JP2003028010A - バルブ内蔵コネクタ - Google Patents

バルブ内蔵コネクタ

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JP2003028010A JP2001212424A JP2001212424A JP2003028010A JP 2003028010 A JP2003028010 A JP 2003028010A JP 2001212424 A JP2001212424 A JP 2001212424A JP 2001212424 A JP2001212424 A JP 2001212424A JP 2003028010 A JP2003028010 A JP 2003028010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気密性及びパイプ取付安定性に優れ、必要な
流量を確保でき、かつ製造工程が煩雑でないバルブ内蔵
コネクタであり、しかも圧力に応じて流量切替えが可能
であるバルブ内蔵コネクタを提供する。 【解決手段】 貫通路3の内周面に内蔵チェックバルブ
7のバルブシート63を組み付ける。バルブシート63
を、シート本体65と、シート本体65の外周部から軸
方向他方側に延び、パイプ挿入部11の軸方向中間位置
まで延びて、パイプ挿入部11の内周面25に嵌まり込
む筒状部67とから一体的に構成する。接続パイプ73
をコネクタハウジング5のパイプ挿入部11内に挿入
し、挿入側端部を筒状部67内に配置する。内蔵チェッ
クバルブ7のバルブ本体83に小孔91を設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、内部流体
の圧力に応じて流量可変可能なバルブを内蔵したバルブ
内蔵コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のガソリン燃料タンク内で発生し
た燃料蒸発ガス(ベーパ)が大気中に排出されるのを防
止するために、ベーパをキャニスタに吸着させるベーパ
排出防止機構が採用されている。このようなベーパ排出
防止機構で、キャニスタの小型化を図るためには、給油
時に発生するベーパ量を低減することが得策であり、例
えば特開平8−216707号公報に記載されたよう
な、給油時のベーパ発生量の低減を目的とした構造が用
いられる。このベーパ発生量低減構造は、燃料タンクの
インレットパイプの口元近傍に、ブリーザの一端部を接
続し、ブリーザの他端部を、燃料タンクに取り付けら
れ、かつキャニスタが連結された差圧弁に接続し、そし
てブリーザの中間部に1WAYバルブを配置したもので
あり、1WAYバルブは、ブリーザ内の燃料蒸発ガス循
環量を燃料タンクの内圧に応じて調整する。
【0003】このようなブリーザ回路では、1WAYバ
ルブ又はチェックバルブの両側にゴムホースを接続し、
かつ、一端側のゴムホースの一端部をインレットパイプ
に、そして他端側のゴムホースの他端部を差圧弁に接続
してブリーザを構成しているが、燃料系配管からのガソ
リンの蒸散が厳しく規制される傾向にあるので、ゴムホ
ースに代えて樹脂チューブも用いられている。また、ゴ
ムホースあるいは樹脂チューブと1WAYバルブ等との
接続部分からの微少量のガソリン蒸散も、近年の低ガソ
リン蒸散への更なる要求のもとでは、無視することがで
きず、構成部品同士の接続箇所数を削減することが、低
ガソリン蒸散化に必要であるとされている。
【0004】そこで、例えば接続パイプの挿入部を備え
たクイックコネクタに1WAYバルブ又はチェックバル
ブを内蔵させることにより、ブリーザ回路の部品点数自
体を削減するとともに、構成部品同士の接続箇所数を削
減して、低ガソリン蒸散化を達成することが提案されて
いる。
【0005】しかしながら、従来のクイックコネクタで
は、図8に示すように、コネクタハウジングAのパイプ
