JP2003030209A - 名刺情報管理システム及びそれに用いられる方法 - Google Patents

名刺情報管理システム及びそれに用いられる方法

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JP2003030209A
JP2003030209A JP2001210785A JP2001210785A JP2003030209A JP 2003030209 A JP2003030209 A JP 2003030209A JP 2001210785 A JP2001210785 A JP 2001210785A JP 2001210785 A JP2001210785 A JP 2001210785A JP 2003030209 A JP2003030209 A JP 2003030209A
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Masahiro Ishida
雅宏 石田
Kiyotaka Akai
清恭 赤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 提供者側の最新の名刺情報を取得者側に随時
提供することができる名刺情報管理システム及びその方
法を提供する。 【解決手段】 名刺情報の登録,更新及び取得に際し
て、名刺情報の提供者又は取得者が指示設定を行なう端
末と、該端末とインターネットを介して接続され、該端
末側での指示設定に際して該端末を制御するサーバとを
有するシステムに用いられる、名刺情報の提供及び登録
管理を行なう名刺情報管理方法において、サーバ側で、
端末用の制御プログラムを格納し、名刺情報を含む個人
情報及び情報提供に関する設定項目を備えた顧客ファイ
ルを格納し、プログラム格納手段に格納された制御プロ
グラムにしたがい、端末における指示設定に応じて、格
納される顧客ファイルの登録,更新および端末への名刺
情報の提供を行なうように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺情報の提供・
登録管理用システム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、姓名,所属,身分,連絡先等の個
人又は会社情報を掲載した印刷物としての名刺が広く普
及しており、通常、この名刺は、訪問,面会など人が接
する場合に、提供者側から受取り者側に手渡される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印刷物とし
ての名刺を用いる場合には、提供側から手渡された名刺
を受取り者側で実際に使用するまでに、多少なりと(場
合によっては数日から数ヶ月程度)タイムラグが生じ
る。そのため、提供者側から受取り者側に手渡されたと
きに名刺に印刷されていた情報が、受取り者側での使用
時には正しくないことがある。例えば、提供者側から受
取り者側に手渡されたときには印刷通りの所属であった
が、受取り者側での使用時には、提供者が転勤により所
属が変更していることがある。つまり、印刷物としての
名刺には、時間の経過とともに、その情報の信頼性が失
われる、という欠点がある。場合によっては、このこと
が、受取り者側に混乱を招き、受取り者側での名刺提供
者に対する不信感を生じさせかねない。また、かかる場
合には、受取り者側の反応が提供者側に伝わり難い。
【0004】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、提供者側の最新情報を随時受取り者側に提供
することができ名刺情報管理システム及びその方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、名
刺情報の提供及び登録管理を行なう名刺情報管理システ
ムであって、名刺情報の登録,更新及び取得に際して、
名刺情報の提供者又は取得者が指示設定を行なう端末
と、該端末とインターネットを介して接続され、該端末
側での指示設定に際して該端末を制御するサーバとを有
しており、該サーバ側に、上記端末用の制御プログラム
を格納するプログラム格納手段と、名刺情報を含む個人
情報及び情報提供に関する設定項目を備えた顧客ファイ
ルを格納する顧客ファイル格納手段と、上記プログラム
格納手段に格納された制御プログラムにしたがい、上記
端末における指示設定に応じて、上記顧客ファイル格納
手段に格納される顧客ファイルの登録,更新および端末
への名刺情報の提供を行なう制御手段とが設けられてい
ることを特徴としたものである。
【0006】また、本願の第2の発明は、第1の発明に
おいて、上記端末側で、該端末へ提供された名刺情報に
対する意見が入力可能であり、入力された意見はその名
刺情報とともに顧客ファイルとして上記顧客ファイル格
納手段に格納され、必要に応じて、該名刺情報の提供者
へ伝達されることを特徴としたものである。
【0007】更に、本願の第3の発明は、第1又は2の
発明において、上記顧客ファイルが、情報提供に関する
設定項目として、名刺情報を取得可能な範囲を限定する
項目を含んでいることを特徴としたものである。
【0008】また、更に、本願の第4の発明は、第1〜
3の発明のいずれか一において、上記顧客ファイルが、
情報提供に関する設定項目として、名刺情報を提供する
期間を限定する項目を含んでいることを特徴としたもの
である。
【0009】また、更に、本願の第5の発明は、第1〜
4の発明のいずれか一において、上記端末側で、印刷物
としての名刺を走査して取得されたイメージデータから
名刺情報を自動的に認識する機能が設けられていること
を特徴としたものである。
【0010】また、更に、本願の第6の発明は、第1〜
4の発明のいずれか一において、上記端末側で、所定の
音声入力デバイスを介して取得された音声データから名
刺情報を自動的に認識する機能が設けられていることを
特徴としたものである。
【0011】また、更に、本願の第7の発明は、名刺情
報の登録,更新及び取得に際して、名刺情報の提供者又
は取得者が指示設定を行なう端末と、該端末とインター
ネットを介して接続され、該端末側での指示設定に際し
て該端末を制御するサーバとを有するシステムに用いら
れる、名刺情報の提供及び登録管理を行なう名刺情報管
理方法であって、上記サーバ側で、上記端末用の制御プ
ログラムを格納し、名刺情報を含む個人情報及び情報提
供に関する設定項目を備えた顧客ファイルを格納し、格
