JP2003028013A - 船外機の吸気構造 - Google Patents
船外機の吸気構造Info
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンパクト化を図った船外機の吸気構造を提供
するにある。 【解決手段】シリンダヘッド15、シリンダブロック1
6およびクランクケース17を有し、一対のシリンダブ
ロック16をV型に配置することによりシリンダブロッ
ク16間にVバンクを形成すると共に、内部にクランク
シャフト4を略垂直に配置したバーティカル型の4サイ
クルV型エンジン3を備え、このエンジン3の周囲をエ
ンジンカバー8で覆った船外機1において、シリンダブ
ロック16の外側とエンジンカバー8内側との間の空間
に吸気チャンバ35を配置すると共に、この吸気チャン
バ35とシリンダブロック16との間の空間に排気通路
24を配置する一方、クランクケース17前方のエンジ
ンカバー8内側との間の空間にエンジン補器37,3
9,40を配置したものである。
するにある。 【解決手段】シリンダヘッド15、シリンダブロック1
6およびクランクケース17を有し、一対のシリンダブ
ロック16をV型に配置することによりシリンダブロッ
ク16間にVバンクを形成すると共に、内部にクランク
シャフト4を略垂直に配置したバーティカル型の4サイ
クルV型エンジン3を備え、このエンジン3の周囲をエ
ンジンカバー8で覆った船外機1において、シリンダブ
ロック16の外側とエンジンカバー8内側との間の空間
に吸気チャンバ35を配置すると共に、この吸気チャン
バ35とシリンダブロック16との間の空間に排気通路
24を配置する一方、クランクケース17前方のエンジ
ンカバー8内側との間の空間にエンジン補器37,3
9,40を配置したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機の吸気構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機は、エンジンの周囲に吸気装置を
構成するスロットルボディや、吸気チャンバおよびこの
吸気チャンバから各気筒に延びる吸気管等を配置してい
る。
構成するスロットルボディや、吸気チャンバおよびこの
吸気チャンバから各気筒に延びる吸気管等を配置してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、船外機
のエンジンはその周囲がエンジンカバーによって覆われ
ているため、吸気装置のレイアウトに十分な考慮を払わ
ないと吸気装置がエンジンから外方向に張り出し、エン
ジンのコンパクト化を疎外したり、デッドスペースを増
やしたりする結果となる。
のエンジンはその周囲がエンジンカバーによって覆われ
ているため、吸気装置のレイアウトに十分な考慮を払わ
ないと吸気装置がエンジンから外方向に張り出し、エン
ジンのコンパクト化を疎外したり、デッドスペースを増
やしたりする結果となる。
【0004】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、コンパクト化を図った船外機の吸気構造を提供
することを目的とする。
もので、コンパクト化を図った船外機の吸気構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船外機の吸
気構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、シリンダヘッド、シリンダブロックお
よびクランクケースを有し、一対の上記シリンダブロッ
クをV型に配置することにより上記シリンダブロック間
にVバンクを形成すると共に、内部にクランクシャフト
を略垂直に配置したバーティカル型の4サイクルV型エ
ンジンを備え、このエンジンの周囲をエンジンカバーで
覆った船外機において、上記シリンダブロックの外側と
上記エンジンカバー内側との間の空間に吸気チャンバを
配置すると共に、この吸気チャンバと上記シリンダブロ
ックとの間の空間に排気通路を配置する一方、上記クラ
ンクケース前方の上記エンジンカバー内側との間の空間
にエンジン補器を配置したものである。
気構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、シリンダヘッド、シリンダブロックお
よびクランクケースを有し、一対の上記シリンダブロッ
