JP2003030914A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2003030914A
JP2003030914A JP2001217715A JP2001217715A JP2003030914A JP 2003030914 A JP2003030914 A JP 2003030914A JP 2001217715 A JP2001217715 A JP 2001217715A JP 2001217715 A JP2001217715 A JP 2001217715A JP 2003030914 A JP2003030914 A JP 2003030914A
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JP
Japan
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turntable
rotor
stator
spindle motor
magnet
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Pending
Application number
JP2001217715A
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English (en)
Inventor
Osamu Nagatsuka
修 長塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着マグネットを調芯部材の上方への移動の
規制とすることでディスクの偏芯量の高精度化に対応し
た、小型、薄型のスピンドルモータを提供する。 【構成】 スピンドルモータは、固定配置されたステー
タ基板、ステータ基板上に取り付けられた滑り軸受、こ
の滑り軸受の周りに配設された巻線コイルを含むステー
タ部と、滑り軸受に回転可能に支持された回転軸、回転
軸に一体的に固着され、中央に吸着板を配設した光ディ
スクを搭載するターンテーブル、ターンテーブル上面に
配設され、光ディスクをターンテーブルに吸着する吸着
マグネット、巻線コイルに対向するように、ターンテー
ブルと一体的に固着されたロータヨーク、ロータヨーク
に備えられたロータマグネット、ターンテーブルに対し
軸方向に移動可能なテーパ部を備えた調芯部材、調芯部
材を軸方向上方に付勢する付勢部材を含むロータ部と、
を備えてる。そして調芯部材の上方への移動を吸着マグ
ネットにより規制する。また、付勢部材は複数個の同形
状の当接部を備え、リング状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえばミニディス
ク(MD)などの光ディスクを回転駆動するために使用さ
れるスピンドルモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録型のDVDのようなディスクド
ライブに搭載されるスピンドルモータは、たとえば図5
に示すように構成されている。スピンドルモータ30は
固定配置されたステータ部31に対して、回転可能に支
持されたロータ部32とから構成されている。
【0003】ステータ部31は、ステータ基板33と、
ステータ基板33に取り付けられたハウジング34と、
ハウジング34を外周から包囲するように固定配置され
た巻線コイル35と、ハウジング34内に圧入などによ
り保持された滑り軸受36と、を含んでいる。
【0004】これに対し、ロータ部32は滑り軸受36
により回転可能に保持された回転軸37と、この回転軸
37に取り付けられたターンテーブル38と、このター
ンテーブル38に取り付けられ、且つ上記巻線コイル3
5を外周から包囲する下端が開放した円筒状のロータヨ
ーク39と、このロータヨーク39の内側に備えられた
ロータマグネット40と、ターンテーブル38の上面に
設けられた吸着マグネット41と、ターンテーブル円筒
部38aに嵌合している調芯部材42と、調芯部材42
の抜け止め部材43と、調芯部材42をターンテーブル
38に対し上方へ付勢する付勢部材44と、を含んでい
る。
【0005】さらに、ターンテーブル38には光ディス
ク45が載置され、さらにその上方から吸着板46が搭
載され、ロータ部32の吸着マグネット41の磁力作用
で吸着板46を吸引することにより光ディスク45がタ
ーンテーブル38に搭載される。このとき光ディスク4
5の中心穴45aは調芯部材42のテーパ面42aに当
接し、調芯部材42は付勢部材44の力に抗して下方に
押し下げられ、光ディスク45は回転軸37とぼぼ同軸
に調芯されてターンテーブル38に搭載される。付勢部
材44は角型断面を持つ圧縮コイルバネが、圧縮時のコ
イルの崩れを防ぐ為に採用されている。
