JP2003031084A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2003031084A
JP2003031084A JP2001216710A JP2001216710A JP2003031084A JP 2003031084 A JP2003031084 A JP 2003031084A JP 2001216710 A JP2001216710 A JP 2001216710A JP 2001216710 A JP2001216710 A JP 2001216710A JP 2003031084 A JP2003031084 A JP 2003031084A
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孝志 丹羽
Sueaki Honda
末明 本多
Tetsuhiko Miyoshi
哲彦 三好
Hiroyuki Moriyama
裕幸 森山
Minoru Yoshii
実 吉井
Kazuki Kawada
一樹 川田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドケースが本体ケースから浮上ったり離脱
したりして異常が生じていれば、直ちにこれを認識して
適切な措置を施すことができるスイッチを提供する。 【解決手段】復帰付勢されたスイッチング機構5を装備
した本体ケース3に、スイッチング機構5に対する操作
機構6を備えたヘッドケース4を連結したスイッチにお
いて、ヘッドケース4が本体ケース3から浮上りあるい
は離脱したりした異常を、スイッチング機構5の過剰変
位として検知して出力する変位検知手段Eを本体ケース
3側に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リミットスイッチ
やキースイッチ等のスイッチに関し、更に詳しくは、ド
アスイッチ等に好適なスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、キースイッチは、自動化された
工作機械を設置した作業エリアの出入り口に設けたドア
の開閉を検知して、電源を入り切りするドアスイッチな
どに用いられており、一般に、ドア側にキーが設けられ
るとともに、出入り口の固定枠側にスイッチ本体が設け
られ、ドアが閉じられてキーがスイッチ本体のキー挿入
口に挿入されることで、室内に設置された工作機械の電
源が入れられ、ドアが開かれてキーがスイッチ本体から
抜かれると電源が切られるように設置されて使用される
ものである。
【0003】このようなキースイッチは、例えば、図6
に示されるように、図示しない下方の復帰バネによって
上方へ復帰付勢されたプランジャ70を装備した本体ケ
ース71に、プランジャ70の上端に当接作用する回転
式のカム72を備えたヘッドケース73が連結されてお
り、カム72の回転に伴うプランジャ70の変位に応じ
て、プランジャ70に連動する図示しない可動端子が固
定端子に対して接触離反することで、スイッチング機構
の接点切換え状態がもたらされるように構成されてい
る。
【0004】すなわち、ヘッドケース73に形成したキ
ー挿入口74にキー75が挿入されない図6(a)に示
されるドア開放状態では、カム72によってプランジャ
70が復帰付勢力に抗して押し込み状態に保持されて可
動端子が固定端子から離反したスイッチオフ状態がもた
らされ、また、キー挿入口74にキー75が挿入された
図6(b)に示されるドア閉止状態では、カム72の回
転によってプランジャ70の押し込みが解除されること
で、スイッチング機構が復帰付勢力によって変位作動し
て可動端子が固定端子に接触するスイッチオン状態がも
たらされるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスイッチ
は、キー75が挿入されない限り、ヘッドケース73の
カム72によってプランジャ70が押込み変位されて、
スイッチオフ状態に保持されているので、ヘッドケース
73がメンテナンスのために取外されたり、ヘッドケー
ス73が衝撃による損傷などによって本体ケース71か
ら浮上ったり飛んでしまったりすると、プランジャ70
を押込む作用が消滅してしまって、スイッチング機構の
プランジャ70が復帰付勢力によって作動してしまい、
スイッチオン状態が現出されてしまうことになる。
【0006】このため、例えば、故障したヘッドケース
73を取り替えたり、キー挿入方向の変更のためにヘッ
ドケース73を本体ケース71から取外すようなメンテ
ナンス時には、上記のようにスイッチオン状態がもたら
