JP2003030466A - 特定企業間資材調達システム及びその方法 - Google Patents

特定企業間資材調達システム及びその方法

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JP2003030466A
JP2003030466A JP2001210766A JP2001210766A JP2003030466A JP 2003030466 A JP2003030466 A JP 2003030466A JP 2001210766 A JP2001210766 A JP 2001210766A JP 2001210766 A JP2001210766 A JP 2001210766A JP 2003030466 A JP2003030466 A JP 2003030466A
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仁鎬 呉宮
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】企業間の資材調達を支援する受注資材調達シス
テムを提供する。 【解決手段】 受発注企業をネットワークに接続するタ
ーミナルサーバと、ターミナルサーバからの指示によ
り、受発注企業の端末から入力された個別情報に基づい
てネットワークとの接続可否を判別する認証サーバと、
受発注企業の個別情報を利用者毎に管理する認証データ
ベースとを備え、認証サーバが受発注企業から入力され
た個別情報に基づきネットワークとの接続可否を判別す
る判別手段、ターミナルサーバに配信される見積依頼案
件を受信する受信手段、受信した見積依頼案件を記憶装
置に格納する格納手段、格納した見積依頼案件を受注企
業の端末に配信する配信手段、配信された見積依頼案件
に対する受注企業の見積回答をターミナルサーバに配信
する配信手段、配信された見積回答を発注企業の配信要
求に応じて該発注企業の端末に配信する配信手段とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンピュータネ
ットワークを利用し、特定の企業間において資材調達を
支援するシステムに係るものであり、サイト上で複数の
資材供給業企業を技術分野毎に結集させ、各資材供給企
業の企業概要を閲覧可能とし、また、発注企業が見積依
頼案件をサイト上に提示し、資材供給企業が該見積依頼
案件に対しサイト上で見積可能とするシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータネットワークを利用
した資材調達等の商取引においては、資材等を供給する
企業(以下、受注企業と称す)の立場から見ると、ま
ず、ネットワーク取引に参加するべく、受注企業個々に
ホームページを立ち上げ、自社商品等の宣伝活動を行っ
てきており、また、せっかく立ち上げた自社固有のホー
ムページも、ネットワークにリンクしているだけでは、
例えば、大手企業の資材部門等(以下、発注企業と称
す)がアクセスしてくれるかどうかは不確定であった。
【0003】また、発注企業の立場から見ると、まず、
調達を希望する資材等の種類に応じてインターネット上
でキーワード等により検索し、検索後、具体的な見積依
頼案件の見積り依頼等の商談に入る、という手順を踏む
一方で、新規の取引先に対しては、信用調査等を行い、
一定の取引基準を満たしているか否か審査していた。ま
た、当然ながら、取引がまとまるまでの経過で、当事者
間での商談が繰り返される。
【0004】ネットワーク取引に限らず、取引成立後
は、受発注企業は納期管理を強いられるが、従来、発注
企業は、その都度受注企業の納期管理担当者へ進捗状況
を確認してきた。また、受注企業はその都度工場の稼動
状況等を確認し、応答する必要があった。同時に、効率
的な納期管理のため資本を投下して納期管理システムを
導入してきた。また、取引成立前にあっては、発注企業
は、受注企業の工場の稼動状況等は、通常容易に知るこ
とは困難であり、当該稼動状況は発注先企業の選定要素
と成りづらかった。また、受注企業は資本を投下して工
場等の製造・生産管理システムとして同種のシステムの
導入が、効率的な管理の必要性から求められるところで
あるが、中小の加工業者にとっては、当該投下資本を当
てる資金面での余裕がない場合が少なくない。
【0005】また、従来、図面を介しての打ち合わせ
は、特に細部に至る打ち合わせの場合には互いの意思疎
通を正確にする必要があることから、受発注企業の各担
当者が実際に会って行われており、普及しつつあるネッ
トワーク取引にあっても、この点は同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、まず、ネットワーク取引に参加するために、自社
固有のホームページを立ち上げ、その維持管理をするに
は、高額なコスト負担が強いられる。優れた技術を有し
てはいても、多品種、少量生産等厳しい経営環境にさら
されている中小受注企業にとっては、財政的に余裕がな
いことから、これらのコストを捻出できずネットワーク
取引を断念せざるを得ないという問題が生じていた。ま
た、発注企業のアクセスは不確定要素が強く、ネットワ
ークにリンクしているだけでは、なかなか発注企業のア
クセスは期待できず、該コストに見合った効果が得られ
ていないのが現状であり、また、アクセスがあっても、
