JP2003028921A - 静電破壊試験方法及び試験装置 - Google Patents

静電破壊試験方法及び試験装置

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JP2003028921A
JP2003028921A JP2001218022A JP2001218022A JP2003028921A JP 2003028921 A JP2003028921 A JP 2003028921A JP 2001218022 A JP2001218022 A JP 2001218022A JP 2001218022 A JP2001218022 A JP 2001218022A JP 2003028921 A JP2003028921 A JP 2003028921A
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JP2001218022A
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Noriyuki Kodama
紀行 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDM(デバイス帯電モデル)による静電破
壊の試験に際し、放電回路の寄生インピーダンスを最小
にして放電波形のピーク値を最短時間にすることでもっ
とも破壊しやすい状態で試験することを可能にした試験
方法及び試験装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置等の被試験デバイスDに充電
を行った後、被試験デバイスDの導電ピン1にグラウン
ド電極10を近接ないし接触して被試験デバイスDに充
電された電荷をグラウンド電極10により放電し、放電
された後の被試験デバイスDの特性をチェックするCD
Mによる静電破壊試験方法において、被試験デバイスD
のデバイス容量が最小になるように、被試験デバイスD
の面積が大きい面(パッケージ2の底面)をグラウンド
電極10の表面に対して垂直に向けた状態で試験を行
う。デバイス容量をほぼ最小の容量値とし、放電回路の
寄生インピーダンスを最小にして放電波形のピーク値を
最短時間にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS、バイポー
ラ等の半導体デバイス、電子機器などの、静電気放電耐
性試験装置に関し、特に、これらの破壊耐量を破壊試験
によって決定するための試験方法及び試験装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】半導体デバイスや、ハードディスクドライ
ブなどの電子機器の製造工程中、組み立て工程中では、
静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)で、
部品、素子内に電流が流れることによる、破壊が生じて
いる。そこで、静電気の発生を防ぐための対策や、発生
した静電気を中和するための対策がさまざま試みられて
はいるものの、その対策にも限界があるので、あらかじ
め、半導体デバイスや装置がどの程度静電気放電に対し
て耐量があるかをあらかじめ試験しておき、製造工程内
での静電気発生量の管理をすることで破壊を未然に防ぐ
ことが重要である。また、半導体デバイスの開発段階に
おいては、その静電気放電の耐量を把握して静電気放電
に対する保護回路の改善を行っている。
【0003】ところで、実際に半導体集積回路の搬送時
や電子機器への実装時などにおいて静電破壊が発生する
モード(態様)には、大別してつぎの2つのモードがあ
る。第1のモードは、半導体集積回路自体は静電気は帯
電していないが、静電気が帯電した他の物体が半導体集
積回路の近くに存在する場合に発生するモードである。
すなわち、外部の帯電物体が半導体集積回路の端子に接
触して放電が起こり、これにより半導体集積回路が破壊
するモードである。このモードには、外部帯電物体が人
体や機械である場合が代表的なものとしてあり、それぞ
れ「人体モデル(HBM)」、「機械モデル(MM)」
と呼ばれている。基本回路はCR充放電回路である。人
体モデル法では、C=100pf、R=1.5kΩを使
用している。機械モデル法では、C=200pf、R=
0Ωが一般的である。実際は、放電波形が規定されてい
て、その規程波形になるように、放電回路内にインダク
タンスがそれぞれ付加されていることもある。この種の
半導体要素の試験方法としては、特開平2−25958
5号公報、特開平3−15773号公報、特開平5−1
80899号公報にあげられた試験方法が採用されてい
る。このような試験方法によって試験された半導体要素
の破壊耐量は、破壊電圧或いは絶縁破壊電圧として表示
