JP2003026480A - セラミック接合材の製造方法 - Google Patents

セラミック接合材の製造方法

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JP2003026480A
JP2003026480A JP2001212727A JP2001212727A JP2003026480A JP 2003026480 A JP2003026480 A JP 2003026480A JP 2001212727 A JP2001212727 A JP 2001212727A JP 2001212727 A JP2001212727 A JP 2001212727A JP 2003026480 A JP2003026480 A JP 2003026480A
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Kinji Saijo
謹二 西條
Kazuo Yoshida
一雄 吉田
Hiroaki Okamoto
浩明 岡本
Shinji Osawa
真司 大澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温プロセスを用いずにセラミック基材と導電
板とを積層接合してなるセラミック接合材の製造方法の
提供。 【解決手段】導電板26と容器胴体部の凹部34aに納
められたセラミック基材28の互いに対向する面を極低
圧下で活性化処理を施し、セラミック基材28を納めた
まま容器胴体部のフランジ部34bと導電板26を当接
して重ね合わせて積層して、真空または減圧状態でフラ
ンジ部を圧接して気密容器30を形成し、この気密容器
30に静水圧加圧加工を施して導電板26とセラミック
基材28を積層接合してなるセラミック接合材20を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、高温プロセスを用
いずにセラミック基材と導電板とを積層接合してなるセ
ラミック接合材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミック部材は耐熱性、耐
摩耗性、電気絶縁性などの点で優れた特性を持つ反面、
一般的に靭性に乏しいとされるため金属材料とセラミッ
ク部材を接合した複合材が数多く提案されており、エレ
クトロニクス、自動車、産業部品など幅広い分野で応用
されてきている。
【0003】セラミック部材と金属材料の接合方法とし
ては、高融点金属法、活性金属法、蒸着法などいくつか
の方法が提案されている。この他にも例えば、特開平4
−46070号公報では、セラミック部材と金属材料の
接合面を極低圧力下で活性化処理し、真空槽内で冷間圧
接する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の接合法では、以下のような問題点があった。
すなわち高温プロセスを用いる場合には熱膨張差による
残留応力や接合界面での脆弱化合物層の形成といった悪
影響が生じたり、金属などの導電体部分に比較的厚いも
のが要求された場合には複数の異なった製造プロセスを
併用しなければならないなどの煩雑さがあった。また真
空槽内で冷間圧接する場合は、セラミック材の脆性など
のために破損する場合があるなどの問題点である。
【0005】本発明は、上記のような技術的背景に鑑
み、セラミック基材に所要の厚みを有する導電板を静水
圧加圧により積層接合してなるセラミック接合材の製造
方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題に対する第1の
解決手段として本発明のセラミック接合材の製造方法
は、導電板、セラミック基材および前記セラミック基材
を納めた容器胴体部のフランジ部を活性化処理し、前記
導電板と前記容器胴体部のフランジ部を圧接して気密容
器を形成し、前記気密容器に静水圧加圧を行うことによ
り前記導電板と前記セラミック基材を積層接合する製造
方法とした。
【0007】前記課題に対する第2の解決手段として本
発明のセラミック接合材の製造方法は、前記第1の解決
手段における活性化処理が、10〜1×10−3Paの
極低圧不活性ガス雰囲気中で、前記容器胴体部と前記導
電板をそれぞれ絶縁支持された一方の電極Aと接触さ
せ、アース接地された他の電極Bとの間に1〜50MH
zの交流を印加してグロー放電を行わせ、グロー放電に
よって生じたプラズマ中に露出される電極Aと接触した
前記容器胴体部と前記導電板のそれぞれの面積が電極B
の面積の1/3以下となるように、前記導電板と前記セ
ラミック基材および前記容器胴体部のフランジ部をスパ
ッタエッチング処理する製造方法とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の製造方法を説明
する。図1は、本発明の製造方法を用いたセラミック接
合材20の一実施形態を示す概略断面図であり、基材全
体が概略平板状で、片面に凹凸を有し、他面が平坦であ
るセラミック基材28の凹凸側面に導電板26を積層接
合した例を示している。
【0009】セラミック基材28の材質としては、セラ
ミック接合材を製造可能な素材であれば特にその種類は
