JP2003029599A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003029599A JP2003029599A JP2001216379A JP2001216379A JP2003029599A JP 2003029599 A JP2003029599 A JP 2003029599A JP 2001216379 A JP2001216379 A JP 2001216379A JP 2001216379 A JP2001216379 A JP 2001216379A JP 2003029599 A JP2003029599 A JP 2003029599A
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- opened
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像形成装置の交換部材を設置する部分の外装
となる外装扉の外観の向上及びユーザビリティの向上。 【解決手段】交換部材を交換する際に開閉する複数の扉
を有する画像形成装置Aにおいて、少なくとも前記複数
の扉は、回動軸11cを中心に回動する手差外装扉11と、
手差外装扉11に隣接し、回動軸12cを中心に回動するオ
プション入口扉12とを有し、手差外装扉11を開く時にオ
プション入口扉12が連動して開き、オプション入口扉12
を開く時には手差外装扉11は連動して開かないことを特
徴とする。
となる外装扉の外観の向上及びユーザビリティの向上。 【解決手段】交換部材を交換する際に開閉する複数の扉
を有する画像形成装置Aにおいて、少なくとも前記複数
の扉は、回動軸11cを中心に回動する手差外装扉11と、
手差外装扉11に隣接し、回動軸12cを中心に回動するオ
プション入口扉12とを有し、手差外装扉11を開く時にオ
プション入口扉12が連動して開き、オプション入口扉12
を開く時には手差外装扉11は連動して開かないことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
形成したトナー像を転写材上に転写して画像を得る画像
形成装置に関し、特に交換部材を交換する際に開閉する
開閉機構を有する画像形成装置に関する。
形成したトナー像を転写材上に転写して画像を得る画像
形成装置に関し、特に交換部材を交換する際に開閉する
開閉機構を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図面を用いて説明する。図
8は従来の画像形成装置の概略図であり、図9は従来の
外装扉の説明図であり、図10は従来の外装扉の開閉に
関する説明図である。
8は従来の画像形成装置の概略図であり、図9は従来の
外装扉の説明図であり、図10は従来の外装扉の開閉に
関する説明図である。
【0003】従来、複写機やプリンター等の画像形成装
置において、ジャム(紙詰まり)処理や消耗品の交換時
等のメンテナンスをする際、オプションを設置する部分
の外装になる外装扉を開け閉めする機会がある。さら
に、近年はネットワーク化が進み、オプションの大容量
カセット等が取り付けられるようになるなど、外装扉を
開閉する機構を持つ製品が少なくない。
置において、ジャム(紙詰まり)処理や消耗品の交換時
等のメンテナンスをする際、オプションを設置する部分
の外装になる外装扉を開け閉めする機会がある。さら
に、近年はネットワーク化が進み、オプションの大容量
カセット等が取り付けられるようになるなど、外装扉を
開閉する機構を持つ製品が少なくない。
【0004】そのために、近年の画像形成装置には外装
部分が回動する機構を持ち、ジャム処理や消耗品の交換
が容易にできるような構成が多い。例えば簡単にオプシ
ョンが取り付けられる取付口を持っている。
部分が回動する機構を持ち、ジャム処理や消耗品の交換
が容易にできるような構成が多い。例えば簡単にオプシ
ョンが取り付けられる取付口を持っている。
【0005】図8に示すように、従来の画像形成装置の
構成は以下の通りである。画像形成装置200は、レーザ
ースキャナーユニット100と、画像形成ステーション110
と、中間転写ベルトユニット120と、給送ユニット130
と、定着ユニット140と、搬送ユニット150とを有する。
構成は以下の通りである。画像形成装置200は、レーザ
ースキャナーユニット100と、画像形成ステーション110
と、中間転写ベルトユニット120と、給送ユニット130
と、定着ユニット140と、搬送ユニット150とを有する。
【0006】画像形成ステーション110内に配設された
イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各
色の感光体ドラム110(110Y、110M、110C、110B
k)に対して、レーザースキャナーユニット100のレー
ザー光にて露光照射され、静電潜像が形成される。感光
体ドラム110上の該静電潜像に対して各色トナーが塗布
