JP2003025892A - 自動車用フロアーマット - Google Patents

自動車用フロアーマット

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JP2003025892A
JP2003025892A JP2001216336A JP2001216336A JP2003025892A JP 2003025892 A JP2003025892 A JP 2003025892A JP 2001216336 A JP2001216336 A JP 2001216336A JP 2001216336 A JP2001216336 A JP 2001216336A JP 2003025892 A JP2003025892 A JP 2003025892A
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JP
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resin
polyester
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layer
floor mat
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JP2001216336A
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English (en)
Inventor
Masayuki Mori
雅幸 森
Koichi Ishiihara
耕一 石井原
Hitoshi Matsuyama
仁志 松山
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MEISEI SHOKAI KK
Eidai Kako KK
Toyo Cloth Co Ltd
Original Assignee
MEISEI SHOKAI KK
Eidai Kako KK
Toyo Cloth Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で耐光性、耐油性に優れ、燃焼時に有毒
ガスを発生し難く環境保全に貢献できると共に、表面に
汚れが付着し難く、ダニ等の害虫の発生も防止できて良
好な衛生環境を維持することができ、湾曲変形等が繰り
返されても表層にクラックが発生せず表面耐久性に優れ
た自動車用フロアーマットを提供する。 【解決手段】 表皮層2をパイル等の立毛部のない構成
とすると共に、少なくとも表皮層2をポリエステル系熱
可塑性樹脂、好ましくはポリエステル系熱可塑性エラス
トマーで構成するものとし、かつ該表皮層2より下の層
3、4を化学構造中にハロゲンを有しない樹脂で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車における
例えば運転者や同乗者の足元に敷いて用いられる自動車
用フロアーマットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内のフロアーには予めカーペッ
ト等の繊維敷物が貼り付けられているが、この繊維敷物
の汚れを防止すること等を目的として、この繊維敷物の
上に更に取り外し可能なフロアーマットを載置すること
が広く行われている。このようなフロアーマットとして
は、加硫ゴムからなるマット、軟質ポリ塩化ビニル樹脂
からなるマット、ウレタン系熱可塑性エラストマーから
なるマット、オレフィン系樹脂/スチレン系樹脂混合樹
脂からなるマット、或いはポリエステル製、ポリアミド
製のパイルが表面にタフトされたマット等が公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフロアーマットではそれぞれ次のような問題があっ
た。即ち、加硫ゴムからなるマットは、重量が重くて近
年の要請である軽量化の方向には全く対応できないとい
う問題があった。
【0004】また、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のマット
では、廃棄時の焼却処理によって有毒物質を発生するの
で環境汚染を招くという問題があったし、軟質ポリ塩化
ビニル樹脂には可塑剤を多量に含有せしめているが、こ
の可塑剤には近年問題視されている環境ホルモンに該当
するものが多く、人体への影響が懸念されていた。更
に、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のマットに湾曲、屈曲等