される。
【0004】一方、前記第1のモードの人体モデル、機
械モデルでは、自動製造ラインや、フィールドでの不良
モードとの相関が低いので、これらのモデルに代わる新
たな第2のモデルが提唱された。これは、半導体デバイ
ス自身が静電気を帯び、その電荷がデバイスのピンから
外部へ急速に放電するモデルで、デバイス帯電モデル
(CDM:Charged Device Model)と呼ばれる。半導体
デバイスの持つ容量は外部からの静電気放電の容量10
0〜200pfに比べ桁違いに小さく(半導体デバイス
の大きさにもよるが通常20pf以下)、低抵抗(R=
1Ω:電流計測用の抵抗)で、低インダクタンス(ピン
やリード、内部配線のインダクタンスの合計で10〜数
10nH程度)なので、放電は1n秒以内という、きわ
めて短時間にピーク電流値が数A〜10Aに達するよう
な高電流の放電が起こる。特に半導体デバイスではその
ESD保護素子が低インピーダンスになって、放電経路
を形成する前に内部被保護回路の電圧が高くなって、半
導体デバイスの絶縁膜(酸化膜)の破壊又は絶縁低下を
引き起こすなど、破壊モードが人体モデルや機械モデル
とは異なっている。この種のデバイス帯電法に関して
は、例えば、前述の特開平5−180899号公報によ
りその基本的な試験方法が開示されている。
【0005】ここでCDMでは、半導体デバイスにおけ
る容量(デバイス容量)は、半導体デバイスの状態、つ
まり、グラウンド面との位置関係によることを考慮して
おく必要がある。この点に関しては、例えば、1996年EO
S/ESD SIMPOSIUM P.54“CDMESD Test Considered Pheno
mena of Division and Reduction of High Voltagein t
heEnvironment ”に記述がある。良く知られているよう
に、半導体デバイスに充電される電荷量Q、印加される
電圧V、及び、容量Cの間には、Q=CVの関係、即
ち、V=Q/Cの関係が成立するから、試験の際におけ
る容量が変化したのでは試験の結果をあらわす破壊電圧
は、実際上、容量との関係が示されない限り正確な値を
表示しているとは言えない。この点に関しては、特許第
2836676号公報には電荷量を算出して破壊耐量と
して決定する試験方法が述べられている。また、第10
回RCJシンポジウム予稿集中の“先端デバイスのため
の静電気放電計測技術と防止対策”には、この点がさら
に明確に指摘されている。すなわち、CDM試験でデバ
イス容量と破壊電荷量の関係を求めること、破壊危険状
態でのデバイス容量を計測して、そのときの破壊電荷を
ライン管理基準値とすること、デバイス容量が計測でき
ない場合や変化する場合には、最小の破壊電荷量を基準
としてライン管理する方法が提案されている。
【0006】また、CDMではデバイス容量に電荷を充
電して放電させるのであるが、その放電経路内にはさま
ざまな寄生インピーダンスが存在して、放電波形を不安
定にする要因になっている。この点に関しては、例え
ば、2000年 EOS/ESD SYMPOSIUM P72 “The Importance
of Standardizing CDM ESD Test Head Parameters toO
btain Data correlation ”に詳細に述べられている。
この論文中では電界誘起CDM試験法(F−CDM)に
関し、図10に示すように、被計測デバイス201を充
電用の電極101の上に置き、この充電用の電極101
に高電圧を与えて被計測デバイス201の内部導体に電
荷を充電する。一方、被計測デバイス201の上部から
ポゴピン102を接触させて放電を行っている。ポゴピ
ン102は絶縁支持板103の表面のグラウンド電極1
04に対してディスク抵抗105を介して接続された状
態で前記絶縁支持板103に支持された構成がとられて
いる。このF−CDMにおいて、ポゴピン102の直径
や、長さ、先端の形状などで放電波形、ピーク電流値が
大きく異なることが述べられており、その一因として、
ポゴピンのインダクタンスがポゴピンごとに異なること
や、測定機器のグラウンド板と被計測デバイスの位置関
係によりデバイス容量が変化することが考えられる。
【0007】また、この方式は放電が気中で発生するた
めに、ポゴピンや被計測デバイスのピン形状が放電に与
える影響も考える必要がある。すなわち、放電は空気の
絶縁耐圧(3E6V/M)以上に電界が高くなると、空
気が低抵抗になって低抵抗の電流経路が導体間に形成さ
れることで起こる。この放電現象は電界強度に対する依
存性が強い。したがって、同じ電圧値でもポゴピン、被
計測デバイスのピンの形状によって電界強度が異なり、
放電経路の形成の様子や経路の抵抗値が異なることも放
電波形が安定しない一因となる。つまり、例え同じポゴ