され、トナー像が形成される。感光体ドラム110上の前
記トナー像は、中間転写ベルトユニット120において、
駆動ローラ122等の複数の軸により張架され図中時計回
りに回動する中間転写ベルト121に対して対して一次転
写される。
イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各
色の感光体ドラム110(110Y、110M、110C、110B
k)に対して、レーザースキャナーユニット100のレー
ザー光にて露光照射され、静電潜像が形成される。感光
体ドラム110上の該静電潜像に対して各色トナーが塗布
され、トナー像が形成される。感光体ドラム110上の前
記トナー像は、中間転写ベルトユニット120において、
駆動ローラ122等の複数の軸により張架され図中時計回
りに回動する中間転写ベルト121に対して対して一次転
写される。
【0007】一方、転写材Pは、給送ユニット130内の
給送ローラ131にピックアップされ、リタードローラ132
により一枚ずつに分離され、搬送ローラ133により搬送
ユニット150へと搬送される。その後転写材Pは、搬送
ユニット150を経て二次転写ローラ151にまで搬送され
る。
給送ローラ131にピックアップされ、リタードローラ132
により一枚ずつに分離され、搬送ローラ133により搬送
ユニット150へと搬送される。その後転写材Pは、搬送
ユニット150を経て二次転写ローラ151にまで搬送され
る。
【0008】ここで、前記一次転写されたトナー像は、
二次転写ローラ151において転写材Pに二次転写され、
転写材P上にトナー像が形成される。二次転写されたト
ナー像は定着ユニット140において転写材Pに対して定
着され、排出ローラ152に対して排出トレイ160に排出さ
れる。
二次転写ローラ151において転写材Pに二次転写され、
転写材P上にトナー像が形成される。二次転写されたト
ナー像は定着ユニット140において転写材Pに対して定
着され、排出ローラ152に対して排出トレイ160に排出さ
れる。
【0009】画像形成装置の図中右側には、回動する手
差外装扉111と、固定のオプション入口扉112とが配設さ
れている。図9、図10に示すように、手差外装扉111
は回動中心111aを中心に回動し、オプション入口扉112
は回動せず、取り外しが可能な固定された扉になってい
る。
差外装扉111と、固定のオプション入口扉112とが配設さ
れている。図9、図10に示すように、手差外装扉111
は回動中心111aを中心に回動し、オプション入口扉112
は回動せず、取り外しが可能な固定された扉になってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9、
図10に示すように、手差外装扉111が大きく回動する
ために、手差外装扉111とオプション入口扉112との間に
大きな隙間113を生じてしまう。オプション入口扉112の
外観の隙間113は、美観的によくない。
図10に示すように、手差外装扉111が大きく回動する
ために、手差外装扉111とオプション入口扉112との間に
大きな隙間113を生じてしまう。オプション入口扉112の
外観の隙間113は、美観的によくない。
【0011】またその隙間113より、砂塵等のゴミが製
品内部に入り込む可能性がある。また、ユーザビリティ
向上のために、手差し給送の時のジャム処理をする際に
は、手差外装扉111を大きく回動させ、作業しやすいこ
とが望ましい。また、オプション入口扉112が固定式で
あると、開閉時に煩雑な作業をすることとなる。
品内部に入り込む可能性がある。また、ユーザビリティ
向上のために、手差し給送の時のジャム処理をする際に
は、手差外装扉111を大きく回動させ、作業しやすいこ
とが望ましい。また、オプション入口扉112が固定式で
あると、開閉時に煩雑な作業をすることとなる。
【0012】そこで本発明の目的は、画像形成装置の交
換部材を設置する部分の外装となる外装扉の外観の向上
及びユーザビリティの向上である。
換部材を設置する部分の外装となる外装扉の外観の向上
及びユーザビリティの向上である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の代表的な構成は、交換部材を交換する際に
開閉する複数の扉を有する画像形成装置において、少な
くとも前記複数の扉は、回動軸を中心に回動する第1扉
と、前記第1扉に隣接し、回動軸を中心に回動する第2
扉とを有し、前記第1扉を開く時に前記第2扉が連動し
て開き、前記第2扉を開く時には前記第1扉は連動して
開かないことを特徴とする。
の、本発明の代表的な構成は、交換部材を交換する際に
開閉する複数の扉を有する画像形成装置において、少な
くとも前記複数の扉は、回動軸を中心に回動する第1扉
と、前記第1扉に隣接し、回動軸を中心に回動する第2
扉とを有し、前記第1扉を開く時に前記第2扉が連動し
て開き、前記第2扉を開く時には前記第1扉は連動して
開かないことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図を用いて第1
実施形態の説明をする。図1は画像形成装置の概略図で
あり、図2は第1実施形態の外装扉の説明図であり、図
3は第1実施形態の外装扉の開閉に関する説明図であ
り、図4は第1実施形態の手差外装扉とオプション入口
扉との連動機構の説明図であり、図5は第1実施形態の
ギア同士の連動機構の説明図であり、図6は従動タイミ
ングを変化させる構成の説明図である。
実施形態の説明をする。図1は画像形成装置の概略図で
あり、図2は第1実施形態の外装扉の説明図であり、図
3は第1実施形態の外装扉の開閉に関する説明図であ
り、図4は第1実施形態の手差外装扉とオプション入口
扉との連動機構の説明図であり、図5は第1実施形態の
ギア同士の連動機構の説明図であり、図6は従動タイミ
ングを変化させる構成の説明図である。
【0015】(画像形成装置)図1に示すように、画像
形成装置の構成は以下の通りである。画像形成装置A
は、レーザースキャナーユニット1と、画像形成ステー
ション10と、中間転写ベルトユニット20と、給送ユニッ
ト30と、定着ユニット40と、搬送ユニット50とを有す
る。
形成装置の構成は以下の通りである。画像形成装置A
は、レーザースキャナーユニット1と、画像形成ステー
ション10と、中間転写ベルトユニット20と、給送ユニッ
ト30と、定着ユニット40と、搬送ユニット50とを有す
る。
【0016】画像形成ステーション10内に配設されたイ
エローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色
の感光体ドラム2(2Y、2M、2C、2Bk)に対し
て、レーザースキャナーユニット1のレーザー光にて露
光照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム2上
の該静電潜像に対して各色トナーが塗布され、トナー像
が形成される。感光体ドラム2上の前記トナー像は、中
間転写ベルトユニット20において、駆動ローラ22等の複
数の軸により張架され図中時計回りに回動する中間転写
ベルト21に対して対して一次転写される。
エローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの各色
の感光体ドラム2(2Y、2M、2C、2Bk)に対し
て、レーザースキャナーユニット1のレーザー光にて露
光照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム2上
の該静電潜像に対して各色トナーが塗布され、トナー像
が形成される。感光体ドラム2上の前記トナー像は、中
間転写ベルトユニット20において、駆動ローラ22等の複
数の軸により張架され図中時計回りに回動する中間転写
ベルト21に対して対して一次転写される。
【0017】一方、転写材Pは、給送ユニット30内の給
送ローラ31にピックアップされ、リタードローラ32によ
り一枚ずつに分離され、搬送ローラ33により搬送ユニッ
ト50へと搬送される。その後転写材Pは、搬送ユニット
50を経て二次転写ローラ51にまで搬送される。
送ローラ31にピックアップされ、リタードローラ32によ
り一枚ずつに分離され、搬送ローラ33により搬送ユニッ
ト50へと搬送される。その後転写材Pは、搬送ユニット
50を経て二次転写ローラ51にまで搬送される。
【0018】ここで、前記一次転写されたトナー像は、
二次転写ローラ51において転写材Pに二次転写され、転
写材P上にトナー像が形成される。二次転写されたトナ
ー像は定着ユニット40において転写材Pに対して定着さ
れ、排出ローラ52に対して排出トレイ60に排出される。
二次転写ローラ51において転写材Pに二次転写され、転
写材P上にトナー像が形成される。二次転写されたトナ
ー像は定着ユニット40において転写材Pに対して定着さ
れ、排出ローラ52に対して排出トレイ60に排出される。
【0019】(外装扉の構成)画像形成装置における図
中右側には、感光体ドラム及びこれを有するプロセスカ
ートリッジ等の交換部材を交換する際に開閉する複数の
外装扉、即ち、回動する第1扉としての手差外装扉11
と、回動する第2扉としてのオプション入口扉12とが配
設されている。図2及び図3に示すように、手差外装扉
11は回動中心11aを中心に回動し、オプション入口扉12
は回動中心12aを中心に回動する。外装平面Bに垂直な
方向に回動支持部11bが取り付けられている。回動支持
部11bには、軸11cが嵌合しており、滑らかに回動する
機構になっている。軸11cは不図示の本体の回動支持部
に保持されている。尚、プロセスカートリッジとは、感
光体ドラム2と、感光体ドラム2に対して画像の形成を
行なうため、帯電器、現像器、露光手段等のプロセス手
段を一体的に有するものをいう。
中右側には、感光体ドラム及びこれを有するプロセスカ
ートリッジ等の交換部材を交換する際に開閉する複数の