納された制御プログラムにしたがい、上記端末における
指示設定に応じて、格納される顧客ファイルの登録,更
新および端末への名刺情報の提供を行なうように制御す
ることを特徴としたものである。
【0012】また、更に、本願の第8の発明は、第7の
発明において、上記端末側で、該端末へ提供された名刺
情報に対する意見が入力可能であり、意見が入力された
場合に、サーバ側で、その名刺情報とともに顧客ファイ
ルとして格納し、必要に応じて、該名刺情報の提供者へ
伝達することを特徴としたものである。
【0013】また、更に、本願の第9の発明は、第7又
は8の発明において、上記サーバ側で、情報提供に関す
る設定項目として、名刺情報を取得可能な範囲を限定す
る項目を、その名刺情報とともに顧客ファイルとして格
納することを特徴としたものである。
【0014】また、更に、本願の第10の発明は、第7
〜9の発明のいずれか一において、上記サーバ側で、情
報提供に関する設定項目として、名刺情報を提供する期
間を限定する項目を、その名刺情報とともに顧客ファイ
ルとして格納することを特徴としたものである。
【0015】また、更に、本願の第11の発明は、第7
〜10の発明のいずれか一において、上記端末側で、印
刷物としての名刺を走査して取得されたイメージデータ
から名刺情報を自動的に認識することを特徴としたもの
である。
【0016】また、更に、本願の第12の発明は、第7
〜10の発明のいずれか一において、上記端末側で、所
定の音声入力デバイスを介して取得された音声データか
ら名刺情報を自動的に認識することを特徴としたもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る名
刺情報管理システムの構成を示す図である。この名刺情
報管理システムは、基本的に、名刺情報を管理するサー
バ10を備えたLANと、インターネット100と、イ
ンターネット100に接続されるデスクトップ又はノー
ト型の各種端末とから構成されるものである。この図に
は、LANの構成として、サーバ10と経路制御装置2
0とが示されている。端末101,102,103,1
04は、それぞれ、CRT又はLCDタイプの表示部,
キーボード,マウス(不図示)等の入力部を有する。な
お、実際には、端末101,102,103,104以
外に、携帯電話等の携帯端末を含む複数の端末がインタ
ーネット100に接続されるが、図1では、図面の簡略
化を図り、端末101,102,103,104のみを
示す。
【0018】図2は、サーバ10の詳細な構成を示す図
である。サーバ10は、CPU等から構成される制御手
段11を備えており、この制御手段11は、サーバ10
内の各部の制御,データの転送,種々の演算,データの
一時的格納等を行なう。また、サーバ10は、インター
ネット100を介して接続された端末101,102,
103,104から入力されるデータを制御する入力制
御手段12と、端末101,102,103,104に
出力されるデータを制御する出力制御手段13とを有し
ている。更に、サーバ10は、それぞれ固有のファイル
を格納する記憶手段14,15,16,17を備えてい
る。なお、記憶手段14及び17は、特許請求の範囲中
の「プログラム格納手段」,「顧客ファイル格納手段」
に該当する。
【0019】まず、記憶手段14には、メインプログラ
ムが格納されている。かかるメインプログラムは、名刺
情報管理動作に際して制御手段11により読み出され、
例えばRAM等の所定の記憶手段(不図示)に格納され
た上で、順次実行されるもので、例えばLANを構成す
る端末(不図示)や端末101,102,103,10
4の表示部に、所属する会社の所望とする事業所,工場
のみを表示させる案内画面用プログラム,文字検索によ
り必要な情報を得るための検索用プログラム等から構成
される。その他に、記憶手段14には、端末101,1
02,103,104から送信されてきた名刺情報に関
する感想等の情報が一時的に格納される。なお、これら
の動作については、いずれも後述する。
【0020】次に、記憶手段15には、所属する会社フ
ァイルが格納されている。この会社ファイルは、例え
ば、3層構造をなしており、上層は登録されている全会
社名、中層は会社の事業所,工場別の組織,下層は部課
の組織である。なお、各層のファイルは、いずれもビッ
トマップ形式のものである。
【0021】また、記憶手段16には、キャラクタファ
イルが格納されている。かかるキャラクタファイルは、
表示用文字データやアイコンのビットマップデータから
構成されており、後述する動作の際に参照されるように
なっている。なお、アイコンのビットマップデータは、
それぞれの業種毎に異なって格納されている。
【0022】そして、記憶手段17には、顧客ファイル
が格納されている。かかる顧客ファイルは、端末10
1,102,103,104からの登録要求があった場
合に作成されるものである。登録要求に際し、サーバ1
0の制御手段11により登録番号が自動的に付与され、
この登録番号に対応して、顧客ファイルが作成される。
1つの登録番号に対応する顧客ファイルは、登録者I
D,パスワード,個人情報等のような個人固有の情報か
ら構成される。このうち、個人情報は、更に、氏名,会
社名,所属名,電話番号,FAX番号,Eメールアドレ
ス,会社の業種を示す業種情報,リンク情報(他の情報
と結び付ける場合に、参照すべきネットワーク上の情報
の行先を示す),メッセージ等のような、名刺に関する
種々の情報から構成される。なお、本願明細書におい
て、「名刺情報」とは、狭義では、印刷物としての名刺
に記載される情報を示すが、広義では、上記の顧客ファ
イルを構成するデータ情報全てを指すものとする。
【0023】続いて、実施の形態1に係る名刺情報管理
システムの動作について説明する。端末101,10
2,103,104は、それぞれ、インターネット10
0を介してサーバ10と通信を行ない、いずれも、名刺
情報提供者の端末としても、名刺情報取得者の端末とし
ても機能することができるが、以下では、説明の便宜
上、端末101を操作する場合を取り上げて説明する。
【0024】端末101がサーバ10と通信接続される
と、制御手段11は、この接続を入力制御手段12を介
して認識し、記憶手段14に格納されたメインプログラ
ムにしたがって、端末101を制御する。図3及び4
は、かかるメインプログラムに基づく制御の流れを示す
図である。
【0025】まず、顧客ファイルの作成過程を説明する
ために、端末101の操作者が、登録を行なう場合につ