の変形が繰り返されると表層にクラックが非常に発生し
やすく表面耐久性に劣るという問題があった。
【0005】また、ウレタン系熱可塑性エラストマーか
らなるマットは、太陽光等が当たると黄変し易くて耐光
性に劣るという問題があったし、湾曲、屈曲変形が繰り
返されると表層にクラックが発生しやすかった。
【0006】また、オレフィン系樹脂/スチレン系樹脂
混合樹脂からなるマットは、耐油性に劣っておりガソリ
ンやオイル等の油成分が付着するとこれに溶解し易く、
自動車用フロアーマットとして必要となる耐油性を十分
に確保できないという問題があった。更に、裏打樹脂層
に例えばSBS樹脂を用いる場合には通常オイル成分が
添加されるが、このオイル成分が時間の経過とともに表
皮層(オレフィン系樹脂/スチレン系樹脂混合樹脂)に
移行すると表皮層が膨潤してしまってマットの反り発生
が顕著になるという問題もあった。この表皮層が膨潤し
てしまうのもオレフィン系樹脂/スチレン系樹脂混合樹
脂からなる表皮層が耐油性に劣っていることが大きな原
因である。更に、湾曲、屈曲変形が繰り返されると表層
にクラックが発生しやすかった。
【0007】また、表面にパイルが形成されたマットで
は、このパイルにゴミ、埃等が吸着され易く落ちにくい
という問題があった。更に、このパイル部の空隙等にダ
ニ等の害虫が繁殖しやすく衛生面でも問題があった。
【0008】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、軽量で、耐光性及び耐油性に優
れ、燃焼時に有毒ガスを発生しにくく環境保全に貢献で
きると共に、表面に汚れが付着し難く、ダニ等の害虫の
発生も防止できて良好な衛生環境を維持することがで
き、湾曲変形等が繰り返されても表層にクラックが発生
せず表面耐久性に優れた自動車用フロアーマットを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は鋭意研究の結果、表皮層をパイル等の立
毛部のない構成とすると共に、少なくとも表皮層をポリ
エステル系熱可塑性樹脂で構成するものとし、かつ該表
皮層より下の層を化学構造中にハロゲンを有しない樹脂
で構成することによって、上記所望の自動車用フロアー
マットを提供できることを見出すに至り、この発明を完
成したものである。
【0010】即ち、この発明に係る自動車用フロアーマ
ットは、表皮層がその表面に立毛を有しないものに構成
されると共に、少なくとも表皮層がポリエステル系熱可
塑性樹脂で構成され、該表皮層より下の層が化学構造中
にハロゲンを有しない樹脂で構成されていることを特徴
とするものである。
【0011】表皮層がその表面にパイル等の立毛を有し
ないので、表皮層にゴミ、埃等の汚れが付着しにくく、
また汚れが付着しても立毛を有しないので汚れの清掃除
去が容易であると共に、ダニ等の害虫の発生も防止でき
て、非常に衛生的である。また、表皮層がポリエステル
系熱可塑性樹脂で構成されているので、軽量で耐光性及
び耐油性に優れたものとなるし、耐摩耗性、耐擦傷性に
も優れ、またマットに湾曲、屈曲等の変形が繰り返され
ても表層にクラックが発生し難く表面耐久性にも優れて
いる。更に、各層が化学構造中にハロゲンを有しない樹
脂で構成されているので、燃焼時の有毒ガスの発生が少
なく環境保全の要請にも十分に対応できる。
【0012】表皮層を構成するポリエステル系熱可塑性
樹脂としてはポリエステル系熱可塑性エラストマーが用
いられるのが好ましい。これにより表皮層に弾性、柔軟
性が十分に付与されて硬さ感のない良好な足踏み感が得
られると共に、マットに湾曲等の変形が繰り返されても
表層にクラックがより一層発生し難いものとなる。
【0013】表皮層を構成するポリエステル系熱可塑性
樹脂としては、ポリエステル系熱可塑性エラストマーと
非晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いられる
のが更に好ましい。ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーにより表皮層に弾性、柔軟性が付与されて足踏み感が
良好となり、かつ湾曲時のクラック発生防止性により優
れたものとなると共に、非晶性ポリエステル樹脂の併用
によって成形加工性が顕著に向上されて厚さが均一でフ
ローマーク等の不良個所の発生のない表面品質に優れた
マットが得られる。
【0014】上記ポリエステル系熱可塑性エラストマー
/非晶性ポリエステル樹脂の混合重量比は99/1〜5
0/50の範囲にあるのが好ましく、このような範囲に
設定することにより、足踏み感および湾曲時のクラック