外装扉、即ち、回動する第1扉としての手差外装扉11
と、回動する第2扉としてのオプション入口扉12とが配
設されている。図2及び図3に示すように、手差外装扉
11は回動中心11aを中心に回動し、オプション入口扉12
は回動中心12aを中心に回動する。外装平面Bに垂直な
方向に回動支持部11bが取り付けられている。回動支持
部11bには、軸11cが嵌合しており、滑らかに回動する
機構になっている。軸11cは不図示の本体の回動支持部
に保持されている。尚、プロセスカートリッジとは、感
光体ドラム2と、感光体ドラム2に対して画像の形成を
行なうため、帯電器、現像器、露光手段等のプロセス手
段を一体的に有するものをいう。
【0020】オプション入口扉12も同様に、外装平面B
に対して垂直な方向に回動支持部12bが取り付けられて
おり、回動支持部12bには軸12cが嵌合している。オプ
ション入口扉12は回動中心12aを中心として回動する。
またオプション入口扉12にはバネ12dが配設されてお
り、オプション入口扉12を閉じる方向に付勢されるよう
構成されている。
に対して垂直な方向に回動支持部12bが取り付けられて
おり、回動支持部12bには軸12cが嵌合している。オプ
ション入口扉12は回動中心12aを中心として回動する。
またオプション入口扉12にはバネ12dが配設されてお
り、オプション入口扉12を閉じる方向に付勢されるよう
構成されている。
【0021】図3に示すように、手差外装扉11を図中矢
印の方向に回動すると、同時にオプション入口扉12も回
動中心12aを中心に同方向に連動して回動する。尚、手
差外装扉11とオプション入口扉12との開閉角度は必ずし
も一致しなくてもよい。
印の方向に回動すると、同時にオプション入口扉12も回
動中心12aを中心に同方向に連動して回動する。尚、手
差外装扉11とオプション入口扉12との開閉角度は必ずし
も一致しなくてもよい。
【0022】(連動機構の構成)図4に示すように、手
差外装扉11とオプション入口扉12とが連動して回動する
連動機構は、本体Aに対して上下にスライドするように
取り付けられたラックギア13と、ラックギア13と噛み合
い軸11cと同軸に設けられたギア14と、ラックギア13と
噛み合うギア15と、軸12cと同軸に設けられたギア16と
を有する。尚、ラックギア13のスライド量は十分に長く
とれるようになっており、またギア14、ギア15及びギア
16の位置は上述の機能をみたせばどこにあってもよい。
差外装扉11とオプション入口扉12とが連動して回動する
連動機構は、本体Aに対して上下にスライドするように
取り付けられたラックギア13と、ラックギア13と噛み合
い軸11cと同軸に設けられたギア14と、ラックギア13と
噛み合うギア15と、軸12cと同軸に設けられたギア16と
を有する。尚、ラックギア13のスライド量は十分に長く
とれるようになっており、またギア14、ギア15及びギア
16の位置は上述の機能をみたせばどこにあってもよい。
【0023】(連動機構の動作)連動機構の動作は次の
ようになっている。手差外装扉11を開く動作に連動して
軸11cと同軸に配設されたギア15が回転する。この回転
はラックギア13を上昇させ、ラックギア13の上昇により
回転力がギア14に対して伝達される。こうしてギア14は
ギア15と同方向に回転する。ギア14の回転力は後述する
機構によりギア16に伝達され、ギア16がギア14及びギア
15と同方向に回転する。前記構成により、オプション入
口扉12はギア16と連動して開く構成で、さらにバネ12d
により閉まる構成となっている。このため、前記回転力
がバネ12dの付勢力に勝ると、オプション入口扉12が手
差外装扉11の開く動作に連動して開く。逆に手差外装扉
11を閉じる動作は、前述の開く動作と逆の動作をする
が、オプション入口扉12はバネ12dの復元力で閉まる機
構になっている。
ようになっている。手差外装扉11を開く動作に連動して
軸11cと同軸に配設されたギア15が回転する。この回転
はラックギア13を上昇させ、ラックギア13の上昇により
回転力がギア14に対して伝達される。こうしてギア14は
ギア15と同方向に回転する。ギア14の回転力は後述する
機構によりギア16に伝達され、ギア16がギア14及びギア
15と同方向に回転する。前記構成により、オプション入
口扉12はギア16と連動して開く構成で、さらにバネ12d
により閉まる構成となっている。このため、前記回転力
がバネ12dの付勢力に勝ると、オプション入口扉12が手
差外装扉11の開く動作に連動して開く。逆に手差外装扉
11を閉じる動作は、前述の開く動作と逆の動作をする
が、オプション入口扉12はバネ12dの復元力で閉まる機
構になっている。
【0024】手差外装扉11が閉じた状態で、オプション
入口扉12を開閉した場合は、ギア16とギア14は後述する
機構により連動せず、回転力を伝達しない。そのため、
ギア14はラックギア13に回転力を伝えず、ギア15が回転
