JP2003029748A - アルペジエータ - Google Patents

アルペジエータ

Info

Publication number
JP2003029748A
JP2003029748A JP2001216829A JP2001216829A JP2003029748A JP 2003029748 A JP2003029748 A JP 2003029748A JP 2001216829 A JP2001216829 A JP 2001216829A JP 2001216829 A JP2001216829 A JP 2001216829A JP 2003029748 A JP2003029748 A JP 2003029748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arpeggio
pitch
information
data
musical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001216829A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sakata
毅 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP2001216829A priority Critical patent/JP2003029748A/ja
Publication of JP2003029748A publication Critical patent/JP2003029748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 豊かなアルペジオ演奏を行なうことのできる
アルペジエータを提供する。 【解決手段】 ロード指示操作子14を操作してディス
ク装置15からCPU13を介してRAM12に音高の
低い順に付された番号とその番号の楽音発生タイミング
とが定義されたアルペジオパターンを記憶し、鍵盤装置
16から入力された音高情報に音高の低い順に番号を付
して、上記アルペジオパターン中の番号と同一の番号が
付された音高情報に基づく音高の楽音を、アルペジオパ
ターン中の、音高情報に付された番号と同一の番号の楽
音生成タイミングで、ピッチベンド操作子17による情
報を考慮して楽音再生装置18,D/Aコンバータ1
9,スピーカ20で生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルペジオ演奏を
行なうアルペジエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、入力ないし生成された音高情
報を所定のアルペジオ(分散和音)のパターンに当ては
め、発音タイミングを制御することにより、自動的にア
ルペジオ演奏を行なうアルペジエータが知られている。
一般に、自然楽器等を用いて1音ずつ演奏することによ
りアルペジオ音を生成する操作は難しく、例えば、アコ
ースティクピアノでアルペジオ音を1音ずつ演奏するに
は、複数の鍵を所定の順序で素早く弾くことが要求され
る。しかし、上述したようなアルペジエータを使用する
ことにより、複数の鍵をほぼ同時に押鍵するだけで、ア
ルペジオ音を構成する複数音が自動的に生成されるの
で、演奏者はアルペジオ音を含む楽曲を簡単な演奏操作
によって演奏することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアルペ
ジエータは、例えば3拍子の楽曲の場合は3つの鍵を押
鍵し、4拍子の楽曲の場合は4つの鍵を押鍵するという
ように、演奏される楽曲の拍子に限定された押鍵数によ
るアルペジオ演奏や、限られたアルペジオパターンに基
づくアルペジオ演奏を行なうものであるため、豊かなア
ルペジオ演奏に欠ける面がある。また、ピッチベンダや
音量等のコントロール情報による効果が付与されたアル
ペジオ演奏中に、例えば演奏者がピッチベンダや音量等
の操作子を操作すると、今まで付与されていた効果が操
作された時点で急に変更される場合があり、その場合ア
ルペジオ演奏が不自然になり、やはり豊かなアルペジオ
演奏に欠けるという面がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、豊かなアルペ
ジオ演奏を行なうことのできるアルペジエータを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のアルペジエータのうちの第1のアルペジエータは、
音高順を表わす番号とその番号の楽音生成タイミングと
が定義されたアルペジオパターンを記憶しておく記憶部
と、音高情報を入力し、入力された音高情報に音高順を
表わす番号を付して、上記記憶部に記憶されたアルペジ
オパターン中の番号と同一の番号が付された音高情報に
基づく音高の楽音を、そのアルペジオパターン中の、そ
の音高情報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイ
ミングで生成するアルペジオ演奏部とを備えたことを特
徴とする。
【0006】ここで、上記アルペジオ演奏部は、入力さ
れた音高情報中に、上記記憶部に記憶されたアルペジオ
パターン中の番号と同一の番号が付された音高情報が存
在しないときは、その番号の楽音生成タイミングでは、
入力された音高情報のうちのいずれかの音高情報に基づ
く音高の楽音を生成するものであることが好ましい。
【0007】本発明の第1のアルペジエータは、アルペ
ジオ演奏にあたり、記憶部に記憶されたアルペジオパタ
ーン中の番号と同一の番号が付された音高情報に基づく
音高の楽音を、そのアルペジオパターン中の、その音高
情報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイミング
で生成するものであるため、演奏される楽曲の拍子に合
わせた押鍵数によりアルペジオ演奏を行なう必要はな
く、後述する実施形態で説明するように様々な押鍵数に
よるアルペジオ演奏を楽しむことができる。従って、豊
かなアルペジオ演奏を行なうことができる。
【0008】また、上記目的を達成する本発明のアルペ
ジエータのうちの第2のアルペジエータは、音高および
楽音生成タイミングの情報を含む複数の演奏情報からな
る、所定の長さの曲を表わす曲データを入力し、その曲
