JP2003023262A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003023262A
JP2003023262A JP2001205980A JP2001205980A JP2003023262A JP 2003023262 A JP2003023262 A JP 2003023262A JP 2001205980 A JP2001205980 A JP 2001205980A JP 2001205980 A JP2001205980 A JP 2001205980A JP 2003023262 A JP2003023262 A JP 2003023262A
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JP
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cabinet
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button
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exterior
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Application number
JP2001205980A
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English (en)
Inventor
Sakae Imaizumi
栄 今泉
Shizuo Arai
静夫 新井
Hideaki Takiguchi
秀明 滝口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装キャビネットが着脱できる電子機器にお
いて、簡単な機構で外装着脱できるようにするととも
に、脱落を有効に防止すること。 【解決手段】 本発明は、本体キャビネット10に対し
てフロント外装キャビネット20が着脱自在に装着され
る電子機器1であり、フロント外装キャビネット20に
設けられ、本体キャビネット10に対する着脱の際の支
点となる引っ掛け爪22および切り欠き23から成る支
点部と、フロント外装キャビネット20が本体キャビネ
ット10に装着された状態でフロント外装キャビネット
20の支点部が本体キャビネット10から脱落するのを
防止するサイドキャビネット30とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体キャビネット
に対して外装キャビネットを着脱自在に装着できる電子
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラなどの電子機器に
おいては、通常、レンズ、CCD撮像素子、その他の電
子回路が本体キャビネットに収納され、この本体キャビ
ネットに化粧用の外装キャビネットが取り付けられてい
る。
【0003】外装キャビネットは、本体キャビネット内
に内部構造物を固定した後、本体キャビネットにネジや
溶着、爪方式で固定される。通常、電子機器に故障があ
った場合、ユーザが中を開けると他の部分を壊す恐れが
あるため、メーカでは勧めていない。
【0004】ところが、最近では、ユーザの個性が強く
なり、自分の好みに合ったセットを望むようになってき
ている。その一つとして、外装キャビネットをユーザ自
ら交換できるようにしておき、種々の色や柄の外装を楽
しむことができるようにした電子機器も登場している。
【0005】ここで、ユーザ自らが外装キャビネットを
交換できるようにするためには、交換作業を簡単にして
おく必要がある。図7は、従来の電子機器を説明する斜
視図である。この電子機器では、本体キャビネット10
に対して着脱自在にフロント外装キャビネット20を取
り付けるため、ネジによってフロント外装キャビネット
20を固定できるようになっている。
【0006】すなわち、4つのネジによってフロント外
装キャビネット20を本体キャビネット10に固定し、
交換のときはこの4つのネジを外してフロント外装キャ
ビネット20を好みのものに付け替え、再度4つのネジ
を締めるようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子機器においては次のような問題がある。すなわ
ち、ユーザは自分の好みに応じて外装キャビネットを交
換することはできるが、外装キャビネットが複数本のネ
ジによって固定されているため、付け替えにはネジを回
すためのドライバー等の工具が必要となる。ネジによる
固定は、強固に取り付けられるものの、ドライバー等の
工具が必要となるとともに、付け替えに手間がかかる。
【0008】また、外装キャビネットと本体キャビネッ
トとを爪と孔との嵌合によって着脱自在に取り付けるこ
とも考えられるが、付け替え作業は簡単になるものの、
誤って外装キャビネットが脱落してしまう恐れがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、本体キャビネットに対して外装キャビネットが