ピンを用いても、極わずかな位置関係の差や被計測デバ
イスのピンの製造ばらつき等で放電個所が同じ場所にな
らないこともある。さらに、デバイスのピン間隔が狭い
場合に微細なポゴピンを使用するが、放電時の電流のエ
ネルギーによりポゴピン接触先端が溶解あるいは変形し
てしまうことがあり、試験装置としての信頼性を著しく
低下させているという問題点も有る。
【0008】他方、前述の特開平5−180899号公
報には、ピン間で放電を生じさせるのではなく、コンタ
クトピンを被計測デバイスのピンに位置合せし接触させ
てデバイスを充電したのちに、擬似大地金属体を接触さ
せて帯電した電荷を擬似大地金属体に一時的に保持した
上で放電させることで、被計測デバイス中の電荷を瞬時
に放電させる方式が提案されている。しかしながらこの
方式は、寄生インピーダンスを極力押さえるような工夫
がされてはいるもののまだ十分ではなく、実際のグラウ
ンド面に対する放電に比較して波形がなまる可能性が有
る。また、放電が接触により行われ、気体中で行われて
いるわけではないので、実際のフィールドでのESD放
電(実際は湿度や、電極の接近速度に放電が依存する可
能性が有ることなど)を逆に再現しにくくなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、CDM
試験機で半導体デバイスを試験する際には、保護素子が
低インピーダンスになるまでに、100p(ピコ)秒〜
1n(ナノ)秒必要な場合があり、放電の速度(ピーク
の時間的な位置)が早ければ早いほど破壊電荷量が小さ
くなる可能性がある。したがって、放電速度(放電波形
のピーク位置)をできうる限り早くして、もっとも破壊
し易い状態での試験が必要である。そのためにも、試験
装置としては、早い放電速度を実現し得ることが必要で
あるが、放電速度を早くするためには、放電回路の寄生
インダクタンスやインピーダンスをできうる限り低減す
ることが必要である。また、実際のデバイス搬送雰囲気
(温度、湿度)中で搬送速度をもシミュレーションする
ためには気中放電を行うことが必要であり、しかも気中
放電を安定化するためにはピンを使用しないようにする
ことが必要である。さらに、CDM放電の強度や放電が
正常に行えたかをモニタする場合に、ピンを使わない場
合は抵抗値を計測するディスク抵抗を付加することが難
しいためモニタを行うことが難しく、ピンを使わない場
合でのモニタを実現することが必要である。
【0010】本発明の目的は以上のような試験装置に対
する要求を満たし、デバイス帯電モデルによる静電破壊
の試験に際し、放電回路の寄生インピーダンスを最小に
して放電波形のピーク値を最短時間にすることでもっと
も破壊しやすい状態で試験することを可能とし、また、
被試験体の導電ピンに放電用の電極を接触させ、その電
極間の放電を用いることで安定した気中放電を起こして
試験結果を再現性の良いものにすることを可能にし、さ
らにモニタの実現を可能にした静電破壊試験方法及び試
験装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の静電破壊試験方
法は、被試験デバイスに充電を行う工程と、前記被試験
デバイスに充電された電荷をグラウンド電極により放電
する工程と、放電された被試験デバイスの特性をチェッ
クする工程とを含む静電破壊試験方法において、前記被
試験デバイスのデバイス容量が最小になるように、前記
グラウンド電極に対する前記被試験デバイスの方向を設
定可能とする工程を含むことを特徴とする。この場合、
被試験デバイスの方向は、被試験デバイスの面積が大き
い面をグラウンド電極の表面に対して垂直になる方向で
あることを特徴とする。
【0012】本発明の静電破壊試験装置は、被試験デバ
イスに充電を行う手段と、前記被試験デバイスに充電さ
れた電荷を放電するためのグラウンド電極と、前記被試
験デバイスを任意の方向に向けた状態で保持して前記グ
ラウンド電極での放電を行うデバイス保持装置とを備え
る静電破壊試験装置において、前記デバイス保持装置
は、少なくとも前記被試験デバイスを前記グラウンド電
極に近接ないし接触するときに当該被試験デバイスの面
積が大きい面を前記グラウンド電極の表面に対して垂直
に向く方向に設定することが可能に構成されていること
を特徴とする。
【0013】ここで本発明の静電破壊試験装置において
は、次の形態を採用することが好ましい。 (1)グラウンド電極は、少なくとも前記被試験デバイ
スとの間で放電を行う部分が、錘体、柱状体、球面の一
部など、寄生インピーダンスが小さく、かつ放電パルス
の波長に対して十分小さく形成される。 (2)グラウンド電極は、前記被試験デバイスの面積が
大きい面と平行な方向に延びる柱状に形成される。 (3)グラウンド電極と前記被試験デバイスとの間に、