データを構成する複数の演奏情報から音高順を表わす番
号とその番号の楽音生成タイミングとを抽出することに
よりアルペジオパターンを生成するアルペジオパターン
生成部と、上記アルペジオパターン生成部で生成され
た、音高順を表わす番号とその番号の楽音生成タイミン
グとが定義されたアルペジオパターンを記憶する記憶部
と、音高情報を入力し、入力された音高情報と、上記記
憶部に記憶されたアルペジオパターンとの双方に基づい
てアルペジオ演奏を行なうアルペジオ演奏部とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】本発明の第2のアルペジエータは、上記構
成のため、例えば2小節分のフレーズからアルペジオパ
ターンを生成し、そのアルペジオパターンに基づいてア
ルペジオ演奏を行なうことができる。従って、従来の、
限られたアルペジオパターンに基づいてアルペジオ演奏
を行なう技術と比較し、豊かなアルペジオ演奏を行なう
ことができる。
【0010】さらに、上記目的を達成する本発明のアル
ペジエータのうちの第3のアルペジエータは、音高順を
表わす番号とその番号の楽音生成タイミングとが定義さ
れたアルペジオパターンと、効果付与のタイミング情報
を伴って定義された、楽音に効果を付与するコントロー
ル情報とを記憶しておく記憶部と、音高情報とコントロ
ール情報とを入力し、入力された音高情報と、上記記憶
部に記憶されたアルペジオパターンとの双方に基づいて
アルペジオ演奏を行なうとともに、そのアルペジオ演奏
中の楽音に、入力されたコントロール情報と、上記記憶
部に記憶されていたコントロール情報との双方に基づく
とともに、これら双方のコントロール情報の効果付与タ
イミングが重なったタイミングではこれらのコントロー
ル情報双方の影響が反映された効果を付与するアルペジ
オ演奏部とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の第3のアルペジエータは、ピッチ
ベンダや音量等のコントロール情報による効果が付与さ
れたアルペジオ演奏中に、例えば演奏者がピッチベンダ
の操作子を操作した場合は、アルペジオ演奏におけるピ
ッチベンド情報と操作子におけるピッチベンド情報とを
加算して出力したり、あるいは演奏者が音量の操作子を
操作した場合は、アルペジオ演奏における音量情報と操
作子における音量情報とを乗算して出力したりする等、
アルペジオ演奏におけるコントロール情報と操作子にお
けるコントロール情報とを加味した結果を出力すること
ができる。従って、アルペジオ演奏中に付与されていた
効果が、操作された時点で急に変更されるようなことが
防止されて豊かなアルペジオ演奏を行なうことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0013】図1は、本発明のアルペジエータの一実施
形態のブロック図である。
【0014】図1に示すアルペジエータ100は、本発
明の第1,第2,第3のアルペジエータが適用された装
置であり、このアルペジエータ100には、ROM11
と、RAM12と、CPU13と、ロード指示操作子1
4と、ディスク装置15と、鍵盤装置16と、ピッチベ
ンド操作子17と、楽音再生装置18と、D/Aコンバ
ータ19と、スピーカ20とが備えられている。
【0015】ROM11には、アルペジエータ100全
体の制御を行なうためのプログラムが格納されている。
【0016】RAM12は、本発明にいう記憶部の一例
に相当し、このRAM12には、音高順を表わす番号と
その番号の楽音生成タイミングとが定義されたアルペジ
オパターンが記憶される。アルペジオパターンについて
は後述する。また、RAM12には、CPU13により
読み書きされる種々のデータが記憶される。これらデー
タについても後述する。
【0017】CPU13は、ROM11に格納されたプ
ログラムを読み出して、アルペジエータ100全体の制
御を行なう。
【0018】ロード指示操作子14は、演奏者の操作に
従って、ロード指示情報をCPU13に出力する。
【0019】ディスク装置15には、SMF(Stan
dard MIDI File)等のソングデータが格
納される。このディスク装置15は、CPU13からの
ロード指示情報を受けて、そのディスク装置15内に格
納されているソングデータをCPU13に読み出す。
【0020】鍵盤装置16は、演奏者の操作に従って、
0〜127までのノートナンバーを伴った押鍵情報、お
よびそのノートナンバーを伴った離鍵情報をCPU13
に出力する。
【0021】ピッチベンド操作子17は、演奏者の操作
に従って、−1200〜+1200までのピッチベンド
値を伴ったピッチベンド情報をCPU13に出力する。
【0022】楽音再生装置18は、CPU13から0〜
127までのノートナンバーを伴った楽音開始指示が与
えられた時には、そのノートナンバーに対応した音程の
楽音信号を出力する。また、CPU13から0〜127
までのノートナンバーを伴った楽音停止指示が与えられ
た時には、そのノートナンバーに対応した音程の楽音信
号の出力を停止する。さらに、CPU13から−120
0〜+1200までのピッチベンド値を伴ったピッチベ
ンド指示が与えられた時には、現在再生中の楽音の音程
をそのピッチベンド値に従って−1200〜+1200
セント変化させる。
【0023】D/Aコンバータ19は、楽音再生装置1
8から出力されたデジタルの楽音信号をアナログ信号に
変換し、スピーカ20を介して音声を出力する。
【0024】上記CPU13および楽音再生装置18
は、本発明にいうアルペジオ演奏部に相当するものであ
り、音高情報を入力し、入力された音高情報に音高順を
表わす番号を付して、RAM12に記憶されたアルペジ
オパターン中の番号と同一の番号が付された音高情報に
基づく音高の楽音を、そのアルペジオパターン中の、そ
の音高情報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイ
ミングで生成するものである。また、これらCPU13
および楽音再生装置18は、入力された音高情報中に、
RAM12に記憶されたアルペジオパターン中の番号と
同一の番号が付された音高情報が存在しないときは、そ
の番号の楽音生成タイミングでは、入力された音高情報
のうちのいずれかの音高情報に基づく音高の楽音を生成
するものでもある。以下、図2〜図5を参照して詳細に
説明する。
【0025】図2は、図1に示すRAMに記憶されたア