着脱自在に装着される電子機器であり、外装キャビネッ
トに設けられ、本体キャビネットに対する着脱の際の支
点となる支点部と、外装キャビネットが本体キャビネッ
トに装着された状態で外装キャビネットの支点部が本体
キャビネットから脱落するのを防止する保護キャビネッ
トとを備えている。
【0010】このような本発明では、外装キャビネット
が本体キャビネットに対して着脱自在に取り付けられる
構成において、外装キャビネットが本体キャビネットに
装着された状態で、外装キャビネットの支点部が保護キ
ャビネットにより固定されているため、誤って支点部と
反対側が外れても支点部側が本体キャビネットから外れ
ることがなくなり、外装キャビネットの脱落を防止でき
るようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本実施形態を説明する斜視
図で、(a)は分解図、(b)は部分拡大図ある。この
実施形態では、電子機器1としてデジタルスチルカメラ
を例としている。
【0012】図1(a)に示すように、本実施形態の電
子機器1においては、本体キャビネット10内にレンズ
L等の光学系やCCD等の撮像素子、その他の電子回路
が収納されており、この本体キャビネット10にフロン
ト外装キャビネット20、リア外装キャビネット31、
サイドキャビネット30、外周キャビネット40を被せ
ることで外観が構成されている。
【0013】この電子機器1では、本体キャビネット1
0の背面側にリア外装キャビネット31がネジや溶着に
よって固定され、本体キャビネット10の上面から一方
の側面、下面にかけて外周キャビネット40がネジや溶
着によって固定される。
【0014】また、本体キャビネット10の他方の側面
には蓄電池等のバッテリーを収納する開口が設けられて
おり、この開口を塞ぐようにサイドキャビネット30が
バッテリー蓋として着脱自在に取り付けられる。
【0015】さらに、本実施形態の電子機器1では、本
体キャビネット10の正面に、フロント外装キャビネッ
ト20が着脱自在に取り付けられる。フロント外装キャ
ビネット20には、本体キャビネット10側に設けられ
たレンズLと対応する位置に開口A1や、フラッシュラ
イト用の窓M1、ファインダー用の窓M2が設けられて
いる。
【0016】また、フロント外装キャビネット20の一
方端には引っ掛け爪22と切り欠き23とから成る支点
部が形成されており、フロント外装キャビネット20を
装着する際、引っ掛け爪22を本体キャビネット10の
側面に設けられた孔12に挿入し、切り欠き23を外周
キャビネット40内側のバッテリー収納用開口付近に設
けられた凸部13に嵌合することで、これらが支点とな
ってフロント外装キャビネット20を本体キャビネット
10に取り付けることができる。
【0017】フロント外装キャビネット20を装着する
と、フロント外装キャビネット20の上側縁と下側縁と
が、本体キャビネット10と外周キャビネット40との
隙間に入り込む状態となる。
【0018】また、図1(b)に示すように、フロント
外装キャビネット20の支点部とは反対側の側面縁には
孔21が設けられており、外周キャビネット40に設け
られた爪50bの先端を嵌合できるようになっている。
【0019】つまり、フロント外装キャビネット20を
装着するには、引っ掛け爪22を孔12に引っ掛けると
ともに、切り欠き23を凸部13に合わせ、これらを支
点としてフロント外装キャビネット20の支点と反対側
を本体キャビネット10側へ閉じるように押す。そし
て、爪50bを孔21に嵌合することで装着が完了す
る。この爪50bの先端が孔21に引っ掛かることで、
フロント外装キャビネット20の装着状態は保持され
る。
【0020】一方、フロント外装キャビネット20を取
り外す場合は、爪50bを連結されているボタン50a
を押す操作を行う。ボタン50aの押し込みによって爪
50bが内側に引っ込み、爪50bの先端が孔21から
外れる。この状態でフロント外装キャビネット20の孔
21側を引くと支点部を中心としてフロント外装キャビ
ネット20の孔21側が開くように外れる。なお、ボタ
ン50aの操作は押し込み以外にもスライドや引っぱり
であってもよい。
【0021】支点部を中心にフロント外装キャビネット
20が開くように外れた後は、切り欠き23の開口方向
へスライドさせることで切り欠き23が凸部13から外
れるとともに引っ掛け爪22が孔12から外れ、フロン
ト外装キャビネット20を本体キャビネット10から取
り外すことができる。
【0022】また、本実施形態では、フロント外装キャ
ビネット20が装着された状態で、サイドキャビネット
30を本体キャビネット10の側面(バッテリー収納用
開口)に取り付けることで、フロント外装キャビネット
20の支点部、すなわち引っ掛け爪22および切り欠き
23が各々の嵌め込み方向へ移動できなくなるよう固定
される。つまり、サイドキャビネット30が保護キャビ
ネットとなっている。
【0023】図1に示す例では、フロント外装キャビネ