いて記述する。図3のSa1では、制御手段11は、端
末101の表示部において、メインメニュー画面(図5
参照)を表示させ、端末101の操作者に対して、「会
社名一覧」,「検索」,「登録」の処理のなかから所望
するものを選択するように促す。
【0026】図5からよく分かるように、メインメニュ
ー画面では、マウスカーソルCが表示され、所定の場所
をクリックすることにより、種々の操作を行なえるよう
になっている。例えば、「会社名一覧」,「検索」,
「名刺の登録」の各処理に対応するボタン211〜21
4のいずれかの表示領域にマウスカーソルCを位置させ
てクリックすれば、各表示領域に示された処理が開始さ
れる。また、三角形状のボタン22U,22D,22L
及び22Rの表示領域にマウスカーソルCを位置させて
クリックすれば、メインメニュー画面上の表示エリア
が、それぞれ、上,下,左,右にスクロールする。
【0027】端末101の操作者が、マウスカーソルC
をボタン214の表示領域に位置させクリック操作を行
なって、「名刺の登録」の処理を選択した場合、これを
検知した制御手段11は、手順を、図4に示すステップ
Sb1に進ませ、端末101の表示部に、登録メニュー
画面(図6参照)を表示させるように制御する。登録メ
ニュー画面においては、所定の操作により、メインメニ
ュー画面(ステップSa1)に戻ることができるように
なっている。また、これ以降のステップSb2〜Sb1
5では、所定の操作によって、任意に登録メニュー画面
に戻ることができる。
【0028】図6に示す登録メニュー画面には、「新規
登録」,「既登録の更新」,「既登録の削除」の各処理
に対応するチェックボタン231〜233が設けられ、
端末101の操作者は、いずれかの処理を選択するよう
に促される。また、登録メニュー画面には、名刺登録番
号,登録者ID及びパスワードをそれぞれ入力するため
の入力ボックス241,242及び243が設けられて
いる。端末101の操作者が、マウスカーソルCをチェ
ックボタン231の表示領域に位置させてクリック操作
を行なうと、「新規登録」の処理が選択される。「新規
登録」の処理を選択した場合、端末101の操作者は、
更に、入力ボックス242の表示領域に位置させてクリ
ックし、キーボード等の入力部から登録者IDを入力す
る。
【0029】続けて、端末101の操作者は、マウスカ
ーソルCを入力ボックス243の表示領域に位置させて
クリックした後、キーボード等の入力部よりパスワード
を入力する。そして、これらの操作が完了すると、端末
101の操作者は、その旨をサーバ10側に伝えるべ
く、マウスカーソルCを「次のステップ」ボタン25の
表示領域に位置させてクリックする。かかる操作によ
り、手順がステップSb2に進められ、制御手段11
は、重複登録を避けるべく、入力された登録者ID及び
パスワードが、既に使用されているか否かについて、過
去に作成された顧客ファイルを検索することによりチェ
ックする。
【0030】制御手段11は、既にこれらが使用されて
いると判定すれば、手順をステップSb15に進ませ
て、端末101の表示部に「IDかパスワードが不正で
ある」の旨を表示させる制御をした上で、手順をステッ
プSb1に戻し、再び登録メニュー画面(図5参照)を
表示させる。また、一方、制御手段11は、使用されて
いないと判定すれば、次のステップSb3の処理を行な
う。
【0031】ステップSb3において、制御手段11
は、端末101の表示部に、会社名指定画面(図7参
照)を表示させる制御を行い、端末101の操作者に対
し、所属する会社名を指定する又は入力することを促
す。選択ボックス281及び一覧ボックス282に表示
される会社名は、記憶手段15に格納された会社ファイ
ルに基づくもので、この実施の形態では、自動車メーカ
ー関連の会社の例を挙げる。端末101の操作者は、表
示された会社名一覧から、所属する会社名にマウスカー
ソルCを位置させてクリックして選択する。これによ
り、制御手段11は、この会社名一覧を示すコードを求
めて、これらの情報を一旦格納した後、続いて、ステッ
プSb4の処理を行なう。
【0032】ステップSb4において、制御手段11
は、端末101の表示部に、図8〜10に示す名刺情報
入力画面を表示させる制御を行い、端末101の操作者
に対して、名刺情報の入力を促す。これらの名刺情報入
力画面は、個別の画面でなく、それぞれ、ボタン22
U,22Dによって上下スクロール可能な画面の上段,
中段,下段を示すものである。端末101の操作者は、
かかる名刺情報入力画面において、各入力ボックス26
1〜270にマウスやキーボード等の入力部を用いて情
報入力するとともに、ボタン271〜273を用いて所
定の項目を選択する。
【0033】図8に示すように、入力ボックス261及
び261は、名刺情報を登録する登録者の氏名を、それ
ぞれ、漢字及び英字で入力するためのボックスであり、
また、入力ボックス263,264,265及び266
は、それぞれ、登録者の住所,電話番号,FAX番号,
メールアドレスを入力するためのボックスである。更
に、図9に示すように、入力ボックス267は、名刺情
報に対するメッセージを入力するためのボックスで、入
力ボックス268は、説明画面から所定サイトへのリン
クを張りたい場合にそのURL(Uniform Resource Loc
ator)を入力するためのボックスである。また、図10
に示すように、入力ボックス269A及び269Bは、
それぞれ、担当者の姓及び名を入力するためのボックス
であり、更に、入力ボックス270は、Eメールアドレ
スを入力するためのボックスである。
【0034】入力ボックス261〜270に対して、ボ
タン271〜273はいずれもプルダウンメニューを表
示させる選択ボタンである。これらのボタン271〜2
73に、マウスカーソルCをあわせて、マウスボタンを
押し下げた状態を保ったまま、該当する項目にあわせて
マウスボタンを離すと、その項目が選択されるようにな
っている。まず、図9に示すように、選択ボタン271
は、業種を選択するためのボタンであり、選択ボタン2
72は、入力ボックス267に入力される名刺情報メッ
セージをHTML(Hyper Text Markup Language)形式
で記述したか、若しくは、純粋なテキスト形式で記述し
たかを選択するボタンである。また、図10に示すよう
に、選択ボタン273は、フォローシートを転送するか
否かを選択するとともに、その頻度を選択するためのボ