しない。
入口扉12を開閉した場合は、ギア16とギア14は後述する
機構により連動せず、回転力を伝達しない。そのため、
ギア14はラックギア13に回転力を伝えず、ギア15が回転
しない。
【0025】(ギア14とギア16との間の回転力の伝達機
構)図5に示すように、ギア14とギア16との間の回転力
の伝達機構は次のようになっている。まず図5(a)に
示すように、手差外装扉11を開いた場合は、ギア14に取
り付けられているキー14Kが図中時計回りに回転する。
するとキー14Kはギア16に取り付けられているキー16K
に当接することにより、回転力を伝達してギア16を回転
させる。そしてギア16と連動するオプション入口扉12を
開かせる。
構)図5に示すように、ギア14とギア16との間の回転力
の伝達機構は次のようになっている。まず図5(a)に
示すように、手差外装扉11を開いた場合は、ギア14に取
り付けられているキー14Kが図中時計回りに回転する。
するとキー14Kはギア16に取り付けられているキー16K
に当接することにより、回転力を伝達してギア16を回転
させる。そしてギア16と連動するオプション入口扉12を
開かせる。
【0026】図5(b)に示すように、オプション入口
扉12を開いた場合は、ギア16が回転するが、キー16Kは
キー14Kに当接しない図中時計回りに回転するため、ギ
ア16のみ単独で回転する。このときキー14Kを有するギ
ア14には回転力が伝わらない。このため、オプション入
口扉12の開閉には手差外装扉11が連動しない。
扉12を開いた場合は、ギア16が回転するが、キー16Kは
キー14Kに当接しない図中時計回りに回転するため、ギ
ア16のみ単独で回転する。このときキー14Kを有するギ
ア14には回転力が伝わらない。このため、オプション入
口扉12の開閉には手差外装扉11が連動しない。
【0027】また、図6に示すように、手差外装扉11に
従動開閉するオプション入口扉12の開閉タイミングを変
化させるには図6(a)に示すように、手差外装扉11及
びオプション入口扉12が共に閉まっている状態でギア16
のキー16Kをずらすことで実現できる。例えば、ギア14
とギア15(図4参照)との歯数が同じであれば、キー16
Kをキー14Kが取り付けられている位置より30°だけ
図中時計回りにずらして取り付けることによって、図6
(b)及び図6(c)に示すように、手差外装扉11が3
0°開いた位置でオプション入口扉12が開き始める。
従動開閉するオプション入口扉12の開閉タイミングを変
化させるには図6(a)に示すように、手差外装扉11及
びオプション入口扉12が共に閉まっている状態でギア16
のキー16Kをずらすことで実現できる。例えば、ギア14
とギア15(図4参照)との歯数が同じであれば、キー16
Kをキー14Kが取り付けられている位置より30°だけ
図中時計回りにずらして取り付けることによって、図6
(b)及び図6(c)に示すように、手差外装扉11が3
0°開いた位置でオプション入口扉12が開き始める。
【0028】更には、ギア14、15、16の歯数の比を変更
することによって、手差外装扉11とオプション入口扉12
との開閉の位相を調節することが可能になる。
することによって、手差外装扉11とオプション入口扉12
との開閉の位相を調節することが可能になる。
【0029】このように、隣接する扉を連動して回動す
ることができるので、二つの扉の間や回動中心付近に隙
間を生じさせない。それにより外観が美しくなり、また
砂塵等のゴミが製品内部に入り込まない構成が得られ
る。また、手差外装扉11とオプション入口扉12が連動し
て回動する際、手差外装扉11を開いてからオプション入
口扉12が回動し始めるまでの時間を任意に設定可能にし
た。各々の扉の役割によって、回動のタイミング開閉度
等をギア、ラックギアのキー等の取付けによって調整で
きることは、オプションの取付け時や手差外装扉の開閉
時に、ユーザの作業が少なくなりユーザビリティの向上
につながる。
ることができるので、二つの扉の間や回動中心付近に隙
間を生じさせない。それにより外観が美しくなり、また
砂塵等のゴミが製品内部に入り込まない構成が得られ
る。また、手差外装扉11とオプション入口扉12が連動し
て回動する際、手差外装扉11を開いてからオプション入
口扉12が回動し始めるまでの時間を任意に設定可能にし
た。各々の扉の役割によって、回動のタイミング開閉度
等をギア、ラックギアのキー等の取付けによって調整で
きることは、オプションの取付け時や手差外装扉の開閉
時に、ユーザの作業が少なくなりユーザビリティの向上
につながる。
【0030】(第2実施形態)図を用いて第2実施形態
の説明をする。図7は第2実施形態の外装扉の開閉に関
する説明図である。第2実施形態において、前述した実
施形態と同様の構成は同符号を付すことで説明を省略す
る。第2実施形態においては、ギアやラックギアを使用
しない外装扉の構成を説明する。
の説明をする。図7は第2実施形態の外装扉の開閉に関
