JP2003028346A - 換気構造 - Google Patents
換気構造Info
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- JP2003028346A JP2003028346A JP2001214827A JP2001214827A JP2003028346A JP 2003028346 A JP2003028346 A JP 2003028346A JP 2001214827 A JP2001214827 A JP 2001214827A JP 2001214827 A JP2001214827 A JP 2001214827A JP 2003028346 A JP2003028346 A JP 2003028346A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、壁体を貫通して設けられる換気構
造において、該換気構造内を通過する騒音をよく吸収で
きる換気構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の換気構造は、壁体１に設けた貫
通孔２に外管３を貫通設置させ、外周面に吸音層４を巻
回した内管５を該外管３内に挿入設置し、該貫通孔２の
室内側に室内側換気口部材６を設けると共に、該貫通孔
２の室外側に室外側換気口部材７を設けたことを特徴と
するものである。
造において、該換気構造内を通過する騒音をよく吸収で
きる換気構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の換気構造は、壁体１に設けた貫
通孔２に外管３を貫通設置させ、外周面に吸音層４を巻
回した内管５を該外管３内に挿入設置し、該貫通孔２の
室内側に室内側換気口部材６を設けると共に、該貫通孔
２の室外側に室外側換気口部材７を設けたことを特徴と
するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内外の換気を行
うために壁体に貫通して設けられる換気構造に係り、特
に消音効果の優れた換気構造に関するものである。
うために壁体に貫通して設けられる換気構造に係り、特
に消音効果の優れた換気構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、消音効果のある換気パイプは公知
である。例えば、特開平２−１６８０９７号公報に開示
された消音パイプは内管と外管との間に吸音材を充填し
たものであるが、この消音パイプは単にそのパイプ構造
を示すものであり、壁体を貫通して設けられる換気構造
を開示するものではない。本発明は壁体を貫通して設け
られる換気構造において、室内外の音が該換気構造を介
してお互いに伝わりにくくしたものである。
である。例えば、特開平２−１６８０９７号公報に開示
された消音パイプは内管と外管との間に吸音材を充填し
たものであるが、この消音パイプは単にそのパイプ構造
を示すものであり、壁体を貫通して設けられる換気構造
を開示するものではない。本発明は壁体を貫通して設け
られる換気構造において、室内外の音が該換気構造を介
してお互いに伝わりにくくしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の換気構造は、
室内外の音が壁体に設けられ換気構造を介してを互いに
伝わるのを如何に少なくするかを、解決すべき課題とす
る。
室内外の音が壁体に設けられ換気構造を介してを互いに
伝わるのを如何に少なくするかを、解決すべき課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、壁体に設けた貫通孔に外管を貫通設置させ、外周面
に吸音層を巻回した内管を該外管内に挿入設置し、該貫
通孔の室内側に室内側換気口部材を設けると共に、該貫
通孔の室外側に室外側換気口部材を設けたことを特徴と
する換気構造である。本発明のこのような換気構造は内
管内を通過する音波が内管、吸音層及び外管によってよ
く吸収されるので室内外の騒音がお互いに伝わりにくい
のである。
は、壁体に設けた貫通孔に外管を貫通設置させ、外周面
に吸音層を巻回した内管を該外管内に挿入設置し、該貫
通孔の室内側に室内側換気口部材を設けると共に、該貫
通孔の室外側に室外側換気口部材を設けたことを特徴と
する換気構造である。本発明のこのような換気構造は内
管内を通過する音波が内管、吸音層及び外管によってよ
く吸収されるので室内外の騒音がお互いに伝わりにくい
のである。
【０００５】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載した換気構造において、内管に吸音層に連通する複数
個の小孔を穿孔したことを特徴とするものである。本発
明はこのような構成にすることにより内管の音波が効率
よく吸音層に吸収されるのである。
載した換気構造において、内管に吸音層に連通する複数
個の小孔を穿孔したことを特徴とするものである。本発
明はこのような構成にすることにより内管の音波が効率
よく吸音層に吸収されるのである。
【０００６】請求項３に記載の換気構造は、請求項２に
記載した換気構造において、小孔の大きさを大小ランダ
ムに形成したことを特徴とするものである。本発明はこ