タンである。この「フォローシートの転送」とは、後述
する名刺情報案内において、情報取得者からのメッセー
ジ(フォローシート)を情報提供者に転送することをい
う。
【0035】例えば、ボタン271にマウスカーソルC
をあわせて、マウスボタンを押し下げると、自動車メー
カー関連の会社の他に種々の業種が表示され、押し下げ
した状態を保ったまま、該当する項目にマウスカーソル
Cをあわせてマウスボタンを離すと、その時点の項目が
入力値として選択される。次に、ボタン272におい
て、入力ボックス267に入力される名刺情報メッセー
ジを(HTML ハイパーテキスト言語)で記述した
か、若しくは、純粋なテキスト形式で記述したかを選択
する。更に、ボタン273において、情報取得者からの
フォローシートを情報提供者に転送するか否かが選択さ
れるとともに、転送する場合には、その頻度についての
選択が行なわれる。
【0036】なお、前述したような名刺情報の入力は、
所定の名刺認識ソフトを用いて行なうこともできる。こ
の場合には、例えば、印刷物としての名刺をスキャナで
イメージデータとして読込み、名刺認識ソフトにより、
名刺上の情報が自動的に分類され、上記の名刺情報入力
画面上の各ボックスに表示される。また、名刺情報とし
ては、前述したものに限定されることなく、情報提供者
自身の顔写真が添付されてもよい。
【0037】端末101の操作者は、以上のようにし
て、入力ボックス261〜270及び選択ボックス27
1〜273において必要な情報を入力し終わると、その
入力内容をサーバ10側に登録するために、「登録」ボ
タン275をマウスでクリックする。他方、入力した情
報をクリアする場合には、「クリア」ボタン276を押
し下げる。
【0038】「登録」ボタン275が押し下げられる
と、制御手段11は、手順をステップSb5に進ませ、
入力された名刺情報を端末101の表示部に表示させ
て、その内容の確認を端末101の操作者に促す。この
際、端末101の操作者が、名刺情報の再入力を行なう
のであれば、所定の操作を行ない、先の名刺情報入力画
面に戻る。他方、入力した名刺情報に誤りがなければ、
手順は、ステップSb6に進む。ステップSb6におい
て、制御手段11は、端末101の表示部に対し、「登
録しました」の旨の表示を行なうとともに、登録メニュ
ー画面(図6参照),会社名指定画面(図7参照)およ
び名刺情報入力画面(図8〜10参照)において入力さ
れた情報を、1つの顧客ファイルとして、特に名刺情報
入力画面において入力された情報については、名刺情報
として記憶手段17に格納する。この際に付与された名
刺登録番号は、制御手段11の制御により、端末101
の表示部に表示されて、端末101の操作者に告知され
る。
【0039】この後、制御手段11は、ステップSb1
の登録メニュー画面表示に戻る。このように、新規登録
においては、名刺情報提供者が行なった入力に対し、1
つの顧客ファイルが作成される。
【0040】名刺情報提供者にとっては、登録した顧客
ファイルが作成された後、時間経過とともに、情報内容
の変更等の必要が生じる場合がある。かかる場合、名刺
情報提供者である端末101の操作者は、図5に示した
ステップSb1の登録メニュー画面において、マウスカ
ーソルCを「既登録の変更」の処理に対応するチェック
ボタン232をクリックした後、入力ボックス241〜
243に名刺登録番号,登録者IDおよびパスワードを
それぞれ入力し、ボタン25をクリックする。
【0041】かかる操作により、制御手段11は、手順
をステップSb7に進ませ、入力された名刺登録番号に
対応する顧客ファイルの登録者ID及びパスワードが、
入力された登録者ID及びパスワードに、それぞれ一致
するかをチェックする。制御手段11は、一致していな
いと判定すれば、ステップSb15に進み、端末101
の表示部に「ID又はパスワードが不正である」の旨を
表示させるように制御した上で、ステップSb1に戻し
て再び登録メニュー画面を表示させる。他方、制御手段
11は、一致していると判定すれば、次のステップSb
8の処理を行なう。ステップSb8において、制御手段
11は、図8〜10に示す名刺情報入力画面を表示し、
更に、入力された名刺登録番号に対応する顧客ファイル
を読み出して、各入力ボックス261〜270及び選択
ボタン271〜273において、その顧客ファイルに対
応した情報内容を表示させる。
【0042】これによって、修正前の顧客ファイルに対
応する名刺情報入力画面が復元される。そして、端末1
01の操作者は、名刺情報のうちの所望する箇所を修正
・変更した後、ボタン281をクリックする。その結
果、制御手段11は、手順をステップSb9に進ませ
る。ステップSb9では、制御手段11が、変更された
名刺情報を端末101の表示部に表示させて、その内容
の確認を端末101の操作者に促す。この際、新規登録
と同様に、端末101の操作者が、名刺情報の再入力を
行なうのであれば、所定の操作を行なう。
【0043】制御手段11の制御によって、先の名刺情
報入力画面に戻る一方、名刺情報に誤りがなければ、手
順はステップSb10に進む。ステップSb10におい
て、制御手段11は、端末101の表示部に「修正しま
した」旨の表示を行なわせるとともに、修正された名刺
情報を、修正前と同じ名刺登録番号の顧客ファイルとし
て記憶手段17に格納し直す。その後、制御手段11
は、手順をステップSb1の登録メニュー画面の表示に
戻す。
【0044】続いて、既登録の削除について説明する。
名刺情報提供者にとっては、登録して顧客ファイルが作
成された後、時間経過とともに、諸般の事情により情報
内容の削除を望む場合がある。かかる場合、端末101
の操作者は、図5に示したステップSb1の登録メニュ
ー画面において、マウスカーソルCで「既登録の削除」
の処理に対応するチェックボタン233をクリックした
後、入力ボックス241〜243に名刺登録番号,登録
者ID及びパスワードをそれぞれ入力し、「次のステッ
プ」ボタン25をクリックする。
【0045】かかる操作により、制御手段11は、手順
をステップSb11に進ませ、入力された名刺登録番号
に対応する顧客ファイルの登録者ID及びパスワード
が、入力された登録者ID及びパスワードに、それぞれ
一致するかをチェックする。ここで、制御手段11は、
一致していないと判定すれば、ステップSb15に進ん
で進んで、端末101の表示部に対して、「ID又はパ
スワードが不正である」の旨を表示させる制御をした
後、手順をステップSb1に戻して、再び登録メニュー