【0006】従来のスピンドルモータ30はこのように
構成されており、ターンテーブル38上に光ディスク4
5が載置され、巻線コイル35に適宜に通電されること
により、巻線コイル35に発生する磁界が、ロータ部3
2のロータマグネット40およびロータヨーク39によ
る磁界と相互に作用して、ロータ部32が回転駆動され
ることになる。ロータ部32の回転に同期してターンテ
ーブル38上に載置された光ディスク45は吸着マグネ
ット41の吸引力により滑ることなく回転することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
光ディスク装置では小型、薄型化が進むとともに、高密
度化に伴う高精度化も同時に要求され、従来のスピンド
ルモータのようにロータヨークとターンテーブルを干渉
しないように構成することが困難であり、ましてや、調
芯機構を搭載することができず、必要なディスクの偏芯
精度を達成できないという問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、吸着マグネットを調芯部材の上方への移動の規制と
することでディスクの偏芯量の高精度化に対応した、小
型、薄型のスピンドルモータを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のスピンドルモータは、固定配置されたス
テータ基板、ステータ基板上に取り付けられた滑り軸
受、この滑り軸受の周りに配設された巻線コイルを含む
ステータ部と、前記滑り軸受に回転可能に支持された回
転軸、回転軸に一体的に固着され、中央に吸着板を配設
した光ディスクを搭載するターンテーブル、ターンテー
ブル上面に配設され、光ディスクをターンテーブルに吸
着する吸着マグネット、前記巻線コイルに対向するよう
にターンテーブルと一体的に固着されたロータヨーク、
ロータヨークに備えられたロータマグネット、ターンテ
ーブルに対し軸方向に移動可能なテーパ部を備え最内周
部でターンテーブルと摺動可能に嵌合する調芯部材、調
芯部材の外周側下面に当接し軸方向上方に付勢する付勢
部材を含むロータ部とを備えており、前記調芯部材の上
方への移動を吸着マグネットにより規制したことを特徴
とする。
【0010】さらに、本発明のスピンドルモータは、前
記付勢部材が複数個の同形状の当接部を備え、リング状
に形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1乃至図4を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明によるスピンドルモータの実施形態を示している。
図1において、スピンドルモータ1は固定配置されたス
テータ部2とステータ部2に対し回転可能に支持された
ロータ部3とから構成されている。
【0012】ステータ部2は、ステータ基板4に取り付
けられたハウジング5と、ハウジング5の外周から包囲
するように固定された巻線コイル6と、ハウジング5に
圧入などで保持された滑り軸受7とスラスト受け部材8
とを含んでいる。
【0013】これに対し、ロータ部3は、滑り軸受7に
より回転可能に保持された回転軸9と、この回転軸9の
上端付近に取り付けられたターンテーブル10と、ター
ンテーブル10により保持され、且つ上記巻線コイル6
を外周から包囲する下端が開放した円筒状のロータヨー
ク11と、ロータヨーク11の内側に備えられたロータ
マグネット12と、ターンテーブル10の上面に設けら
れた吸着マグネット13と、ターンテーブル円筒部10
aに最内周部で嵌合している調芯部材14と、調芯部材
14の外周側下面で当接しをターンテーブル10に対し
上方へ付勢する付勢部材15と、を含んでいる。ロータ
部3はロータマグネット12の磁力作用により、下方に
吸引され、回転軸9の先端がスラスト受け部材8に常に
当接するように付勢されている。
【0014】さらに図2において、ターンテーブル10
には光ディスク16が載置され、光ディスク中央部には
吸着板17が遊嵌され、ロータ部3の吸着マグネット1
3の磁力作用によりスピンドルモータ1側に吸引され
る。 このとき光ディスク16の中心穴16aは、調芯
部材14のテーパ面14aに当接し、調芯部材14は付
勢部材15の力に抗して下方に押し下げられ、光ディス
ク16は回転軸9とぼぼ同軸に調芯されてターンテーブ
ル10に搭載される。
【0015】本実施形態によるスピンドルモータ1は、
以上のように構成されており、光ディスク16がターン
テーブル10に載置された状態で巻線コイル6に適宜に
通電することにより、巻線コイル6に発生する磁界がロ
ータ部3のロータヨーク11およびロータマグネット1
2による磁界と相互に作用して、ロータ部3および光デ
ィスク16が回転駆動されることになる。
【0016】ここで調芯部材14はその最内周でターン