発生防止性を更に向上させつつ、表面品質を一層向上さ
せることができる。
【0015】非晶性ポリエステル樹脂としては、エチレ
ングリコール及びシクロヘキサンジメタノールからなる
アルコール成分と、テレフタル酸及び/又はイソフタル
酸からなる酸成分とを反応させて得られる共重合ポリエ
ステル樹脂が用いられるのが、成形加工性を一層向上し
得る点で、好ましい。
【0016】一方、表皮層を構成するポリエステル系熱
可塑性樹脂として、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーと結晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いら
れる場合には、ポリエステル系熱可塑性エラストマーに
より表皮層に弾性、柔軟性が付与されて足踏み感が良好
となり、かつ湾曲時のクラック発生防止性により優れた
ものとなると共に、結晶性ポリエステル樹脂の併用によ
って耐熱性、耐摩耗性が一層向上する利点がある。
【0017】また、表皮層の下面側に繊維布帛層が積層
され、該繊維布帛層の下面側に裏打樹脂層が積層一体化
された構成を採用するのが好ましい。編物、織物、不織
布等の繊維布帛層が中間に介在することで、いわゆるア
ンカー効果によって裏打樹脂層の表皮層に対する接着性
が顕著に向上するので、耐久性に優れたマットを構成で
きる利点がある。
【0018】更に、表皮層より下の層もポリエステル系
熱可塑性樹脂で構成されるのが好ましく、これにより全
層がポリエステル系熱可塑性樹脂で構成されるので、リ
サイクル性に優れたものとなり、資源の有効活用という
近年の社会的要請にも十分に対応できるものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態に係る自動
車用フロアーマットを図1〜3に示す。この自動車用フ
ロアーマット(1)は、表皮層(2)の下面に繊維布帛
層(3)が積層され、該繊維布帛層(3)の下面に裏打
樹脂層(4)が積層一体化されてなるものであり、前記
表皮層(2)がその表面に立毛を有しないものに構成さ
れると共に、この表皮層(2)がポリエステル系熱可塑
性樹脂で構成され、かつ表皮層(2)より下の層が化学
構造中にハロゲンを有しない樹脂で構成されていること
に主な特徴を有するものである。なお、表皮層(2)の
上面にはエンボス加工によって平面視略円形状のエンボ
ス凸部が形成されている(図1および図3参照)。
【0020】表皮層(2)がその表面にパイル等の立毛
を有しない構成であるから、表皮層(2)にゴミ、埃等
の汚れが付着しにくく、また汚れが付着したとしても表
面に立毛を有しないので汚れの清掃除去が容易であると
共に、立毛がないのでダニ等の発生を防止することがで
き、非常に衛生的である。また、表皮層(2)がポリエ
ステル系熱可塑性樹脂で構成されているので、軽量であ
り、耐光性、耐油性、耐摩耗性及び耐擦傷性に優れたも
のとなると共に、マット(1)に屈曲変形や湾曲変形等
の変形が繰り返されても表層にクラックが発生し難いも
のとなり表面耐久性にも優れたものとなる。このように
耐油性に優れているので、ガソリンやオイル等の油成分
が付着しても特に問題は生じないし、裏打樹脂層に例え
ばオイル成分が添加された樹脂(SBS樹脂など)を用
いても表皮層が移行してきたオイル成分によって膨潤す
ることもなく、従ってマット(1)に反りを生じること
もない。更に、表皮層(2)及びこれより下の層が化学
構造中にハロゲンを有しない樹脂で構成されているの
で、燃焼時の有毒ガスの発生が少なく環境保全にも十分
に貢献できる。
【0021】また、本実施形態では、表皮層(2)と裏
打樹脂層(4)の間に繊維布帛層(3)が介装一体化さ
れているので、いわゆるアンカー効果によって裏打樹脂
層(4)の表皮層(2)に対する接着性が顕著に向上し
て、耐久性に優れたマット(1)を構成できる。
【0022】更に、本実施形態では、裏打樹脂層(4)
の下面に、多数の防滑用突起(10)…が相互に間隔を
あけて縦横に整列状態に突設されている。この防滑用突
起(10)は、図1〜3に示すように、円盤状台座部
(11)と、該台座部(11)の下面に垂下状に一体的
に突設されたスパイク状小突起(12)(12)(1
2)とからなるもので、該スパイク状小突起(12)の
先端は半球状に形成されている。なお、裏打樹脂層
(4)下面における防滑用突起(10)…が突設されな
い領域は、図示では省略したが、平滑面ではなく、しぼ
付け加工がなされて細かい凹凸模様が形成されている。
また、図示では省略したが、マット(1)の周縁部はミ
シンで縫製された縁取部が形成されている。