されると、工作機械が作動してしまう虞がある。また、
ヘッドケース73を本体ケース71に組付けない状態で
本体ケース71への配線接続を行っているような場合に
も同様な状況となる。従って、上記のようなメンテナン
ス作業やヘッドケース組付け前の配線作業、等を行う場
合には、別箇所に設置された元電源を予め切って作業を
行い、作業終了後に再び元電源を入れる必要があり、煩
わしいものとなっていた。
【0007】また、ドアの開閉の際に、過大な衝撃荷重
などがヘッドケース73に加わってヘッドケース73が
本体ケース71から飛んでしまって工作機械が作動した
ままでドアが開いてしまう虞がある。
【0008】なお、ヘッドケース73が本体ケース71
から浮上ったり飛んでしまう原因としては、ドアスイッ
チとして利用されるキースイッチにおいては、ドア受け
用のストッパが備えられていない場合、ドアを勢いよく
閉めてしまうと、その際の衝撃荷重が直接にヘッドケー
ス73に作用することになり、重いドアではその閉じ衝
撃によってヘッドケース73が本体ケース71から浮上
ったり、外れてしまう虞がある。また、キーが変形した
ままでドアを閉じられたような場合にも、キー75がキ
ー挿入孔74に挿入されることなくヘッドケース73に
ぶつかることになり、ヘッドケース73が本体ケース7
1から浮上ったり飛んでしまう虞がある。
【0009】また、電磁式のインターロック機能を備え
たキースイッチ(ドアスイッチ)においては、ドアを閉
じることでスイッチング機構がロックされるのである
が、留め金やフックを用いることなく、その電磁ロック
をドアのロックとして使用してしまうと、電磁ロックを
解除することなく無理やりドアが開けられた場合、ヘッ
ドケース内のカムはスイッチング機構のロックによって
回転不能となっているので、このカムにキーを引っ掛か
けたままドアと共にキーを無理に引き抜くことになっ
て、ヘッドケース73が本体ケース71から浮上ったり
飛んでしまうこともある。
【0010】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、ヘッドケースが本体ケースから浮上
ったり離脱したりして連結状態に異常が生じていれば、
直ちにこれを認識して適切な措置を施すことができるス
イッチを提供することを主たる目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0012】すなわち、本発明のスイッチは、復帰付勢
されたスイッチング機構を装備した本体ケースに、前記
スイッチング機構に対する操作機構を備えたヘッドケー
スを連結したスイッチであって、前記ヘッドケースの本
体ケースに対する変位を検知して出力を与える変位検知
手段を設けている。
【0013】ここで、ヘッドケースの本体ケースに対す
る変位とは、例えば、ヘッドケースが本体ケースから完
全に離脱したり、ヘッドケースが本体ケースから浮き上
ったり、傾斜したり、あるいは、ねじれたりして正規の
連結位置からずれることをいう。
【0014】本発明によると、本体ケースにヘッドケー
スが正しく連結されている状態では変位検知手段から変
位検知の出力がなされることはなく、ヘッドケースが本
体ケースから浮上ったり離脱したりして正規の連結位置
から変位すると、変位検知手段から変位検知の出力がな
される。この検知出力がされると、この出力に基づいて
警報を発して適切な措置を促したり、あるいは、その出
力に基づいて直ちに別の電源スイッチを自動的に切った
りすることができる。
【0015】本発明の一実施態様においては、前記スイ
ッチング機構の可動部材が復帰付勢力に抗して第1の接
点切換え位置に保持され、前記操作機構に外部操作が加
えられると、スイッチング機構の可動部材が復帰付勢力
によって第2の接点切換え位置に変位するように、本体
ケースのスイッチング機構とヘッドケースの操作機構と
を連動させ、前記変位検知手段は、本体ケース側に設け
られて、前記スイッチング機構の可動部材が前記第1の
接点切換え位置を越えて復帰付勢方向に過剰変位したこ
と検知するものである。
【0016】ここで、外部操作が加えられるとは、スイ
ッチを操作するために外部から操作が加えられることを
いい、例えば、キースイッチであれば、キーが挿入され
ることをいう。
【0017】また、過剰変位とは、ヘッドケースが本体
ケースに正規に連結されている正常な状態における最大
の変位を超える変位をいう。
【0018】本発明によると、スイッチング機構の可動
部材の過剰変位を、変位検知手段を作動させるための変
位に利用するので、変位検知手段を作動させる専用の変
位部材が不要となる。