被試験デバイスに接触するコンタクトピンと、当該コン
タクトピンに導通されてグラウンド電極の放電面に近接
配置される放電電極体とを一体的に備える放電電極を備
える。この放電電極体は、錘体、柱状体等の角部がある
形状に形成される。
【0014】また、本発明の静電破壊試験装置は、被試
験デバイスに充電を行う手段と、前記被試験デバイスに
充電された電荷を放電するためのグラウンド電極と、前
記被試験デバイスを任意の方向に向けた状態で保持して
前記グラウンド電極での放電を行うデバイス保持装置と
を備える静電破壊試験装置において、前記被試験デバイ
スがBGA型半導体装置であり、前記グラウンド電極は
前記BGA型半導体装置のボール電極よりも十分に径寸
法の大きな球状又は球面状に形成されていることを特徴
とする。
【0015】以上の本発明の静電破壊試験装置において
は、グラウンド電極と別体に構成され、当該グラウンド
電極に一体的に設けられて前記被試験デバイスに近接な
いし接触されるコンタクト電極と、前記グラウンド電極
とコンタクト電極との間に介挿された放電電流計測用抵
抗とを備える構成とする。あるいは、グラウンド電極と
前記被試験デバイスとの間に生じる放電により生じる放
電電磁波を受信するアンテナを備え、前記アンテナで受
信した放電電磁波強度に基づいて前記放電の放電電流強
度を検出する構成とする。
【0016】本発明によれば、被試験デバイスを放電さ
せるためのグラウンド電極に対して被試験デバイスの面
積の大きな面をグラウンド電極面と垂直に向けること
で、デバイス容量をほぼ最小の容量値とする。また、半
導体装置を放電する際のコンタクト電極を角柱状とする
ことでインダクタンスを低減できる。この場合、コンタ
クト電極の頂点をラウンド加工することでさらにインダ
クタンスを低減する上で有効になる。したがって、同じ
帯電の電荷量とすると、放電電流波形のピーク値が大き
くなり、放電速度を早くし、破壊電荷量としては最小値
が計測できることになる。また、放電電極を利用して被
試験デバイスとグラウンド電極との間で気中放電を行う
ため、実際のデバイス搬送雰囲気でのシミュレーション
が可能になる。さらに、放電により生じる放電電磁波を
受信するアンテナを備えることにより、放電電流計測用
抵抗を使用しなくても放電の強度や放電が正常に行えた
かをモニタすることが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の試験装置の第1の実
施形態の正面図、図2は主要部の側面図である。これら
の図において、接地された導体平板からなるグラウンド
電極10が所定の高さ位置に水平に支持されており、こ
のグラウンド電極10の下面には正面方向の断面が三角
形で頂点がラウンド加工された側面方向に延びる横向き
三角柱状をした高さが数mmの放電用のコンタクト電極
11が一体に形成されている。この場合、図示は省略す
るが、グラウンド電極とコンタクト電極を別部材で構成
し、両者間に放電電流計測用抵抗としてのディスク抵抗
を介挿した状態で両者を一体的に固定した構成としても
よい。このディスク抵抗を介挿することで、後述するよ
うにグラウンド電極10を通して放電される電荷の放電
電流を計測することが可能になる。
【0018】一方、前記グラウンド電極10の下方位置
にはデバイス支持装置20が配設されている。前記デバ
イス支持装置20は、本体部21と、前記本体部から水
平方向に向けて突出されたデバイス支持アーム22の先
端部に設けられたチャック構造のデバイス保持部23
と、同じく前記本体部21から前記デバイス支持アーム
22と平行に突出された充電アーム24の先端部に設け
られた充電電極25と、位置合わせ用CCDカメラ26
とを備えている。前記デバイス保持部23は被測定デバ
イスを保持することが可能とされており、この実施形態
では前記被測定デバイスはデュアルインライン型の半導
体装置Dで例示されている。また前記デバイス保持部2
3は複数本の可動把持爪23aを有しており、当該可動
把持爪23aを動作して前記半導体装置Dの導電ピン1
に接触することがないように半導体装置の樹脂パッケー
ジ部2の周縁部を把持することが可能とされている。な
お、前記デバイス保持部23は、図示は省略するが、ス
プリング等によりデバイス支持アーム22に支持される
とともに圧力センサが内蔵されており、後述するように
半導体装置Dをコンタクト電極11に接触させた状態を
当該圧力センサでの圧力変化によって感知することが可
能である。
【0019】また、前記デバイス支持アーム22及び充
電アーム24は前記本体部21に設けられたXYZθ駆
動機構27により駆動可能とされており、このXYZθ
駆動機構27により前記デバイス保持部23を側面方向
(X方向)に移動するとともに、当該X方向の所定位置
の垂直面内において上下(Y方向)、左右(Z方向)に