【0023】しかして、この自動車用フロアーマット
(1)を、カーペット等の繊維敷物の上に載置すると、
繊維敷物の繊維間に防滑用突起(10)が侵入してこれ
に絡んで係合した状態となるので、下地面(繊維敷物)
に対して優れた防滑性が発揮されて、位置ずれが効果的
に防止される。
【0024】更に、上記実施形態では、防滑用突起(1
0)は、盤状台座部(11)と、1ないし複数のスパイ
ク状小突起(12)とからなる構成を採用しており、こ
のスパイク状小突起(12)が、下地繊維敷物の繊維と
十分に係合できるので、位置ずれ防止性を一層向上させ
ることができる利点がある。
【0025】この発明においては、少なくとも表皮層
(2)がポリエステル系熱可塑性樹脂(樹脂の化学構造
中にハロゲンを有しないもの)で構成される必要があ
り、該ポリエステル系熱可塑性樹脂としては、例えばポ
リエステル系熱可塑性エラストマー、非晶性ポリエステ
ル、結晶性ポリエステル等が挙げられる。中でもポリエ
ステル系熱可塑性エラストマーで構成されるのが好まし
く、この構成を採用すれば、表皮層(2)に弾性、柔軟
性を十分に付与し得て、良好な足踏み感を確保できると
共に、マットに湾曲、屈曲等の変形が繰り返された際の
表層におけるクラック発生が一層効果的に防止されるも
のとなる。また、特に好適なのは、ポリエステル系熱可
塑性エラストマーと非晶性ポリエステル樹脂が混合され
た樹脂を用いる構成であり、このように非晶性ポリエス
テル樹脂を併用することにより、成形加工性を顕著に向
上させることができて、厚さが均一でフローマーク等の
不良個所の発生のない高表面品質のマットを効率良く製
造できる。混合重量比はポリエステル系熱可塑性エラス
トマー/非晶性ポリエステル樹脂=99/1〜50/5
0の範囲とするのが好ましく、中でもポリエステル系熱
可塑性エラストマー/非晶性ポリエステル樹脂=90/
10〜70/30の範囲とするのが一層好ましい。
【0026】前記ポリエステル系熱可塑性エラストマー
としては、特に限定されるものではないが、例えばハー
ドセグメントがポリエステル、ソフトセグメントがポリ
エーテルで構成されたポリエステル系熱可塑性エラスト
マーや、ハードセグメントがポリエステル、ソフトセグ
メントもポリエステルで構成されたポリエステル系熱可
塑性エラストマー等を例示できる。前記ハードセグメン
トを構成するポリエステルとしては、例えばポリブタジ
エンテレフタレート等が用いられる。このポリエステル
系熱可塑性エラストマーに、ゴム成分(スチレン系エラ
ストマー等)を混合せしめたものを用いても良い。
【0027】前記非晶性ポリエステルとしては、特に限
定されるものではないが、エチレングリコール及びシク
ロヘキサンジメタノールからなるアルコール成分と、テ
レフタル酸及び/又はイソフタル酸からなる酸成分とを
反応させて得られる共重合ポリエステル樹脂を用いるの
が、成形加工性を一層向上し得る点で好ましく、このよ
うな組成からなる共重合ポリエステル樹脂の市販品とし
て、イーストマンケミカルジャパン(株)製のPETG
シリーズを例示できる。
【0028】前記結晶性ポリエステルとしては、特に限
定されるものではないが、例えばPET(ポリエチレン
テレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)等が挙げられる。
【0029】前記表皮層(2)の表面は、平滑面に形成
されていても良いし、上記実施形態のようにエンボス凹
凸面に形成されていても良い。
【0030】前記繊維布帛層(3)としては、例えば織
物、編物、不織布等が挙げられるが、特にこれらに限定
されるものではない。また、織物、編物、不織布等に樹
脂コーティング等の樹脂加工を行ったものを用いても良
い。なお、この繊維布帛層(3)は、化学構造中にハロ
ゲンを有しない素材で構成される必要がある。
【0031】前記裏打樹脂層(4)及び防滑用突起(1
0)を構成する樹脂としては、化学構造中にハロゲンを
有しない樹脂であればどのようなものでも使用でき、例
えば上記ポリエステル系熱可塑性エラストマーや非晶性
ポリエステル樹脂等のポリエステル系熱可塑性樹脂、S
BS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン)やSIS
(スチレン−イソプレン−スチレン)等のスチレン系熱
可塑性樹脂、アタクチックポリプロピレンやEPDM
(エチレン−プロピレン−ジエン共重合体)等のオレフ
ィン系熱可塑性樹脂、ウレタン系熱可塑性樹脂等が挙げ
られる。中でも、ポリエステル系熱可塑性樹脂、スチレ
ン系熱可塑性樹脂およびオレフィン系熱可塑性樹脂から