を表示させる。他方、制御手段11は、一致していると
判定すれば、次のステップSb12の処理を行なう。
【0046】ステップSb12において、制御手段11
は、入力された名刺登録番号に対応する顧客ファイルを
読み出し、その顧客ファイルに対応する名刺情報を端末
101の表示部に表示させて、端末101の操作者に対
し、削除すべき顧客ファイルの内容を確認させる。それ
が誤りであれば、手順がステップSb1の登録メニュー
画面の表示に戻る一方、削除するのであれば、ステップ
Sb13に進んで、制御手段11は、端末101の表示
部に「本当に削除します」の旨を表示して、顧客ファイ
ルの削除を再確認させる。
【0047】この段階で削除しないのであれば、手順が
ステップSb1の登録メニュー画面の表示に戻る一方、
本当に削除するのであれば、ステップSb14に進み、
制御手段11は、指定された顧客ファイルを削除すると
ともに、端末101の表示部に「削除しました」の旨を
表示する。そして、この後、手順は、ステップSb1の
登録メニュー画面の表示に戻るようになっている。
【0048】このように、顧客ファイルは、情報提供者
が登録,変更,削除することによって、常に最新の名刺
情報を保つことができ、名刺情報の信頼性を向上させる
ことが可能である。変更および削除の際には、名刺登録
番号,登録者ID及びパスワードが求められるため、セ
キュリティも確保される。また、名刺情報の入力に際し
ては、電話番号やEメールアドレスのみを入力する等、
提供する情報内容を限定したりすることができる。
【0049】なお、名刺情報及びその提供方法に関する
設定条件は、例示されたものに限定されることはなく、
例えば、名刺情報の取得対象を取引先の個人又は会社単
位で限定することにより、名刺情報を提供する範囲を設
定するようにしてもよい。これによって、名刺情報が不
特定多数の端末操作者に取得・利用されることが防止さ
れ、個人のプライバシー保護に対応することができる。
また、名刺情報及びその提供方法に関する設定条件とし
ては、名刺情報の提供期間を設定するようにしてもよ
い。例えば、提供者が登録から1ヶ月先に海外出張を予
定している場合には、その出張期間のみ、名刺情報が提
供されないように設定することができる。更に、前述し
た実施の形態では、1つの顧客ファイルについて述べた
が、他の端末101の操作者や異なる情報提供者から
も、顧客ファイルの作成が可能であり、そのため、サー
バ10側には、様々な業種の顧客ファイルや広範囲にま
たがる顧客ファイルが次第に蓄積されることとなる。
【0050】次に、顧客ファイルに基づいていかにして
名刺情報の提供が行なわれるかについて説明する。この
場合には、説明の便宜上、登録を行なった端末101と
は異なる端末102を操作する場合を取り上げて説明す
る。なお、サーバ10に端末102が通信接続されてか
ら、図3に示したステップSa1の処理(メインメニュ
ー画面の表示)までの過程は、端末101に関して説明
した登録時と同様であるので、かかる過程の説明につい
ては省略する。
【0051】この実施の形態では、名刺情報の取得が、
名刺情報取得者である端末の操作者に対して「会社名一
覧」「検索」の2つの機能により行なわれる。「会社名
一覧」は主に所属の面から名刺を検索し、また、一方、
「検索」は顧客ファイルの文字列を検索して、それぞれ
該当する名刺情報を提供するものである。更に、名刺情
報提供者及び名刺情報取得者は、必要に応じて、端末か
ら最新の名刺を簡単に発行することができる。この場合
には、端末からの名刺情報の取得により、ペーパーレス
化にも大きく寄与することができる。
【0052】まず、「会社名一覧」について説明する。
名刺情報を受ける端末102の操作者が、図3に示した
ステップSa1のメインメニュー画面(図5参照)にお
いて、「会社名一覧」のボタン211をクリックする
と、制御手段11は、手順をステップSa2に進ませ
て、上層の会社名一覧ファイルを記憶手段15から読み
出し、端末102の表示部に、該ファイルに基づいた会
社名一覧とともに、端末102の操作者に対し、取得し
ようとする名刺情報の提供者の所属を限定するように促
すメッセージを表示させる制御を行なう。この会社名指
定画面は、登録時について参照した図7と同様の画面で
ある。すなわち、この画面には、会社名を選択するため
の選択ボックス281及び一覧ボックス282が設けら
れている。端末102の操作者が、例えば、表示された
会社名一覧のいずれかにマウスカーソルCを位置させて
クリックする又は会社名を入力すると、制御手段11
は、手順をステップSa3に進ませ、工場・事業所一覧
ファイルのうち、指定された会社名に対応するものを記
憶手段15から読み出し、端末102の表示部に表示さ
せるとともに、同時に、取得しようとする名刺情報の提
供者の所属を限定するように促すメッセージを表示させ
る制御を行う。このとき端末102の表示部に表示され
る事業所・工場指定画面を、図11に示す。
【0053】この事業所・工場指定画面には、事業所・
工場を選択するための選択ボックス283及び一覧ボッ
クス284が設けられている。端末102の操作者が、
例えば、表示された事業所・工場一覧のいずれかにマウ
スカーソルCを位置させてクリックする又は事業所・工
場名を入力すると、手順はステップSa4に進む。ステ
ップSa4において、制御手段11は、所属一覧ファイ
ルのうち、指定された事業所・工場に対応するものを記
憶手段15から読み出し、端末102の表示部に表示さ
せるとともに、同時に、取得しようとする名刺情報の提
供者の所属を限定するように促すメッセージを表示させ
る制御を行う。このとき端末102の表示部に表示され
る所属指定画面を、図12に示す。
【0054】この所属指定画面には、所属部署を選択す
るための選択ボックス285及び一覧ボックス286が
設けられている。端末102の操作者が、例えば、表示
された所属一覧のいずれかにマウスカーソルCを位置さ
せてクリックする又は所属部署名を入力すると、手順は
ステップSa5に進む。ステップSa5において、制御
手段11は、記憶手段17に格納された顧客ファイルか
ら、選択された所属部署に該当するファイルを抽出し、
そのファイルの登録者の名前を端末102の表示部に表
示させるとともに、取得しようとする名刺情報の提供者
の名前を指定するように促すメッセージを表示させる制
御を行う。このとき端末102の表示部に表示される名
前指定画面を、図13に示す。
【0055】この名前指定画面には、名前を選択するた
