JP2003029155A - 蛍光顕微鏡および蛍光顕微鏡用ターレット装置 - Google Patents

蛍光顕微鏡および蛍光顕微鏡用ターレット装置

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JP2003029155A
JP2003029155A JP2001220375A JP2001220375A JP2003029155A JP 2003029155 A JP2003029155 A JP 2003029155A JP 2001220375 A JP2001220375 A JP 2001220375A JP 2001220375 A JP2001220375 A JP 2001220375A JP 2003029155 A JP2003029155 A JP 2003029155A
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turret
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excitation light
fluorescence
filter
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Takayuki Uozumi
孝之 魚住
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試料に照射する励起光の波長域や観察する蛍光
の波長域を、容易に切り替えることのできる蛍光顕微鏡
を提供する。 【解決手段】励起光を出射する光源と、試料を搭載する
ステージと、ターレット部3とを有する。ターレット部
3は、同軸に配置された第1,第2および第3のターレ
ット31,32,33と、第1のターレット31に搭載
された複数の励起フィルタ31aと、第2のターレット
32に搭載された複数のダイクロイックミラー32a
と、第3のターレット33に搭載された複数のバリアフ
ィルタ33aとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光顕微鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蛍光顕微鏡では、励起光用光源から出射
された光を、励起フィルタを通過させることにより、特
定波長の光のみを選択する。励起フィルタで選択された
励起光は、ダイクロイックミラーで反射され、標本に照
射される。これにより、標本を染色している蛍光色素か
ら発せられた蛍光は、前述のダイクロイックミラーを通
過し、バリアフィルタに入射する。バリアフィルタで
は、特定波長の光のみが通過し、観察用の光学系に入射
し、観察者に観察される。通常、励起フィルタ、ダイク
ロイックミラー、バリアフィルタの3つは、予め選択さ
れた組み合わせで、フィルタカセットと呼ばれる一つの
枠に取り付けられている。そして、励起フィルタ、ダイ
クロイックミラー、バリアフィルタを交換する際には、
フィルタカセットごと他のフィルタカセットに交換して
いる。フィルタカセットを交換するため、蛍光顕微鏡に
予め複数のフィルタカセットを搭載しておき、これをス
ライドさせることにより交換する構成や、複数のフィル
タカセットを搭載したターレットを回転させる構成が、
特開平8−122645号公報に記載されている。
【0003】蛍光顕微鏡の使用者は、励起フィルタ、ダ
イクロイックミラー、バリアフィルタを、試料のどのよ
うな波長域の蛍光像を観察したいかによって選択するこ
とができる。すなわち、観察したい蛍光像によって試料
を染色する蛍光染料を選択し、蛍光染料を励起すること
のできる特定の波長域の光を通過する励起フィルタを選
択して用い、標本から発せられる蛍光のうち、使用者が
観察した特定の波長域の蛍光のみを通過するバリアフィ
ルタを選択し、上記選択した特定波長の励起光を反射
し、選択した特定波長の蛍光を透過するダイクロイック
ミラーを選択して用いる。このとき、蛍光染料は同じで
あっても、バリアフィルタとして、透過する波長域が狭
いものを用いると、余分な光が除かれ、像は暗くなるが
使用者が観察したい波長域に限定した蛍光像だけを観察
できる。また、励起フィルタとして透過する波長域が広
いものに交換すると、像は明るくなる。このように、励
起光や蛍光の波長域を切り替えることにより、使用者が
望む波長域の蛍光像を観察することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルタカセットを用いる蛍光顕微鏡では、フィルタカ
セット単位で交換するのは容易であるが、励起フィルタ
のみ、ダイクロイックミラーのみ、バリアフィルタのみ
を交換するには、フィルタカセットを一旦蛍光顕微鏡か
ら取り外し、フィルタカセットに所望のフィルタ等を付
け替え、付け替えたフィルタカセットを再び蛍光顕微鏡
に搭載するという手順になる。このため、フィルタカセ
ットにはない組み合わせの励起フィルタ、ダイクロイッ
クミラー、バリアフィルタで観察を行うためには、非常
に手間がかかる。よって、観察の途中で、励起光や蛍光