なる群より選ばれる1種または2種以上の樹脂を用いる
のが好ましい。
【0032】なお、前記各層を構成する樹脂には、必要
に応じて、滑剤、老化防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、色剤、無機充填剤等の各種添加剤を含
有せしめても良い。
【0033】この発明の自動車用フロアーマット(1)
は、表皮層(2)の表面に、例えば艶調整等のための薄
膜が形成されていても良い。このような薄膜形成のため
の表面処理剤としては、例えばウレタン系、アクリル
系、ポリエステル系のものを例示できる。また、この発
明の自動車用フロアーマット(1)は、上記実施形態の
ようにシート状に形成されても良いし、或いは真空成形
等の2次加工によって立体状に成形されたものであって
も良い。
【0034】この発明の自動車用フロアーマット(1)
は、例えば自動車室内における運転者や同乗者の足元に
敷いて用いられるフロアーマットとして、あるいは自動
車の荷台マットや荷室マット等として用いられる。
【0035】
【実施例】次に、この発明の具体的実施例について説明
する。
【0036】<使用材料> ポリエステル系熱可塑性エラストマー…商品名「ヌーベ
ランR−4410TN」(帝人株式会社製) 非晶性ポリエステル樹脂…商品名「Eastar PE
TG コポリエステル6763」(イーストマンケミカ
ルジャパン株式会社製) 結晶性ポリエステル樹脂…商品名「レマペット 315
M−3」(三菱エンジニアリングプラスチックス株式会
社製) 滑剤…商品名「AP−551」(旭電化工業株式会社
製) 顔料…商品名「TEカラー」(東洋インキ製造株式会社
製)
【0037】<実施例1>ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマー(商品名:「ヌーベランR−4410TN」)
50重量部、非晶性ポリエステル樹脂(商品名:「Ea
star PETG コポリエステル 6763」)5
0重量部、滑剤(商品名:「AP−551」)0.3重
量部、顔料(商品名:「TEカラー」)5重量部からな
る組成物を、バンバリーミキサーで温度170℃、回転
数50rpmの条件で6分間混練せしめたものを、逆L
型4本カレンダー機で0.5mmの表皮シート(表皮
層)に成形した後、これを、表面に接着剤が塗布された
繊維布帛(30番手のエステル/レーヨン=30/70
(重量比)、両面メリヤス)と貼り合わせてレザー材を
得た。
【0038】次に、上記レザー材の表面にウレタン系表
面処理剤(艶調整剤)を3μm厚さで塗布し、これを2
00℃で90秒間熱処理した後、表面にエンボス加工を
行って紋付きのレザー材を得た。
【0039】上記レザー材の裏面(繊維布帛側)に、T
ダイを用いてSBS樹脂を140℃で押し出して3mm
厚さの裏打樹脂層を積層一体化してマット用原反を得、
所要の大きさにカットした後、周縁部をオバーロックミ
シンで縫製して自動車用フロアーマットを得た。
【0040】<実施例2、3、6>表皮シート(表皮
層)を構成する組成物として、表1に示す組成のものを
用いた以外は、実施例1と同様にして自動車用フロアー
マットを得た。
【0041】<実施例4>レザー材の表面にウレタン系
表面処理剤を塗布しないものとした以外は、実施例4と
同様にして自動車用フロアーマットを得た。
【0042】<実施例5>繊維布帛としてポリエステル
製両面メリヤス生地を用い、裏打樹脂層を構成する樹脂
として熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂(「ヌー
ベラン TRB−ELA」、帝人株式会社製)を用いる
ものとした以外は、実施例4と同様にして自動車用フロ
アーマットを得た。
【0043】<比較例1>ポリ塩化ビニル樹脂100重
量部、可塑剤(DOP)60重量部からなる組成物を、
バンバリーミキサーで温度140℃、回転数50rpm
の条件で3分間混練せしめたものを、逆L型4本カレン
ダー機で0.5mmの表皮シート(表皮層)に成形した
後、これを、表面に接着剤が塗布された繊維布帛(30
番手のエステル/レーヨン=30/70(重量比)、両
面メリヤス)と貼り合わせてレザー材を得た。
【0044】次に、上記レザー材の表面に塩ビアクリル
系処理剤(艶調整剤)を3μm厚さで塗布し、更にウレ
タン系表面処理剤(艶調整剤)を3μm厚さで塗布し、
これを200℃で90秒間熱処理した後、表面にエンボ
ス加工を行って紋付きのレザー材を得た。
【0045】上記レザー材の裏面(繊維布帛側)に、T
ダイを用いてSBS樹脂を140℃で押し出して3mm
厚さの裏打樹脂層を積層一体化してマット用原反を得、