ルペジオパターンの一例を示す図、図3は、アルペジオ
演奏例1を示す図、図4は、アルペジオ演奏例2を示す
図、図5は、アルペジオ演奏例3を示す図である。
【0026】図2に示すアルペジオパターンは、音高の
低い順(ド、ミ、ソの順)に付された番号0、1、2
と、その番号0、1、2の楽音生成タイミング(具体的
には番号0、1、2、1、012に対してド、ミ、ソ、
ミ、ドミソ(和音)の楽音生成タイミング)とが定義さ
れている。ここで、図3(a)に示すように鍵盤装置1
6でレ、ソ、シの鍵をほぼ同時に押鍵する。すると、C
PU13は鍵盤装置16からの音高情報を入力し、図3
(b)に示すように音高の低い順(レ、ソ、シの順)か
ら番号0、1、2を付し、楽音再生装置18ではRAM
12に記憶された図2に示すアルペジオパターン中の番
号と同一の番号が付された音高情報に基づく音高の楽音
を、そのアルペジオパターン中の、その音高情報に付さ
れた番号と同一の番号の楽音生成タイミングで生成す
る。これにより、レ、ソ、シ、ソ、レソシのアルペジオ
演奏が行なわれる。
【0027】また、図4(a)に示すように鍵盤装置1
6でレ、ソの鍵をほぼ同時に押鍵する。ここでは、入力
された音高情報中に、RAM12に記憶されたアルペジ
オパターン中の番号2と同一の番号2が付された音高情
報が存在しない。このような場合は、その番号3の楽音
生成タイミングでは、図4(b)に示すように音高情報
のうちの「レ」の音高情報に基づく音高の楽音を生成す
る。このようにして、レ、ソ、レ、ソ、レソのアルペジ
オ演奏が行なわれる。
【0028】さらに、図5(a)に示すように鍵盤装置
16でレ、ファ、ソ、シの鍵をほぼ同時に押鍵する。こ
こでは、入力された音高情報中に、RAM12に記憶さ
れたアルペジオパターン中の番号0、1、2と同一の番
号0、1、2が付された音高情報よりも多い音高情報
(シ)が存在する。このような場合であっても、図4
(b)に示すように、アルペジオパターン中の、その音
高情報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイミン
グで生成することにより、即ちその音高情報(シ)を無
視して、レ、ファ、ソ、ファ、レファソのアルペジオ演
奏が行なわれる。
【0029】本実施形態のアルペエータ100は、アル
ペジオ演奏にあたり、RAM12に記憶されたアルペジ
オパターン中の番号と同一の番号が付された音高情報に
基づく音高の楽音を、そのアルペジオパターン中の、そ
の音高情報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイ
ミングで生成されるため、上述したように様々な押鍵数
によるアルペジオ演奏を楽しむことができる。従って、
従来の、演奏される楽曲の拍子に合わせた押鍵数により
アルペジオ演奏を行なう技術と比較し、豊かなアルペジ
オ演奏を行なうことができる。
【0030】また、図1に示すアルペエータ100を構
成するCPU13は、音高および楽音生成タイミングの
情報を含む複数の演奏情報からなる、所定の長さの曲を
表わす曲データ(例えば2小節分からなるフレーズ)を
入力し、その曲データを構成する複数の演奏情報から音
高順を表わす番号とその番号の楽音生成タイミングとを
抽出することによりアルペジオパターンを生成する。さ
らに、RAM12は、上記CPU13で生成された、音
高順を表わす番号とその番号の楽音生成タイミングとが
定義されたアルペジオパターンを記憶するものでもあ
る。また、CPU13および楽音再生装置18は、音高
情報を入力し、入力された音高情報と、RAM12に記
憶されたアルペジオパターンとの双方に基づいてアルペ
ジオ演奏を行なうものでもある。従来のアルペジエータ
は、限られたアルペジオパターンに基づいてアルペジオ
演奏を行なうものであるため、豊かなアルペジオ演奏に
欠けるという面があるが、本実施形態では、例えば、入
力された2小節分からなるフレーズに基づいてアルペジ
オパターンを生成し、そのアルペジオパターンに基づい
てアルペジオ演奏を行なうことができるため、豊かなア
ルペジオ演奏を行なうことができる。
【0031】さらに、本実施形態のアルペジエータ10
0を構成するRAM12には、音高順を表わす番号とそ
の番号の楽音生成タイミングとが定義されたアルペジオ
パターンと、効果付与のタイミング情報を伴って定義さ
れた、楽音に効果を付与するコントロール情報とが記憶
される。ここでいうコントロール情報には、ピッチベン
ド情報や音量情報等がある。また、CPU13および楽
音再生装置18は、音高情報とコントロール情報とを入
力し、入力された音高情報と、RAM12に記憶された
アルペジオパターンとの双方に基づいてアルペジオ演奏
を行なうとともに、そのアルペジオ演奏中の楽音に、入
力されたコントロール情報と、RAM12に記憶されて
いたコントロール情報との双方に基づくとともに、これ
ら双方のコントロール情報の効果付与タイミングが重な
ったタイミングではこれらのコントロール情報双方の影
響が反映された効果を付与するものでもある。このた
め、ピッチベンダや音量等のコントロール情報による効
果が付与されたアルペジオ演奏中に、例えば演奏者がピ
ッチベンダの操作子を操作した場合は、アルペジオ演奏
におけるピッチベンド情報と操作子におけるピッチベン
ド情報とを加算して出力したり、あるいは演奏者が音量
の操作子を操作した場合は、アルペジオ演奏における音
量情報と操作子における音量情報とを乗算して出力した
りする等、アルペジオ演奏におけるコントロール情報と
操作子におけるコントロール情報とを加味した結果を出
力することにより、今まで付与されていた効果が操作さ
れた時点で急に変更されるようなことが防止されて豊か
なアルペジオ演奏を行なうことができる。
【0032】図6は、図1に示すRAMに記憶される変
数を示す図である。
【0033】これらの変数は、アルペジエータ100の
動作に従ってCPU13により読み書きされる。
【0034】変数LoadKeyNumは、ノートナン
バーそれぞれに対応するキーナンバーを保持するための
ものであり、ノートナンバーの小さい順に0から127
までの番号がキーナンバーとして格納される。
【0035】変数LoadNumofKeyは、キーナ
ンバーの計数値(いくつノートナンバーがあったのか)
を保持するためのものである。
【0036】変数LoadClockは、ソングデータ