の波長域をフィルタカセットの組み合わせにはない波長
域に切り替えるのは困難であった。
【0005】本発明は、試料に照射する励起光の波長域
や観察する蛍光の波長域を、容易に切り替えることので
きる蛍光顕微鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願によれば以下のような蛍光顕微鏡が提供され
る。
【0007】すなわち、励起光を出射する光源と、試料
を搭載するステージと、前記励起光用光学系とステージ
との間に配置されたターレット部とを有し、前記ターレ
ット部は、同軸に配置され、各々個別に軸回転可能な第
1,第2および第3のターレットと、前記第1のターレ
ットに搭載された複数の励起フィルタと、第2のターレ
ットに搭載された複数のダイクロイックミラーと、第3
のターレットに搭載された複数のバリアフィルタとを含
み、前記第1のターレットは、前記複数の励起フィルタ
のうちの一つを、前記光源から出射された前記励起光が
入射する位置に選択的に配置し、前記第2のターレット
は、前記複数のダイクロイックミラーのうちの一つを、
前記励起フィルタを通過した前記励起光を前記試料に向
けて反射する位置に選択的に配置し、前記第3のターレ
ットは、前記複数のバリアフィルタのうちの一つを、前
記試料から発せられた蛍光のうち前記ダイクロイックミ
ラーを通過した蛍光が入射する位置に選択的に配置する
構成であることを特徴とする蛍光顕微鏡が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の蛍光顕微
鏡について図面を用いて説明する。
【0009】本実施の形態の蛍光顕微鏡は、図2に示す
ように、励起光用光源1、励起光用光学系1a、ターレ
ット装置3、対物レンズ5が取りつけられたレボルバ
4、試料を搭載するステージ6、接眼レンズ7、撮像装
置用鏡筒8、観察用鏡筒12、アーム11、透過照明用
光源9を含んでいる。
【0010】ターレット装置3は、図1、図3,図4に
示したように、筐体36に収容された、励起用ターレッ
ト31、ダイクロイックミラー用ターレット32、バリ
アフィルター用ターレット33を有している。これらの
ターレット31,32,33は、ベアリング34a、3
4b、34cを介して、軸34に取りつけられている。
軸34の中心34dは、対物レンズ34の光軸20より
も使用者側に位置し、光軸20とほぼ平行である。
【0011】筐体36の側面には、励起光用光学系の光
軸10の通過する位置に、励起光入射口37が設けられ
ている。また、筐体36の下面には、光軸20が通過す
る位置に、励起光出射口39が設けられている。筐体3
6の上面には、光軸20が通過する位置に蛍光出射口3
8が設けられている。励起光入射口37には、励起光用
光学系1aの筐体が連結され、励起光出射口に39は、
アーム11に設けられた観察光路が連結され、蛍光出射
口38には観察用鏡筒12が連結されている。
【0012】励起フィルタ用ターレット31は、6枚の
励起フィルタ31aを外周に向けて保持している。励起
フィルタ用ターレット31の外周面31bは、操作部と
して筐体36の使用者側の面から外部に露出されてい
る。よって、使用者は、外周面31bの露出されている
部分を操作して、励起用ターレット31を回転させるこ
とにより、保持している6枚の励起フィルタ31aのう
ちの1枚を選択して光軸10上に配置することができ
る。
【0013】ダイクロイックミラー用ターレット32
は、6枚のダイクロイックミラー32aを鉛直下方に対
して斜め45度に傾けて保持している。ダイクロイック
ミラー用ターレット32の外周面32bは、励起用ター
レット31の外周面31bと同様に、操作部として筐体
36の使用者側の面から外部に露出されている。よっ
て、使用者は、外周面32bの露出されている部分を操
作して、ダイクロイックミラー用ターレット32を回転
させることにより、保持している6枚のダイクロイック
ミラー32aのうちの1枚を選択して、光軸10と光軸
20とが交わる位置に、光軸10および光軸20に対し
て45度の角度で配置することができる。
【0014】バリアフィルタ用ターレット33は、6枚
のバリアフィルタ33aを鉛直上方に対してわずかに傾
けて保持している。バリアフィルタ用ターレット33の
外周面33bは、励起用ターレット31およびダイクロ
イックミラー用ターレット32の外周面31b、32b
と同様に、操作部として筐体36の使用者側の面から外
部に露出されている。よって、使用者は、外周面33b
の露出されている部分を操作して、バリアフィルタ用タ
ーレット33を回転させることにより、保持している6
枚のバリアフィルタ33aのうちの1枚を選択して、光
軸20上に配置することができる。なお、バリアフィル
タ33aは、鉛直上方に対してわずかに傾けて保持され
ているため、鏡筒12内に配置されている光学系と干渉
を生じにくい構成となっている。
【0015】上述のように使用者側に露出されているタ
ーレット31,32,33の外周面31a,32a,3
3aは、図3のように筐体36の使用者側の面に上下に
並べて露出されている。また、露出されている外周面3