限定されず、セラミック接合材の用途により適宜選択し
て用いることができる。例えば、アルミナ、クロム酸ラ
ンタン、珪化モリブデン、コーディエライト、サイアロ
ン、酸化亜鉛、酸化イットリウム、酸化カリウム、酸化
珪素、酸化錫、酸化チタン、酸化ベリリウム、酸化ホウ
素、酸化マグネシウム、シリカ、ジルコニア、ジルコ
ン、ジルコン酸チタン酸塩、ステアタイト、スポジュメ
ン、炭化珪素、炭化チタン、炭化タングステン、炭化ホ
ウ素、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム、窒
化アルミニウム、窒化珪素、窒化チタン、窒化ホウ素、
ニオブ酸リチウム、フェライト、ベリリア、ホルステラ
イト、マグネシア、ムライト、ジルコニウムボライド、
チタンボライド、ランタンボライド、硫化カドミウム、
硫化モリブデン、PLZT(Pb,La(Zr,Ti)
)、PZT(Pb(Zr,Ti)O)などの他、
水晶やダイヤモンド、DLC(ダイヤモンド・ライク・
カーボン)、ガラスなど、さらにこれらを他の基材(例
えば、金属材や合金材、ガラス材、高分子材、セラミッ
ク材など)に膜形成したものや、これらを基材として金
属層や合金層(例えば、導電板26に適用される材質な
ど)を積層した積層材(蒸着材、メッキ材など)などが
適用できる。セラミック接合材をプリント配線板などに
適用する場合には、アルミナなどを用いることができ
る。
【0010】またセラミック基材28の断面形状は、セ
ラミック接合材を製造可能であれば特にその形状は限定
されず、セラミック接合材の用途により適宜選定して用
いることができる。例えば、平板状でもよいし、概略円
弧状や概略球面状あるいは表面に凹凸を有するような非
平面形状でもよい。セラミック接合材の用途がプリント
配線板などであれば、セラミック基材の断面形状は概略
平板状が好ましいが、セラミック基材の片面または両面
に凹凸を有していてもよい。セラミック基材の厚みや凹
凸の高低差についても、セラミック接合材を製造可能で
あれば特に限定されず、セラミック接合材の用途により
適宜選定して用いることができる。
【0011】導電板26の材質としては、セラミック接
合材を製造可能な素材であれば特にその種類は限定され
ず、セラミック接合材の用途により適宜選択して用いる
ことができる。例えば、常温で固体である金属(例え
ば、Al、Ni、Cu、Ag、Pt、Auなど)やこれ
らの金属のうち少なくとも1種類を含む合金(例えば、
JISに規定の合金など)あるいはこれらの金属や合金
を少なくとも1層有する積層体(例えば、クラッド材、
メッキ材、蒸着膜材など)などが適用できる。セラミッ
ク接合材の用途がプリント配線板であれば、電極として
導電性に優れた金属であるCu、Alなどやこれらの金
属のうち少なくとも1種類を含む合金あるいはこれらの
金属や合金を少なくとも1層有する積層体などが適用で
きる。
【0012】JISに規定の合金としては合金鋼やステ
ンレス鋼の他に、例えば、Cu系合金では、無酸素銅、
タフピッチ銅、りん脱酸銅、丹銅、黄銅、快削黄銅、す
ず入り黄銅、アドミラルティ黄銅、ネーバル黄銅、アル
ミニウム青銅、白銅など、Al系合金では、2000
系、3000系、5000系、6000系、7000系
など、Ni系合金では、常炭素ニッケル、低炭素ニッケ
ル、ニッケル−銅合金、ニッケル−銅−アルミニウム−
チタン合金、ニッケル−モリブデン合金、ニッケル−モ
リブデン−クロム合金、ニッケル−クロム−鉄−モリブ
デン−銅合金、ニッケル−クロム−モリブデン−鉄合金
などが適用できる。
【0013】また導電板26の厚みも、セラミック接合
材を製造可能であれば特に限定はされず、セラミック接
合材の用途により適宜選定して用いることができる。例
えば、1〜1000μmであることが好ましい。1μm
未満の場合には導電板としての製造が難しくなり、10
00μmを超えるとセラミック接合材としての製造が難
しくなる。より好ましくは、10〜500μmである。
【0014】図1に示すセラミック接合材20の製造方
法について説明する。まずセラミック基材28を容器胴
体部の凹部34aに納め、容器胴体部34に納めたセラ
ミック基材28および導電板26を真空槽内に装填し、
導電板26とセラミック基材28の接合予定面をそれぞ
れ活性化処理装置により活性化処理する。このとき容器
胴体部34の導電板26と接合する容器胴体部のフラン
ジ部34bの接合予定部側面も一緒に活性化処理され
る。
【0015】セラミック接合材20に用いられるセラミ
ック基材28、導電板26の活性化処理は、以下のよう
にして実施する。すなわち、真空槽内に装填されたセラ
ミック基材28を納めた容器胴体部34と導電板26を
それぞれ絶縁支持された一方の電極Aと接触させ、アー
ス接地された他の電極Bとの間に10〜1×10−3
aの極低圧不活性ガス雰囲気好ましくはアルゴンガス中
で、1〜50MHzの交流を印加してグロー放電を行わ
せ、グロー放電によって生じたプラズマ中に露出される
電極Aと接触したセラミック基材28を納めた容器胴体
部34と導電板26のそれぞれの面積が、電極Bの面積
の1/3以下となるようにスパッタエッチング処理す
る。なお不活性ガス圧力が1×10−3Pa未満では安