所要の大きさにカットした後、周縁部をオバーロックミ
シンで縫製して自動車用フロアーマットを得た。
【0046】<比較例2>表皮シート(表皮層)を構成
する組成物として、ウレタン系熱可塑性エラストマー樹
脂組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして自動車
用フロアーマットを得た。
【0047】<比較例3>表皮シート(表皮層)を構成
する組成物として、オレフィン系樹脂/スチレン系樹脂
混合樹脂組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして
自動車用フロアーマットを得た。
【0048】<比較例4>加硫ゴムからなる市販の自動
車用フロアーマット。
【0049】<比較例5>ポリアミド製のパイルが表面
にタフトされた生地の裏面に、Tダイを用いてSBS樹
脂を140℃で押し出して3mm厚さの裏打樹脂層を積
層一体化してマット用原反を得、所要の大きさにカット
した後、周縁部をオバーロックミシンで縫製して自動車
用フロアーマットを得た。
【0050】上記のようにして得られた各フロアーマッ
トに対して下記評価法により性能評価を行った。その結
果を表1、表2に示す。
【0051】<軽量性評価法>各マットの10cm×1
0cm当たりの重量を測定し、40gを超えるものを
「×」、30〜40gであるものを「△」、30g未満
であるものを「○」とした。
【0052】<環境性評価法>全層が化学構造中にハロ
ゲンを有しない樹脂で構成されており、燃焼時の有毒ガ
スの発生の少ないものを「○」、化学構造中にハロゲン
を有する樹脂で構成されており、燃焼時に有毒ガスを発
生するものを「×」とした。
【0053】<衛生性評価法>各フロアーマットを実際
の自動車内で30日間実使用を行った後、マット表面の
汚染の程度を調べた。ゴミ、埃等の付着が多いものを
「×」、ゴミ、埃等の付着が殆どないものを「○」とし
た。
【0054】<表面品質(成形加工性)評価法>各フロ
アーマット表面におけるフィッシュアイや引っかき傷の
有無を調べ、フィッシュアイ又は引っかき傷が顕著に認
められるものを「×」、殆ど認められないものを
「○」、全く認められないものを「◎」とした。
【0055】<耐光性評価法>JIS K6772に準
拠して評価(400時間)を行い、グレースケールで4
級以上であるものを「○」、3級であるものを「△」、
2級以下であるものを「×」とした。
【0056】<耐油性評価法>各フロアーマットの表面
にガソリンを5mL付着させて10分間放置した後、ガ
ソリンを拭き取り、フロアーマット表面を観察して、表
皮層が溶解する等して表皮層の形態等に変化が生じてい
たものを「×」、変化が全くなかったものを「○」とし
た。
【0057】<耐摩耗性評価法>JASO M403−
83.6.11.2(3)C法に準拠して耐摩耗性の評
価を行い、その評価が4級以上であるものを「○」、3
級であるものを「△」、2級以下であるものを「×」と
した。なお、前記「JASO」とは、社団法人自動車技
術会が昭和58年3月17日に制定した自動車規格であ
り、「JASOM403−83」はシート表皮材用布材
料の試験方法に関するものである。
【0058】<敷設安定性(剛軟度)評価法>JIS
L1096に準拠して測定された剛軟度が500mmを
超えるものを「×」、350〜500であるものを
「△」、剛軟度が350mm未満であるものを「○」と
した。
【0059】<クラック発生防止性評価法>各フロアー
マットに対して屈曲変形を10000回繰り返した後、
表皮層におけるクラック発生の有無を調べ、クラック発
生が顕著であるものを「×」、クラック発生がある程度
認められるものを「△」、クラック発生が殆ど認められ
ないものを「○」、クラック発生が全く認められないも
のを「◎」とした。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】この発明の実施例1〜6の自動車用フロア
ーマットは、各層がいずれも化学構造中にハロゲンを有
しない樹脂で構成されているので、燃焼時の有毒ガスの
発生が少なく環境保全に貢献できるのは勿論のこと、表
1から明らかなように軽量性、衛生性、表面品質(成形
加工性)、耐光性、耐油性、耐摩耗性、敷設安定性、ク
ラック発生防止性のいずれにも優れていた。
【0063】これに対し、主にポリ塩化ビニル樹脂で構
成されている比較例1のマットは、燃焼時に有毒ガスを
発生するので環境保全の要請に対応できないばかりか、
クラック発生防止性及び耐油性にも劣っていた。また、
表皮層がウレタン系熱可塑性エラストマーで構成されて