のように構成することにより、内管内の種々の周波数の
音波を吸音層が一層効率よく吸収するのである。
記載した換気構造において、小孔の大きさを大小ランダ
ムに形成したことを特徴とするものである。本発明はこ
のように構成することにより、内管内の種々の周波数の
音波を吸音層が一層効率よく吸収するのである。
【０００７】請求項４に記載の換気構造は、請求項１乃
至請求項３に記載した換気構造において、外管の外周面
に遮音シ−トのような高比重シ−トを巻回したことを特
徴とするものである。本発明はこの構成のため、外管や
内管自体からの壁体内への音漏れや該壁体からの外管や
内管への音漏れの低減化を図ることができる。
至請求項３に記載した換気構造において、外管の外周面
に遮音シ−トのような高比重シ−トを巻回したことを特
徴とするものである。本発明はこの構成のため、外管や
内管自体からの壁体内への音漏れや該壁体からの外管や
内管への音漏れの低減化を図ることができる。
【０００８】請求項５に記載の換気構造は、請求項１乃
至４に記載した換気構造において、換気通路内に強制換
気を行うための換気扇を設けたことを特徴とするもので
ある。本発明はこの構成のため、室内外の換気を十分に
行いながら、騒音の少ない静かな換気構造を提供でき
る。
至４に記載した換気構造において、換気通路内に強制換
気を行うための換気扇を設けたことを特徴とするもので
ある。本発明はこの構成のため、室内外の換気を十分に
行いながら、騒音の少ない静かな換気構造を提供でき
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
して説明する。図１は本発明の換気構造の第一実施例を
示す側断面図である。図１において、１は壁体、２は該
壁体１に設けた直径１００ｍｍ程度の貫通孔であり該貫
通孔２が室の内外を連通する。同図において、左側が室
内側である。３は該貫通孔２を貫通して設置された円筒
状の直径１００ｍｍ弱程度の外管であり、該外管３の外
周面には遮音シ−トのような高比重シ−ト９が巻回され
ている。５は円筒状の直径７５ｍｍ程度の内管であり、
該内管５には直径１ｍｍ〜７ｍｍ程度の大小の小孔８が
ランダムに複数個穿孔されている。内管５の外周面には
グラスウ−ル等の多孔質の発泡体で構成した吸音層４が
巻回されている。吸音層４を巻回した内管５の両端に
は、室内側吸音層保護管１１と室外側吸音層保護管１２
とが該吸音層４の外周面全長を包むよう設けられてい
る。６は室内側換気口部材、７は室外側換気口部材であ
り、室内側換気口部材６は外管３の内面及び室内側吸音
層保護管１１の外面に嵌合装着されると共に、水平方向
にスライドして室内側換気口部を開閉する蓋１３と該蓋
１３をスライド自在に支承するシリンダ−体１４と該シ
リンダ−体１４を室内側換気口部材６の内面に支承する
複数個のア−ム（図示せず）とを有している。１５は室
内側換気口部材６内に設けた防虫網である。室外側換気
口部材７は外管３の内面及び室外側吸音層保護管１２の
外面に嵌合装着される支持管１６と該支持管１６に係合
固定される外側フ−ド１７と該外側フ−ド１７の下面開
口部に設けた防虫網１８とを設けている。
して説明する。図１は本発明の換気構造の第一実施例を
示す側断面図である。図１において、１は壁体、２は該
壁体１に設けた直径１００ｍｍ程度の貫通孔であり該貫
通孔２が室の内外を連通する。同図において、左側が室
内側である。３は該貫通孔２を貫通して設置された円筒
状の直径１００ｍｍ弱程度の外管であり、該外管３の外
周面には遮音シ−トのような高比重シ−ト９が巻回され
ている。５は円筒状の直径７５ｍｍ程度の内管であり、
該内管５には直径１ｍｍ〜７ｍｍ程度の大小の小孔８が
ランダムに複数個穿孔されている。内管５の外周面には
グラスウ−ル等の多孔質の発泡体で構成した吸音層４が
巻回されている。吸音層４を巻回した内管５の両端に
は、室内側吸音層保護管１１と室外側吸音層保護管１２
とが該吸音層４の外周面全長を包むよう設けられてい
る。６は室内側換気口部材、７は室外側換気口部材であ
り、室内側換気口部材６は外管３の内面及び室内側吸音
層保護管１１の外面に嵌合装着されると共に、水平方向
にスライドして室内側換気口部を開閉する蓋１３と該蓋
１３をスライド自在に支承するシリンダ−体１４と該シ
リンダ−体１４を室内側換気口部材６の内面に支承する
複数個のア−ム（図示せず）とを有している。１５は室
内側換気口部材６内に設けた防虫網である。室外側換気
口部材７は外管３の内面及び室外側吸音層保護管１２の
外面に嵌合装着される支持管１６と該支持管１６に係合
固定される外側フ−ド１７と該外側フ−ド１７の下面開
口部に設けた防虫網１８とを設けている。
【００１０】図１の実線で示した蓋１３は室内側換気口
部を閉じている状態を示すものであり、室内を換気する
ときは、蓋１３を手動又は電動で同図点線で示す如く左
側にスライドさせるのである。この状態で室内外の空気
が内管５を行き来し、換気されるのである。この実施例
では換気扇を設けていないので自然換気となるが勿論第
二実施例で示すように換気扇１０を設けてもよい。換気
最中において室内の騒音又は室外の騒音が内管５を通過
するとき、即ち音波が内管５を通過するとき該音波は内
管５にぶつかり、或いは、大小の小孔８を貫通して吸音
層４にぶつかり吸収され消音されるのである。このと