クをV型に配置することにより上記シリンダブロック間
にVバンクを形成すると共に、内部にクランクシャフト
を略垂直に配置したバーティカル型の4サイクルV型エ
ンジンを備え、このエンジンの周囲をエンジンカバーで
覆った船外機において、上記シリンダブロックの外側と
上記エンジンカバー内側との間の空間に吸気チャンバを
配置すると共に、この吸気チャンバと上記シリンダブロ
ックとの間の空間に排気通路を配置する一方、上記クラ
ンクケース前方の上記エンジンカバー内側との間の空間
にエンジン補器を配置したものである。
【0006】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記エンジンの上部にチャン
バ状の膨大室を扁平配置し、上記左右の吸気チャンバの
上部をこの膨大室によって連通させたものである。
求項2に記載したように、上記エンジンの上部にチャン
バ状の膨大室を扁平配置し、上記左右の吸気チャンバの
上部をこの膨大室によって連通させたものである。
【0007】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記クランクケース前方の
上記エンジンカバー内側との間の空間にスタータモータ
を配置すると共に、上記クランクケースおよび上記左右
の吸気チャンバ前方の上記エンジンカバー内側との間に
形成される空間にベーパーセパレータおよび電装品ボッ
クスを配置したものである。
請求項3に記載したように、上記クランクケース前方の
上記エンジンカバー内側との間の空間にスタータモータ
を配置すると共に、上記クランクケースおよび上記左右
の吸気チャンバ前方の上記エンジンカバー内側との間に
形成される空間にベーパーセパレータおよび電装品ボッ
クスを配置したものである。
【0008】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、上記吸気チャンバをそ
の下部が上記エンジンの下部と略同一面になるように配
置したものである。
に、請求項4に記載したように、上記吸気チャンバをそ
の下部が上記エンジンの下部と略同一面になるように配
置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明を適用した船外機の実施
形態を示す右側面図である。図1に示すように、この船
外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ
2の上方に4サイクルエンジン3が設置される。なお、
このエンジン3はその内部にクランクシャフト4を略垂
直に配置したバーティカル(縦)型のエンジンである。
形態を示す右側面図である。図1に示すように、この船
外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ
2の上方に4サイクルエンジン3が設置される。なお、
このエンジン3はその内部にクランクシャフト4を略垂
直に配置したバーティカル(縦)型のエンジンである。
【0011】エンジンホルダ2の下方には潤滑オイル
(図示せず)を貯留するオイルパン5が配置されると共
に、例えば船外機1にはブラケット装置6が取り付けら
れ、このブラケット装置6を介して船外機1が船舶7の
トランサム7aに装着される。
(図示せず)を貯留するオイルパン5が配置されると共
に、例えば船外機1にはブラケット装置6が取り付けら
れ、このブラケット装置6を介して船外機1が船舶7の
トランサム7aに装着される。
【0012】エンジン3、エンジンホルダ2およびオイ
ルパン5の周囲はエンジンカバー8によって覆われる。
エンジンカバー8は、エンジン3下部、エンジンホルダ
2およびオイルパン5の周囲を覆うロアカバー8aと、
エンジン3上部を覆うアッパーカバー8bとに大きく二
分割されて構成される。
ルパン5の周囲はエンジンカバー8によって覆われる。
エンジンカバー8は、エンジン3下部、エンジンホルダ
2およびオイルパン5の周囲を覆うロアカバー8aと、
エンジン3上部を覆うアッパーカバー8bとに大きく二
分割されて構成される。
【0013】オイルパン5の下部にはドライブシャフト
ハウジング9が設置される。エンジンホルダ2、オイル
パン5およびドライブシャフトハウジング9内にはエン
ジン3の出力軸であるドライブシャフト10が略垂直に
配置され、その上端部がクランクシャフト4の下端部に