実績のない中小企業が大手企業との取引を開始しようと
する場合、いわゆる系列外にある場合には、個々の対応
では新規参入が困難な場合も多い。そこで、発注企業側
に、アクセスの価値が有るとの認識をさせるべく、例え
ば、複数の受注企業をネット上に結集させた企業連合体
による対応が待ち望まれていた。
【0007】また、発注企業側では、多品種、少量生産
が主流の資材調達の現状から、受注企業の細分化によ
り、その都度、個々の信用調査、口座や納期管理を強い
られる。このことに加え、契約不履行等リスク負担の問
題も、優れた技術を有する受注企業との取引を活発化さ
せることの妨げとなっていた。本願は、以上のような問
題点を鑑みて、コンピュータネットワークを利用して、
特定企業間において利用される資材調達システムを提供
しようというものである。
【0008】また、発注企業側が、受注企業側の納期担
当者の手を煩わせることなく、必要最低限の進捗状況を
知る手段として、また、発注先決定要素としても考慮可
能となる技術の成立が待ち望まれていた。同時に、受注
企業となる中小の加工業者にとっては、資本を投下する
ことなく工場等の製造・生産管理システムを利用できれ
ば、新たな技術開発や、製造加工に専念する余裕が生ま
れることから、このような問題点を解決する手段の開発
が待ち望まれてきた。
【0009】また、本来、ネットワーク取引の利点は、
受発注企業間の物理的な距離にかかわらずに両者間の取
引を行い得ることであり、現在のネットワーク取引にお
いてなお実現を見ない、例えば図面に関わる細部に至る
打ち合わせを両当事者の意思疎通を正確に伝達しつつ行
い得るネットワーク取引技術の実現が待ち望まれてい
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の特定企業間資材調達システムは、
少なくとも一以上の発注企業側で操作される端末及び一
以上の受注企業側で操作される端末がリンクし、且つ、
システムを管理するターミナルサーバを介して双方向に
通信可能なコンピュータネットワークを利用した特定の
企業間における資材調達のシステムであって、受発注企
業にネットワークとの接続サービスを提供するターミナ
ルサーバと、該ターミナルサーバからの指示により、受
発注企業の端末から入力された個別情報に基づいてネッ
トワークとの接続可否を判別する認証サーバと、該認証
サーバに連動し、各受発注企業の個別情報を示す認証デ
ータを利用者毎に管理する認証データベースとを備え、
認証サーバが受発注企業から入力された個別情報に基づ
きネットワークとの接続可否を判別する判別手段、ネッ
トワークを介してターミナルサーバに配信される発注企
業の端末に入力された見積依頼案件を受信する受信手
段、前記受信した見積依頼案件をターミナルサーバの記
憶装置に格納する格納手段、前記格納した見積依頼案件
を受注企業側の配信要求に応じて受注企業の端末に配信
する配信手段、前記配信された見積依頼案件に対する受
注企業の見積回答をターミナルサーバに配信する配信手
段、前記配信された見積回答を前記発注企業の配信要求
に応じて該発注企業の端末に配信する配信手段とから構
成されることを要旨とする。
【0011】請求項2記載の特定企業間資材調達システ
ムは、請求項1記載の構成において、見積依頼案件が、
案件名、数量、ターゲット価格、製品に求められる詳細
な条件を示す案件内容、発信日、製品納入期日、見積回
答期限、見積依頼案件が公開される閲覧区分を特定する
ことを要旨とする。
【0012】請求項3記載の特定企業間資材調達システ
ムは、請求項1記載の構成において、受注企業が、金
型、設計・試作、樹脂加工、金属加工、組立、2次加
工、素材、電子部品、その他加工の9つの異なる技術分
野に属する企業からなることを要旨とする。
【0013】請求項4記載の特定企業間資材調達システ
ムは、請求項1、2及び3記載の構成において、見積依
頼案件登録時の閲覧区分入力情報に基づき、特定の閲覧
区分コードを付番する付番サーバを備え、見積依頼案件
毎に付番される閲覧区分を示す閲覧区分コード、及び受
注企業を示す個別情報に含まれる当該企業が属する閲覧
区分コードは、任意の桁数の文字、記号、数字あるいは
これらの組み合わせによりなる識別子であり、システム
が、受注企業を示す個別情報に含まれる当該企業が属す
る閲覧区分を示す識別子と、見積依頼案件毎に付番され
た識別子とを、システムを構成する認識手段により認識
し、前記両識別子の相関関係を元に、当該受注企業に対
する当該見積依頼案件閲覧の適否を判断する判断手段を
備えたことを要旨とする。
【0014】請求項5記載の特定企業間資材調達方法
は、認証サーバが受発注企業から入力された個別情報に
基づきネットワークとの接続可否を判別するステップ、
ネットワークを介してターミナルサーバに配信される発
注企業の端末に入力された見積依頼案件を受信するステ
ップ、前記受信した見積依頼案件をターミナルサーバの
記憶装置に格納するステップ、前記格納した見積依頼案
件を受注企業側の配信要求に応じて受注企業の端末に配
信するステップ、前記配信された見積依頼案件に対する
受注企業の見積回答をターミナルサーバに配信するステ
ップ、前記配信された見積回答を前記発注企業の配信要
求に応じて該発注企業の端末に配信するステップとから
なることを要旨とする。
【0015】請求項6記載の特定企業間資材調達システ
ムは、請求項1記載の構成において、受注企業の機械設