挿入部Bで、貫通路Cは接続パイプDが挿入される挿入
孔Eとして形成されるが、この挿入孔Eの軸方向一方側
端部は、接続パイプDとコネクタハウジングAとの間の
気密性を高め、接続パイプDの取付安定性(ガタをなく
す)を確保するために、接続パイプDの外径とほぼ等し
い径を有するように、挿入孔Eの軸方向他方側に比して
小径に形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなクイックコ
ネクタを用いてバルブ内蔵コネクタを構成すると、図9
に示すように、挿入孔Eの軸方向一方側に内蔵バルブF
が配置されるが、挿入孔Eの軸方向一方側端部が小径で
あるため、配置される内臓バルブFを小さくせざるを得
ず、したがって圧力損失が大きくなって、必要な流量を
確保できないおそれがある。特に、接続パイプDが小径
の場合には、内蔵バルブFが小さくなりすぎ、満足すべ
き流量を得ることは不可能である。
【0007】接続パイプDとコネクタハウジングAとの
間の気密性及び接続パイプDの取付安定性を低下させる
ことなく、必要な流量を確保できるようにするために
は、図10に示すように、内蔵バルブFの配置位置を基
準とした、コネクタハウジングAの軸方向一方側と他方
側を別々に形成するとともに、内蔵バルブFのバルブ本
体Gが配置される側のバルブ本体配置部分Hを大径に構
成しておき、バルブ構成要素を組み込んでから2つのハ
ウジング構成体を、例えば溶接によって接続固定する、
といったことが考えられるが、バルブ内蔵コネクタを製
造する作業が煩雑となる。
【0008】そこで本発明は、気密性及びパイプ取付安
定性に優れ、必要な流量を確保でき、かつ製造工程が煩
雑でないバルブ内蔵コネクタであり、しかも圧力に応じ
て流量切替えが可能であるバルブ内蔵コネクタの提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明のバルブ内蔵コネクタは、軸方向一方側にホー
ス接続部が形成され、軸方向他方側にパイプ挿入部が形
成された、軸方向の貫通路を有するコネクタハウジング
と、前記ホース接続部及び前記パイプ挿入部の間に位置
して、前記コネクタハウジングの前記貫通路に取り付け
られた内蔵バルブと、を備えたバルブ内蔵コネクタであ
って、前記内蔵バルブは、前記コネクタハウジングの前
記貫通路に嵌め込まれたバルブシートと、このバルブシ
ートのバルブ孔を開放可能に閉塞する閉塞部を有するバ
ルブ本体と、このバルブ本体の前記閉塞部と前記コネク
タハウジングの軸方向一方側の内面との間に配置され、
前記バルブ本体を軸方向他方側に向かって付勢する圧縮
スプリングと、を有し、前記バルブシートは、前記バル
ブ孔が形成されているシート本体と、このシート本体の
径方向外周部に一体的に形成されて軸方向他方側に延び
る筒状部と、から構成され、前記バルブシートの前記筒
状部は、前記パイプ挿入部の所定位置まで延びるように
形成され、前記パイプ挿入部に挿入されたパイプの挿入
側端部及び前記コネクタハウジングの前記貫通路を形成
する内周面の間に介在して、前記パイプの前記挿入側端
部及び前記内周面の間を埋めるものであり、前記バルブ
本体には、前記バルブシートの前記バルブ孔に連なる小
孔が設けられているというものである。ホース接続部に
は、例えば樹脂チューブが接続される場合もある。圧縮
スプリングの軸方向他方側端は、閉塞部又はその他のバ
ルブ本体部分に当接する。
【0010】パイプ挿入部の軸方向一方側端部の内径を
小径に形成しなくても、パイプ挿入部に挿入されたパイ
プの挿入側端部とコネクタハウジングの内周面との間に
はバルブシートの筒状部が介在し、この筒状部によりパ
イプ挿入側端部のガタが防止される。そして、バルブシ
ートのシート本体を、外径がパイプ挿入部の軸方向一方
側内径と等しいように、あるいはほぼ等しいように大き
く形成できるので、必要な流量を確保することが可能と
なる。バルブシートのシート本体を傷めないために、パ