駆動するとともに、同面内において回転(θ方向)駆動
することが可能に構成されている。なお、前記デバイス
保持部23は前記した可動把持爪の構成に代えて、図3
に示すように絶縁性の吸着ヘッド23Aで構成してもよ
く、真空吸着によって半導体装置を保持し、かつ垂直面
内に回転駆動するようにしてもよい。
【0020】また、前記充電電極25は前記充電アーム
24によって前記XYZθ駆動機構27の一部により支
持されており、当該XYZθ駆動機構27により充電ア
ーム24の長さ方向に沿って進退可能な構成とされてい
る。特に、充電電極25は進出駆動されたときには、そ
の先端が前記デバイス保持部23により保持された半導
体装置Dの所定の導電ピン1に対して接触することが可
能にされている。
【0021】さらに、前記本体部21には、直流電圧を
発生する電源を備える充電器と、電荷量測定器と、オシ
ロスコープとを内蔵した制御回路装置30が電気接続さ
れている。この制御回路装置30に内蔵された前記充電
器、電荷量測定器、オシロスコープについては既に広く
知られているので詳細な説明は省略するが、少なくとも
重電器は前記充電電極25に電気接続されており、充電
器からの直流電圧を充電電極25を介して半導体装置D
の導電ピン1に供給して半導体装置Dの充電を行うこと
が可能にされている。また、前記制御回路装置30では
前記半導体装置Dにおける充電に際しての電荷量を電荷
量測定器で測定することが可能にされている。さらに、
前記制御回路装置30は前記グラウンド電極10側にも
接続されており、半導体装置Dでの放電に際しての放電
波形をオシロスコープにより測定表示することが可能と
されている。なお、前記CCDカメラ26は、前記コン
タクト電極11の頂点領域及び半導体装置Dの導電ピン
1を撮像することが可能に構成され、前記半導体装置D
とコンタクト電極11との位置合わせを行う際に利用さ
れる。
【0022】以上の構成の試験装置を用いた本発明の試
験方法について説明する。デバイス保持部23において
半導体装置Dを保持するとともに、XYZθ機構駆動2
7により当該半導体装置Dのパッケージ2の底面をグラ
ウンド電極10及びコンタクト電極11に対して垂直方
向に向ける。そして、CCDカメラ26により半導体装
置Dの所要の導電ピン1がコンタクト電極11の頂点に
対向するように位置合わせを行い、接触させる座標を求
めておく。次いで、XYZθ駆動機構27により充電電
極25を前進させて半導体装置Dの所定の導電ピン1に
接触し、充電器からの直流電圧(電圧V)を供給して半
導体装置Dを充電する。また、同時に電荷量測定器で電
荷量を測定する(電荷量Q:半導体装置(デバイス)容
量C=q/Vで求める)。しかる上で、半導体装置Dの
所定の導電ピン1をコンタクト電極11に接近させ、接
触させることで放電を生じさせる。なお、この場合、図
4に示すように、半導体装置Dのコーナ部ではデバイス
容量が最小になるようにXYZθ駆動機構27によりデ
バイス保持部25の回転角度を調整することが好まし
い。その後、半導体装置Dの電気試験を行い正常動作し
ているかどうかチェックする。
【0023】以上の工程が終了すると、充電電圧(した
がって、充電電荷量)を1ステップ高くして前述と同じ
ような工程での試験を行い、最終的に半導体装置が破壊
するまで試験をする。そして、破壊した時の電荷量を破
壊電荷量として記録する。
【0024】このように半導体装置の容量、すなわち被
測定デバイスにおけるデバイスキャパシタンスは、被測
定デバイス(放電用の導電ピンを含めた半導体装置)D
とグラウンド電極10間に形成される容量であるが、前
述のように半導体装置Dの底面をグラウンド電極10に
対して垂直方向に向けて支持することで、ほぼ最小の容
量値となる。また、半導体装置Dを放電する際のコンタ
クト電極11を三角柱状とすることでインダクタンスを
低減でき、さらにコンタクト電極11の頂点をラウンド
加工することでインダクタンスを一層低減する上で有効
になる。したがって、同じ帯電の電荷量とすると、放電
電流波形のピーク値が大きくなり、放電速度を早くし、
破壊電荷量としては最小値が計測できることになる。ま
た、CDM放電の強度や放電が正常に行えたかのモニタ
は、グラウンド電極10に設けたディスク抵抗を利用し
て放電電流を検出することにより行うことが可能であ
る。
【0025】ここで、前記実施形態ではグラウンド電極
を平板で構成した例を示したが、図5に示すように、グ
ラウンド電極10Aを円柱状とすることで、デバイス容
量をさらに低くすることが可能である。グラウンド電極
10Aの形状は、放電パルスの反射成分の影響を受けな
いように十分長く、例えば、放電時間の1n秒に対する
放電長が30cm程度なので、この程度以上の長さにす
ることが好ましい。また、グラウンド電極10Aはイン