めの選択ボックス287及び一覧ボックス288が設け
られている。なお、特に図示しないが、この名前指定画
面では、それぞれの名前が、サーバ10側の記憶手段1
6に格納されるビットマップデータに基づき作成された
アイコンで表示されてもよい。
【0056】端末102の操作者が、例えば、表示され
た名前一覧のいずれかにマウスカーソルCを位置させて
クリックする又は名前を入力すると、手順はステップS
a6に進む。図13には、一覧ボックス268に表示さ
れた「△山□男」が選択される様子が示される。ステッ
プSa6において、制御手段11は、記憶手段17に格
納された顧客ファイルから、指定された名前に対応する
名刺情報ファイルを読み出し、端末102の表示部に表
示させる。このとき端末102の表示部に表示される名
刺情報画面を、図14に示す。この画面には、また、名
刺情報に関する意見・感想を受け付けるメッセージも表
示されている。
【0057】図14に示す画面の下側には、その名刺情
報をみた名刺情報取得者自身が記入する記入画面(図1
5及び16参照)が連続している。図15及び16から
分かるように、これらの記入画面には、名刺情報取得者
自身に関する事項や通信環境等の事項若しくは名刺情報
の感想・意見を記入するための入力ボックス321〜3
25と、複数の事項のうちの1つをプルダウン形式で選
択させる選択ボタン331〜334と、入力後にそれら
の情報を送信するための送信ボタン351と、消去する
ための消去ボタン352とが設けられる。
【0058】より詳しくは、入力ボックス321,32
2は、それぞれ、情報取得者のEメールアドレス及びサ
ブジェクトを入力するためのボックスで、入力ボックス
323は、名刺情報の感想・意見を記入するためのボッ
クスである。また、入力ボックス324A及び324B
は、それぞれ、情報取得者の姓及び名を入力するための
ボックスであり、入力ボックス325は、情報取得者の
住所を入力するためのボックスである。
【0059】他方、選択ボタン331は、アクセス元を
選択するためのボタンであり、選択ボタン332は、ネ
ットワークへのアクセスに情報取得者が主として使用す
るコンピュータの種類を選択するためのボタンであり、
また、入力ボタン333は、情報取得者の年齢を選択す
るためのボタンであり、更に、入力ボタン334は、情
報取得者の性別を選択するためのボタンである。
【0060】かかる画面にしたがって入力された情報
は、名刺情報取得者である端末102の操作者が消去ボ
タン352をクリックすれば、消去され、また、一方、
端末102の操作者がボタン351をクリックすれば、
サーバ10に送信されるようになっている。サーバ10
に送信された情報は、制御手段11によって、その日付
時刻及び名刺情報登録番号と関連付けられて、記憶手段
14にフォローシートとして蓄積される。
【0061】名刺情報提供者がボタン351を押し下げ
る、若しくは、所定の操作を行なうことにより、制御手
段11は、手順をステップSa1のメインメニュー画面
に戻す。なお、名刺情報取得者にとって、図15及び1
6に示す画面上で各種の事項を入力するのは任意であ
る。
【0062】ところで、サーバ10の記憶手段14にフ
ォローシートとして蓄積された情報は、図9に示した画
面におけるボタン273により設定された状態にしたが
って、名刺情報提供者に転送される。例えば、ある名刺
情報提供者が1週間に1度の頻度で転送を希望する旨が
設定されているのであれば、サーバ10内の制御手段1
1が、その名刺情報提供者の名刺情報登録番号に関連付
けられて蓄積された情報であって、1週間以内に送信さ
れた情報を検索し、抽出された情報をFAXがまとめて
転送する。この場合、転送作業は1週間ごとに行なわれ
る。その際のFAX番号は、名刺情報登録番号の名刺情
報ファイルに対応するものである。
【0063】また、一方、名刺情報提供者がフォローシ
ートの転送を希望しない旨の設定がされているのであれ
ば、制御手段11は、名刺情報取得者からの情報を受信
しても不要なので、これを破棄する。このように、名刺
情報提供者には、その名刺情報をみた名刺情報取得者か
らの反応や感想などが、直接にしかも設定によっては迅
速に伝えることができる。
【0064】このように、本実施の形態によれば、名刺
情報の提供が、従来における名刺情報提供者から名刺情
報取得者の一方向のみならず、名刺情報取得者から名刺
情報提供者への方向でも行なわれるので、名刺情報提供
者は、その名刺情報取得者の反応や感想を考慮しなが
ら、広告や営業活動を行なうことが可能となる。
【0065】次に、「検索」について説明する。名刺情
報を取得しようとする端末102の操作者は、図3に示
したステップSa1のメインメニュー画面(図5参照)
において、「検索」のボタン212をクリックする。こ
れを検知した制御手段11は、手順をステップSa9に
進ませ、端末101の表示部に検索案内画面(不図示)
を表示させる。端末102の操作者は、この検索案内画
面から名刺情報の検索を行なう。名刺情報は、サーバ1
0の記憶手段17に格納される顧客ファイルに名刺情報
登録番号毎に含まれているため、制御手段11は、端末
101による操作に対して、文字列のアンド・オア検
索,時期的・地域的な条件検索,キーワード検索等を行
なって、必要な情報を端末101に送信する。これによ
り、端末操作者は、所望とする検索結果を得ることがで
きる。
【0066】以上説明したように、本発明によれば、名
刺情報提供者からの実際の名刺情報の提供までのタイム
ラグをできるだけ短くし、更に、常時、最新情報を更新
することにより掲載される名刺情報の信頼性を高め、か
つ、提供情報の追加や削減、また、提供情報内容の限定
等が可能な名刺情報の提供・登録管理方法を提供するこ
とが可能となる。
【0067】なお、本発明は、例示された実施の形態に
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。例えば、図4に示すように、名刺
情報の登録に際して、所定の音声認識ソフトを用い、名
刺情報を音声データとして入力してもよい。マイク等の
音声入力デバイスを介して取得された音声情報は、音声
認識ソフトにより解析され、名刺情報として認識され
て、名刺情報入力画面上の各ボックスに表示される。他
方、名刺情報の取得に際しても、音声認識ソフトを用い
て、名刺情報が音声情報として提供されてもよい。更
に、名刺情報の取得に際しては、名刺情報が点字情報と
して自動的にプリントされるようにしてもよい。また、