イプ挿入部に挿入されたパイプの挿入側端は通常、シー
ト本体から多少離れて位置する。したがって、パイプか
ら流出した流体は一旦、パイプ挿入側端とバルブシート
の間の大径部分(パイプの流体通路よりも大径の部分)
に流れ込み、その後、シート本体のバルブ孔に流れ込
む。それゆえ、バルブ孔がパイプの流体通路(通路出
口)よりも小径である場合はもちろん、同径であっても
損失は大きい。そこで、バルブ孔をパイプの流体通路
(通路出口)よりも大径とするのが効果的である。
【0011】シート本体と筒状部は一体的に形成されて
いるので、コネクタハウジングへのバルブシートの嵌め
込みは簡単に行うことができる。通常、バルブシートは
軸方向他方側端からコネクタハウジング内に挿入されて
嵌め付けられる。
【0012】バルブ本体は、圧縮スプリングにより軸方
向他方側へ付勢され、押されてバルブシートのシート本
体に押し付けられている。したがって、内蔵バルブの最
小作動圧力は圧縮スプリングのバネ力によって定まって
いて、この最小作動圧力未満の流体圧が作用してもバル
ブは開放しない。しかしながら、例えばブリーザ回路で
は、ガソリン燃料タンク内のガス圧が所定値又は最小作
動圧力値までゆっくりと上昇する間でも、ガソリン蒸気
をインレットパイプの口元に送り込むことができるよう
に構成されているのが好ましい。したがって本発明で
は、バルブ本体に、バルブシートのバルブ孔に連なる小
孔を設け、流体圧が低く、バルブ本体が作動しない場合
にも、小孔を介して一定流量の流れが生じるように構成
し、圧力に応じて流量切替えが可能なようにしている。
【0013】流体圧が低い場合に、応答性の良い流れを
確保するためには、バルブ本体及びバルブシートに形成
された流路が短くかつ単純であることが必要である。し
たがって、バルブ孔を、コネクタハウジングの貫通路と
同心的にシート本体に形成しておき、小孔を、バルブ本
体の薄肉体である閉塞部にバルブ孔と同心的に形成する
のが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図7を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係るバルブ内蔵コネクタの
断面図である。
【0016】例えばガソリン燃料タンクのブリーザ回路
に用いられるバルブ内蔵コネクタ1は、軸方向の貫通路
3を有する、ガラス繊維強化ポリアミド(PA・GF)
製のコネクタハウジング5と、このコネクタハウジング
5内に嵌め込み組み込まれた内蔵チェックバルブ7と、
から構成され、このコネクタハウジング5は、軸方向一
方側の、外周が小径に形成されたホース接続部9と、軸
方向他方側の、外周が大径に形成されたパイプ挿入部1
1と、ホース接続部9及びパイプ挿入部11間の、外周
がパイプ挿入部11よりも若干小径に形成されたバルブ
収容部13とから構成されていて、コネクタハウジング
5の軸方向他方側端部、すなわちパイプ挿入部11の軸
方向他方側端部には、内向きフランジ15及び抜け止め
部材17を有する、PA・GF製のリテーナ19が嵌め
付けられている。リテーナ19は、嵌め付け外周部(外
筒部)21及び内周部(内筒部)23を有していて、こ
の嵌め付け外周部21及び内周部23間に、パイプ挿入
部11の軸方向他方側端部がきつく収容されることによ
りコネクタハウジング5に固定されている。
【0017】コネクタハウジング5のパイプ挿入部11
では、貫通路3は大径のパイプ挿入孔を構成し、このパ
イプ挿入孔を形成する内周面25は同径状に形成されて
いる。パイプ挿入孔の内周面25の軸方向一方側端部に
は、凸条27及びこの凸条27と連続した凹条29が形
成されていて、内周面25の軸方向一方側端部は凹凸状
に形成されている。
【0018】コネクタハウジング5のバルブ収容部13
では、貫通路3はやや小径のバルブ収容室を構成し、こ
のバルブ収容室を形成している内周面33は同径状に形
成されているが、内周面33の軸方向一方側端部は、外