備の稼動状況を、当該受注企業側の端末により常時入力
可能とし、システムが提供する当該受注企業個別の専用
画面上に、当該入力情報に基づく前記稼動状況を表示す
ることを要旨とする。
【0016】請求項7記載の特定企業間資材調達システ
ムは、請求項1記載の構成において、見積依頼案件中に
図面データの有無を判断する判断手段、当該図面データ
を前記ターミナルサーバに協働する図面管理サーバに格
納する格納手段、当該図面データを2次元若しくは3次
元表示すべく規定のフォーマットに変換する変換手段、
前記変換した図面データの配信先適否を判断する判断手
段、当該配信要求が適の場合に当該配信要求先へ配信す
る配信手段とからなることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図7に示すように、通常インター
ネット等のオープンネットワークにリンクした企業等は
自由に情報の送受信が可能であるが、本発明の特定企業
間資材調達システムは、オープンネットワークから、予
めアクセスを許可された特定の企業のみがアクセス可能
なネットワークである。なお、本発明の特定企業間資材
調達システムを利用し受発注企業の端末へ表示される画
面を総称して、以下、当サイトと称する。
【0018】図7中に示すターミナルサーバに協働する
認証サーバが、受発注企業が当サイトへログインする際
に、各受発注企業の端末から入力されたID番号及びパ
スワードを認識し、予め当該認証サーバに格納された各
受発注企業のID番号及びパスワードと照合し、一致し
た場合にのみ、当サイトへのログインを許可する。当該
認証サーバは、ターミナルサーバと一体的に構成されて
いても、あるいは別設されていても良い。
【0019】受注企業は、属する技術分野毎にコミュニ
ティ(複数の受注企業の広告宣伝等を目的とする個々の
サイトを一つにまとめた集合)を形成し、本システムに
協働するサイト上に示される。例えば、金型コミュニテ
ィは金型を製造加工する企業のみからなり、当該企業の
アピールの場として発注企業が閲覧可能である。なお、
当該コミュニティに参加するためには、サイト運営者が
求める一定の評価を得ることが義務付けられている。そ
れは、例えば、品質管理に対する取り組みや納期対応
力、開発技術力といった、発注企業が満足できる製品が
供給可能かどうかを問うものである。
【0020】本発明におけるコミュニティには、他に樹
脂加工、設計・試作、金属加工、組立、2次加工、素
材、電子部品、その他加工が設けられているが、これら
に限られず、その他の様々な製造業種を考慮する。ま
た、図6に示す各コミュニティ内に記載されている技術
分野に限られない。例えば、金型コミュニティにはゴム
金型、鍛造金型、鋳造金型といった技術分野を含めてよ
いし、設計・試作コミュニティにおいては、板金、機
構、基盤、回路、ソフト、製品などを対象とした設計・
試作が含まれる。また、その他加工コミュニティとして
は、ゴム加工、鋳造加工、鍛造加工、機械加工、紙パル
プ加工などが考えられる。また、一コミュニティ内の特
定業種に携わる、当サイト参加受注企業の数がまとまれ
ば、利用者の便を考慮し、独立したコミュニティを形成
してもよい。一方、これら加工業者・製造業者とは異な
る業種の企業等から形成される別サイト、例えば、弁護
士、弁理士、司法書士、行政書士、税理士等といった専
門分野に携わる法律家等からなるサイト、また、オフィ
ス用品などの間接消費財を扱う業者からなるサイト等と
もネットワーク上でリンクさせ、これらのサイトと合わ
せて企業運営を様々な角度からサポートする目的で、サ
ービスを提供することも考えられよう。
【0021】また、当サイトにログインした受注企業
は、発注企業が登録した見積依頼案件について閲覧で
き、それに対する見積り及び所望の発注企業への問い合
わせや、自社PR等が可能である。また、過去の見積状
況や、登録担当者の確認や、当サイトの翻訳サービスも
受けられる。
【0022】一方、当サイトにログインした発注企業
は、見積依頼案件の登録、見積依頼案件に対する回答一
覧、受注企業一覧、過去のサイト利用状況の確認、自社
製品について受注企業からの提案を求める「募る!」ペ
ージへの出品登録、資材調達方針登録等が利用でき、登
録担当者の確認や、当サイトの翻訳サービスも受けられ
る。
【0023】本システムは、受発注企業が当サイトを利
用し、資材の調達や供給にあたり両者を支援することを
目的とするものであるが、当サイト運営者と受発注企業
との関わりは当サイト上に限られない。つまり、オンラ
イン上では、カバーしきれない商談等、商取引にまつわ
る人的活動をも提供するものであり、実施例において詳
述するが、当該人的活動の結果を更に当サイト上に反映
させ、より利用価値の高いネットワークを構築する。こ
のような趣旨の下、サイト運営者と当サイトに参加する
受発注企業との間で結ばれる契約にはいくつかの形態が
考えられる。
【0024】まず、調達代行契約では、見積依頼案件登
録後、サイト運営者が受注企業との交渉を同行あるい
は、代行により行い、納品時の検品や、契約不履行時の
問題解決に至るまで責任を持って代行する。契約代行契
約では、初期取引契約のみ当該契約企業に代わって行う
もので、それ以後は介在しない。斡旋代行契約では、単
に当サイトの口座を利用するのみである。もちろん、契
約の種類としては、これらに限られず、これらの要素を
組み合わせた複合的な契約や、外国企業との契約におい