ダクタンスを試験に支障のないレベル(数nH程度)ま
で低くするために表面積を広くする必要がある。さら
に、コンタクト電極11Aは円錐状に形成しており、そ
の大きさは、反射などの影響を避けるためにESDパル
スの波長の1/4(5mm程度:集中定数回路として扱
える程度)にする必要がある。この場合にも半導体装置
Dのパッケージ2の底面はグラウンド電極10Aの半導
体装置Dを向いた面に対して垂直な方向に設定すること
でデバイス容量が低減されることは言うまでもない。
【0026】本発明の第2の実施形態を図6を参照して
説明する。この実施形態は被計測デバイスがBGA型の
半導体装置に適用した実施形態である。このBGA型の
半導体装置D1の場合には、半導体装置D1の底面をグ
ラウンド電極と垂直にすることは困難であるが、コンタ
クト電極におけるインダクタンスを低減することを可能
にしている。すなわち、グラウンド電極10Bにはそれ
ぞれ中央に円形の穴を有する導電性の上板12と下板1
3を配設し、これらの上板12と下板13との間にBG
A型半導体装置D1のボール電極1Bの径寸法の数倍の
直径を有する球状のコンタクト電極14を挟み、ボルト
15によって締結して挟持するとともにグラウンド電極
10Bに固定支持した構成とする。この場合、図示は省
略するがコンタクト電極14とグラウンド電極10A間
にディスク抵抗を取り付けて、放電波形を計測できるよ
うにしても良い。また、BGA型半導体装置D1を保持
するデバイス保持部23Bはゴニオメータになってお
り、BGA型半導体装置D1とグラウンド電極10Bの
表面との平行性や、接触の位置合わせが精度良く行なえ
るようになっている。なお、BGA型半導体装置D1に
充電を行うための充電電極や充電器等の構成については
第1の実施形態とほぼ同様であるので説明は省略する。
【0027】この第2の実施形態によれば、BGA型半
導体装置D1に対して充電を行った後、デバイス保持部
23BによりBGA型半導体装置D1をグラウンド電極
10Bに対して平行な状態を保持しながらボール電極1
Bをコンタクト電極14に接近させ、接触して放電を実
行する。このようにコンタクト電極14を球体とするこ
とでインダクタンスを低くし放電位置のばらつきを低減
できるので、計測結果の再現性が増すことになる。すな
わち、ボール電極1Bと球状のコンタクト電極14との
間のように球体間の放電は電界のゆがみが小さく再現性
がよいことによる。この場合、従来例で述べたように、
ESD放電のおきる可能性がある場合のコンタクト電極
との位置関係がわかっている場合は、デバイス支持アー
ムにより当該可能性のある位置に半導体装置を位置固定
して試験することが好ましい。
【0028】本発明の第3の実施形態を図7を参照して
説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例であ
り、半導体装置Dの導電ピン1に放電電極構体40を接
触して放電を行うようにしたものである。放電電極構体
40は絶縁板41の下面側にコンタクト用ピン42を突
出させ、上面側に寄生容量が大きくならない程度の直径
(1mm以内)を有する平板状或いは図示のような球面
状の電極体43を配設し、前記コンタクト用ピン42と
電極体43とを導通させたものである。そして、前記放
電電極構体40の上側にグラウンド電極10を配設して
いる。ここでは、グラウンド電極10の下面に曲率半径
の大きな球面状の放電用電極11Cを一体的に設けて放
電面を形成している。
【0029】この第3の実施形態によれば、半導体装置
Dに対して充電を行った後、半導体装置Dの導電ピン1
に放電電極構体40のコンタクト用ピン42を接触させ
る。そして、半導体装置Dと放電電極構体40を一体的
に上動し、放電電極構体40の上面の電極体43をグラ
ウンド電極10の放電用電極11Cの放電面に近接さ
せ、両者間での放電を発生させる。すなわち、半導体装
置Dの電荷は導電ピン1から放電電極構体40のコンタ
クト用ピン42及び電極体43を経て、グラウンド電極
10の放電用電極11Cを介して放電されることにな
る。これにより、安定した放電ができるので、試験結果
の再現性が増すことになる。また、実際の半導体装置で
は、導電ピンの製造精度が良好ではないこと、また、接
触の位置合わせが精度良くできないことから、放電が生
じる場所の制御が困難になるが、この実施形態によれば
放電の制御性を高く保つことが可能である。さらに、電
極体43と放電用電極11Cとの間での放電は気体中放
電なので、実際のデバイス搬送雰囲気(温度、湿度)中
での搬送速度をもシミュレーションすることが可能にな
る。
【0030】ここで、図8に示すように、前記第3の実
施形態における放電電極構体40の電極体43を円錐或
いは三角錘等の錘体をした電極体43Aとして構成して
