雌雄
の各対向した端子金具10,61同士が正規に接続され
る。それとともに、雌ハウジング20に設けられたロッ
クアーム25が、雄ハウジング60のフード部63の上
面に設けられたロック部64に係止されることで、正規
の嵌合状態にロックされる。
【0021】メンテナンス等において、雌ハウジング2
0のキャビティ21から雌側端子金具10を外す場合は
以下のようにして行う。まず、ロックアーム25を強制
的に撓み変形させてロックを解除し、雌ハウジング20
を相手の雄ハウジング60のフード部63から引き抜
く。次に、本係止位置にあるリテーナ30を引き下げて
仮係止位置に戻す。これにより雌側端子金具10は、そ
のスタビライザ15の突出端側にランス40の係止突部
42が係止しただけの状態とされる。
【0022】下段のキャビティ21については、図13
に示すように、リテーナ30の下端が雌ハウジング20
の下面から突出することに伴い、底壁35に設けられた
治具挿入口58が前方に開口した状態となる。この治具
挿入口58から治具Jを斜め姿勢で差し込むと、解除面
45Aに突き当たってこれを押圧することでランス40
が凹むように撓み変形し、係止突部42のスタビライザ
15に対する係止が解除される。係る状態から対応する
電線Wを引っ張れば、雌側端子金具10をキャビティ2
1から後方に引き抜くことができる。
【0023】一方、上段のキャビティ21では、図14
に示すように、各キャビティ21ごとに設けられた治具
挿入口57に治具Jを挿入すると、同図の下側に示すよ
うに、同じく解除面45Aに突き当たってこれを押圧す
ることでランス40が凹むように撓み変形し、係止突部
42のスタビライザ15に対する係止が解除される。し
たがって同様に対応する電線Wを引っ張れば、雌側端子
金具10をキャビティ21から後方に引き抜くことがで
きる。
【0024】以上説明したようにこの実施形態によれ
ば、リテーナ30に、弾性係止部であるランス40と、
固定係止部とを設けるに当たり、固定係止部をランス4
0のアーム部41の根元部47で賄うようにしたから、
両係止部を設定するに当たってキャビティ21の幅方向
について寸法を取らない構造にでき、その分隣り合うキ
ャビティ21間のピッチを小さく抑えることができる。
もって、キャビティ21が並んだ方向である雌ハウジン
グ20の横幅を小寸法とすることができる。
【0025】リテーナ30が本係止位置に至った場合
は、ランス40と根元部47(固定係止部)とで二重係
止することになるから強固に抜け止めでき、しかも、ラ
ンス40は両持ち状であって弾発力が増強されること
で、より大きな係止力を得ることができる。また、ラン
ス40はいわゆる横方向に撓み変形する構造としたか
ら、縦方向に撓み空間を設けることが不要にでき、リテ
ーナ30自身ひいては雌ハウジング20の低背化を図る
ことに寄与できる。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、リテーナがキャビティの並び方向に沿
って抜き差しされる、いわゆる横差しタイプのものにも
適用することができる。 (2)固定係止部は、ランスのほぼ幅内で端子金具の挿
入方向に沿って並んで設けられている限り、ランスとは
別に形成されていてもよい。 (3)ランスはいわゆる縦方向に撓み変形する形式であ
ってもよい。 (4)ランスは片持ち状の撓み可能に形成されていても
よい。
【0027】(5)本発明は、雄側端子金具を収容する
雄側のコネクタにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解縦断面図
【図2】雌側端子金具の底面図
【図3】その正面図
【図4】雌ハウジングとリテーナの正面図
【図5】ランスの斜視図
【図6】その平面図
【図7】リテーナが仮係止位置にある状態の縦断面図
【図8】雌側端子金具の挿入時の状態を示す平断面図
【図9】雌側端子金具の一次係止状態の説明図
【図10】リテーナが本係止位置にある状態の縦断面図
【図11】雌側端子金具の二重係止状態の説明図
【図12】雌雄のハウジングが嵌合された状態の縦断面
【図13】下段の雌側端子金具の係止解除動作を示す縦
断面図
【図14】上段の雌側端子金具の係止解除動作を示す平
断面図
【図15】従来例の作動説明図
【図16】従来例のリテーナの斜視図
【符号の説明】
10…雌側端子金具(端子金具) 11…接続部 15…スタビライザ 20…雌ハウジング(コネクタハウジング) 21…キャビティ 26…リテーナ挿入口 30…リテーナ 40…ランス(弾性係止部) 41…アーム部 42…係止突部 42A…係止面 44…補助アーム部 47…(アーム部41の)根元部(固定係止部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具が挿入されるキャビティを複数
    並べて設けたコネクタハウジングには、このコネクタハ
    ウジングに対して抜き差しされて仮係止位置とそれより
    奥の本係止位置との二箇所で保持可能なリテーナが具備
    されたコネクタであって、 前記リテーナには、前記仮係止位置において前記キャビ
    ティへの前記端子金具の挿入を撓み変形しつつ許容する
    とともに、正規挿入された端子金具に復元変形して抜け
    止め係止する弾性係止部と、前記本係止位置で前記正規
    挿入された端子金具に抜け止め係止する固定係止部とが
    設けられ、 かつこの固定係止部は、前記弾性係止部のほぼ幅内にお
    いて、前記端子金具の挿入方向に沿って並んで設けられ
    ていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記固定係止部が前記弾性係止部におけ
    る撓み変形の支点側の部分によって構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記弾性係止部が両持ち状の撓み変形可
    能に形成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記弾性係止部が、前記キャビティの並
    び方向に沿って撓み変形可能となっていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記弾性係止部は、前記リテーナが前記
    本係止位置に移行した状態でも前記端子金具に係止可能
    となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載のコネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018139209A (ja) * 2017-02-14 2018-09-06 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 端子位置保証装置を有する電気コネクタ
WO2024062886A1 (ja) * 2022-09-21 2024-03-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
WO2024166628A1 (ja) * 2023-02-06 2024-08-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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WO2024166628A1 (ja) * 2023-02-06 2024-08-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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