き、高比重シ−ト９は内管５内の音波が壁体１内に伝わ
るのを（音漏れを）低減し、同時に、壁体１自体からの
騒音振動等が外管３や内管５に伝わるのを低減するので
ある。また、防虫網１５、１８は換気中において、或い
は換気休止のときにおいて、虫やゴミが室内に侵入する
のを防いでいる。
部を閉じている状態を示すものであり、室内を換気する
ときは、蓋１３を手動又は電動で同図点線で示す如く左
側にスライドさせるのである。この状態で室内外の空気
が内管５を行き来し、換気されるのである。この実施例
では換気扇を設けていないので自然換気となるが勿論第
二実施例で示すように換気扇１０を設けてもよい。換気
最中において室内の騒音又は室外の騒音が内管５を通過
するとき、即ち音波が内管５を通過するとき該音波は内
管５にぶつかり、或いは、大小の小孔８を貫通して吸音
層４にぶつかり吸収され消音されるのである。このと
き、高比重シ−ト９は内管５内の音波が壁体１内に伝わ
るのを（音漏れを）低減し、同時に、壁体１自体からの
騒音振動等が外管３や内管５に伝わるのを低減するので
ある。また、防虫網１５、１８は換気中において、或い
は換気休止のときにおいて、虫やゴミが室内に侵入する
のを防いでいる。
【００１１】図２は本発明に係る換気構造の第二実施例
を示す側断面図、図３は上記第二実施例における換気構
造の横断面図である。該第二実施例は室内側換気口部材
６及び室外側換気口部材７を内管５に直接取り付けたも
のであり、室内側換気口部材６には常時開口している開
口部１９を設けると共に、換気扇１０を設けている。そ
の他の構成及び作用効果は、前記第一実施例と同様であ
る
を示す側断面図、図３は上記第二実施例における換気構
造の横断面図である。該第二実施例は室内側換気口部材
６及び室外側換気口部材７を内管５に直接取り付けたも
のであり、室内側換気口部材６には常時開口している開
口部１９を設けると共に、換気扇１０を設けている。そ
の他の構成及び作用効果は、前記第一実施例と同様であ
る
【００１２】
【発明の効果】請求項１に記載した換気構造は、壁体１
に設けた貫通孔２に外管３を貫通設置させ、外周面に吸
音層４を巻回した内管５を該外管３内に挿入設置し、該
貫通孔２の室内側に室内側換気口部材６を設けると共
に、該貫通孔２の室外側に室外側換気口部材７を設けた
ことを特徴とする換気構造である。このような換気構造
においては内管５内を通過する音波が内管５、吸音層４
及び外管３によってよく吸収されるので室内外の騒音が
お互いに伝わりにくいという効果がある。
に設けた貫通孔２に外管３を貫通設置させ、外周面に吸
音層４を巻回した内管５を該外管３内に挿入設置し、該
貫通孔２の室内側に室内側換気口部材６を設けると共
に、該貫通孔２の室外側に室外側換気口部材７を設けた
ことを特徴とする換気構造である。このような換気構造
においては内管５内を通過する音波が内管５、吸音層４
及び外管３によってよく吸収されるので室内外の騒音が
お互いに伝わりにくいという効果がある。
【００１３】請求項２に記載した換気構造は、請求項１
に記載した換気構造において、内管５に吸音層４に連通
する複数個の小孔８を穿孔したことを特徴とするもので
ある。このような構成にすることにより内管５の音波が
効率よく吸音層４に吸収されるのである。
に記載した換気構造において、内管５に吸音層４に連通
する複数個の小孔８を穿孔したことを特徴とするもので
ある。このような構成にすることにより内管５の音波が
効率よく吸音層４に吸収されるのである。
【００１４】請求項３に記載した換気構造は、請求項２
に記載した換気構造において、小孔８の大きさを大小ラ
ンダムに形成したことを特徴とするものである。このよ
うに構成することにより、内管５内のいろいろの周波数
の音波を、内管５、小孔８及び吸音層４が協同してよく
吸収するのである。
に記載した換気構造において、小孔８の大きさを大小ラ
ンダムに形成したことを特徴とするものである。このよ
うに構成することにより、内管５内のいろいろの周波数
の音波を、内管５、小孔８及び吸音層４が協同してよく
吸収するのである。
【００１５】請求項４に記載した換気構造は、請求項１
乃至請求項３に記載した換気構造において、外管３の外
周面に遮音シ−トのような高比重シ−ト９を巻回したこ
とを特徴とするものである。この構成のため、外管３や
内管５自体からの壁体１内への音漏れや該壁体１からの
外管３や内管５への音漏れの低減化を図ることができ
る。
乃至請求項３に記載した換気構造において、外管３の外
周面に遮音シ−トのような高比重シ−ト９を巻回したこ
とを特徴とするものである。この構成のため、外管３や
内管５自体からの壁体１内への音漏れや該壁体１からの
外管３や内管５への音漏れの低減化を図ることができ
る。
【００１６】請求項５に記載した換気構造は、請求項１
乃至４に記載した換気構造において、換気通路内に強制
換気を行うための換気扇１０を設けたことを特徴とする
ものである。この構成のため、室内外の換気を十分に行
いながら、騒音の少ない静かな換気構造を提供できる。
乃至４に記載した換気構造において、換気通路内に強制
換気を行うための換気扇１０を設けたことを特徴とする
ものである。この構成のため、室内外の換気を十分に行
いながら、騒音の少ない静かな換気構造を提供できる。