連結される。ドライブシャフト10はドライブシャフト
ハウジング9内を下方に向かって延び、ドライブシャフ
トハウジング9の下部に設けられたギヤケース11内の
ベベルギヤ12およびプロペラシャフト13を介して推
進装置であるプロペラ14を駆動するように構成され
る。
ハウジング9が設置される。エンジンホルダ2、オイル
パン5およびドライブシャフトハウジング9内にはエン
ジン3の出力軸であるドライブシャフト10が略垂直に
配置され、その上端部がクランクシャフト4の下端部に
連結される。ドライブシャフト10はドライブシャフト
ハウジング9内を下方に向かって延び、ドライブシャフ
トハウジング9の下部に設けられたギヤケース11内の
ベベルギヤ12およびプロペラシャフト13を介して推
進装置であるプロペラ14を駆動するように構成され
る。
【0014】図2は、エンジン3の右側面図であり、そ
の一部を断面で示す。また、図3はエンジン3の平面図
である。図2および図3に示すように、この船外機1の
エンジン3は、例えばシリンダヘッド15、シリンダブ
ロック16およびクランクケース17等を組み合わせて
構成された水冷サイクルV型6気筒エンジンであり、一
対のシリンダブロック16を平面視でV型に配置するこ
とによりシリンダブロック16間にVバンクを形成す
る。
の一部を断面で示す。また、図3はエンジン3の平面図
である。図2および図3に示すように、この船外機1の
エンジン3は、例えばシリンダヘッド15、シリンダブ
ロック16およびクランクケース17等を組み合わせて
構成された水冷サイクルV型6気筒エンジンであり、一
対のシリンダブロック16を平面視でV型に配置するこ
とによりシリンダブロック16間にVバンクを形成す
る。
【0015】エンジン3の最前部、図2および図3にお
いては最も右側に配置されるクランクケース17の後方
(左側)には左右一対のシリンダブロック16が船外機
1の幅方向に広がるV字型に配置される。また、各シリ
ンダブロック16の後方にはシリンダヘッド15がそれ
ぞれ配置される。そして、図2に示すように、クランク
ケース17、シリンダブロック16およびシリンダヘッ
ド15の下面は同一の平面上に形成される。
いては最も右側に配置されるクランクケース17の後方
(左側)には左右一対のシリンダブロック16が船外機
1の幅方向に広がるV字型に配置される。また、各シリ
ンダブロック16の後方にはシリンダヘッド15がそれ
ぞれ配置される。そして、図2に示すように、クランク
ケース17、シリンダブロック16およびシリンダヘッ
ド15の下面は同一の平面上に形成される。
【0016】クランクケース17とシリンダブロック1
6との合せ面にはクランクシャフト4が略垂直に軸支さ
れる。また、各シリンダブロック16内にはそれぞれ三
つずつのシリンダ18が上下方向に略水平に並んで形成
され、シリンダ18内にはピストン19がシリンダ18
の軸線上を軸方向に摺動自在に挿入される。さらに、ク
ランクシャフト4とピストン19とがコンロッド20に
よって連結され、ピストン19の往復ストロークがクラ
ンクシャフト4の回転運動に変換されるようになってい
る。
6との合せ面にはクランクシャフト4が略垂直に軸支さ
れる。また、各シリンダブロック16内にはそれぞれ三
つずつのシリンダ18が上下方向に略水平に並んで形成
され、シリンダ18内にはピストン19がシリンダ18
の軸線上を軸方向に摺動自在に挿入される。さらに、ク
ランクシャフト4とピストン19とがコンロッド20に
よって連結され、ピストン19の往復ストロークがクラ
ンクシャフト4の回転運動に変換されるようになってい
る。
【0017】シリンダヘッド15にはシリンダ18に整
合する燃焼室21が形成され、その外方から図示しない
点火プラグが結合される。また、シリンダヘッド15内
には燃焼室21に繋がる吸気ポート22や排気ポート2
3も形成される。排気ポート23は、図3に示すよう
に、左右のシリンダブロック16外側に形成された排気
通路24に接続されると共に、吸気ポート22は左右の
シリンダブロック16内側に形成されるVバンク内に向
かって延びる。
合する燃焼室21が形成され、その外方から図示しない
点火プラグが結合される。また、シリンダヘッド15内
には燃焼室21に繋がる吸気ポート22や排気ポート2
3も形成される。排気ポート23は、図3に示すよう
に、左右のシリンダブロック16外側に形成された排気
通路24に接続されると共に、吸気ポート22は左右の