の時間(あるフレーズの先頭から最後までの時間的な長
さ)を保持するためのものである。
【0037】変数LoadNoteOffClock
は、すべてのノートがオフされる時間を保持するための
ものである。
【0038】変数LoadPitchBendは、ピッ
チベンド値を保持するためのものである。
【0039】変数CurNumofNoteは、現在押
鍵中のノートの総数を保持するためのものである。
【0040】変数CurNoteStatusは、ノー
トナンバーそれぞれの状態を保持するためのものであ
り、0の場合はノートオフ、1の場合はノートオンの状
態である。
【0041】変数CurBendは、最後に送信された
ピッチベンド値を保持するためのものである。
【0042】変数CurUserBendは、演奏者の
操作したピッチベンド値を保持するためのものである。
【0043】変数CurArpBendは、アルペジオ
演奏中に出力されるピッチベンド値を保持するためのも
のである。
【0044】変数CurClockは、現在の時刻を保
持するためのものである。
【0045】変数CurArpClockは、アルペジ
オ演奏中にデータが出力される時刻を保持するためのも
のである。
【0046】変数CurNoteOffClockは、
ノートナンバーそれぞれの、ノートオフが出力される時
刻を保持するためのものである。尚、−1は、ノートオ
フが出力される時刻がクリアされたことを示す。
【0047】これら変数は、後述するフローチャートで
用いられる。
【0048】図7は、ソングデータの形式を示す図であ
る。
【0049】ソングデータは、以下のデータが任意に並
べられたものである。
【0050】データSongStepTimeは、次の
イベントまでの時間を示すものであり、−1の時はデー
タの終了を示す。
【0051】データSongEventChannel
は、イベントのチャンネル(MIDIチャンネル)を示
すものであり、範囲(チャンネル)は0〜15までであ
る。本実施形態では、チャンネル0のみのデータをアル
ペジオデータの元データとする。
【0052】データSongEventTypeは、イ
ベントの種類を示すものであり、1の場合はノートオン
のイベント、2の場合はピッチベンドのイベント、3以
上の場合は上記以外のイベントを示す。
【0053】データSongNoteNumは、ノート
オンのイベント(データSongEventType=
1)におけるノートナンバー(範囲:0〜127)を示
すものである。
【0054】データSongGateTimeは、ノー
トオンのイベント(データSongEventType
=1)におけるノートオンの長さを示すものである。
【0055】データSongPitchBendは、ピ
ッチベンドのイベント(データSongEventTy
pe=2)におけるピッチベンド値(範囲:−1200
〜+1200)を示すものである。
【0056】図8は、チャンネル0におけるソングデー
タの一例を示す図である。
【0057】図8に示すソングデータは、次のイベント
までの時間(1920等)やデータの終了を示す値(−
1)からなるデータSongStepTimeと、イベ
ントの種類を示す値(3,1,2)からなるデータSo
ngEventTypeと、種々のノートナンバー(6
0,64等)からなるデータSongNoteNum
と、ノートオンの長さを示す値(360等)からなるデ
ータSongGateTimeと、ピッチベンドの値
(−100等)からなるデータSongPitchBe
ndとから構成されている。
【0058】図9は、アルペジオデータの形式を示す図
である。
【0059】アルペジオデータは、以下のデータが任意
に並べられたものである。
【0060】データArpStepTimeは、次のイ
ベントまでの時間を示すものであり、−1の時はデータ
の終了を示す。
【0061】データArpKeyNumは、キーナンバ
ーを示すものであり、範囲は−1、0〜127までであ
る。−1の時はキーナンバーが無効であることを示す。
【0062】データArpGateTimeは、キーオ
ンの長さを示すものである。
【0063】データArpPileUpは、和音か否か
を示すものであり、0の場合は非和音、1の場合は和音
を示す。
【0064】データArpPitchBendは、ピッ
チベンド値(範囲:−1200〜+1200)を示すも
のである。
【0065】図10は、アルペジオデータの一例を示す
図である。
【0066】図10に示すアルペジオデータは、次のイ
ベントまでの時間(480等)やデータの終了を示す値
(−1)からなるデータArpStepTimeと、い
くつかのキーナンバー(0,1,2等)からなるデータ
ArpKeyNumと、キーオンの長さを示す値(36
0等)からなるデータArpGateTimeと、和音
か否かを示す値(1,0)からなるデータArpPil
eUpと、ピッチベンドの値(−100等)からなるデ
ータArpPitchBendとから構成されている。
【0067】ここで、図1に示すロード指示操作子14
が操作されると、そのロード指示操作子14からロード
指示情報がCPU13に入力される。すると、ソングデ
ータからアルペジオデータに変換するためのロード処理
ルーチンが起動される。このロード処理ルーチンは2段
階にわたり実行される。
【0068】図11は、図1に示すアルペジエータの、
ロード指示操作子からロード指示情報がCPUに入力さ
れると起動される1段階目のロード処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【0069】先ずステップS1において、変数Load
KeyNum、LoadNumofKey、LoadC
lock、LoadNoteOffClock、Loa
dPitchBendを初期化(0)する。次にステッ
プS2において、先頭のソングデータを読み込んでステ
ップS3に進む。
【0070】ステップS3では、読み込まれたソングデ
ータを構成するデータSongStepTimeが−1
か否かが判定される。−1であると判定された場合はデ
ータが終了したため後述するステップS8に進む。一
方、−1でないと判定された場合はステップS4に進
む。
【0071】ステップS4では、チャンネルが0(デー
タSongEventChannel=0)か否かが判
定される。0以外であると判定された場合は無効なチャ
ンネルであるため後述するステップS7に進む。一方、
0であると判定された場合は有効なチャンネルであるた