1a,32a,33aは、同一面上に位置する。したが
って、使用者は、露出されている外周面31a,32
a,33aのいずれかに手を当てて、一つのターレット
を回転させる操作を行うことも可能であるし、外周面3
1a,32a,33aに一度に手を当てて、3つのター
レット31,32,33を一度に回転させる操作も容易
に行うことができる。
【0016】また、3つのターレット31,32,33
の外周面31a,32a,33aには、その回転角度に
おいて光軸10または20上に選択的に配置されている
励起フィルタ31a、ダイクロイックミラー32a、バ
リアフィルタ33aの種類を示す記載もしくはラベルを
貼付するための平面が設けられている。
【0017】また、筐体36の内側には、励起光入射口
37と対向する位置に、集光レンズ35が配置されてい
る。
【0018】つぎに、本実施の形態の蛍光顕微鏡によっ
て試料の蛍光像を観察する際の各部の動作について説明
する。
【0019】使用者は、試料を所望の蛍光染料で染色
し、ステージ6上に搭載する。ここでは、蛍光染料とし
て、480nm付近の波長光を吸収すると、520nm
付近の波長の蛍光を発光するものを用いる。また、使用
者はレボルバ4を回転させて、所望の対物レンズ5を選
択する。
【0020】つぎに、使用者は、励起フィルタ31a、
ダイクロイックミラー32a、バリアフィルタ33aを
選択する。具体的には、使用者は、ターレット31,3
2,33の外周面31a,32a,33aに記載されて
いる励起フィルタ31a、ダイクロイックミラー32
a、バリアフィルタ33aの種類を確認しながら、外周
面31a,32a,33aに手を当ててターレット3
1,32,33をそれぞれ回転させ、所望の励起フィル
タ31a、ダイクロイックミラー32a、バリアフィル
タ33aを選択して、光軸10または20上に配置す
る。例えば、励起フィルタ31aとして465nm〜4
95nmの光を透過するものを選択して光軸10上に配
置する。バリアフィルタ33aとしては、例えば、51
0nm以上の光を透過するものを選択して光軸20上に
配置する。また、ダイクロイックミラー32aとして
は、例えば、505nmを境にそれ以下の波長を反射
し、505nmよりも大きい波長を透過するものを光軸
10と光軸20の交差する位置に配置する。
【0021】この状態で、光源1から励起光を出射させ
ると、励起光は光軸10に沿って進み、励起光用光学系
1aを通過し、ターレット装置3内へ励起光入射口37
から入射する。励起光は、レンズ35で集光され、励起
フィルタ用ターレット31により光軸10上に選択的に
配置されている励起フィルタ31aによって、465n
m〜495nmの波長光が選択される。465nm〜4
95nmの波長に選択された励起光は、ダイクロイック
ミラー用ターレット32より光軸10と光軸20との交
差する位置に選択的に配置されているダイクロイックミ
ラー32aによって、鉛直下向きに反射され、筐体36
の励起光出射口39から出射される。
【0022】出射された励起光は、光軸20に沿って進
み、対物レンズ5で集光されて、試料に照射される。4
65nm〜495nmの励起光を照射された試料では、
染色している蛍光色素から520nm付近の蛍光が発せ
られる。発せられた蛍光は、対物レンズ5を通過して、
光軸20に沿って進み、ターレット装置3の励起光出射
口39から入射して、ダイクロイックミラー32aに入
射する。ダイクロイックミラー32aは、上述のように
505nmよりも大きい波長を透過するものが選択され
ているので、蛍光はダイクロイックミラー32aを透過
し、さらに光軸20に沿って進み、バリアフィルタ用タ
ーレット33により光軸20上に選択的に配置されてい
るバリアフィルタ33aに入射する。選択的に配置され
ているバリアフィルタ33aは、波長510nm以上の
光を透過するものであるので、蛍光以外の余分な波長5
10nm未満の光が除かれ、波長510nm以上の光の
みが、筐体36の蛍光出射口38から出射される。出射
された蛍光は、観察用鏡筒12内の結像レンズにより結
像され、接眼レンズ7を介して使用者に観察されるか、
もしくは撮像装置用鏡筒8に連結されている撮像装置
(不図示)により撮像される。これにより、使用者は、
試料が発した波長510nm以上の蛍光の像を観察する
ことができる。
【0023】このように波長510nm以上の蛍光の像
を観察した使用者が、この波長の中で波長510nm〜
560nmの範囲に限定した蛍光像を観察したい場合に
は、使用者は、ターレット装置3の筐体36の使用者側
(前面側)から露出されている、バリアフィルタ用ター
レット33の外周面33bに手を当てて、これを回転さ
せる。これにより、現在配置されている波長510nm
以上透過のバリアフィルタ33aに代えて、予めターレ
ット33に搭載されている波長510nm〜560nm
の波長を透過するバリアフィルタ33aを選択し、光軸
20上に配置する。この操作は、バリアフィルタ用ター
レット33を回転させるだけであるため、容易に素早く
行うことができるため、観察の途中で行うことが可能で
ある。これにより、現在観察している波長510nm以