シリンダブロック16内側に形成されるVバンク内に向
かって延びる。
【0018】さらに、シリンダヘッド15内には両ポー
ト22,23を開閉する吸気バルブ25および排気バル
ブ26が配置され、シリンダヘッド15の後部にはこれ
らのバルブ25,26を開閉させる二本の動弁用(吸気
用および排気用)カムシャフト27がクランクシャフト
4と平行に配置される。そして、シリンダヘッド15は
シリンダヘッドカバー28によって覆われる。
ト22,23を開閉する吸気バルブ25および排気バル
ブ26が配置され、シリンダヘッド15の後部にはこれ
らのバルブ25,26を開閉させる二本の動弁用(吸気
用および排気用)カムシャフト27がクランクシャフト
4と平行に配置される。そして、シリンダヘッド15は
シリンダヘッドカバー28によって覆われる。
【0019】図2に示すように、クランクシャフト4の
上端はエンジン3の上方に突出し、この突出部にフライ
ホイール29および詳細には図示しない発電用のマグネ
ト装置が設けられる。また、フライホイール29の周縁
部にはスタータドリブンギヤ30が形成される。
上端はエンジン3の上方に突出し、この突出部にフライ
ホイール29および詳細には図示しない発電用のマグネ
ト装置が設けられる。また、フライホイール29の周縁
部にはスタータドリブンギヤ30が形成される。
【0020】一方、エンジン3の下部とエンジンホルダ
2の上面との間の空間には、クランクシャフト4の回転
をカムシャフト27に伝達してカムシャフト27を回転
駆動させるカムシャフト駆動機構31が設けられる。こ
のカムシャフト駆動機構31は、例えばチェーン駆動方
式であり、クランクシャフト4の下端に形成されたタイ
ミングスプロケット32と、二本のカムシャフト27の
下端に設けられたカムスプロケット33と、これらのス
プロケット32,33の周囲に巻装されたタイミングチ
ェーン34とから構成される。
2の上面との間の空間には、クランクシャフト4の回転
をカムシャフト27に伝達してカムシャフト27を回転
駆動させるカムシャフト駆動機構31が設けられる。こ
のカムシャフト駆動機構31は、例えばチェーン駆動方
式であり、クランクシャフト4の下端に形成されたタイ
ミングスプロケット32と、二本のカムシャフト27の
下端に設けられたカムスプロケット33と、これらのス
プロケット32,33の周囲に巻装されたタイミングチ
ェーン34とから構成される。
【0021】シリンダブロック16の、船外機1の幅方
向外側には左右一対の吸気チャンバ35が配置される。
吸気チャンバ35は、図示しない外気取り入れ口を有す
ると共に、図2に示すように、その下部がエンジン3の
下部と略同一面になるように配置される。また、吸気チ
ャンバ35とシリンダブロック16との間に形成される
空間に前記排気通路24が配置される。
向外側には左右一対の吸気チャンバ35が配置される。
吸気チャンバ35は、図示しない外気取り入れ口を有す
ると共に、図2に示すように、その下部がエンジン3の
下部と略同一面になるように配置される。また、吸気チ
ャンバ35とシリンダブロック16との間に形成される
空間に前記排気通路24が配置される。
【0022】さらに、エンジン3の上部には扁平配置さ
れたチャンバ状の膨大室36が設けられ、左右の吸気チ
ャンバ35の上部はこの膨大室36によって連通され
る。
れたチャンバ状の膨大室36が設けられ、左右の吸気チ
ャンバ35の上部はこの膨大室36によって連通され
る。
【0023】クランクケース17前方のエンジンカバー
8内側との間に形成される空間にはエンジン補器である
スタータモータ37が配置される。スタータモータ37
の上部からはスタータドライブギヤ(図示せず)を備え
たスタータドライブシャフト38が上方に向かって突出
し、スタータドライブギヤがフライホイール29の周縁
部に形成された前記スタータドリブンギヤ30に作動連
結する。
8内側との間に形成される空間にはエンジン補器である
スタータモータ37が配置される。スタータモータ37
の上部からはスタータドライブギヤ(図示せず)を備え
たスタータドライブシャフト38が上方に向かって突出
し、スタータドライブギヤがフライホイール29の周縁
部に形成された前記スタータドリブンギヤ30に作動連
結する。
【0024】さらに、図3に示すように、クランクケー
ス17および左右の吸気チャンバ35前方のエンジンカ