めステップS5に進む。ステップS5では、ノートイベ
ント(データSongEventType=1)か否か
が判定される。1であると判定された場合はノートオン
のイベントであるため、ステップS6に進む。ステップ
S6では、データSongNoteNumに対応する変
数LoadKeyNumに1を代入することによりノー
トオンを記録してステップS7に進む。一方、ステップ
S5において1以外であると判定された場合はそのまま
ステップS7に進むステップS7では、次のソングデー
タを読み込んでステップS3に戻る。このようにして、
先ずステップS1からステップS7においてソングデー
タをすべて読み出し、ノートイベントに対応するノート
ナンバーの変数LoadKeyNumを1にする。
【0072】また、ステップS8に進んだ場合は、その
ステップS8において、ノートオンが記憶されているか
否かの判定にあたり、ノートナンバーの小さい順に変数
LoadKeyNumを読み出して1か否かを判定す
る。1であると判定された場合はノートオンが記録され
ているためステップS9に進む。ステップS9では、変
数LoadKeyNumに変数LoadNumofKe
yを代入し、これにより変数LoadNumofKey
に1を加算してステップS10に進む。一方、ステップ
S8において1でないと判定された場合はそのままステ
ップS10に進む。
【0073】ステップS10では、すべてのノートナン
バーに対して処理を行なったか否かが判定される。すべ
てのノートナンバーに対して処理を行なったと判定され
た場合はこのルーチンを終了する。一方、すべてのノー
トナンバーに対して未だ処理を行なっていないと判定さ
れた場合はステップS8に戻る。このように、ステップ
S8からステップS10では、変数LoadKeyNu
mのうち、値が1であるものを計数し、その変数Loa
dKeyNumに計数値を書き込む。これにより、変数
LoadKeyNumにはノートナンバーの小さい順に
0から番号が付される。
【0074】図12は、図1に示すアルペジエータの、
ロード指示操作子からロード指示情報がCPUに入力さ
れると起動される2段階目のロード処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【0075】先ずステップS21において、先頭のソン
グデータを読み込む。同時にデータArpGateTi
meを初期化(0)する。次にステップS22におい
て、データが終了した(データSongStepTim
e=−1)か否かが判定される。−1であると判定され
た場合はデータが終了したため後述するステップS33
に進む。一方、−1でないと判定された場合はステップ
S23に進む。
【0076】ステップS23では、チャンネルが0(デ
ータSongEventChannel=0)で且つノ
ートイベント(データSongEventType=
1)か否かが判定される。チャンネルが0で且つノート
イベントであると判定された場合は、ステップS24に
進む。そうでない場合は後述するステップS27に進
む。ステップS24では、和音か否かが判定される。本
実施形態では、変数LoadNoteOffClock
が、変数LoadClockにデータSongGate
Timeの3/4を加算した値を超えるか否かで判定さ
れる。越えていないと判定された場合は非和音であると
判定されてステップS25に進む。ステップS25で
は、アルペジオデータ(非和音ノートイベント)を記録
するとともに、変数LoadClockにデータSon
gGateTimeを加算した値が変数LoadNot
eOffClockを越えた場合には、その値を変数L
oadNoteOffClockに代入する。ここで、 データArpStepTime=データSongSte
pTime データArpKeyNum=データSongNoteN
umに対応する変数LoadKeyNum データArpGateTime=データSongGat
eTime データArpPileUp=0 データArpPitchBend=データLoadPi
tchBend となる。
【0077】一方、ステップS24において、変数Lo
adNoteOffClockが、変数LoadClo
ckにデータSongGateTimeの3/4を加算
した値を超えたと判定された場合は和音であると判定さ
れてステップS26に進む。ステップS26では、アル
ペジオデータ(和音ノートイベント)を記録するととも
に、変数LoadClockにデータSongGate
Timeを加算した値が変数LoadNoteOffC
lockを越えた場合には、その値を変数LoadNo
teOffClockに代入する。ここで、 データArpStepTime=データSongSte
pTime データArpKeyNum=データSongNoteN
umに対応する変数LoadKeyNum データArpGateTime=データSongGat
eTime データArpPileUp=1 データArpPitchBend=データLoadPi
tchBend となる。
【0078】次にステップS27において、チャンネル
が0(データSongEventChannel=0)
で且つピッチベンドイベント(データSongEven
tType=2)か否かが判定される。チャンネルが0
で且つピッチベンドイベントであると判定された場合
は、ステップS28に進み、そうでない場合は後述する
ステップS29に進む。ステップS28では、アルペジ
オデータ(ピッチベンドイベント)を記録するととも
に、データSongPitchBendを変数Load
PitchBendに代入してステップS29に進む。
ここで、 データArpStepTime=データSongSte
pTime データArpKeyNum=−1 データArpPitchBend=データSongPi
tchBend となる。
【0079】ステップS29では、その他のイベント
(チャンネル0以外のイベント、またはチャンネル0で
あってもノートイベントやピッチベンドイベント以外の
イベント)であるか否かが判定される。その他のイベン
トでないと判定された場合は後述するステップS32に
進み、その他のイベントであると判定された場合はステ
ップS30に進む。ステップS30では、アルペジオデ
ータが既に記録されている(1つでも記録されている場
合を含む)か否かが判定される。アルペジオデータが既
に記録されていると判定された場合はステップS31に