いる比較例2のマットは、耐光性に劣っており黄変も顕
著であった。また、表皮層がオレフィン系樹脂/スチレ
ン系樹脂混合樹脂で構成された比較例3のマットは、耐
油性に劣っていた。また、加硫ゴムからなる比較例4の
マットは、重量が大きく軽量性に劣っていた。更に、パ
イルが表面にタフトされた比較例5のマットは、衛生性
に劣っていた。
【0064】
【発明の効果】この発明の自動車用フロアーマットは、
表皮層がその表面に立毛を有しないものに構成されてい
るから、表皮層にゴミ、埃等の汚れが付着しにくく、付
着したとしても汚れの清掃除去が容易であると共に、ダ
ニ等の害虫の発生も防止できて、非常に衛生的である。
また、表皮層がポリエステル系熱可塑性樹脂で構成され
ているので、軽量であり、耐光性、耐油性、耐摩耗性及
び耐擦傷性に優れると共に、マットに湾曲等の変形が繰
り返し行われても表層にクラックが発生し難く表面耐久
性に優れている。このように耐油性に優れているので、
ガソリンやオイル等の油成分が付着してもこれに溶解す
る等の問題は生じないし、裏打樹脂層に例えばオイル成
分が添加された樹脂が用いられても、表皮層が移行オイ
ル成分によって膨潤することがないので、この場合でも
マットに反りを生じない。更に、マットが化学構造中に
ハロゲンを有しない樹脂で構成されているので、燃焼時
の有毒ガスの発生が少なく環境保全に十分に貢献でき
る。
【0065】表皮層を構成するポリエステル系熱可塑性
樹脂としてポリエステル系熱可塑性エラストマーが用い
られている場合には、硬さ感のない良好な足踏み感が得
られると共に、マットに湾曲、屈曲等の変形が繰り返さ
れた際の表層におけるクラック発生を一層効果的に防止
することができる。
【0066】表皮層を構成するポリエステル系熱可塑性
樹脂として、ポリエステル系熱可塑性エラストマーと非
晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いられてい
る場合には、良好な足踏み感が得られ、マットに湾曲、
屈曲等の変形が繰り返された際の表層におけるクラック
発生を一層効果的に防止できると共に、成形加工性を顕
著に向上できて厚さが均一でフローマーク等の不良個所
のない表面品質に優れたマットを提供できる。
【0067】ポリエステル系熱可塑性エラストマー/非
晶性ポリエステル樹脂の混合重量比が99/1〜50/
50の範囲にある場合には、足踏み感および湾曲時のク
ラック発生防止性を更に向上させつつ、表面品質を一層
向上させることができる。
【0068】非晶性ポリエステル樹脂として、エチレン
グリコール及びシクロヘキサンジメタノールからなるア
ルコール成分と、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸
からなる酸成分とを反応させて得られる共重合ポリエス
テル樹脂が用いられている場合には、成形加工性を一層
向上させることができるので表面品質をさらに向上でき
る利点がある。
【0069】また、表皮層を構成するポリエステル系熱
可塑性樹脂として、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーと結晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いら
れている場合には、良好な足踏み感が得られ、マットに
湾曲、屈曲等の変形が繰り返された際の表層におけるク
ラック発生を一層効果的に防止できると共に、耐熱性、
耐摩耗性を一層向上させることができる。
【0070】表皮層の下面側に繊維布帛層が積層され、
該繊維布帛層の下面側に裏打樹脂層が積層一体化されて
いる場合には、表皮層と裏打樹脂層の接着力を向上でき
るので、マットの耐久性を顕著に向上させることができ
る。
【0071】表皮層より下の層もポリエステル系熱可塑
性樹脂で構成されている場合には、リサイクル性に優れ
たものとなり、資源の有効活用という社会的要請にも十
分に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動車用フロアー
マットの一部を拡大して示す斜視図である。
【図2】同じく裏面側から見た平面図である。
【図3】図2におけるA−A線の断面図である。
【符号の説明】
1…自動車用フロアーマット 2…表皮層 3…繊維布帛層 4…裏打樹脂層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月23日(2001.8.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】<実施例4>レザー材の表面にウレタン系