バー8内側との間に形成される空間にはベーパーセパレ
ータ39や電装品ボックス40等のエンジン補器がそれ
ぞれ配置される。
ス17および左右の吸気チャンバ35前方のエンジンカ
バー8内側との間に形成される空間にはベーパーセパレ
ータ39や電装品ボックス40等のエンジン補器がそれ
ぞれ配置される。
【0025】2図および図3に示すように、左右の吸気
チャンバ35の後部からは吸気管41が両シリンダブロ
ック16および両シリンダヘッド15の側部とエンジン
カバー8との間の空間を前後方向に延び、さらに両シリ
ンダヘッドカバー28の後部を回ってシリンダヘッド1
5の吸気ポート22に接続される。図2に示すように、
左右の吸気管41は上下方向に互い違いに交差するよう
に並列配置され、各吸気ポート22に接続される。ま
た、各吸気管41の吸気ポート22への接続部直前には
フューエルインジェクタ42を備えたスロットルボディ
43がそれぞれ設けられる。
チャンバ35の後部からは吸気管41が両シリンダブロ
ック16および両シリンダヘッド15の側部とエンジン
カバー8との間の空間を前後方向に延び、さらに両シリ
ンダヘッドカバー28の後部を回ってシリンダヘッド1
5の吸気ポート22に接続される。図2に示すように、
左右の吸気管41は上下方向に互い違いに交差するよう
に並列配置され、各吸気ポート22に接続される。ま
た、各吸気管41の吸気ポート22への接続部直前には
フューエルインジェクタ42を備えたスロットルボディ
43がそれぞれ設けられる。
【0026】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0027】左右一対のシリンダブロック16を船外機
1の幅方向に広がるV字型に配置することによりシリン
ダブロック16の、船外機1の幅方向外側とエンジンカ
バー8内側との間の空間にデッドスペースが生じる。そ
こで、それらのデッドスペースに左右一対の吸気チャン
バ35を配置すれば、吸気チャンバ35の容量を十分に
確保しながらもエンジンカバー8内のスペースを有効に
利用できる。
1の幅方向に広がるV字型に配置することによりシリン
ダブロック16の、船外機1の幅方向外側とエンジンカ
バー8内側との間の空間にデッドスペースが生じる。そ
こで、それらのデッドスペースに左右一対の吸気チャン
バ35を配置すれば、吸気チャンバ35の容量を十分に
確保しながらもエンジンカバー8内のスペースを有効に
利用できる。
【0028】また、シリンダブロック16の外側に吸気
チャンバ35を配置することにより吸気チャンバ35と
シリンダブロック16との間にさらなるデッドスペース
が生じるが、これらのデッドスペースに排気通路24を
配置することによりスペースを有効に利用できる。
チャンバ35を配置することにより吸気チャンバ35と
シリンダブロック16との間にさらなるデッドスペース
が生じるが、これらのデッドスペースに排気通路24を
配置することによりスペースを有効に利用できる。
【0029】さらに、シリンダブロック16の外側に吸
気チャンバ35を配置することによりクランクケース1
7前方のエンジンカバー8内側との間にデッドスペース
が生じるが、これらのデッドスペースにエンジン補器3
7,39,40を配置することによりスペースを有効に
利用できる。
気チャンバ35を配置することによりクランクケース1
7前方のエンジンカバー8内側との間にデッドスペース
が生じるが、これらのデッドスペースにエンジン補器3
7,39,40を配置することによりスペースを有効に
利用できる。
【0030】さらにまた、エンジン3の上部とエンジン
カバー8内側との間に生じるデッドスペースに扁平配置
されたチャンバ状の膨大室36を設け、左右の吸気チャ
ンバ35の上部をこの膨大室36によって連通すること
により吸気チャンバ35の容量を十分に確保しながらも
エンジンカバー8内のスペースを有効に利用できる。
カバー8内側との間に生じるデッドスペースに扁平配置
されたチャンバ状の膨大室36を設け、左右の吸気チャ
ンバ35の上部をこの膨大室36によって連通すること
により吸気チャンバ35の容量を十分に確保しながらも
エンジンカバー8内のスペースを有効に利用できる。
【0031】そして、吸気チャンバ35をその下部がエ
ンジン3の下部と略同一面になるように配置することに
より、船外機1のコンパクト化を図ることができる。
ンジン3の下部と略同一面になるように配置することに