上の蛍光の像を、多少暗くはなるが、波長510nm〜
560nmの波長光に限定した蛍光像に切り替えて観察
することができる。
【0024】また、波長510nm以上の蛍光の像を観
察した使用者が、より明るい蛍光像を望む場合には、使
用者は、ターレット装置3の筐体36の使用者側(前面
側)から露出されている、励起フィルタ用ターレット3
1の外周面31bに手を当てて、これを回転させる。こ
れにより、現在配置されている波長465nmから49
5nm透過の励起フィルタaに代えて、予めターレット
33に搭載されている波長420nm〜495nmを透
過させる励起フィルタ33aを選択し、光軸20上に配
置する。これにより、より明るい蛍光像を観察すること
ができる。この操作は、励起フィルタ用ターレット31
を回転させるだけであるため、容易に素早く行うことが
できるため、観察の途中で行うことが可能である。
【0025】このように、本実施の形態の蛍光顕微鏡で
は、3つのターレット31,32,33にそれぞれ複数
種類の励起フィルタ31a、ダイクロイックミラー32
a、バリアフィルタ33aを搭載したターレット装置を
用いることにより、容易かつ素早く、励起フィルタ31
a、ダイクロイックミラー32a、バリアフィルタ33
aを選択でき、観察中であっても他の波長域の種類のも
のに選択しなおすこともできる。よって、使用者が所望
する波長域の蛍光像を、波長域を切り替えながら観察す
ることが可能である。
【0026】つぎに、本実施の形態のターレット装置3
において、3つのターレット31,32,33からそれ
ぞれ励起フィルタ31a、ダイクロイックミラー32
a、バリアフィルタ33aを交換する手順について説明
する。
【0027】図3に示すように、筐体36の上面の一部
は、取り外し可能なカバー36aとなっている。カバー
を開放すると図5のように、バリアフィルター用ターレ
ット33の上面が一部露出される。バリアフィルタ33
aは、ネジ付きの押さえ管33dによって、枠33cに
取り付けられており、枠33cは2本のネジ51によっ
てバリアフィルタ用ターレット33に固定されている。
よって、バリアフィルタ用ターレット33の上面から、
ネジ付きの押さえ管33dを回転させてはずすことによ
り、バリアフィルタ33aを交換することができる。ま
た、2本のネジ51をはずし、枠33cをターレット3
3からはずすことにより、ダイクロイックミラー32a
の上面が露出される。ダイクロイックミラー32aは、
鉛直上方からターレット32に搭載されているので、露
出されたダイクロイックミラー32aを鉛直上方に取り
出し、別のものに交換することができる。また、励起フ
ィルタ31aは、ネジ付き押さえ管31cによりターレ
ット31に取り付けられているので、ネジ付き押さえ管
31cを回転させてはずすことにより、外周側から励起
フィルタ31aを交換することができる。
【0028】したがって、予め3つのターレット31,
32,33にそれぞれ所望の波長域の6種類の励起フィ
ルタ31a、ダイクロイックミラー32a、バリアフィ
ルタ33aを搭載した場合、3つのターレット31,3
2,33を回転させることにより、最大で216通りの
組み合わせの波長域で、蛍光像を観察することができ
る。
【0029】なお、本実施の形態では、3つのターレッ
ト31,32,33にそれぞれ6種類づつの励起フィル
タ31a、ダイクロイックミラー32a、バリアフィル
タ33aを搭載しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、搭載できるフィルタ等の数をターレット
ごとに、6種類より多くまたは少なくすることも可能で
ある。
【0030】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
試料に照射する励起光の波長域や観察する蛍光の波長域
を、容易に切り替えることのできる蛍光顕微鏡を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の蛍光顕微鏡のターレッ
ト装置の断面図。
【図2】本発明の一実施の形態の蛍光顕微鏡の構成を示
す切り欠き断面図。
【図3】図1のターレット装置の上面図。
【図4】図1のターレット装置の筐体の一部を切り欠い
た上面図。
【図5】図1のターレット装置の筐体のカバーを外した
状態を示す上面図。
【符号の説明】
1…励起光用光源、3…ターレット装置、4…レボル
バ、5…対物レンズ、6…ステージ、7…接眼レンズ、
8…撮像装置用鏡筒、9…透過照明用光源、10…光
軸、11…アーム、12…観察用鏡筒、20…光軸、3
1…励起フィルタ用ターレット、31a…励起フィル
タ、31b…外周面、31c…ネジ付き押さえ管、32
…ダイクロイックミラー用ターレット、32a…ダイク
ロイックミラー、32b…外周面、33…バリアフィル
タ用ターレット、33a…バリアフィルタ、33b…外
周面、33c…枠、33d…ネジ付き押さえ管、34…
軸、34a,34b,34c…ベアリング、34d…中
心、35…レンズ、36…筐体、36a…カバー、37
…励起光入射口、38…蛍光出射口、39…励起光出射