更に、前述した実施の形態においては、サーバ10と、
端末101,102,103,104とがインターネッ
ト100を介して接続される構成としたが、接続形態に
ついては、適切であれば、いかなる形態が採用されても
よい。
【0068】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、名刺情
報の提供及び登録管理を行なう名刺情報管理システムで
あって、名刺情報の登録,更新及び取得に際して、名刺
情報の提供者又は取得者が指示設定を行なう端末と、該
端末とインターネットを介して接続され、該端末側での
指示設定に際して該端末を制御するサーバとを有してお
り、該サーバ側に、上記端末用の制御プログラムを格納
するプログラム格納手段と、名刺情報を含む個人情報及
び情報提供に関する設定項目を備えた顧客ファイルを格
納する顧客ファイル格納手段と、上記プログラム格納手
段に格納された制御プログラムにしたがい、上記端末に
おける指示設定に応じて、上記顧客ファイル格納手段に
格納される顧客ファイルの登録,更新および端末への名
刺情報の提供を行なう制御手段とが設けられているた
め、提供者側の最新の名刺情報を取得者側に随時提供す
ることができる。また、本発明によれば、印刷物として
の名刺を用いることなく、ペーパレス化を図ることがで
きる。
【0069】また、本願の第2の発明によれば、上記端
末側で、該端末へ提供された名刺情報に対する意見が入
力可能であり、入力された意見はその名刺情報とともに
顧客ファイルとして上記顧客ファイル格納手段に格納さ
れ、必要に応じて、該名刺情報の提供者へ伝達されるた
め、提供者は、取得者の要望に応え、必要な情報を提供
することができる。
【0070】更に、本願の第3の発明によれば、上記顧
客ファイルが、情報提供に関する設定項目として、名刺
情報を取得可能な範囲を限定する項目を含んでいるた
め、名刺情報が不特定多数の端末操作者に取得・利用さ
れることが防止され、個人のプライバシー保護に対応す
ることができる。
【0071】また、更に、本願の第4の発明によれば、
上記顧客ファイルが、情報提供に関する設定項目とし
て、名刺情報を提供する期間を限定する項目を含んでい
るため、例えば提供者が不在の期間には情報を提供しな
いようにして、情報の信頼性を一層向上させることがで
きる。
【0072】また、更に、本願の第5の発明によれば、
上記端末側で、印刷物としての名刺を走査して取得され
たイメージデータから名刺情報を自動的に認識する機能
が設けられているため、端末側での指示設定を簡単に行
なうことができる。
【0073】また、更に、本願の第6の発明によれば、
上記端末側で、所定の音声入力デバイスを介して取得さ
れた音声データから名刺情報を自動的に認識する機能が
設けられているため、端末側での指示設定を簡単に行な
うことができる。
【0074】また、更に、本願の第7の発明によれば、
名刺情報の登録,更新及び取得に際して、名刺情報の提
供者又は取得者が指示設定を行なう端末と、該端末とイ
ンターネットを介して接続され、該端末側での指示設定
に際して該端末を制御するサーバとを有するシステムに
用いられる、名刺情報の提供及び登録管理を行なう名刺
情報管理方法であって、上記サーバ側で、上記端末用の
制御プログラムを格納し、名刺情報を含む個人情報及び
情報提供に関する設定項目を備えた顧客ファイルを格納
し、格納された制御プログラムにしたがい、上記端末に
おける指示設定に応じて、格納される顧客ファイルの登
録,更新および端末への名刺情報の提供を行なうように
制御するため、提供者側の最新の名刺情報を取得者側に
随時提供することができる。また、本発明によれば、印
刷物としての名刺を用いることなく、ペーパレス化を図
ることができる。
【0075】また、更に、本願の第8の発明によれば、
上記端末側で、該端末へ提供された名刺情報に対する意
見が入力可能であり、意見が入力された場合に、サーバ
側で、その名刺情報とともに顧客ファイルとして格納
し、必要に応じて、該名刺情報の提供者へ伝達するた
め、提供者は、取得者の要望に応え、必要な情報を提供
することができる。
【0076】また、更に、本願の第9の発明によれば、
上記サーバ側で、情報提供に関する設定項目として、名
刺情報を取得可能な範囲を限定する項目を、その名刺情
報とともに顧客ファイルとして格納するため、名刺情報
が不特定多数の端末操作者に取得・利用されることが防
止され、個人のプライバシー保護に対応することができ
る。
【0077】また、更に、本願の第10の発明によれ
ば、上記サーバ側で、情報提供に関する設定項目とし
て、名刺情報を提供する期間を限定する項目を、その名
刺情報とともに顧客ファイルとして格納するため、例え
ば提供者が不在の期間には情報を提供しないようにし
て、情報の信頼性を一層向上させることができる。
【0078】また、更に、本願の第11の発明によれ
ば、上記端末側で、印刷物としての名刺を走査して取得
されたイメージデータから名刺情報を自動的に認識する
ため、端末側での指示設定を簡単に行なうことができ
る。
【0079】また、更に、本願の第12の発明によれ
ば、上記端末側で、所定の音声入力デバイスを介して取
得された音声データから名刺情報を自動的に認識するた
め、端末側での指示設定を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る名刺情報管理シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】 上記名刺情報管理システムにおけるサーバの
構成を示す図である。
【図3】 上記名刺情報管理システムの制御下での動作
の流れを示す図である。
【図4】 上記名刺情報管理システムの制御下での動作
の流れを示すまた別の図である。
【図5】 上記名刺情報管理システムにおける端末の表
示部上のメインメニュー画面を示す図である。
【図6】 上記端末の表示部上の登録メニュー画面を示
す図である。
【図7】 上記端末の表示部上の名刺情報入力画面の上
段部分を示す図である。
【図8】 上記端末の表示部上の名刺情報入力画面の中
段部分を示す別の図である。
【図9】 上記端末の表示部上の名刺情報入力画面の下
段部分を示す図である。
【図10】 会社名一覧ファイルに基づく画面の構成の
説明図である。
【図11】 事業所・工場一覧ファイルに基づく画面の
構成の説明図である。
【図12】 所属一覧ファイルに基づく画面の構成の説
明図である。