【0019】本発明の好ましい実施態様においては、前
記変位検知手段は、前記スイッチング機構に組み込まれ
た複数組の接点対の内の少なくとも1組の接点対を有
し、この接点対は、前記第1の接点切換え位置および第
2の接点切換え位置では接点切換え作動を行わず、前記
過剰変位した時のみ接点切換え作動を行うものである。
【0020】本発明によると、変位検知手段を構成する
少なくとも1組の接点対を、正規の接点対とともにスイ
ッチング機構に組み込むことができる。
【0021】本発明の他の実施態様においては、前記変
位検知手段は、本体ケースに対するヘッドケースの変位
を直接検知するものである。
【0022】本発明によると、本体ケースに組み込まれ
たスイッチング機構とは無関係に、ヘッドケースの浮上
りや離脱などによる変位を検知することができる。ま
た、ヘッドケースの変位を直接に検知することで、ヘッ
ドケースの僅かな浮上りの発生でも検知できるようにす
ることが可能となる。
【0023】本発明の更に他の実施態様においては、前
記ヘッドケースの前記操作機構は、内装した回転カムを
外部から挿抜されるキーで回転操作するものである。
【0024】本発明によると、自動工作機械を設置した
作業エリアの出入り口に備えるドアスイッチなどとして
利用した場合、事故などによってヘッドケースが浮上っ
たり飛んでしまったとしても、このような状況を変位検
知手段の作動によって直ちに認識することができ、変位
検知手段からの出力で警報を発して適切な処置を促した
り、あるいは、変位検知手段からの出力に基づいて直ち
に別の電源スイッチを自動的に切ったりすることができ
る。
【0025】本発明の他の実施態様においては、前記ヘ
ッドケースの前記操作機構は、内装した回転カムを外装
したレバーで回転操作するものである。
【0026】本発明によると、ドアスイッチに限らず、
汎用のリミットスイッチにおいても、好適に実施でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、キースイッチに
適用した実施態様を図面に基づいて説明する。
【0028】図1に、キースイッチの一例の全体外観が
示されている。
【0029】このキースイッチは、自動工作機械が設置
された工作エリアの出入り口などに取付けられるドアス
イッチとして利用されるものであって、出入り口の固定
枠に取付けられるスイッチ本体1と、開閉されるドアに
取付けられるキー2とからなる。
【0030】スイッチ本体1は、本体ケース3とこれの
上端にピン連結されるヘッドケース4とを備え、図2に
示すように、本体ケース3にスイッチング機構5が内装
され、るとともに、ヘッドケース4には、スイッチング
機構5を操作する操作機構6が組み込まれ、また、ヘッ
ドケース4の前面にキー挿入口7が形成されている。
【0031】スイッチング機構5は、インナーケース1
0を介して本体ケース3に組み込まれており、インナー
ケース10に固定された3対の固定端子11,12,1
3と、上下動可能な可動部材14に弾性支持された3個
の可動端子15,16,17とから構成されており、3
組の接点対が可動部材14の上下変位によって接点切換
え作動するようになっている。ここで、可動部材14
は、復帰バネ18によって上方に付勢されるとともに、
その上端に連設したプランジャ19が本体ケース3の上
面からヘッドケース4内に突入されて操作機構6に対向
されている。また、各可動端子15,16,17は、ス
トローク吸収用のバネ20,21,22を介して後退変
位可能に弾性支持されている。
【0032】図2は、可動部材14が復帰バネ18に抗
して下方変位しているスイッチオフ状態を示し、この
時、各可動端子15,16がそれぞれ固定端子11,1
2から離反して、固定端子11,12に配線接続された
電源回路が断たれるようになっている。また、図3は、
可動部材14が復帰バネ18によって上方に付勢変位し
ているスイッチオン状態を示し、各可動端子15,16
がそれぞれ固定端子11,12に接触導通されて、電源
回路が入れられるようになっている。
【0033】前記操作機構6は、回転カム8をブラケッ
ト9介して水平横軸心p周りに回転可能に支持して構成
されており、回転カム8の外形が前記キー挿入口7への
キー2の挿抜に伴って正逆に回転操作される形状に形成
されている。そして、図2に示すように、キー2が抜き
出された状態では、回転カム8の大径部8aによってプ
ランジャ19が復帰バネ18に抗して押し下げられるこ
とで、可動部材14が下方変位して上記スイッチオフ状
態が現出され、また、図3に示すように、キー2が挿入
されて回転カム8が図中反時計方向に略90°回動され