口、51…ネジ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励起光を出射する光源と、試料を搭載する
    ステージと、前記励起光用光学系とステージとの間に配
    置されたターレット部とを有し、 前記ターレット部は、同軸に配置され、各々個別に軸回
    転可能な第1,第2および第3のターレットと、前記第
    1のターレットに搭載された複数の励起フィルタと、前
    記第2のターレットに搭載された複数のダイクロイック
    ミラーと、前記第3のターレットに搭載された複数のバ
    リアフィルタとを含み、 前記第1のターレットは、前記複数の励起フィルタのう
    ちの一つを、前記光源から出射された前記励起光が入射
    する位置に選択的に配置し、前記第2のターレットは、
    前記複数のダイクロイックミラーのうちの一つを、前記
    励起フィルタを通過した前記励起光を前記試料に向けて
    反射する位置に選択的に配置し、前記第3のターレット
    は、前記複数のバリアフィルタのうちの一つを、前記試
    料から発せられた蛍光のうち前記ダイクロイックミラー
    を通過した蛍光が入射する位置に選択的に配置する構成
    であることを特徴とする蛍光顕微鏡。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の蛍光顕微鏡において、前
    記第1,第2および第3のターレットは、それぞれ、外
    周面の一部が、回転の操作を受けるための操作部として
    使用者側に露出され、前記第1,第2および第3のター
    レットの前記操作部は、同一面上に位置することを特徴
    とする蛍光顕微鏡。
  3. 【請求項3】複数の励起フィルタを搭載するための第1
    のターレットと、複数のダイクロイックミラーを搭載す
    るための第2のターレットと、複数のバリアフィルタを
    搭載するための第3のターレットと、前記第1,第2お
    よび第3のターレットを収容する筐体とを有し、 前記筐体は、外部から励起光を入射させるための励起光
    入射口と、前記励起フィルタを通過させた前記励起光を
    外部に出射させるための励起光出射口と、前記バリアフ
    ィルタを通過した蛍光を外部に出射させるための蛍光出
    射口とを備え、 前記第1のターレットは、前記複数の励起フィルタのう
    ちの一つを励起光入射口から入射した前記励起光が入射
    する位置に選択的に配置し、前記第2のターレットは、
    前記複数のダイクロイックミラーのうちの一つを、前記
    励起フィルタを通過した前記励起光を前記励起光出射口
    に向けて反射する位置に選択的に配置し、前記第3のタ
    ーレットは、前記複数のバリアフィルタのうちの一つ
    を、前記励起光出射口から入射した蛍光のうち前記ダイ
    クロイックミラーを通過した蛍光が入射する位置に選択
    的に配置する構成であることを特徴とする蛍光顕微鏡用
    ターレット装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の蛍光顕微鏡用ターレット
    装置であって、前記第1,第2および第3のターレット
    は、同軸に配置され、 前記第1,第2および第3のターレットは、それぞれ、
    外周面の一部が操作部として、前記筐体から使用者側に
    露出され、 前記第1,第2および第3のターレットの前記操作部
    は、同一面上に位置することを特徴とする蛍光顕微鏡用
    ターレット装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の蛍光顕微鏡用ターレット
    装置であって、前記筐体には、前記第1,第2および第
    3のターレットがそれぞれ搭載する前記励起フィルタ、
    前記ダイクロイックミラー、前記バリアフィルタを交換
    するための開口が設けられていることを特徴とする蛍光
    顕微鏡用ターレット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102621119A (zh) * 2012-04-01 2012-08-01 孔令华 多道荧光滤光器立方盒及荧光显微成像系统
JP2013120271A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Olympus Corp 顕微鏡
JP2017227642A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 タイゲン バイオサイエンス コーポレイション 多重チャンネル蛍光検出システムおよびそれを使用する方法
KR101953864B1 (ko) * 2017-09-18 2019-05-23 (주)바이오니아 회전 원통형 필터휠이 구비된 다채널 형광측정기

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