テーブル10と摺動可能に嵌合しており、付勢部材15
は吸着マグネット13より大径で、調芯部材14の外周
側下面で当接し、ターンテーブル10を上方に付勢して
いる。吸着マグネット13はターンテーブル10に接着
固定されており、その下面13aが調芯部材14の上方
への移動範囲を規制している。以上のように構成したこ
とにより調芯機構がスピンドルモータのロータ部に薄型
に構成することができる。
【0017】次に、図3は付勢部材15の平面図、図4
は図3の側面図を示している。付勢部材15は薄いバネ
材の金属板でできており、複数(本実施例では4個)の
当接部15aとリング状部の15bとからなっている。
リング状部の15bが調芯部材14側に、4つの当接
部15aがターンテーブル10側になるように組み付け
られており、当接部が複数あることで付勢力が分散して
安定し、調芯部材14がスムーズに上下移動することが
可能である。
【0018】このような構成のスピンドルモータによれ
ばディスクの偏芯を調芯し、精度良くターンテーブルに
搭載し回転することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、調芯機構をロータ部に薄型に構成することができる
ので、小型、薄型でありながら精度良くディスクを搭載
し、回転させることが可能なスピンドルモータが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるスピンドルモータの実施形
態を示す概略断面図である。
【図2】図2は本発明によるスピンドルモータのディス
ク搭載時の実施形態を示す概略断面図である。
【図3】図3は本発明によるスピンドルモータの付勢部
材の平面図である。
【図4】図4は図3の側面図である。
【図5】図5は従来のスピンドルモータの一例を示す概
略断面図である
【符号の説明】
1… スピンドルモータ 2… ステータ部 3… ロータ部 7… 滑り軸受 9… 回転軸 10… ターンテーブル 11… ロータヨーク 13… 吸着マグネット 14… 調芯部材 14a…テーパ面 15… 付勢部材 15a…当接部 15b…リング状部 16… ディスク 16a…光ディスク中心穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定配置されたステータ基板、ステータ基
    板上に取り付けられた滑り軸受、この滑り軸受の周りに
    配設された巻線コイルを含むステータ部と、 前記滑り軸受に回転可能に支持された回転軸、回転軸に
    一体的に固着され、中央に吸着板を配設した光ディスク
    を搭載するターンテーブル、ターンテーブル上面に配設
    され、光ディスクをターンテーブルに吸着する吸着マグ
    ネット、前記巻線コイルに対向するように、ターンテー
    ブルと一体的に固着されたロータヨーク、ロータヨーク
    に備えられたロータマグネット、ターンテーブルに対し
    軸方向に移動可能なテーパ部を備え最内周部でターンテ
    ーブルと摺動可能に嵌合する調芯部材、調芯部材の外周
    側下面に当接し軸方向上方に付勢する付勢部材を含むロ
    ータ部と、を備えており、 前記調芯部材の上方への移動を吸着マグネットにより規
    制したことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】固定配置されたステータ基板、ステータ基
    板上に取り付けられた滑り軸受、この滑り軸受の周りに
    配設された巻線コイルを含む、ステータ部と、 前記滑り軸受に回転可能に支持された回転軸、回転軸に
    一体的に固着され、中央に吸着板を配設した光ディスク
    を搭載するターンテーブル、ターンテーブル上面に配設
    され、光ディスクをターンテーブルに吸着する吸着マグ
    ネット、前記巻線コイルに対向するように、ターンテー
    ブルと一体的に固着されたロータヨーク、ロータヨーク
    に備えられたロータマグネット、ターンテーブルに対し
    軸方向に移動可能なテーパ部を備え最内周部でターンテ
    ーブルと摺動可能に嵌合する調芯部材、調芯部材の外周
    側下面に当接し軸方向上方に付勢する付勢部材を含むロ
    ータ部と、を備えており、 前記付勢部材は複数個の同形状の当接部を備え、リング
    状に形成されていることを特徴とするスピンドルモー
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102171760A (zh) * 2009-10-07 2011-08-31 松下电器产业株式会社 盘夹持机构和具有该盘夹持机构的盘旋转用电动机

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