おいてアルペジオデータ(休符)を記録してステップS
32に進む。一方、アルペジオデータが記録されていな
いと判定された場合はそのままステップS32進む。ス
テップS32では、次のソングデータを読み込んでステ
ップS22に戻る。
【0080】尚、前述したステップS22において、デ
ータが未だ終了していないと判定されてステップS33
に進んだ場合は、そのステップS33において、データ
終了を示すアルペジオデータ(データArpStepT
ime=1)を記録してこのルーチンを終了する。
【0081】図13は、鍵盤装置から押鍵情報がCPU
に入力されると起動する押鍵処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【0082】この押鍵処理ルーチンでは、ステップS4
1において、ノートナンバーに対応する変数CurNo
teStatusに1を代入し、変数CurNumof
Noteに1を加算することによりノート情報を記録し
て終了する。
【0083】図14は、鍵盤装置から離鍵情報がCPU
に入力されると起動する離鍵処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【0084】この離鍵処理ルーチンでは、ステップS5
1において、ノートナンバーに対応する変数CurNo
teStatusに0を代入し、変数CurNumof
Noteから1を減算することによりノート情報を記録
して終了する。
【0085】図15は、ピッチベンド操作子からピッチ
ベンド情報がCPUに入力されると起動するピッチベン
ド処理ルーチンのフローチャートである。
【0086】先ず、ステップS61において、変数Cu
rUserBendにピッチベンド値を代入することに
よりピッチベンド情報を記録する。次に、ステップS6
2において、ピッチベンド値が変化したか否かを、変数
CurUserBendに変数CurArpBendを
加算した値が変数CurBendの値に等しいか否かで
判定する。等しいと判定された場合はそのままこのルー
チンを終了する。等しくないと判定された場合はピッチ
ベンド値が変化したためステップS63に進み、変数C
urUserBendに変数CurArpBendを加
算した値を変数CurBendに代入し、その値(ピッ
チベンド指示)を楽音再生装置18に出力してこのルー
チンを終了する。
【0087】図16は、所定の周期で繰り返し実行され
るクロック処理ルーチンの前半のフローチャート、図1
7は、そのクロック処理ルーチンの後半のフローチャー
トである。
【0088】このクロック処理ルーチンでは、鍵盤装置
16でアルペジオ演奏されたアルペジオデータが出力さ
れる。
【0089】先ず、ステップS71において、アルペジ
オデータを出力する時刻(変数CurArpClock
=変数CurClock)か否かが判定される。最初の
時点では変数CurArpClockおよび変数Cur
Clockは0であるため、等しいと判定されてステッ
プS72に進む。ステップS72では、先頭のアルペジ
オデータを読み出し、変数CurArpBendにデー
タArpPitchBendを代入する。
【0090】ステップS73では、アルペジオデータが
終了した(データArpStepTime=−1)か否
かが判定される。アルペジオデータが終了したと判定さ
れた場合はステップS74に進む。ステップS74で
は、アルペジオデータの読出位置を先頭に戻してステッ
プS72に戻る。一方、アルペジオデータが未だ終了し
ていないと判定された場合はステップS75に進む。
【0091】ステップS75では、ピッチベンド値が変
化した(変数CurUserBendに変数CurAr
pBendを加算した値が変数CurBendに等しく
ない)か否かが判定される。ピッチベンド値が変化した
と判定された場合はステップS76に進む。ステップS
76では、変数CurUserBendに変数CurA
rpBendを加算した値を変数CurBendに代入
し、その値(ピッチベンド指示)を楽音再生装置18に
出力して、図17に示すステップS77に進む。一方、
ピッチベンド値が変化していないと判定された場合はそ
のままステップS77に進む。
【0092】図17に示すステップS77では、キーナ
ンバーが無効(データArpKeyNum=−1)か否
かが判定される。キーナンバーが無効であると判定され
た場合は後述するステップS85に進む。一方、キーナ
ンバーが無効でないと判定された場合はステップS78
に進む。ステップS78では、現在有効なノートが無い
(変数CurNumofNote=0)か否かが判定さ
れる。現在有効なノートが無いと判定された場合はステ
ップS85に進み、現在有効なノートがあると判定され
た場合はステップS79に進む。
【0093】ステップS79では、和音(データArp
PileUp=1)か否かが判定される。和音でないと
判定された場合はステップS81に進む。ステップS8
1では、データArpKeyNumを変数CurNum
ofNoteで除算した余りをキーナンバーとすること
によりキーナンバーを補正してステップS82に進む。
一方、和音であると判定された場合はステップS80に
進む。ステップS80では、キーナンバーが無効(デー
タArpKeyNumが変数CurNumofNote
以上)か否かが判定される。キーナンバーが無効である
と判定された場合は後述するステップS85に進む。一
方、キーナンバーが有効であると判定された場合はステ
ップS82に進む。
【0094】ステップS82では、キーナンバーに該当
するノートナンバーを検索する。ここでは、変数Cur
NoteStatusをノートナンバーの小さい順に検
索し、変数CurNoteStatusが1のものの中
からキーナンバーで示される順番で見つかったものをノ
ートナンバーとする。次にステップS83において、楽
音開始指示を楽音再生装置18に出力する。さらにステ
ップS84において、ノートオフ出力時刻を記録する。
具体的には、現在の時刻を保持するための変数CurC
lockにキーオンの長さを示すデータArpGate
Timeを加算した値をノートナンバーに対応する変数
CurNoteOffClockに代入する。次にステ
ップS85に進む。
【0095】ステップS85では、変数CurArpC
lockにデータArpStepTimeを加算してア
ルペジオ出力時刻を設定し、図16に示すステップS7
1に戻る。
【0096】また、ステップS71において、アルペジ