周側の径方向面35、この径方向面35の径方向内端か
ら軸方向一方側に向かって縮径して延びるテーパ状面3
7及びこのテーパ状面37の径方向内端から径方向内側
に狭く広がる内周側の径方向面39から形成されてい
る。
【0019】コネクタハウジング5のホース接続部9で
は、貫通路3は小径のガソリン流路を構成し、ホース接
続部9の外周面には、断面直角三角形状の凸条41,4
3,45及び断面4角形状の凸条47、そしてそれぞれ
の凸条41,43,45,47の軸方向他方側に、凹条
49,51,53,55が形成されて、抜け止め用の凹
凸形状が形成されている。ブリーザ回路のゴムホース又
は樹脂チューブはこのホース接続部9の外周に嵌め付け
られることとなる。
【0020】コネクタハウジング5のパイプ挿入部11
の内周面25には、リテーナ19の嵌め付け内周部23
の軸方向一方側に、PA・GF製のカラー57を介し
て、2本のOリング59,61が配置されていて、軸方
向他方側のOリング59はFVMQ(フルオロシリコー
ンゴム)製であり、軸方向一方側のOリング61はFK
M(ふっ素ゴム)製である。
【0021】貫通路3には内蔵チェックバルブ7のバル
ブシート63が嵌め込まれて組み付けられているが、こ
のバルブシート63は、POM(ポリアセタール)製で
あり、パイプ挿入部11の内周面25軸方向一方側端部
及びバルブ収容部13の内周面33軸方向他方側端部に
またがって配置されたシート本体65と、このシート本
体65の外周部から軸方向他方側に延び、かつ、パイプ
挿入部11の軸方向中間位置まで延びて、パイプ挿入部
11の内周面25に組み付けられている筒状部67と、
から一体的に構成されていて、バルブシート63の筒状
部67の厚さ(肉厚)は、リテーナ19の嵌め付け内周
部23の厚さと等しく、又はほぼ等しく形成されてい
る。バルブシート63の外周面は、パイプ挿入部11の
内周面25軸方向一方側端部に形成されている凹凸形状
に沿って変形していて、バルブシート63は軸方向に容
易に移動しないように位置決めされている。バルブシー
ト63のシート本体65には、貫通路3と同心的にバル
ブ孔69が設けられ、シート本体65の軸方向一方側面
のバルブ孔周縁は、テーパ状に形成されてシート面71
を構成しているが、シート本体65は大きい径の内周面
25,33に対応して大径に形成されているので、シー
ト本体65に設けられたバルブ孔69を大径のものとし
ても、十分な幅のシート面71を確保することができ
る。
【0022】例えば燃料タンクに設けられた差圧弁に取
り付けられている金属製の接続パイプ73は外向きフラ
ンジ75を有し、接続パイプ73の少なくともこの外向
きフランジ75よりも軸方向一方側は、リテーナ19の
嵌め付け内周部23の内径及びバルブシート63の筒状
部67の内径とほぼ等しい外径を有するように形成され
ていて、接続パイプ73はパイプ挿入部11内に、Oリ
ング59,61を押しつぶして挿入される。挿入された
接続パイプ73は、外向きフランジ75の軸方向一方側
面がリテーナ19の内向きフランジ15に当接し、外向
きフランジ75の軸方向他方側面に抜け止め部材17が
スナップ係合することにより、軸方向に移動しないよう
に位置決めされる。パイプ挿入部11に挿入された接続
パイプ73の軸方向一方側端面と、バルブシート63の
シート本体65の軸方向他方側面との間には隙間が設け
られていて、接続パイプ73に貫通路3と同軸的に形成
されている、ガソリン燃料タンクからのガソリン蒸気が
流れる流体通路77は、バルブ孔69よりも小径に形成
されている。
【0023】コネクタハウジング5のバルブ収容部13
内には、薄肉の円板状の閉塞部79と、この閉塞部79
の外周部分に形成された短い筒部81とから構成された
POM製バルブ本体83が配置され、このバルブ本体8
3の筒部81軸方向一方側端部分(開口端部分)には、
周方向等間隔の3箇所から径方向外側に短く突出する接