より、船外機1のコンパクト化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る船外
機の吸気構造によれば、船外機のコンパクト化を図るこ
とができる。
機の吸気構造によれば、船外機のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0033】また、吸気チャンバの容量を十分に確保で
き、サイレンサの消音効果を向上させることもできる。
き、サイレンサの消音効果を向上させることもできる。
【0034】さらに、デッドスペースを有効に利用する
ことができる。
ことができる。
【図1】本発明に係る船外機の吸気構造の一実施形態を
示す右側面図。
示す右側面図。
【図2】一部を断面で示したエンジンの右側面図。
【図3】エンジンの平面図。
1 船外機
3 4サイクルV型エンジン
4 クランクシャフト
8 エンジンカバー
15 シリンダヘッド
16 シリンダブロック
17 クランクケース
24 排気通路
35 吸気チャンバ
36 膨大室
37 スタータモータ(エンジン補器)
39 ベーパーセパレータ(エンジン補器)
40 電装品ボックス(エンジン補器)
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダヘッド、シリンダブロックおよ
びクランクケースを有し、一対の上記シリンダブロック
をV型に配置することにより上記シリンダブロック間に
Vバンクを形成すると共に、内部にクランクシャフトを
略垂直に配置したバーティカル型の4サイクルV型エン
ジンを備え、このエンジンの周囲をエンジンカバーで覆
った船外機において、上記シリンダブロックの外側と上
記エンジンカバー内側との間の空間に吸気チャンバを配
置すると共に、この吸気チャンバと上記シリンダブロッ
クとの間の空間に排気通路を配置する一方、上記クラン
クケース前方の上記エンジンカバー内側との間の空間に
エンジン補器を配置したことを特徴とする船外機の吸気
構造。 - 【請求項2】 上記エンジンの上部にチャンバ状の膨大
室を扁平配置し、上記左右の吸気チャンバの上部をこの
膨大室によって連通させた請求項1記載の船外機の吸気
構造。 - 【請求項3】 上記クランクケース前方の上記エンジン
カバー内側との間の空間にスタータモータを配置すると
共に、上記クランクケースおよび上記左右の吸気チャン
バ前方の上記エンジンカバー内側との間に形成される空
間にベーパーセパレータおよび電装品ボックスを配置し
た請求項1または2記載の船外機の吸気構造。 - 【請求項4】 上記吸気チャンバをその下部が上記エン
ジンの下部と略同一面になるように配置した請求項1、
2または3記載の船外機の吸気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212072A JP2003028013A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 船外機の吸気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212072A JP2003028013A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 船外機の吸気構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003028013A true JP2003028013A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19047291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001212072A Pending JP2003028013A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 船外機の吸気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003028013A (ja) |
-
2001
- 2001-07-12 JP JP2001212072A patent/JP2003028013A/ja active Pending
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