オデータを出力する時刻ではないと判定された場合はス
テップS86に進む。ステップS86では、ノートナン
バーの小さい順に変数CurNoteOffClock
を読み出し、変数CurClockに等しいか否かを判
定することにより、ノートオフ出力時刻か否かを判定す
る。ノートオフ出力時刻でないと判定された場合は後述
するステップS89に進む。一方、ノートオフ出力時刻
であると判定された場合はステップS87に進む。ステ
ップS87では、楽音停止指示を楽音再生装置18に出
力する。次にステップS88において、ノートナンバー
に対応する変数CurNoteOffClockに−1
を代入して、ノートオフ出力時刻をクリアする。
【0097】ステップS89では、すべてのノートナン
バーについて処理されたか否かが判定される。すべての
ノートナンバーについて処理されていないと判定された
場合はステップS86に戻る。一方、すべてのノートナ
ンバーについて処理されていると判定された場合はステ
ップS90に進む。ステップS90では、現在時刻を更
新(変数CurClockに1を加算)してこのルーチ
ンを終了する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルペジ
エータによれば、豊かなアルペジオ演奏を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルペジエータの一実施形態のブロッ
ク図である。
【図2】図1に示すRAMに記憶されたアルペジオパタ
ーンの一例を示す図である。
【図3】アルペジオ演奏例1を示す図である。
【図4】アルペジオ演奏例2を示す図である。
【図5】アルペジオ演奏例3を示す図である。
【図6】図1に示すRAMに記憶される変数を示す図で
ある。
【図7】ソングデータの形式を示す図である。
【図8】チャンネル0におけるソングデータの一例を示
す図である。
【図9】アルペジオデータの形式を示す図である。
【図10】アルペジオデータの一例を示す図である。
【図11】図1に示すアルペジエータの、ロード指示操
作子からロード指示情報がCPUに入力されると起動さ
れる1段階目のロード処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図12】図1に示すアルペジエータの、ロード指示操
作子からロード指示情報がCPUに入力されると起動さ
れる2段階目のロード処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図13】鍵盤装置から押鍵情報がCPUに入力される
と起動する押鍵処理ルーチンのフローチャートである。
【図14】鍵盤装置から離鍵情報がCPUに入力される
と起動する離鍵処理ルーチンのフローチャートである。
【図15】ピッチベンド操作子からピッチベンド情報が
CPUに入力されると起動するピッチベンド処理ルーチ
ンのフローチャートである。
【図16】所定の周期で繰り返し実行されるクロック処
理ルーチンの前半のフローチャートである。
【図17】所定の周期で繰り返し実行されるクロック処
理ルーチンの後半のフローチャートである。
【符号の説明】
11 ROM 12 RAM 13 CPU 14 ロード指示操作子 15 ディスク装置 16 鍵盤装置 17 ピッチベンド操作子 18 楽音再生装置 19 D/Aコンバータ 20 スピーカ 100 アルペジエータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音高順を表わす番号と該番号の楽音生成
    タイミングとが定義されたアルペジオパターンを記憶し
    ておく記憶部と、 音高情報を入力し、入力された音高情報に音高順を表わ
    す番号を付して、前記記憶部に記憶されたアルペジオパ
    ターン中の番号と同一の番号が付された音高情報に基づ
    く音高の楽音を、該アルペジオパターン中の、該音高情
    報に付された番号と同一の番号の楽音生成タイミングで
    生成するアルペジオ演奏部とを備えたことを特徴とする
    アルペジエータ。
  2. 【請求項2】 前記アルペジオ演奏部は、入力された音
    高情報中に、前記記憶部に記憶されたアルペジオパター
    ン中の番号と同一の番号が付された音高情報が存在しな
    いときは、該番号の楽音生成タイミングでは、入力され
    た音高情報のうちのいずれかの音高情報に基づく音高の
    楽音を生成するものであることを特徴とする請求項1記
    載のアルペジエータ。
  3. 【請求項3】 音高および楽音生成タイミングの情報を
    含む複数の演奏情報からなる、所定の長さの曲を表わす
    曲データを入力し、該曲データを構成する複数の演奏情
    報から音高順を表わす番号と該番号の楽音生成タイミン
    グとを抽出することによりアルペジオパターンを生成す
    るアルペジオパターン生成部と、 前記アルペジオパターン生成部で生成された、音高順を
    表わす番号と該番号の楽音生成タイミングとが定義され
    たアルペジオパターンを記憶する記憶部と、 音高情報を入力し、入力された音高情報と、前記記憶部
    に記憶されたアルペジオパターンとの双方に基づいてア
    ルペジオ演奏を行なうアルペジオ演奏部とを備えたこと
    を特徴とするアルペジエータ。
  4. 【請求項4】 音高順を表わす番号と該番号の楽音生成
    タイミングとが定義されたアルペジオパターンと、効果
    付与のタイミング情報を伴って定義された、楽音に効果
    を付与するコントロール情報とを記憶しておく記憶部
    と、 音高情報とコントロール情報とを入力し、入力された音
    高情報と、前記記憶部に記憶されたアルペジオパターン
    との双方に基づいてアルペジオ演奏を行なうとともに、
    該アルペジオ演奏中の楽音に、入力されたコントロール
    情報と、前記記憶部に記憶されていたコントロール情報
    との双方に基づくとともに、これら双方のコントロール
    情報の効果付与タイミングが重なったタイミングではこ
    れらのコントロール情報双方の影響が反映された効果を
    付与するアルペジオ演奏部とを備えたことを特徴とする
    アルペジエータ。