続部85が一体的に形成されていて、この接続部85の
径方向外端部分からは、スライド脚87が軸方向一方側
に延びている(図2も参照:図2はバルブ本体83の斜
視図)。また、バルブ収容部13内には、バルブ収容部
13とホース接続部9との境界付近に形成された内周側
の径方向面39に軸方向一方側端が支持され、軸方向他
方側端がバルブ本体83の筒部81内に収容されて閉塞
部79に当接する圧縮コイルスプリング89が配置さ
れ、この圧縮コイルスプリング89により、バルブ本体
83はシート本体65のシート面71に押し付けられ、
バルブ孔69を閉塞する。バルブ本体83の閉塞部79
軸方向他方側面の外周は、テーパ面として形成されてい
て、このテーパ面がシート面71に当接する。閉塞部7
9の中央には、バルブ孔69よりも小径(バルブ孔69
の径のほぼ3分の1の径)の小孔91が形成されてい
て、例えばブリーザ回路に使用した場合には、給油時に
ガソリン燃料タンク内の圧力上昇が小さく、通常の最小
作動圧力を有するバルブ本体83を作動させることがで
きない場合にも、ガソリン蒸気はこの小孔91を通って
インレットパイプの口元に送られる。ガソリン燃料タン
ク内の圧力がさらに上昇すると、小孔91は十分小さい
ので、この圧力を受けてバルブ本体83は圧縮コイルス
プリング89のバネ力に抗してバルブ孔69を開放する
ように、軸方向一方側に圧力に応じて開き作動し、開き
作動量に対応した大量のガソリン蒸気がインレットパイ
プの口元に送られる。したがって、低圧時も含めて、圧
力に応じた流量切替えが可能となっている。小孔91は
バルブ孔69と同心的に形成され、バルブ本体83が閉
状態のときは、バルブ孔69と直接連なっている。バル
ブ本体83は、周方向に120度の間隔で設けられてい
る3本のスライド脚87が、バルブ収容部13の内周面
33上をスライドすることにより、安定して軸方向に移
動することができる。
【0024】図3は別のバルブ本体の斜視図、図4は別
のバルブ本体の断面図である。
【0025】POM製バルブ本体93は、薄肉の中空半
球状(椀状)の閉塞部95と、この閉塞部95の軸方向
一方側端部分(開口端部分)に形成された、軸方向に薄
い同径状部97とから構成され、この同径状部97の周
方向等間隔の3箇所には、径方向外側に短く突出する接
続部99が一体的に形成されていて、この接続部99の
径方向外端部分からは、スライド脚101が軸方向一方
側に延びている。閉塞部95の軸方向他方側端部分(中
心部分又は頂上部分)には、バルブ孔69と同心的に、
かつこのバルブ孔69よりも小径(バルブ孔69の径の
ほぼ3分の1の径)の小孔103が形成されている。小
孔103は小孔91と同様に機能する。このバルブ本体
93を付勢する圧縮コイルスプリング89の軸方向他方
側端は、同径状部97内を通り、閉塞部95内面に形成
された内向き当接部104に当接し、閉塞部95を押圧
する。バルブ本体93を用いる場合には、シート本体6
5のシート面71の形状を、閉塞部95に対応して湾曲
させるなどして変更する必要がある場合が多い。バルブ
本体93は、周方向に120度の間隔で設けられている
3本のスライド脚101が、バルブ収容部13の内周面
33上をスライドすることにより、安定して軸方向に移
動することができる。
【0026】図5は本発明に係る別の構成のバルブ内蔵
コネクタの断面図である。
【0027】別の構成のバルブ内臓コネクタ105は、
バルブ内臓コネクタ1の内蔵チェックバルブ及びバルブ
収容部の構成を変更したものであり、その他の構成はバ
ルブ内臓コネクタ1と同一である。
【0028】バルブ内蔵コネクタ105の内蔵チェック
バルブ106では、POM製バルブ本体107は、薄肉
の円板状の閉塞部109と、この閉塞部109の外周部
分に形成された短い筒部111とから構成されていて、
この筒部111の軸方向一方側端部分(開口端部分)に
は、周方向等間隔の6箇所から径方向外側に突出するハ
ウジングスライド部113が一体的に形成され、閉塞部