する説明図である。第2実施形態において、前述した実
施形態と同様の構成は同符号を付すことで説明を省略す
る。第2実施形態においては、ギアやラックギアを使用
しない外装扉の構成を説明する。
【0031】図7(a)に示すように、手差外装扉11は
突起部11dを有し、オプション入口扉12はオプション入
口扉12が閉じる方向に付勢するバネ12dを有する。図7
(b)に示すように、手差外装扉11を図中矢印の方向に
回動すると、突起部11dがオプション入口扉12に当接
し、バネ12dの復元力に打ち勝って、手差外装扉11と連
動してオプション入口扉12も回動中心12aを中心に同方
向に回動する。逆に手差外装扉11を閉じる動作時にはオ
プション入口扉12のバネ12dの復元力で、オプション入
口扉12は、手差外装扉11と連動して閉じる。
突起部11dを有し、オプション入口扉12はオプション入
口扉12が閉じる方向に付勢するバネ12dを有する。図7
(b)に示すように、手差外装扉11を図中矢印の方向に
回動すると、突起部11dがオプション入口扉12に当接
し、バネ12dの復元力に打ち勝って、手差外装扉11と連
動してオプション入口扉12も回動中心12aを中心に同方
向に回動する。逆に手差外装扉11を閉じる動作時にはオ
プション入口扉12のバネ12dの復元力で、オプション入
口扉12は、手差外装扉11と連動して閉じる。
【0032】また、手差外装扉11が閉じている状態でオ
プション入口扉12を開閉する動作時には、手差外装扉11
はオプション入口扉12と連動せず、オプション入口扉12
を単独で開閉することができる。
プション入口扉12を開閉する動作時には、手差外装扉11
はオプション入口扉12と連動せず、オプション入口扉12
を単独で開閉することができる。
【0033】(他の実施形態)前述した実施形態におい
ては、画像形成装置としてプリンタを例示したが、これ
に限るものではなく、複写機やファクシミリ装置等の画
像形成装置としてもよい。また、カラーでなく、単色の
ものとしてもよい。
ては、画像形成装置としてプリンタを例示したが、これ
に限るものではなく、複写機やファクシミリ装置等の画
像形成装置としてもよい。また、カラーでなく、単色の
ものとしてもよい。
【0034】また、前述した実施形態においては、複数
の扉として扉が2つの場合を例示したが、これに限るも
のではなく、3つ以上の扉を有する構成としてもよい。
の扉として扉が2つの場合を例示したが、これに限るも
のではなく、3つ以上の扉を有する構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、少な
くとも前記複数の扉は、回動軸を中心に回動する第1扉
と、前記第1扉に隣接し、回動軸を中心に回動する第2
扉とを有し、前記第1扉を開く時に前記第2扉が連動し
て開き、前記第2扉を開く時には前記第1扉は連動して
開かないこととしたため、二つの扉の間や回動中心付近
に隙間を生じさせない。それにより外観が美しくなり、
また砂塵等のゴミが製品内部に入り込まない構成が得ら
れる。
くとも前記複数の扉は、回動軸を中心に回動する第1扉
と、前記第1扉に隣接し、回動軸を中心に回動する第2
扉とを有し、前記第1扉を開く時に前記第2扉が連動し
て開き、前記第2扉を開く時には前記第1扉は連動して
開かないこととしたため、二つの扉の間や回動中心付近
に隙間を生じさせない。それにより外観が美しくなり、
また砂塵等のゴミが製品内部に入り込まない構成が得ら
れる。
【0036】また、前記第1扉と前記第2扉が連動して
回動する際、前記第1扉を開いてから前記第2扉が回動
し始めるまでの時間を任意に設定可能なため、各々の扉
の役割によって、回動のタイミング開閉度等を調整でき
ることは、交換部材の取付け時や前記第1扉の開閉時
に、ユーザの作業が少なくなりユーザビリティの向上に
つながる。
回動する際、前記第1扉を開いてから前記第2扉が回動
し始めるまでの時間を任意に設定可能なため、各々の扉
の役割によって、回動のタイミング開閉度等を調整でき
ることは、交換部材の取付け時や前記第1扉の開閉時
に、ユーザの作業が少なくなりユーザビリティの向上に
つながる。
【図1】画像形成装置の概略図である。
【図2】第1実施形態の外装扉の説明図である。
【図3】第1実施形態の外装扉の開閉に関する説明図で
ある。
ある。
【図4】第1実施形態の手差外装扉とオプション入口扉
との連動機構の説明図である。
との連動機構の説明図である。
【図5】第1実施形態のギア同士の連動機構の説明図で
ある。
ある。
【図6】従動タイミングを変化させる構成の説明図であ
る。
る。
【図7】第2実施形態の外装扉の開閉に関する説明図で
ある。
ある。
【図8】従来の画像形成装置の概略図である。
【図9】従来の外装扉の説明図である。
【図10】従来の外装扉の開閉に関する説明図である。
A …画像形成装置
B …外装平面
P …転写材
1 …レーザースキャナーユニット
2 …感光体ドラム
10 …画像形成ステーション