定したグロー放電が行いにくく高速エッチングが困難で
あり、10Paを超えると活性化処理効率が低下する。
印加する交流は、1MHz未満では安定したグロー放電
を維持するのが難しく連続エッチングが困難であり、5
0MHzを超えると発振し易く電力の供給系が複雑とな
り好ましくない。また、効率よくエッチングするために
は電極Aと接触したセラミック基材28を納めた容器胴
体部34と導電板26のそれぞれの面積を電極Bの面積
より小さくする必要があり、1/3以下とすることによ
り充分な効率でエッチング可能となる。
【0016】その後静水圧加圧装置で加圧処理できるよ
うに、これら活性化処理されたセラミック基材28を納
めた容器胴体部のフランジ部34bと導電板26を、図
2に示すように活性化処理された面が対向するようにし
て両者を当接して重ね合わせて積層し、真空または減圧
状態で気密容器形状に対応したプレス面を有するプレス
装置などで容器胴体部のフランジ部34bを冷間圧接す
ることにより接合部36を形成し、気密容器30を製造
する。この圧接の加圧条件として、接合する材料のう
ち、低強度材料で、その降伏強度以上の加圧力であれば
良い。より好ましくは、接合する材料のうち、低強度材
料の降伏強度の2〜3倍以上の加圧力で行う。加圧力の
上限は接合する際に、破断が起きない範囲内で良い。こ
のときセラミック基材28および導電板26の活性化処
理された面は、気密容器30内で活性状態が維持され
る。
【0017】気密容器30を形成する容器胴体部34の
材質は静水圧加工条件などにより適宜選択でき、導電板
26に適用できる材質であれば特に限定されず、導電板
26と同一材でも異なる材質でもよい。また容器胴体部
34の厚みも導電板26と同じでも異なっていてもよ
い。
【0018】その後、封止された気密容器30を静水圧
加圧装置で静水圧加圧してセラミック基材28と導電板
26を積層接合する。この際導電板26はバルジ加工の
ようにセラミック基材28を成形金型として成形され、
静水圧加圧により等方的に加圧がなされるため、セラミ
ック基材28の脆性を克服して圧接が可能となる。静水
圧加圧用の加圧用媒体として、水、油などの液体、ある
いはガスなど公知のものが使用できる。なお導電板26
の塑性変形に要する力によりセラミック基材28の脆性
が問題となる場合には、導電板26に予めセラミック基
材28の凹凸形状に対応した形状に成形しておいてもよ
い。この際の静水圧加圧力は、例えば導電板26に銅や
アルミニウムをなどを用いる場合には、1×10
1.5×10Paが好ましい。1×10Pa未満で
は充分な接合力が得られず、1.5×10Paを超え
ると加圧装置が大掛かりになるため好ましくない。より
好ましくは、3×10〜1×10Paである。この
際の積層接合は、低温度で可能であり、セラミック基材
28、導電板26ならびに積層接合に組織変化などとい
った悪影響を軽減または排除することが可能である。T
をセラミック基材、導電板の温度(℃)とするとき、0
℃<T≦300℃で良好な圧接状態が得られる。0℃以
下では特別な冷却装置が必要となり、300℃を超える
と組織変化などの悪影響が生じてくるため好ましくな
い。
【0019】上記のように静水圧加圧により積層接合す
ることにより、図1に示すようなセラミック接合材20
を形成することができ、気密容器30を静水圧加圧装置
より取り出し、開封したまま、または必要により適当な
大きさに切り出して、セラミック接合材20を製造する
ことができる。
【0020】図2に示す気密容器30において、容器胴
体部の凹部34aのセラミック基材28を置いた部分は
活性化処理されていないので、セラミック基材28上面
と導電板26の接合面に比べて、セラミック基材28底
面と容器胴体部の凹部34aの加圧による接着力は非常
に弱く開封時に問題となることはない。ただしセラミッ
ク基材28側面や容器胴体部の側面や凹部の一部など形
状によっては活性化される可能性もあり、開封時に支障
をきたす場合などは必要により非活性表面を有する緩衝
材を挿入してもよい。この緩衝材の材質や厚みは導電板
26に適用できるものであれば特に限定されず、導電板
26や容器胴体部34と同じでも異なっていてもよい。
また図3に示すように導電板26の代わりに、接着剤な
どの適当な手段を用いて導電板26に導電板22を保持
したものを用いることによってもセラミック接合材を製
造することができる。この場合導電板22がセラミック
基材28に積層接合される。導電板22の材質や厚みは
導電板26に適用できるものであれば特に限定されず、
導電板26と同じでも異なっていてもよい。
【0021】このようにして製造されたセラミック接合
材に、必要により導電板の残留応力の除去または低減な
どのために熱処理を施してもよい。
【0022】さらに両面に導電板を積層接合してなるセ
ラミック接合材は、上記説明におけるセラミック基材2
8の代わりに片面に導電板を有するセラミック接合材2
0を用いることで同様にして製造することができる。
【0023】本発明の製造方法を用いたセラミック接合
材のセラミック基材にアルミナを、導電板に導電性の優
れた銅などを用いて、必要により適当な大きさに切り出
した後、このセラミック接合材の導電板にエッチング加
工などを施して回路パターンを形成して回路基板を得る