ット20を装着した後、サイドキャビネット30を取り
付けると、サイドキャビネット30がフロント外装キャ
ビネット20の切り欠き23側の縁より外側に被せられ
る状態となり、切り欠き23および引っ掛け爪22が外
れる方向を固定できる。
【0024】このようにサイドキャビネット30が取り
付けられることで、誤ってボタン50aが押されてしま
い、爪50bが孔21から外れてしまっても、支点部側
がサイドキャビネット30によって固定されており、フ
ロント外装キャビネット20が本体キャビネット10か
ら脱落してしまうトラブルを防止できるようになる。
【0025】なお、脱落防止の観点から、ボタン50a
の押下を禁止するロック機構を設けることも考えられる
が、サイドキャビネット30を利用することにより、ロ
ックのし忘れや、フロント外装キャビネット20が取り
外されている状態でロック機構を働かせてしまった場合
に爪50bが移動できず、フロント外装キャビネット2
0の装着ができなくなるなどの問題を起こすことがなく
なり、必要最小限の取り付け作業で確実に脱落防止を図
ることが可能となる。また、別途ロック機構を設ける必
要がないため、シンプルな外装を構成できるようにな
る。
【0026】着脱自在のフロント外装キャビネット20
としては、例えば色違い(シルバー、黒、青、赤、黄、
各メタリック、半透明(クリアー)など)や、模様違い
(縞模様、迷彩柄、ヒョウ柄など)や、表面に任意で写
真等を入れられるものであってもよい。これにより、ユ
ーザは自分の好みに合った外観を楽しむことができる。
【0027】次に、フロント外装キャビネットの着脱動
作を具体的に説明する。図2は、取り外し動作を説明す
る斜視図である。先ず、図2(a)に示すように、バッ
テリー蓋となっているサイドキャビネット30を矢印A
に示すように正面側にスライドさせる。
【0028】次に、サイドキャビネット30の正面端を
矢印Bに示す方向へ開く。これにより、図2(b)に示
すようサイドキャビネット30の正面端が開く状態とな
る。通常の電池交換では、このようにサイドキャビネッ
ト30を開くことで、内部に電池を収納したり、内部か
ら電池を取り出すことができる。
【0029】次に、矢印Cに示すようにボタン50aを
押すことで爪が外れ、この状態でフロント外装キャビネ
ット20を矢印Dに示すように開く。そして、図2
(c)に示す矢印Eの方向へフロント外装キャビネット
20をスライドさせる。サイドキャビネット30が外れ
ているため、引っ掛け爪22および切り欠き23が本体
キャビネット10側から外れ、フロント外装キャビネッ
ト20を取り外すことができる。
【0030】次に、図3に沿ってフロント外装キャビネ
ットの取り付け動作を説明する。先ず、図3(a)に示
すように、フロント外装キャビネット20を矢印Fに示
す方向へスライドさせて、引っ掛け爪22および切り欠
き23を本体キャビネット10側に取り付ける。
【0031】次いで、図3(b)の矢印Gに示すよう
に、フロント外装キャビネット20を、先の引っ掛け爪
22および切り欠き23を支点として閉めるようにす
る。これにより、フロント外装キャビネット20の支点
と反対側が爪50bによって固定される。
【0032】その後、図3(c)に示すように、サイド
キャビネット30を矢印Hに示す方向へ閉め、矢印Iに
示す方向へスライドさせる。これによりサイドキャビネ
ット30が嵌め込まれ、フロント外装キャビネット20
の支点側がサイドキャビネット30によって固定される
状態となる。
【0033】サイドキャビネット30をバッテリー蓋と
兼用することで、通常のバッテリー交換の動作を用いて
フロント外装キャビネット20の交換作業を行うことが
できるようになる。
【0034】図4は、サイドキャビネットの他の着脱を
説明する斜視図である。図4(a)はサイドキャビネッ
ト30の取り外しを説明する図で、先に示す例とは異な
り、矢印Kに示す方向へサイドキャビネット30をスラ
イドさせ、その後、下端を矢印Jに示す方向へ開くよう
にする。
【0035】また、図4(b)はサイドキャビネット3
0の取り付けを説明する図で、先ず、矢印Mに示す方向
へサイドキャビネット30を押し付け、この状態で矢印
Lに示す方向へスライドさせることでサイドキャビネッ
ト30を固定する。
【0036】サイドキャビネット30の取り付けは、種
々のものが考えられ、いずれの方法で取り付けても、フ
ロント外装キャビネット20の支点部を固定できるよう
になっていればよい。
【0037】次に、本発明の他の本実施形態を説明す
る。図5は他の実施形態(その1)を説明する図、図6
は他の実施形態(その2)を説明する図である。いずれ
の実施形態でも、サイドキャビネット30を取り付ける
ことで、ボタン50aの動作を固定できるリンク機構を
備えている点に特徴がある。
【0038】先ず、図5に示す例を説明する。この電子
機器1における外周キャビネット40には、先に説明し
たようなフロント外装キャビネット20を取り外す際に
押されるボタン50aと、フロント外装キャビネット2
0を装着した際に孔21と嵌合される爪50bが設けら
れている。