ては、当該国の商習慣を考慮した契約を結ぶことが考え
られる。
【0025】本システムを利用する受発注企業は、一定
額を月会費として当サイト運営者へ支払い、別途、取引
成立時には所定の手数料をサイト運営者に支払う。一
方、発注企業においては、年間の発注額に応じて割引等
を考慮するとしても良い。なお、取引成立時の当サイト
運営者への手数料の支払いは、契約形態に応じた手数料
率を登録しておき、受注企業からの入金、発注企業への
送金時には、自動的に当該手数料を勘案した金額で、入
金及び送金処理できることとしている。
【0026】受注企業の個別情報を示す識別子は、任意
の桁数の文字、記号、数字あるいはこれらの組み合わせ
によりなり、属する技術分野を示すコード等が含まれ
る。同様に、見積依頼案件を示す識別子も、特定の企
業、見積り依頼順位、また、見積依頼案件を公開する技
術分野を示すコード等といった有意のコードから構成さ
れるものである。なお、これらの識別子は、ターミナル
サーバに協働する付番サーバにより、自動的に付番され
るが、当該認証サーバは、ターミナルサーバと一体的に
構成されていても、あるいは別設されていても良い。
【0027】また、工場稼動状況を受注企業側の端末に
て、日々当該稼動状況を入力し、当サイトの所定のペー
ジへ反映させる。受注企業は閲覧情報の開示、非開示を
コントロールすることで、原価計算等自己の工場の製造
・生産管理システムとしても利用する。
【0028】また、ターミナルサーバに協働する図面管
理サーバにより、受注企業側で作成された様々なフォー
マットに基づく図面データを、当サイトで表示可能な所
定のフォーマットに変換し、配信先の配信要求に応じて
配信する。さらに、当該図面データの流出を防ぐための
流出防止機能を備え、図面提供者への配慮をする。な
お、当該図面管理サーバは、ターミナルサーバと一体的
に構成されていても、あるいは別設されていても良い。
【0029】[実施例1]以下、本願発明の第一の実施
例として、受注企業が当サイトへログインし、見積りか
ら受注契約を経て納品までの処理の流れを図面に基づき
説明する。図1(a)は受注企業がサービスを選択する
画面を示す図、図1(b)は発注先企業を選択する画面
を示す図、図1(c)は受注企業の見積り履歴を確認す
る画面を示す図、図2(a)は発注企業の見積依頼案件
を一覧表示したことを示す図、図2(b)は見積依頼案
件の詳細を確認する画面を示す図、図2(c)は受注企
業が見積り時に利用する見積フォームを示す図、図8
(a)は受注企業の処理手順を示すフロー図である。
【0030】当サイトへの参加に際し受注企業(以下、
甲と称す)は、当サイト運営者による工場訪問、あるい
は、品質管理や納期対応力、環境対策に対する取り組み
等についての評価を受け、一定の基準を満たすことが条
件となる。
【0031】前述の基準をパスした甲には、個別情報と
してID番号及びパスワードが割り当てられる(S10
1)。当該個別情報は認証サーバに格納され、オープン
ネットワークから当サイトへログインする(S102)
際に、甲の端末から入力されたID番号及びパスワード
が、本システムの判別手段によりネットワークへの接続
可否の判別の基礎とされる。接続可と判別された場合に
は、図1(a)に示す画面が表れ、提供サービスの選択
が可能である。
【0032】ここで、「お仕事あり!」をクリックする
と、当サイトに加入している発注企業の一覧が表示され
る(図1(b))。そこで、所望の取引先を選択する
(本実施例では、C株式会社を選択し、以下当該発注企
業をCと称す)と、図2(a)に示すように、Cが見積
りを依頼している案件が一覧で表示されるので、所望の
案件名を選択し、当該案件の詳細(図2(b))を確認
する(S103)。また、このとき、図2(a)の「調
達方針」をクリックすると、Cが資材調達を行う上での
方針が確認できることから、甲は見積りに際し当該情報
をも勘案することが可能である。さらに「問い合わす」
ボタンで、当該案件についての詳細を問い合わすべくC
へのメール送信も可能である。甲は、当該案件に対して
見積り可能であれば、図2(c)に示す「見積フォー
ム」の「内容」記載欄に詳細な見積りや自社のPR等を
記入し、確認ボタンでCへ送信する(S105)。な
お、甲の過去の見積状況は、図1(c)に示すように見
積リストとして閲覧が可能である。
【0033】見積回答後は必要に応じて、また、前述し
た契約等に基づき当サイト運営に携わる担当者が甲とC
との商談に同行し、あるいは代行して商談に当たり(S
105)、契約を結ぶ(S106)。なお、S105´
は甲とCとが直接折衝する場合である。契約後は、甲は
製品の製造に着手し、所定の期日までにCへ納品する
(S107)。納品が完了すると、Cからの送金を当サ
イト運営者を介して受け(S108)、一連の取引が完
了する。なお、当サイト運営者へ支払う所定の手数料
は、当該送金時に差し引かれている。
【0034】本発明の特定企業間資材調達システムを利
用すれば、受注企業はホームページの立ち上げ、維持管
理に高額なコスト負担をすることなく、ネットワーク取
引に参加することが可能となり、さらに、分野の異なる
複数の加工業者が結集し、サイトを形成することで、個
別にホームページを開設した場合に比して発注企業から
の高頻度のアクセスが期待できるとともに、自社のPR
も効率的に行える。
【0035】さらに、これまで、取引先ごとに処理して