【図13】 氏名ファイルに基づく画面の構成の説明図
である。
【図14】 名刺情報表示画面及びフォローシート記入
画面の上段部分を示す図である。
【図15】 名刺情報表示画面及びフォローシート記入
画面の中段部分を示す図である。
【図16】名刺情報表示画面及びフォローシート記入画
面の下段部分を示す図である。
【符号の説明】
10 サーバ,11 制御手段,12 入力制御手段,
13 出力制御手段,14 メインプログラム格納用記
憶手段,15 会社ファイル格納用記憶手段,16 キ
ャラクタファイル格納用記憶手段,17 顧客ファイル
格納用記憶手段,100 インターネット,101,1
02,103,104 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 200 G06T 1/00 200C Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 BA10 BA16 CA05 CA07 DA06 FA02 FA19 GA08 5B075 KK07 KK43 KK50 KK54 ND04 ND20 ND23 ND34 UU10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名刺情報の提供及び登録管理を行なう名
    刺情報管理システムであって、 名刺情報の登録,更新及び取得に際して、名刺情報の提
    供者又は取得者が指示設定を行なう端末と、該端末とイ
    ンターネットを介して接続され、該端末側での指示設定
    に際して該端末を制御するサーバとを有しており、 上記サーバ側に、 上記端末用の制御プログラムを格納するプログラム格納
    手段と、 名刺情報を含む個人情報及び情報提供に関する設定項目
    を備えた顧客ファイルを格納する顧客ファイル格納手段
    と、 上記プログラム格納手段に格納された制御プログラムに
    したがい、上記端末における指示設定に応じて、上記顧
    客ファイル格納手段に格納される顧客ファイルの登録,
    更新および端末への名刺情報の提供を行なう制御手段と
    が設けられていることを特徴とする名刺情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記端末側で、該端末へ提供された名刺
    情報に対する意見が入力可能であり、入力された意見は
    その名刺情報とともに顧客ファイルとして上記顧客ファ
    イル格納手段に格納され、必要に応じて、該名刺情報の
    提供者へ伝達されることを特徴とする請求項1記載の名
    刺情報管理システム。
  3. 【請求項3】 上記顧客ファイルが、情報提供に関する
    設定項目として、名刺情報を取得可能な範囲を限定する
    項目を含んでいることを特徴とする請求項1又は2記載
    の名刺情報管理システム。
  4. 【請求項4】 上記顧客ファイルが、情報提供に関する
    設定項目として、名刺情報を提供する期間を限定する項
    目を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一に記載の名刺情報管理システム。
  5. 【請求項5】 上記端末側で、印刷物としての名刺を走
    査して取得されたイメージデータから名刺情報を自動的
    に認識する機能が設けられていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一に記載の名刺情報管理システム。
  6. 【請求項6】 上記端末側で、所定の音声入力デバイス
    を介して取得された音声データから名刺情報を自動的に
    認識する機能が設けられていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一に記載の名刺情報管理システム。
  7. 【請求項7】 名刺情報の登録,更新及び取得に際し
    て、名刺情報の提供者又は取得者が指示設定を行なう端
    末と、該端末とインターネットを介して接続され、該端
    末側での指示設定に際して該端末を制御するサーバとを
    有するシステムに用いられる、名刺情報の提供及び登録
    管理を行なう名刺情報管理方法であって、 上記サーバ側で、 上記端末用の制御プログラムを格納し、 名刺情報を含む個人情報及び情報提供に関する設定項目
    を備えた顧客ファイルを格納し、 格納された制御プログラムにしたがい、上記端末におけ
    る指示設定に応じて、格納される顧客ファイルの登録,
    更新および端末への名刺情報の提供を行なうように制御
    することを特徴とする名刺情報管理方法。
  8. 【請求項8】 上記端末側で、該端末へ提供された名刺
    情報に対する意見が入力可能であり、意見が入力された
    場合に、サーバ側で、その名刺情報とともに顧客ファイ
    ルとして格納し、必要に応じて、該名刺情報の提供者へ
    伝達することを特徴とする請求項7記載の名刺情報管理
    方法。
  9. 【請求項9】 上記サーバ側で、情報提供に関する設定
    項目として、名刺情報を取得可能な範囲を限定する項目
    を、その名刺情報とともに顧客ファイルとして格納する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の名刺情報管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 上記サーバ側で、情報提供に関する設
    定項目として、名刺情報を提供する期間を限定する項目
    を、その名刺情報とともに顧客ファイルとして格納する
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一に記載の名
    刺情報管理システム。
  11. 【請求項11】 上記端末側で、印刷物としての名刺を
    走査して取得されたイメージデータから名刺情報を自動
    的に認識することを特徴とする請求項7〜10のいずれ
    か一に記載の名刺情報管理システム。
  12. 【請求項12】 上記端末側で、所定の音声入力デバイ
    スを介して取得された音声データから名刺情報を自動的
    に認識することを特徴とする請求項7〜10のいずれか
    一に記載の名刺情報管理システム。
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