もよい。あるいは、三角柱等の角柱状にしてもよい。実
際の放電は、半導体装置の導電ピンのコーナ部分や角部
分で生じる場合が多いはずなので、このように電極体4
3Aを錘体或いは角柱状とすることで、実際の放電に近
い状態で試験することが可能になる。この実施形態にお
いても、第3の実施形態と同様に放電が生じる場所の制
御性を高くすることが可能である。また、この実施形態
においてもグランド電極は第3の実施形態のように放電
面を球面の一部で構成してもよい。
【0031】図9(a),(b)は第4の実施形態の正
面図とグラウンド電極の平面図である。この実施形態で
はグラウンド電極10を平板状に形成し、その上側領域
にデバイス支持装置20を配置したものである。デバイ
ス支持装置20は第1の実施形態のものとほぼ同様であ
る。ここで、前記グラウンド電極10に設けたコンタク
ト電極11Dは平坦な矩形をした導電板で形成されて前
記グラウンド電極10の表面に一体的に設けられてい
る。そのため、グラウンド電極10とコンタクト電極1
1Dとの間にはディスク抵抗等の電流計測用抵抗は存在
していない。その代わりに、前記コンタクト電極11D
から所定距離置いた前記グラウンド電極10の一部には
モノポールアンテナ16が配置され、図外の高感度オシ
ロスコープに電気接続されている。また、この実施形態
では前記モノポールアンテナ16の背後に反射プレート
17が配置されている。
【0032】この第4の実施形態では、半導体装置Dに
対して充電を行った後、デバイス支持装置20のデバイ
ス保持部23により半導体装置Dのパッケージ2の底面
をグラウンド電極10に対して垂直な状態を保持しなが
ら導電ピン1をコンタクト電極11Dに接近させ、接触
して放電を実行する。このとき、グラウンド電極10に
は電流計測用抵抗が存在していないため放電電流によっ
て放電が正常に生じているかチェックすることはできな
いが、放電時にコンタクト電極11Dから放射される放
電電磁波をモノポールアンテナ16で受信し、その放電
電磁波強度を高感度オシロスコープにより計測すること
で、当該チェックを実現することが可能になる。これに
より、電流計測用抵抗が存在しないグラウンド電極を用
いる試験装置での放電状態のチェックが実現可能にな
る。
【0033】なお、以上説明した各実施形態は本発明の
代表例を示したものであり、第1ないし第4の実施形態
及びその変形例を適宜組み合わせることによっても本発
明を実現することが可能であることは言うまでもない。
また、被試験デバイスは前記各実施形態に記載の半導体
装置に限られるものではなく、ハードディスクドライブ
装置等の静電破壊が生じるデバイスにも適用することが
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被試験デ
バイスを放電させるためのグラウンド電極に対して被試
験デバイスの面積の大きな面をグラウンド電極面と垂直
に向けることで、デバイス容量をほぼ最小の容量値とす
ることができ、これにより放電電流波形のピーク値が大
きくなり、放電速度を早くし、破壊電荷量としては最小
値が計測できることになる。また、放電電極を利用して
被試験デバイスとグラウンド電極との間で気中放電を行
うため、実際のデバイス搬送雰囲気でのシミュレーショ
ンが可能になる。さらに、放電により生じる放電電磁波
を受信するアンテナを備えることにより、放電電流計測
用抵抗を使用しなくても放電の強度や放電が正常に行え
たかをモニタすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験装置の第1の実施形態の概略構成
を示す正面図である。
【図2】図1の一部の構成を示す側面図である。
【図3】デバイス保持部の変形例を示す一部の正面図で
ある。
【図4】第1の実施形態での試験状態を示す側面図であ
る。
【図5】第1の実施形態の変形例の正面図である。
【図6】本発明の試験装置の第2の実施形態の概略構成
を示す正面図である。
【図7】本発明の試験装置の第3の実施形態の概略構成
を示す側面図である。
【図8】第3の実施形態の変形例の側面図である。
【図9】本発明の試験装置の第4の実施形態の正面図と
グラウンド電極の平面図である。
【図10】従来の試験装置の一例を示す概念構成図であ
る。
【符号の説明】