いた過去の見積りをフォローするといった管理作業も不
要となることに加え、サイト運営者が折衝時に介在する
ことで、受注企業は製造加工に専念することができるよ
うになり、更なる開発といった技術力を高める研究等に
力を注ぐことが可能となる。
【0036】[実施例2]続いて、本願発明の第二の実
施例として、発注企業が当サイトへログインし、見積依
頼案件の登録から受注契約を経て納品までの処理の流れ
を図面に基づき説明する。図3(a)は発注企業がサー
ビスを選択する画面を示す図、図3(b)は発注企業が
見積依頼案件登録時に利用する登録フォームを示す図、
図3(c)は発注企業の見積依頼した情報を一覧表示し
たことを示す図、図4(a)は特定の見積依頼案件につ
いて回答を一覧表示したことを示す図、図4(b)は発
注企業別に過去のサイト利用実績を表す企業別集計を示
す図、図8(b)は発注企業の処理手順を示すフロー図
である。
【0037】当サイトへの加入に際し、発注企業である
Cには、ID番号とパスワードが割り当てられ(S20
1)、インターネット等のオープンネットワークから当
サイトへログインする(S202)。ログインすると図
3(a)に示す画面が表れ、提供サービスの選択が可能
である。ここで、「見積依頼案件新規(追加)登録」を
クリックすると、見積依頼案件登録フォームが画面上に
表示され(図3(b))、見積り案件名、数量、ターゲ
ット価格、案件内容には、材質、交差、面粗度、納入場
所、希望調達地域といった見積りに関する詳細な条件、
製品納入期日、見積回答期限、また、当該案件をどの範
囲にまで公開するか、つまり、当サイトに参加する受注
企業のみか、あるいは、他のサイトにリンクしている場
合には、そのサイト上でも閲覧可能とするか、さらに、
画像の添付も可能とするなど、必要な記載及び選択等を
ここで行う(S203)。また、当該フォーム上に、別
途選択手段を設け、当サイトに参加する受注企業の中で
も特定の技術分野に属する受注企業のみ、つまりコミュ
ニティ単位に閲覧させることとしても良い。この場合、
受注企業の個別情報を示す識別子等に、当該企業が属す
る技術分野を示す要素を含ませ、システムが閲覧企業の
適否を判断する際の基準とする手法が考えられる。な
お、実施例1において述べたが、調達方針登録を見積依
頼案件登録時に行っておけば、受注企業の見積り時に参
考となる。当該見積依頼案件に対し、入手した受注企業
からの見積回答は図3(c)に示す「見積情報一覧」で
確認できる。なお、案件コードは見積り登録時に自動付
番される。さらに案件ごとに詳細を確認したい場合に
は、案件名をクリックすれば、具体的な見積回答企業名
と当該企業の見積り担当者とを知ることができる(S2
04)。
【0038】見積回答入手後の処理の流れS205〜S
208は、実施例1におけるS105〜S108と同様
なので、ここでは省略する。なお、S208において、
サイト運営者への送金額には、所定の手数料が上乗せさ
れている。また、図4(b)に示すように、発注企業C
は、自社ページへの訪問客数、見積依頼数、入札数、発
注数、問合せメール数、そして売上を年間、月間、週間
の別に企業別集計として表示させることができる。
【0039】本発明の特定企業間資材調達システムを利
用し、資材を調達する限り、発注企業は、調達する資材
の種類に応じてインターネット上での検索をする必要が
なくなり、また、新規の取引先企業の信用調査もサイト
運営者が行っていることから必要がない。また、多品
種、少量生産が主流の資材調達の現状から、受注企業の
細分化により強いられる口座管理や納期管理といった業
務等から開放され、系列外取引を拡大しつつある昨今の
企業の発注形態にも合致するものである。
【0040】[実施例3]本願発明の第三の実施例とし
て、受発注企業が利用可能な当サイトの提供サービスの
内、受発注企業間での情報交換に関するものを以下に示
す。図5は発注企業が自社製品について提案を求める画
面を示す図、図6は属する技術分野毎に受注企業をサイ
ト画面上に示した図である。
【0041】発注企業は、図5に示す「募る!」ページ
を利用することで、自社製品及び新規開発を予定してい
る製品について、専門の技術や知識を有する受注企業か
ら技術、ノウハウ、価格等の提案を求めることができ
る。なお、発注企業間同士では互いの当該ページを閲覧
できないシステムとなっているので、当サイトを通じて
は同業他社への製品情報等が漏れることもない。一方、
受注企業側にとっても発注企業の最新の製品情報等は自
社の経営戦略上必須の情報であり、また、当該ページを
通じて発注企業へ様々な提案をすることで自社PRとも
なり非常に好ましい。
【0042】また、発注企業は、図3(a)の「受注企
業一覧」をクリックすることで、当サイトに参加する受
注企業、及び調達可能な製品分野を知ることが可能であ
る(図6)。さらに、当該一覧を発展させ、個々の受注
企業にリンクさせることで、当該企業のホームページを
介して加工製品等の紹介やPRを閲覧可能とすればより
充実した資材調達システムとなる。なお、当該発展例
は、後の実施例にて詳述する。さらに、図1(a)及び
図3(a)に「翻訳」のボタンを配してあるように、当
サイト上で、日本語と、韓国語、中国語、英語相互間で
の翻訳を可能とし、当該国語を言語とする日本以外の加
工業者も受注企業として当サイトに参加させることで、
より利用価値の高いシステムとなっている。また、発注