【0039】図5に示す例では、ボタン50aおよび爪
50bと連結しているリンク60が設けられており、外
周キャビネット40の底部内側に沿ってボタン50aと
反対側まで延設されている。
【0040】このリンク60は、サイドキャビネット3
0が取り付けられた状態で、ボタン50aおよび爪50
bの動きを固定するものである。この動作を図5
(b)、(c)に基づき説明する。図5(b)、(c)
は、(a)のZ方向矢視断面図で、(b)はサイドキャ
ビネットが外れている状態、(c)はサイドキャビネッ
トが付いている状態である。
【0041】図5(b)に示すように、ボタン50aお
よび爪50bと連結するリンク60は、ボタン50aと
反対側まで延設され、その先端部60aがキャビネット
から外側に突出する状態となっている。サイドキャビネ
ットが外れている状態では、ボタン50aを押すことに
よりリンク60および爪50bが押し込まれ、爪50b
の先端がフロント外装キャビネット20の孔21から外
れてフロント外装キャビネット20を取り外すことがで
きるようになる。
【0042】なお、爪50bの根本は、外周キャビネッ
ト40の内面に固定されており、爪50bがモールドバ
ネの役目をしてボタン50aに力が加わらないときはボ
タン50aおよびリンク60を押し戻すようになってい
る。
【0043】図5(c)に示すように、フロント外装キ
ャビネット20が装着され、爪50bの先端がフロント
外装キャビネット20の孔21に嵌合されている状態
で、サイドキャビネット30が取り付けられると、サイ
ドキャビネット30によってリンク60の先端部60a
が押し込まれる状態となる。
【0044】先端部60aが押し込まれると、その力が
リンク60を介してボタン50aおよび爪50bに伝わ
り、ボタン50aの押し込み動作を固定できる状態とな
る。このようにサイドキャビネット30が取り付けられ
た状態では、ボタン50aを押そうとしてもリンク60
の固定によって押し込むことができず、爪50bが孔2
1から外れることがなくなる。つまり、サイドキャビネ
ット30が装着されているとボタン50aの動きが固定
され、誤ってボタン50aに力が加わってもフロント外
装キャビネット20のボタン50a側が外れてしまうこ
とを防止できるようになる。
【0045】図6に示す例では、ボタン50aおよび爪
50bの動きを規制するためのリンク60がコイルバネ
61によって付勢されている点に特徴がある。すなわ
ち、この電子機器1における外周キャビネット40に
は、先に説明したようなフロント外装キャビネット20
を取り外す際に押されるボタン50aと、フロント外装
キャビネット20を装着した際に孔21と嵌合される爪
50bが設けられている。
【0046】リンク60は、ボタン50aおよび爪50
bと連結しており、外周キャビネット40の底部内側に
沿ってボタン50aと反対側まで延設されている。ま
た、リンク60の途中にはコイルバネ61による付勢部
分が設けられており、ボタン50aを突出させる方向へ
力を加えている。
【0047】図6(b)、(c)は、(a)のZ方向矢
視断面図で、(b)はサイドキャビネットが外れている
状態、(c)はサイドキャビネットが付いている状態で
ある。図6(b)に示すように、ボタン50aおよび爪
50bと連結するリンク60は、ボタン50aと反対側
まで延設され、その先端部60aがキャビネットから外
側に突出する状態となっている。
【0048】サイドキャビネットが外れている状態で
は、コイルバネ61の付勢によって突出しているボタン
50aを押すことにより、リンク60および爪50bが
押し込まれ、爪50bの先端がフロント外装キャビネッ
ト20の孔21から外れてフロント外装キャビネット2
0を取り外すことができるようになる。
【0049】図6(c)に示すように、フロント外装キ
ャビネット20が装着され、爪50bの先端がフロント
外装キャビネット20の孔21に嵌合されている状態
で、サイドキャビネット30が取り付けられると、サイ
ドキャビネット30によってリンク60の先端部60a
が押し込まれる状態となる。
【0050】先端部60aが押し込まれると、その力が
コイルバネ61による付勢力に打ち勝ってリンク60を
介してボタン50aおよび爪50bに伝わり、ボタン5
0aの押し込み動作を固定できる状態となる。
【0051】このようにサイドキャビネット30が取り
付けられた状態では、ボタン50aを押そうとしてもリ
ンク60の固定によって押し込むことができず、爪50
bが孔21から外れることがなくなる。つまり、サイド
キャビネット30が装着されているとボタン50aの動
きが固定され、誤ってボタン50aに力が加わってもフ
ロント外装キャビネット20のボタン50a側が外れて
しまうことを防止できるようになる。
【0052】図5および図6で示す例のように、ボタン
50aのロック機構としてサイドキャビネット30を取
り付けることで連動するリンク60を設けることによ
り、ボタン50aの動きを独立して固定するロック機構
のようなロックのし忘れを起こすことがなくなるととも
に、外装上もシンプルな構成にすることが可能となる。
【0053】なお、上記説明したリンク60としては板