表面処理剤を塗布しないものとした以外は、実施例
同様にして自動車用フロアーマットを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 雅幸 大阪市中央区瓦町3丁目2番9号 株式会 社明成商会内 (72)発明者 石井原 耕一 大阪府泉南市樽井6丁目29番1号 東洋ク ロス株式会社内 (72)発明者 松山 仁志 奈良県香芝市尼寺408 永大化工株式会社 内 Fターム(参考) 3B088 FA01 FA02 FB03 FB04 FB05 FC01 4F100 AJ06 AK01B AK41A AK41B AK42A AK42J AK51 AK73 AK75 AL01A AL05A AL09A BA02 BA03 BA04 BA10A BA10B CA13 CA19 CB00 DD01 DG12C GB33 HB21 JA11A JA12A JB07 JB16A JB16B JJ03 JK09 JK11 JK14 JL00 JL01 JL03 JL04 JL06 JL16 YY00A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮層がその表面に立毛を有しないもの
    に構成されると共に、少なくとも表皮層がポリエステル
    系熱可塑性樹脂で構成され、該表皮層より下の層が化学
    構造中にハロゲンを有しない樹脂で構成されていること
    を特徴とする自動車用フロアーマット。
  2. 【請求項2】 前記表皮層を構成するポリエステル系熱
    可塑性樹脂としてポリエステル系熱可塑性エラストマー
    が用いられている請求項1に記載の自動車用フロアーマ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記表皮層を構成するポリエステル系熱
    可塑性樹脂として、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
    ーと非晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いら
    れている請求項1に記載の自動車用フロアーマット。
  4. 【請求項4】 前記ポリエステル系熱可塑性エラストマ
    ー/非晶性ポリエステル樹脂の混合重量比が99/1〜
    50/50の範囲にある請求項3に記載の自動車用フロ
    アーマット。
  5. 【請求項5】 前記非晶性ポリエステル樹脂として、エ
    チレングリコール及びシクロヘキサンジメタノールから
    なるアルコール成分と、テレフタル酸及び/又はイソフ
    タル酸からなる酸成分とを反応させて得られる共重合ポ
    リエステル樹脂が用いられている請求項3または4に記
    載の自動車用フロアーマット。
  6. 【請求項6】 前記表皮層を構成するポリエステル系熱
    可塑性樹脂として、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
    ーと結晶性ポリエステル樹脂が混合された樹脂が用いら
    れている請求項1に記載の自動車用フロアーマット。
  7. 【請求項7】 前記表皮層の下面側に繊維布帛層が積層
    され、該繊維布帛層の下面側に裏打樹脂層が積層一体化
    されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動車
    用フロアーマット。
  8. 【請求項8】 前記表皮層より下の層もポリエステル系
    熱可塑性樹脂で構成されている請求項1〜7のいずれか
    1項に記載の自動車用フロアーマット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106004606A (zh) * 2016-08-10 2016-10-12 广德天运新技术股份有限公司 一种带有防虫蛀功能的汽车脚垫
JP2019123222A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 ヨンイル カンパニー リミテッド リサイクル可能な環境にやさしい積層織物
WO2024041914A1 (en) * 2022-08-23 2024-02-29 Autoneum Management Ag Abrasion resistant pad for an automotive flooring system

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