企業として日本以外の企業も当サイトに参加させれば、
より資材調達の上で、より一層利用価値の高いシステム
となり得る。
【0043】[実施例4]本願発明の第四の実施例とし
て、見積依頼案件が特定の閲覧区分のみで閲覧可能とな
る場合について図に基づき説明する。図9は見積依頼案
件が特定の閲覧区分にのみ表示される処理を示すフロ―
図である。
【0044】発注企業Aが、図3(b)に示す「見積依
頼案件 登録フォーム」上で、見積依頼案件(以下、P
と称す)を登録する際に閲覧区分として、金型コミュニ
ティに属する受注企業へ公開する場合を例に挙げる。な
お、以下に挙げる「K」は金型区分を示すコードであ
る。
【0045】Pの登録時に図3(b)上の閲覧区分選択
項目において、「コミュニティ会員」の下位に構成され
る各コミュニティ(図示せず)の中から「金型」を選択
する(S301)。すると、当該閲覧区分入力情報に基
づき、付番サーバがPに対し特定の閲覧区分コード
「K」を自動的に付番し(S302)、本システムの記
憶装置に一時格納する(S303)。なお、Pを特定す
る識別子は、任意の桁数の文字、記号、数字あるいはこ
れらの組み合わせによりなり、当該「K」以外に、特定
の企業、あるいは本社、支社の別、見積り依頼順位とい
った有意のコードから構成されるものである。
【0046】受注企業Xが、当サイトへログインした後
(S304)、図1(a)に示す「お仕事あり!」を選
択する(S305)と、自動的にシステムが、受注企業
の個別情報を示す識別子中に、前述のPに付番された
「K」を含むか否かを判断(S306)する。そして、
含まれない場合には、Xの端末上にはPに関する一切の
表示は行われず(S307)、含まれる場合には、Pを
Xが閲覧する見積依頼案件一覧表(図2(a))、及び
見積依頼案件詳細(図2(b))上に表示する(S30
8)こととなる。
【0047】以上の例によれば、発注企業の情報が必要
最低限の範囲にしか公開されないこととなり、好まし
い。また、閲覧する受注企業側にとっても、自己に全く
関係のない分野についての情報は不要であり、必要な情
報のみを取捨選択することが望まれる現代の情報化社会
のニーズに合致する。
【0048】[実施例5]本願発明の第五の実施例とし
て、受注企業側の機械設備の稼動状況を当サイトの専用
ページ上で、発注企業及び当該受注企業が閲覧する場合
を図に基づき説明する。図10は工場稼動状況を反映す
る専用ページへのリンクを示す概略図である。なお、受
注企業は、自己の工場における機械設備の稼動状況等
を、当サイトの専用ページ(図10(d)−1〜(d)
−3)へ反映させるべく、日々端末等により、処理済み
工程数等を入力している。
【0049】以下、発注企業が、見積依頼案件の発注先
を決定する際に参考とするために当該ページを利用する
場合(図10(d)−1)と、発注済み案件の進捗状況
を確認する場合(図10(d)−2)、また、受注企業
側が自己の製造・生産管理システムとして利用する場合
(図10(d)−3)とに分け、例を挙げながら説明す
る。
【0050】発注企業が、見積依頼案件の発注先を決定
する際に当該ページを利用する場合においては、当サイ
トへログインした後、図3(a)の「コミュニティ登録
企業一覧」をクリックし、図10(a)から(b)に示
す画面を経て、「●会社概要」「●製品紹介」「●工場
稼動状況確認」といったメニューを含む受注企業「株式
会社□□精工」の画面を開く(図10(c))。そし
て、当該画面上の「●工場稼動状況確認」下の選択ボタ
ン「1」をチェックし、「●工場稼動状況確認」をクリ
ックすると、図10(d)−1の画面が開く。すると、
当該画面上では、「株式会社□□精工」が現在抱えてい
る受注分の必要全工程数と、受注残既処理工程数とが把
握可能であることから、当該受注企業に新規注文を希望
納期内に処理可能か否かといった、判断材料として利用
することができる。また、当該受注企業の工場稼動状況
や遊休状態などが把握できる表示であれば、前記、「受
注分必要全工程数」や「受注残既処理工程数」の表示に
限られない。
【0051】次は、発注企業が、発注済み案件の進捗状
況を確認しようとする際に、当該ページを利用する場合
である。図10(c)上の「●工場稼動状況確認」下の
選択ボタン「2」をチェックし、「●工場稼動状況確
認」をクリックすると、図10(d)−2の画面が開
き、「株式会社□□精工」の受注残を受発注番号ごとに
進捗状況を表示される。進捗グラフ、受注日、納入日の
表示から、発注企業側は生産が予定どおりか、あるいは
遅れ気味かといった進捗状況を把握することができる。
【0052】また、受注企業が、自己の製造・生産管理
システムとして利用する場合にあっては、図10(c)
の画面上で、「●工場稼動状況確認」下の選択ボタン
「3」をチェックし、「●工場稼動状況確認」をクリッ
クすると、図10(d)−3の画面が開く。なお、選択
ボタン「3」は当該受注企業のみが選択できるものと
し、当該画面上では、「販売価格」の他、「原価」「経
費」「利益率」といった受注企業が生産管理上必要な情
報を確認することができる。
【0053】このような例によれば、発注企業側は、発
注前の時点では発注先を決定する判断材料として利用可
能であるし、発注後においては発注済み案件の進捗状況
を逐一受注企業の担当者へ問い合わせることなく、必要
なときに即座に確認できることから、スピードが要求さ