状のものを用いているが、棒状や他のリンク機構を用い
たものであってもサイドキャビネット30の取り付けに
よってボタン50aの動きを固定できるものであればど
のような構成であってもよい。
【0054】また、本実施形態では電子機器としてデジ
タルスチルカメラを例に説明したが、本発明はこれに限
定されず、他の電子機器であっても同様である。また、
着脱できる外装キャビネットとしてフロント外装キャビ
ネット20を例としてが、他の外装キャビネットの着脱
であってもよい。さらに、着脱できる外装キャビネット
の支点部を固定する保護キャビネットとしてサイドキャ
ビネットを用いたが、他のキャビネットを利用するよう
にしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、外装キャビネットが着
脱できる電子機器において、装着した外装キャビネット
の支点部が保護キャビネットで固定されているため、誤
って外装キャビネットが脱落してしまうことを防止でき
るようになる。これにより、ネジを使うことなく簡単な
嵌め込みによって、外装キャビネットをユーザの好みに
付け替えることができるとともに、脱落の心配もなく安
心して使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明する斜視図である。
【図2】フロント外装キャビネットの取り外し動作を説
明する斜視図である。
【図3】フロント外装キャビネットの取り付け動作を説
明する斜視図である。
【図4】サイドキャビネットの着脱を説明する斜視図で
ある。
【図5】他の実施形態(その1)を説明する斜視図であ
る。
【図6】他の実施形態(その2)を説明する斜視図であ
る。
【図7】従来例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…電子機器、10…本体キャビネット、20…フロン
ト外装キャビネット、21…孔、22…引っ掛け爪、2
3…切り欠き、30…サイドキャビネット、31…リア
外装キャビネット、40…外周キャビネット、50a…
ボタン、50b…爪、60…リンク、60a…先端部、
61…コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 秀明 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 ソ ニーエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2H100 AA16 AA41 CC07 DD03 4E360 AB06 AB08 AB14 BD02 EA13 EC12 ED03 ED12 ED16 ED23 ED28 GA04 GA07 GA44 GA50 GB01 5C022 AA13 AC42 AC63 AC77

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体キャビネットに対して外装キャビネ
    ットが着脱自在に装着される電子機器において、 前記外装キャビネットに設けられ、前記本体キャビネッ
    トに対する着脱の際の支点となる支点部と、 前記外装キャビネットが前記本体キャビネットに装着さ
    れた状態で前記外装キャビネットの支点部が前記本体キ
    ャビネットから脱落するのを防止する保護キャビネット
    とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記保護キャビネットは、バッテリー蓋
    と兼用となっていることを特徴とする請求項1記載の電
    子機器。
  3. 【請求項3】 前記本体キャビネットに装着された前記
    外装キャビネットを取り外す際に操作されるボタンと、 前記保護キャビネットの取り付けにより、前記ボタンの
    動きを固定するリンクとを備えていることを特徴とする
    請求項1記載の電子機器。
JP2001205980A 2001-07-06 2001-07-06 電子機器 Pending JP2003023262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100435022C (zh) * 2003-09-11 2008-11-19 佳能株式会社 电子仪器

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CN100435022C (zh) * 2003-09-11 2008-11-19 佳能株式会社 电子仪器
US7525596B2 (en) 2003-09-11 2009-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Camera including first, second and third exterior members defining the exterior thereof

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