D 被試験デバイス(半導体装置) 1 導電ピン 2 パッケージ 10 グラウンド電極 11 コンタクト電極 14 コンタクト電極(球状) 16 モノポールアンテナ 20 デバイス支持装置 21 本体部 22 デバイス支持アーム 23 デバイス保持部 25 充電電極 26 CCDカメラ 27 XYZθ駆動機構 30 制御回路装置 40 放電電極構体 42 コンタクト用ピン 43 電極体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/12 G01R 31/12 Z 31/28 31/30 31/30 31/28 K J Fターム(参考) 2G003 AB01 AC08 AG03 AH05 2G011 AA00 AA03 AA09 AB09 AC31 AE03 AE22 2G015 AA24 CA00 DA04 2G035 AA00 AB01 AC00 AC10 AD00 2G132 AB12 AD01 AF01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイスに充電を行う工程と、前
    記被試験デバイスに充電された電荷をグラウンド電極に
    より放電する工程と、放電された被試験デバイスの特性
    をチェックする工程とを含む静電破壊試験方法におい
    て、前記被試験デバイスのデバイス容量が最小になるよ
    うに、前記グラウンド電極に対する前記被試験デバイス
    の方向を設定可能とする工程を含むことを特徴とする静
    電破壊試験方法。
  2. 【請求項2】 前記被試験デバイスの方向は、前記被試
    験デバイスの面積が大きい面を前記グラウンド電極の表
    面に対して垂直になる方向であることを特徴とする請求
    項1に記載の静電破壊試験方法。
  3. 【請求項3】 被試験デバイスに充電を行う手段と、前
    記被試験デバイスに充電された電荷を放電するためのグ
    ラウンド電極と、前記被試験デバイスを任意の方向に向
    けた状態で保持して前記グラウンド電極での放電を行う
    デバイス保持装置とを備える静電破壊試験装置におい
    て、前記デバイス保持装置は、少なくとも前記被試験デ
    バイスを前記グラウンド電極に近接ないし接触するとき
    に当該被試験デバイスの面積が大きい面を前記グラウン
    ド電極の表面に対して垂直に向く方向に設定することが
    可能に構成されていることを特徴とする静電破壊試験装
    置。
  4. 【請求項4】 前記グラウンド電極は、少なくとも前記
    被試験デバイスとの間で放電を行う部分が、錘体、柱状
    体、球面の一部など、寄生インピーダンスが小さく、か
    つ放電パルスの波長に対して十分小さく形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の静電破壊試験装置。
  5. 【請求項5】 前記グラウンド電極は、前記被試験デバ
    イスの面積が大きい面と平行な方向に延びる柱状に形成
    されていることを特徴とする請求項3に記載の静電破壊
    試験装置
  6. 【請求項6】 前記グラウンド電極と前記被試験デバイ
    スとの間に、前記被試験デバイスに接触するコンタクト
    ピンと、前記コンタクトピンに導通されて前記グラウン
    ド電極の放電面に近接配置される放電電極体とを一体的
    に備える放電電極を備えることを特徴とする請求項3に
    記載の静電破壊試験装置。
  7. 【請求項7】 前記放電電極体は、錘体、柱状体等の角
    部がある形状に形成されていることを特徴とする請求項
    6に記載の静電破壊試験装置。
  8. 【請求項8】 被試験デバイスに充電を行う手段と、前
    記被試験デバイスに充電された電荷を放電するためのグ
    ラウンド電極と、前記被試験デバイスを任意の方向に向
    けた状態で保持して前記グラウンド電極での放電を行う
    デバイス保持装置とを備える静電破壊試験装置におい
    て、前記被試験デバイスがBGA型半導体装置であり、
    前記グラウンド電極は前記BGA型半導体装置のボール
    電極よりも十分に径寸法の大きな球状又は球面状に形成
    されていることを特徴とする静電破壊試験装置。
  9. 【請求項9】 前記グラウンド電極と別体に構成され、
    当該グラウンド電極に一体的に設けられて前記被試験デ
    バイスに近接ないし接触されるコンタクト電極と、前記
    グラウンド電極とコンタクト電極との間に介挿された放
    電電流計測用抵抗とを備えることを特徴とする請求項3
    ないし8のいずれかに記載の静電破壊試験装置。
  10. 【請求項10】 前記グラウンド電極と前記被試験デバ
    イスとの間に生じる放電により生じる放電電磁波を受信
    するアンテナを備え、前記アンテナで受信した放電電磁
    波強度に基づいて前記放電の放電電流強度を検出するこ
    とを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の静
    電破壊試験装置。
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