れる昨今の販売戦略の立案といった観点からも非常に好
ましい。
【0054】また、本来、受注企業は資本を投下して工
場等の製造・生産管理システムとして同種のシステムの
導入が、効率的な管理の必要性から求められるところで
あるが、中小の加工業者にとっては、当該投下資本をあ
てる余裕がない場合が少なくない。その点、本発明によ
れば、このようなシステム等を別途自己負担により導入
する必要がなくなることから、その資金面でのメリット
は大きい。さらに、発注企業側が、随時閲覧していると
いう認識の下、新たな受注に向け、稼働率を上げようと
いう心理的効果も期待できる。
【0055】また、契約時の納期等、種々の情報を予め
本システムに入力しておくことで、所望の画面上に反映
させ得ることとすれば、例えば、上記、進捗状況を画面
上で表示する際、納期通りに納入可能であれば青色のグ
ラフ表示、遅れ気味であれば黄色のグラフ表示とすれ
ば、進捗状況が一目瞭然で、把握しやすい。また、明ら
かに納入期日が守られない場合には、自動的に発注企業
側へその旨及び変更納期が通知されるようにすれば、よ
り好ましい。
【0056】[実施例6]本願発明の第六の実施例は、
受発注企業間でやり取りされる図面について当サイトを
利用した例であり、受発注の決定に至る過程における図
面を参照しながらの商談や打ち合わせといった作業を有
効に支援するものであり、以下、詳述する。
【0057】見積依頼案件の登録時に図面データを含む
場合、当該図面データを、当サイトを構築するターミナ
ルサーバに協働する図面管理サーバに一旦保管し、当サ
イトで受発注企業が必要なときに当該図面を配信先の配
信要求に応じて配信し、当事者が閲覧できるよう処理及
び管理をする。本来、特定の図面CADを用いて作成し
た図面は、基本的に当該特定CADソフトによらなけれ
ば再現が困難であることに鑑みて、本発明では、見積依
頼案件登録時の任意のCADソフトにより作成された図
面データを、前記図面管理サーバで保管し、且つ、当サ
イトで2次元あるいは3次元表示を可能とすべくフォー
マット加工するものである。
【0058】また、当該フォーマット加工された図面デ
ータは、受発注確定後、所定の手続き、手段によらなけ
ればダウンロード(上位のコンピュータから下位のコン
ピュータにデータ等を転送すること)や印刷ができない
仕組みとなっている。この際、受注確定後に受注企業へ
パスワードを時限的に発行するといった方法が考えられ
る。
【0059】本発明による効果は以下のとおりである。
本システムを利用し、ネットワーク上で、オンタイムに
商談等を行う場合を想定するとき、互いに共通した表示
画面を参照しながら行うことが可能となる。そしてその
際、特に図面の細部に至る打ち合わせにあっては、共通
の表示画面上をポインタ(マウスなどのポインティング
デバイスを操作したときに、それに合わせて画面上を動
くカーソル)により指摘することで、互いの意思疎通が
正確に行える。これまでは、このような細部に至る打ち
合わせ時には、ネットワークを利用した取引にあっても
実際に面と向かって行われてきたが、本発明によれば、
端末上で行える。
【0060】発注企業側にとっては、見積依頼案件登録
時に提供した図面データが、不特定に流出しないことが
必要である。特に新規製品に関わるものは、同業他社へ
流出してしまうと販売戦略上、命取りになりかねない。
その点、本発明によれば、受注先が決定した後にしか、
当該図面をダウンロード及び印刷ができないことから、
安心して本発明を利用できる。
【0061】
【発明の効果】以上、述べてきた通り、本発明による特
定企業間資材調達システムによれば、受発注企業の双方
が、これまでのネットワーク取引のマイナス面、つま
り、受注企業を個々に検索する作業の煩雑さ、及び、コ
スト負担を強いる個別ホームページの開設、発注企業か
らのアクセスの不確定さといった問題を回避することで
き、また、新規取引時に当然に発生する企業調査や口座
管理といった処理業務からも開放されることから、発注
企業はより効率の良い資材調達が行え、受注企業は、技
術力の向上を目指し、製造加工に専念できるという効果
が期待できる。また、閲覧情報のコントロールにより、
受発注企業の双方に利用価値の高いシステムを提供する
ことで、ネットワーク取引を今後一層普及させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 受注企業がサービスを選択する画面を
示す図 (b) 発注先企業を選択する画面を示す図 (c) 受注企業の見積り履歴を確認する画面を示す図
【図2】(a) 発注企業の見積依頼案件を一覧表示し
たことを示す図 (b) 見積依頼案件の詳細を確認する画面を示す図 (c) 受注企業が見積り時に利用する見積フォームを
示す図
【図3】(a) 発注企業がサービスを選択する画面を
示す図 (b) 発注企業が見積依頼案件登録時に利用する登録
フォームを示す図 (c) 発注企業の見積依頼した情報を一覧表示したこ
と示す図
【図4】(a) 特定の見積依頼案件について回答を一
覧表示したことを示す図 (b) 発注企業別に過去のサイト利用実績を表す企業
別集計を示す図
【図5】発注企業が自社製品について提案を求める画面
を示す図
【図6】属する技術分野毎に受注企業をサイト画面上に
示した図
【図7】本システムの概要を示す構成図
【図8】(a) 受注企業の処理手順を示すフロー図 (b) 発注企業の処理手順を示すフロー図