JP2001216829A 2001-07-17 2001-07-17 アルペジエータ Pending JP2003029748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216829A JP2003029748A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 アルペジエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216829A JP2003029748A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 アルペジエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003029748A true JP2003029748A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19051251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001216829A Pending JP2003029748A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 アルペジエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003029748A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458429A (en) * 1977-10-18 1979-05-11 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic musical instrument
JPH01167881A (ja) * 1987-12-24 1989-07-03 Casio Comput Co Ltd 自動作曲機
JPH0863167A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Yamaha Corp 自動伴奏装置
JPH0990953A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Roland Corp アルペジエータ
JPH09305176A (ja) * 1996-03-12 1997-11-28 Yamaha Corp 自動伴奏装置
JPH10198374A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 自動アルペジオ演奏装置
JP2000356987A (ja) * 1997-10-22 2000-12-26 Yamaha Corp アルペジオ発音装置およびアルペジオ発音を制御するためのプログラムを記録した媒体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458429A (en) * 1977-10-18 1979-05-11 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic musical instrument
JPH01167881A (ja) * 1987-12-24 1989-07-03 Casio Comput Co Ltd 自動作曲機
JPH0863167A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Yamaha Corp 自動伴奏装置
JPH0990953A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Roland Corp アルペジエータ
JPH09305176A (ja) * 1996-03-12 1997-11-28 Yamaha Corp 自動伴奏装置
JPH10198374A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 自動アルペジオ演奏装置
JP2000356987A (ja) * 1997-10-22 2000-12-26 Yamaha Corp アルペジオ発音装置およびアルペジオ発音を制御するためのプログラムを記録した媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100283134B1 (ko) 악곡과 매칭되는 음성 효과를 생성하는 가라오케 장치 및 방법
JPH09127941A (ja) 電子楽器
CN108573689B (zh) 电子乐器、乐音发生方法及记录介质
JP4962592B2 (ja) 電子楽器および電子楽器に適用されるコンピュータプログラム
JPH06332449A (ja) 電子楽器の歌声再生装置
JP4556852B2 (ja) 電子楽器および電子楽器に適用されるコンピュータプログラム
JP3214623B2 (ja) 電子楽音再生装置
JP4506147B2 (ja) 演奏再生装置及び演奏再生制御プログラム
JP2003029748A (ja) アルペジエータ
JP4373625B2 (ja) 電子楽器
JPH06337674A (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JP5200368B2 (ja) アルペジオ生成装置およびアルペジオ生成方法を実現するためのプログラム
JP4236570B2 (ja) 波形再生装置および波形再生プログラム
JP2526834B2 (ja) 演奏制御装置
JPH11219175A (ja) 自動演奏装置
JP3755385B2 (ja) 音源装置および音源装置において読み取り可能な記録媒体
JP2560304B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2529227Y2 (ja) 電子楽器
JPH05289662A (ja) エフェクト自動選択装置
JP2572317B2 (ja) 自動演奏装置
JP4900233B2 (ja) 自動演奏装置
JP2000035785A (ja) カラオケ装置
JPH08314484A (ja) 自動演奏装置
JPH0926787A (ja) 音色制御装置
JP5104293B2 (ja) 自動演奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330