109の軸方向他方側面外周部には、周方向等間隔の3
箇所から軸方向他方側に延びるバルブスライド脚115
が一体的に形成されている(図6も参照:図6はバルブ
本体107の斜視図)。バルブ内蔵コネクタ105で
は、PA・GF製のコネクタハウジング117のバルブ
収容部119で、バルブ収容室を形成している内周面1
21は同径状に形成されているが、内周面121の軸方
向一方側端部は、外周側の径方向面123、この径方向
面123の径方向内端から軸方向一方側に向かって筒状
又は同径状に延びる筒状内周面125及びこの筒状内周
面125の軸方向一方側端から径方向内側に狭く広がる
内周側の径方向面127から形成されている。
【0029】バルブ本体107は、軸方向一方側端がバ
ルブ収容室の筒状内周面125内に収容されて内周側の
径方向面127に当接し、軸方向他方側端が筒部111
内に収容されて閉塞部109に当接する圧縮コイルスプ
リング129により軸方向他方側に付勢されて、POM
製のバルブシート131のシート本体133軸方向一方
側面に形成されている、バルブ孔周縁のテーパ状シート
面135に押し付けられ、シート本体133に設けられ
たバルブ孔137を閉塞する。バルブ本体107の閉塞
部109軸方向他方側面の外周は、テーパ面として形成
されていて、このテーパ面がシート面135に当接す
る。バルブ本体107は、周方向に60度の間隔で設け
られている6本のハウジングスライド部113が内周面
121上をスライドし、周方向に120度の間隔で設け
られているバルブスライド脚115がバルブ孔137の
内周面上をスライド移動することにより、傾くことなく
安定して作動する。バルブシート131のシート本体1
33は、シート本体65よりも軸方向に厚くあるいは長
く形成され、貫通路3と同心的に形成されたバルブ孔1
37は軸方向の長さが大きく形成されているが、シート
本体133の外周部に形成された筒状部67は、バルブ
シート63の筒状部67と同一構成である。
【0030】閉塞部109の中央には、バルブ孔137
よりも小径(バルブ孔137の径のほぼ3分の1の径)
の小孔139が形成されていて、この小孔139は小孔
91と同様に機能する。小孔139はバルブ孔137と
同心的に形成され、バルブ本体107が閉状態のとき
は、バルブ孔137と直接連なっている。
【0031】図7はバルブ内蔵コネクタ1,105をブ
リーザ回路に使用した場合を示す図である。
【0032】バルブ内蔵コネクタ1,105のホース接
続部9の外周には、一端部がコネクタJを介してインレ
ットパイプKの口元に接続されたゴムホースあるいは樹
脂チューブLの他端部が嵌め付けられ、パイプ挿入部1
1には、ガソリン燃料タンクMに取り付けられ、キャニ
スタNが連結された差圧弁Pに固定された接続パイプ7
3が挿入されて、ブリーザ回路が構成されている。した
がって、チェックバルブの両側にゴムホースを取り付け
て、それぞれの端部をコネクタを介して差圧弁P及びイ
ンレットパイプKに接続した、配管用部品点数が5つの
場合のブリーザ回路に対して、配管用部品点数は3つで
すむこととなる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバルブ内
蔵コネクタは、組立てが簡単で、流量確保が容易であ
り、かつ気密性、取付安定性に優れ、圧力に応じて流量
切替えが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブ内蔵コネクタの断面図であ
る。
【図2】バルブ本体の斜視図である。
【図3】別のバルブ本体の斜視図である。
【図4】別のバルブ本体の断面図である。
【図5】本発明に係る別の構成のバルブ内蔵コネクタの
断面図である。
【図6】別の構成のバルブ内蔵コネクタに用いられるバ
ルブ本体の斜視図である。
【図7】バルブ内蔵コネクタをブリーザ回路に使用した
場合を示す図である。
【図8】従来のコネクタの断面図である。