【図9】見積依頼案件が特定の閲覧区分にのみ表示され
る処理を示すフロ―図
【図10】工場稼動状況を反映する専用ページへのリン
クを示す概略図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一以上の発注企業側で操作さ
    れる端末及び一以上の受注企業側で操作される端末がリ
    ンクし、且つ、システムを管理するターミナルサーバを
    介して双方向に通信可能なコンピュータネットワークを
    利用した特定の企業間における資材調達のシステムであ
    って、受発注企業にネットワークとの接続サービスを提
    供するターミナルサーバと、該ターミナルサーバからの
    指示により、受発注企業の端末から入力された個別情報
    に基づいてネットワークとの接続可否を判別する認証サ
    ーバと、該認証サーバに連動し、各受発注企業の個別情
    報を示す認証データを利用者毎に管理する認証データベ
    ースとを備え、認証サーバが受発注企業から入力された
    個別情報に基づきネットワークとの接続可否を判別する
    判別手段、ネットワークを介してターミナルサーバに配
    信される発注企業の端末に入力された見積依頼案件を受
    信する受信手段、前記受信した見積依頼案件をターミナ
    ルサーバの記憶装置に格納する格納手段、前記格納した
    見積依頼案件を受注企業側の配信要求に応じて受注企業
    の端末に配信する配信手段、前記配信された見積依頼案
    件に対する受注企業の見積回答をターミナルサーバに配
    信する配信手段、前記配信された見積回答を前記発注企
    業の配信要求に応じて該発注企業の端末に配信する配信
    手段とから構成される特定企業間資材調達システム。
  2. 【請求項2】 見積依頼案件は、案件名、数量、ターゲ
    ット価格、製品に求められる詳細な条件を示す案件内
    容、発信日、製品納入期日、見積回答期限、見積依頼案
    件が公開される閲覧区分を特定することを特徴とする請
    求項1記載の特定企業間資材調達システム。
  3. 【請求項3】 受注企業は、金型、設計・試作、樹脂加
    工、金属加工、組立、2次加工、素材、電子部品、その
    他加工の9つの異なる技術分野に属する企業からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の特定企業間資材調達シス
    テム。
  4. 【請求項4】 見積依頼案件登録時の閲覧区分入力情報
    に基づき、指定の閲覧区分コードを付番する付番サーバ
    を備え、見積依頼案件毎に付番される閲覧区分を示す閲
    覧区分コード、及び受注企業を示す個別情報に含まれる
    当該企業が属する技術分野区分コードは、任意の桁数の
    文字、記号、数字あるいはこれらの組み合わせによりな
    る識別子であり、システムが、受注企業を示す個別情報
    に含まれる当該企業が属する技術分野区分を示す識別子
    と、見積依頼案件毎に付番された識別子とを、システム
    を構成する認識手段により認識し、前記両識別子の相関
    関係を元に、当該受注企業に対する当該見積依頼案件閲
    覧の適否を判断する判断手段を備えたことを特徴とする
    請求項1、2及び3記載の特定企業間資材調達システ
    ム。
  5. 【請求項5】 認証サーバが受発注企業から入力された
    個別情報に基づきネットワークとの接続可否を判別する
    ステップ、ネットワークを介してターミナルサーバに配
    信される発注企業の端末に入力された見積依頼案件を受
    信するステップ、前記受信した見積依頼案件をターミナ
    ルサーバの記憶装置に格納するステップ、前記格納した
    見積依頼案件を受注企業側の配信要求に応じて受注企業
    の端末に配信するステップ、前記配信された見積依頼案
    件に対する受注企業の見積回答をターミナルサーバに配
    信するステップ、前記配信された見積回答を前記発注企
    業の配信要求に応じて該発注企業の端末に配信するステ
    ップとからなる特定企業間資材調達方法。
  6. 【請求項6】 受注企業の機械設備の稼動状況を、当該
    受注企業側の端末により常時入力可能とし、システムが
    提供する当該受注企業個別の専用画面上に、当該入力情
    報に基づく前記稼動状況を表示することを特徴とする請
    求項1記載の特定企業間資材調達システム。
  7. 【請求項7】 見積依頼案件中に図面データの有無を判
    断する判断手段、当該図面データを前記ターミナルサー
    バに協働する図面管理サーバに格納する格納手段、当該
    図面データを2次元若しくは3次元表示すべく規定のフ
    ォーマットに変換する変換手段、前記変換した図面デー
    タの配信先適否を判断する判断手段、当該配信要求が適
    の場合に当該配信要求先へ配信する配信手段とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の特定企業間資材調達シ
    ステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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