【図１】本発明に係る換気構造の第一実施例を示す側断
面図である。
面図である。
【図２】本発明に係る換気構造の第二実施例を示す側断
面図である。
面図である。
【図３】上記第二実施例における換気管の横断面図であ
る。
る。
１ 壁体
２ 貫通孔
３ 外管
４ 吸音層
５ 内管
６ 室内側換気口部材
７ 室外側換気口部材
８ 小孔
９ 高比重シ−ト
１０ 換気扇
１１ 室内側吸音層保護管
１２ 室外側吸音層保護管
１３ 蓋
１４ シリンダ−体
１５ 防虫網
１６ 支持管
１７ 外側フ−ド
１８ 防虫網
１９ 開口部
Claims (5)
- 【請求項１】 壁体に設けた貫通孔に外管を貫通設置さ
せ、外周面に吸音層を巻回した内管を該外管内に挿入設
置し、該貫通孔の室内側に室内側換気口部材を設けると
共に、該貫通孔の室外側に室外側換気口部材を設けたこ
とを特徴とする換気構造。 - 【請求項２】 上記内管に吸音層に連通する複数個の小
孔を穿孔したことを特徴とする請求項１記載の換気構
造。 - 【請求項３】 上記小孔の大きさを大小ランダムに形成
したことを特徴とする請求項２記載の換気構造。 - 【請求項４】 上記外管の外周面に遮音シ−トのような
高比重シ−トを巻回したことを特徴とする請求項１乃至
請求項３記載の換気構造。 - 【請求項５】 上記換気通路内に強制換気を行うための
換気扇を設けたことを特徴とすることを請求項１乃至４
に記載の換気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214827A JP2003028346A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214827A JP2003028346A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 換気構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003028346A true JP2003028346A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19049583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001214827A Pending JP2003028346A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 換気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003028346A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007322043A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 吸音パイプ |
| KR101259099B1 (ko) * | 2011-07-15 | 2013-04-29 | 삼성중공업 주식회사 | 환기 구조를 가진 벽체 및 이를 구비한 선박 |
| RU2728398C1 (ru) * | 2019-10-18 | 2020-07-29 | Акционерное общество "Тион Умный микроклимат" | Устройство для организации вентиляционного канала и входная решетка устройства для организации вентиляционного канала |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001214827A patent/JP2003028346A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007322043A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 吸音パイプ |
| KR101259099B1 (ko) * | 2011-07-15 | 2013-04-29 | 삼성중공업 주식회사 | 환기 구조를 가진 벽체 및 이를 구비한 선박 |
| RU2728398C1 (ru) * | 2019-10-18 | 2020-07-29 | Акционерное общество "Тион Умный микроклимат" | Устройство для организации вентиляционного канала и входная решетка устройства для организации вентиляционного канала |
| WO2021076012A1 (ru) * | 2019-10-18 | 2021-04-22 | Акционерное общество "Тион Умный микроклимат" | Устройство и решетка для организации вентиляционного канала |
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