【図9】従来のバルブ内蔵コネクタの断面図である。
【図10】従来の別の構成のバルブ内蔵コネクタの断面
図である。
【符号の説明】
1,105 バルブ内蔵コネクタ 3 貫通路 5,117 コネクタハウジング 7,106 内蔵チェックバルブ 9 ホース接続部 11 パイプ挿入部 63,131 バルブシート 65,133 シート本体 67 筒状部 69,137 バルブ孔 73 接続パイプ 83,93,107 バルブ本体 91,103,139 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 37/38 B60K 15/02 G Fターム(参考) 3D038 CA15 CB01 CC03 CC04 3G044 BA39 BA40 CA12 DA03 EA05 FA04 GA03 GA05 GA07 GA08 GA23 3H058 AA03 BB22 CA03 CC08 CC17 CD05 DD05 EE03 EE19 3J106 AA02 AB01 BA03 BB01 BC04 BC12 BD01 BE02 BE11 BE33 CA07 EA10 EB01 EC02 ED12 EE01 EF05 GA01 GA12 GA40 GB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向一方側にホース接続部が形成さ
    れ、軸方向他方側にパイプ挿入部が形成された、軸方向
    の貫通路を有するコネクタハウジングと、前記ホース接
    続部及び前記パイプ挿入部の間に位置して、前記コネク
    タハウジングの前記貫通路に取り付けられた内蔵バルブ
    と、を備えたバルブ内蔵コネクタであって、 前記内蔵バルブは、前記コネクタハウジングの前記貫通
    路に嵌め込まれたバルブシートと、このバルブシートの
    バルブ孔を開放可能に閉塞する閉塞部を有するバルブ本
    体と、このバルブ本体の前記閉塞部と前記コネクタハウ
    ジングの軸方向一方側の内面との間に配置され、前記バ
    ルブ本体を軸方向他方側に向かって付勢する圧縮スプリ
    ングと、を有し、 前記バルブシートは、前記バルブ孔が形成されているシ
    ート本体と、このシート本体の径方向外周部に一体的に
    形成されて軸方向他方側に延びる筒状部と、から構成さ
    れ、 前記バルブシートの前記筒状部は、前記パイプ挿入部の
    所定位置まで延びるように形成され、前記パイプ挿入部
    に挿入されたパイプの挿入側端部及び前記コネクタハウ
    ジングの前記貫通路を形成する内周面の間に介在して、
    前記パイプの前記挿入側端部及び前記内周面の間を埋め
    るものであり、 前記バルブ本体には、前記バルブシートの前記バルブ孔
    に連なる小孔が設けられている、ことを特徴とするバル
    ブ内蔵コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記バルブ孔は、前記コネクタハウジン
    グの前記貫通路と同心的に前記シート本体に形成され、 前記バルブ本体の前記閉塞部は薄肉体に構成されてい
    て、 前記小孔は、薄肉体の前記閉塞部に前記バルブ孔と同心
    的に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の
    バルブ内蔵コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記バルブ孔は、前記パイプ挿入部に挿
    入して取り付けられる前記パイプの流体通路よりも大径
    に形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2記
    載のバルブ内蔵コネクタ。
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