ると、プランジャ19が回転カム8の凹部8bに係入し
て上方に変位可能となり、可動部材14が上方に付勢変
位して上記スイッチオン状態が現出されるのである。こ
のように、回転カム8によって可動部材14を強制的に
押し下げてスイッチオフとすることで、接点に溶着が発
生しても、強制的に開離することができるようになって
いるのである。
【0034】なお、キー2が抜き出された上記スイッチ
オフ状態では、回転カム8は図示しないロック部材によ
って回転阻止され、正規の形状のキー以外のもので回転
カム8が操作されることが防止される。そして、キー2
の挿入行程の初期にそのロック部材がキー2によって後
退されて回転カム8の回転が許容され、引き続くキー挿
入操作によって上記スイッチオン状態もたらされるよう
になっている。
【0035】以上の構成は従来のスイッチと特に変わる
ところはなく、本発明では、ヘッドケース4が本体ケー
ス3から浮上ったり、離脱したりした変位を検知して出
力する変位検知手段Eが付加されており、その実施形態
を以下に説明する。
【0036】図2〜図4中に示すように、前記スイッチ
ング機構5に組み込まれた1組の接点対である固定端子
13と可動端子17とが前記変位検知手段Eとしての機
能を備えている。つまり、スイッチング機構5の可動部
材14が前記スイッチオフ位置(第1の接点切換え位
置)aからスイッチオン位置(第2の接点切換え位置)
bまでの正規の作動域で変位している間は、これら固定
端子13と可動端子17とは接触導通状態を維持し、可
動部材14が前記スイッチオン位置bを越えて付勢方向
(上方向)に過剰変位した時にのみ、固定端子13が可
動端子17から離反して接点切換わり作動するように、
固定端子13と可動端子17との相対位置および可動端
子17の融通ストロークが設定されている。
【0037】従って、図2および図3に示すように、ヘ
ッドケース4が本体ケース3の上端に適正に嵌合連結さ
れて、スイッチング機構5が正規に接点切換わり作動し
ている状態では、固定端子13と可動端子17とは接触
導通状態を維持し、図4に示すように、ヘッドケース4
が本体ケース3から離脱したりしていると、操作機構6
の回転カム8による押込みが解除されたスイッチング機
構5の可動部材14は、付勢力によってスイッチオン位
置bを越えた、例えば、cで示される過剰変位位置まで
大きく変位してしまい、この時、固定端子13が可動端
子17から離反する。
【0038】ここで、変位検知手段Eにおける固定端子
13を外部に別途備えた補助電源スイッチや警報装置の
リレー回路に接続して、固定端子13の導通状態を出力
するように構成しておくことで、ヘッドケース4が本体
ケース3から浮上ったり離脱したりすると、変位検知手
段Eから出力される変位検知信号によって自動的に補助
電源スイッチを切ったり、警報装置を作動させて故障の
発生を報知することが可能となる。なお、ヘッドケース
4が本体ケース3から離脱していなくても、浮き上った
り、傾いたりすることによって、正常な最大変位を超え
る過剰変位が生じて異常を検知できるものである。
【0039】本発明は、以下のような形態で実施するこ
ともできる。
【0040】(1)図5に示すように、本体ケース3の
上部に、ヘッドケースに組み込んだブラケット9の下面
に当接するプランジャ31を上下スライド自在かつバネ
32によって上方付勢状態で装備するとともに、このプ
ランジャ31の下端部によって接点切換え作動されるマ
イクロスイッチ33をインナーケース10に装着し、ヘ
ッドケース4が本体ケース3から浮上ったり離脱したり
してプランジャ31が上方変位すると、マイクロスイッ
チ33がこれを検知するようにして、ヘッドケース4の
浮上りあるいは離脱などの変位を検知する変位検知手段
Eを構成することもできる。
【0041】(2)前記スイッチング機構5の過剰変位
を、可動部材14あるいはプランジャ19に作用する光
センサで検知するようにして、ヘッドケース4の浮上り
あるいは離脱などの変位を検知する変位検知手段Eを構
成することもできる。
【0042】(3)本体ケース3の上部に、ヘッドケー
ス4あるいはブラケット9の下端面に作用する圧力スイ
ッチを装備して、ヘッドケース4の浮上りあるいは離脱
によって圧力スイッチに作用する圧力が軽減あるいは消
滅したことを検知するようにして変位検知手段Eを構成
することもできる。
【0043】(4)本発明は、キースイッチのみなら
ず、ヘッドケース4の操作機構6を外装した揺動レバー
で作動させるよう構成したリミットスイッチなどに適用
することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘッドケ
ースが本体ケースから浮上ったり離脱したりして変位が
生じると、これが変位検知手段で検知されて出力がなさ
れるので、この出力を利用して直ちに自動的に電源を切
ったり、警報装置を作動させて事故の発生を報知するこ
とができ、その結果、事故発生状態のまま長く放置され
るようなことなく、ヘッドケースの取替えなどの適切な
措置を施して速やかに所期の機能を回復させることがで
きる。
【0045】また、本発明によれば、スイッチング機構
の過剰変位を検知するように構成することで、変位検知
手段の構造を簡素化して安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチの斜視図である。
【図2】キー抜き出し状態における内部を示す正面図で
ある。
【図3】キー挿入状態における内部を示す正面図であ
る。
【図4】ヘッドケースが離脱された状態におけるスイッ
チの内部を示す正面図である。
【図5】別の実施形態の変位検知手段を備えたスイッチ
の内部を示す正面図
【図6】従来例の要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
2 キー 3 本体ケース 4 ヘッドケース 5 スイッチング機構 6 操作機構 8 回転カム a 第1接点切換え位置 b 第2接点切換え位置 c 過剰変位位置 E 変位検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 哲彦 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉吉 株式会社内 (72)発明者 森山 裕幸 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉吉 株式会社内 (72)発明者 吉井 実 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 川田 一樹 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復帰付勢されたスイッチング機構を装備
    した本体ケースに、前記スイッチング機構に対する操作
    機構を備えたヘッドケースを連結したスイッチであっ
    て、 前記ヘッドケースの本体ケースに対する変位を検知して
    出力を与える変位検知手段を設けたことを特徴とするス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチであって、 前記スイッチング機構の可動部材が復帰付勢力に抗して
    第1の接点切換え位置に保持され、前記操作機構に外部
    操作が加えられると、スイッチング機構の可動部材が復
    帰付勢力によって第2の接点切換え位置に変位するよう
    に、本体ケースのスイッチング機構とヘッドケースの操
    作機構とを連動させ、 前記変位検知手段は、本体ケース側に設けられて、前記
    スイッチング機構の可動部材が前記第1の接点切換え位
    置を越えて復帰付勢方向に過剰変位したこと検知するこ
    とを特徴とするスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスイッチであって、 前記変位検知手段は、前記スイッチング機構に組み込ま
    れた複数組の接点対の内の少なくとも1組の接点対を有
    し、この接点対は、前記第1の接点切換え位置および第
    2の接点切換え位置では接点切換え作動を行わず、前記
    過剰変位した時のみ接点切換え作動を行うことを特徴と
    するスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスイッチであって、 前記変位検知手段は、本体ケースに対するヘッドケース
    の変位を直接検知することを特徴とするスイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のスイ
    ッチであって、 前記ヘッドケースの前記操作機構は、内装した回転カム
    を外部から挿抜されるキーで回転操作することを特徴と
    するスイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載のスイ
    ッチであって、 前記ヘッドケースの前記操作機構は、内装した回転カム
    を外装したレバーで回転操作することを特徴とするスイ
    ッチ。
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