ことができる。このためパワー半導体などのプリント配
線板やモジュール基板、ハイブリッドIC基板などに適
用でき、CSP(チップサイズパッケージまたはチップ
スケールパッケージ)やBGA(ボールグリッドアレ
イ)などのICパッケージなどにも応用できる。
【0024】
【実施例】以下に、実施例を図面に基づいて説明する。
セラミック基材28として厚み400μmのアルミナ基
板を用い、導電板26として厚み45μmの銅箔を用
い、容器胴体部34として厚み120μmの凹部加工を
施したアルミニウム製容器を用いた。アルミニウム製容
器に納めたアルミナ基板および銅箔をセラミック接合材
製造装置にセットし、容器胴体部のフランジ部34b、
アルミナ基板ならびに銅箔を10−1Paのアルゴンガ
ス雰囲気の活性化処理ユニット内でスパッタエッチング
法により活性化処理した。次にこれら活性化処理したア
ルミナ基板を納めた容器胴体部のフランジ部34bと銅
箔を当接して積層し、減圧状態で気密圧接して気密容器
30を形成し、静水圧加圧装置にて8×10Pa程度
の加圧力で処理した後、気密容器30を取り出し開封し
て所定の大きさに切り出しセラミック接合材20を製造
した。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明のセラミック
接合材の製造方法は、導電板とセラミック基材およびセ
ラミック基材を納めた容器胴体部のフランジ部を活性化
処理した後、セラミック基材を納めた容器胴体部のフラ
ンジ部と導電板を対向するように当接し重ね合わせて積
層して冷間圧接して気密容器を形成し、気密容器に静水
圧加圧を施して導電板とセラミック基材を積層接合して
形成させる方法である。このため非平面形状を有する場
合にもセラミック接合材の各接合部に等方的な圧接力が
作用するため充分な接合力が得られる。さらに高温プロ
セスを用いておらず、熱膨張差による残留応力や接合界
面での脆弱化合物層の形成といった悪影響を排除もしく
は軽減でき、プリント配線板などへの適用も好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を用いたセラミック接合材の
一実施形態を示す概略断面図である。
【図2】本発明の製造方法に用いる気密容器の一実施形
態を示す概略断面図である。
【図3】本発明の製造方法に用いる気密容器の他の一実
施形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
20 セラミック接合材 22 導電板 26 導電板 28 セラミック基材 30 気密容器 34 容器胴体部 34a 容器胴体部凹部 34b 容器胴体部フランジ部 36 接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 真司 山口県下松市東豊井1296番地の1 東洋鋼 鈑株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4G026 BA03 BB22 BB27 BC01 BC02 BD14 BF57 BG03 BG14 BH07 5E343 AA24 BB23 BB24 BB25 BB28 BB44 BB49 EE36 GG02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基材と導電板とを積層接合し
    てなるセラミック接合材の製造方法であって、導電板、
    セラミック基材および前記セラミック基材を納めた容器
    胴体部のフランジ部を活性化処理し、前記導電板と前記
    容器胴体部のフランジ部を圧接して気密容器を形成し、
    前記気密容器に静水圧加圧を行うことにより前記導電板
    と前記セラミック基材とを積層接合することを特徴とす
    るセラミック接合材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記活性化処理が、10〜1×10−3
    Paの不活性ガス雰囲気中で、前記容器胴体部と前記導
    電板をそれぞれ絶縁支持された一方の電極Aと接触さ
    せ、アース接地された他の電極Bとの間に1〜50MH
    zの交流を印加してグロー放電を行わせ、グロー放電に
    よって生じたプラズマ中に露出される電極Aと接触した
    前記容器胴体部と前記導電板のそれぞれの面積が電極B
    の面積の1/3以下となるように、前記導電板と前記セ
    ラミック基材および前記容器胴体部のフランジ部をスパ
    ッタエッチング処理することを特徴とする請求項1に記
    載のセラミック接合材の製造方法。
JP2001212727A 2001-07-12 2001-07-12 セラミック接合材の製造方法 Withdrawn JP2003026480A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116082055A (zh) * 2023-01-18 2023-05-09 潮州三环(集团)股份有限公司 一种拼接陶瓷及其制备方法与应用

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