11 …手差外装扉
11a …回動中心
11b …回動支持部
11c …軸
11d …突起部
12 …オプション入口扉
12a …回動中心
12b …回動支持部
12c …軸
12d …バネ
13 …ラックギア
14 …ギア
14K …キー
15 …ギア
16 …ギア
16K …キー
20 …中間転写ベルトユニット
21 …中間転写ベルト
22 …駆動ローラ
30 …給送ユニット
31 …給送ローラ
32 …リタードローラ
33 …搬送ローラ
40 …定着ユニット
50 …搬送ユニット
51 …二次転写ローラ
52 …排出ローラ
60 …排出トレイ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01
BB25 CD01
2H071 AA42 CA07 CA09 EA02
4E360 AB03 AB13 BA08 BB02 BB16
BB22 BC06 EA18 EC14 ED15
ED16 ED17 ED27 FA08 GA02
GA46 GB48
Claims (2)
- 【請求項1】 交換部材を交換する際に開閉する複数の
扉を有する画像形成装置において、 少なくとも前記複数の扉は、回動軸を中心に回動する第
1扉と、 前記第1扉に隣接し、回動軸を中心に回動する第2扉と
を有し、 前記第1扉を開く時に前記第2扉が連動して開き、前記
第2扉を開く時には前記第1扉は連動して開かないこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置であって、 前記第1扉と前記第2扉が連動して回動する際、前記第
1扉を開いてから前記第2扉が回動し始めるまでの時間
を任意に設定可能なことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216379A JP2003029599A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216379A JP2003029599A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003029599A true JP2003029599A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19050862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001216379A Pending JP2003029599A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003029599A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006184901A (ja) * | 2005-12-14 | 2006-07-13 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US7769319B2 (en) | 2004-12-27 | 2010-08-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a removable holder for holding developing devices |
JP2011252959A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2014092675A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015084042A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 株式会社沖データ | カバー開閉機構及び画像形成装置 |
CN107544230A (zh) * | 2016-06-28 | 2018-01-05 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
JP2018116302A (ja) * | 2018-03-22 | 2018-07-26 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001216379A patent/JP2003029599A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107544230B (zh) * | 2016-06-28 | 2021-01-15 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
JP2018116302A (ja) * | 2018-03-22 | 2018-07-26 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080116 |